JP3183901U - 樹脂製コップ - Google Patents

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雅之 森本
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森本産業株式会社
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Abstract

【課題】口元部に口を付けた際に、口元部が口にフィットしやすく、内容物をこぼしにくい樹脂製コップを提供する。
【解決手段】樹脂製コップにおいて、口元部の少なくとも一部がシリコーンゴムよりなるシリコーンゴム部材12によって覆われており、シリコーンゴム部材12は、断面がほぼ逆U字形を有し、コップ口元部の全周にわたって形成された薄い突状11aの外周面と内周面と上端面の全体を覆うようにコップ本体に取り付けられ、コップの口元部と一体化されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、樹脂製コップに関し、より特定的には、口元部に口を付けて内容物を飲み込む際、内容物が口からこぼれにくい樹脂製コップに関する。
従来から、ポリスチレンなどの樹脂の成型品よりなるコップが広く使用されている。
しかしながら、樹脂の成型品よりなるコップは、口を付けたときに、口にフィットしにくく、特にお年寄りや子供にとっては、内容物を飲みにくかったり、こぼしやすかったりするという問題があった。
上記の問題を鑑みて、本考案は、口元部に口を付けた際に、口元部が口にフィットしやすく、内容物をこぼしにくい樹脂製コップを提供することを目的とする。
樹脂製コップにおいて、口元部の少なくとも一部がシリコーンゴムよりなるシリコーンゴム部材によって覆われており、シリコーンゴム部材が、コップの口元部と一体化されている。
本考案によれば、口元部に口を付けて内容物を口に入れる際に、口元部の形状が口の形状に合いやすく、内容物をこぼしにくい樹脂製コップを提供することができる。
本考案の実施形態に係るコップの正面図 本考案の実施形態に係るコップの上面図 図2に示すA−A’線に沿う概略断面図
以下、図1〜図3を参照して本考案の実施形態に係るコップについて説明する。図1は、本考案の実施形態に係るコップ1の正面図である。また、図2は、コップ1の上面図である。また、図3は、図2に示すA−A’線に沿う概略断面図である。
コップ1は、底部15および底部15から立ち上がる周壁部16を有するコップ本体11と、コップ1の口元部14に設けられた、シリコーンゴムよりなるシリコーンゴム部材12と、把手13とを備える。また、口元部14には、コップ1の周壁部16より薄い突条11aが、口元部14の全周にわたって、周壁部16と一体的に形成されている。図2に示すように、突条11aの外周面は周壁部16の外周面よりもコップ1の内側に位置し、突条11aの内周面は周壁部16の内周面よりもコップ1の外側に位置している。
コップ本体11の材料としては、ポリスチレン、ABS、ナイロン66などの樹脂を用いることができる。特に、ナイロン66を好適に用いることができる。
シリコーンゴム部材12は、シリコーンゴムにより形成され、断面がほぼ逆U字形を有する部材であり、突条11aの外周面と内周面と上端面との全体を覆うように、コップ本体11に取り付けられ、コップ本体11と一体化されている。ここで、コップ本体11とシリコーンゴム部材12との一体化は、シリコーンゴム部材12を、接着剤を用いずにコップ本体11に接続することをいう。また、シリコーンゴム部材12の内周面とコップ本体11の周壁部16の内周面と同一面を構成し、かつ、シリコーンゴム部材12の外周面とコップ本体11の周壁部16の外周面と同一面を構成するように、シリコーンゴム部材12は設けられる。ここで、同一面を構成するとは、シリコーンゴム部材12の外面とコップ本体11の周壁部16の外面とが、段差なく、連続する面として接続されていることをいう。
シリコーン部材12とコップ本体11とを一体化するためには、まず、コップ本体11をインジェクション成形によって成形し、金型を用いて、シリコーンゴムをコップ本体11の口元部14上に二次成形することにより、シリコーン部材12を成形するとよい。
シリコーンゴム部材12の硬さは、材料であるシリコーンゴムに、シリカ系紛体充填剤の添加量などを調整することにより、口当たりの良さを考慮して適宜設定することができる。また、シリコーンゴム部材12の高さと幅とについても、口当たりの良さを考慮して適宜設定することができる。
また、シリコーンゴム部材12は透明であってもよいし、着色により不透明であってもよい。
なお、本実施形態では、コップ1には、把手13が設けられているが、本考案の必須の構成ではない。
本実施形態では、一例として、コップ1の高さH1を82mm、底部15の外径L1を67mm、シリコーンゴム部材12の最大外径L2を78mmシリコーンゴム部材12の高さH2を9.8mm、突条11aの高さH3を5.2mm、シリコーンゴム部材12の幅Wを3mmとした。ただし、これらの具体的な数値は、本考案の一例を示したものに過ぎず、本考案を何ら限定するものではない。
シリコーンゴム部材12は、柔らかく弾性がある素材であるため、シリコーンゴム部材12を上記のようにコップ1の口元部14に設けることにより、口元部14に口を付けてコップ1の内容物を口に入れる際、コップ1の口元部14が口にフィットしやすくなる。従って、特にお年寄りや子供が使用した際においても、使用時に内容物がこぼれることを抑制することができる。また、シリコーンゴム部材12を直接口が触れる部分に設けることによって、コップ1への口当たりの良さも実現できる。更に、シリコーンゴムは耐熱性、低温性に優れ、家庭での使用温度では不可逆的に変形しにくい素材であるため、コップ1に冷たい内容物を入れたりしても、シリコーンゴム部材12が変形したり、柔らかさを損なうことなく使用することができる。
また、本実施形態のように、樹脂製のコップ本体11の口元部14に部分的にシリコーンゴム部材12を設けた構成では、単にシリコーンゴムのみで成形したコップと比べて、形状の安定性に優れるため、コップ1に内容物を入れた状態でテーブル等に安定して載置することができる。更に、樹脂製のコップ本体11の全体をシリコーンゴムで覆う構成も考えられるが、本実施形態の構成であれば、シリコーンゴムの使用量を少なくすることができ、材料コスト及び製造コストの面でメリットがある。
なお、上記の実施形態では、シリコーンゴム部材12をコップ1の口元部全周に設けているが、シリコーンゴム部材12はコップ1の口元部14の全周に設けられていなくてもよい。例えば、コップ1の口元部14のうち、使用者が口を付ける一部にシリコーンゴム部材12を設けてもよい。この場合、コップ本体11の口元部14のうち、シリコーンゴム部材12を設ける箇所に切り欠きを設け、この切り欠きと相補的な形状のシリコーンゴム部材12を取り付ければよい。
また、上記の実施形態では、突条11aの厚みが一定であるが、突条11aの厚みは一定でなくてもよく、例えば、底部15側から上端面に向けて厚みが増すようにしてもよい。
また、突条11aの周壁部に少なくとも1つの開口を設け、シリコーンゴム部材12の成形時に突条11aに設けた開口を通じてシリコーンゴム部材12が架橋されるようにしてもよい。
また、突条11aの表面に凹凸を設けてもよい。
また、上記の実施形態では、横断面がほぼ円形のコップ1を説明したが、コップ1の横断面形状は特に限定されず、楕円状や略三角形状あるいは略矩形状等であってもよい。
また、上記の実施形態では、コップについて説明したが、コップ以外の樹脂製食器の口元部の少なくとも一部にシリコーンゴムを設けてもよい。例えば、シリコーンゴムが、口元部に設けられている丼鉢でもよい。
本考案は、口元部に口を付けて内容物を口の中に入れる際に、口元部の形状が口の形状に合いやすく、内容物をこぼれにくくすることができる樹脂製コップなどに利用することができる。
1 コップ
11 コップ本体
11a 突条
12 シリコーンゴム部材
13 把手
14 口元部
15 底部
16 周壁部

