JP3184170B2 - レーザ走査位置検出センサ - Google Patents

レーザ走査位置検出センサ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電潜像形成体か
らなる感光体ドラムあるいは感光体ベルトを露光するレ
ーザユニットを備えたレーザプリンタにおいて用いら
れ、レーザユニットから走査されるレーザ光の走査位置
を検出するレーザ光走査位置検出センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、イエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)およびブラック(Bk)の4色の
印刷色に対応する露光光学系(レーザユニット)が、静
電潜像が形成される感光体ベルトの回転方向に対して互
いに平行に配置され、これらの露光光学系を感光体ベル
トの回転移動に同期して動作させることで、感光体上に
画像(静電潜像)を形成して行くタンデム型のレーザプ
リンタが知られている。
【0003】図6は、感光体ベルトと4つのレーザユニ
ツトとを有する従来のタンデム型レーザプリンタの画像
形成部を示す概略構成図である。ただし、図6に示すプ
リンタでは、現像器の図示を省略している。
【0004】図6に示すタンデム型レーザプリンタは、
静電潜像が形成される感光体がベルト状に構成されてな
る感光体ベルト1501と、4色の印刷色に対応する4
つのレーザユニット(Y色用レーザユニット1502,
M色用レーザユニット1503,C色用レーザユニット
1504およびBk色用レーザユニット1505)とが
備えられている。4つのレーザユニットは、感光体ベル
ト1501の回転方向に沿って一列に配置されている。
【0005】感光体ベルト1501はドライブローラ1
507およびステアリングローラ1508に巻回されて
おり、モータ1506の回転駆動力が不図示のギヤ等の
伝達系を介してドライブローラ1507に伝達される
と、感光体ベルト1501が回転するように構成されて
いる。なお、ステアリングローラ1508は、感光体ベ
ルト1501の蛇行を防止するために備えられており、
これにより感光体ベルト1501の平衡状態が維持され
るようになっている。
【0006】このように構成されたタンデム型プリンタ
では、各色の画像を形成するためのレーザユニットの取
り付け精度が重要である。そのため、タンデム型プリン
タには、各色用のレーザユニットを精度良く取り付ける
ための手段として、取り付け基準1509が備えられて
いる。以下に、取り付け基準1509を用いた各レーザ
ユニットの位置合わせ工程について説明する。
【0007】通常、レーザユニット内には、画像の書き
出し基準となる不図示のSOS(Start of S
can)センサがあり、このSOSセンサからの信号出
力を基準に画像形成のタイミングがとられる。各レーザ
ユニット内のSOSセンサは、レーザユニットの取り付
け基準となる所定の基準位置における画像形成タイミン
グが同一となるように調整されている。そのため、各色
用のレーザユニットが同じ取り付け基準1509位置に
取り付けられるのであれば、取り付け基準1509側の
位置におけるレーザユニット同士の間隔と、基準側に対
して反対側の位置とにおける各レーザユニット同士の間
隔を測定しながら、調整機構によって各レーザユニット
の位置を調整することにより、各レーザユニットの取り
付け精度が確保され、各レーザユニットの位置合わせが
行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような手段で各レーザユニットの位置合わせを行うこ
とができるのは、図6に示したプリンタのように、各レ
ーザユニットが互いに平行となるように構成されている
場合に限られる。
【0009】ところが、装置の小型化、現像器の構成上
の制約から、図7のように、感光体ベルト1601の露
光面をアーチ上に盛り上げるように構成する必要がある
ときには、各レーザユニット1602が互いに平行とな
るように取り付けることができない。この場合には、上
記のようにして各レーザユニット間の取り付け誤差を正
確に測定することは困難である。たとえ取り付け誤差の
測定ができたとしても、レーザユニットの取り付け角度
が異なると、各レーザユニット1602内に備えられた
ポリゴンミラー1602aを支持する軸受け構造の関係
から、各レーザユニット1602毎に鉛直方向に関する
レーザ光のスキャンラインの位置が異なるため、各レー
