JP3183142B2 - 電子部品の内装ケース - Google Patents
電子部品の内装ケースInfo
- Publication number
- JP3183142B2 JP3183142B2 JP00975996A JP975996A JP3183142B2 JP 3183142 B2 JP3183142 B2 JP 3183142B2 JP 00975996 A JP00975996 A JP 00975996A JP 975996 A JP975996 A JP 975996A JP 3183142 B2 JP3183142 B2 JP 3183142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interior case
- electronic component
- electronic components
- side wall
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品包装用に
使用する電子部品の内装ケースに関するものである。
使用する電子部品の内装ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品の包装について説明す
る。図5は内装ケースの上面図、図6は斜視図である。
図5における内装ケース1は、収納する電子部品の幅、
厚み及び収納個数により内法寸法1a,1bを決めて金
型により樹脂成型されており、図6に示すように電子部
品3を隙間なく詰め、所定の外装ケース2内で梱包を行
っていた。
る。図5は内装ケースの上面図、図6は斜視図である。
図5における内装ケース1は、収納する電子部品の幅、
厚み及び収納個数により内法寸法1a,1bを決めて金
型により樹脂成型されており、図6に示すように電子部
品3を隙間なく詰め、所定の外装ケース2内で梱包を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の図5に示す内装
ケース1では、電子部品の形状寸法が変更になったり、
内装個数を変える必要が生じる毎に、新たに内装ケース
用金型を作成する必要があり、また、電子部品3を自動
実装機に装着する場合、外装ケースを開梱したのち自動
実装機専用のストッカーに詰め替える必要があった。
ケース1では、電子部品の形状寸法が変更になったり、
内装個数を変える必要が生じる毎に、新たに内装ケース
用金型を作成する必要があり、また、電子部品3を自動
実装機に装着する場合、外装ケースを開梱したのち自動
実装機専用のストッカーに詰め替える必要があった。
【0004】本発明は従来の課題を解決するもので、安
価な内装ケースでしかもそのまま、自動実装機に装着で
きるようにすることを目的とする。
価な内装ケースでしかもそのまま、自動実装機に装着で
きるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、連続した長さを持つ帯状の紙材、または樹
脂材よりなる板材を、収納する電子部品の幅寸法に合わ
せて、その長手方向の両辺を上方に曲げて凹字形とし、
この凹字形内の長手方向に整列収納させる電子部品の内
装数に応じた長さ寸法の箇所で、凹字形の一方の側壁面
と底面部分に、前記板材の長さ方向と略直角に切れ目を
入れ、切れ目の入っていない他方の側壁面を180度折
り曲げたものであり、これにより所期の目的を達成する
ものである。
に本発明は、連続した長さを持つ帯状の紙材、または樹
脂材よりなる板材を、収納する電子部品の幅寸法に合わ
せて、その長手方向の両辺を上方に曲げて凹字形とし、
この凹字形内の長手方向に整列収納させる電子部品の内
装数に応じた長さ寸法の箇所で、凹字形の一方の側壁面
と底面部分に、前記板材の長さ方向と略直角に切れ目を
入れ、切れ目の入っていない他方の側壁面を180度折
り曲げたものであり、これにより所期の目的を達成する
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明に
よれば、単純な金型で異なった形状寸法の電子部品包装
用内装ケースが得られる。さらに外装ケース開梱後、内
装ケースの折り曲げ部を直線状に伸ばすことにより、そ
のままの状態で自動実装機に装着できる。
よれば、単純な金型で異なった形状寸法の電子部品包装
用内装ケースが得られる。さらに外装ケース開梱後、内
装ケースの折り曲げ部を直線状に伸ばすことにより、そ
のままの状態で自動実装機に装着できる。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、凹字形
の底面に、端子挿入用の孔を設けるものであり、これに
より移動時に内装ケース内での電子部品のがたつきが解
消される。
の底面に、端子挿入用の孔を設けるものであり、これに
より移動時に内装ケース内での電子部品のがたつきが解
消される。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、板材の
厚み寸法を、収納する電子部品の端子の長さより大きく
したものであり、これにより移動時の電子部品の端子の
曲がりや表面の傷を防ぐことができる。
厚み寸法を、収納する電子部品の端子の長さより大きく
したものであり、これにより移動時の電子部品の端子の
曲がりや表面の傷を防ぐことができる。
【0009】本発明の請求項4記載の発明は、側壁面の
高さを、収納する電子部品の高さより低くするととも
に、外装箱の開梱時に前記側壁面が外側に開く逆台形に
なるように成形したもので、これにより収納した電子部
品の取り出しが容易になる。
高さを、収納する電子部品の高さより低くするととも
に、外装箱の開梱時に前記側壁面が外側に開く逆台形に
なるように成形したもので、これにより収納した電子部
