JP3183642U - 電気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止材を流し込むための型を必要とせず、ハーネスの接続部が保護された電気部品を提供する。
【解決手段】ハウジング11の底部11aから突出する端子12を有する検出部材1と、筒状のケース2と、端子12が接続される基板3と、基板3に接続されるハーネス4と、を備え、ケース2内の収容空間には、端子12を挿通可能な貫通孔を有する仕切部20が設けられ、検出部材1が配置される第1収容部21と、基板3が配置される第2収容部22と、が形成されており、第1収容部21には、端子12を挿通可能な孔部を有するシート状の弾性部材5が、仕切部20とハウジング11の底部11aとの間に挟持され、貫通孔を囲むように配設されていると共に、第2収容部22には、基板3と、ハーネス4の一部と、端子の接続部3aと、ハーネスの接続部3bと、を覆うように、封止材6が充填されている。
【選択図】図4

Description

本考案は、電気部品に関し、特に、接続部が保護された電気部品に関する。
屋外に設置される電気設備や屋外を走行する自動車等に使用される電気部品は、長期間に亘る性能の安定性や、雨水等の浸入防止といった信頼性が要求される。
例えば、特許文献1には、自動車のドアーの開閉時のランプ点灯用に適したスイッチ装置が記載されている。図8は、従来の電気部品に係る説明図であり、特許文献1に記載されたスイッチ装置200を示す断面図である。
スイッチ装置200は、接点部が収納された収納部201aを有するハウジング201の上面側に、合成樹脂などの絶縁材で下面開口の箱型に形成されたカバー部材212が嵌着され、ゴムなどの弾性材からなるシールド部材211が取り付けられている。シールド部材211は、ハウジング201とカバー部材212とによって弾性力を持って挟持された状態となり、収納部201a内の機密性が保たれている。
また、スイッチ装置200は、ハウジング201の底面側に、出力端子部と接続されるハーネス204が配設されており、このハーネス204によって検出信号が出力される。また、ハウジング201の底面側には、ハーネス204及び出力端子部を覆うように被覆部材205が固着されている。被覆部材205が非透水性の材料であって、隙間なく被覆することができれば、ハウジング201の底面側からスイッチ装置200内部に雨水等が浸入しないようにできる。
特開2005−158636号公報
しかしながら、スイッチ装置200の本体へのハーネス204の接続部を含めて、確実に(水密に)ハウジング201の底面側を覆うには、以下のような問題があった。被覆部材205として、流動性を有する封止材を塗布(充填)し、この封止材を固形化させることによって被覆部材205を構成する必要がある。そのため、スイッチ装置200の製造時に流動性を有する封止材を、収納部201a内が閉塞されないように流し込むための型を必要としていた。また、このような接続部が保護された電気部品の製造工程においては、封止材を流し込むための型へ本体を装着する作業や型から取り外しする作業が必要となり、作業性も悪かった。
本考案は、上述した課題を解決するもので、封止材を流し込むための型を必要とせず、水の浸入からハーネスの接続部が保護された電気部品を提供することを目的とする。
本考案の電気部品は、ハウジングの底部から突出する端子を有する検出部材と、前記検出部材が収容される筒状のケースと、前記端子が接続される基板と、前記基板に接続され前記検出部材からの信号を出力するハーネスと、を備え、前記ケース内の収容空間には、前記端子を挿通可能な貫通孔を有する仕切部が設けられ、この仕切部により、前記検出部材が配置される第1収容部と、前記基板が配置される第2収容部と、が形成されており、前記第1収容部には、前記端子を挿通可能な孔部を有するシート状の弾性部材が、前記仕切部と前記ハウジングの底部との間に挟持され、前記貫通孔を囲むように配設されていると共に、前記第2収容部には、前記基板と、前記ハーネスの一部と、前記基板における前記端子の接続部と、前記基板における前記ハーネスの接続部と、を覆うように、封止材が充填されていることを特徴とする。
