JP3184176B2 - 液晶表示セル - Google Patents

液晶表示セル

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JP3184176B2
JP3184176B2 JP6839899A JP6839899A JP3184176B2 JP 3184176 B2 JP3184176 B2 JP 3184176B2 JP 6839899 A JP6839899 A JP 6839899A JP 6839899 A JP6839899 A JP 6839899A JP 3184176 B2 JP3184176 B2 JP 3184176B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示セルの表
示エリアをその前面に配置されるスクリーン枠等に適正
に装着するための手法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭57−5202
1号公報に開示されるように、共通のガラス基板に複数
の液晶表示セルを形成し、上下のガラス基板を重ね合わ
せて各液晶表示セルを封入し、このガラス基板を切断、
分離して複数の液晶表示セルを製造する方法が知られて
いる。そして、特開昭57−52021号では、切断、
分離前のガラス基板に基準マークを設けて、透明電極パ
ターンの形成位置やガラス基板同士の接合位置等の位置
合わせに用いる手法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、個々に切断、分離された液晶表示セ
ルについては、位置合わせのための基準マークがない。
このため従来は、共通のガラス基板を切断、分離した各
液晶表示セルのガラス板の外形が、ほぼ長方形であるこ
とを利用して、この外形を基準に液晶表示セルを電子機
器等に組み込んでいた。しかし、このようにガラス板の
外形を基準にして液晶表示セルを電子機器等に組み込む
ようにした場合には、液晶表示セルの位置ずれを生じ易
いという問題がある。これは、上述した共通のガラス基
板を切断・分離ラインに沿って個々の液晶表示セルに分
割する際に、どうしても寸法バラツキが発生するためで
ある。
【0004】例えばガラス基板に切断・分離ラインを形
成する場合、等辺山形状の切刃を有する砥石でガラス基
板21の上下から、図9に示すようなV字状溝63、6
4のラインを形成することが可能である。しかし、実際
にガラス基板21を分割する際に、曲げ応力が必ずしも
均等に加わらないため、必ずしも直線的に分割されな
い。例えば液晶表示セル10の左右あるいは上下の辺の
長さで約0.4mm程度の寸法差が発生し、正確な長方
形にならない場合がある。
【0005】図6は、従来の液晶表示セル10Aの具体
例を示す概略正面図である。図示のように、共通のガラ
ス基板を分割して形成されたガラス板15Aは、正確な
長方形になっておらず、基準マークもない。図7は、こ
のような従来の液晶表示セル10Aを電子機器の装置ケ
ース等に設けられるスクリーン枠17Aに組み付けた状
態を示す概略正面図である。図示のように、分割された
ガラス板15Aが長方形でないため、ガラス板15Aの
上辺を装着用のフレーム18Aに合わせた場合、表示エ
リア16Aがスクリーン枠17Aに対して傾いた状態で
固定されてしまう。そして、最悪の場合、表示エリア1
6Aがスクリーン枠17Aよりはみ出してしまう。
【0006】液晶表示セル10Aの表示エリア16A内
の電極パターンは、通常は透明であるため肉眼では識別
できず、液晶表示セル10Aをフレーム18Aに組み込
む前に表示エリア16Aの傾きは調整できない。このた
め、液晶表示セル10Aを装置ケースに組み込む際に、
表示エリア16Aの傾きが発生し、液晶表示セル10A
を一度取り外し、傾きを調整してから再度、装置ケース
に組み込むという手間が発生するという問題があった。
特に、フレーム18Aと装置ケースとは、両面粘着テー
プ30、31によって接合するため、傾きを調整しなが
ら接合する作業は極めて煩雑となる。また、液晶表示セ
ル10Aのガラス板15Aの外形を正確な長方形とする
ために、その寸法精度を上げるには、上述した共通ガラ
ス基板からの切断、分離後、後加工が必要になり、余分
な工数がかかるという問題があった。
【0007】そこで本発明の目的は、液晶表示セルの表
示エリアを、その前面に配置される装置ケース側のスク
リーン枠等に適正に装着することができる液晶表示セル
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、互いに重ね合わせた状態で接合される一対の
透明板と、前記各透明板の内側に設けられる透明電極膜
及び高分子配向膜と、前記各透明板の間に封入される液
