JP3183895U - 展示袋兼用持運び袋 - Google Patents

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正明 杉本
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株式会社リングストン
三井物産パッケージング株式会社
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Abstract

【課題】包装した複数の商品を極めて合理的に展示し、これらの商品をそのまま持ち運ぶことができ、不正な開封を防止することが可能な展示袋兼用持運び袋を提供する。
【解決手段】前側面1と後側面2と底部3とを有する合成樹脂製フィルムの袋体Pを設ける。前側面1の開口端部を内側に折り返して折り返し1Aを形成する。後側面2の開口端部を内側に折り返して補強片2Aを形成する。折り返し1Aと補強片2Aとの重合部分を接着する接着テープ6を配設する。後側面2の接着テープ6下近傍に把手用孔4を配置する。該把手用孔4から該補強片2Aを貫通する補助孔5を開穿する。袋体Pの上部を切り離して開口せしめる切離部7を設ける。
【選択図】 図3

Description

本考案は、展示状態のまま持ち運ぶことができ、且つ、不正開封を防止することができる展示袋兼用持運び袋に関する。
コンビニエンスストアーやスーパーマーケット等の展示棚に並べられる商品は、個々の商品が陳列されるだけではなく、例えば、シャンプーとリンスの如く、使用目的等が関連する商品をセットにして展示・販売することなども行われている。このような販売には、複数の商品をセットで包装して展示すると共に、購買者がこの包装のまま持ち運べるように、PP等の合成樹脂材で形成したケース状の包装体が使用されている。例えばコンビニエンスストアーの如く、収納スペースが限られている展示棚に商品を多数展示する場合、包装体に収納した状態で展示できる商品の数は、包装されていない商品を展示する数よりも少なくならざるを得ない。
この種の展示棚のスペースは、各販売店において極めて高い販売効率が追求されているため、この展示棚に展示される競合メーカーにとっては、限られたスペースに、できるだけ多くの自社商品を展示しようとする激戦スペースとして知られている。したがって、商品をセットで包装する包装体は持ち運びが便利になっていても、限られた展示スペース内で包装体の分だけ商品の展示数が減ってしまうことは、販売効率上、好ましいことではなかった。
そこで当出願人は、特許文献1を提案し、持ち運びが容易で、しかも商品を展示する際に嵩張らず、限られた展示スベース内でも、包装体のない商品と同じ数の商品を展示することが可能な展示袋兼用持運び袋を提案している。
すなわち、特許文献1の持運び袋によると、フィルム状の合成樹脂の袋体を使用しているので、商品を展示する際に、この袋体は商品の輪郭に沿って自由に変形する。この結果、スペースが限られている展示棚に、セットで包装した商品を展示した場合でも、この包装が展示の妨げにならずに済むようになった。
ところが、柔軟なフィルム状の袋体を持ち運ぶために、把手部分に被着する断面略L字形状の補強シートを別途設ける必要があるため、この補強シートがずれたり外れたりすると、柔軟なフィルム状の袋体は持ち難い状態になる。しかも、商品を収納した後で補強シートを装着する作業になるので、収納作業に多くの手間やコストを要する不都合もあった。
そこで、当考案者は、更に特許文献2を提案し、包装した複数の商品を極めて合理的に展示することが可能で、しかも、これらの商品をそのまま持ち運ぶことができ、広告媒体としても優れた展示効果を有する展示袋兼用持運び袋及びその製造方法を提案して特許を取得した。
この特許文献2によると、袋体Pの開口部にチャックを設け、筋状に固定されたチャックを袋体の把手とし、把手用孔と補助孔とに挿入した手指が袋体の内部で固定されたチャックを下から持ち上げるように構成したことにより、袋体の把手として十分に機能すると共に、極めてシンプルな構造であるから、製造コストを下げ、収納作業も容易に行えるという効果があった。
実用新案登録第3135721号公報 特許第4978865号公報
特許文献2に示される展示袋兼用持運び袋により、極めてシンプルな構造で合理的な展示効果と持ち運ぶ際の利便性を兼ね備えることに成功した。ところが、袋体の開口部に設けたチャックは、誰でも容易に開閉操作可能なため、販売中に不正な開封による不法行為が行われるおそれが生じた。
例えば、未購入の商品Aの袋体のチャックを不正に開封した後、袋体の内部に別の商品Bを隠し、商品Aの支払いだけで商品Bを運び出すなどの不法行為が行われ易いことが判明した。そこで、本考案は、これまで提案している特許文献1、2の構成に更に改良を加えることで、展示効果を維持しながら不正な開封を防止することが可能な展示袋兼用持運び袋の提供を目的とするものである。
本考案の第1の手段は、前側面1と後側面2と底部3とを有する合成樹脂製フィルムの袋体Pで形成された展示袋兼用持運び袋において、
前側面1の開口端部を袋体Pの内側に折り返した折り返し1Aと、後側面2の開口端部を袋体Pの内側に折り返した補強片2Aとを形成し、
これら折り返し1Aと補強片2Aとの重合部分を接着する接着テープ6を配し、
後側面2の接着テープ6下近傍に配する把手用孔4と、該把手用孔4から該補強片2Aを貫通する補助孔5とを開穿して接着テープ6で接着された帯状部分を袋体Pの把手とし、把手用孔4と補助孔5とに挿入した手指が袋体Pの内部で接着された帯状部分を下から持ち上げるように構成し、
把手用孔4及び補助孔5と接着テープ6で接着された帯状部分との間に、袋体Pの上部を切り離して開口せしめる切離部7を設けたことにある。
第2の手段において、前記接着テープ6にて接着される前記折り返し1Aと補強片2Aとの左右両端部に切欠部8が形成され、該切欠部8から前記接着テープ6の剥離紙6Aを剥離するように構成したものである。
