JP3182636U - パンプス用ソックス - Google Patents
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Abstract
【課題】足の踵部に対する安定した摩擦力を確保し、長時間にわたって使用しても擦れを回避するなど、十分な擦れ落ち防止を図ったパンプス用ソックスを提供する。
【解決手段】パンプスPから外部に露出しない形状に形成するとともに、擦れ落ちを防止する手段を講じたパンプス用ソックス1を構成するに際して、ソックス本体2の内面2iであって、足Htの踵部Hhに対して面接触し、かつ所定の面積以上となる踵領域Ahに、表面が所定の摩擦係数以上となる面状のコーティング層3を設ける。所定の面積以上となる踵領域Ahには、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdが含まれる。
【選択図】図2
【解決手段】パンプスPから外部に露出しない形状に形成するとともに、擦れ落ちを防止する手段を講じたパンプス用ソックス1を構成するに際して、ソックス本体2の内面2iであって、足Htの踵部Hhに対して面接触し、かつ所定の面積以上となる踵領域Ahに、表面が所定の摩擦係数以上となる面状のコーティング層3を設ける。所定の面積以上となる踵領域Ahには、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdが含まれる。
【選択図】図2
Description
本考案は、パンプスを履く際に女性が使用するパンプス用ソックスに関する。
従来、パンプスを履く際に女性が使用するソックスであって、特に、パンプスから外部に露出しない形状に形成するとともに、ソックスの擦れ落ちを防止する手段を講じたパンプス用ソックスとしては、特許文献1で開示されるフットカバーが知られている。
同文献1に開示されるフットカバーは、パンプスから露出することなく、ムレや靴擦れを防止することが可能でしかも履き位置がずれたり歩行中に脱げてしまったりすることのないフットカバーの提供を目的としたものであり、その構成は、爪先や踵部を含む足底部を被覆し且つ甲部および足首部を露出する変形靴下であるフットカバーにおいて、フットカバーの踵当接部の内面に摩擦付与体を取り付けたもの、より具体的には、突起状弾性体を摩擦付与体として踵上部当接部に複数取付けたものである。
しかし、上述した従来のパンプス用ソックス(フットカバー)は、次のような問題点があった。
第一に、基本的に擦れ落ちの防止を目的とするため、摩擦付与体は足の踵部に対する後面に接する内面に取付けているが、このような内面に取付けるのみでは、歩いているときに、接する面に対する力の方向や大きさが変化し、摩擦状態もランダムに変化する。この結果、長時間にわたって使用していた際には擦れ落ちを生じやすいなど、後面に接する内面のみに摩擦付与体を設けても擦れ落ちを十分に防止することができない。
第二に、摩擦付与体の具体的な形態は複数の突起状弾性体を用いている。したがって、複数の突起を有するという形態に基づく摩擦の効果は得やすいとしても、素材の特性に基づく摩擦効果は得にくい。この場合、複数の突起状の弾性体は、フットカバー(ソックス)自身の伸縮性を確保するメリットはあるものの、擦れ落ちを防止する観点から摩擦付与体に対する形態面の検討は必ずしも十分になされているとは言えず、形態面からは更なる改善の余地があった。
本考案は、このような背景技術に存在する課題を解決したパンプス用ソックスの提供を目的とするものである。
本考案は、上述した課題を解決するため、パンプスPから外部に露出しない形状に形成するとともに、擦れ落ちを防止する手段を講じたパンプス用ソックス1を構成するに際して、ソックス本体2の内面2iであって、足Htの踵部Hhに対して面接触し、かつ所定の面積以上となる踵領域Ahに、表面3fが所定の摩擦係数以上となる面状のコーティング層3を設けてなることを特徴とする。
この場合、考案の好適な態様により、所定の面積以上となる踵領域Ahには、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdを含ませることができる。一方、コーティング層3には、ソックス本体2の内面2iに塗布したコーティング剤3Cを踵部Hhを象った成形型Mにより湾曲させた状態で硬化させたコーティング層を用いることができる。なお、コーティング層3には、多数の小孔3h…を設けることが望ましい。また、コーティング層3は、形成素材として少なくともシリコンゴム素材Siを含ませることができる。
このような構成を有する本考案に係るパンプス用ソックス1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) ソックス本体2の内面2iであって、足Htの踵部Hhに対して面接触し、かつ所定の面積以上となる踵領域Ahに、表面3fが所定の摩擦係数以上となる面状のコーティング層3を設けてなるため、足Htの踵部Hhに対する安定した摩擦力を確保できる。したがって、長時間にわたって使用しても、ソックス本体2の擦れをより確実に回避できるなど、十分な擦れ落ち防止効果を得ることができる。
