JP3182476B2 - 復号化装置 - Google Patents
復号化装置Info
- Publication number
- JP3182476B2 JP3182476B2 JP16793693A JP16793693A JP3182476B2 JP 3182476 B2 JP3182476 B2 JP 3182476B2 JP 16793693 A JP16793693 A JP 16793693A JP 16793693 A JP16793693 A JP 16793693A JP 3182476 B2 JP3182476 B2 JP 3182476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decoding device
- discontinuity
- symbols
- symbol
- decoding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/12—Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1806—Pulse code modulation systems for audio signals
- G11B20/1809—Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1876—Interpolating methods
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M13/00—Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M13/00—Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
- H03M13/27—Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes using interleaving techniques
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Probability & Statistics with Applications (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザ信号を表わすと
共にシンボル間のシステマティックなインターリービン
グ機構に従って編成されるデータシンボルストリームを
復号化する復号化装置であって、前記データシンボルス
トリームをデインターリービングして前記ユーザ信号と
時間的に一致させるためのデインターリービング手段
と、システムの異常事象を検出し、その際に選択シンボ
ルを疑わしいものとして示すポインタを発生する異常事
象検出器と、前記ポインタの制御のもとで前記ユーザ信
号を再構成する際に矯正作動を実行する矯正手段とを具
える復号化装置に関するものである。
共にシンボル間のシステマティックなインターリービン
グ機構に従って編成されるデータシンボルストリームを
復号化する復号化装置であって、前記データシンボルス
トリームをデインターリービングして前記ユーザ信号と
時間的に一致させるためのデインターリービング手段
と、システムの異常事象を検出し、その際に選択シンボ
ルを疑わしいものとして示すポインタを発生する異常事
象検出器と、前記ポインタの制御のもとで前記ユーザ信
号を再構成する際に矯正作動を実行する矯正手段とを具
える復号化装置に関するものである。
【0002】ユーザ信号はどのような信号でもよく、例
えばオーディオ、ビデオ、データ又はこうした信号を混
合したものとすることができる。データストリームが妨
害されてコピーされるのを矯正する様々な編成方法が提
案されている。先ず、ユーザ信号のアナログ的に表わさ
れるものが多少とも連続的な特性を有する場合には、誤
りサンプルを連続するサンプル間の補間値と置換えるこ
とができる。第2として、コンパクトディクス、ディジ
タルコンパクトカセット及び他の消費者の娯楽媒体用の
如き様々なディジタル誤り防止フォーマットが標準化さ
れている。誤り防止は通常3つのレベルで行われ、先ず
は誤りが実際に存在するか、どうかを検出し、次いで有
効な誤り補正手段を決め、最後に補正が不可能であれば
誤りを隠蔽させる処置をとるようにする。誤り防止に対
しては様々な戦略が公開されている。しかし、誤り補正
は次のような様々な理由からして不可能なことがある。
即ち、 a. 例えばデータが不十分な信号強度で放送される場
合にはランダム誤差が多過ぎ、この場合には復調が不可
能となるようなシンボルレベルでしか誤り検出ができな
い。 b. 例えば記録担体に機械的な傷がある場合のような
バースト誤りの検出も特定の非ゼロ−シンドロームシン
ボルによってしかできない。 c. 例えばトラック損失またはトラックジャンプの場
合のようなシステム誤りの場合には、それを交差−トラ
ックコマンド又はトラック損失検出器によりそれぞれ外
部的にしか知らせることができない。
えばオーディオ、ビデオ、データ又はこうした信号を混
合したものとすることができる。データストリームが妨
害されてコピーされるのを矯正する様々な編成方法が提
案されている。先ず、ユーザ信号のアナログ的に表わさ
れるものが多少とも連続的な特性を有する場合には、誤
りサンプルを連続するサンプル間の補間値と置換えるこ
とができる。第2として、コンパクトディクス、ディジ
タルコンパクトカセット及び他の消費者の娯楽媒体用の
如き様々なディジタル誤り防止フォーマットが標準化さ
れている。誤り防止は通常3つのレベルで行われ、先ず
は誤りが実際に存在するか、どうかを検出し、次いで有
効な誤り補正手段を決め、最後に補正が不可能であれば
誤りを隠蔽させる処置をとるようにする。誤り防止に対
しては様々な戦略が公開されている。しかし、誤り補正
は次のような様々な理由からして不可能なことがある。
即ち、 a. 例えばデータが不十分な信号強度で放送される場
合にはランダム誤差が多過ぎ、この場合には復調が不可
能となるようなシンボルレベルでしか誤り検出ができな
い。 b. 例えば記録担体に機械的な傷がある場合のような
バースト誤りの検出も特定の非ゼロ−シンドロームシン
ボルによってしかできない。 c. 例えばトラック損失またはトラックジャンプの場
合のようなシステム誤りの場合には、それを交差−トラ
ックコマンド又はトラック損失検出器によりそれぞれ外
部的にしか知らせることができない。
【0003】斯様なオーディオ装置では、誤り補正をデ
ィジタルシンボルのレベルにて行ない、又誤り隠蔽処置
はアナログサンプルのレベルにて行なう。そのほかに様
