JP3182310B2 - 携帯電話装置 - Google Patents
携帯電話装置Info
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Description
機もしくは屋外に設置された基地局との間で無線通信を
行い通話を行うセルラー電話、もしくはコードレス電話
等の携帯電話装置に関するものであり、特に、これら携
帯電話のバッテリの容量表示に関するものである。
によって動作するよう構成されているが、バッテリの容
量には限界があるため、たとえば、特開平2−1523
51号公報(H04M1/00)に記載されているよう
に、バッテリ残量を表示することにより、使用者に電池
切れを事前に知らせるよう構成される。
の出来る携帯電話装置は、図5に示すように構成され
る。図において、102、103は、図示しない家庭内
の親機もしくは屋外の基地局との間でアンテナ101を
介して無線通信を行うための無線回路、および通話回路
である。104、105は各々送話マイク、受話スピー
カである。これら無線回路102および通話回路103
には充電が可能なバッテリ106により電源が供給され
る。
107によって常時検出され、この検出結果は比較回路
108にて所定の値と比較される。そしてこの比較結果
に基づいて制御回路109の制御により、バッテリ10
6の残量が表示器110にて表示される。すなわち、満
充電の時は表示素子110a、110b、110cの全
てを点灯させ、バッテリ106の残量の減少に合わせて
各表示素子を順次消灯していくものである。
放電特性を示す図である。この従来技術では電圧検出回
路107にて検出されたバッテリ106の電圧と、図6
に示すようなレベル1およびレベル2なる基準の電圧と
が比較回路108にて比較され、バッテリ106の電圧
がレベル2よりも高い場合には全ての表示素子110
a、110bおよび110cを点灯し、バッテリ電圧が
レベル1とレベル2の間にあるときは表示素子110a
および110bを点灯し、そしてバッテリ電圧がレベル
1よりも低くなった場合には表示素子110aのみを点
灯させるものである。従って使用者はこの表示器110
の表示を見てバッテリ106の残量を把握し、充電が必
要な時期を判断できるものである。
のような問題点がある。図7はバッテリの残量が少なく
なってきた状態の放電特性を示したものである。図のA
1の時点は、親機もしくは基地局からの送信を間欠的に
受信する待ち受けモードであり、またバッテリ電圧がレ
ベル1とレベル2の間であるので、表示素子110aお
よび110bが点灯されている。その後B1の時点で待
ち受けモードから通話モードに切り替わった場合、送信
にともなう消費電力の増大によりバッテリ電圧が急激に
低下し、短時間の間にレベル1を下回り、この結果表示
素子110bが消灯する。その後通話を終了しC1の時
点で再び待ち受けモードに切り替わると、バッテリ電圧
はレベル1よりも高い値に復帰し、また表示素子110
bが点灯する事になる。このように上述の従来技術にお
いては、バッテリの残量が少なくなると、通話動作に伴
って短時間の間に表示器110の表示が変化するため、
正確なバッテリの残量の把握が困難であるという問題点
があった。
態から充電を開始した直後の充電特性を示したものであ
る。図に示すように充電を開始するとバッテリ電圧は急
上昇し、短時間でレベル2を越える。そして、A2の時
点で全ての表示素子110a、110b、110cが点
灯する。しかしながら、たとえばB2の時点で使用者が
この表示を見て充電が完了したものと判断し充電を中断
すると、バッテリ電圧は急激に低下し、この結果レベル
2を下回り表示素子110cが消灯する。そして、C2
の時点で再度充電を再開すると、再び表示素子110c
が点灯する。このように上述の従来技術においては充電
中にも表示器110の表示が変化し、使用者の正確なバ
ッテリ残量の把握が困難であるという問題点があった。
従来技術の問題点を改善するものであり、バッテリの残
量を正確に表示することの出来る表示器を有する携帯電
話装置を提供するものである。
を改善するため、本発明は充電が可能なバッテリによっ
て動作するとともに、該バッテリの電圧を検出する電圧
検出回路と、該電圧検出回路の検出結果を少なくとも1
つの基準電圧と比較する比較回路と、該比較回路の比較
結果に基づいてバッテリの残量を表示する表示器を有す
る携帯電話装置において、所定時間の経過を計測するタ
イマー回路と、前記バッテリの電圧が基準電圧以上の時
に第一の表示を行い基準電圧より低い時に第二の表示を
行うと共に、前記バッテリの充電時に前記タイマー回路
によってバッテリの電圧が基準電圧を越えてから所定時
間が経過したときに第二の表示から第一の表示に変化さ
せるよう前記表示器を制御する制御回路を有することを
特徴とするものである。
れた直後にバッテリの電圧が基準電圧を越えた後、タイ
マー回路によって計測される所定の時間が経過した時点
で表示が切り替わるよう、制御回路によって制御され
る。
る。図1は本発明による携帯電話装置のブロック図を示
すものであり、図5に示した従来技術と同一の構成には
同じ図番を付し説明を省略する。
れ基準となる電圧レベルが記憶されたメモリであり、電
圧検出回路107によって検出されるバッテリ106の
電圧と比較回路115にて比較される。比較回路115
の比較結果は、制御回路116に送られ、制御回路11
6では所定時間を計測するタイマー回路117の出力と
共に後述のフローチャートに基づいて処理が行われ、表
示器118の表示を制御する。
電の状態(a)では全ての表示素子118a、118
b、118c、118dが点灯し、バッテリの消費に伴
って同図(b)に示すように表示素子118cが消灯す
る。さらにバッテリを消費し、充電が必要となると
(c)に示すように表示素子118bが消灯すると共に
表示素子118aおよび118dが点滅する。この状態
で充電を行うことなくさらに使用を継続すると同図
(d)に示すように、全ての表示素子が消灯するもので
ある。
充放電特性を示す図に基づいて、本発明による携帯電話
装置の動作を説明する。
る処理であり、電圧検出回路107によりバッテリ10
6の電圧が常時検出され、比較回路115にてS121
〜S124に示すように各メモリ111、112、11
3、114の基準電圧と比較され制御回路116に送ら
れ、表示器118の制御が行われる。
て説明する。満充電の状態から待ち受けモードにて使用
を続けていると、Aの時点まではバッテリの電圧が基準