(2) 好適な態様により、所定の面積以上となる踵領域Ahに、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdを含ませれば、踵部Hhの全体をコーティング層3によりいわば包み込む状態にすることができるため、踵部Hhに対する安定した摩擦力の確保、更には長時間にわたって使用する際の擦れ防止を最適な形態により実現できる。
(3) 好適な態様により、コーティング層3に、ソックス本体2の内面2iに塗布したコーティング剤3Cを踵部Hhを象った成形型Mにより湾曲させた状態で硬化させたコーティング層を用いれば、コーティング層3を踵部Hhの形状にフィットした形状にできるため、使用時におけるコーティング層3の一部の延びが大きくなったり延びのバラツキが大きくなるなどの不具合を解消できる。この結果、コーティング層3による肌へのフィット感及び快適性を格段に高めることができるとともに、コーティング層3における応力が均一化され、耐久性(寿命)を高めることができる。しかも、コーティング層3の面積、更にはコーティング層3の厚さを、より大きくすることが可能となるため、保湿機能等の他の付加価値も十分に確保できる。
(4) 好適な態様により、コーティング層3に、多数の小孔3h…を設ければ、コーティング層3が面状に設けられた場合であっても、ソックス本体2自身の伸縮性を十分に確保できるとともに、コーティング層3の表面3fに凹凸を設けることができるため、擦れ落ち防止効果をより高めることができる。
(5) 好適な態様により、コーティング層3に、形成素材として少なくともシリコンゴム素材Siを含ませれば、汎用的な素材の利用により低コストに実施できるとともに、シリコンゴム素材Siの物性により、上述した本考案の効果を十分に発揮させることができる良好なコーティング層3を設けることができる。
次に、本考案に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るパンプス用ソックス1の構成について、図1,図2及び図6を参照して説明する。
パンプス用ソックス1は、基本的構成として、ソックス本体2とコーティング層3からなる。ソックス本体2は、一般的なパンプス用ソックスと同じであり、特に、図2に示すように、パンプスPを履いた際に、当該パンプスPから外部に露出しない形状に形成する。また、ソックス本体2は、繊維素材及び弾性素材を含み、力を作用させない自然状態では、図1に示すように短縮した形態となるが、使用時、即ち、足Htに履いた状態では、図2に示すように伸長した状態となる。
一方、コーティング層3は、ソックス本体2の内面2iであって、足Htの踵部Hhに対して面接触し、かつ所定の面積以上となる踵領域Ahに、表面3fが所定の摩擦係数以上となるように面状に設ける。図1は、ソックス本体2を裏返した状態を示している。したがって、図1には、コーティング層3が設けられたソックス本体2の内面2iが現れている。この場合、コーティング剤3Cにはシリコンゴム素材(熱硬化性樹脂)Siを用いている。コーティング剤3Cとして、このようなシリコンゴム素材Siを用いれば、汎用的な素材の利用により低コストに実施できるとともに、シリコンゴム素材Siの物性により、後述する本考案の各効果を十分に発揮できる良好なコーティング層3を設けることができる。
また、所定の面積以上となる踵領域Ahには、図6に示すように、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdを含ませる。なお、図6(a)は、パンプス用ソックス1の側面、図6(b)はパンプス用ソックス1の平面をそれぞれ模式的に示している。このように、踵領域Ahに、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdを含ませれば、踵部Hhの全体をコーティング層3によりいわば包み込む状態にすることができるため、踵部Hhに対する安定した摩擦力の確保、更には長時間にわたって使用する際の擦れ防止を最適な形態により実現できる利点がある。一方、このコーティング層3には、後述するように、ソックス本体2の内面2iに塗布したコーティング剤3Cを踵部Hhを象った成形型Mにより湾曲させた状態で硬化させたコーティング層を用いるとともに、このコーティング層3には図1及び図2に示すように多数の小孔3h…を設けた。この場合、コーティング層3を格子状のパターンとして形成した。したがって、例示の小孔3h…の形状は矩形になるとともに、多数の小孔3h…は縦横に整列した状態に設けられる。
次に、本実施形態に係るパンプス用ソックス1の製造方法について、図3及び図4(図5)を参照して説明する
まず、ソックス本体2を準備する。この場合、ソックス本体2は、一般に市販されるパンプス用ソックスをそのままソックス本体2として利用してもよいし、公知の製造方法により専用のソックス本体2として別途製造したものを用いてもよい。