ザユニツトの取り付け基準に対してスキャンラインが同
じ位置(高さ)とならなくなってしまう。
【0010】また、各レーザユニットを互いに平行に配
置する場合であっても、感光体表面で反射したレーザ光
がレーザユニットへ戻ることを防止するために、各レー
ザユニットのレーザ出射面を感光体表面に対して一律に
5度程度傾ける必要がある。この傾きを設ける必要があ
ることによっても、各レーザユニットの位置決め精度を
保つことが困難となる。
【0011】このようなことから、感光体上を実際に走
査されるスキャンラインがどこを通るのかを検出できる
必要がある。しかし、高速で走査されるレーザ光の走査
位置を検出できるセンサは従来は存在していなかった。
そのため、スキャンラインの位置ずれ量を検出するテス
トパターンを感光体上に形成し、これを用紙に転写形成
して、その用紙上に得られた画像からスキャンラインの
位置ずれ量を読みとり、各レーザユニットの位置を調整
するという手法が用いられてきた。
【0012】各レーザユニットの取り付け状態を検出す
る方法として上記の手法を用いる場合は、画像形成プロ
セスが全て完成に近い状態で組み込まれていなければな
らず、用紙に転写形成された画像から、この時に生じる
位置ずれ量を数値として出すことが必要である。また、
Y色のコントラストが低いために、Y色を基準にして各
色用のスキャンラインの位置ずれ量を読みとることは自
動化が困難であり、描かれるテストパターンのライン中
心を人が目視で判断し、この中心間の距離を位置ずれ量
の数値として読みとらねばならず、各レーザユニットの
位置調整に多大な労力を要するものであった。
【0013】上記に鑑み、本発明は、高速で走査される
レーザ光の走査位置を検出することができるレーザ走査
位置検出センサを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、本発明のレーザ走査位置検出センサは、静電潜像が
形成される感光体を露光するためのレーザ光を走査する
レーザユニットを有するレーザプリンタに用いられ、前
記レーザ光の走査位置を検出するレーザ走査位置検出セ
ンサであって、前記レーザ光が前記レーザ走査位置検出
センサを走査する際に、前記レーザ走査位置検出センサ
の前記レーザ光が照射される位置を検出する照射位置検
出素子と、前記レーザ光が前記レーザ走査位置検出セン
サを走査する際に、前記レーザ光を所定の時間だけ前記
照射位置検出素子の一点に集中させるように構成された
レンズと、前記レーザ光が前記レーザ走査位置検出セン
サに入射するタイミングを検出する受光素子とが備えら
れていることを特徴とする。
【0015】上記のように構成された本発明のレーザ走
査位置検出センサによれば、レーザ光が高速で走査され
る場合であっても、レーザユニットから走査されてレー
ザ走査位置検出センサを通過するレーザ光が照射位置検
出素子に一時的に静止されたような状態になる。そのた
め、照射位置検出素子から出力される検出信号を安定状
態となったときに取り込むことが可能となり、レーザ走
査位置検出センサを走査するレーザ光のレーザ走査位置
検出センサにおける走査位置が正確に検出される。その
結果、レーザユニットから走査されるレーザ光の走査位
置が正確に検出され、レーザユニットの所定位置からの
ずれや、レーザユニットから走査されるレーザ光の主走
査方向のずれを、高精度で補正することが可能となる。
【0016】さらに、前記レーザ光が前記レーザ走査位
置検出センサに入射するタイミングを検出する受光素子
が備えられている構成とすることにより、照射位置検出
素子から出力される検出信号が安定状態となる時点で、
その検出信号をサンプルホールドすることが可能とな
る。
【0017】また、前記レーザ光が前記レーザ走査位置
検出センサを走査する際に前記レーザ光を瞬間的に前記
受光素子に入射させるように構成されたレンズが備えら
れている構成とすることにより、レーザ光がレーザ走査
位置検出センサに入射するタイミングをより鋭敏に検出
することが可能となる。
【0018】さらに、前記受光素子に入射される前記レ
ーザ光の光路中にスリットが設けられている構成として
もよい。
【0019】また、前記照射位置検出素子は、前記レー
ザ光が入射される受光面に、前記レンズを通って多方向
から扇状に入射角の振れ幅を持って前記照射位置検出素
子に集光される前記レーザ光のうちの、前記受光面に対
する入射角の振れ幅の中心にあるレーザ光が垂直に入射
するように配置されている構成としてもよい。
【0020】また、前記レーザユニットから走査される
前記レーザ光の走査開始位置および走査終了位置に配置