筒状のケースの第1収容部には、弾性部材が、仕切部とハウジングの底部との間に挟持されて配設されているので、第2収容部の天井面は、仕切部、ハウジングの底部、及び弾性部材で閉塞されており、第2収容部の外周は、筒状のケースを構成する外周壁で囲まれたものとなる。これにより、別途、封止材を流し込むための型を必要とせず、第2収容部に流動性を有する封止材を充填することができる。また、第1収容部にはシート状の弾性部材を有し、第2収容部にはハーネスと基板とを覆う封止材を有しているので、検出部材の端子が突出する部分への外部からの水の浸入を、弾性部材と封止材とによって防ぐことができる。したがって、封止材を流し込むための型を必要とせず、水の浸入からハーネスの接続部が保護された電気部品を得ることができる。
さらに、第2収容部に封止材を流し込むための型を必要としないことから、検出部材の型への取り付け作業および取り外し作業も不要となるため、電気部品の生産性も良好にできる。
また、本考案の電気部品において、前記ケースには前記検出部材を係止する係止部が設けられ、前記弾性部材が前記ハウジングの底部と前記仕切部との間で圧接された状態で、前記検出部材が前記係止部によって係止されていることを特徴とする。
弾性部材がハウジングの底部と仕切部との間で圧接された状態で、検出部材が係止部によって係止されているので、第1収容部に検出部材を嵌着するだけで、容易に弾性部材の挟持を行うことができる。
また、本考案の電気部品において、前記弾性部材には、前記孔部を囲む突出部が一面と他面とに形成されていることを特徴とする。
弾性部材は突出部が形成されているので、圧接されると、孔部を囲む突出部が弾性変形する。このため、挟持された弾性部材の弾性力によって、検出部材の端子が突出する部分への外部からの水の浸入を確実に防止することができる。
また、本考案の電気部品において、前記基板は、前記第2収容部の一方側に寄せて配設され、前記ハーネスが、前記第2収容部の他方側から、前記ケースの内面と前記基板との間を通って、U字状に折り曲げられた状態で、前記基板に接続されていることを特徴とする。
ハーネスがU字状に折り曲げられた状態で、接続部に取り付けられているので、引張り強度を向上させることができる。また、基板は第2収容部の一方側に寄せて配設されているので、ハーネスがU字状に折り曲げられた前記第2収容部の他方側へ封止材を流し込むことが可能となる。U字状の折り曲げ部に封止材が充填されていることにより、引張り強度が向上する。
また、本考案の電気部品において、前記基板には、切欠きまたは開口部からなる貫通部が形成されていることを特徴とする。
基板に貫通部が形成されているので、貫通部を通して、封止材を第2収容部における基板と仕切部との間の空隙に容易かつ確実に充填可能となる。
また、本考案の電気部品において、前記封止材はエポキシ系の熱硬化性樹脂であって、前記ケースが前記ハウジングよりも前記封止材との密着性が高い材料で形成されていることを特徴とする。
ケースは、封止材との密着性が高い材料で形成されているので、ケースと封止材との接合面を通る水の浸み込みが抑制される。これにより、検出部材の端子が突出する部分への外部からの水の浸入を、より確実に防ぐことができる。
本考案の電気部品は、筒状のケースの第2収容部の天井面は、仕切部、ハウジングの底部、及び弾性部材で閉塞されており、第2収容部の外周は、筒状のケースを構成する外周壁で囲まれたものとなる。これにより、別途、封止材を流し込むための型を必要とせず、第2収容部に流動性を有する封止材を充填することができる。また、第1収容部にはシート状の弾性部材を有し、第2収容部にはハーネスと基板とを覆う封止材を有しているので、検出部材の端子が突出する部分への外部からの水の浸入を、弾性部材と封止材とによって防ぐことができる。したがって、封止材を流し込むための型を必要とせず、水の浸入からハーネスの接続部が保護された電気部品を得ることができる。
本考案の実施形態の電気部品を示す外観図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は底面図である。 本考案の実施形態の電気部品を示す分解斜視図である。 底面側から見た分解斜視図である。 図1のIV−IV線で切断した模式断面図である。 図1のV−V線で切断した模式断面図である。 弾性部材を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のVI−VI線で切断した模式断面図である。 基板を示す説明図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。 従来の電気部品に係る説明図であり、従来のスイッチ装置を示す断面図である。
以下に本考案の実施形態における電気部品100について説明する。