そして、最初に、コーティング工程により、ソックス本体2に対するコーティング処理を行い、コーティング層3を設ける。この際、コーティング剤3Cには、上述したシリコンゴム素材(熱硬化性樹脂)Siを用いる。なお、硬化前のシリコンゴム素材Siは流動体としての性質を有する。また、コーティング層3を設ける部位は、ソックス本体2の内面2iおける踵領域Ahとなる。踵領域Ahには、足Htの踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdが含まれる。
コーティング工程では、図3に示すように、スクリーン印刷方式の塗布治具Msにセットする。その他、塗布治具Msとしては、ローラ方式の塗布治具等も利用可能である。例示の塗布治具Msは、スクリーン印刷ユニット20を備えるため、スクリーン印刷による塗布処理を行うことができる。なお、スクリーン印刷ユニット20において、22は版枠、23はスクリーン、24はスキージをそれぞれ示す。また、塗布治具Msにはソックス本体2を裏返した状態にセットする基台プレート21を備え、この基台プレート21の上面21uは平坦面に形成する。この場合、基台プレート21は、ソックス本体2の内部に挿入(圧入)することができ、挿入した際には、少なくとも基台プレート21の上面21uに、ソックス本体2の内面2iにおける踵領域Ahが上を向けて載置され、スクリーン23の下面に対面する。なお、基台プレート21の断面積は、ソックス本体2の内部の断面積よりも十分に大きく選定するなどにより、ソックス本体2の内部に基台プレート21を挿入した際に、踵領域Ahが平坦状態にセットされるように考慮する。
ソックス本体2を塗布治具Msにセットしたなら、図3に示すように、スキージ24を白抜矢印の方向に移動させ、コーティング剤3Cをソックス本体2の踵領域Ahに印刷塗布する。このように、スクリーン印刷方式の塗布治具Msを用いることにより、踵領域Ahを平坦状態にセットし、かつ既存の設備を利用してコーティング剤3Cを塗布できるため、高品質のコーティング層3を容易かつ迅速に設けることができるとともに、低コストに実施できる利点がある。
また、この際、スクリーン23には、格子状のパターンが形成されているため、踵領域Ahには、格子状のパターン、即ち、面状であって、かつ多数の小孔3h…を有するコーティング層3が印刷される。このように、コーティング層3に、多数の小孔3h…を設ければ、コーティング層3が面状に設けられた場合であっても、ソックス本体2自身の伸縮性を十分に確保できるとともに、コーティング層3の表面3fに凹凸を設けることができるため、擦れ落ち防止効果をより高めることができる利点がある。
一方、コーティング工程が終了したなら、硬化工程により、ソックス本体2に塗布したシリコンゴム素材Siを硬化させる処理を行う。硬化工程では、最初に、中間硬化状態まで硬化させる予備硬化処理を行う。この場合、ソックス本体2は、基台プレート21にセットしたまま、シリコンゴム素材Siを硬化させる加熱温度に設定した加熱空間に収容し、予め設定した設定時間T1だけ加熱(乾燥)させる加熱処理を行う。したがって、この際の設定時間T1は、シリコンゴム素材Siを中間硬化状態まで硬化させる時間を設定する。この中間硬化状態とは、いわば半乾きの状態であり、設定時間T1は、少なくともソックス本体2を塗布治具Msから離脱し、後述する成形型Mにセットするまでの間に、コーティング層3の塗布形状が変化(変形)しないことを考慮して選定する。そして、設定時間T1が経過したなら加熱処理を停止し、第一硬化処理を終了させる。また、ソックス本体2は塗布治具Msから取り外す。
次いで、ソックス本体2を裏返しのまま図4に示す成形型Mに装着し、本硬化工程を行う。成形型Mは足Htを象って形成したものであり、少なくとも踵領域Ahを、踵部Hhの形状に類似させる形状部分を有している。なお、必要により、成形型Mの内部を中空に形成するとともに、踵領域Ahが当接する部位に、内外に貫通する複数の通孔を設け、内部を吸気することにより、踵領域Ahが成形型Mに密着するようにしてもよい。そして、ソックス本体2を装着した成形型Mを、シリコンゴム素材Siを硬化させる加熱温度に設定した加熱空間に収容し、予め設定した設定時間T2だけ加熱(乾燥)させる加熱処理を行う。この際の設定時間T2は、シリコンゴム素材Siを最終硬化状態まで硬化させる時間を設定する。この最終硬化状態とは、いわば完全に乾燥させた状態である。設定時間T2が経過したなら加熱処理を停止し、本硬化工程を終了させる。以上の処理工程により、シリコンゴム素材Siを硬化させたコーティング層3を有する目的のパンプス用ソックス1を得ることができる。
なお、図5は、本硬化工程の変更例を示している。本硬化工程は、上述したように、成形型Mに移し替えて行ってもよいが、基台プレート21にセットしたまま行ってもよい。この方法は、いわば一般的な硬化工程となる。この場合、湾曲部位にコーティング層3を形成するため、硬化後、基台プレート21から取り外した際には、コーティング層3に皺等が生じる虞れがある。したがって、前述した図4に示す方法により得られるコーティング層3が最も望ましい形態となるが、図5に示す方法であっても、コーティング層3を格子状のパターンにするなどにより皺等の低減を図ることができるため、図5に示す方法により得られるコーティング層3も本考案の範囲に含まれる。
