JP3183640B2 - 缶体用外蓋 - Google Patents
缶体用外蓋Info
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- Japan
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- score
- gripping piece
- skirt portion
- skirt
- lower edge
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Description
し、例えば、粉乳等を内容物とする缶体を開口した後に
該開口部を着脱自在に閉塞する外蓋に関する。
粉末食品や海苔等の湿気を嫌う食品であって、分取され
て用いられる食品を収容する缶体に用いられ、缶胴に巻
き締められた天蓋を開口した後に該開口部に冠着するこ
とで密封保存を可能とするものである。更に、この種の
缶体用外蓋においては、陳列時に外部からの悪戯を防止
するために、未開封の状態と開封後の状態とが視覚的に
容易に判断できるような構造とされている。即ち、この
種の外蓋は、天蓋を覆う覆板部と、該覆板部の周縁から
下方に延長されて巻締部に着脱可能な状態で係合する第
1スカート部と、該第1スカート部の下縁全周にスコア
を介して一体に設けられ、缶胴の外周に密着する第2ス
カート部とにより構成されている。更に、該第2スカー
ト部の一部には、その下縁から前記スコアに亘って形成
された破断開始スコアを備えている。該破断開始スコア
は、該第2スカート部を切除する際に、該破断開始スコ
アの近傍の第2スカート部に指を掛けて該スコアの破断
を開始するためのものである。
に強く密着するように形成する(例えば、缶胴の外径よ
り小さく形成して該缶胴の外面にきつく当接させる)ほ
ど、第2スカート部の下縁への指掛かりが困難となるの
で、缶体から外蓋が取り外しにくくなり、悪戯の防止が
確実となる。
く密着させておくと、第2スカート部の下縁への指掛か
りが困難であるために、缶体の内容物を使用する者にと
っては、第2スカート部を切除する際の作業が円滑に行
えない不都合がある。
て、本発明は、未開封の状態にあるとき外蓋が取り外さ
れる悪戯を確実に防止し、しかも、第2スカート部の切
除作業を容易に行うことができる缶体用外蓋を提供する
ことを目的とする。
めに、本発明は、缶胴の上端に巻き締められた天蓋を覆
う覆板部と、該覆板部の周縁から下方に延長されて前記
天蓋の巻締部に着脱可能な状態で係合する第1スカート
部と、該第1スカート部の下端周縁からその全周に亘っ
て形成されたスコアを介して缶胴の外周に沿って下方に
延出して缶胴の外周に密着する第2スカート部と、該第
2スカート部の一部に形成され、該第2スカート部を切
除する際に前記スコアの破断が開始される破断開始部と
を備える缶体用外蓋において、該破断開始部は、前記第
2スカート部の下縁側から前記スコアに向かって傾斜
し、更に所定の長さに亘って前記スコアと一致して水平
方向に延びて該スコアに連続する破断開始スコアと、該
破断開始スコアの下方に位置して前記第2スカート部を
切除する際の該破断開始スコアの破断により遊離する把
持片と、該把持片の内側面に設けられて該把持片の下端
縁と缶胴との間に指掛け用の間隙を形成する突起と、前
記破断開始スコアの上側に沿って前記第2スカートの外
面に形成され、前記突起によって指掛け用の間隙が形成
された把持片の外側面よりも外方に突出する凸条とを備
えることを特徴とする。
する際に、前記把持片を把持して引っ張ることにより、
該第2スカート部をスコアに沿って破断する。前記把持
片は、その内側面に突出する前記突起により、缶胴との
間に間隙を形成する。これにより、前記第2スカートを
強固に密着させても、把持片は前記間隙により指が掛け
易く、破断開始スコアから破断を開始することが容易に
行える。
形成する把持片は缶胴の直径方向に向かって僅かに膨出
するために、例えば、陳列時に他の物品等が把持片に接
触して破断開始スコアが不用意に破断されるおそれがあ
る。そこで、本発明においては、把持片の外側面よりも
外方に突出する凸条を設けて外部からの把持片への接触
を防止している。これにより、外部からの把持片への接
触による破断開始スコアの不用意な破断を防止すること
ができる。
把持片の下縁に沿って外側面に突出する下縁凸条が形成
されていることを特徴とする。
下縁の硬度を比較的大とする。これにより、把持片の下