晶とを有する液晶表示セルにおいて、前記透明板の液晶
による表示エリアを避ける位置に、液晶表示セルの外部
から視認可能に設けられ、液晶表示セルが装着される装
置ケース側の部材と液晶表示セルとの目視による位置合
わせを行うためのセル用基準マークを設け、前記セル用
基準マークは、表示エリアの各コーナ部に対応して複数
設けられ、各セル用基準マークは、表示エリアの各コー
ナ部から等距離を有し、互いに対称配置となる位置に設
けたことを特徴とするものである。
【0009】本発明の液晶表示セルでは、表示エリアの
位置を示すセル用基準マークを設けたことから、液晶表
示セルが組み込まれる装置の液晶表示セルの表示領域で
あるスクリーン枠等に対し、表示エリアに表示する文字
や絵等が傾かないように、液晶表示セルを実装する際
に、容易に確認することができ、液晶表示セルの実装作
業を効率よく行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液晶表示セル
の実施の形態について説明する。本形態による液晶表示
セルは、各液晶表示セルにその表示エリアの位置を示す
セル用基準マークを設け、液晶表示セルが組み込まれる
装置の液晶表示セルの表示領域であるスクリーン枠に対
し、表示エリアに表示した文字、絵等が傾かないよう
に、液晶表示セルの適正な配置状態を、その実装時にセ
ル用基準マークによって確認できる構成としたものであ
る。
【0011】図1は、本形態に基づく第1実施例の液晶
表示セルを示す概略正面図である。また、図2は、図1
に示す液晶表示セルを共通の基板から分割する前の状態
を示す概略正面図である。図1において、液晶表示セル
10は、ガラス板15の各コーナ部の近傍に、4つの基
準マーク(セル用基準マーク)11〜14を設けたもの
である。図示のように、各基準マーク11〜14は、×
印状のものであり、通常長方形状に形成された表示エリ
ア16の4つのコーナ部に対して等距離で、ガラス板1
5の外周部に設けられたシール材19より内側の領域に
設けられている。
【0012】各基準マーク11〜14は、各基準マーク
11〜14を結ぶ線が、表示エリア16の長方形の各辺
に平行となるような互いに対称配置となる位置に設けら
れており、装置ケース側のスクリーン枠17から、でき
るだけ離れた位置に設けることが好ましい。スクリーン
枠17は、この液晶表示セル10が組み込まれる装置ケ
ースに設けられ、液晶表示セル10の表示エリア16に
対応する形状を有し、表示エリア16に表示される文
字、絵等を透かして見ることができる透明板より形成さ
れている。
【0013】図2は、図1に示す液晶表示セル10を分
割する前の状態を示しており、複数の液晶表示セル10
が2枚重ねの共通のガラス基板21内に構成されてい
る。図3は、液晶表示セル10を図2に示すガラス基板
21内に設けるための処理工程を示すフローチャートで
ある。各ガラス基板に、例えばITO(In23:S
n)膜等による透明電極パターンを形成した後(ステッ
プS1)、ポリイミド(PI)膜等による高分子配向膜
を形成する(ステップS2)。電極パターン及び配向膜
の形状は、一方のガラス基板と他方のガラス基板とで異
なっている。
【0014】次に、高分子配向膜に対して配向処理を行
い(ステップS3)、後工程で液晶を密封するためのシ
ール印刷を行う(ステップS4)。この後、各ガラス基
板を貼り合わせ(ステップS5)、図2に示すガラス基
板21を形成する。各ガラス基板には、その上辺側コー
ナ部に位置決め基準マーク(基板用基準マーク)22、
23が設けられており、この基準マーク22、23に基
づいて位置決めされ、2枚重ねで接合される。この基準
マーク22、23は、+印状に形成され、上述した各セ
ル10の各基準マーク11〜14と区別できるものとな
っている。
【0015】各ガラス基板21の位置決め基準マーク2
2、23は、図3のITO電極パターン形成と同時に形
成される。そして、スクリーン枠17側に配置される一
方のガラス基板21に、ITO電極パターン及び基準マ
ーク22、23と同時に液晶表示セル10の各基準マー
ク11〜14が位置決めされて形成される。基準マーク
22、23及び基準マーク11〜14は、電極パターン
形成と同時に形成されるため、電極パターンに対して高
精度な位置に形成されることとなる。上下のガラス基板
21が重ね合わされた後、切断・分離ライン25、26
をガラス基板21上に形成し、この切断・分離ライン2
5、26によってガラス基板21を切断、分離すること
により、個々の液晶表示セル10に分割する。
【0016】図8は、液晶表示セル10の構造例を示す
断面図である。各ガラス基板21A、21Bの内側に
は、ITO電極膜50、51が形成され、その内側にP
I膜52、53が形成されている。そして、各ガラス基