される構成とすることにより、レーザ光の走査位置をよ
り正確に検出することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明のレーザ走査位置検出セン
サの一実施形態を、一部を破断した状態で示す斜視図で
ある。
【0023】本実施形態のレーザ走査位置検出センサ
は、レーザ光走査方向に対して直交する方向に均一なレ
ンズ101と、このレンズ101を透過したレーザ走査
光の一部が入射される照射位置検出素子としてのPSD
(位置検出素子)102および受光素子としてのPD
(フォトダイオード)103とが備えられている。
【0024】レンズ101は、レーザ走査光がレンズ1
01の開始点101aに入射した時にレーザ走査光がP
D103に瞬間的に入射し、その後にある所定の走査時
間だけレーザ走査光がPSD102の1点に集光される
ように光学設計されている。また、レンズ101、PS
D102およびPD103の位置精度を確保できるよう
に、レンズ101はケース105に固定され、PSD1
02およびPD103はケース105内の所定の位置に
収容された基板104上に実装されている。また、レー
ザ走査位置検出センサは、図示しない制御回路と接続す
るためのコネクタピン106で構成されたコネクタ10
7が設けられている。
【0025】図2は、図1に示したレーザ走査位置検出
センサをレーザ走査方向に沿って切断した状態で示す断
面図である。
【0026】走査されたレーザ光がレンズ101の開始
点101aに入射すると、レンズ101によって、まず
PD103にレーザ光が照射される。レンズ101の開
始点101aの光学設計は、PD103に対してレーザ
光が瞬間的に通過するようになっているため、レンズ1
01にレーザ光が入射した次の瞬間にはPSD102に
レーザ光が照射されることになる。
【0027】また、レンズ101は、PD103にレー
ザ光を瞬間的に通過させるための部分(開始点101
a)と、所定の走査時間だけPSD102の1点にレー
ザ光を集光させるPSD集光部101bとの2段構成を
有するように光学設計されているため、PSD102に
は、ある一定の時間、レーザ光が静止した状態が作ら
れ、PSD102がそのレーザ光の位置を検出するだけ
の十分なエネルギーがPSD102に供給されることに
なる。
【0028】図3は、図2に示したレーザ走査位置検出
センサの平面図である。
【0029】図3に示すように、レーザ光はPD103
を瞬間的に通過し、レーザ光がPSD102を通過する
際には、ある一定の時間だけPSD102の幅方向の中
心付近にビームスポットが静止する。
【0030】図4は図1等に示した走査位置検出センサ
の出力特性を示すグラフであり、同図(a)はPD(フ
ォトダイオード)によって得られる出力Aを示すグラ
フ、同図(b)はPSD(位置検出素子)によって得ら
れる出力Bを示すグラフである。
【0031】これらの出力Aおよび出力Bは、図1に示
したレーザ走査位置検出センサを構成する基板104に
設けられたオペアンプおよびコンパレータ等からなる不
図示の信号処理回路により得られるものである。
【0032】上記の不図示の信号処理回路は、PD10
3にレーザ光が照射されることによって流れる光電流に
よって動作するように構成されており、出力Aは、出力
がハイレベルからローレベルに落ちる時の「立ち下がり
エッジ」を得られるようになっている。この出力Aは、
不図示の制御回路で画像形成のタイミングをとるために
用いられる。
【0033】また、出力Bは、光スポットの位置によっ
て得られる2つの電流I1とI2との関係が、 (I2−I1)/(I1+I2)=2・x/L となる公知の一次元PSD素子の特性から得られるもの
であり、出力Bは、オペアンプを含む演算回路により、
光スポット位置によって変化する電圧として得られる。
【0034】また、演算回路は、図4(b)に示す出力
Bのほぼ中間の安定部分の電圧をホールドするように構
成されており、制御回路内では、走査位置に応じて変化
する連続した直流電圧として得られるようになってい
る。
【0035】出力Aおよび出力Bは、このような信号処
理回路および演算回路によって、図4(a)および
(b)に示した波形としてレーザ光の走査に同期して出
力される。これらの出力のうちの出力Bの電圧振幅はレ
ーザ走査位置に対応するので、この出力Bを出力Aのフ
ロントエッジで作り出すホールドタイミング信号によて
サンプルホールドすれば、連続した直流電圧となってレ
ーザ走査位置が得られる。
