JP3184442U - リニアガイドウェイ用ボール保持器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のボールを保持しながら滑らかに回転させることができるリニアガイドウェイ用ボール保持器を提供する。
【解決手段】複数の保持ブロック10が各々対向するよう前後方向に沿って間隔をおいて配列され、各保持ブロックの両側に各々連結部材が設けられ、各保持ブロックの左右両側に各々第一位置決め部材11が設けられ、これら第一位置決め部材間に第二位置決め部材12が設けられ、各第一位置決め部材に前後に各々相対するよう凹弧状の第一保持面111が設けられ、第一保持面にボールと点接触になる第一凸形構造112が凸設され、第二位置決め部材に前後に各々相対させた凹弧状の第二保持面121が設けられ、第二保持面にボールと点接触になるための第二凸形構造122が凸設され、前記連結部材と前後に隣り合う2つの保持ブロック間にボール収容のための収容空間が形成される。
【選択図】図3

Description

本考案は、特にリニアガイドウェイに複数のボールを保持するためのボール保持器に関するものである。
ボール保持器とは、複数のボールを、リニアガイドウェイにおいて衝突しないように、それぞれ所定の間隔をおいて保持する保持部材であり、この保持部材によるボールの回転効果に優れ、リニアガイドウェイの使用寿命を延長するものである。
従来のリニアガイドウェイ用保持器には、日本特開平5−52217の「ボールの保持部材及びリニア運動ガイド装置」(以下、文献1と称す)などを有し、その文献1の図2に示した実施例には、2つ連結部材が平行に配置され、連結部材の間に複数のボールが間隔をおいて装着されると共に、ボールの間にそれぞれ、保持面がボールと接触することによりボールを保持する保持ブロックが設置され、該各保持ブロックの前後面に凹弧状の保持面が凹設される。
さらに、もう一つの従来のリニアガイドウェイ用保持器には、米国特許第6364086号の「回転部材の保持器」(以下、文献2と称す)が掲示され、その文献2の図1に示した実施例には、2つ連結部材が平行に配置され、それら連結部材の間に複数のボールが間隔をおいて装着され、該ボールの間にそれぞれ保持ブロックが設置され、該各保持ブロックの前後面にそれぞれ、細長状を呈し、ボールに向かって保持面が形成され、この保持面によりボールと接触してボールを保持する、1対の止め爪が設けられ、各対の止め爪はそれぞれ、左右に間隔をおきつつ上下方向に延出される。
また、文献2の図3乃至図5における保持器の実施例においては、保持ブロックに2つの相対する保持部材が設置され、該各保持部材は、円盤状を呈し、ボール側に保持面が凹設され、該保持面がボールと接触することによりボールを保持する。
しかしながら、上述した文献1の保持ブロックは、保持面がボールと接触しているが、この接触面積が広く摩擦力が大きいことから、ボールが滑らかに回転出来ないと共に、騒音などの問題も発生するという問題があった。
また、文献2の各実施例の保持ブロックも、保持面がボールと接触しているが、ボールとの接触面積が大きく摩擦力が増え、更に、保持面がボールと隙間なく接触していることから、接触面に潤滑油が流入しにくいので、ボールが滑らかに回転出来ないという問題があった。
更に、文献2の図1に示した実施例において、細長状の止め爪がボールと接触する保持面は小面積のため摩擦力を減少することが出来るが、その接触面積は幾つか減少してもまた面で接触することである。故に、保持ブロックの保持面に潤滑油が流入しにくいので、ボールが滑らかに回転出来ないという問題があった。
本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器は、複数の保持ブロックがそれぞれ対向するように、前後方向に沿って間隔をおいて配列され、これらの保持ブロックの両側にそれぞれ連結部材が設けられ、前記各保持ブロックの左右両側にそれぞれ第一位置決め部材が設けられ、これらの第一位置決め部材の間に第二位置決め部材が設けられ、更に、前記各第一位置決め部材に、前後にそれぞれ相対するように凹弧状の第一保持面が設けられ、該第一保持面にボールと点接触になるための第一凸形構造が凸設され、前記第二位置決め部材に、前後にそれぞれ相対するように凹弧状の第二保持面が設けられ、該第二保持面にボールと点接触になるための第二凸形構造が凸設され、また、前記連結部材は平行に配列され、その内側面における、前後において隣り合う2つの保持ブロックの間と対応する位置に凹弧面が形成され、該凹弧面と前後において隣り合う2つの保持ブロックの間にボールを収容するための収容空間が形成されるものである。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一位置決め部材は、相対するように上方に向かって延設される1対の第一爪部を備え、前記第二位置決め部材は、相対するように下方に向かって延設される1対の第二爪部を備えることが好ましい。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一爪部は、外端が内端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となり、前記第二爪部は、下端が上端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となることが好ましい。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一位置決め部材は、相対するように設けられる1対の第一爪部を備え、その内、一方の第一爪部が上方に向かって延設され、他方の第一爪部が下方に向かって延設され、前記第二位置決め部材は、相対するように設けられる1対の第二爪部を備え、その内一方の第二爪部が下方に向かって延設され、他方の第二爪部が上方に向かって延設され、また、左右に隣接する第一爪部及び第二爪部は、反対の方向となることが好ましい。