縁の撓みを抑制して前記突起による間隙の形成状態を確
実に維持することができる。また、下縁凸条を設けるこ
とにより、該下縁凸条への指掛かりも良くすることがで
き、破断開始スコアの破断開始作業を容易に行うことが
できる。
は、前記缶胴の外面から下方に向かって次第に離反する
方向に傾斜する指掛け用傾斜面が該下縁凸条に沿って形
成されていることを特徴とする。該指掛け用傾斜面を形
成しておくことにより、前記把持片の突起による間隙に
加えて該把持片の下縁部に一層指を掛け易くなり、破断
開始スコアの破断開始作業を容易に行うことができる。
前記破断開始スコアに沿って該把持片の外側面に突出す
る補強用凸条が形成されていることを特徴とする。該補
強用凸条を前記把持片に設けることにより、前記破断開
始スコアに沿って把持片の硬度を大とすることができ、
破断開始スコアに沿って破断力を集中させることができ
る。これにより、破断開始スコアの破断開始作業を一層
容易に行うことができる。
部と前記第2スカート部との境界に設けられた前記スコ
ア、及び前記破断開始スコアの前記第2スカート部の下
縁側から前記スコアに向かって傾斜する部分は、両スカ
ート部より肉薄に形成されており、前記破断開始スコア
の前記スコアと一致して水平方向に延びる部分には、該
スコアの破断方向に向かって配列された複数の貫通穴が
形成されていることを特徴とする。
ち前記スコアと一致して水平方向に延びる部分は破断力
が比較的小さくても容易に破断される。即ち、前記把持
片を介して破断が開始されるときには、前記破断開始ス
コアのうち傾斜する部分が破断され、続いて水平方向へ
のスコアの破断に移行する。このとき、把持片を介して
付与される破断力の方向が、傾斜する部分の終端から水
平方向に変化するが、この水平部分に複数の貫通穴を設
けて容易に破断できるようにしたことによって、水平方
向への破断力の移行が円滑に行われて、前記スコアに沿
って円滑に破断することができるので、第2スカート部
の切除を容易に行うことができる。
把持片に連続する前記第2スカート部に亘って、該第2
スカート部の切除の際に把持片による引き裂き方向を示
す矢印表示部を備え、該矢印表示部は、前記第2スカー
ト部の外面より突出して形成されていることを特徴とす
る。
り、作業者は、第2スカート部を切除する際のスコアの
破断方向を視覚的に容易に確認することができ、把持片
を介しての第2スカート部の切除作業を円滑に行うこと
ができる。しかも、矢印表示部は、該第2スカート部の
他の部分より突出して形成されていることにより他部よ
り硬度が高く、例えば、把持片を把持して破断開始スコ
アの破断が終了した後に更に把持片を引っ張るときに、
矢印表示部の先端部分を支点として把持片を外方に折り
曲げるだけで、該矢印表示部が設けられている第2スカ
ート部に対応するスコアを容易に破断することができ、
第2スカート部の切除作業を一層容易に行うことができ
る。
いて説明する。図1は本実施形態の外蓋を冠着した缶体
を示す斜視図、図2は外蓋の第2スカート部を示す縦断
面説明図、図3は外蓋の破断開始部を示す説明図、図4
は図3のIV−IV線断面説明図である。
缶体1は、円筒状の金属製缶胴2の上部に天蓋3(図2
に示す)が巻き締められ、下部に底蓋4(図1にのみ示
す)が巻き締められて、その内部に収容された粉乳が密
封されている。更に、天蓋3は、合成樹脂製の外蓋5に
よって被覆状態とされており、該外蓋5を取り外して開
封することにより天蓋3を開口することができ、天蓋3
が開口された後に該外蓋5を冠着して、内部の粉乳を密
封状態で保存することができるようになっている。な
お、天蓋3は、図2に示すように、缶胴2の上縁全周に
巻き締め固定された中央に開口を有する枠体3aと、該
枠体3aに剥離自在に設けられた開口を密封する密封シ
ート3bとによって構成されており、密封シート3bを
枠体3aから剥離することによって天蓋3が開口され
る。密封シート3bは密封性が優れているものの、比較
的薄手であって外部からの接触や悪戯等によって破れや
穴あきが生じ易い。そこで、前記外蓋5を設けて未開封
の状態にある密封シート3bを保護している。
部6がその下側の胴部7よりも縮径されて所謂ネックイ
ン加工が施されており、該上縁全周に天蓋3を巻き締め
ることによって形成された巻締部8を備えている。該巻
締部8は、外方に突出して形成され、該巻締部8の下縁
には缶胴2の外面との間に段差が形成されている。
を覆って円盤状に形成された覆板部9と、該覆板部9の
周縁から下方に向かって延設された周壁部10とによっ
