JPH10225002A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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Publication number
JPH10225002A
JPH10225002A JP9018971A JP1897197A JPH10225002A JP H10225002 A JPH10225002 A JP H10225002A JP 9018971 A JP9018971 A JP 9018971A JP 1897197 A JP1897197 A JP 1897197A JP H10225002 A JPH10225002 A JP H10225002A
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JP
Japan
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battery
charging
remaining amount
switching
power supply
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Withdrawn
Application number
JP9018971A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Hattori
敏弘 服部
Yuji Sugimoto
勇次 杉本
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】緊急時に少なくとも一回以上の通話に要する電
力を確実に供給することができる携帯電話装置を提供す
る。 【解決手段】携帯電話装置には、メインバッテリ9とサ
ブバッテリ10,11とが備えられている。制御部16
はサブバッテリ10または11の残量が所定値以下にな
るとサブバッテリ10,11を交互に充電するととも
に、メインバッテリ9の残量が所定値以下になるとメイ
ンバッテリ9を充電し、非常通信でない通常通信時には
充電後のメインバッテリ9を電源供給源として使用すべ
く切り替えるとともに、充電後のバッテリ10と11を
交互に電源供給源として使用すべく切り替え、メインバ
ッテリ9の残量が所定値以下になった状態において、非
常通信用スイッチ12の入力操作がされた時に、充電後
のバッテリ10または11を電源供給源として使用すべ
く切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線を用いて通
信を行う携帯電話装置に関わり、非常時において通信用
の電力を確実に供給する機能を有する携帯電話装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、遭難時や山道での事故等の非常時
に、救出要求等の通話を携帯電話を用いて行うケースが
増えている。しかし、このような非常時にバッテリの充
電残量が通話可能以下で且つ、充電が不可能である場
合、通話を行うことができない。
【0003】そこで、特開平5−244733号公報等
にて開示されているように、サブバッテリを具備するこ
とにより非常時において通信用の電力を確保することが
できる。この技術を図13を用いてより詳しく説明する
と、メインバッテリ30とサブバッテリ31を備え、メ
インバッテリ30の残量切れ時においては切替スイッチ
32によってサブバッテリ31に切り替えて、各部品に
電力を供給するものである。これにより、メインバッテ
リ残量切れ時にサブバッテリ31から電力を供給するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図13に示
したようにメインバッテリ残量切れ時に切替スイッチ3
2によってサブバッテリ31に切り替え電力を供給する
場合において、非常用のバッテリ31は常に充電された
状態にしておかなければならないが、図13の構成で
は、サブバッテリ31は充電されたままで長い間放置さ
れたり、若干の自己放電の後に再充電されることにな
る。携帯電話用のバッテリとして一般的に使用されるニ
ッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素蓄電池は、
少量の放充電による容量の低下(メモリ効果)や、長期
間の放置による寿命の短縮等により図13の構成でサブ
バッテリとして使用すると劣化が激しい。つまり、非常
時にサブバッテリ31に切り替えても十分な容量がサブ
バッテリ31に残っておらず、従って、通話に十分な電
力を供給できない場合が発生する。
【0005】そこで、この発明は上記問題点に鑑み、緊
急時に少なくとも一回以上の通話に要する電力を確実に
供給することができる携帯電話装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の記載の発明に
よれば、充電制御手段は、残量検出手段により第1のバ
ッテリの残量または第2のバッテリの残量が所定値以下
になると、充電手段により第1と第2のバッテリを交互
に充電する。
【0007】そして、切替え制御手段は、非常通信でな