図1は本考案の実施形態の電気部品100を示す外観図であり、図1(a)は平面図であり、図1(b)は正面図であり、図1(c)は底面図である。図2は本考案の実施形態の電気部品100を示す分解斜視図であり、図3は底面側から見た分解斜視図である。図4は、図1のIV−IV線で切断した模式断面図である。図5は、図1のV−V線で切断した模式断面図である。図6は弾性部材5を示す説明図であり、図6(a)は平面図であり、図6(b)は図6(a)のVI−VI線で切断した模式断面図である。図7は基板3を示す説明図であり、図7(a)は平面図であり、図7(b)は正面図である。
図1に示すように、本実施形態の電気部品100は、検出部材1が収容されるケース2と、検出部材1からの信号を出力するハーネス4と、を備え、操作レバー14が操作されたときに操作部13が押圧されて、検出部材1から出力される信号が切り換わる操作検出装置である。
検出部材1は、図2〜図3に示すように、ハウジング11と、ハウジング11の上面から突出する操作部13と、ハウジング11の底部11aから突出する端子12とを有する。
ケース2は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂を成形したものである。ケース2には収容空間2aが形成され、この収容空間2aに、検出部材1、弾性部材5、及び基板3が収容される。
ハーネス4は、絶縁性の被覆が施された電線である。ハーネス4の一端部4b側はケース2の収容空間2aに配置され、他端部側は図示しない電気回路に接続可能になっている。
操作レバー14はケース2に固定された金属製の板バネである。
検出部材1は、PPS(ポリフェニレンスルフィド)樹脂のハウジング11の内部に、図4〜図5に示すように、固定接点16、17、18が設けられている。初期状態では、固定接点17、18が図示しない可動接点に接触している。操作レバー14が操作されて操作部13が押圧されると、可動接点が移動して、可動接点に接触していた固定接点17が可動接点から離れると共に、可動接点に接触していなかった固定接点16が可動接点に接する。固定接点16、17、18は端子12にそれぞれ接続され、3個の端子12が、図3に示すように、ハウジング11の底部11aから突出するように配置される。
図2〜図5に示すように、筒状のケース2内の収容空間2aには、貫通孔20aを有する仕切部20が設けられ、この仕切部20により、第1収容部21と第2収容部22とが形成されている。第1収容部21には上方(図2のZ1側)から、シート状の弾性部材5と検出部材1とが挿入されて配置される。検出部材1は、図3に示すように、ハウジング11の底部11aから下方(図3のZ2側)に突出する端子12を有している。シート状の弾性部材5は、仕切部20とハウジング11の底部11aとの間に、仕切部20の貫通孔20aを囲むように配設される。
シート状の弾性部材5は、シリコーンゴムからなり、端子12を挿通可能な孔部5aを有している。また、弾性部材5には、図6に示すように、孔部5aを囲む突出部5dがZ1側の一面5bとZ2側の他面5cとに形成されている。
図5に示すように、ケース2には、検出部材1を係止する係止部2bが設けられている。これにより、検出部材1が上方から第1収容部21に挿入されると、検出部材1は、ハウジング11の上部の被係止部11bが係止部2bによって係止される。このとき、弾性部材5に形成された突出部5d(図6参照)が、貫通孔20aを囲む仕切部20に当接して、突出部5dが弾性変形する。こうして、ハウジング11の上部の被係止部11bが係止部2bによって係止されると共に、ハウジング11の底部11aと仕切部20との間で弾性部材5が圧接された状態になる。
第2収容部22には下方(図3のZ2側)から基板3が挿入される。基板3は、第2収容部22の一方側(図4のX1側)に寄せて配設されている。そして、ハーネス4は、第2収容部22の他方側(図4のX2側)から、ケース2の内面と基板3との間を通って、折り曲げ部4aがU字状に折り曲げられた状態で、一端部4bが基板3に接続されている。
図7に示すように、基板3は、端子12が接続される端子の接続部3aと、ハーネス4が接続されるハーネスの接続部3bと、切欠きからなる貫通部3cと、が形成されている。また、基板3は、回路素子3dと配線3eとを備え、端子の接続部3aと、ハーネスの接続部3bと、を配線3eによって電気的に接続している。本実施形態の電気部品100では、固定接点16、17、18のうちの2個が導通し、他の1個が非導通となる状態を検出すると共に、導通時及び非導通時のいずれにおいても対応する所定の出力をそれぞれ得られる抵抗回路を構成している。これにより、断線等の異常によって誤検出してしまう不具合を生じない。
