JP3183339U - 保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルや室内アンテナ等の各種の被取付体を、壁面や天井面に迅速に取り付けることができる汎用性の高い保持具を提供する。
【解決手段】合成樹脂製の偏平なプレート1と、それに埋設された締結体4とを有し、締結体4は紐または、金属線あるいは、軟質のフィルム2および屈曲自在な金属線3とからなり、その締結体4の中間部または端部がプレート1に埋設固定されている。
【選択図】図7

Description

本考案は、壁や天井にケーブルやアンテナ等を取り付ける際に用いられる保持具に関する。
ケーブルを壁や天井に取り付けるには、従来からケーブル用クランプが使用されていた。また、天井にアンテナ等の機器を取り付けるためには、適宜な金具を天井にビスや画鋲等により固定し、それに紐等を介してアンテナを吊り下げることが考えられる。
従来の保持具は、ケーブルを保持するための専用クランプであり、各種物品を取り付けることに対応できる汎用性はなかった。
そこで、本考案は各種物品を容易に取り付けることができる保持具を提供することを課題とする。
請求項1に記載の考案は、
合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
中間部のみが、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された偏平な軟質のフィルム(2)および、そのフィルム(2)の中心に配置された屈曲自在な細い金属線(3)からなる締結体(4)と、を具備する保持具である。
請求項2に記載の考案は、
合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
中間部のみが、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された屈曲自在な金属線または紐からなる締結体(4)と、を具備する保持具である。
請求項3に記載の考案は、
合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
それぞれの端部が、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された偏平な軟質のフィルム(2)および、そのフィルム(2)の中心に配置された屈曲自在な細い金属線(3)からなる一対の締結体(4a)(4b)と、を具備する保持具である。
請求項4に記載の考案は、
合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
それぞれの端部が、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された屈曲自在な金属線または紐からなる一対の締結体(4a)(4b)を具備する保持具である。
請求項5に記載の考案は、
請求項2または請求項4に記載の保持具において、
金属線(3)の外周に、それと同芯に軟質被覆材(2a)が被覆された保持具である。
請求項6に記載の考案は、
請求項1〜請求項5のいずれかに記載の保持具において、
前記プレート(1)の一方の平面の中心に、凸部(1a)が一体に設けられ、その凸部(1a)に前記締結体(4)の中間部または端部が埋設固定された保持具である。
請求項7に記載の考案は、
請求項1〜請求項6のいずれかに記載の保持具において、
前記プレート(1)が細長く形成され、
そのプレート(1)の長手方向に互いに離間して少なくとも一対の締結体(4)または一対づつの締結体が、プレート(1)の幅方向に横断して埋設された保持具である。
請求項8に記載の考案は、
請求項1〜請求項7のいずれかに記載の保持具において、
締結体4の端部外周または中間部外周が耐熱被覆材4cで被覆され、その耐熱被覆材4cの部分で、その外周に樹脂の射出成形がされて、前記プレート(1)が形成されてなる保持具である。
請求項1〜請求項6に記載の本考案の保持具は、紐または、金属線あるいはフィルムと金属線とからなる屈曲自在な締結体4の中間部または、端部がプレート1に埋設されているので、プレート1を壁や天井に固定して、ケーブル等の被取付体5を締結体4の両端部で縛ることにより、それを壁や天井に極めて容易に取付ることができる。
請求項7に記載の考案のように、プレート1に互いに離間して少なくとも一対または一対づつの締結体4を埋設した場合には、天井や壁等に、長尺物を少なくとも二ヶ所で容易に取り付けることができる。
請求項8に記載の考案のように、締結体4の端部外周または中間部外周に耐熱被覆材4cが被覆され、その耐熱被覆材4cの部分で、その外周に樹脂の射出成形をして、前記プレート1を形成した場合には、プレートの樹脂射出成形時の熱で締結体4の一部が、溶融または変質することを防止できる。