い通常通信時には切替え手段を制御して充電後の第1と
第2のバッテリを交互に電源供給源として使用すべく切
り替えるとともに、電源供給源として使用している第1
または第2のバッテリの残量が所定値以下になった状態
において、非常通信用スイッチの入力操作がされた時
に、切替え手段を制御して、それまで電源供給源として
使用していたバッテリから他の充電後のバッテリを電源
供給源として使用すべく切り替える。
【0008】よって、第1と第2のバッテリが交互に充
放電され、メモリ効果等によるバッテリの劣化を防止す
ることができ、非常時においてバッテリにより少なくと
も一回以上の通話に必要な電力の供給が可能となる。そ
の結果、緊急時に少なくとも一回以上の通話に要する電
力を確実に供給することができる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、充電制御
手段は、残量検出手段により第1のバッテリの残量また
は第2のバッテリの残量が所定値以下になると充電手段
により第1と第2のバッテリを交互に充電するととも
に、残量検出手段により第3のバッテリの残量が所定値
以下になると充電手段により第3のバッテリを充電す
る。
【0010】そして、第1の切替え制御手段は、非常通
信でない通常通信時には切替え手段を制御して充電後の
第3のバッテリを電源供給源として使用すべく切り替え
るとともに、切替え手段を制御して充電後の第1と第2
のバッテリを交互に電源供給源として使用すべく切り替
える。
【0011】さらに、第2の切替え制御手段は、電源供
給源として使用しているバッテリの残量が所定値以下に
なった状態において、非常通信用スイッチの入力操作が
された時に、切替え手段を制御して、それまで電源供給
源として使用していたバッテリから充電後の第1または
第2のバッテリを電源供給源として使用すべく切り替え
る。
【0012】よって、請求項1に記載の発明と同様に、
第1と第2のバッテリが交互に充放電され、メモリ効果
等によるバッテリの劣化を防止することができ、非常時
においてバッテリにより少なくとも一回以上の通話に必
要な電力の供給が可能となる。その結果、緊急時に少な
くとも一回以上の通話に要する電力を確実に供給するこ
とができる。
【0013】又、非常通信でない通常通信時には第3の
バッテリを電源供給源として使用することができるの
で、第1と第2のバッテリとしては少なくとも一回の通
話ができるだけの容量があればよく、第1と第2のバッ
テリの小容量化、およびそれに伴う小型化を図ることが
できる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明において、第1の切替え制御手段は、通常
通信時には第3のバッテリよりも、第1と第2のバッテ
リの優先順位を高くして使用する。又、第2の切替え制
御手段は、電源供給源として使用している第3のバッテ
リの残量が所定値以下になった状態において、非常通信
用スイッチの入力操作がされた時に、切替え手段を制御
して、第3のバッテリから第1または第2のバッテリを
電源供給源として使用すべく切り替える。
【0015】よって、第1または第2のバッテリが放電
した後に第3のバッテリが放電されることとなり、第1
または第2のバッテリの充放電の頻度が増える。その結
果、よりバッテリ劣化を抑制することができる。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、非常通信
用スイッチを装置の外観から隠れる位置に配置したの
で、誤ったスイッチ操作が防止できる。請求項5に記載
の発明によれば、各バッテリの劣化度合いを測定して、
その劣化度合いの測定結果が表示されるので、利用者が
バッテリ劣化を把握して早期にバッテリの交換等を行う
ことにより、バッテリ劣化による通信不能状態に至るこ
とを未然に防止して安定した通信動作を行うことが可能
となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、この発明を具体化した第1
の実施の形態を図面に従って説明する。
【0018】図1は、本実施の形態における携帯電話装
置を表側から見た図であり、図2は、携帯電話装置を裏
側から見た図である。図1において、装置本体1は箱型
をなし、その表面には表示部(ディスプレー)2とスピ
ーカ3と入力部4とマイク5が設けられている。入力部
4はテンキー等の各種の入力キーを有している。又、装
置本体1の上面にはアンテナ6が設けられている。
【0019】図2の装置本体1の裏側においてバッテリ
カバー(蓋)7が着脱可能に設けられている。そして、
図2に示すように、装置本体1からバッテリカバー7を
取り外すことにより、バッテリ収納室8が露出する。バ
ッテリ収納室8には3つのバッテリ9,10,11が配
置され、各バッテリ9,10,11は二次電池よりな
る。ここで、バッテリ9は主たる電源供給源となるメイ
ンバッテリであり、バッテリ10,11はメインバッテ
リの代わりの電源供給源となるサブバッテリである。そ
して、サブバッテリ10,11はメインバッテリ9に比
べ、容量が小さく小型である。
【0020】さらに、図2において装置本体1からバッ
テリカバー7を取り外すことにより露出する部分に非常