次に、本実施形態に係るパンプス用ソックス1の使用方法について、図2を参照して説明する
パンプス用ソックス1は、一般的なソックスと同様に足Htに履くことができる。この際、コーティング層3は、図2に示すように、足Htの踵部Hhにほぼ一致する形状に保持されているため、パンプス用ソックス1を履いた際には、踵部Hhの全体をコーティング層3によりいわば包み込む状態にすることができる。即ち、コーティング層3は、ソックス本体2の内面2iに塗布したコーティング剤3Cを踵部Hhを象った成形型Mにより湾曲させた状態で硬化させているため、コーティング層3を踵部Hhの形状に対してフィットし、面接触する。
したがって、踵部Hhに対する安定した摩擦力の確保、更には長時間にわたって使用する際の擦れ防止を最適な形態により実現できるとともに、使用時におけるコーティング層3の一部の延びが大きくなったり延びのバラツキが大きくなるなどの不具合を解消できる。しかも、コーティング層3における肌へのフィット感及び快適性を格段に高めることができるとともに、コーティング層3における応力が均一化され、耐久性(寿命)を高めることができる。加えて、コーティング層3の面積、更にはコーティング層3の厚さを、より大きくすることが可能となり、保湿機能等の他の付加価値も十分に確保できる。
このように、本実施形態に係るパンプス用ソックス1は、ソックス本体2の内面2iであって、足Htの踵部Hhに対して面接触し、かつ所定の面積以上となる踵領域Ahに、表面3fが所定の摩擦係数以上となる面状のコーティング層3を設けてなるため、足Htの踵部Hhに対する安定した摩擦力を確保できる。したがって、長時間にわたって使用しても擦れを回避できるなど、十分な擦れ落ち防止効果を得ることができる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本考案は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、所定の面積以上となる踵領域Ahとして、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahv及び踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdを含ませる場合を例示したが、踵部Hhの縦面部に対応する縦面領域Ahvのみ又は踵部Hhの底面部に対応する底面領域Ahdのみの場合を排除するものではない。また、コーティング層3に、多数の小孔3h…を設ける場合を例示したが、コーティング層3の厚さの選定によっては必ずしも設けることを要しないとともに、小孔3h…の形状は、例示のような矩形をはじめ、円形や線形など、任意の形状を選定できる。さらに、コーティング層3の形成素材として、シリコンゴム素材Siを例示したが、同様の特性、即ち、所定の弾性特性或いは表面が所定の摩擦係数特性を有する様々な素材を適用できる。
本考案に係るパンプス用ソックスは、女性が特にパンプスを使用する際のソックスとして利用できるとともに、その他、必要に応じて、パンプス以外の履物を使用する場合或いは履物を使用しない場合にも通常のソックスとして利用できる。
1:パンプス用ソックス,2:ソックス本体,2i:ソックス本体の内面,3:コーティング層,3f:コーティング層の表面,3h…:小孔,3C:コーティング剤,P:パンプス,Ht:足,Hh:踵部,Ah:踵領域,Ahv:縦面領域,Ahd:底面領域,M:成形型,Si:シリコンゴム素材
Claims (5)
- パンプスから外部に露出しない形状に形成するとともに、擦れ落ちを防止する手段を講じたパンプス用ソックスにおいて、ソックス本体の内面であって、足の踵部に対して面接触し、かつ所定の面積以上となる踵領域に、表面が所定の摩擦係数以上となる面状のコーティング層を設けてなることを特徴とするパンプス用ソックス。
- 前記所定の面積以上となる踵領域には、前記踵部の縦面部に対応する縦面領域及び前記踵部の底面部に対応する底面領域を含むことを特徴とする請求項1記載のパンプス用ソックス。
- 前記コーティング層は、前記ソックス本体の内面に塗布したコーティング剤を前記踵部を象った成形型により湾曲させた状態で硬化させたコーティング層であることを特徴とする請求項1又は2記載のパンプス用ソックス。
- 前記コーティング層は、多数の小孔を設けてなることを特徴とする請求項1,2又は3記載のパンプス用ソックス。
- 前記コーティング層は、形成素材として少なくともシリコンゴム素材を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパンプス用ソックス。
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