本考案の保持具の断面図であって、図2のI‐I矢視断面図。 同保持具の斜視図。 図2のIII−III矢視断面図。 被取付体5として、ケーブルを本考案の保持具に取り付けた状態を示す縦断面図。 被取付体5として、室内アンテナを天井10に取り付けた状態を示す縦断面図。 同斜視説明図。 本考案の第2実施例の保持具11の斜視図。 同第3実施例の斜視図。 同第4実施例の斜視図。 同第5実施例の斜視図。 同第6実施例の斜視図。 同第7実施例の斜視図。 同第8実施例の保持具の製造工程を説明する斜視図。 同第9実施例の斜視図および、(A)のB−B矢視断面拡大図。 同第10実施例の斜視図。 同第11実施例の斜視図。
次に、図面に基づいて本考案の実施の形態につき、説明する。
本考案の保持具11は、図2に示すごとく、プレート1と締結体4とを有する。
プレート1は、合成樹脂性の偏平なものであり、この例では四隅に取付孔6が穿設されている。なお、この取付孔6を設けなくともよい。そして、そのプレート1の裏面側には図1に示すごとく、両面テープ7が貼着され、その外表面に剥離紙8が被着されている。プレート1の表面側中央には凸部1aが一体的に突設されている。そして、この凸部1aの内部に締結体4の中間部が一体に埋設されている。
締結体4は、図3に示すごとく、帯状のフィルム2とその中心部に埋設された金属線3とからなる。一例として、2枚のフィルム間に金属線3を配置し、そのフィルム間を溶着することにより、締結体4を形成できる。そのフィルム2は偏平な軟質樹脂であり、金属線3は屈曲自在な細いものである。この締結体4自体は、従来電気コード等を結束するものとして使用されているものである。そして、その両端を捻じり合わせることにより、結束具として使用されている。
(使用例)
このようにしてなる保持具11は、一例として図4のごとく使用される。すなわち、表面の剥離紙8を取り除き、両面テープ7を介して、プレート1を壁面9に貼着する。そして、凸部1aに被取付体5としてケーブルを着座させる。そして、締結体4の両端部を被取付体5の周りに巻回し、その両端を重ねて捩り合わせることにより、被取付体5を壁面9に保持することができる。なお、余分な締結体4は適宜位置で切断する。
次に、図5および図6は、被取付体5として室内アンテナを天井10に取り付けた例である。この例では、一対の保持具11を天井10にそれぞれビス又は接着剤等を介して固定する。そして、締結体4の両端部を被取付体5のパイプ材にかけまわし、その両端を重ねて捩ることにより、被取付体5を天井10に吊り下げることができる。
次に、図7は本考案の第2実施例であり、この例はプレート1が細長い矩形板に形成され、その中心線上に細長い凸部1aが一体に突設され、その長手方向に離間して、一対の締結体4の中間部がそれぞれ凸部1aの幅方向に埋設されたものである。このように一対の締結体4を長手方向に離間して配置することにより、細長いアンテナ等の吊り下げに有用である。また、凸部1aにケーブルを着座させ、その2箇所を締結体4により締結することもできる。
なお、この場合の締結体4の数は適宜増加することができる。また、プレート1の長さも必要に応じて長くすることができる。
さらには、連続したプレート1の長手方向の適宜間隔に切断用のスリットを設け、そこで切断して、適宜長さの保持具11を取り出すこともできる。
次に、図8は本考案の第3実施例であり、この例は、プレート1に凸部1aが存在しないものである。そして、偏平なプレート1の幅方向に締結体4が挿通されるとともに、その挿通部が一体に埋設固定されたものである。
なお、締結体4をプレート1に埋設するためには、あらかじめ締結体4の外周よりも僅かに大なる貫通孔を形成し、締結体4をそこに挿通した後に、熱圧着等により挿通部を押圧して締結体4を一体に固定することができる。さらには、締結体4とプレート1との間を接着により固定してもよい。また、プレート1の射出成形時に締結体4をインサート成形することもできる。
次に、図9は本考案の第4実施例であり、この例は、プレート1に一対の締結体4a,4bの各端部を付き合わせ、または各端部を重ね合わせて、その付き合せ部等の外周に合成樹脂を射出成形しプレート1を形成したものである。そして、プレート1に一対の締結体4a,4bの端部がインサート成形されている。このプレート1の両側には、一体に舌片部1bが突設され、各舌片部1bに取付孔6が設けられている。この取付孔6には、ビスや画鋲等が挿入されて、壁面や天井面にそのプレート1が固定される。また、プレート1の裏面及び舌片部1bに粘着テープを予め貼り付け、その粘着テープで壁面等にプレート1を固定することも可能である。
次に、図10は本考案の第5実施例であり、この例が図9の例と異なる点は、一対の締結体4a,4bの一端部が重ね合わされて、プレート1にインサート成形された点である。
この保持具11は、主として壁面にビスや画鋲等を介して取付けられ、それにケーブルの中間部が一対の締結体4a 4bにより固定されるものである。
次に、図11は本考案の第6実施例であり、この例が図9の例と異なる点は、プレート1の両端部に樹脂成形体のガイド部1cが一体に突設され、そのガイド部1cから締結体4a,4bの端部が延在された点である。このガイド部1cの存在により、締結体4a,4bの根元部を補強するものである。