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一爪部は、外端が内端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となり、下方に位置する前記第二爪部は、下端が上端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となると共に、上方に位置する前記第二爪部は、上端が下端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となることが好ましい。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一保持面と第一凸形構造との間に段差を有することにより蓄油空間が形成されると共に、第二保持面と第二凸形構造との間に段差を有することにより蓄油空間が形成されることが好ましい。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一凸形構造と第二凸形構造は、円環状を呈するように配列されるリブであることが好ましい。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一凸形構造及び第二凸形構造が上下方向に沿って配置されるリブであることが好ましい。
また、かかるリニアガイドウェイ用ボール保持器において、前記第一凸形構造及び第二凸形構造は、凸点であることが好ましい。
本考案は上記の構成を有することから、以下の効果を奏することができる。
1. 摩擦力の減少:保持ブロックの凸形構造によるボールと接触すると、保持ブロックとボールとが点接触となるので、接触面積を大幅に縮小させることができ、それにより摩擦力も減少させることが出来る。
2. ボールの脱落防止:各爪部をボールの周りを囲むようなカーブ状となると共に、左右に隣り合った爪部がそれぞれ上方または下方、つまり、反対の方向に向かって延設されることから、各保持ブロックの爪部によるボールの周りを囲みながらボールを保持して脱落を防止する。
3. 潤滑性の向上:凸形構造が凹弧状の保持面に凸設され、該凸形構造と保持面との間に段差が形成されることから、凸形構造がボールと接触すると、保持面とボールとの間に潤滑油を流し込むための蓄油空間が形成され、該各蓄油空間はそれぞれ連通することから、ボールが回転する時、潤滑油がそれらの空間に自然に流れ込むので、ボールを滑らかに回転させることが出来る。
4. ボールの位置ずれ防止:湾曲状のリブである第一凸形構造及び第二凸形構造が円環状に配列されることから、ボールが回転する時、ボールを収容空間の中心に位置決めることができるので、ボールの位置ずれを防止することができる。
本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例の部分上視斜視図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例の部分下視斜視図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例における保持ブロック及び連結部材のす部分斜視図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例の部分側面断面図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例の部分平面断面図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例において、潤滑油を蓄油空間に注入する方向を示す説明図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第二実施例における他の保持ブロック及び連結部材の部分斜視図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第三実施例の部分上視斜視図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第三実施例の部分下視斜視図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第三実施例の部分側面断面図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第三実施例の部分平面断面図である。 本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第四実施例における保持ブロック及び連結部材の部分斜視図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1乃至図3に示すように、本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例は、複数の保持ブロック10がそれぞれ対向するように、前後方向に沿って間隔をおいて配列され、これらの保持ブロック10の両側にそれぞれ連結部材20が設けられ、この2本の連結部材20と、対向する2つの保持ブロック10との間にボール30が回転自在に嵌合される。
前記保持ブロック10の左右両側にそれぞれ第一位置決め部材11が設けられ、これらの第一位置決め部材11の間に第二位置決め部材12が設けられる。
図3乃至図6に示すように、前記保持ブロック10の各第一位置決め部材11は、1対の第一爪部110を備え、これらの第一爪部110は、相対するように上方に向かって延設されると共に、該第一爪部110の厚さは、外側から内側へ行くにつれて薄くなり(図4の如く)、つまり、外側の厚さT1は、内側の厚さT2より厚くなる。この構成によれば、該第一爪部110の外端が内端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となる。
さらに、前記第一爪部110のボール30側に、ボール30の形状と対応する凹弧状の第一保持面111が設けられ、該第一保持面111に第一凸形構造112が凸設される。尚、本実施例において第一凸形構造112は、湾曲状のリブである。
前記第二位置決め部材12は、左右両側の第一位置決め部材11に連結されると共に、1対の第二爪部120を備え、これらの第二爪部120は、相対するように下方に向かって延設され、該第二爪部120の厚さは、下側から上側へ行く次第に薄くなる(図4の如く)。