々な多重接続編成が実行可能であり、このことからして
ユーザ信号はその様々な展開段階にてアクセスすること
ができる。なお、上述したことは単なる例に過ぎず、本
発明はこのようなものに限定されるものではない。
ィジタルシンボルのレベルにて行ない、又誤り隠蔽処置
はアナログサンプルのレベルにて行なう。そのほかに様
々な多重接続編成が実行可能であり、このことからして
ユーザ信号はその様々な展開段階にてアクセスすること
ができる。なお、上述したことは単なる例に過ぎず、本
発明はこのようなものに限定されるものではない。
【0004】
【従来の技術】前記c.項にて述べた3番目のケース及
びその処置については本願人の出願に係る米国特許第
4,999,828号に開示されている。トラックは故
意又は偶然に失うことがあり、こうしたトラック損失は
光学的原理により検出することができる。このような誤
りは、復号可能ワードそのものは十分に補正し得るも、
それぞれ異なるソースコードワードの一部を構成するシ
ンボルを上記復号可能ワードに含めることになる。シス
テムレベルにポインタを追加することにより復号化装置
が一時的に復号化するのを控えさせるのは不可能であ
り、又復号化時間の損失をもまねくことになる。
びその処置については本願人の出願に係る米国特許第
4,999,828号に開示されている。トラックは故
意又は偶然に失うことがあり、こうしたトラック損失は
光学的原理により検出することができる。このような誤
りは、復号可能ワードそのものは十分に補正し得るも、
それぞれ異なるソースコードワードの一部を構成するシ
ンボルを上記復号可能ワードに含めることになる。シス
テムレベルにポインタを追加することにより復号化装置
が一時的に復号化するのを控えさせるのは不可能であ
り、又復号化時間の損失をもまねくことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した場合には、ト
ラック損失によって最早CDプレーヤのオーディオ信号
にクリックは生じなくなるが、斯かる編成法には2つの
欠点がある。先ず第1に、データチャネルに無関係な特
定の検出器が必要である。第2として、実際のデータシ
ンボルストリームとのつながりがゆるみ、装置を長期の
補間処置に駆動させる莫大な数のポインタ及びユーザ信
号、特にオーディオ信号の主観的品質に影響を及ぼす他
の手段を必要とする。
ラック損失によって最早CDプレーヤのオーディオ信号
にクリックは生じなくなるが、斯かる編成法には2つの
欠点がある。先ず第1に、データチャネルに無関係な特
定の検出器が必要である。第2として、実際のデータシ
ンボルストリームとのつながりがゆるみ、装置を長期の
補間処置に駆動させる莫大な数のポインタ及びユーザ信
号、特にオーディオ信号の主観的品質に影響を及ぼす他
の手段を必要とする。
【0006】本発明の目的は、特に、従来或る特定のケ
ースしか表わしていないデータシンボルストリームにお
ける様々な種類の妨害の悪影響を軽減し、且つ特にポイ
ンタの数を適当なレベルまで適切に最少化することによ
りユーザ信号の構成に及ぼす斯様な妨害の悪影響を大部
分除去するか、又は低減させることにある。
ースしか表わしていないデータシンボルストリームにお
ける様々な種類の妨害の悪影響を軽減し、且つ特にポイ
ンタの数を適当なレベルまで適切に最少化することによ
りユーザ信号の構成に及ぼす斯様な妨害の悪影響を大部
分除去するか、又は低減させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は冒頭にて述べた
復号化装置において、前記異常事象が前記デインタータ
ービングの前の前記データシンボルストリームにおける
受信不連続部であり、前記復号化装置が前記不連続部の
写像点を前記ユーザ信号に与えるように構成され、前記
検出器が前記不連続部の前に受信されると共に前記写像
点後にデインターリーブされるシンボルに対して、及び
前記不連続部の後に受信されると共に前記写像点の前に
デインターリーブされるシンボルに対しても前記ポイン
タを発生するようにしたことを特徴とする。
復号化装置において、前記異常事象が前記デインタータ
ービングの前の前記データシンボルストリームにおける
受信不連続部であり、前記復号化装置が前記不連続部の
写像点を前記ユーザ信号に与えるように構成され、前記
検出器が前記不連続部の前に受信されると共に前記写像
点後にデインターリーブされるシンボルに対して、及び
前記不連続部の後に受信されると共に前記写像点の前に
デインターリーブされるシンボルに対しても前記ポイン
タを発生するようにしたことを特徴とする。
【0008】異常事象をデータストリームにおける受信
の不連続部としてとらえることは、それが実際のダメー
ジにできるだけ近付くことになる。特に簡単な方法はデ
ータシンボルストリームにおける連続同期ワード間の距
離を測定するやり方である。例えば、2ビット以上の不
一致は不確定な原因による何等かの妨害を知らせること
になる。この方法でのポインタの割当ても簡単なプロシ
ージャである。
の不連続部としてとらえることは、それが実際のダメー
ジにできるだけ近付くことになる。特に簡単な方法はデ
ータシンボルストリームにおける連続同期ワード間の距
離を測定するやり方である。例えば、2ビット以上の不
一致は不確定な原因による何等かの妨害を知らせること
になる。この方法でのポインタの割当ても簡単なプロシ
ージャである。
【0009】特に、復号化装置がFIFOを有する場合
に、データ源はFIFOが通常適応できる範囲外の可変
レートを有するので、FIFOジャンプが生ずることが
ある。このような状態はトラック損失が起らない場合で
も有り得る。FIFOの容量はコスト面からして低くす
ることは明らかである。従って、FIFOのオーバーフ
ロー並びにFIFOの空の実行が起ったりする。こうし
たケースは後に詳細に説明するFIFOのリセットによ
り矯正される。
に、データ源はFIFOが通常適応できる範囲外の可変
レートを有するので、FIFOジャンプが生ずることが
ある。このような状態はトラック損失が起らない場合で
も有り得る。FIFOの容量はコスト面からして低くす
ることは明らかである。従って、FIFOのオーバーフ
ロー並びにFIFOの空の実行が起ったりする。こうし
たケースは後に詳細に説明するFIFOのリセットによ
り矯正される。
【0010】従来は斯様なオーバーフローの状況をカバ
ーしておらず、前記異常事象が復号化装置内のFIFO
のジャンプそのものか、又はFIFOのオーバーフロー
と読取り−リセット時の異常とが組合わさったものであ
る場合に本発明は有利である。
ーしておらず、前記異常事象が復号化装置内のFIFO
のジャンプそのものか、又はFIFOのオーバーフロー