品の取り出しが容易になる。
【0010】(実施の形態1)以下本発明の実施の形態
について説明する。図1は実施の形態1における内装ケ
ースの組み立て手順図、(a)は展開図、(b)は断面
図、(c)は凹字形に曲げ加工を行った斜視図、(d)
は完成品の斜視図である。図2は分解斜視図、図3は内
装ケースを直線状に伸ばした状態の斜視図、図4は電子
部品の一例を示す斜視図である。
について説明する。図1は実施の形態1における内装ケ
ースの組み立て手順図、(a)は展開図、(b)は断面
図、(c)は凹字形に曲げ加工を行った斜視図、(d)
は完成品の斜視図である。図2は分解斜視図、図3は内
装ケースを直線状に伸ばした状態の斜視図、図4は電子
部品の一例を示す斜視図である。
【0011】図1において、11は帯状の紙材、または
樹脂材よりなる板材、12は端子挿入孔、13は凹字形
の折り曲げ位置、14は切れ目、15は横方向180度
の折り曲げ位置、16は内装ケースの長さ寸法、18は
板材11の厚み寸法であり、図4において19は電子部
品3の幅、20は厚さ、21は高さ、22は端子長さ、
23は端子間隔のそれぞれの寸法、24は端子を示して
いる。以上のように構成された電子部品内装ケースにつ
いて説明する。
樹脂材よりなる板材、12は端子挿入孔、13は凹字形
の折り曲げ位置、14は切れ目、15は横方向180度
の折り曲げ位置、16は内装ケースの長さ寸法、18は
板材11の厚み寸法であり、図4において19は電子部
品3の幅、20は厚さ、21は高さ、22は端子長さ、
23は端子間隔のそれぞれの寸法、24は端子を示して
いる。以上のように構成された電子部品内装ケースにつ
いて説明する。
【0012】まず板材11は図4に示す電子部品3の幅
寸法19に一致させた、底面の折り曲げ位置13で凹字
形に折り曲げる。この時必要に応じて端子24の挿入孔
12の加工を行うが、そのピッチ及び幅はそれぞれ電子
部品の厚さ20、端子間隔23の寸法に一致させたもの
とする。次いで電子部品3の内装数で決定される長さ寸
法16の箇所で、凹字形の一方の側壁面と底面部分に、
板材11の長さ方向と直角に切れ目14を入れ、切れ目
の入ってない他方の折り曲げ位置15で180度に横方
向に折り曲げる、さらに長さ寸法16の位置で今度は前
回の切れ目14の入っていない凹字形の側壁面と底面部
分に切れ目14を入れ、折り曲げ位置15で図1(d)
に示すように逆方向に180度折り曲げる。これを繰り
返し図1(d)に示す内装ケースが完成する。これに電
子部品3を収納後、所定の外装ケース2に箱詰する。端
子付き電子部品を内装ケースに収納する場合、挿入孔1
2に端子24を挿入することにより移動時のがたつきを
防ぎ、また前記板材11の厚さ18を端子24の長さ2
2以上のものを使用することによって端子24の曲が
り、傷付を防ぐことができる。
寸法19に一致させた、底面の折り曲げ位置13で凹字
形に折り曲げる。この時必要に応じて端子24の挿入孔
12の加工を行うが、そのピッチ及び幅はそれぞれ電子
部品の厚さ20、端子間隔23の寸法に一致させたもの
とする。次いで電子部品3の内装数で決定される長さ寸
法16の箇所で、凹字形の一方の側壁面と底面部分に、
板材11の長さ方向と直角に切れ目14を入れ、切れ目
の入ってない他方の折り曲げ位置15で180度に横方
向に折り曲げる、さらに長さ寸法16の位置で今度は前
回の切れ目14の入っていない凹字形の側壁面と底面部
分に切れ目14を入れ、折り曲げ位置15で図1(d)
に示すように逆方向に180度折り曲げる。これを繰り
返し図1(d)に示す内装ケースが完成する。これに電
子部品3を収納後、所定の外装ケース2に箱詰する。端
子付き電子部品を内装ケースに収納する場合、挿入孔1
2に端子24を挿入することにより移動時のがたつきを
防ぎ、また前記板材11の厚さ18を端子24の長さ2
2以上のものを使用することによって端子24の曲が
り、傷付を防ぐことができる。
【0013】さらにまた、前記外装ケース2の開梱後、
内装ケースの折り曲げ部を図3のごとく直線状に伸ばす
ことにより、そのままの状態で自動実装機に装着も可能
となる。また、凹字形側壁面の高さを電子部品3の高さ
より低くし、更に外側に開くようにしているため製品の
取り出しが容易なものとなっている。
内装ケースの折り曲げ部を図3のごとく直線状に伸ばす
ことにより、そのままの状態で自動実装機に装着も可能
となる。また、凹字形側壁面の高さを電子部品3の高さ
より低くし、更に外側に開くようにしているため製品の
取り出しが容易なものとなっている。
【0014】以上のようなものを用いることにより、寸
法形状の異なった電子部品の内装ケースを単純な金型と
工法で対応が可能となる、と共に実装機対応も可能とな
る。
法形状の異なった電子部品の内装ケースを単純な金型と
工法で対応が可能となる、と共に実装機対応も可能とな
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、単純形状
で、安価しかも自動実装機対応が可能な電子部品の内装
ケースが提供できる。
で、安価しかも自動実装機対応が可能な電子部品の内装
ケースが提供できる。
【図1】(a)本発明の一実施の形態の内装ケースの展
開図 (b)同断面図 (c)同凹字形に折曲げ加工を行った斜視図 (d)同組立斜視図
開図 (b)同断面図 (c)同凹字形に折曲げ加工を行った斜視図 (d)同組立斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の内装ケースと外装ケー
スの分解斜視図
スの分解斜視図
【図3】内装ケースを伸ばした斜視図
【図4】電子部品の一例を示す斜視図
【図5】従来の内装ケースの上面図
【図6】従来の内装ケースと外装ケースの分解斜視図