【0036】なお、上記に説明したオペアンプあるいは
コンパレータ等を用いて構成した信号処理回路は、当業
者にとってよく知られており、また本発明の本質的な構
成要素ではないので、その詳細な構成の説明は省略す
る。また、本発明の走査位置検出センサを構成するPS
DとPDとを互いに精度良く配置するための位置合わせ
構造、およびこれらを基板上に正確に実装し、ケース内
に精度良く取り付けるための位置合わせ構造について
も、当業者にとってよく知られており、また本発明の本
質的な構成要素ではないので、その詳細な説明は省略す
る。
【0037】上記のようにして本実施形態のレーザ走査
位置検出センサにより得られた出力信号を処理すること
によって、これらの出力信号をレーザ走査位置に対応し
た直流電圧としてマイクロコンピュータのA/D変換器
に与えれば、各レーザユニットのレーザ走査位置を容易
に判定することができる。そのため、本実施形態のレー
ザ走査位置検出センサを各レーザユニットの走査開始位
置および走査終了位置の2箇所に配置すれば、レーザ走
査位置のずれに対応してこれらの2つのセンサ間に生じ
る電圧差によって、レーザ光の実際の走査位置を正確に
得ることができる。
【0038】図5は、図1等に示したレーザ走査位置検
出センサが取り付けられた4色のタンデム型カラーレー
ザプリンタを示す概略構成図である。ここで、図5に示
すプリンタの感光体ベルト501、各レーザユニット5
02,503,504,505、モータ506、ドライ
ブローラ507、ステアリングローラ508および取り
付け基準509の各構成は、図6に示した従来のプリン
タと同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0039】前述したように、本実施形態のレーザ走査
位置検出センサ401は、各レーザユニットのレーザ光
の走査開始位置と走査終了位置とにおいて、それぞれの
レーザ光走査位置に応じた電圧を得ることができるよう
にプリンタ内に配置されている。そのため、各レーザユ
ニットが所定の位置からずれた状態でプリンタに取り付
けられていると、そのずれ量に応じた2つのセンサ間の
電圧差が、これらの信号を処理している不図示のマイク
ロコンピュータによって得られる。そして、この電圧差
に基づいて、各レーザユニットの取り付け位置誤差が知
得される。
【0040】このようにして得られた電圧差を、プリン
タの「レーザユニット取り付け状態調整モード」として
の動作下で、実際のレーザ取り付け位置ずれ量として出
力できるように前記のマイクロコンピュータのプログラ
ムを構成しておけば、この出力をモニタしながら、モー
タ等のアクチュータを用いた自動調整等を行うことによ
り、レーザユニットの取り付け状態の調整を行うことが
できる。
【0041】さらに、Y色用レーザユニット502を基
準に各レーザユニット同士の位置関係を調整してゆけ
ば、副走査方向(ベルト回転方向)に発生する色ずれ
は、単に各レーザユニット同士の取り付け間隔の誤差分
だけとなる。各レーザ走査位置検出センサ401はプリ
ンタ内の所定の位置に配置されているので、上記のよう
にして発生する色ずれは画像書き出し時の画像タイミン
グの制御で完全に補正することができ、各レーザユニッ
ト同士の取り付け間隔に誤差がある場合であっても、副
走査方向に色ずれが生じることが防止される。
【0042】次に、主走査方向(レーザ光走査方向)に
生じ得る色ずれの補正について説明する。
【0043】各レーザユニットが図5に示したように、
取り付け基準509に対して突き当てられた状態でプリ
ンタ内に取り付けられている場合であっても、レーザユ
ニット内のSOSセンサ(不図示)と所定のレーザユニ
ット取り付け位置との間には、数十μmの誤差が発生す
る。
【0044】本実施形態のレーザ走査位置検出センサ
は、画像形成タイミングを得るフォトダイオードからの
出力により、走査開始位置については、レーザユニット
内に備えられているSOSセンサからの出力と、走査開
始位置に取り付けられた本実施形態のレーザ走査位置検
出センサの前述した出力Aとにより求められる。また、
レーザの振り幅は、走査開始位置および走査終了位置の
レーザ走査位置検出センサからの2つの出力Aの時間差
によって判る。この関係から、走査開始位置の調整およ
び画像形成幅の調整と、画像形成のドットクロックの調
整とを自動的に制御することが可能となり、その結果、
主走査方向に色ずれが生じることも防止される。
【0045】このように、本実施形態では、PSD10
2には、レンズ101によってある走査時間だけ同一ポ
イントにレーザビームが集光されるため、レーザの走査
速度が高速である場合でも、レーザ光がPSD102に
静止した状態となる時間が発生するので、PSD102
からの出力信号を安定した状態でレーザ走査位置の信号
として取り込むことができる。また、PD103が備え
られているので、PSD102の出力信号が安定状態に
なる点でのホールド動作が可能であり、レーザ走査位置
を直流電圧の変化によって知得することができる。
【0046】さらに、PD103の出力は、各レーザユ
ニット内に備えられているSOSセンサからの時間差と
して得られるので、図示していない制御回路内にてこの
時間差を計数すれば、レーザユニットの主走査方向の位
置ずれ量が得られることになる。このように、本実施形
態によれば、レーザユニットのレーザ走査位置および主
走査方向の位置ずれ量の2つの取り付け状態を、電気的
信号として検出することができる。
【0047】本実施形態のレーザ走査位置検出センサ
は、上記のようにして各レーザユニットの取り付け状態
を検出しているので、制御回路内で得られる電気信号を
処理することにより、各レーザユニット同士の平行状態
のずれに関しては、各レーザユニットの取り付け基準5
09側とは反対側に設けられる位置調整機構(不図示)
によって調整することができる。また、主走査方向のず
れに関しては、走査開始位置までのクロック数と、あら
かじめ設定した画像ピッチ毎のドットクロック(画像形
成の主走査方向の送りピツチ)を変化させるように補正
すれば、主走査方向の画像ずれを自動的に補正すること
ができる。
【0048】なお、上記に説明したレーザ走査位置検出
センサは、水平に配置されたPD103とPSD102
をレーザ光が通過するようにレンズ101が光学設計さ
れている例を示したが、レンズの設計およびPDとPS
Dの配置は何ら上記の構成に限定されるものでなく、レ
ーザ光がPDおよびPSDの表面に垂直に入射するよう
に、PDおよびPSDを水平から傾きを与えた状態でケ
ース内に実装しても何ら問題はない。さらに、このよう
にPDおよびPSDを水平から傾きを与えてケース内に
実装した場合の方が、レンズ設計は容易になる。ただ
し、PDおよびPSDの実装態様は、本レーザ走査位置
検出センサを構成するケースの構成に依存する。
【0049】また、上記の説明では、レンズがPDとP
SDの両方に対してレーザ光を集光するように構成され
ている例を示したが、PDはレンズを介さずに直接にレ
ーザ光が入射される構成とし、PSDの方だけにレンズ
によってレーザ光が集光されるようにしてもよい。
【0050】さらに、PDに入射されるレーザ光の時間
精度を高めるために、PDに入射されるレーザ光の光路
中にレーザ光の透過スリットを備える構成としてもよ
く、この透過スリットによってより正確な時間検出を行
うことができるエッジが形成される。
【0051】また、上記の説明ではPDとPSDとをそ
れぞれ別素子として基板上に実装した例を示したが、P
DおよびPSDはどちらも同一の半導体基板から構成す
ることができるので、半導体基板の状態から一体となっ
ている構成とすることもできる。
【0052】さらに、上記の説明ではPDおよびPSD
が実装される基板に、オペアンプやコンパレータからな
る信号処理回路が構成されている例を示したが、この信
号処理回路をレーザ走査位置検出センサ内の基板に設け
なければならないという制限は特になく、このレーザ走
査位置検出センサを利用する側(例えばレーザプリンタ
の制御基板)に信号処理回路が設けられていても、上記
に説明した効果を何ら変わりなく得られることは明らか
である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走査位置
検出センサは、レーザ走査位置検出センサを走査するレ
ーザ光の走査位置を検出する照射位置検出素子と、レー
ザ光がレーザ走査位置検出センサを走査する際にレーザ
光を所定の時間だけ照射位置検出素子の一点に集中させ
るように構成されたレンズとが備えられているので、レ
ーザ光が高速で走査される場合であっても、レーザ光の
走査位置を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ走査位置検出センサの一実施形
態を、一部を破断した状態で示す斜視図である。
【図2】図1に示したレーザ走査位置検出センサをレー
ザ走査方向に沿って切断した断面図である。
【図3】図2に示したレーザ走査位置検出センサの平面
図である。
【図4】図1等に示した走査位置検出センサの出力特性
を示すグラフである。