つまり、下側の厚さT3は、上側の厚さT4より厚くなることから、該第二爪部120における下端が上端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となる。
さらに、前記第二爪部120のボール30側にボール30の形状と対応する凹弧状の第二保持面121が設けられ、該第二保持面121に第二凸形構造122が凸設される。尚、本実施例において第二凸形構造122は、湾曲状のリブである。
一方、図3に示すように、前記湾曲状の第一凸形構造112と第二凸形構造122は、円環状を呈するように配列され、つまり、この第一凸形構造112と第二凸形構造122は、円環状の一部のような湾曲状になることが好ましい。
前記連結部材20はそれぞれ、保持ブロック10の第一位置決め部材11に接続されると共に、互いに平行に配列されるベルトであり、該各連結部材20における、前後方向に対向する2つの保持ブロック10の間の箇所に凹弧面が形成され、これにより、これら連結部材20の左右対向の凹弧面と前後方向に対向する保持ブロック10との間にボール30を収容するための収容空間が形成される。なお、この収容空間は、非真球形状の円球状を呈することが好ましい。
図4及び図5に示すように、ボール30を収容空間に配置する時は、隣り合う保持ブロック10はそれぞれボール30側の第一爪部110及び第二爪部120によるボール30を保持することができる。
各保持ブロック10は、2つの第一爪部110の第一凸形構造112及び第二爪部120の第二凸形構造122を介してボール30と接触させ、三点接触でボール30をしっかりと保持する。これによれば、保持ブロック10がボール30と接触する面積を点にできることから、それらの接触面積を大幅に縮小できると共に、それらの間の摩擦力も減少させることが出来る。
また、ボール30が回転する時は、それらの第一爪部110の第一凸形構造112及び第二爪部120の第二凸形構造122が湾曲状に配列されていることから、ボール30を収容空間の中心に位置決めることができ、たとえボール30の位置がずれても第一凸形構造112及び第二凸形構造122により復位させることができ、ボール30の位置ずれなどを防止することができるので、ボール30をスムーズに回転させることができる。
さらに、ボール30を収容空間に配置する時は、隣り合う保持ブロック10はそれぞれ、ボール30側の第一爪部110及び第二爪部120によるボール30を脱落しないように、ボール30の周りを囲んで保持することができる。
また、前記第一爪部110の外端が内端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となると共に、第二爪部120の下端が上端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となることから、各保持ブロック10は、3つの爪部によりボール30を包むように保持する。故に、ボール30を確実に位置決めることができるので、ボール30の脱落を防止できる。
また、前記第一保持面111及び第二保持面121はそれぞれ、ボール30と対応する凹弧状を呈することから、第一保持面111及び第二保持面121は、ボール30と接触しないように、ボール30の周囲に位置する。
更に、前記第一凸形構造112及び第二凸形構造122がボール30と接触すると、凸形構造112、122と保持面111、121との間に段差が形成されることから、第一保持面111及び第二保持面121とボール30との間に隙間が形成され、これらの隙間は潤滑油の蓄油空間40となる。故に、ボール30をさらに滑らかに回転させることが出来る。
図3及び図6に示すように、本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第一実施例において潤滑油を注入する時は、潤滑油を各保持面111、112の上方または下方からボール30と保持にブロック10との間の隙間に注入して、各保持面111、112の蓄油空間40に貯めることができ、また、ボール30の周囲の6つの爪部の蓄油空間40はそれぞれ連通していることから、ボール30が回転する時、潤滑油がそれらの空間において自由に流動するので、ボール30をよりスムーズに回転させることができる。
図7に示すように、本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第二実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、各保持ブロック10の第一凸形構造112A及び第二凸形構造122Aが、上下方向に沿って配置されるリブである点において異なる。
図8乃至図11に示すように、本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器の第三実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、各保持ブロック10の第一位置決め部材11及び第二位置決め部材12が異なる形態を有する。尚、本実施例における各第一位置決め部材11は、1対の第一爪部110を備え、これらの第一爪部110は、相対するように設けられ、その内、一方の第一爪部110が上方に向かって延設され、他方の第一爪部110が下方に向かって延設される。
本実施例における第二位置決め部材12は、1対の第二爪部120を備え、これらの第二爪部120は、相対するように設けられ、その内、一方の第二爪部120が下方に向かって延設され、他方の第二爪部120が上方に向かって延設される。すなわち、各保持ブロック10における左右方向に隣接する第一爪部110及び第二爪部120は、反対の方向となる。
また、前記第二位置決め部材12における、下方に位置する第二爪部120の下端が上端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となると共に、上方に位置する第二爪部120の上端が下端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となる。尚、第三実施例の効果は、第一実施例と同一であるので、その説明は省略する。