1よりも大きいため、表示器118は図2(a)に示し
たように全ての表示素子が点灯した状態で、S120、
S121、S125を繰り返すことになる。
回ったことがS120にて検出されると、S121、S
122を経てS120に戻る。このときの表示は図2
(a)のままである。そしてその後、バッテリ電圧が基
準2を下回わると、S121、S122、S123を経
てS126に進む。S126ではその時点での表示が判
断されるが、このときの表示は図2(a)であるので、
S127で表示が図2(b)に変更される。同様に、基
準3を下回った場合は、S128の判断に基づいてS1
29で図2(c)の表示に変更され、さらに基準4を下
回った場合にはS124の判断によってS130で図2
(d)に示すように全ての表示素子118a、118
b、118c、118dが消灯される次に、図4のBの
時点で待ち受けモードから通話モードに切り替った場合
について説明する。待ち受けモードではS120、S1
21、S122、S123、S126を繰り返し、この
ときの表示は図2(b)の状態である。通話モードに切
り替わり、図4に破線で示すようにバッテリの電圧が基
準3を下回ると、S123、S124よりS128を経
てS129で図2(c)の表示に切り換えられる。その
後、通話モードが終了し待ち受けモードに戻ると、再び
基準3を上回ることが考えられる。このとき、S123
を経てS126にて表示が判断されるが、このときの表
示は図2(c)であるため、表示が変更されることはな
い。このように、通話モードへの切換にともない一時的
に各基準を下回り、その後バッテリ電圧が復帰しても、
一旦変更された表示が戻ることはなく、実際のバッテリ
残量を正確に表す表示が行われる。
に示すように充電を開始するとバッテリの電圧は急激に
上昇し、短時間で基準1を越える。このときS121で
バッテリ電圧が基準1以上であると判断されても、S1
25で表示が図2(a)以外の場合は充電が行われてい
ると認識し、S131以降の処理が行われる。
えた時点から、タイマー回路117が充電時間を計測す
る。
電を開始した場合、全ての表示素子が消えているので、
S131、S132を経てS133で、タイマー回路1
17で計測される充電時間がt1を経過した時、図2
(c)の表示を行う。
4によって図2(b)の表示がなされ、t3経過時点で
S135により図2(a)の表示がなされる。
を中断しても、バッテリ残量表示が行われる様に設定さ
れる。すなわち、t1経過後であれば充電を中断し、待
ち受けモードであっても、バッテリ電圧が基準4以上を
維持し、図2(c)の表示が行われるような値である。
従って、充電を途中で中断する事によってバッテリの電
圧が低下しても、表示が変化することはなく、使用者が
誤った認識を行うことはない。
の電圧が基準電圧以上の時に第一の表示を行い基準電圧
より低い時に第二の表示を行うと共に、タイマー回路に
よってバッテリの電圧が基準電圧を越えてから所定時間
が経過したときに第二の表示から第一の表示に変化させ
るよう、制御回路により表示器を制御するよう構成した
ので、バッテリの充電直後にバッテリ電圧が基準電圧を
越えても、所定時間経過後でないと表示が切り替わらな
いので、充電を中断してバッテリ電圧が低下しても表示
が切り替わることはなく、正確なバッテリ残量の表示が
行われる。
ある。
である。
電特性を示す図である。
放電特性を示す図である。
す図である。
す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】充電が可能なバッテリによって動作すると
ともに、該バッテリの電圧を検出する電圧検出回路と、
該電圧検出回路の検出結果を少なくとも1つの基準電圧
と比較する比較回路と、該比較回路の比較結果に基づい
てバッテリの残量を表示する表示器を有する携帯電話装
置において、所定時間の経過を計測するタイマー回路
と、前記バッテリの電圧が基準電圧以上の時に第一の表
示を行い基準電圧より低い時に第二の表示を行うと共
に、前記バッテリの充電時に前記タイマー回路によって
バッテリの電圧が基準電圧を越えてから所定時間が経過
したときに第二の表示から第一の表示に変化させるよう
前記表示器を制御する制御回路を有することを特徴とす
る携帯電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03709995A JP3182310B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 携帯電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03709995A JP3182310B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 携帯電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08237336A JPH08237336A (ja) | 1996-09-13 |
JP3182310B2 true JP3182310B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=12488144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03709995A Expired - Fee Related JP3182310B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 携帯電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (3)
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CN103323773B (zh) * | 2012-03-19 | 2016-06-08 | 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 | 电池电量显示处理方法、系统及移动终端 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP03709995A patent/JP3182310B2/ja not_active Expired - Fee Related
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