と読取り−リセット時の異常とが組合わさったものであ
る場合に本発明は有利である。
【0011】本発明の好適例では、前記矯正作動が前記
デインターリービング後のマルチ−シンボルワードに基
づいて行われ、従ってポインタを設けるシンボルが、前
記不連続部に対して前記写像点に対する前記シンボルの
デインターリービング着信方向と時間的に一致する方向
にて受信されるシンボルに対して少数シンボルとなるよ
うにする。ワード内のシンボルを少数に限定すること
は、復号化装置が自動的に「楽観側」にとどまり、全ワ
ードの内の信頼できないものとして拒絶ワードが最少数
に保たれることを意味する。オーディオ装置では、これ
によりクリックの数が各FIFOジャンプに対して1個
だけに低減する。同様なことはビデオ信号、オーディオ
とビデオの混合信号及び他のユーザ信号についても云え
ることである。なお、本明細書にて云うインターリービ
ングとは、矯正動作を実行させるために連続的に位置付
けられるユーザ信号を表わすシンボルをデータシンボル
ストリーム内にてバーストの影響をできるだけなくすよ
うにシステムマチックな方法にてまき散らすことを意味
する。このようなシンボルのまき散らしは最終ブロック
内で行なうか、又は時間的な畳み込みにより行なうこと
ができる。
デインターリービング後のマルチ−シンボルワードに基
づいて行われ、従ってポインタを設けるシンボルが、前
記不連続部に対して前記写像点に対する前記シンボルの
デインターリービング着信方向と時間的に一致する方向
にて受信されるシンボルに対して少数シンボルとなるよ
うにする。ワード内のシンボルを少数に限定すること
は、復号化装置が自動的に「楽観側」にとどまり、全ワ
ードの内の信頼できないものとして拒絶ワードが最少数
に保たれることを意味する。オーディオ装置では、これ
によりクリックの数が各FIFOジャンプに対して1個
だけに低減する。同様なことはビデオ信号、オーディオ
とビデオの混合信号及び他のユーザ信号についても云え
ることである。なお、本明細書にて云うインターリービ
ングとは、矯正動作を実行させるために連続的に位置付
けられるユーザ信号を表わすシンボルをデータシンボル
ストリーム内にてバーストの影響をできるだけなくすよ
うにシステムマチックな方法にてまき散らすことを意味
する。このようなシンボルのまき散らしは最終ブロック
内で行なうか、又は時間的な畳み込みにより行なうこと
ができる。
【0012】矯正動作はシンボル誤り補正コードを用い
て行なうのが有利である。こうしたコードは極めてパワ
フルであり、しかも広い用途に有効であることを確め
た。しかし、補間法の如き他の手段も同様に有効であ
り、又対話式のシステムにて行われたりするような或る
程度高等なメカニズムに頼ることもある。さらに、こう
した様々な方法を混ぜ合わせることもできる。
て行なうのが有利である。こうしたコードは極めてパワ
フルであり、しかも広い用途に有効であることを確め
た。しかし、補間法の如き他の手段も同様に有効であ
り、又対話式のシステムにて行われたりするような或る
程度高等なメカニズムに頼ることもある。さらに、こう
した様々な方法を混ぜ合わせることもできる。
【0013】前記復号化装置には慣性記録担体にインタ
フェースするためのインタフェース手段を設けるのが有
利である。特に、記録担体が明らかに慣性を有する場合
には、データ速度に明らかに影響を及ぼすことになる衝
撃及び加速を受けることになる。本発明はこのようなこ
とによるデータストリームの不連続部による厄介なこと
をなくすことができる。
フェースするためのインタフェース手段を設けるのが有
利である。特に、記録担体が明らかに慣性を有する場合
には、データ速度に明らかに影響を及ぼすことになる衝
撃及び加速を受けることになる。本発明はこのようなこ
とによるデータストリームの不連続部による厄介なこと
をなくすことができる。
【0014】前記記録担体はディスク状のものとし、又
前記不連続部は前記記録担体の接線方向の加速によるも
のとするのが有利である。特に回転ディスクは強力な加
速を受けることからして、本発明は重要な問題を解決す
るものである。
前記不連続部は前記記録担体の接線方向の加速によるも
のとするのが有利である。特に回転ディスクは強力な加
速を受けることからして、本発明は重要な問題を解決す
るものである。
【0015】
【実施例】図1はコンパクトディスクの分野における復
合化装置のブロック図であるが、これは本発明を具体化
したものではない。様々なコンパクトディスクシステム
が公開されており、しかも広く使用されているので、説
明は断片的に行なうだけとする。コンパクトディスク2
0を記号的に示してあり、これは駆動帰還部を含むモー
タ22により回転する。素子24は様々な光学的、電気
/電子的の系及び帰還系を含むピック‐アップ素子を示
す。素子26は同期パターンを含む、クリップされるチ
ャネルビットのストリームを出力する位相ロックループ
を示す。素子28は3つの区切りビットにより対を成す
ように分離される14ビットのチャネルワードのストリ
ングを受取って8ビットのコードシンボルのストリング
を出力する復調器を示す。説明の簡略化のために同期ヘ
ッダは無視する。復調に関する限り、ここでは不規則の
チャネルワードを知らせることができる復調フラグは無
視する。素子30はコードシンボルに基いて作動し、且
つ素子28からの書込み並びに素子32への読取りを独
立して行なうFIFO素子を示す。このFIFOはオー
バーフローする場合にFIFOをリセットするオーバフ
ロー検出器(図示せず)を有している。FIFOのリセ
ットは読取りポインタをリセットすることにより行なう
ことができる。ディスクが回転中に僅かに動いたりする
ように、その回転が加速されたり、又は減速したりする
場合に、FIFOの充填度が許容限度の範囲内で多少変
化することがある。この点に関する模範的な時間依存性
FIFO充填度を図3に示してある。中央の線は最適と
みなされる充填度が0の個所である。最大充填度は各々
32個のシンボルから成る+8フレームである。最小充
填度は−8フレームであり、これらは真中の充填度に対
して相対関係にある。FIFOの総容量は16フレーム
である。読出しは次段にて行われる(シンボルのデイン
ターリービングも参照)。実際上、現実の充填度は書込
みポインタと読取りポインタとの位置的な差によって表
わされる。図面は充填度が中途にある初期のインターバ
ルを示し、次いで充填度はソースデータ速度の増加に伴
って増大する。或る特定瞬時に充填度が値+8に達する
と、FIFOがリセットされ、充填度が0(実際には全
体の半分)となる。このリセットはFIFOに目下記憶
されているデータ部分を不適当なものにしてしまう。そ