図1〜図5に示すように、第2収容部22には、基板3と、ハーネス4の一端部4b及び折り曲げ部4aと、基板3における端子の接続部3aと、基板3におけるハーネスの接続部3bと、を覆うように、封止材6が充填されている。
封止材6はエポキシ系の熱硬化性樹脂であり、第2収容部22に充填する際には流動性を有し、充填後に摂氏100度程度の加熱によって固化させたものである。検出部材1のハウジング11の材質であるPPSは、耐熱性や耐薬品性に優れた難燃性樹脂であるが、エポキシ系の熱硬化性樹脂との密着性がよくない。PBTは、耐熱性や耐薬品性に優れた難燃性樹脂であり、PPSに比べて、エポキシ系の熱硬化性樹脂との密着性が高いことが知られている。このため、PBTからなるケース2は、PPSからなるハウジング11よりも、エポキシ系の熱硬化性樹脂である封止材6との密着性が高い。これにより、ケース2と封止材6との密着性が高いので、ケース2と封止材6との接合面を通る水の浸み込みが抑制される。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の電気部品100は、ハウジング11の底部11aから突出する端子12を有する検出部材1と、検出部材1が収容される筒状のケース2と、端子12が接続される基板3と、基板3に接続され検出部材1からの信号を出力するハーネス4と、を備える。そして、ケース2内の収容空間2aには、端子12を挿通可能な貫通孔20aを有する仕切部20が設けられ、この仕切部20により、検出部材1が配置される第1収容部21と、基板3が配置される第2収容部22と、が形成されている。そして、第1収容部21には、端子12を挿通可能な孔部5aを有するシート状の弾性部材5が、仕切部20とハウジング11の底部11aとの間に挟持され、貫通孔20aを囲むように配設されている。そして、それと共に、第2収容部22には、基板3と、ハーネス4の一部と、基板3における端子の接続部3aと、基板3におけるハーネスの接続部3bと、を覆うように、封止材6が充填されている。
本実施形態によれば、筒状のケース2の第1収容部21には、弾性部材5が、仕切部20とハウジング11の底部11aとの間に挟持されて配設されているので、第2収容部22の天井面は、仕切部20、ハウジング11の底部11a、及び弾性部材5で閉塞される。こうして、第2収容部22の外周は、筒状のケース2を構成する外周壁で囲まれたものとなる。これにより、別途、製造時に流動性を有する封止材6を流し込むための型を必要とせず、第2収容部22に流動性を有する封止材6を充填することができる。
また、第1収容部21にはシート状の弾性部材5を有し、第2収容部22にはハーネス4と基板3とを覆う封止材6を有しているので、検出部材1の端子12が突出する部分への外部からの水の浸入を、弾性部材5と封止材6とによって防ぐことができる。したがって、封止材6を流し込むための型を必要とせず、水の浸入からハーネスの接続部3bが保護された電気部品100を得ることができる。
さらに、第2収容部22に封止材6を流し込むための型を必要としないことから、検出部材1の型への取り付け作業および取り外し作業も不要となるため、電気部品100の生産性も良好にできる。
本実施形態の電気部品100において、ケース2には検出部材1を係止する係止部2bが設けられ、弾性部材5がハウジング11の底部11aと仕切部20との間で圧接された状態で、検出部材1が係止部2bによって係止されている。弾性部材5がハウジングの底部11aと仕切部20との間で圧接された状態で、検出部材1が係止部2bによって係止されるので、第1収容部21に検出部材1を嵌着するだけで、容易に弾性部材5の挟持を行うことができる。
本実施形態の電気部品100において、弾性部材5には、孔部5aを囲む突出部5dが一面5bと他面5cとに形成されている。弾性部材5は突出部5dが形成されているので、圧接されると、孔部5aを囲む突出部5dが弾性変形する。このため、挟持された弾性部材5の弾性力によって、検出部材1の端子12が突出する部分への外部からの水の浸入を確実に防止することができる。
本実施形態の電気部品100において、基板3は、第2収容部22の一方側に寄せて配設され、ハーネス4が、第2収容部22の他方側から、ケース2の内面と基板3との間を通って、U字状に折り曲げられた状態で、基板3に接続されている。ハーネス4は、折り曲げ部4aがU字状に折り曲げられた状態で、一端部4bがハーネスの接続部3bに取り付けられているので、電気部品100の引張り強度を向上させることができる。また、基板3は第2収容部22の一方側に寄せて配設されているので、ハーネス4がU字状に折り曲げられた折り曲げ部4aが収容された第2収容部22の他方側へ、封止材6を流し込むことが可能となる。U字状の折り曲げ部4aに封止材6が充填されていることにより、電気部品100の引張り強度が向上する。