図12に示すように、本考案に係る第四実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、各保持ブロック10の第一凸形構造112B及び第二凸形構造122Bが凸点であることにおいて異なる。
尚、本実施例では、これら凸設された凸点によって、第一凸形構造112B及び第二凸形構造122Bのボール30との接触面積を大幅に縮小して摩擦力を減少させることにより、ボールを滑らかに回転させる効果を達成する。
上述したように、本考案に係るリニアガイドウェイ用ボール保持器は、上方に位置する爪部を下方へ行くにつれて平坦な垂直面とし、下方に位置する爪部を上方へ行くにつれて平坦な垂直面とする設計を有することから、製造過程において、金型の衝突を防ぐと共に、製品を金型から簡単に取り出すことが出来る。
10 保持ブロック
11 第一位置決め部材
110 第一爪部
111 第一保持面
112、112A、112B 第一凸形構造
12 第二位置決め部材
120 第二爪部
121 第二保持面
122、122A、122B 第二凸形構造
20 連結部材
30 ボール
40 蓄油空間
T1、T2、T3、T4 厚さ

Claims (12)

  1. 複数の保持ブロックがそれぞれ対向するように、前後方向に沿って間隔をおいて配列され、これらの保持ブロックの両側にそれぞれ連結部材が設けられ、
    前記各保持ブロックの左右両側にそれぞれ第一位置決め部材が設けられ、これらの第一位置決め部材の間に第二位置決め部材が設けられ、
    更に、前記各第一位置決め部材に、前後にそれぞれ相対するように凹弧状の第一保持面が設けられ、該第一保持面にボールと点接触になるための第一凸形構造が凸設され、
    前記第二位置決め部材に、前後にそれぞれ相対するように凹弧状の第二保持面が設けられ、該第二保持面にボールと点接触になるための第二凸形構造が凸設され、
    また、前記連結部材は平行に配列され、その内側面における、前後において隣り合う2つの保持ブロックの間と対応する位置に凹弧面が形成され、該凹弧面と前後において隣り合う2つの保持ブロックの間にボールを収容するための収容空間が形成されることを特徴とするリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  2. 前記第一位置決め部材は、相対するように上方に向かって延設される1対の第一爪部を備え、
    前記第二位置決め部材は、相対するように下方に向かって延設される1対の第二爪部を備えることを特徴とする請求項1に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  3. 前記第一爪部は、外端が内端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となり、前記第二爪部は、下端が上端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となることを特徴とする請求項2に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  4. 前記第一位置決め部材は、相対するように設けられる1対の第一爪部を備え、その内、一方の第一爪部が上方に向かって延設され、他方の第一爪部が下方に向かって延設され、
    前記第二位置決め部材は、相対するように設けられる1対の第二爪部を備え、その内一方の第二爪部が下方に向かって延設され、他方の第二爪部が上方に向かって延設され、
    また、左右に隣接する第一爪部及び第二爪部は、反対の方向となることを特徴とする請求項1に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  5. 前記第一爪部は、外端が内端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となり、
    下方に位置する前記第二爪部は、下端が上端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となると共に、上方に位置する前記第二爪部は、上端が下端より突出しかつボールの周りを囲むようなカーブ状となることを特徴とする請求項4に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  6. 前記第一保持面と第一凸形構造との間に段差を有することにより蓄油空間が形成されると共に、第二保持面と第二凸形構造との間に段差を有することにより蓄油空間が形成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  7. 前記第一凸形構造と第二凸形構造は、円環状を呈するように配列されるリブであることを特徴とする請求項6に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  8. 前記第一凸形構造と第二凸形構造は、円環状を呈するように配列されるリブであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  9. 前記第一凸形構造及び第二凸形構造が上下方向に沿って配置されるリブであることを特徴とする請求項6に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  10. 前記第一凸形構造及び第二凸形構造が上下方向に沿って配置されるリブであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  11. 前記第一凸形構造及び第二凸形構造は、凸点であることを特徴とする請求項6に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
  12. 前記第一凸形構造及び第二凸形構造は、凸点であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のリニアガイドウェイ用ボール保持器。
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