て構成されている。
延設された第1スカート部11と、該第1スカート部1
1の下縁にスコア12を介して切除可能に連設された第
2スカート部13とを備えている。該スコア12は、第
1スカート部11及び第2スカート部13よりも肉薄に
形成されており、これにより容易に破断できるようにな
っている。
記巻締部8に対応して形成された溝状の第1係止部14
を備えている。該第1係止部14は、巻締部8の下縁に
係止する凸条部15と該凸条部15から下方に向かって
次第に拡径方向に傾斜する傾斜部16とを備えている。
該第1係止部14の凸条部15は傾斜部16に案内され
て巻締部8を乗り越えて巻締部8の下縁に係止される。
部11よりも肉薄に形成されており、前記缶胴2の外側
面に密着する。また、図1に示すように、第2スカート
部13の一部には、スコア12に沿って第2スカート部
13を切り取る際に該スコア12の破断を開始するため
の破断開始部17が形成されている。
すように、第2スカート部13を縦断して該第2スカー
ト部13を破断時の始端と終端と分断する破断開始スコ
ア18が形成されている。該破断開始スコア18の下端
には大略三角形状の切欠19が形成されており、該破断
開始スコア18は切欠19の頂部から水平に延びて更に
上方に傾斜する傾斜部20と、該傾斜部20の上端から
前記スコア12に一致して水平に延びる水平部21とに
よって構成されている。該傾斜部20は前記スコア12
と同様に第2スカート部13よりも肉薄に形成されてい
ることによって破断容易とされている。また、該水平部
21は、スコア12に一致する方向に配列された複数の
(本実施形態では4つの)略長方形状の貫通穴22と、
隣合う貫通穴22の境界に形成された破断可能な連結部
23とによって構成されている。これにより、該破断開
始スコア18は傾斜部20よりも水平部21の方が破断
力が弱くても破断できるようになっている。
始スコア18の破断によって第2スカート部13の始端
部に遊離する把持片24が形成されている。該把持片2
4は、第2スカート部13の切除時に指で摘める大きさ
に形成されており、破断開始スコアの下方に位置して前
記第2スカート部13を切除する際の該破断開始スコア
18の破断により遊離する。また、図3に示すように、
第2スカート部13の終端部には、破断開始スコア18
に沿って該第2スカート部13から突出する第1凸条2
5が形成されている。
うに、その内側面に形成された突起26と、該把持片2
4の側縁及び下縁に沿ってその外側面に突出する第2凸
条27と、該把持片24の外側面に前記破断開始スコア
18に沿って突出する第3凸条28とを備えている。図
4に示すように、前記突起26は、缶胴2の外面に当接
して把持片24の下縁と缶胴2との間に指掛け用の間隙
Xを形成する。前記第2凸条27は、把持片24の側縁
から下縁にかけて硬度を比較的大とし、該把持片24の
側縁及び下縁の撓みを抑制して前記突起26による間隙
の形成状態を確実に維持する。また、図4に示すよう
に、該第2凸条27に対応する内面側には、缶胴2の外
面から下方に向かって次第に離反する方向に傾斜する指
掛け用傾斜面29が該第2凸条27に沿って形成されて
いる。これにより、把持片24の下縁側は、前記突起2
6による間隙Xと指掛け用傾斜面29とによって破断開
始時の指掛けが極めて容易に行える。また、前記第3凸
条28は、把持片24の上縁の硬度を比較的大とし、前
記破断開始スコア18が破断される際に該破断開始スコ
ア18に破断力を集中させる。このとき更に、該破断開
始スコア18の水平部21は前記貫通穴22により破断
力が小であっても破断され、該破断開始スコア18の傾
斜部20から水平部21へ変化する破断力の方向変換も
円滑に行われる。なお、第3凸条28は前記第2凸条2
7より突出量が少なく形成されており、缶体1の陳列時
等に第3凸条28への外部からの接触が防止されてい
る。
よって把持片24は缶体の外周から僅かに突出するが、
前記第1凸条25は、該把持片24の突出量よりも大き
く突出させておくことにより、缶体1の陳列時等に把持
片24への外部からの接触が防止される。
片24の前記第2凸条27と第3凸条28とに包囲され
た外面には、第2スカート部13の切除の際に把持片2
4による引き裂き方向を示す矢印表示部30が突出して
形成されている。該矢印表示部30は、図3に示すよう
に、その矢示部31が把持片24から第2スカート部1
3にはみ出して形成されており、その上方には前記破断
開始スコア18の水平部21と前記スコア12の一部が