の理由は、それらのデータ部分を読取れなくなるからで
ある。次いで、ソースデータ速度が低下して、FIFO
の充填度が減少する例を示す(宛先データ速度は良好な
近似で一定とする)。充填度が−8の値に達すると、F
IFOは概念的な充填度0(=中央の線)にリセットさ
れる。これにより、非破壊読取りであるので最新の−8
フレームが2度目に読取られる。
合化装置のブロック図であるが、これは本発明を具体化
したものではない。様々なコンパクトディスクシステム
が公開されており、しかも広く使用されているので、説
明は断片的に行なうだけとする。コンパクトディスク2
0を記号的に示してあり、これは駆動帰還部を含むモー
タ22により回転する。素子24は様々な光学的、電気
/電子的の系及び帰還系を含むピック‐アップ素子を示
す。素子26は同期パターンを含む、クリップされるチ
ャネルビットのストリームを出力する位相ロックループ
を示す。素子28は3つの区切りビットにより対を成す
ように分離される14ビットのチャネルワードのストリ
ングを受取って8ビットのコードシンボルのストリング
を出力する復調器を示す。説明の簡略化のために同期ヘ
ッダは無視する。復調に関する限り、ここでは不規則の
チャネルワードを知らせることができる復調フラグは無
視する。素子30はコードシンボルに基いて作動し、且
つ素子28からの書込み並びに素子32への読取りを独
立して行なうFIFO素子を示す。このFIFOはオー
バーフローする場合にFIFOをリセットするオーバフ
ロー検出器(図示せず)を有している。FIFOのリセ
ットは読取りポインタをリセットすることにより行なう
ことができる。ディスクが回転中に僅かに動いたりする
ように、その回転が加速されたり、又は減速したりする
場合に、FIFOの充填度が許容限度の範囲内で多少変
化することがある。この点に関する模範的な時間依存性
FIFO充填度を図3に示してある。中央の線は最適と
みなされる充填度が0の個所である。最大充填度は各々
32個のシンボルから成る+8フレームである。最小充
填度は−8フレームであり、これらは真中の充填度に対
して相対関係にある。FIFOの総容量は16フレーム
である。読出しは次段にて行われる(シンボルのデイン
ターリービングも参照)。実際上、現実の充填度は書込
みポインタと読取りポインタとの位置的な差によって表
わされる。図面は充填度が中途にある初期のインターバ
ルを示し、次いで充填度はソースデータ速度の増加に伴
って増大する。或る特定瞬時に充填度が値+8に達する
と、FIFOがリセットされ、充填度が0(実際には全
体の半分)となる。このリセットはFIFOに目下記憶
されているデータ部分を不適当なものにしてしまう。そ
の理由は、それらのデータ部分を読取れなくなるからで
ある。次いで、ソースデータ速度が低下して、FIFO
の充填度が減少する例を示す(宛先データ速度は良好な
近似で一定とする)。充填度が−8の値に達すると、F
IFOは概念的な充填度0(=中央の線)にリセットさ
れる。これにより、非破壊読取りであるので最新の−8
フレームが2度目に読取られる。
【0016】コンパクトディスク装置における素子32
はシンボルレベルにてシステマチックであるリードソロ
モンコードに従って符号化されている32個のシンボル
C1ワードを復号化する素子を示す。この復号化によ
り、ワードレベル又はシンボルレベルのいずれかの様々
な信頼レベルを知らせる一組のフラグを伴う28個のデ
ータシンボルを得る。素子34はデインターリーバを示
し、これはシンボルレベルにてシステマチックである同
じくリードソロモンコードに従って符号化されるC2ワ
ードに前記復号化シンボルをシンボル毎に分配する。素
子36はこれら28個のシンボルワードを復号化するも
のであり、これはフラグ処理デバイス44から受信され
る適当なフラグによって制御される。この復号化によっ
てフラグ処理デバイス44用の新規のフラグを発生する
ことができる。素子38はディジタル−アナログ変換器
を示し、これにより原則としてはユーザ信号を時間別
で、しかも準アナログサンプル振幅のストリームとして
再生する。素子40はフラグ処理デバイス44から受信
される適当なフラグ情報により制御される隠蔽デバイス
を示す。素子24〜38の主チャネルによっては再生で
きないようなサンプルは、この際、D/A変換器38か
ら実際に受信される出力結果を隠蔽処理することにより
擬似再生される。以前のサンプル値を保持したり、様々
な微細レベルの公式に従って前のサンプル値と次のサン
プル値との間の補間をとったりするような種々の隠蔽戦
略が慣用となっている。他にサンプルを完全になくし
て、その値を0とするやり方もある。復号化そのものの
例については本願人の出願に係る米国特許第46835
72号に開示されている。復号化及びデインターリービ
ング処理に当たっては単一ワードの一部を形成するシン
ボル間の相対的時間関係を補正し得る記憶スペースが専
ら用いられる。
はシンボルレベルにてシステマチックであるリードソロ
モンコードに従って符号化されている32個のシンボル
C1ワードを復号化する素子を示す。この復号化によ
り、ワードレベル又はシンボルレベルのいずれかの様々
な信頼レベルを知らせる一組のフラグを伴う28個のデ
ータシンボルを得る。素子34はデインターリーバを示
し、これはシンボルレベルにてシステマチックである同
じくリードソロモンコードに従って符号化されるC2ワ
ードに前記復号化シンボルをシンボル毎に分配する。素
子36はこれら28個のシンボルワードを復号化するも
のであり、これはフラグ処理デバイス44から受信され
る適当なフラグによって制御される。この復号化によっ
てフラグ処理デバイス44用の新規のフラグを発生する
ことができる。素子38はディジタル−アナログ変換器
を示し、これにより原則としてはユーザ信号を時間別
で、しかも準アナログサンプル振幅のストリームとして
再生する。素子40はフラグ処理デバイス44から受信
される適当なフラグ情報により制御される隠蔽デバイス
を示す。素子24〜38の主チャネルによっては再生で
きないようなサンプルは、この際、D/A変換器38か
ら実際に受信される出力結果を隠蔽処理することにより
擬似再生される。以前のサンプル値を保持したり、様々
な微細レベルの公式に従って前のサンプル値と次のサン
プル値との間の補間をとったりするような種々の隠蔽戦
略が慣用となっている。他にサンプルを完全になくし
て、その値を0とするやり方もある。復号化そのものの
例については本願人の出願に係る米国特許第46835
72号に開示されている。復号化及びデインターリービ
ング処理に当たっては単一ワードの一部を形成するシン
ボル間の相対的時間関係を補正し得る記憶スペースが専
ら用いられる。