第3の手段において、前記底部3は前記揺動軸1と前記後側面2とから延長され、該底部3の左右両端部に直角状の切欠部9が形成され、該切欠部9が広がることで底部3が平面状に展開するように構成したことにある。
本考案の請求項1の如く、これら折り返し1Aと補強片2Aとの重合部分を接着する接着テープ6を配し、後側面2の接着テープ6下近傍に配する把手用孔4と、該把手用孔4から該補強片2Aを貫通する補助孔5とを開穿して接着テープ6で接着された帯状部分を袋体Pの把手とし、把手用孔4と補助孔5とに挿入した手指が袋体Pの内部で接着された帯状部分を下から持ち上げるように構成したことにより、開封前は接着テープ6にて接着した帯状部分が袋体Pの把手となり、搬送しやすいものになる。しかも、接着テープ6によって強力に接着された帯状部分により不正開封を防止することが可能になった。更に、把手用孔4及び補助孔5と接着テープ6で接着された帯状部分との間に、袋体Pの上部を切り離して開口せしめる切離部7を設けているので、消費者はこの切離部7を切り離すことで商品Sを簡単に取り出すことができる。
また、請求項2のように、前記接着テープ6にて接着される前記折り返し1Aと補強片2Aとの左右両端部に切欠部8が形成され、該切欠部8から前記接着テープ6の剥離紙6Aを剥離するように構成したことで、袋体Pに収納物を収納した後、接着テープ6を接着する作業が極めて容易になり、収納作業性を高めることができる。
更に、請求項3のごとく、底部3の左右両端部に直角状の切欠部9を設けたことで、底部3の視認性が高まり、袋体の内部に別の商品Bを隠すことができない構造になっている。しかも、切欠部9が広がることで底部3が平面状に展開するように構成しているので、敢えて底マチを設けなくても平面状の底部3を構成することができる。したがって、袋体Pの製造コストを下げると共とに、収納時に底マチのような嵩張りがないので収納スペースも少なくなる。
また、商品Sを展示する際に、柔軟な合成樹脂製の袋体Pは商品Sの輪郭に沿って自由に変形するので、スペースが限られている展示棚に商品を展示した場合でも、この包装が展示の妨げにならずに済み、包装されない商品を展示できる数と変わらずに展示することができる。
このように本考案によると、包装した商品を合理的に展示することが可能で、しかも、これらの商品をそのまま持ち運ぶことができる展示袋兼用持運び袋において、不正な開封を防止することが可能になったものである。
本考案の一実施例を示す使用斜視図である。 本考案の使用状態を示す縦断面図である。 本考案袋体を示す背面図である。
本考案で使用する柔軟な合成樹脂製の袋体Pは、単品の商品Sやセットになった商品Sを収納し、展示棚に並べられ、購入時にそのまま持ち運ぶように設けたものである(図4参照)。袋体Pの材質として、例えば、厚さ0.03〜0.1mmのポリプロピレンフィルムに厚さ0.015 mmのナイロンフィルムがラミネートされたフィルム材にて形成された袋体を使用すると、少なくとも700ml入りのシャンプーとリンスとを2本セットにした程度の商品Sを持ち運ぶことが可能になる。また、このほか、袋体の材質として、OPPフィルムシート、CCPフィルム、PEフィルム、A-PETフィルム、PETフィルムシート、OPSフィルムなどの使用も可能である。また、収納する商品Sも、例えば缶ビール等の飲食物など、任意の商品を収納することができる。
袋体Pは、前側面1と後側面2と底部3とが形成されている(図2参照)。この底部3は、揺動軸1と後側面2とから延長されている。そして、この底部3の左右両端部に直角状の切欠部9を形成し、この切欠部9が広がることで底部3が平面状に展開するものである。
前側面1の開口端部を袋体Pの内側に折り返して折り返し1Aを形成する。更に、後側面2の開口端部を袋体Pの内側に折り返して補強片2Aを形成する。これら折り返し1Aと補強片2Aとにより、袋体Pの開口部が強化されている。更に、これら折り返し1Aと補強片2Aとの重合部分に接着テープ6を配し、袋体Pに商品S収納後、この接着テープ6にて開口部を帯状に接着する。そのため、接着テープ6には予め剥離紙6Aが貼り付けられており、商品S収納後、この剥離紙6Aを剥がして接着する。この際、袋の内側に配置した接着テープ6から剥離紙6Aを外す作業が困難な作業になる。そのため、接着テープ6にて接着される折り返し1Aと補強片2Aとの左右両端部に切欠部8を形成し、接着テープ6の両端部が袋体Pの外に表出するように構成している。このようにすると、切欠部8から接着テープ6から剥離紙6Aを剥離する作業が頗る簡略化されるものである。
一方、後側面2の接着テープ6下近傍に把手用孔4を開穿する。更に、この把手用孔4から補強片2Aを貫通する補助孔5を開穿する。そして、把手用孔4と補助孔5とに挿入した手指が袋体Pの内部で接着された帯状部分を下から持ち上げるように構成している。すなわち、この把手構造では、接着テープ6で接着された帯状部分を袋体Pの把手とするものである。
切離部7は、袋体Pから商品Sを取り出す際に、袋体Pの上部を切り離して開口せしめる部位である。この切離部7は、把手用孔4及び補助孔5と接着テープ6で接着された帯状部分との間に設けている。図示例では、前側面1から折り返し1Aを貫通し、あるいは後側面2から補強片2Aを貫通する微細な多数の孔で直線状の切離部7を形成したものである。袋体Pの開口部は、接着テープ6が強力に接着されており、しかも、前側面1と折り返し1A、後側面2と補強片2Aにより多層構造になっているが、この切離部7に沿って袋体Pの開口部を容易に切り離すことができる。
尚、図示例の各構成は、本考案の一実施例に過ぎず、たとえば袋体Pの形状や前側面1の広告宣伝用印刷の有無、合成樹脂製フィルムの材質の変更、後側面2の把手用孔4の数やサイズ、補強片2Aの補助孔5の形状や位置、接着テープ6の位置や幅の変更など、収納する商品Sの形態に応じて自由に選択できるものであり、本考案の要旨を変更しない範囲において自由に選択することができる。
S 商品
P 袋体
1 前側面
1A 折り返し
2 後側面
2A 補強片
3 底部
4 把手用孔
5 補助孔
6 接着テープ
6A 剥離紙
7 切離部
8 切欠部
9 切欠部