位置している。
5が、冠着されて未開封状態の缶体1においては、悪戯
等を目的として第2スカート部13(把持片24以外の
部分)と缶胴2との間に指を侵入させようとしても、図
2に示すように、前記第2スカート部13が缶胴2に密
着していることによって指を侵入させることができず、
悪戯を防止することができる。更に、前記第1凸条25
により前記突起26と前記第2凸条27とによって把持
片24が保護されているので、充填・包装工程における
缶体1同士の接触や陳列時の把持片24への接触による
不用意な破断が防止されている。
下縁に指を掛けて引き上げることにより把持片24が容
易に遊離し、遊離した把持片24を摘んでスコア12に
沿って引き裂くことにより容易に第2スカート部13を
切除することができる。即ち、把持片24の下縁に指を
掛けて引き上げると、先ず、破断開始スコア18の傾斜
部20が破断され、次いで、水平部21が破断される。
このとき水平部21は複数の貫通穴22により容易に破
断できる。また、把持片24は、前記突起26と前記第
2凸条27とによってその下縁側に指を掛け易く、破断
開始が容易に行える。更に、矢印表示部30により、把
持片24の引っ張り方向が明確に判断でき、しかも、該
矢印表示部30が突出して形成されていることにより、
矢示部31の先端が支点となって比較的小さな引っ張り
力を付与するだけでスコア12の破断を開始することが
でき、第2スカート部13を切除することができる。
によれば、前記把持片の内側面に突出する前記突起を設
けて、缶胴との間に間隙を形成することにより、前記第
2スカートを強固に密着させても、把持片は前記間隙に
より指が掛け易く、前記第2スカートを切除する際に、
破断開始スコアから破断を開始することが容易に行え
る。
膨出しても、把持片の外側面よりも外方に突出する凸条
を設けて外部からの把持片への接触が防止できるので、
破断開始スコアの不用意な破断を防止することができ
る。
けることにより、把持片の下縁の硬度を比較的大とする
ことができ、該下縁凸条への指掛かりも良くすることが
できる。
記指掛け用傾斜面を形成しておくことにより、前記把持
片の突起による間隙に加えて該把持片の下縁部に一層指
を掛け易くなり、破断開始スコアの破断開始作業を容易
に行うことができる。
持片の外側面に突出する補強用凸条を設けることによ
り、前記破断開始スコアに沿って把持片の硬度を大とす
ることができ、破断開始スコアに沿って破断力を集中さ
せることができる。これにより、破断開始スコアの破断
開始作業を一層容易に行うことができる。
一致して水平方向に延びる部分に、該スコアの破断方向
に向かって配列された複数の貫通穴が形成されているこ
とにより、傾斜する部分の終端から水平方向に変化する
破断力の移行が円滑に行われて、前記スコアに沿って円
滑に破断することができ、第2スカート部の切除を容易
に行うことができる。
前記第2スカート部に亘って、該第2スカート部の切除
の際に把持片による引き裂き方向を示す矢印表示部を、
前記第2スカート部の外面より突出して形成しておくこ
とにより、第2スカート部を切除する際のスコアの破断
方向を視覚的に容易に確認することができ、把持片を介
しての第2スカート部の切除作業を円滑に行うことがで
きる。しかも、矢印表示部は、該第2スカート部の他の
部分より突出して形成されていることにより他部より硬
度が高く、例えば、把持片を把持して破断開始スコアの
破断が終了した後に更に把持片を引っ張るときに、矢印
表示部の先端部分を支点として把持片を外方に折り曲げ
るだけで、該矢印表示部が設けられている第2スカート
部に対応するスコアを容易に破断することができ、第2
スカート部の切除作業を一層容易に行うことができる。
す斜視図。
部、9…覆板部、11…第1スカート部、12…スコ
ア、13…第2スカート部、17…破断開始部、18…
破断開始スコア、22…貫通穴、24…把持片、25…
第1凸条(凸条)、26…突起、27…第2凸条(下縁
凸条)、28…第3凸条(補強用凸条)、29…指掛け
用傾斜面、30…矢印表示部、X…指掛け用の間隙。
Claims (6)
- 【請求項1】缶胴の上端に巻き締められた天蓋を覆う覆
板部と、該覆板部の周縁から下方に延長されて前記天蓋
の巻締部に着脱可能な状態で係合する第1スカート部
と、該第1スカート部の下端周縁からその全周に亘って
形成されたスコアを介して缶胴の外周に沿って下方に延
出して缶胴の外周に密着する第2スカート部と、該第2
スカート部の一部に形成され、該第2スカート部を切除