【0017】FIFOのリセットにより、やがてはデー
タに不連続部が導入される。DAC変換器がこの不連続
データの第1サイド(これには不連続データの第2サイ
ドが直ぐ後に続く)からサンプルを出力する度毎に出力
はクリック信号を発生する。ここに言う第1及び第2サ
イドとは不連続データの前と後、又はその逆をそれぞれ
意味する。
タに不連続部が導入される。DAC変換器がこの不連続
データの第1サイド(これには不連続データの第2サイ
ドが直ぐ後に続く)からサンプルを出力する度毎に出力
はクリック信号を発生する。ここに言う第1及び第2サ
イドとは不連続データの前と後、又はその逆をそれぞれ
意味する。
【0018】図2は本発明による改良型の復号化装置の
ブロック図である。この装置の大部分は図1のものとあ
まり変わらないので、素子20−−−28は図示してな
い。さらに、図1に示すものと同一の素子を示すものに
は同一部番を付して示してある。ブロック46はFIF
Oのオーバーフロー管理デバイスであり、これはFIF
O31のオーバーフロー又はアンダーフローをライン3
3にて特定の信号として検出し、オーバーフローの場合
にはライン35の信号によりFIFO31をリセットす
る。その後、FIFOの所定部分に後に詳述するように
不確定のものとしてラベル付けもする。このラベル付け
はFIFO31の内容に付加することができる。図1の
ものと異なる点は、本発明ではFIFOの内容にラベル
付けした情報をフラグ処理デバイス48に送る点にあ
り、このフラグ処理デバイス48は図1の素子44より
も構造が多少複雑となる。他の残りの素子34−−−4
2は図1におけるものと同じである。
ブロック図である。この装置の大部分は図1のものとあ
まり変わらないので、素子20−−−28は図示してな
い。さらに、図1に示すものと同一の素子を示すものに
は同一部番を付して示してある。ブロック46はFIF
Oのオーバーフロー管理デバイスであり、これはFIF
O31のオーバーフロー又はアンダーフローをライン3
3にて特定の信号として検出し、オーバーフローの場合
にはライン35の信号によりFIFO31をリセットす
る。その後、FIFOの所定部分に後に詳述するように
不確定のものとしてラベル付けもする。このラベル付け
はFIFO31の内容に付加することができる。図1の
ものと異なる点は、本発明ではFIFOの内容にラベル
付けした情報をフラグ処理デバイス48に送る点にあ
り、このフラグ処理デバイス48は図1の素子44より
も構造が多少複雑となる。他の残りの素子34−−−4
2は図1におけるものと同じである。
【0019】図4aはFIFOのオーバーフロー後のF
IFOデータの不連続部を示す。この図の垂直方向に沿
う各行は28バイトのC2コード内のバイト数であり、
各コードワードは1列を占める。C2コードワードは様
々な行に沿って分配され、便宜上C2コードワードのパ
リティチェックシンボルは図示してない。実際にはこう
したシンボルが4つの追加の行を占めることになるが、
これらのシンボルはC2コードワードの一部を構成する
ものではない。垂直の線は実際に発生するデータの不連
続部を示し、連続ワードは、この不連続部では連続する
ワード番号を有する必要はない。又、簡単のためにワー
ドを部分的に抑圧して、不連続性が実際にはワードの境
界にて起るようにする。実際上、このようなことは書込
みポインタが同期シンボルの受信時に常に開始されるよ
うにして行う。次の同期シンボルの受信時には、次のフ
レーム/ワードを受信するためにポインタがステップさ
れる。しかし、ワードがシンボルを意図した数よりも少
ないシンボルしか含んでいない場合には、実際上次のワ
ードの書込みがこの不完全なワードにオーバーライトす
る。図4bはデインターリービング素子34でのデイン
ターリービング後に入力情報ストリームに写像(マッピ
ング)されるものと同じものを示す。この場合、不連続
部は4×27=108フレーム=14.7ミリ秒のスパ
ンで水平方向に引き伸ばされる。傾斜線100の左側の
全てのシンボルはリセットによる不連続部の前の時間に
関するものであり、傾斜線の右側のシンボルは不連続部
の後の時間に関するものであり、この場合、時間は図で
見て左から右へと進むものとす。
IFOデータの不連続部を示す。この図の垂直方向に沿
う各行は28バイトのC2コード内のバイト数であり、
各コードワードは1列を占める。C2コードワードは様
々な行に沿って分配され、便宜上C2コードワードのパ
リティチェックシンボルは図示してない。実際にはこう
したシンボルが4つの追加の行を占めることになるが、
これらのシンボルはC2コードワードの一部を構成する
ものではない。垂直の線は実際に発生するデータの不連
続部を示し、連続ワードは、この不連続部では連続する
ワード番号を有する必要はない。又、簡単のためにワー
ドを部分的に抑圧して、不連続性が実際にはワードの境
界にて起るようにする。実際上、このようなことは書込
みポインタが同期シンボルの受信時に常に開始されるよ
うにして行う。次の同期シンボルの受信時には、次のフ
レーム/ワードを受信するためにポインタがステップさ
れる。しかし、ワードがシンボルを意図した数よりも少
ないシンボルしか含んでいない場合には、実際上次のワ
ードの書込みがこの不完全なワードにオーバーライトす
る。図4bはデインターリービング素子34でのデイン
ターリービング後に入力情報ストリームに写像(マッピ
ング)されるものと同じものを示す。この場合、不連続
部は4×27=108フレーム=14.7ミリ秒のスパ
ンで水平方向に引き伸ばされる。傾斜線100の左側の
全てのシンボルはリセットによる不連続部の前の時間に
関するものであり、傾斜線の右側のシンボルは不連続部
の後の時間に関するものであり、この場合、時間は図で
見て左から右へと進むものとす。
【0020】図4cは本発明によるフラグ付け後のFI
FOデータの不連続部を示す。ここでは傾斜した不連続
部の両側における列内の少数部を成す全シンボルに疑わ
しいものとしてフラグ付けをする(これをハッチングに
より示してある)。図4dはそれに低品質(L.Q.)
のデータが載っているものを示し、これらはいずれもC
2デコーダにより補正するか、又は単一のC2ワード内
にシンボルフラグが多過ぎるために不可能であることが
立証される場合には、補間サンプルが発生するようにす
る。このようにして不連続部の期間が限定され、そのよ
うな不連続部による音も殆ど聴こえなくなる。必要なら
ば、残りの不連続部もソフトミューティングにより隠す
ようにする。
FOデータの不連続部を示す。ここでは傾斜した不連続
部の両側における列内の少数部を成す全シンボルに疑わ
しいものとしてフラグ付けをする(これをハッチングに
より示してある)。図4dはそれに低品質(L.Q.)
のデータが載っているものを示し、これらはいずれもC
2デコーダにより補正するか、又は単一のC2ワード内
にシンボルフラグが多過ぎるために不可能であることが
立証される場合には、補間サンプルが発生するようにす
る。このようにして不連続部の期間が限定され、そのよ
うな不連続部による音も殆ど聴こえなくなる。必要なら
ば、残りの不連続部もソフトミューティングにより隠す
ようにする。
【0021】図5aは三角形状の周期的な波形の模範的
なユーザ信号を示す。4つの特定な点を波形102,1
04,108,114に示してある。図5bは不連続部
を有する同様なユーザ信号を示す。図5aにおける10
2に対応する瞬時106には信号値が118の値に瞬時
にステップダウンし、この値は図5aにおける108の
値に相当する。従って、102と108との間のストレ
ッチ全体がバイパスされる。図5bの110と112と
の間の信号は図5aの104と114との間の信号に対
応する。しかし、104と114との間のストレッチは
112と116との間にて繰り返えされる。他の不連続
部は図5aと図5bとを組み合わせたようなものであ
る。
なユーザ信号を示す。4つの特定な点を波形102,1
04,108,114に示してある。図5bは不連続部
を有する同様なユーザ信号を示す。図5aにおける10
2に対応する瞬時106には信号値が118の値に瞬時
にステップダウンし、この値は図5aにおける108の
値に相当する。従って、102と108との間のストレ
ッチ全体がバイパスされる。図5bの110と112と
の間の信号は図5aの104と114との間の信号に対
応する。しかし、104と114との間のストレッチは
112と116との間にて繰り返えされる。他の不連続
部は図5aと図5bとを組み合わせたようなものであ
る。
【0022】図6はインターリービングと連携動作する
不連続部の影響を示す。図示のように、ユーザ信号12
2は不連続部のずっと前にある。又、不連続部のずっと
後にもユーザ信号120がある。この不連続部は図5a
のタイプ106/118に相当するものであるが、この
場合にもデインターリービングを行う必要がある。実際
上、ユーザ信号は122,120における信号のそれぞ
れの延長部に相当する2つの信号間にてそれぞれ前後に
ジャンプする。信号の始端部ではユーザ信号は殆どが信
号122の延長部に対応し、信号120の延長部には殆
ど対応しない。その後、これら2つの延長部がほぼ同じ
時間に生じ、信号の終端部ではユーザ信号は殆どが信号
120の延長部に対応する。こうした3つのケース間の
移行は漸次行われる。図5bから明らかなように、信号
120,122の勾配は相違し、又極性も互いに異なっ
ている。又、信号120,122は実際には遮断点を有
することがある。便宜上、信号120,122を連続す
るものとして示してあるが、これらの信号は、例えばシ
ステムに第2デインターリーブ処理を組み込めるので必
ずしも連続的なものとすることはない。
不連続部の影響を示す。図示のように、ユーザ信号12
2は不連続部のずっと前にある。又、不連続部のずっと
後にもユーザ信号120がある。この不連続部は図5a
のタイプ106/118に相当するものであるが、この
場合にもデインターリービングを行う必要がある。実際
上、ユーザ信号は122,120における信号のそれぞ
れの延長部に相当する2つの信号間にてそれぞれ前後に
ジャンプする。信号の始端部ではユーザ信号は殆どが信
号122の延長部に対応し、信号120の延長部には殆
ど対応しない。その後、これら2つの延長部がほぼ同じ
時間に生じ、信号の終端部ではユーザ信号は殆どが信号
120の延長部に対応する。こうした3つのケース間の
移行は漸次行われる。図5bから明らかなように、信号
120,122の勾配は相違し、又極性も互いに異なっ
ている。又、信号120,122は実際には遮断点を有
することがある。便宜上、信号120,122を連続す
るものとして示してあるが、これらの信号は、例えばシ
ステムに第2デインターリーブ処理を組み込めるので必
ずしも連続的なものとすることはない。
【0023】図7は基本例におけるシンボルベースに及
ぼす影響を示す。インターリーブしたシンボルストリー
ムを頂部にシーケンス124/126として示してあ
る。単一の線に対する二重線の各々は1つのシンボルを
表す。128の個所にて不連続性が生ずる。この不連続
がシンボルベレベル以下にて生ずるケースは無視する。
したがってこの場合には単一の無効シンボルとなる。こ
れは次の論法には影響しない。そこで、各々が5つのシ
ンボルから成る5つの連続ワードに写像する5つの連続
シンボルを有するものとしてインターリービングを示し
てある。各ワードは単一の水平行に示してある。ユーザ
信号のシーケンスは、この場合、連続ワードを通って左
から右へと蛇行する点線に従うものである。この際、不
連続部128は水平方向に波打っている線130によっ
て示されるユーザ信号に或る瞬時に写像される。シンボ
ル132は不連続部の前ではあるが、写像点の後に生ず
る。従って、これらのシンボルはフラグ又はポインタと
なる。これに対し、シンボル134は不連続部の後では
あるが、写像点の前に生ずる。これらのシンボルもフラ
グ又はポインタとなる。そこで、ワードが成る誤り保護
コードで補正する2−シンボルであるとする場合、この
ことはこれらのワードが「良好」なワードに補正され得
ることを意味している。最終移行は、この際写像点13
0に留まる。追加の手段を講じないと、これにより単一
クリックが生ずることになる。しかし、このようなクリ
ックは慣例のソフトミューティングによりマスクするこ
とができる。
ぼす影響を示す。インターリーブしたシンボルストリー
ムを頂部にシーケンス124/126として示してあ
る。単一の線に対する二重線の各々は1つのシンボルを
表す。128の個所にて不連続性が生ずる。この不連続
がシンボルベレベル以下にて生ずるケースは無視する。
したがってこの場合には単一の無効シンボルとなる。こ
れは次の論法には影響しない。そこで、各々が5つのシ
ンボルから成る5つの連続ワードに写像する5つの連続
シンボルを有するものとしてインターリービングを示し
てある。各ワードは単一の水平行に示してある。ユーザ
信号のシーケンスは、この場合、連続ワードを通って左
から右へと蛇行する点線に従うものである。この際、不
連続部128は水平方向に波打っている線130によっ
て示されるユーザ信号に或る瞬時に写像される。シンボ
ル132は不連続部の前ではあるが、写像点の後に生ず
る。従って、これらのシンボルはフラグ又はポインタと
なる。これに対し、シンボル134は不連続部の後では
あるが、写像点の前に生ずる。これらのシンボルもフラ
グ又はポインタとなる。そこで、ワードが成る誤り保護
コードで補正する2−シンボルであるとする場合、この
ことはこれらのワードが「良好」なワードに補正され得
ることを意味している。最終移行は、この際写像点13
0に留まる。追加の手段を講じないと、これにより単一
クリックが生ずることになる。しかし、このようなクリ
ックは慣例のソフトミューティングによりマスクするこ
とができる。
【0024】上述したような方式はもっと複雑な環境に
て用いることができる。先ずインターリービングパター
ンはもっと複雑とすることができ、こうしてもポインタ
を受け取るシンボル数が変わるだけである。第2とし
て、ヘッダの如き、インターリービングパターンに付着
しない他のシンボルを点在させることができる。こうし
たシンボルは本発明では単に無視する。第3として、写
像点及び/又は不連続部はそれらの補正値から多少離し
て位置させることができる。例えば、不連続部128を
1シンボル左に移すと、これは1つの追加シンボルに対
するポインタをもたらすことになる。一般に、このこと
が最終ユーザ信号に左程目立った悪影響を及ぼすことは
ない。同様に、1シンボル右に移してもポインタのない
シンボルのままである。同様に、写像点の僅かな置き違
い(写像点が1ワードだけ上下するような誤整列)も殆
ど影響を及ぼさない。実際上、このような誤整列の相対
的な影響は小さいものである。その理由は、写像点の近
くでは、この写像点の正確な位置に無関係に殆どワード
が常にフラグ付のシンボルを高い割合いで有するため
に、殆どのワードがいずれにしても妥当でないからであ
る。しかし、このフラグ付きシンボルの数は写像点から
離れるとすぐに減少し、パーフォーマンスは最適なもの