11 板材 12 端子の挿入孔 13 凹字形に折り曲げを行う位置 14 切れ目 15 180度横方向に折り曲げ位置 16 内装ケースの長さ 18 板材の厚み 19 電子部品の幅 20 電子部品の厚さ 21 電子部品の高さ 22 電子部品の端子長さ 23 電子部品の端子間隔 24 電子部品の端子
Claims (4)
- 【請求項1】 連続した長さを持つ帯状の紙材、または
樹脂材よりなる板材を、収納する電子部品の幅寸法に合
わせて、その長手方向の両辺を上方に曲げて凹字形と
し、この凹字形内の長手方向に整列収納させる電子部品
の内装数に応じた長さ寸法の箇所で、凹字形の一方の側
壁面と底面部分に、前記板材の長さ方向と略直角に切れ
目を入れ、切れ目の入っていない他方の側壁面を180
度折り曲げた電子部品の内装ケース。 - 【請求項2】 凹字形の底面に、端子挿入用の孔を設け
た請求項1記載の電子部品の内装ケース。 - 【請求項3】 板材の厚み寸法を、電子部品の端子の長
さより大きくした請求項2記載の電子部品の内装ケー
ス。 - 【請求項4】 側壁面の高さを、収納する電子部品の高
さより低くするとともに、外装箱の開梱時に前記側壁面
が外側に開く逆台形になるように成形した請求項1〜3
のいずれか一つに記載の電子部品の内装ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00975996A JP3183142B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電子部品の内装ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00975996A JP3183142B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電子部品の内装ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202386A JPH09202386A (ja) | 1997-08-05 |
JP3183142B2 true JP3183142B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=11729217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00975996A Expired - Fee Related JP3183142B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電子部品の内装ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183142B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP00975996A patent/JP3183142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09202386A (ja) | 1997-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6407925B1 (en) | Casing for electronic control devices | |
US4611868A (en) | Lead wire holder | |
US7413463B2 (en) | Containing structure for circuit board | |
EP0844196B1 (en) | One-piece moulded pulp packaging element | |
JP3183142B2 (ja) | 電子部品の内装ケース | |
US20030024927A1 (en) | Lancing as a position locator in an electrical outlet box | |
JP3813264B2 (ja) | 蓋付き箱 | |
JP2536468Y2 (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタ | |
JPS6143314Y2 (ja) | ||
CN2432620Y (zh) | 电子卡 | |
JPS6232840Y2 (ja) | ||
JPS6016544Y2 (ja) | 軽量部品運搬用容器 | |
CN2432619Y (zh) | 电子卡 | |
JPH09142447A (ja) | 部品収納カートン | |
JP2553883Y2 (ja) | シャーシ構造 | |
JP2561754Y2 (ja) | 基板ケース | |
JPS5847023Y2 (ja) | テ−ピング電子部品収納体 | |
JPH0224738Y2 (ja) | ||
JPH06291467A (ja) | 電子部品連収納容器 | |
JP2636679B2 (ja) | 面実装部品 | |
JPH0927686A (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JPH07257680A (ja) | 電子部品の梱包箱 | |
JP2001206432A (ja) | 梱包箱 | |
JPH11259754A (ja) | 自動販売機における断熱板装着方法 | |
JPH0748508Y2 (ja) | 電子部品用包装ケース |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080427 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |