JP3182161B2 - 船用推進装置 - Google Patents

船用推進装置

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JP3182161B2
JP3182161B2 JP07524991A JP7524991A JP3182161B2 JP 3182161 B2 JP3182161 B2 JP 3182161B2 JP 07524991 A JP07524991 A JP 07524991A JP 7524991 A JP7524991 A JP 7524991A JP 3182161 B2 JP3182161 B2 JP 3182161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船外原動機及び船尾駆動
ユニットのような船用推進装置に関する。更に詳しく
は、本発明はそのような船用推進装置の伝動装置及び逆
転伝動装置に関し且つ所謂「逆回転」及び所謂「標準回
転」伝動装置の両方へ適用し得る。また、本発明は船用
推進装置に逆転伝動装置を組付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】過去に、所謂「逆回転」伝動装置は二部
片のプロペラ軸、即ち前方部分及び後方部分を含むプロ
ペラ軸を含んでいる。歯車ケースへの前進スラストの伝
達はプロペラ軸の後方部分上のスラストリングによって
提供された。プロペラ軸上にスラストリングを含むこと
はプロペラ軸の前部に軸作動機構を確実に組付けること
を妨げた。その結果として、前方プロペラ軸部分と共に
後方プロペラ軸部分(スラストリングを含む)を組付け
る前に前方プロペラ軸部分の前部に軸作動機構を確実に
連結することに適応するためにスプリット軸を採用し
た。
【0003】特に、過去には、逆回転及び標準回転構成
の両方において、軸作動機構は環状溝を有するシフト軸
をプロペラ軸の前方端に設けることと、溝中へ入る外方
端を有する脚部を含むベルクランクシフトレバーを設け
ることとを含んだ。
【0004】従来の逆回転及び標準回転構成の両方にお
いて、ベルクランクシフトレバーはシフトハウジング中
に枢動可能に取付けられ、また前方に位置決めする傘歯
車は最初にシフトハウジング中に組付けられた。その
後、その結果としてできたシフトハウジング組立体は歯
車ケース空所の前方端に嵌合され、且つシフトハウジン
グ上のピンと歯車ケース中のスロットとの相互係合によ
って回転するのを阻止された。加えて、シフトハウジン
グ組立体の歯車空所中への挿入に先立って、シフト軸及
びドグクラッチはプロペラ軸(又は逆回転構成の場合に
はその前方部分)上に組付けられてプロペラ軸組立体を
形成し、プロペラ軸組立体はその後、前方に位置決めさ
れた傘歯車を通して挿入され、シフト軸は枢動可能に取
付けられたシフトレバーと作動可能に係合された。プロ
ペラ組立体(作動可能に係合されたシフト軸及びシフト
レバーを有する)と一緒に予め組付けられたシフトレバ
ー及び前方に位置決めされた傘歯車を有するシフトハウ
ジング組立体は次に歯車ケース空所中へ挿入された。
【0005】過去に、次のステップは駆動ピニオンを前
方に位置決めされた傘歯車と噛合い係合状態で駆動軸上
に固定することであった。歯車ケース空所内の混み合っ
た状態のために、即ちプロペラ軸が既に空所中に位置決
めされていることのために、駆動ピニオンを駆動軸上に
保持するナットを適正に「締付ける」ことは困難な且つ
費用のかかる作業であった。
【0006】その後、標準回転構成では、後方に位置決
めされた傘歯車及びプロペラ軸軸受保持体は次にプロペ
ラ軸と包囲関係で歯車ケース中へ挿入された。その後、
軸受保持体は次に所定の位置に固定された。
【0007】逆回転構成では、後方に位置決めされた傘
歯車(組付けられたスラストキャニスタと一緒に)は後
方プロペラ軸部分上のスラストリングの前方で後方プロ
ペラ軸部分上に組付けられた。また、この予組付は、ス
ラストキャニスタへ取付けられ且つそれからスラストリ
ングの後方へ延びるプロペラ軸軸受保持体を含んだ。そ
の結果できた予組立体は歯車ケース中へ装着され、後方
プロペラ軸部分は前方プロペラ軸部分と係合されて共通
の回転をし、後方に位置決めされた傘歯車は駆動軸と噛
合い係合状態にあり且つ歯車ケースと支持係合状態にあ
り、スラストキャニスタは歯車ケースと係合されてそれ
らの間に前進スラスト伝達をし、プロペラ軸軸受保持体
は歯車ケース空所と係合状態にあった。その後、軸受保
持体は所定の位置に固定され、構成要素を歯車ケース空
所内に保持した。
【0008】次の米国特許に注意が向けられる。
【0009】 ブランチャード 4,302,196 1981年11月24日、 タグチ 4,637,802 1987年 1月20日、 ハラオラ 4,689,027 1987年 8月25日、 ヒグビー 4,850,910 1989年 7月25日、 マッケルロイ 4,861,295 1989年 8月29日、 ヒグビー 4,865,570 1989年 9月12日。
【0010】また、1987年ジョンソン/エビンルー
デ・サービス・マニュアルに注意が向けられる。こそに
開示された逆回転構成は逆回転機関を標準回転構成の回
転方向と反対の回転方向へ動作することによって提供さ
れる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線を有する
シフト軸であって、クラッチドグと共通の運動可能にク
ラッチドクへ固定連結されるようになっている後方部分
と、軸線に対して横断方向へ延び且つシフトレバーの枢
動に応じてシフト軸前方部分の軸線方向運動を行うよう
に枢動可能に取付けられたシフトレバーのクロスピンを
中に受入れるようになっている凹部を有する前方端を有
する前方部分と、シフト軸の後方及び前方部分を共通の
軸線方向運動可能に且つ相対的回転運動可能に連結する
手段とを含むシフト軸を提供する。
【0012】また、本発明は、歯車ケースを含む下方ユ
ニットと、水平な前後方向軸線の周りに回転可能に歯車
ケース中に取付けられ且つ軸線方向の延びる前方へ開い
た内腔を有するプロペラ軸と、内腔中に位置決めされ且
つ前方部分を含むシフト軸と、下方ユニットによって運
動可能に支持され且つシフト可能なリンクへ連結され、
それによりシフトアクチュエータを動かすようになって
いるシフトアクチュエータと、シフトアクチュエータ上
及びシフト軸の前方部分上にあり、シフト軸の前方への
運動に応じてシフトアクチュエータをシフト軸の前方部
分と作動可能に係合し、且つシフトアクチュエータ及び
シフト軸が作動可能に係合されている時にアクチュエー
タの運動に応じてシフト軸を前後方向軸線の方向へ変位
させるための手段とを具えた船用推進装置を提供する。
【0013】また、本発明は、逆転伝動装置を船用推進
下方ユニットの歯車ケース中に設けられた空所中に組付
ける方法であって、該逆転伝動装置が下方ユニットによ
って支持され且つ歯車ケース空所中へ延びる駆動軸へ固
定された駆動ピニオンと、下方ユニット上に運動可能に
取付けられ、歯車ケース空所中に延在し且つ操作者によ
って変位可能に下方ユニット中に取付けられたシフトロ
ッドへ連結されるようになっているシフトアクチュエー
タと、下方ユニット中に回転可能に取付けられ且つ駆動
ピニオンと噛合い関係にある前方に位置決めされた傘歯
車と、歯車ケース空所中に回転可能に取付けられ且つ傘
歯車と同軸関係でそれを貫通し且つ前方へ開いた軸線方
向内腔を有するプロペラ軸と、プロペラ軸上に、それと
共通の回転運動可能に且つプロペラ軸に対して及び傘歯
車との係合位置に対して選択的に軸線方向運動可能に取
付けられたクラッチドグと、プロペラ軸中の軸線方向内
腔中に軸線方向運動可能に位置決めされ、クラッチドグ
と共通の回転及び軸線方向運動可能にクラッチドグへ固
定され且つシフトアクチュエータの運動に応じてシフト
軸の軸線方向運動を行うようにシフトアクチュエータと
作動可能に係合されたシフト軸とを含む方法において、
シフトアクチュエータを下方ユニット中にそれに対して
運動可能に取付けることと、傘歯車を下方ユニット中に
それに対して回転可能に取付けることと、その後駆動ピ
ニオンを傘歯車と噛合い係合関係で駆動軸上に固定取付
けることと、シフト軸をプロペラ軸中の軸線方向内腔中
に予め組付けることと、クラッチドグをプロペラ軸上へ
予め組付け且つクラッチドグをシフト軸へ共通の軸線方
向及び回転運動可能に連結し、それによりプロペラ軸、
クラッチドグ及びシフト軸を含むプロペラ軸組立体を提
供することと、その後シフトアクチュエータの運動に応
じて軸線方向シフト軸運動を与えるためにシフト軸をシ
フトアクチュエータと作動可能に係合するようにプロペ
ラ軸組立体を歯車ケース空所中へ挿入することとのステ
ップからなる方法を提供する。
【0014】本発明の他の特徴及び利点は以下の詳細な
説明、特許請求の範囲及び図面を検討すると当業者に明
らかになろう。
【0015】本発明の1つの実施例を詳細に説明する前
に、本発明はその適用において、以下の説明で述べられ
又は図面に示された構造の細部及び構成要素の配置に制
限されないことは理解されるべきである。本発明は他の
実施例が可能であり且つ種々の様態で実施され又は実行
されることができる。また、ここで用いた表現及び用語
は説明のためのものであり、制限と考えられるべきでな
いことは理解されるべきである。
【0016】
【実施例】図面に船用推進装置11が破断して示されて
おり、該船用推進装置は駆動軸ハウジング15を組入れ
る下方ユニット13を含み、該駆動軸ハウジングはその
下方端に、後方へ開いた内部空所19を含む歯車ケース
17を有する。プロペラ軸23が歯車ケース空所19中
で水平な前後方向軸線21の周りに回転可能に支持さ
れ、該プロペラ軸はその後方端の方にスラストリング2
4を含み、且つその後方端においてプロペラ25を担持
している。プロペラ軸23を回転可能に支持するために
適当な手段が採用されることができる。
【0017】歯車ケース17中で空所19内に逆転伝動
装置31が含まれ、該逆転伝動装置は駆動軸ハウジング
15中で垂直方向に延在する駆動軸33へプロペラ軸2
3を連結するように選択的に動作することができる。他
の構造が採用され得るが、開示した構造では、伝動装置
31は前進駆動状態、中立状態、及び後進駆動状態の間
で動作することができる。
【0018】更に詳しくは、伝動装置31は締付ナット
37を含む適当な手段によって駆動軸33の下方端へ適
当に取付けられた駆動ピニオン35を含む。
【0019】加えて、伝動装置31は一対の傘歯車41
及び43を含み、該傘歯車は歯車ケース17によって軸
線21の周りに同軸回転可能に取付けられ、互いに前後
方向に離間しており、且つ駆動ピニオン35と噛合い状
態にある。このため、傘歯車41及び43は駆動ピニオ
ンが回転する時に両方共に絶えず回転する。特に開示し
た逆回転逆転伝動装置31では、前方に位置決めされた
傘プロペラ41は逆転駆動傘歯車であり、後方に位置決
めされた傘歯車43は前進駆動傘歯車である。更に詳し
くは、他の構成が採用され得るが、開示した構造では、
前方に位置決めされた傘歯車41は歯車ケース空所19
中で比較的近接して嵌合された概ねカップ形状のシフト
ハウジング45中に回転可能に取付けられる。前方に位
置決めされた傘歯車が前進駆動歯車であり且つ後方に位
置決めされた傘歯車が逆転駆動歯車であることを除い
て、同じ構成が標準回転逆転伝動装置で使用される。
【0020】また、伝動装置31はプロペラ軸23によ
って担持されたクラッチドグ51を含み、該クラッチド
グは適当なスプライン(図示せず)によってプロペラ軸
23と共通の回転をし且つシフト範囲内で且つ傘歯車4
1及び43から離間した中央又は中立位置と、中立位置
の一方の側で傘歯車の一方に隣接した第1の又は前進駆
動位置と、中立位置の他方の側で傘歯車の他方に隣接し
た第2の又は後進駆動位置との間でプロペラ軸23に対
して相対的に軸線方向移動をすることができる。
【0021】また、伝動装置31はクラッチドグ51上
及び傘歯車41及び43上にあって相互係合可能な駆動
ラグ(図示せず)の形の手段を含み、該駆動ラグはクラ
ッチドグ51が第1の又は前進駆動位置にある時にクラ
ッチドグ51と傘歯車41及び43の一方との共通の回
転を生じ、クラッチドグ51が第2の又は後進駆動位置
にある時にクラッチドグ51と傘歯車41及び43の他
方との共通の(及び反対方向の)回転を生じる。スプラ
インの故に、クラッチドグの回転はプロペラ軸の回転を
行う。
【0022】更に、伝動装置31は、シフト範囲内で且
つその中立及び駆動位置の間でクラッチドグ51をプロ
ペラ軸23上で操作者の活動に応じてシフトするための
作動手段を含む。他の構造が採用され得るが、開示した
構造では、該手段61はシフトロッド63を含み、該シ
フトロッドは伝動装置31を作動するように垂直方向へ
移動可能に駆動軸ハウジング15によって適当に支持さ
れる。
【0023】また、作動手段61は開示した構造ではベ
ルクランクシフトレバー65の形である運動可能に取付
けられたシフト作動部材又はシフトアクチュエータを含
み、該ベルクランクシフトレバーは水平な横断方向軸線
67の周りに枢動又は揺動運動可能にシフトハウジング
45によって適当に支持された中央部分66を含む。ベ
ルクランクシフトレバー65は中央部分66から延びる
第1の脚部69を含み、該第1の脚部はその外方端にお
いてシフトロッド63の下方端へ適当に枢動可能に連結
され、それによりシフトロッド63の垂直方向運動がベ
ルクランクシフトレバー65の揺動運動を生じる。相互
係合手段(図示せず)がシフトハウジング45上及び歯
車ケース17中に含まれ、それらの間の相対的回転を阻
止し、それにより横断方向軸線67の水平方向配置を保
証する。
【0024】シフトレバー65はシフトハウジング45
によって支持されるように開示されているが、所望によ
り、シフトレバー65は特にシフトハウジング45が構
造に含まれないならば別の方法で例えば歯車ケースによ
って直接に枢動可能に支持されることができる。
【0025】また、ベルクランクシフトレバー65は第
2の脚部71を含み、該第2の脚部は第1の脚部69に
対してほぼ直角に中央部分66から延在し、且つ歯車ケ
ース空所19中へ延びる外方端を有する。
【0026】また、作動手段61はベルクランクシフト
レバー65の第2の脚部71と軸線方向に可動なクラッ
チドグ51との間の連結リンク機構81を含む。連結リ
ンク機構81はシフト軸83を含み、該シフト軸はプロ
ペラ軸23中の前方へ開いた軸線方向へ延びる内腔85
中に位置決めされ、その中で軸線方向へ運動することが
でき、且つ軸線方向内腔85から突出する前方端を含
む。シフト軸83はピン89によってクラッチドグ51
へ連結され、該ピンはシフト軸83及びクラッチドグ5
1の両方に固定され且つプロペラ軸23中の軸線方向の
延びるスロット91を貫通する。その結果として、シフ
ト軸83はプロペラ軸23と共に回転し、シフト軸83
の軸線方向運動はクラッチドグ51をシフト範囲内で且
つその中立及び駆動位置の間で軸線方向へ運動させる。
【0027】また、連結リンク機構81は、ベルクラン
クシフトレバー65とシフト軸83の後方端との間に相
対的回転を許すように、且つ操作者の活動に付随するシ
フトロッド63の垂直方向運動の結果として生ずるベル
クランクシフトレバー65の揺動運動に応じてクラッチ
ドグ51を傘歯車41及び43と選択的に係合するよう
にシフト軸83の軸線方向運動を行うように、ベルクラ
ンクシフトレバー65の第2の脚部71の外方端をシフ
ト軸83に連結するための手段を含む。
【0028】また、後方に位置決めされた傘歯車43と
共に組付けられたスラストキャニスタ95が歯車ケース
空所19中に含まれ、該スラストキャニスタは米国特許
第4,859,010 号で説明されるようにスラストをプロペラ
軸23のスラストリング24から歯車ケース17へ伝達
し、該米国特許は参考としてここに組入れられる。
【0029】更に加えて、プロペラ軸23はプロペラ軸
軸受保持体97によって回転可能に後方へ支持され、該
プロペラ軸軸受保持体はプロペラ軸23の後方部分を包
囲し且つ適当な手段によって歯車ケース空所19から離
脱不能に取外し可能に固定される。歯車ケース空所19
中でのプロペラ軸軸受保持体97の保持は歯車ケース空
所19からのプロペラ軸23の後方への引抜きを阻止す
る。
【0030】これまで開示されたように、構造は在来式
であり且つ逆回転後進伝動装置及び標準回転後進伝動装
置の両方へ適用する。
【0031】逆回転及び標準回転構成の両方に関して、
一部片構造を有するプロペラ軸23を歯車ケース空所1
9中へ挿入するのを容易にするため、及びシフト軸83
をベルクランクシフトレバー65と共に作動可能に組付
けるために、そしてベルクランクシフトレバー65の下
方ユニット13中への取付け及びそれへのシフトロッド
63の連結後、及び駆動ピニオン35及び前方に位置決
めされた傘歯車41の装着後、連結リンク機構81(従
って伝動装置作動機構手段61)は、シフト軸83の前
方運動の第1の増分に応じて及び第2の脚部71がシフ
ト軸83と作動可能に係合された時にシフト軸83をシ
フト範囲内で且つ2つの駆動位置の間の位置へ更に前進
運動することに応じてベルクランクシフトレバー65の
第2の脚部71をシフト軸83の前方端と解放可能に且
つ作動可能に係合させるため、シフト軸83のベルクラ
ンクシフトレバー65からの分離を阻止するため、第2
の脚部71とシフト軸83の後述する前方部分113と
の間の相対的回転を阻止するため、及びシフト軸83を
ベルクランクシフトレバー65の揺動運動に応じてその
駆動位置の間で軸線方向へ変位させるための手段を含
む。開示した構造ではベルクランクシフトレバー65及
びシフト軸83を係合する手段はシフト軸83の前方端
の回転をも阻止するので、開示したシフト軸83はクラ
ッチドグ51へピン止めされてそれと共に共通の回転及
び軸線方向運動し得る後方部分111と、ベルクランク
シフトレバー65と作動可能に係合され且つその結果と
して回転できない前方部分113と、前方及び後方部分
111及び113を連結してその間に相対的回転を生じ
且つ共通の軸線方向運動を生じる手段115とを含む。
【0032】前方及び後方シフト軸部分111及び11
3を連結して共通の軸線方向運動及びそれらの間に相対
的回転運動を与えるために適当な手段が設けられること
ができる。好ましくは、該手段はプロペラ軸内腔85内
に位置決めされる。図3に開示した構造では、該手段は
後方部分111の前方部分に、縮径端部分121と、端
部分121の後方又は内方に更に縮小された環状溝12
3とを形成することを含む。加えて、シフト軸83の前
方部分113の後方部分は環状溝123中へ延びるよう
になっている突出部129を画成する半径方向へ開いた
スロット127を設けている。スロット127と拡大さ
れた半径方向に開いた第2のスロット131が連通し、
該第2のスロットは後方部分111の端部分121を受
け入れる。組付け中、後方部分111の前方部分は前方
部分113のスロット付後方部分中に位置決めされ、シ
フト軸83はプロペラ軸23中の内腔85中へ挿入され
る。この挿入は軸線方向の分離を阻止すると同時に後方
及び前方シフト軸部分111及び113の間に相対的回
転を与える。加えて、第2のスロット中での端部分12
1の受入れは共通の軸線方向運動を保証する。内腔85
内での軸部分111及び113の連結部の位置決めはス
ロット131からの端部分121の離脱を妨げる。
【0033】図4に、後方及び前方シフト軸部分111
及び113を共通の軸線方向運動可能に且つ相対的回転
運動可能に連結するための別の構成が示される。この構
造では、シフト軸83の後方部分111の前方部分は環
状溝141を前方端と離間した関係で含む。シフト軸8
3の前方部分113はいつでもプロペラ軸23の前方端
の前方にあり、後方シフト軸部分111より大きい寸法
を有し、且つシフト軸83の後方部分111の前方部分
を回転可能に受入れる後方へ開いた円形内腔143を含
む。また、シフト軸前方部分113は後方シフト軸部分
111の前方部分上の環状溝141と軸線方向に整合し
得る1つ又はそれ以上の横断方向スロット145(1つ
だけが図示される)を含む。C字形状のクリップ151
はスロット145の1つの中へ延び且つ溝141の中へ
延び、それらの間に相対的回転を許すと同時に軸線方向
の分解を妨げる。
【0034】他の特別の構成が採用され得るが、開示し
た構造では、ベルクランクシフトレバー65の第2の脚
部71をシフト軸83の前方部分113と解放可能に且
つ作動可能に係合する手段はベルクランクシフトレバー
65の第2の脚部71の外方端にクロスリンク又はピン
161を含み、該クロスリンク又はピンはプロペラ軸の
軸線21の横断方向へ延在し且つ前後方向に厚さ163
を有する。特に、他の構造が採用されることができた
が、開示した構造では、ピン161はプロペラ軸の軸線
21と半径方向に延在する関係で概ね位置決めされた第
2の脚部71の両側へ延在する。
【0035】また、解放可能に係合し得る手段はシフト
軸83の前方部分113の前方端に上方へ開いた凹部1
71を含む拡大部分を形成することを含み、該凹部17
1はクロスリンク161を受入れ、前方垂直壁173及
び後方垂直壁175の間に画成され、且つ長さ179を
有し、該長さは前後方向に延び且つクロスリンク又はピ
ン161の厚さ163より僅かに大きい。特に、他の構
造が採用され得るが、開示した構造では、凹部171
は、プロペラ軸の軸線21の横断方向へ延び且つ一部分
が該軸線の下方にある下方半円筒状部分172を含む。
また、前方部分113の前方端はシフトレバー65の第
2の脚部71を受入れる軸線方向に延びるスロット18
0を含む。
【0036】上に示したように、ベルクランクシフトレ
バー65はシフト範囲にわたって枢動することができ、
またシフト軸83と係合されない時にはシフト範囲から
図5及び図6に示した組付け位置まで枢動することがで
きる。これに関して、前方垂直壁173は頂部表面18
1を有し、該頂部表面はクロスリンク又はピン161が
組付け位置にある時にクロスリンク又はピン161の底
の直ぐ下に位置決めされる。その結果として、シフト軸
83はクロスリンク又はピン161が組付け位置にある
時にクロスリンク又はピン161の下で前方壁173の
通過を許すように前方へ移動されることができる。
【0037】頂部表面181から下方及び上方へ傾斜し
た表面182が延びており、該傾斜した表面はもしシフ
トレバー65が組付け位置の下へ僅かに離間しているな
らばシフト軸83の内方又は前方への運動、即ち図5か
ら図9で左への運動に応じてシフトレバー65と係合し
且つシフトレバー65を組付け位置へカム作用する。
【0038】凹部171の後方垂直壁175は端壁18
3へ合致し、端壁183は後方壁175に対して同一平
面関係で又は後方壁175に対して傾斜した関係で前方
壁173の頂部181より上へ延び、且つ所望により平
らであり又は湾曲していることができる。端壁183は
シフト軸83の連続した前方への運動に応じてクロスリ
ンク又はピン161の経路中へ延びる。その結果とし
て、シフト軸83の前方への運動はクロスリンク161
が組付け位置にある時に前方壁173をクロスリンク又
はピン161の下へ移動させ、次にクロスリンク又はピ
ン161を端壁183と係合させる。このシフト軸83
の係合及び連続した前方への運動はベルクランクシフト
レバー65を組付け位置からシフト範囲中へ揺動させ、
且つクロスリンク161を凹部171中へ且つ前方及び
後方垂直壁173及び175の間に移動させる。その結
果として、構成要素がシフト範囲内にある時、凹部17
1からのクロスリンク161の意図しない分離が防止さ
れ、シフト軸83の前方部分113の回転が防止され、
且つシフト範囲内でのベルクランクシフトレバー65の
揺動又は回転(シフトロッド63の垂直方向変位に応じ
た)はシフト軸83の軸線方向伝動装置作動運動を生じ
る。
【0039】伝動装置31が完全に組立てられた時、即
ち後方に位置決めされた傘歯車43がスラストキャニス
タ95の前方でプロペラ軸23に対して包囲関係で位置
決めされた時、シフト軸83の運動はシフト範囲内の運
動に制限されることは注目される。また、組付け中、ク
ラッチドグ51がプロペラ軸23に対して最も後方の位
置にある時、クラッチドグ51は後方の傘歯車43と係
合するので、プロペラ軸の前方への運動はシフト軸83
の前方への運動を生じることは注目される。
【0040】更に、シフト軸83をシフトレバー65と
係合させるようにプロペラ軸を歯車ケース空所19中へ
挿入する間、シフト軸83の前方部分113は凹部が上
方へ開くように角度的に位置決めされ、それによりクロ
スピンを前方壁の頂部の上を通過させることを可能に
し、且つそれによりクロスピンの端壁との係合及びクロ
スピンの凹部中への運動を容易にし、その結果シフト軸
を歯車ケース空所中で更に移動させることは注目され
る。
【0041】更に、逆回転構成では、プロペラ軸23が
歯車ケース空所19中へ挿入されてシフト軸83をベル
クランクシフトレバー65と係合した時、シフト軸8
3、クラッチドグ51、ピン89、後方に位置決めされ
た傘歯車43、スラスト伝達キャニスタ95、及びプロ
ペラ軸軸受保持体97は全てプロペラ軸23上に予め組
立体は付けられてプロペラ軸組立体を構成することは注
目される。プロペラ軸組立体を歯車ケース空所19中へ
組付け且つベルクランクシフトレバー65と作動可能に
係合させた後、プロペラ軸軸受保持体97は所定の位置
に固定されてプロペラ軸組立体が歯車ケースから分解す
るのを防止する。プロペラ25は後でプロペラ軸23の
後方端へ取付けられることができる。
【0042】標準回転構成では、プロペラ軸上のスラス
トリング24は省略されることができ、スラストキャニ
スタもプロペラ軸予組立体から省略されることができ
る。プロペラ軸軸受保持体は予組立体の部分であること
ができ、又はプロペラ軸予組立体の挿入後に歯車ケース
空所中へ挿入されることができる。
【0043】このように、開示した構造は、シフトレバ
ー65をシフトハウジング45中でそれに対して回転運
動可能に予め組付けることと、前方に位置決めされた傘
歯車41をシフトハウジング45中でそれに対して回転
可能に予め組付け、それによりシフトハウジング45、
シフトレバー65及び前方に位置決めされた傘歯車41
を含むシフトハウジング組立体を提供することと、シフ
トハウジング組立体を歯車ケース空所19中へ挿入する
ことと、その後駆動ピニオン35を駆動軸33上に前方
に位置決めされた傘歯車41と噛合い係合状態で固定取
付けすることと、スラストキャニスタ95及び後方に位
置決めされた傘歯車43を予め組付けて後方傘歯車組立
体を提供することと、後方傘歯車組立体をプロペラ軸2
3に対して包囲関係でスラストリング24の前方に予め
組付けることと、軸受保持体97をプロペラ軸23及び
後方傘歯車組立体へ予め組付けることと、シフト軸83
をプロペラ軸23中の軸線方向内腔85中に予め組付け
ることと、クラッチドグ51を傘歯車組立体の前方でプ
ロペラ軸23上に予め組付けることと、クラッチドグ5
1をシフト軸83の後方部分111へ共通の軸線方向及
び回転運動可能に連結て、それによりプロペラ軸23、
後方に位置決めされた傘歯車43、スラストキャニスタ
95、クラッチドグ51、軸受保持体97及びシフト軸
83を含むプロペラ軸組立体を提供することと、その後
プロペラ軸組立体を歯車ケース空所19中へ挿入し、シ
フト軸83をシフトレバー65と作動可能に係合させて
シフトレバー65の枢動運動に応じて軸線方向シフト軸
運動を与え、後方に位置決めされた傘歯車43を歯車ケ
ース空所19中で駆動ピニオン35と噛合い係合状態で
回転可能に取付け、且つスラストキャニスタ95を歯車
ケース17と係合させることとによって、逆回転逆転伝
動装置31を船用推進下方ユニット13の歯車ケース1
7の空所19中に組付けることを可能にする。その後、
プロペラ軸軸受保持体97は所定の位置に固定され、プ
ロペラ軸の除去を解放可能に妨げる。
【0044】勿論、スラストリング24及びスラストキ
ャニスタ95をもたない標準回転伝動装置は本発明に従
って組立てられることができる。軸受保持体は予組立体
の部分であることができ、又はプロペラ軸組立体の挿入
後に歯車ケース空所中へ挿入されることができる。
【0045】開示した構造はこのようにして標準及び逆
回転伝動装置の両方においてプロペラ軸又は/及びドグ
クラッチからの干渉なく且つ特別の工具を用いずに比較
的容易に駆動ピニオン35を駆動軸33上に固定又は
「締付けること」を可能にする。加えて、開示した構造
は逆回転伝動装置並びに標準回転伝動装置で一部片のプ
ロペラ軸の使用を可能にし、それによりかなりのコスト
節減を提供する。
【0046】本発明の種々の特徴は特許請求の範囲で述
べられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の種々の特徴を具現化する船用推進装置
の一部断面側面図。
【図2】図1に示した船用推進装置の部分の一部断面拡
大図。
【図3】図2に示した種々の構成要素の分解斜視図。
【図4】図2に示した逆転伝動装置の一部分の第2の実
施例の分解斜視図。
【図5】シフト軸がシフトレバーから離間され且つシフ
トレバーが組付け位置にあるときの図2に示した逆転伝
動装置の若干の構成要素の一部概略図。
【図6】図5と同様な図であるが、シフト軸をシフトレ
バーとの係合のために左へ移動した図。
【図7】シフト軸が更に左へ駆動位置の1つまで移動さ
れたことを除いて図5及び図6と同様な図。
【図8】シフト軸が更に左へ中立位置まで移動されたこ
とを除いて図5乃至図7と同様な図。
【図9】シフト軸が更に左へ他の駆動位置まで移動され
たことを除いて図5乃至図8と同様な図。
【符号の説明】
11 船用推進装置 13 下方ユニット 15
駆動軸ハウジング 17 歯車ケース 19 空所 23 プロペラ軸 24 スラストリング 31 逆転伝動装置 33
駆動軸 35 駆動ピニオン 41、43 傘歯車 51
クラッチドグ 63 シフトロッド 65 ベルクランクシフトレバ
ー 69、71 脚部 83 シフト軸 85 内腔
89 ピン 91 スロット 111 後方部分 113 前方
部分 121 端部分 123、141 環状溝 127、131、145 スロット 129 突出部 151 クリップ 161 クロスリンク又はピン 171 凹部 173、175 垂直方向壁 18
3 端壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63H 20/14 B63H 20/00 F16H 63/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車ケースを含む下方ユニットと、水平
    な前後方向軸線のまわりに回転可能に前記歯車ケース内
    に取付けられ、かつ、軸線方向に延びて前方へ開口した
    内腔を有するプロペラ軸と、該内腔中に前後方向にシフ
    ト変位可能に配置されたシフト軸と、前記下方ユニット
    により横断方向水平軸線のまわりに移動可能に支持さ
    れ、かつ、外方へ延びる脚部を有し、該脚部が前記シフ
    ト軸に連結されて該シフト軸を前記前後方向軸線に沿っ
    て前後方向にシフト変位させるためのシフトレバーとを
    有する船用推進装置において、 前記シフト軸(83)の前方部分(113)の前端部に
    上方へ開いた凹部(171)が形成され、前記シフトレ
    バー(65)の前記脚部(71)は該凹部に受入れられ
    るよう横断方向に延びるピン(161)を坦持し、 前記シフトレバーおよびシフト軸は離間した2つの駆動
    位置の間のシフト範囲内で変位可能であり、前記凹部
    は、前記シフト軸が前記駆動位置の片方にある時に前記
    ピンに隣接する垂直な後方壁(175)と、前記シフト
    軸が前記駆動位置の他方にある時に前記ピンに隣接する
    垂直な前方壁(173)とを有し、 前記シフトレバーおよびシフト軸は、前記シフト範囲外
    で前記駆動位置の片方から離間した組付け位置へ移動可
    能であり、前記シフト軸の前記前方部分の前端部は、前
    記シフトレバーが組付け位置にある時に前記シフト軸の
    前方への移動に応じて前記ピンと係合するよう前記後方
    壁(175)から上方へ延びる端壁(183)を有し、 前記前方壁(173)は前記ピンが組付け位置にある時
    に該ピンより下方に位置する頂部表面(181)を有
    し、前記端壁(183)は該頂部表面より上方へ延び、
    前記ピンが組付け位置にある時に前記シフト軸の前方へ
    の移動に応じて前記ピンが前記頂部表面の上方を通過し
    て前記端壁と係合し、該シフト軸の更なる前方への移動
    に応じて前記ピンが前記凹部中へ、およびシフト範囲内
    へ移動することを特徴とする船用推進装置。
  2. 【請求項2】 前記ピンが前記シフト範囲内にある時、
    前記ピンは前記前方壁の頂部表面より下方に位置決めさ
    れて前記凹部からの前記ピンの脱出を妨げる請求項1に
    記載された船用推進装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部は少なくとも部分的に前記プロ
    ペラ軸軸線より下方の位置から上方へ延びる下方半円筒
    状部分を含む請求項1に記載された船用推移装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部は前記プロペラ軸軸線の下から
    上方へ延在し、前記プロペラ軸軸線は前記凹部を貫通す
    る請求項1に記載された船用推進装置。
  5. 【請求項5】 前記ピンは前記プロペラ軸軸線の両側か
    ら外方へ延在する請求項1に記載された船用推進装置。
  6. 【請求項6】 前記シフト軸の前記前方部分が回転不能
    であり、前記シフト軸は、前記プロペラ軸によって共通
    の回転可能に坦持されたクラッチドグへ固定連結される
    ようになっている後方部分(111)と、前記シフト軸
    の前記後方部分および前方部分を共通の軸線方向運動可
    能に且つ相対的回転運動可能に連結する手段とを含む請
    求項1に記載された船用推進装置。
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