に近づくようになる。写像点近くの少数のワードを無効
としたり、又は写像点を蛇行線130付近の広がった領
域としたりする解決法もある。しかし、必要なことは、
フラグ付け戦略をデータストリームそのものの特性に基
づいて行うことである。
て用いることができる。先ずインターリービングパター
ンはもっと複雑とすることができ、こうしてもポインタ
を受け取るシンボル数が変わるだけである。第2とし
て、ヘッダの如き、インターリービングパターンに付着
しない他のシンボルを点在させることができる。こうし
たシンボルは本発明では単に無視する。第3として、写
像点及び/又は不連続部はそれらの補正値から多少離し
て位置させることができる。例えば、不連続部128を
1シンボル左に移すと、これは1つの追加シンボルに対
するポインタをもたらすことになる。一般に、このこと
が最終ユーザ信号に左程目立った悪影響を及ぼすことは
ない。同様に、1シンボル右に移してもポインタのない
シンボルのままである。同様に、写像点の僅かな置き違
い(写像点が1ワードだけ上下するような誤整列)も殆
ど影響を及ぼさない。実際上、このような誤整列の相対
的な影響は小さいものである。その理由は、写像点の近
くでは、この写像点の正確な位置に無関係に殆どワード
が常にフラグ付のシンボルを高い割合いで有するため
に、殆どのワードがいずれにしても妥当でないからであ
る。しかし、このフラグ付きシンボルの数は写像点から
離れるとすぐに減少し、パーフォーマンスは最適なもの
に近づくようになる。写像点近くの少数のワードを無効
としたり、又は写像点を蛇行線130付近の広がった領
域としたりする解決法もある。しかし、必要なことは、
フラグ付け戦略をデータストリームそのものの特性に基
づいて行うことである。
【0025】本発明は上述した例のみに限定されるもの
でなく、幾多の変更を加え得ること勿論である。本発明
によるような処置を講じることにより、補正不可能なC
2ワードの数が最少となり、又過剰な数のフラグによる
信号品質の劣化が生じなくなる。
でなく、幾多の変更を加え得ること勿論である。本発明
によるような処置を講じることにより、補正不可能なC
2ワードの数が最少となり、又過剰な数のフラグによる
信号品質の劣化が生じなくなる。
【図1】本発明を包含するものではない復号化装置の例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明による改善した復号化装置の一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】模範的な時間依存FIFO充填度の例を示す図
である。
である。
【図4】aはFIFOのオーバーフロー後におけるFI
FOデータの不連続部を示す図である。bはデインター
リービング後のFIFOデータの不連続部を示す図であ
る。cは本発明によるフラグ立てした後のFIFOデー
タの不連続部を示す図である。dはFIFOデータの不
連続部に低品質のデータを載せた図である。
FOデータの不連続部を示す図である。bはデインター
リービング後のFIFOデータの不連続部を示す図であ
る。cは本発明によるフラグ立てした後のFIFOデー
タの不連続部を示す図である。dはFIFOデータの不
連続部に低品質のデータを載せた図である。
【図5】aはユーザ信号の一例を示す図である。bは不
連続部を有するユーザ信号を示す図である。
連続部を有するユーザ信号を示す図である。
【図6】インターリービングと連携動作する不連続部の
影響を示す図である。
影響を示す図である。
【図7】基本的な例におけるシンボルベースに及ぼす不
連続部の影響を示す図である。
連続部の影響を示す図である。
20 コンパクトディスク 22 モータ 24 ピックアップ素子 26 位相ロックループ 28 復調器 30 FIFO 32 復号化素子 34 デインターリーバ 36 復号化素子 38 D/A変換器 40 隠蔽デバイス 44 フラグ処理デバイス 46 オーバーフロー管理デバイス 48 フラグ処理デバイス
フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 - 13/53
Claims (9)
- 【請求項1】 ユーザ信号を表わすと共にシンボル間の
システマティックなインターリービング機構に従って編
成されるデータシンボルストリームを復号化する復号化
装置であって、前記データシンボルストリームをデイン
ターリービングして前記ユーザ信号と時間的に一致させ
るためのデインターリービング手段と、システムの異常
事象を検出し、その際に選択シンボルを疑わしいものと
して示すポインタを発生する異常事象検出器と、前記ポ
インタの制御のもとで前記ユーザ信号を再構成する際に
矯正作動を実行する矯正手段とを具える復号化装置にお
いて、前記異常事象が前記デインターリービングの前の
前記データシンボルストリームにおける受信不連続部で
あり、前記復合化装置が前記不連続部の写像点を前記ユ
ーザ信号に与えるように構成され、前記検出器が前記不
連続部の前に受信されると共に前記写像点後にデインタ
ーリーブされるシンボルに対して、及び前記不連続部の
後に受信されると共に前記写像点の前にデインターリー
ブされるシンボルに対しても前記ポインタを発生するよ
うにしたことを特徴とする復号化装置。 - 【請求項2】 前記異常事象が前記復号化装置内のFI
FOジャンプであることを特徴とする請求項1に記載の
復号化装置。 - 【請求項3】 前記異常事象がFIFOのオーバーフロ
ーと読取り−リセット時の異常とが組合わさったもので
あることを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 【請求項4】 前記矯正作動が前記デインターリービン
グ後のマルチ−シンボルワードに基づいて行われ、従っ
てポインタを設けるシンボルが、前記不連続部に対して
前記写像点に対する前記シンボルのデインターリービン
グ着信方向と時間的に一致する方向にて受信されるシン
ボルに対して少数シンボルであることを特徴とする請求
項1〜3のいずれかに記載の復号化装置。 - 【請求項5】 前記矯正作動をシンボル誤り補正コード
に基づいて行なうことを特徴とする請求項4に記載の復
号化装置。 - 【請求項6】 慣性記録担体にインターフェースする電
気機械的なインターフェース手段を有することを特徴と
する請求項4に記載の復号化装置。 - 【請求項7】 前記記録担体がディスクであり、前記不
連続部が前記記録担体の接線方向の加速により生ずるも
のであることを特徴とする請求項5に記載の復号化装
置。 - 【請求項8】 前記復号化装置を、前記ユーザ信号用の
出力手段を含む自蔵兼携帯ユニットとして作製すること
を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の復号化装
置。 - 【請求項9】 ユーザ信号の再構成時に前記信号におけ
る前記写像点上の最終ジャンプ点にて作動するソフトミ
ューティングデバイスも具えていることを特徴とする請
求項5に記載の復号化装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92202056 | 1992-07-07 | ||
NL92202056:5 | 1992-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06204899A JPH06204899A (ja) | 1994-07-22 |
JP3182476B2 true JP3182476B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=8210758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16793693A Expired - Fee Related JP3182476B2 (ja) | 1992-07-07 | 1993-07-07 | 復号化装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5463640A (ja) |
JP (1) | JP3182476B2 (ja) |
KR (1) | KR100278529B1 (ja) |
DE (1) | DE69326641T2 (ja) |