する際に前記スコアの破断が開始される破断開始部とを
備える缶体用外蓋において、 該破断開始部は、前記第2スカート部の下縁側から前記
スコアに向かって傾斜し、更に所定の長さに亘って前記
スコアと一致して水平方向に延びて該スコアに連続する
破断開始スコアと、 該破断開始スコアの下方に位置して前記第2スカート部
を切除する際の該破断開始スコアの破断により遊離する
把持片と、 該把持片の内側面に設けられて該把持片の下端縁と缶胴
との間に指掛け用の間隙を形成する突起と、 前記破断開始スコアの上側に沿って前記第2スカートの
外面に形成され、前記突起によって指掛け用の間隙が形
成された把持片の外側面よりも外方に突出する凸条とを
備えることを特徴とする缶体用外蓋。 - 【請求項2】前記把持片には、該把持片の下縁に沿って
外側面に突出する下縁凸条が形成されていることを特徴
とする請求項1記載の缶体用外蓋。 - 【請求項3】前記下縁凸条に対応する内面側には、前記
缶胴の外面から下方に向かって次第に離反する方向に傾
斜する指掛け用傾斜面が該下縁凸条に沿って形成されて
いることを特徴とする請求項2記載の缶体用外蓋。 - 【請求項4】前記把持片には、前記破断開始スコアに沿
って該把持片の外側面に突出する補強用凸条が形成され
ていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記
載の缶体用外蓋。 - 【請求項5】前記第1スカート部と前記第2スカート部
との境界に設けられた前記スコア、及び前記破断開始ス
コアの前記第2スカート部の下縁側から前記スコアに向
かって傾斜する部分は、両スカート部より肉薄に形成さ
れており、 前記破断開始スコアの前記スコアと一致して水平方向に
延びる部分には、該スコアの破断方向に向かって配列さ
れた複数の貫通穴が形成されていることを特徴とする請
求項1乃至4の何れか1項記載の缶体用外蓋。 - 【請求項6】前記把持片から該把持片に連続する前記第
2スカート部に亘って、該第2スカート部の切除の際に
把持片による引き裂き方向を示す矢印表示部を備え、 該矢印表示部は、前記第2スカート部の外面より突出し
て形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何
れか1項記載の缶体用外蓋。
Priority Applications (1)
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JP19843098A JP3183640B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 缶体用外蓋 |
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JP19843098A JP3183640B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 缶体用外蓋 |
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ID=16390967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19843098A Expired - Lifetime JP3183640B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 缶体用外蓋 |
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JP2008081181A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | 缶用オーバーキャップ |
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JP7025848B2 (ja) * | 2017-04-10 | 2022-02-25 | 本州製罐株式会社 | 角形缶 |
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1998
- 1998-07-14 JP JP19843098A patent/JP3183640B2/ja not_active Expired - Lifetime
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