通信用スイッチ12が設けられている。つまり、通常は
バッテリカバー7が装置本体1に装着されており、非常
通信用スイッチ12が隠れているが、バッテリカバー7
を取り外すことにより同スイッチ12を操作可能とな
る。尚、本実施形態での非常通信用スイッチ12はスラ
イド式のスイッチが用いられている。又、図1に示すよ
うに非常通信用スイッチ12の設置位置に対応する装置
本体1の表側には同スイッチ12の設置位置を指し示す
マーク13が付設されている。即ち、マーク13にて、
装置本体1の裏側においてバッテリカバー7の内方に配
置された非常通信用スイッチ12を誘導表示している。
【0021】図3には、携帯電話装置の電気的構成図を
示す。アンテナ6には送受信部14が接続されるととも
に、送受信部14には音声処理部15が接続されてい
る。音声処理部15にはマイク5とスピーカ3とが接続
されている。さらに、携帯電話装置には制御部16が設
けられ、制御部16はマイクロコンピュータよりなる。
制御部16には表示部2と入力部4と非常通信用スイッ
チ12が接続され、制御部16は入力部4から電話番号
やモード選択等のキー入力信号を入力するとともに非常
通信用スイッチ12から操作信号を入力する。さらに、
制御部16は表示部2による各種の表示動作を行わせ
る。
【0022】メインバッテリ9と2つのサブバッテリ1
0,11はバッテリ切替スイッチ17を介して各部品と
接続されている。つまり、バッテリ切替スイッチ17
は、3つのバッテリ9,10,11のうちのいずれかを
各部品(携帯電話装置に搭載した各電子部品)に接続し
て、電力が供給できるようになっている。即ち、バッテ
リ9,10,11のうちのいずれかを電源供給源として
使用すべく切り替えることができるようになっている。
この供給電力によって各電子部品が動作する。
【0023】サブバッテリ10,11は、任意の一方が
通話サブバッテリに、他方が非常通信用バッテリに割り
付けられる。携帯電話装置にはバッテリ残量検出部18
が設けられ、バッテリ残量検出部18により各バッテリ
9,10,11の電圧が測定され、この電圧値が各バッ
テリ9,10,11のバッテリ残量として検出される。
このバッテリ残量(測定電圧値)の検出結果は制御部1
6に送られる。
【0024】携帯電話装置にはバッテリ充電部19が設
けられ、バッテリ充電部19により各バッテリ9,1
0,11に外部電源による充電を行うことができるよう
になっている。つまり、交流を直流に変換する充電用ア
ダプタを家庭用交流電源に接続し、この充電用アダプタ
に携帯電話装置(装置本体1)をセットすると、バッテ
リ充電部19を介してバッテリ9,10,11と外部電
源とが接続可能な状態となる。このとき、バッテリ充電
部19のスイッチング機能により3つのバッテリ9,1
0,11の内のいずれかと外部電源とが接続される。こ
の切替えは制御部16からの指令信号により行われる。
【0025】次に、このように構成した携帯電話装置の
作用を説明する。マイク5から使用者の送りたい音声が
電気音声信号として音声処理部15に伝えられる。又、
アンテナ6を介して音声処理部15より受け取った電気
音声信号が音声に変換されてスピーカ3から使用者に伝
えられる。音声処理部15はマイク5より入力された電
気音声信号を処理して送受信部14へ伝達し、また、送
受信部14からの信号を電気音声信号に変換し、スピー
カ3へ伝える。送受信部14は音声処理部15あるい
は、制御部16からの信号をRFに変換し、あるいはR
Fから制御部16や音声処理部15が扱うことのできる
信号へ変換する。アンテナ6はRF信号を電波として放
出、あるいは電波をRF信号として受け取る役割を果た
す。
【0026】以上の動作を制御部16が適切に制御する
ことによって通話が成立する。このような通話可能な状
態において、制御部16は、図4に示したフローに従っ
て使用するバッテリの選択を行う。このルーチン(処
理)は所定時間ごとに起動するものである。
【0027】まず、制御部16は、ステップ100で通
話サブバッテリ(ここでは説明上、サブバッテリ10と
する)の残量をチェックし、予め設定したシュレッショ
ルドレベルを下回るまで、即ち、チェック時のバッテリ
電圧Vがバッテリの空充電判定電圧V2より大きいとき
は、ステップ101で通話サブバッテリ10と各部品を
接続すべくバッテリ切替スイッチ17を制御し、ステッ
プ102でサブバッテリ10の残量を表示部2に表示さ
せ、ステップ103で通信を許可する。
【0028】一方、制御部16は、ステップ100にお
いて通話サブバッテリ10の残量がシュレッショルドレ
ベルを下回った場合(バッテリ電圧Vが空充電判定電圧
V2を下回った場合)には、ステップ104に移行す
る。そして、制御部16は、ステップ104でメインバ
ッテリ9の残量をチェックし、予め設定したシュレッシ
ョルドレベルを下回るまでは、即ち、チェック時のバッ
テリ電圧Vがバッテリの空充電判定電圧V2を下回るま
では、ステップ105でメインバッテリ9と各部品とを
接続すべくバッテリ切替スイッチ17を制御する。そし
て、制御部16は、ステップ102でメインバッテリ9
の残量を表示部2に表示させ、ステップ103で通信を
許可する。
【0029】さらに、制御部16は、ステップ100,
104において通話サブバッテリ10およびメインバッ
テリ9の双方がシュレッショルドレベルを下回る場合に
は(バッテリ電圧Vが空充電判定電圧V2を下回る場合
には)、ステップ106で充電要求をする旨を表示部2
に表示させ、ステップ107で通話を禁止し、ステップ
108で非常通信用スイッチ12からの操作信号の入力
の有無をチェックする。そして、非常通信を行う旨の信
号を入力した時には、制御部16は、ステップ109で
非常用バッテリ(ここでは説明上、サブバッテリ11と
する)の残量が予め設定したシュレッショルドレベルを
下回るまで、即ち、チェック時のバッテリ電圧Vがバッ
テリの空充電判定電圧V2より大きいときは、ステップ
110で非常用バッテリ11と各部品とを接続すべくバ
ッテリ切替スイッチ17を制御し、ステップ102で非
常用バッテリ11の残量を表示部2に表示させ、ステッ
プ103で通信を許可する。
【0030】又、制御部16は、図5に示したフローに
従って使用するバッテリの充電とサブバッテリの役割割
当てを行う。このルーチン(処理)は所定時間ごとに起
動するものである。
【0031】制御部16は、ステップ200で充電が開
始されたか否か判断する。より詳しくは、充電用アダプ
タが家庭用交流電源に接続されるとともに充電用アダプ
タに携帯電話装置(装置本体1)がセットされると、図
3のバッテリ充電部19から制御部16に充電開始信号
が送られ、当該信号の入力により制御部16は充電開始
を検出する。そして、制御部16は、充電開始が検出さ
れると、ステップ201で通話サブバッテリ(ここでは
前述したようにサブバッテリ10)の充電の必要性をバ
ッテリ残量検出部18でチェックし、予め設定したシュ
レッショルドレベルを下回っている場合、即ち、チェッ
ク時のバッテリ電圧Vがバッテリの空充電判定電圧V2
より低いときには、ステップ202で外部電源と通話サ
ブバッテリ10とを接続すべくバッテリ充電部19を制
御する。その結果、通話サブバッテリ10が充電され
る。
【0032】さらに、制御部16は、ステップ203で
サブバッテリ10,11の役割の入れ替えを行う。つま
り、今まで通話サブバッテリとしてサブバッテリ10を
割り当てるとともに、非常用バッテリとしてサブバッテ
リ11を割り当てていたものを、通話サブバッテリとし
てサブバッテリ11を割り当てるとともに、非常用バッ
テリとしてサブバッテリ10を割り当てる。
【0033】引き続き、制御部16は、ステップ204
で通話サブバッテリ(ここでは役割入替えによりサブバ
ッテリ11)の充電の必要性をバッテリ残量検出部18
でチェックし、予め設定したシュレッショルドレベルを
下回っている場合、即ち、チェック時のバッテリ電圧V
がバッテリの空充電判定電圧V2より低いときには、ス
テップ205で外部電源と通話サブバッテリ11とを接
続すべくバッテリ充電部19を制御する。その結果、通
話サブバッテリ11が充電される。
【0034】又、制御部16は、ステップ201におい
て通話サブバッテリ10の充電の必要性が無い場合に
は、ステップ206で非常用バッテリの充電の必要性を
バッテリ残量検出部18でチェックし、予め設定したシ
ュレッショルドレベルを下回っている場合、即ち、チェ
ック時のバッテリ電圧Vがバッテリの満充電判定電圧V
1より低いときには、ステップ205で充電する。
【0035】さらに、制御部16は、ステップ205あ
るいはステップ206の処理後、ステップ207でメイ
ンバッテリ9の充電の必要性をバッテリ残量検出部18
でチェックし、予め設定したシュレッショルドレベルを
下回っている場合、即ち、チェック時のバッテリ電圧V
がバッテリの満充電判定電圧V1より低いときには、ス
テップ208で外部電源とメインバッテリ9とを接続す
べくバッテリ充電部19を制御する。その結果、メイン
バッテリ9が充電される。
【0036】以上の手順で充電が全て完了すると、制御
部16は、ステップ209で充電完了である旨を表示部
2に表示させる。この図5のフローが実行されていく
と、ステップ203でのサブバッテリ10,11の役割
割当ての変更処理によりサブバッテリ10,11が交互
に充電されるとともに、図4のステップ100,101
の処理により交互に放電される。この交互の充放電動作
によりバッテリ劣化が回避される。又、十分放電した後
に充電できかつ、適度な間隔で充放電ができるため劣化
を防止できる。
【0037】そして、メインバッテリ9および通話サブ
バッテリの充電残量が通話可能以下で且つ、充電が不可
能である場合において非常通信を行いたい時には非常通
信用スイッチ12が操作される。すると、図4でのステ
ップ108において非常通信用スイッチ12の操作が検
出され、非常用バッテリを用いて通話に必要な電力が確
実に提供できる。そのため、非常時にバッテリ切れによ
る通話不能を回避できる。従って、非常時の電力供給量
が安定し、非常時の通信に供する電力供給の信頼性が向
上する。
【0038】図6には制御部16が実行するバッテリ
9,10,11の劣化度合いの表示処理を示す。このル
ーチン(処理)は所定時間ごとに起動するものである。
制御部16は、ステップ300でバッテリ充電後におい
てバッテリ残量検出部18によるバッテリ電圧Vが満充
電判定電圧V1以下となったか判断する。つまり、図7
においてt1〜t2の期間での充電動作後においてバッ
テリ電圧Vが満充電判定電圧V1以上の状態から放電に
より満充電判定電圧V1を下回ったか否か判断する。そ
して、図7のt3のタイミングにてバッテリ電圧Vが満
充電判定電圧V1以下になると、制御部16は、ステッ
プ301でバッテリ残量検出部18によるバッテリ電圧
Vが空充電判定電圧V2以下となったか否か判断する。
【0039】このステップ300,301の処理によ
り、満充電判定電圧V1以上の充電を行った後において
バッテリ電圧VがV1とV2との間の範囲内にあるか否
か判定できる。
【0040】制御部16は、バッテリ電圧VがV1とV
2との間にあると、ステップ302に移行して充電動作
の有無を判定し、充電動作がなればステップ303に移
行して通話中か否か判定する。制御部16は、通話中で
あるとステップ304に移行して通話時間を累積してい
き累積通話時間Tを算出する(図7参照)。
【0041】さらに、制御部16は、ステップ301で
バッテリ電圧Vが空充電判定電圧V2より低くなると
(図7のt4のタイミング)、ステップ305で新品の
バッテリを用いた時の空充電判定電圧V2より低くなる
までの累積通話時間To に対する累積通話時間Tの比
を、バッテリの劣化度合いQ(=T/To )として算出
する。そして、制御部16は、ステップ306でバッテ
リの劣化度合いQを表示する。
【0042】一方、制御部16は、ステップ302にお
いて充電動作があると、ステップ307で累積通話時間
Tをリセットする。つまり、図8に示すように、バッテ
リ電圧VがV1とV2との間の範囲内にある状態におい
てt11のタイミングにて充電が行われると累積通話時
間Tをリセット(=0)とする。よって、図8のt11
〜t12の期間において満充電判定電圧V1以上の充電
が行われ、その後の放電(通話)によりバッテリ電圧V
が空充電判定電圧V2より低くなった時にバッテリの劣
化度合いQ(=T/To )の算出およびその表示が行わ
れることになる。ここで、図6のステップ306でのバ
ッテリの劣化度合いQの表示処理は表示内容の更新であ
り、図8のようにt11〜t12の期間において充電が
行われた場合にはそれまでのバッテリの劣化度合いQの
表示内容が保持される。
【0043】尚、図9に示すように、バッテリ電圧Vが
V1とV2との間の範囲内にある状態においてt21の
タイミングにて充電が行われると図6のステップ307
にて累積通話時間Tがリセット(=0)されるが、この
充電が満充電判定電圧V1以下であると、図6のステッ
プ307で累積通話時間Tのリセット後、ステップ30
0においてバッテリ電圧が満充電判定電圧V1以下とな
ったかの判断においてNOとなり、ステップ301〜3
07の処理を迂回するので、今回の充電に対するバッテ
リの劣化度合いQ(=T/To )の算出およびその表示
が行われない。よって、図6のステップ306でのバッ
テリの劣化度合いQの表示内容の更新処理が行われるま
では、それまでのバッテリの劣化度合いQの表示内容が
保持される。
【0044】このバッテリの劣化度合いQの算出および
表示は各バッテリ9,10,11に対してそれぞれ行わ
れる。このように本実施の形態は、下記の特徴を有す
る。 (イ)制御部16は、図5のステップ203の処理にて
サブバッテリ10,11の役割の入替え動作を行い、図
5のステップ201,204の処理によって、バッテリ
残量検出部18によりサブバッテリ10の残量またはサ
ブバッテリ11の残量が所定値以下になると、図5のス
テップ202,205の処理によって、バッテリ充電部
19によりサブバッテリ10とサブバッテリ11を交互
に充電する。又、制御部16は、図5のステップ20
7,208の処理によって、バッテリ残量検出部18に
よりメインバッテリ9の残量が所定値以下になるとバッ
テリ充電部19によりメインバッテリ9を充電する。
【0045】そして、制御部16は、図4のステップ1
04,105の処理によって、非常通信でない通常通信
時にはバッテリ切替スイッチ17を制御して充電後のメ
インバッテリ9を電源供給源として使用すべく切り替え
るとともに、図5のステップ203でのサブバッテリ1
0,11の役割の入替え動作に伴う図4のステップ10
0,101の処理によって、バッテリ切替スイッチ17
を制御して充電後のサブバッテリ10,11を交互に電
源供給源として使用すべく切り替える。
【0046】さらに、制御部16は、図4のステップ1
04,108,109,110の処理によって、電源供
給源として使用しているバッテリ9の残量が所定値以下
になった状態において、非常通信用スイッチ12の入力
操作がされた時に、バッテリ切替スイッチ17を制御し
て、それまで電源供給源として使用していたバッテリ9
から充電後のサブバッテリ10または11を電源供給源
として使用すべく切り替える。
【0047】よって、サブバッテリ10と11が交互に
充放電され、メモリ効果等によるバッテリの劣化を防止
することができ、非常時においてバッテリ10,11に
より少なくとも一回以上の通話に必要な電力の供給が可
能となる。その結果、緊急時に少なくとも一回以上の通
話に要する電力を確実に供給することができる。
【0048】又、非常通信でない通常通信時にはメイン
バッテリ9を電源供給源として使用することができるの
で、サブバッテリ10,11としては少なくとも一回の
通話ができるだけの容量があればよく、サブバッテリ1
0,11の小容量化、およびそれに伴う小型化を図るこ
とができる。 (ロ)特に、制御部16は、図4のステップ100で通
話サブバッテリの残量チェックを行った後のステップ1
04でメインバッテリ9の残量チェックを行うように
し、通常通信時にはメインバッテリ9よりも、通話サブ
バッテリ10,11の優先順位を高くして使用し、そし
て、図4のステップ104で電源供給源として使用して
いるメインバッテリ9の残量が所定値以下になった状態
において、ステップ108で非常通信用スイッチ12の
入力操作がされた時に、ステップ110でメインバッテ
リ9から非常用バッテリ10または11を電源供給源と
して使用すべく切り替える。
【0049】よって、サブバッテリ10または11が放
電した後にメインバッテリ3が放電されることとなり、
サブバッテリ10または11の充放電の頻度が増える。
その結果、よりバッテリ劣化を抑制することができる。 (ハ)非常通信用スイッチ12をバッテリカバー7の内
側に設けることにより、同スイッチ12を装置の外観か
ら隠れる位置に配置したので、誤ったスイッチ操作が防
止できる。 (ニ)図6に示すように、各バッテリの劣化度合いQを
測定して、その劣化度合いQの測定結果が表示されるの
で、利用者がバッテリ劣化を把握して早期にバッテリの
交換等を行うことにより、バッテリ劣化による通信不能
状態に至ることを未然に防止して安定した通信動作を行
うことが可能となる。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0050】第1の実施の形態においては、メインバッ
テリに比べ、小型で容量の小さいサブバッテリを想定し
たが、本実施の形態においてはメインバッテリと同等の
容量のサブバッテリを用いている。つまり、図10に示
すように、2つの二次電池よりなるバッテリ20,21
が搭載され、バッテリ切替スイッチ22によりバッテリ
と各部品との接続状態が切り替えられる。
【0051】制御部16は、図11において示したフロ
ーに従って通電するバッテリの選択を行う。このルーチ
ン(処理)は所定時間ごとに起動するものである。ま
ず、制御部16は、ステップ400でメインバッテリ
(ここでは説明上、バッテリ20とする)の残量をチェ
ックし、予め設定したシュレッショルドレベルを下回る
まで、即ち、チェック時のバッテリ電圧Vがバッテリの
空充電判定電圧V2より高いときには、ステップ401
でメインバッテリ20と各部品とを接続すべくバッテリ
切替スイッチ22を制御し、ステップ402でメインバ
ッテリ20の残量を表示部2に表示させ、ステップ40
3で通信を許可する。
【0052】一方、制御部16は、ステップ400にお
いてメインバッテリ20の残量がシュレッショルドレベ
ルを下回った場合には(バッテリ電圧Vが空充電判定電
圧V2を下回った場合には)、ステップ404で充電要
求をする旨を表示部2に表示させ、ステップ405で通
話を禁止し、ステップ406で非常通信用スイッチ12
からの入力の有無をチェックする。制御部16は、非常
信号入力時は、ステップ407で非常用バッテリ(ここ
では説明上、バッテリ21とする)の残量が予め設定し
たシュレッショルドレベルを下回るまで、即ち、即ち、
チェック時のバッテリ電圧Vがバッテリの空充電判定電
圧V2より高いときには、ステップ408で非常用バッ
テリ21と各部品とを接続すべくバッテリ切替スイッチ
22を制御し、ステップ402で非常用バッテリ21の
残量を表示部2に表示させ、ステップ403で通信を許
可する。
【0053】制御部16は、図12に示したフローに従
って使用するバッテリの充電とバッテリの役割割当てを
行う。このルーチン(処理)は所定時間ごとに起動する
ものである。
【0054】制御部16は、ステップ500で充電が開
始されたか否か判断し、充電開始が検出されると、ステ
ップ501でメインバッテリ(ここでは前述したように
バッテリ20)の充電の必要性をバッテリ残量検出部1
8でチェックし、予め設定したシュレッショルドレベル
を下回っている場合、即ち、チェック時のバッテリ電圧
Vがバッテリの満充電判定電圧V1より低いときには、
ステップ502で外部電源とメインバッテリ20とを接
続すべくバッテリ充電部19を制御する。その結果、メ
インバッテリ20が充電され、バッテリ電圧Vが満充電
判定電圧V1より高くなる。
【0055】そして、制御部16は、ステップ503で
非常用バッテリ(ここでは前述したようにバッテリ2
1)の充電の必要性をバッテリ残量検出部18でチェッ
クし、予め設定したシュレッショルドレベルを下回って
いる場合、即ち、チェック時のバッテリ電圧Vがバッテ
リの満充電判定電圧V1より低いときには、ステップ5
04で非常用バッテリ21を充電する。その結果、非常
用バッテリ21が充電され、バッテリ電圧Vが満充電判
定電圧V1より高くなる。
【0056】一方、制御部16は、ステップ501にお
いてメインバッテリ(ここでは前述したようにバッテリ
20)が予め設定したシュレッショルドレベルを下回っ
ている場合(バッテリ電圧Vが空充電判定電圧V2より
低いとき)には、ステップ505で外部電源とメインバ
ッテリ20とを接続すべくバッテリ充電部19を制御す
る。その結果、メインバッテリ20が充電され、バッテ
リ電圧Vが満充電判定電圧V1より高くなる。引き続
き、制御部16は、ステップ506でバッテリの役割の
入れ替えを行う。つまり、今までメインバッテリとして
バッテリ20を割り当てるとともに、非常用バッテリと
してバッテリ21を割り当てていたものを、メインバッ
テリとしてバッテリ21を割り当てるとともに、非常用
バッテリとしてバッテリ20を割り当てる。
【0057】さらに、制御部16は、ステップ507で
メインバッテリ(ここでは役割入替えによりバッテリ2
1)の充電の必要性をバッテリ残量検出部18でチェッ
クし、予め設定したシュレッショルドレベルを下回って
いる場合、、即ち、チェック時のバッテリ電圧Vがバッ
テリの満充電判定電圧V1より低いときには、ステップ
504でバッテリ21を充電する。その結果、バッテリ
21が充電され、バッテリ電圧Vが満充電判定電圧V1
より高くなる。
【0058】そして、制御部16は、ステップ508で
充電完了表示を行う。この図12のフローが実行されて
いくと、ステップ506でのバッテリ20,21の役割
割当ての変更処理によりバッテリ20,21が交互に充
電されるとともに、図11のステップ400,401の
処理により交互に放電される。この交互の充放電動作に
よりバッテリ劣化が回避される。又、十分放電した後に
充電できかつ、適度な間隔で充放電ができるため劣化を
防止できる。
【0059】そして、メインバッテリの充電残量が通話
可能以下で且つ、充電が不可能である場合において非常
通信を行いたい時には非常通信用スイッチ12が操作さ
れる。すると、図11でのステップ406において非常
通信用スイッチ12の操作が検出され、非常用バッテリ
を用いて通話に必要な電力が確実に提供できる。そのた
め、非常時にバッテリ切れによる通話不能を回避でき
る。従って、非常時の電力供給量が安定し、非常時の通
信に供する電力供給の信頼性が向上する。
【0060】尚、本実施形態においても、図6にて説明
したバッテリ20,21の劣化度合いの測定および表示
処理を行っている。このようしてメインバッテリとサブ
バッテリの役割を充電毎に入れ替えることによっても第
1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0061】このように本実施の形態は、下記の特徴を
有する。 (イ)充電部16は、図12のステップ506でのバッ
テリ役割入替えに伴うステップ501,502(50
5)の処理により、第1のバッテリ20の残量または第
2のバッテリ21の残量が所定値以下になるとバッテリ
20と21を交互に充電し、図11のステップ400,
401の処理により、非常通信でない通常通信時には充
電後のバッテリ20と21を交互に電源供給源として使
用すべく切り替え、図11のステップ400,406,
407,408の処理により、電源供給源として使用し
ているバッテリ20または21の残量が所定値以下にな
った状態において、非常通信用スイッチ12の入力操作
がされた時に、それまで電源供給源として使用していた
バッテリから他の充電後のバッテリを電源供給源として
使用すべく切り替える。
【0062】よって、バッテリ20,21が交互に充放
電され、メモリ効果等によるバッテリの劣化を防止する
ことができ、非常時においてバッテリにより少なくとも
一回以上の通話に必要な電力の供給が可能となる。その
結果、緊急時に少なくとも一回以上の通話に要する電力
を確実に供給することができる。
【0063】これまで説明した実施の形態以外にも次の
ように実施してもよい。上述した実施の形態においては
制御部(マイクロコンピュータ)16によるソフト処理
により充電制御・スイッチ切替え制御を行ったが、ハー
ド構成により充電制御・スイッチ切替え制御を行うよう
にしてもよい。即ち、図3において非常通信用スイッチ
12とバッテリ切替部17とを直接接続する等のバード
構成としてもよい。
【0064】又、上述した実施の形態においてバッテリ
充電部19は交流を直流に変換する充電用アダプタから
の外部電源を各バッテリに切り替えるスイッチ機能を有
するものであったが、交流を直流に変換する機能とスイ
ッチ機能とを具備するものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における携帯電話装置を表
側から見た図。
【図2】 同じく携帯電話装置を裏側から見た図。
【図3】 第1の実施の形態における携帯電話装置の電
気的構成図。
【図4】 同じく携帯電話装置の作用を説明するための
フローチャート。
【図5】 同じく携帯電話装置の作用を説明するための
フローチャート。
【図6】 同じく携帯電話装置の作用を説明するための
フローチャート。
【図7】 同じく携帯電話装置の作用を説明するための
タイムチャート。
【図8】 同じく携帯電話装置の作用を説明するための
タイムチャート。
【図9】 同じく携帯電話装置の作用を説明するための
タイムチャート。
【図10】 第2の実施の形態における携帯電話装置の
電気的構成図。
【図11】 同じく携帯電話装置の作用を説明するため