TW (1) | TW244405B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3951317B2 (ja) * | 1995-09-28 | 2007-08-01 | ソニー株式会社 | データ記録/再生のための装置および方法 |
JP3340933B2 (ja) * | 1997-02-15 | 2002-11-05 | 東芝デジタルメディアエンジニアリング株式会社 | 誤り訂正方法及びdvd再生装置 |
JP3502559B2 (ja) * | 1999-02-05 | 2004-03-02 | 松下電器産業株式会社 | 消失訂正方法、及び消失訂正回路 |
KR20010001495A (ko) * | 1999-06-04 | 2001-01-05 | 황한규 | 김치저장고의 온도 표시용 감지센서 |
KR100833880B1 (ko) * | 2001-11-06 | 2008-06-02 | 엘지전자 주식회사 | 유자 형상의 스캔을 이용한 광디스크 데이터기록장치/방법 및 재생장치/방법 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8400630A (nl) * | 1984-02-29 | 1985-09-16 | Philips Nv | Decodeerinrichting voor een stroom van codesymbolen die woordsgewijze beschermd zijn door een dubbele reed-solomon-code met een minimum hamming-afstand van 5 over de codesymbolen en een verbladeringsmechanisme tussen de beide codes, alsmede speler voorzien van zo een decodeerinrichting. |
JPS61154227A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | 2段符号化方法 |
NL8703109A (nl) * | 1987-12-23 | 1989-07-17 | Philips Nv | Dekodeerinrichting voor een informatiedrager die voorzien is van een meersporig informatiepatroon dat voorzien is van foutprotektie-informatie alsmede speler voorzien van zo een dekodeerinrichting. |
US4835772A (en) * | 1988-01-06 | 1989-05-30 | Cyclotomics, Inc. | Probabilistic fade forecasting |
EP0413856B1 (en) * | 1989-08-24 | 1994-12-21 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | A decoding method and apparatus for decoding code words that are wordwise protected by a non-binary BCH code against at least one symbol error |
-
1993
- 1993-06-12 TW TW082104682A patent/TW244405B/zh active
- 1993-06-16 US US08/078,790 patent/US5463640A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-01 DE DE69326641T patent/DE69326641T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-07 KR KR1019930012682A patent/KR100278529B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-07-07 JP JP16793693A patent/JP3182476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69326641T2 (de) | 2000-05-04 |
DE69326641D1 (de) | 1999-11-11 |
TW244405B (ja) | 1995-04-01 |
US5463640A (en) | 1995-10-31 |
JPH06204899A (ja) | 1994-07-22 |
KR100278529B1 (ko) | 2001-03-02 |
KR940002841A (ko) | 1994-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR940008742B1 (ko) | 정보 전달 장치 및 그 방법과 디코딩 디바이스 및 그 방법 | |
US4541093A (en) | Method and apparatus for error correction | |
KR100480183B1 (ko) | 데이터를기록(전송)/재생(수신)하는방법과그에대한장치,및데이터기록매체 | |
US5453964A (en) | Data processing circuit for disc player | |
KR19990044116A (ko) | 3웨이 바이트 인터리빙된 ecc를 갖는 비트 인터리빙된 16/17 비율 변조 코드 | |
Peek | 3.7 Communications aspects of the Compact Disc digital audio system | |
KR950008488B1 (ko) | 데이터의 에러정정장치 | |
US5805469A (en) | Digital audio signal processing apparatus and method for error concealment | |
JP3182476B2 (ja) | 復号化装置 | |
EP0707315B1 (en) | Data playback | |
EP0144431B1 (en) | Error-correcting apparatus | |
JPH0421943B2 (ja) | ||
EP0411835B1 (en) | Decoder apparatus | |
US20020041547A1 (en) | Reproduction apparatus and reproduction method | |
EP0578312B1 (en) | A decoding device for a time-interleaved data stream that is wordwise error protected and has detection for a FIFO jump | |
US6226236B1 (en) | Information data transfer system | |
JP2664661B2 (ja) | エラー訂正装置 | |
EP1111799B1 (en) | Error correction with a cross-interleaved Reed-Solomon code, particularly for CD-ROM | |
JP2615727B2 (ja) | エラー訂正回路の制御装置 | |
JP3025000B2 (ja) | ディジタルデータ再生装置 | |
JPS6148233A (ja) | エラ−訂正装置 | |
JPH11265552A (ja) | Cd再生装置 | |
KR950009673B1 (ko) | 디지탈 브이씨알의 인터리빙 및 디인터리빙 장치 | |
JP2500671B2 (ja) | ディジタルテ―プレコ―ダ | |
KR860000164B1 (ko) | Pcm 신호처리장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |