JP3184328U - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】上蓋を容易に段階的に開けることができ、キャップ本体と上蓋の固定部分が単純な構造のヒンジキャップを提供する。
【解決手段】容器の口部に装着されるキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジ10を介して開閉自在に連結された上蓋とを備えたヒンジキャップにおいて、該キャップ本体は該上蓋を係止する係止部8を有し、該キャップ本体または該上蓋のいずれか一方側に開蓋補助板9を、他方側には当接壁16を有し、閉蓋状態において該開蓋補助板9はその先端9aが該当接壁に当接し、且つキャップ内に押し込められた状態で収容される。また開蓋において該係合部の係合が解除された時も、該開蓋補助板9の先端9aは該当接壁16への当接を維持し、所定の開き角度で上蓋が停止する。
【選択図】図2

Description

本考案は、合成樹脂製キャップに関し、詳細には開蓋補助機構を備えたヒンジキャップに関する。
醤油やドレッシングなどの液体調味料、歯磨き粉などの液状物、あるいは錠剤などの固形物を収容した各種容器に装着されるキャップには、ヒンジキャップが広く使用されている。
このようなヒンジキャップは、上蓋を紛失する恐れがなく、また開閉動作がワンタッチで行えて使い勝手がよい。しかしながら、キャップ本体と上蓋の係合が固く、開蓋に力が必要なことがあった。また、上蓋に形成された鍔部に指を掛けるタイプものにおいては、鍔部が小さいと手指を痛め易いという問題があった。
そこで従来のヒンジキャップには、キャップに板バネを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09‐142511
従来のヒンジキャップでは、ワンタッチ開封が可能なものであるが、板バネの反発力によって瞬間的に開放されるものであり、上蓋が勢い良く開き過ぎることがあった。また、反発力の強い板バネをキャップ内に保持するためには、キャップ本体と上蓋の固定部分を複雑な機構とするか、あるいはキャップ自体に剛性を持たせる必要があり、却って開封を困難となる問題があった。
この考案は、上記事情に鑑み、使用者が上蓋を段階的に開けることができるものであって、キャップ本体と上蓋の固定部分を複雑な機構としたりすることがなく、開蓋が容易なヒンジキャップを提供することを目的とする。
この考案は、容器の口部に装着されるキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に連結された上蓋とを備えたヒンジキャップにおいて、該キャップ本体は該上蓋を係止する係合部を有し、該キャップ本体または該上蓋のいずれか一方側に開蓋補助板を、他方側には当接壁を有し、閉蓋状態において該開蓋補助板はその先端が該当接壁に当接し、且つキャップ内に押し込められた状態で収容されるものであって、開蓋において該係合部の係合が解除された時、該開蓋補助板は該当接壁への当接を維持していることを特徴とする。また、開蓋補助板は、キャップ本体側に形成されるものであって、該キャップ本体の係合部から立設して形成されることを特徴とする。
この考案の当接壁部は、上蓋側に形成されるものであって、該上蓋の頂壁内面に設けられるシール筒の外周面に形成されることを特徴とする。また、開蓋補助板は開蓋時、開蓋補助板が当接壁から離脱する際にクリック音を発生させるものであることを特徴とする。
この考案は、開蓋の際、開蓋補助板が上蓋を開蓋方向に押し返す反発力を利用して係合部の解除を行うことができ、キャップ本体と上蓋の係合が解除された時、開蓋補助板の先端は当接壁へ当接しており、上蓋は所定の開き角度で停止するようになっている。これにより、使用者はキャップ本体と上蓋の間に指をあて、容易に開蓋を行うことができる。また、上蓋が勢い良く開き、使用者を驚かすということもない。
本考案のキャップの開蓋状態を示す斜視図である。 (a)、(b)、(c)、(d)本考案の開蓋動作を説明する断面図である。 本考案のキャップ内の状態を示す拡大図である。
本考案の実施形態を図1〜3により説明する。キャップ1は、キャップ本体2と、キャップ本体2に被着される上蓋11と、前記キャップ本体2と上蓋11を連結するヒンジ10と、を備えている。
キャップ本体2の内筒4と外筒5とは、頂壁3を介して連結されている。内筒4の内面には図示しない容器へ嵌合する容器嵌合部6が形成される。容器嵌合部6は、容器へ螺着させるためのねじ部であるが、容器へ強固に組み付く嵌合突起としてもよい。頂壁3の上面には係止部である係止筒8と、その内側には、注出筒7が立設されている。係止筒8の外面には外方へ膨出する膨出部8aを備え、上蓋11を係止させるものとなっている。
上蓋11はスカート壁13と、注出筒の開口をシールするためのシール筒16が天壁12に形成されている。スカート壁13の内面には係合突起14が配置されている。尚、この係合突起14は周方向に間隔を置いて形成されるが、間隔を設けずに環状に形成されたものであってもよく、間隔や大きさは適宜変更ができる。
キャップ本体2には開蓋補助板9が形成されており、この開蓋補助板9は、係止筒8から立設するように形成されている。このように設けることにより、開蓋補助板9の基部を肉厚とすることができ、破損が生じにくい安定した形態のものを成形することができる。
この開蓋補助板9は、予め湾曲させたものとなっており、閉蓋時に上蓋11の内面でキャップ内に押し込まれるものとなっている。開蓋補助板9は弾性を有するものであって、反発力を保持した状態でキャップ内に押し込み可能なものであればよい。
ヒンジ10は種々公知の機構を用いることができるが、所定の開き角度で上蓋11に引っ張り力が働くものが望ましく、例えば、三点ヒンジが好適に用いられる。
キャップ本体2の外筒5は内筒4と間隔を置いて設けられ、さらに使用者が押圧することができるように撓みやすいものとなっている。外筒5を内方に押すと、その上方に設けられた係合部8が変位し、開蓋補助板9が上蓋11を押し上げる力と相まって、係合が解除されるものとなっている。また、図示はしないが、外筒5を局所的に薄肉とした押圧部を設けることもできる。尚、開蓋に際しては、上蓋11のスカート壁13に形成した鍔部15を利用してもよい。
また、注出筒7の開口はキャップ1の中心に対して偏心位置であり、ヒンジ10と反対側位置に設けられている。このように設けることで、容器を傾けて内容物の注ぎ出しを行う際に、キャップ本体2の頂壁3に内容物が付着しにくいものとすることができる。また、ヒンジ10側に設けられる開蓋補助板9をキャップ内に収容しやすいものとすることができる。
次に、図2により上蓋11の作動を説明する。図2(a)は閉蓋状態を示すものであり、開蓋補助板9はその先端9aがシール筒16の当接壁16aに当接した状態でキャップ内に押し込まれており、上蓋11はキャップ本体1と係合している。
キャップ本体1の側面を指で押圧すると、図2(b)に示すように、上蓋11とキャップ本体2の係合が解除され、上蓋11とキャップ本体1に隙間lが形成される。この時、開蓋補助板9の先端はシール筒16の当接壁16aに当接した状態を維持しており、所定の開き角度で上蓋11が停止するようになっている。この上蓋11が開き角度は、ヒンジ10の引っ張り力が作用するよりも小さい角度であって、詳細には5°及至30°であることが望ましい。このように設けることで、指掛け性を向上させることができる。
ここで、鍔部15はスカート壁13の下部に形成され、好ましくはその下面とスカート壁13の下面とが面一となるように形成される。このように形成することにより、鍔部15は上蓋11の開蓋を補完できるものとなっている。
図2(b)の状態から、上蓋11のスカート壁13下面に指を掛け、軽く押し上げると、図2(c)に示すように、開蓋補助板9が当接壁16aから外れるとともに、上蓋11がヒンジによって引っ張られる状態となる。
上蓋11がさらに開き、図2(d)に示すように開蓋が完了する。尚、本実施例では、上蓋11が略180°まで開封可能なものとなっており、図2(c)は、開蓋途中の状態を示すものであるが、上蓋11を略90°まで開封可能なもの(すなわち図2(c)の開き角度)としてもよく、開蓋完了時の開き角度は変更することができる。
最後に、図3はキャップ1の内部を示す拡大図であり、細部構造について説明する。当接壁16aの下部には突起16bが形成されており、このように設けることで、開蓋補助板9の先端9aが当接壁16を摺動したとしても、突起16bに係止することになる。また、開蓋補助板9の先端9aは、薄肉に形成されている。このように設けることで、先端9aは振動しやすくなり、開蓋補助板9が当接壁16aから離脱する際にクリック音が発生するものとなっている。尚、クリック音の発生させるために、突起16bは必ずしも必須の構成ではなく、開蓋補助板9の先端9a側に引っかかりを設け、摩擦によりクリック音が発生する機構としてもよい。
また、本実施例において、キャップ1は、例えば、ポリエチレン樹脂からなり、単一の樹脂で形成されているが、開蓋補助板9のみ異なる樹脂で形成されていてもよい。この場合、例えば、ポリプロピレン等の比較的硬質の樹脂を用いて、開蓋補助板9に強度を持たすこともできる。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、開蓋補助板9を上蓋11側に設け、当接壁16aをキャップ本体2側に設けることも可能である。この場合、開蓋補助板9の先端をキャップの外方に向けて形成することが望ましく、当接壁16aには係止筒8の内面を利用することができる。
以上のように、使用者が一連の動作で上蓋の開閉を行うことができ、開閉が容易で使い勝手のよいヒンジキャップを提供できる。
1 キャップ
2 キャップ本体
3 頂壁
4 内筒
5 外筒
6 容器係合部
7 注出筒
8 係止筒
8a 膨出部
9 開蓋補助筒
9a 先端部
10 ヒンジ
11 上蓋
12 天壁
13 スカート壁
14 係合突起
15 鍔部
16 シール筒
16a 当接壁
16b 突起

Claims (4)

  1. 容器の口部に装着されるキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に連結された上蓋とを備えたヒンジキャップにおいて、
    該キャップ本体は該上蓋を係止する係合部を有し、該キャップ本体または該上蓋のいずれか一方側に開蓋補助板を、他方側には当接壁を有し、
    閉蓋状態において該開蓋補助板はその先端が該当接壁に当接し、且つキャップ内に押し込められた状態で収容されるものであって、
    開蓋において該係合部の係合が解除された時、該開蓋補助板は該当接壁への当接を維持していることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記開蓋補助板は、前記キャップ本体側に形成されるものであって、キャップ本体の係合部から立設して形成されることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 前記当接壁は、前記上蓋側に形成されるものであって、前記上蓋の頂壁内面に設けられるシール筒の外面であることを特徴とする請求項1、または2記載のヒンジキャップ。
  4. 前記開蓋補助板は、開蓋時、前記開蓋補助板が前記当接壁から離脱する際にクリック音を発生させるものであることを特徴とする請求項1、2、または3記載のヒンジキャップ。
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