板21A、21Bは、スペーサ56、57を介して重ね
合わされ、上述したシール材19を介して接合される。
なお、スペーサ56、57は、例えばシール材19の印
刷工程と並行して設けられるものである。この後、ガラ
ス基板21を切断して各液晶表示セル10を分割した
後、各液晶表示セル10の内部に図略の注入口から液晶
を注入し、封止材(光硬化性樹脂)で前記注入口を封止
することによって液晶表示セル10が密封される。ま
た、さらに後工程により、各ガラス基板21の外側に偏
光膜54、55が形成される。
【0017】図8において、個々の液晶表示セル10の
基準マーク11〜14は、ガラス基板21A、21B
に、ITO電極膜50、51を形成するのと同時に、上
側のガラス基板21AのITO電極膜50を利用して表
示エリア16の4つのコーナ部に対し、外側に等距離の
位置に同じ大きさ形状で形成する。基準マーク11〜1
4の大きさは、人間が普通に肉眼で認識できる大きさと
する。その後の処理は、ITO電極膜形成後、ガラス基
板位置決め基準マーク22、23と液晶表示セル10の
基準マーク11〜14に対し、その他のITO電極パタ
ーンをマスクして、脱脂、酸洗浄、活性化処理、無電解
ニッケルメッキ、剥離の順に処理を施し、部分メッキを
行って不透明化する。
【0018】具体的には、例えば脱脂(アルカリ洗浄)
→第1酸洗浄(約10%の硫酸溶液)→第2酸洗浄(約
50%の塩酸溶液)→第1活性化処理(シップレー、キ
ャタリスト9F)→第2活性化処理(シップレー、アル
キート)→無電解ニッケルメッキ(日本カニゼン社、ブ
ルーシューマ)、剥離(ブラッシングまたは超音波洗
浄)といった処理を採用できる。このように形成した基
準マーク11〜14は、図1に示すように、表示エリア
16の各コーナ部から等距離で、スクリーン枠17の外
側でシール材15の内側にあり、不透明であるので基準
マーク11〜14を肉眼で認識できる。
【0019】図4は、図1に示す液晶表示セル10を電
子機器等の装置ケースに組み込んだ状態を示す正面図で
あり、図5は、図4のA−A線断面図である。以下、液
晶表示セル10を装置ケースに組み込む方法について説
明する。個々に分割された液晶表示セル10を装置ケー
スに組み込む場合、通常、液晶表示セル固定用のフレー
ム18に固定して組み込む。液晶表示セル10のフレー
ム18への固定は、フレーム18の両側端で、スクリー
ン枠17にかからない位置に、たとえば両面粘着テープ
30、31を貼り付け行われる。
【0020】そして、本例の液晶表示セル10では、表
示エリア16の各コーナ部に対して等距離にある不透明
化された基準マーク11〜14を4つ有しているため
に、図4に示すように、各基準マーク11〜14がフレ
ーム枠18の各コーナ部に対して対称位置になるように
液晶表示セル10を微調整し、両面粘着テープ30、3
1に貼り付ければ、必ずしも正確な長方形でないガラス
板15を有する液晶表示セル10であっても、装置ケー
ス40のスクリーン枠17に対して表示エリア16が傾
くことはない。
【0021】以上のように本実施例においては、液晶表
示セル10に基準マーク11〜14があり、この基準マ
ーク11〜14を見てフレーム枠18に固定すれば、装
置に組み込み前に位置合わせができる。したがって、従
来のように、液晶表示セル10の表示エリア16とスク
リーン枠17の位置がずれて、文字、絵等が傾いていた
場合、一度液晶表示セル10をフレーム枠18から取り
外し、位置合わせを行って再度フレーム枠18に取り付
けるような煩雑な作業が不要となり、液晶表示セル10
の組み付け作業を大幅に簡易化することができる。
【0022】また、本実施例においては、液晶表示セル
10の基準マーク11〜14を、電極パターンを形成す
るためのITO電極膜を利用して形成し、かつ、その形
成方法もガラス基板を重ね合わせを行うための基準マー
ク22、23の形成と同時に同様の方法で行うことが可
能であるため、基準マーク11〜14の形成に特別な工
程を必要とせず、大幅なコストアップに繋がらず、新た
な設備を必要としないという利点がある。
【0023】次に、本発明の実施の形態に基づく第2実
施例を説明する。図10は、本発明の実施の形態に基づ
く第2実施例の液晶表示セルを示す概略正面図である。
なお、第1実施例と共通する構成については、同一符号
を付して説明する。上述した第1実施例では、4つの基
準マーク11〜14を設けたが、この第2実施例では、
表示エリア16の上側だけに、2つの基準マーク11、
12を設けたものである。各基準マーク11、12は、
表示エリア16の上側コーナ部に等距離で、スクリーン
枠17から離れた位置に設けられたものである。本例で
は、この2つの基準マーク11、12を用いて液晶表示
セル10の位置合わせを行うものである。すなわち、こ
の第2実施例において、第1実施例の基準マーク13、
14を削除した以外は、第1実施例の構成と共通である
ので、説明は省略する。
【0024】このような第2実施例においても、液晶表
示セル10に基準マーク11、12があり、この基準マ
ーク11、12を見てフレーム枠18に固定すれば、装
置に組み込み前に位置合わせができる。したがって、従
来のように、液晶表示セル10の表示エリア16とスク
リーン枠17の位置がずれて、文字、絵等が傾いていた
場合、一度液晶表示セル10をフレーム枠18から取り
外し、位置合わせを行って再度フレーム枠18に取り付
けるような煩雑な作業が不要となり、液晶表示セル10
の組み付け作業を大幅に簡易化することができる。
【0025】また、本実施例においても、液晶表示セル
10の基準マーク11、12を、電極パターンを形成す
るためのITO電極膜を利用して形成し、かつ、その形
成方法もガラス基板を重ね合わせを行うための基準マー
ク22、23の形成と同時に同様の方法で行うことが可
能であるため、基準マーク11、12の形成に特別な工
程を必要とせず、大幅なコストアップに繋がらず、新た
な設備を必要としないという利点がある。
【0026】次に、本発明の実施の形態に基づく第3実
施例を説明する。図11は、本発明の実施の形態に基づ
く第3実施例の液晶表示セルを示す概略正面図であり、
図12は、図11に示す液晶表示セルを共通の基板から
分割する前の状態を示す概略正面図である。なお、以上
の第1、第2実施例と共通する構成については、同一符
号を付して説明する。上述した第1、第2実施例では、
液晶表示セル10の位置合わせ用の基準マークを電極パ
ターンを形成するためのITO電極膜によって形成した
が、本例では、図9に示すようなV字状溝(溝条)のラ
インを流用して形成するようにしたものである。
【0027】図11において、液晶表示セル10の表示
エリア16の外側、シール材19の内側のエリアには、
表示エリア16の上辺に平行になるよう、表示面側のガ
ラス基板21上に基準線(セル用基準マーク)70、7
1が設けられている。この基準線70、71は、図12
に示すように、重ね合わされたガラス基板21に切断・
分離ライン25、26を形成する際に使用される砥石を
利用し、個々の液晶表示セル10に分割する前に、切断
・分離ライン25、26を形成する工程において、表示
面側のガラス基板21上にV字状溝として形成される。
この基準線70、71は、肉眼で視認可能であり、液晶
表示セル10を装置に組み込む際の位置合わせに使用す
ることができる。
【0028】この第3実施例においても、液晶表示セル
10に基準線70、71があり、この基準線70、71
を見てフレーム枠18に固定すれば、装置に組み込み前
に位置合わせができる。したがって、従来のように、液
晶表示セル10の表示エリア16とスクリーン枠17の
位置がずれて、文字、絵等が傾いていた場合、一度液晶
表示セル10をフレーム枠18から取り外し、位置合わ
せを行って再度フレーム枠18に取り付けるような煩雑
な作業が不要となり、液晶表示セル10の組み付け作業
を大幅に簡易化することができる。また、本例において
は、液晶表示セル10の基準線70、71を、切断・分
離ライン25、26を形成する工程を利用して形成する
ため、基準線70、71の形成に特別な工程を必要とせ
ず、大幅なコストアップに繋がらず、新たな設備を必要
としないという利点がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶表示セ
ルでは、透明板の液晶による表示エリアを避ける位置
に、液晶表示セルの外部から視認可能に設けられ、液晶
表示セルが装着される装置ケース側の部材と液晶表示セ
ルとの目視による位置合わせを行うためのセル用基準マ
ークを設け、前記セル用基準マークは、表示エリアの各
コーナ部に対応して複数設けられ、各セル用基準マーク
は、表示エリアの各コーナ部から等距離を有し、互いに
対称配置となる位置に設けた。このため、液晶表示セル
の表示エリアの前面に配置される装置ケース側のスクリ
ーン枠等のコーナ部に対して前記液晶表示セルの各セル
用基準マークが対称位置になるように位置決めすること
により、液晶表示セルの表示エリアを前記スクリーン枠
等に適正に装着することができ、液晶表示セルの実装作
業を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の液晶表示セルを示す概略
正面図である。
【図2】図1に示す液晶表示セルを共通の基板から分割
する前の状態を示す概略正面図である。
【図3】図1に示す液晶表示セルの製造工程を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1に示す液晶表示セルを電子機器等の装置ケ