【図5】図1等に示したレーザ走査位置検出センサが取
り付けられた4色のタンデム型カラーレーザプリンタを
示す概略構成図である。
【図6】感光体ベルトと4つのレーザユニツトとを有す
る従来のタンデム型プリンタの画像形成部を示す概略構
成図である。
【図7】感光体ベルトと4つのレーザユニツトとを有す
る従来の他のタンデム型プリンタの画像形成部を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
101 レンズ 101a 開始点 101b PSD集光部 102 PSD(位置検出素子) 103 PD(フォトダイオード) 104 基板 105 ケース 106 コネクタピン 107 コネクタ 401 レーザ走査位置検出センサ 501 感光体ベルト 502 Y色用レーザユニット 503 M色用レーザユニット 504 C色用レーザユニット 505 Bk色用レーザユニット 506 モータ 507 ドライブローラ 508 ステアリングローラ 509 取り付け基準
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 G02B 26/10 G03G 15/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される感光体を露光する
    ためのレーザ光を走査するレーザユニットを有するレー
    ザプリンタに用いられ、前記レーザ光の走査位置を検出
    するレーザ走査位置検出センサであって、 前記レーザ光が前記レーザ走査位置検出センサを走査す
    る際に、前記レーザ走査位置検出センサの前記レーザ光
    が照射される位置を検出する照射位置検出素子と、前記
    レーザ光が前記レーザ走査位置検出センサを走査する際
    に、前記レーザ光を所定の時間だけ前記照射位置検出素
    子の一点に集中させるように構成されたレンズと、前記
    レーザ光が前記レーザ走査位置検出センサに入射するタ
    イミングを検出する受光素子とが備えられていることを
    特徴とするレーザ走査位置検出センサ。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光が前記レーザ走査位置検出
    センサを走査する際に前記レーザ光を瞬間的に前記受光
    素子に入射させるように構成されたレンズが備えられて
    いる請求項1に記載のレーザ走査位置検出センサ。
  3. 【請求項3】 前記受光素子に入射される前記レーザ光
    の光路中にスリットが設けられている請求項1から
    いずれか1項に記載のレーザ走査位置検出センサ。
  4. 【請求項4】 静電潜像が形成される感光体を露光する
    ためのレーザ光を走査するレーザユニットを有するレー
    ザプリンタに用いられ、前記レーザ光の走査位置を検出
    するレーザ走査位置検出センサであって、 前記レーザ光が前記レーザ走査位置検出センサを走査す
    る際に、前記レーザ走査位置検出センサの前記レーザ光
    が照射される位置を検出する照射位置検出素子と、前記
    レーザ光が前記レーザ走査位置検出センサを走査する際
    に、前記レーザ光を所定の時間だけ前記照射位置検出素
    子の一点に集中させるように構成されたレンズとが備え
    られ 前記照射位置検出素子は、前記レーザ光が入射され
    る受光面に、前記レンズを通って多方向から扇状に入射
    角の振れ幅を持って前記照射位置検出素子に集光される
    前記レーザ光のうちの、前記受光面に対する入射角の振
    れ幅の中心にあるレーザ光が垂直に入射するように配置
    されていることを特徴とする レーザ走査位置検出セン
    サ。
  5. 【請求項5】 前記照射位置検出素子は、前記レーザ光
    が入射される受光面に、前記レンズを通って多方向から
    扇状に入射角の振れ幅を持って前記照射位置検出素子に
    集光される前記レーザ光のうちの、前記受光面に対する
    入射角の振れ幅の中心にあるレーザ光が垂直に入射する
    ように配置されている請求項1からのいずれか1項に
    記載のレーザ走査位置検出センサ。
  6. 【請求項6】 前記レーザユニットから走査される前記
    レーザ光の走査開始位置および走査終了位置に配置され
    る請求項1から5のいずれか1項に記載のレーザ走査位
    置検出センサ。
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