次に、図12は本考案の第7実施例であり、この例は締結体4として屈曲自在な紐を用いたものである。この場合、一例として紐の中間部をプレート1にインサート成形することができる。或いは、一対の紐の両端部を突き合せ、或いは重ね合わせて、その外周に樹脂を射出成形して、プレート1とすることも可能である。
次に、図13は本考案の第8実施例の保持具を製造する工程を示し、締結体4の中間部外周が耐熱被覆材4cで被覆され、その耐熱被覆材4cの位置で、その外周に樹脂の射出成形がされて、プレート1が形成されてなるものである。その耐熱被覆材4cとしては、プレート1の射出成形時の熱で締結体4の一部が溶融または変質しない材料である。一例として、プレートの樹脂材料の溶融温度より、高温の溶融温度をもつ軟質または硬質の樹脂材を選択することができる。あるいは、射出成形時に溶融しない熱収縮性の小パイプを被着してもよい。
なお、この実施例は締結体4がフィルム2と金属線3とからなる実施例である。
次に、図14は本考案の第9実施例であり、この例が図13のそれと異なる点は、締結体4が柔軟で細い金属線3の外周に同心に軟質被覆材2aが被覆されたものである。そして、その締結体4の中間部に金属線3に同心に耐熱被覆材4cが被覆され、その外周に射出成形してプレート1が形成されたものである。
図13及び図14の何れの場合にも、耐熱被覆材4cはその両端がプレート1の端部から突出している。
次に、図15は本考案の第10実施例であり、この例が図14のそれと異なる点は、一対の締結体4が同一方向に延在された点のみである。この例においては、一対の締結体4の端部どうしを重ね合わせ、その外周に耐熱被覆材4cを配置して、プレート1を射出成形したものである。
なお、一本の締結体4の中間部を折り返し、そこにチューブ状の耐熱被覆材4cを被覆して、その外周にプレート1を射出成形してもよい。
次に、図16は本考案の第11実施例であり、この例が図15のそれと異なる点は、締結体4として紐を用いた点のみである。
1 プレート
1a 凸部
1b 舌片部
1c ガイド部
2 フィルム
2a 軟質被覆材
3 金属線
4 締結体
4a 第1締結体
4b 第2締結体
4c 耐熱被覆材
5 被取付体
6 取付孔
7 両面テープ
8 剥離紙
9 壁面
10 天井
11 保持具

Claims (8)

  1. 合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
    中間部のみが、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された偏平な軟質のフィルム(2)および、そのフィルム(2)の中心に配置された屈曲自在な細い金属線(3)からなる締結体(4)と、を具備する保持具。
  2. 合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
    中間部のみが、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された屈曲自在な金属線または紐からなる締結体(4)と、を具備する保持具。
  3. 合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
    それぞれの端部が、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された偏平な軟質のフィルム(2)および、そのフィルム(2)の中心に配置された屈曲自在な細い金属線(3)からなる一対の締結体(4a)(4b)と、を具備する保持具。
  4. 合成樹脂製の偏平なプレート(1)と、
    それぞれの端部が、そのプレート(1)に埋設されて一体に固定された屈曲自在な金属線または紐からなる一対の締結体(4a)(4b)を具備する保持具。
  5. 請求項2または請求項4に記載の保持具において、
    金属線(3)の外周に、それと同芯に軟質被覆材(2a)が被覆された保持具。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の保持具において、
    前記プレート(1)の一方の平面の中心に、凸部(1a)が一体に設けられ、その凸部(1a)に前記締結体(4)の中間部または端部が埋設固定された保持具。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の保持具において、
    前記プレート(1)が細長く形成され、
    そのプレート(1)の長手方向に互いに離間して少なくとも一対の締結体(4)または一対づつの締結体が、プレート(1)の幅方向に横断して埋設された保持具。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の保持具において、
    締結体(4)の端部外周または中間部外周が耐熱被覆材(4c)で被覆され、その耐熱被覆材(4c)の部分で、その外周に樹脂の射出成形がされて、前記プレート(1)が形成されてなる保持具。
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