ースに組み込んだ状態を示す正面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】従来の液晶表示セルの具体例を示す概略正面図
である。
【図7】従来の液晶表示セルを電子機器の装置ケース等
に設けられるスクリーン枠に組み付けた状態を示す概略
正面図である。
【図8】図1に示す液晶表示セルの構造例を示す断面図
である。
【図9】図2に示すガラス基板に切断・分離ラインのV
字状溝の形状を示す拡大断面図である。
【図10】本発明の第2実施例の液晶表示セルを示す概
略正面図である。
【図11】本発明の第3実施例の液晶表示セルを示す概
略正面図である。
【図12】図11に示す液晶表示セルを共通の基板から
分割する前の状態を示す概略正面図である。
【符号の説明】
10……液晶表示セル、11、12、13、14……セ
ル用基準マーク、15……ガラス板、16……表示エリ
ア、17……スクリーン枠、18……フレーム、19…
…シール材、21……ガラス基板、21A、21B……
ガラス基板、22、23……基板用基準マーク、24…
…表示エリア、25、26……切断・分離ライン、3
0、31……両面粘着テープ、40……装置ケース、5
0、51……ITO電極膜、52、53……PI膜、5
4、55……偏光膜、56、57……スペーサ、63、
64……V字状溝、70、71……基準線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−194637(JP,A) 特開 平5−61010(JP,A) 特開 昭57−52021(JP,A) 特開 平4−165328(JP,A) 特開 昭60−194425(JP,A) 特開 昭64−989(JP,A) 実開 平4−6086(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1333 G02F 1/13 101

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに重ね合わせた状態で接合される一
    対の透明板と、前記各透明板の内側に設けられる透明電
    極膜及び高分子配向膜と、前記各透明板の間に封入され
    る液晶とを有する液晶表示セルにおいて、 前記透明板の液晶による表示エリアを避ける位置に、液
    晶表示セルの外部から視認可能に設けられ、液晶表示セ
    ルが装着される装置ケース側の部材と液晶表示セルとの
    目視による位置合わせを行うためのセル用基準マークを
    設け 前記セル用基準マークは、表示エリアの各コーナ部に対
    応して複数設けられ、各セル用基準マークは、表示エリ
    アの各コーナ部から等距離を有し、互いに対称配置とな
    る位置に設けられている、 ことを特徴とする液晶表示セル。
  2. 【請求項2】 前記セル用基準マークは、前記透明電極
    膜の成膜工程によって基準マークの透明パターンを形成
    し、前記透明パターンに部分的なメッキ処理を施すこと
    により、セル用基準マークを形成したことを特徴とする
    請求項1記載の液晶表示セル。
  3. 【請求項3】 多数の透明板を構成する一対の透明基板
    に、前記透明電極膜及び高分子配向膜を形成し、各透明
    基板を重ね合わせて接合した後、各透明基板を透明板に
    対応して切断することにより個々の液晶表示セル毎に分
    離し、各液晶表示セル内に液晶を封入するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示セル。
  4. 【請求項4】 前記透明基板は、各透明基板を位置合わ
    せするための基板用基準マークを有し、前記透明電極膜
    の成膜工程によって基板用基準マーク及びセル用基準マ
    ークの透明パターンを形成し、前記透明パターンに部分
    的なメッキ処理を施すことにより、基板用基準マーク及
    びセル用基準マークを形成したことを特徴とする請求項
    3記載の液晶表示セル。
  5. 【請求項5】 前記基板用基準マークと前記セル用基準
    マークとを異なる形状としたことを特徴とする請求項4
    記載の液晶表示セル。
  6. 【請求項6】 前記透明基板を透明板に対応して切断し
    て個々の液晶表示セル毎に分離する場合に、前記透明基
    板の表面に切断・分離ラインとなる溝条を形成する工程
    を有し、前記透明基板に切断・分離ラインとなる溝条を
    形成する工程により、セル用基準マークを形成したこと
    を特徴とする請求項3記載の液晶表示セル。
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