本実施形態の電気部品100において、基板3には、切欠きまたは開口部からなる貫通部3cが形成されている。基板3に貫通部3cが形成されているので、貫通部3cを通して、封止材6を第2収容部22における基板3と仕切部20との間の空隙に容易かつ確実に充填可能となる。
本実施形態の電気部品100において、封止材6はエポキシ系の熱硬化性樹脂であって、ケース2がハウジング11よりも封止材6との密着性が高い材料で形成されている。ケース2は、封止材6との密着性が高い材料で形成されているので、ケース2と封止材6との接合面を通る水の浸み込みが抑制される。これにより、検出部材1の端子12が突出する部分への外部からの水の浸入を、より確実に防ぐことができる。
以上のように、本考案の実施形態の電気部品100を具体的に説明したが、本考案は、上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。
本実施形態の電気部品100において、基板3に形成されている貫通部3cは、切欠き形状以外にも、例えば丸孔等の開口部であってもよい。
また、ケース2は、係止部2bの替わりに、検出部材1を固定するためのネジ止め機構を有していてもよい。
本考案の電気部品は、特に、屋外で使用される電気設備や屋外を走行する自動車等において有用である。
1 検出部材
2 ケース
2a 収容空間
2b 係止部
3 基板
3a 端子の接続部
3b ハーネスの接続部
3c 貫通部
3d 回路素子
3e 配線
4 ハーネス
4a 折り曲げ部
4b 一端部
5 弾性部材
5a 孔部
5b 一面
5c 他面
5d 突出部
6 封止材
11 ハウジング
11a 底部
11b 被係止部
12 端子
13 操作部
14 操作レバー
16、17、18 固定接点
20 仕切部
20a 貫通孔
21 第1収容部
22 第2収容部
100 電気部品

Claims (6)

  1. ハウジングの底部から突出する端子を有する検出部材と、前記検出部材が収容される筒状のケースと、前記端子が接続される基板と、前記基板に接続され前記検出部材からの信号を出力するハーネスと、を備え、
    前記ケース内の収容空間には、前記端子を挿通可能な貫通孔を有する仕切部が設けられ、この仕切部により、前記検出部材が配置される第1収容部と、前記基板が配置される第2収容部と、が形成されており、
    前記第1収容部には、前記端子を挿通可能な孔部を有するシート状の弾性部材が、前記仕切部と前記ハウジングの底部との間に挟持され、前記貫通孔を囲むように配設されていると共に、
    前記第2収容部には、前記基板と、前記ハーネスの一部と、前記基板における前記端子の接続部と、前記基板における前記ハーネスの接続部と、を覆うように、封止材が充填されていることを特徴とする電気部品。
  2. 前記ケースには前記検出部材を係止する係止部が設けられ、前記弾性部材が前記ハウジングの底部と前記仕切部との間で圧接された状態で、前記検出部材が前記係止部によって係止されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品。
  3. 前記弾性部材には、前記孔部を囲む突出部が一面と他面とに形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気部品。
  4. 前記基板は、前記第2収容部の一方側に寄せて配設され、前記ハーネスが、前記第2収容部の他方側から、前記ケースの内面と前記基板との間を通って、U字状に折り曲げられた状態で、前記基板に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電気部品。
  5. 前記基板には、切欠きまたは開口部からなる貫通部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電気部品。
  6. 前記封止材はエポキシ系の熱硬化性樹脂であって、前記ケースが前記ハウジングよりも前記封止材との密着性が高い材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電気部品。
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