のフローチャート。
【図12】 同じく携帯電話装置の作用を説明するため
のフローチャート。
【図13】 従来技術を説明するための携帯電話装置の
構成図。
【符号の説明】
9…第3のバッテリとしてのメインバッテリ、10…第
1のバッテリとしてのサブバッテリ、11…第2のバッ
テリとしてのサブバッテリ、12…非常通信用スイッ
チ、16…充電制御手段および切替え制御手段としての
制御部、17…切替え手段としてのバッテリ切替スイッ
チ、18…残量検出手段としてのバッテリ残量検出部、
19…充電手段としてのバッテリ充電部、20…第1の
バッテリ、21…第2のバッテリ、22…切替え手段と
してのバッテリ切替スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/00 H04B 7/26 L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池よりなる第1のバッテリと、 同じく二次電池よりなる第2のバッテリと、 前記第1のバッテリと第2のバッテリのうちのいずれか
    を電源供給源として使用すべく切り替える切替え手段
    と、 前記第1のバッテリおよび第2のバッテリの残量を検出
    する残量検出手段と、 外部の充電用電源により、前記第1のバッテリまたは第
    2のバッテリを選択的に充電するための充電手段と、 前記残量検出手段により前記第1のバッテリの残量また
    は第2のバッテリの残量が所定値以下になると、前記充
    電手段により第1と第2のバッテリを交互に充電する充
    電制御手段と、 非常通信でない通常通信時には前記切替え手段を制御し
    て充電後の前記第1と第2のバッテリを交互に電源供給
    源として使用すべく切り替えるとともに、電源供給源と
    して使用している第1または第2のバッテリの残量が所
    定値以下になった状態において、非常通信用スイッチの
    入力操作がされた時に、前記切替え手段を制御して、そ
    れまで電源供給源として使用していたバッテリから他の
    充電後のバッテリを電源供給源として使用すべく切り替
    える切替え制御手段とを備えたことを特徴とする携帯電
    話装置。
  2. 【請求項2】 二次電池よりなる第1のバッテリと、 同じく二次電池よりなる第2のバッテリと、 同じく二次電池よりなる第3のバッテリと、 前記第1のバッテリと第2のバッテリと第3のバッテリ
    のうちのいずれかを電源供給源として使用すべく切り替
    える切替え手段と、 前記第1のバッテリ、第2のバッテリおよび第3のバッ
    テリの残量を検出する残量検出手段と、 外部の充電用電源により、前記第1のバッテリまたは第
    2のバッテリまたは第3のバッテリを選択的に充電する
    ための充電手段と、 前記残量検出手段により前記第1のバッテリの残量また
    は第2のバッテリの残量が所定値以下になると前記充電
    手段により第1と第2のバッテリを交互に充電するとと
    もに、前記残量検出手段により前記第3のバッテリの残
    量が所定値以下になると前記充電手段により第3のバッ
    テリを充電する充電制御手段と、 非常通信でない通常通信時には前記切替え手段を制御し
    て充電後の前記第3のバッテリを電源供給源として使用
    すべく切り替えるとともに、前記切替え手段を制御して
    充電後の前記第1と第2のバッテリを交互に電源供給源
    として使用すべく切り替える第1の切替え制御手段と、 電源供給源として使用しているバッテリの残量が所定値
    以下になった状態において、非常通信用スイッチの入力
    操作がされた時に、前記切替え手段を制御して、それま
    で電源供給源として使用していたバッテリから充電後の
    前記第1または第2のバッテリを電源供給源として使用
    すべく切り替える第2の切替え制御手段とを備えたこと
    を特徴とする携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の切替え制御手段は、通常通信
    時には第3のバッテリよりも、第1と第2のバッテリの
    優先順位を高くして使用するものであり、 前記第2の切替え制御手段は、電源供給源として使用し
    ている第3のバッテリの残量が所定値以下になった状態
    において、非常通信用スイッチの入力操作がされた時
    に、前記切替え手段を制御して、第3のバッテリから前
    記第1または第2のバッテリを電源供給源として使用す
    べく切り替えるものである請求項1に記載の携帯電話装
    置。
  4. 【請求項4】 前記非常通信用スイッチを装置の外観か
    ら隠れる位置に配置したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 各バッテリの劣化度合いを測定する手段
    と、 その劣化度合いの測定結果を表示する手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話装
    置。
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