Claims (5)

  1. 樹脂製コップにおいて、
    口元部の少なくとも一部がシリコーンゴムよりなるシリコーンゴム部材によって覆われており、
    前記シリコーンゴム部材が、前記コップの前記口元部と一体化されていることを特徴とする、樹脂製コップ。
  2. 前記口元部には、前記コップの周壁部より薄い突条が全周にわたって前記周壁部と一体的に設けられており、
    前記シリコーンゴム部材は、前記突条をはさみこんで、前記突条の全体を覆うように形成されており、
    前記シリコーンゴム部材の内周面と、前記コップの前記周壁部の内周面とが同一面を構成し、かつ、前記シリコーンゴム部材の外周面と、前記コップの前記周壁部の外周面とが同一面を構成することを特徴とする、請求項1に記載の樹脂製コップ。
  3. 前記突条の厚みが、前記コップの底部側から上端面に向けて増加することを特徴とする、請求項2に記載の樹脂製コップ。
  4. 前記突条の周壁部に少なくとも1つの開口を設け、前記シリコーンゴム部材の成型時に前記開口を通じて、前記シリコーンゴム部材が架橋されていることを特徴とする、請求項2に記載の樹脂製コップ。
  5. 前記突条の表面に凹凸を設けることを特徴とする、請求項2に記載の樹脂製コップ。
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