Claims (3)

  1. 前側面と後側面と底部とを有する合成樹脂製フィルムの袋体で形成された展示袋兼用持運び袋において、前側面の開口端部を袋体の内側に折り返した折り返しと、後側面の開口端部を袋体の内側に折り返した補強片とを形成し、これら折り返しと補強片との重合部分を接着する接着テープを配し、後側面の接着テープ下近傍に配する把手用孔と、該把手用孔から該補強片を貫通する補助孔とを開穿して把手構造を設け、接着テープで接着された帯状部分を袋体の把手とし、把手用孔と補助孔とに挿入した手指が袋体の内部で接着された帯状部分を下から持ち上げるように構成し、把手用孔及び補助孔と接着テープで接着された帯状部分との間に、袋体の上部を切り離して開口せしめる切離部を設けたことを特徴とする展示袋兼用持運び袋。
  2. 前記接着テープにて接着される前記折り返しと補強片との左右両端部に切欠部が形成され、該切欠部から前記接着テープの剥離紙を剥離するように構成した請求項1記載の展示袋兼用持運び袋。
  3. 前記底部は前記揺動軸と前記後側面とから延長され、該底部の左右両端部に直角状の切欠部が形成され、該切欠部が広がることで底部が平面状に展開するように構成した請求項1記載の展示袋兼用持運び袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021008315A (ja) * 2019-07-03 2021-01-28 サキョ−株式会社 リップ付包装袋

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