JP3182030B2 - 折れ戸装置 - Google Patents

折れ戸装置

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JP3182030B2
JP3182030B2 JP20897893A JP20897893A JP3182030B2 JP 3182030 B2 JP3182030 B2 JP 3182030B2 JP 20897893 A JP20897893 A JP 20897893A JP 20897893 A JP20897893 A JP 20897893A JP 3182030 B2 JP3182030 B2 JP 3182030B2
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folding door
spring
folding
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folded
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▲隆▼勇 上田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衣服収納庫等の戸や
開閉自在な間仕切り壁等として好適な折れ戸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種折れ戸装置として以下の如
きものは知られている。即ち、上下一対のガイドレール
及び左右一対の縦枠材を有する枠体と、前記上下のガイ
ドレールに2つ折れ自在に案内された少なくとも1つの
折れ戸とを有しており、前記折れ戸が蝶番によって相互
に連結された2枚の折れ戸構成部材を有しているものは
知られている。
【0003】
【発明の目的】この発明は、前記折れ戸装置において、
一旦折れ戸構成部材相互を折り畳んだ後、次に展開しよ
うとするときに、一方の折れ戸構成部材に手を掛けたま
まガイドレールの一端側から他端側まで移動しなければ
ならないが、そのような手間を解消できるようにした折
れ戸装置を提供することを目的とする。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。即ち、こ
の発明は、上下一対のガイドレール及び左右一対の縦枠
材を有する枠体と、前記上下のガイドレールに2つ折れ
自在に案内された少なくとも1つの折れ戸とを有してお
り、前記折れ戸が蝶番によって相互に連結された2枚の
折れ戸構成部材を有している折れ戸装置において、前記
折れ戸構成部材間に、それらを折り畳み状態にすると折
れ戸構成部材を展開方向へ付勢するばねが関与させられ
ているものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。折れ戸構成部材相互を折り畳み状態にすると、ば
ねにより、両者間に展開方向への付勢力が作用するよう
になっている。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1紙
面表側を、後とは同裏側を言い、左とは図1左側を、右
とは同図右側を言う。図1乃至図3の如く、折れ戸装置
1は、左右一対の縦枠材2と、これら縦枠材2の上下端
に渡された上下一対のガイドレール3,4とによって構
成される枠体5を有しており、この枠体5に少なくとも
1つの折れ戸6が以下のようにして開閉自在に案内され
ている。即ち、上記枠体5において上側に配されるガイ
ドレール3は、後方へ突出した前部レール21と、これ
に所定間隔をあけて対向し且つ平行して前方へ突出した
後部レール20とを有している。そして、上記折れ戸6
は所要個の蝶番7により連結された一対の折れ戸構成部
材10,11を有しており、左側の折れ戸構成部材10
における上端左側部には、軸心を上下に向けたボルト1
2によって後部スライダ14が水平旋回自在に設けら
れ、右側の折れ戸構成部材11における上端右側部に
は、軸心を上下に向けたボルト13によって前部スライ
ダ15が水平旋回自在に設けられている(図4参照)。
後部スライダ14の後面には左右一対のローラ16が回
転自在に設けられており、これらローラ16が前記後部
レール20に載せられている。一方、前部スライダ15
の前面には左右一対のローラ17が回転自在に設けられ
ており、これらローラ17が前記前部レール21に載せ
られている。これら後部スライダ14と前部スライダ1
5とは、前後で若干ずれるようになっているので、それ
らが各々後部レール20及び前部レール21に沿って左
右摺動しても、相互に衝突干渉することはなく、前後で
重なる位置まで移動できるものである(図5参照)。こ
のような構成により、折れ戸構成部材10,11を互い
に平行する状態まで折り畳むことができる。左側の折れ
戸構成部材10における下端左側部及び右側の折れ戸構
成部材11における下端右側部に、ボルト12,13の
軸心と同心となるようにして各々ピン9が下向きに突設
され、これらピン9が下側に配されるガイドレール4の
溝に案内されている。
【0007】図3及び図4の如く、上記上側のガイドレ
ール3には、後部レール20より更に後側に、下向きに
開口する溝23が設けられており、この溝23内には左
右一対の摺動片24が左右摺動自在に嵌められている。
これら摺動片24には、各々の下面へ吊り下げ状に取り
付けられる枢支ピン25により、コイル部を中心に両脚
部が斜め後方へ突出したばね26の各脚部突端が回転自
在に保持されている。即ち、これら摺動片24相互を連
結する如く両者間にばね26が架設された状態となって
いる。これに対し、左側の折れ戸構成部材10の上端左
側部には、上下及び後部が開口した切欠31を有する移
動阻止片30が、ボルト12によって後部スライダ14
と一緒に水平旋回するように取り付けられており、この
移動阻止片30の切欠31内に左側の枢支ピン25及び
脚部突端が嵌められるようになっている。なお、移動阻
止片30は、切欠31の右側壁(図4左側)が上下に二
股状になっており、その股間をばね26の脚部が水平揺
動できるようになっている(図5参照)。一方、右側の
折れ戸構成部材11の上端右側部には、左端面を当接面
33とする押圧片32が、ボルト13によって前部スラ
イダ15と一緒に水平旋回するように取り付けられてい
る。折れ戸構成部材10,11を折り畳むことによって
前部スライダ15と後部スライダ14とが接近すると、
上記押圧片32の当接面33が右側の枢支ピン25及び
脚部突端と当接して、これを左側へ押圧し、ばね26を
圧縮するようになる(図2及び図5参照)。そのため、
このばね26は、折り畳まれた折れ戸構成部材10,1
1相互を展開方向へ付勢するようになる。
【0008】図2の如く、折れ戸構成部材10,11の
連結部分上端部には、各々の前縁部寄りに上方へ向けて
枢支ピン35が突設されており、これら枢支ピン35に
対して、左右2個のコイル部を有しそれらの外側から前
方へ向けて脚部を突出させたばね40の各脚部突端が回
転自在に保持されている。このばね40は、ばね力を作
用させない状態(取り外した状態)では両脚部が左右方
向へ開いた形状を呈するようになっている。即ち、装着
時には、両脚部が相互近接方向へ狭められているので両
枢支ピン35の相互間隔を広げるようにばね力が作用
し、これによって折れ戸構成部材10,11が折り畳み
方向への付勢力を受けるものとなる。ただ、このばね4
0は、前記したばね26よりもばね力が弱くなるように
形成されており、折れ戸構成部材11に設けられた前記
押圧片32がばね26における右側の脚部突端と当接し
た時点(だいたい、有効間口の八割程度が開かれ、小物
物品程度の通過ならこの状態でも十分に行えるようにし
てある)で、折れ戸構成部材10,11の折り畳みは停
止する。このとき、折れ戸構成部材10,11に揺れの
ない安定した状態が得られる効果がある。なお、このよ
うなばね40の作用により、折れ戸構成部材10,11
を一直線状に展開した状態に保持できなくなるのを防止
するため、図1及び図6の如く、右側の折れ戸構成部材
11の前面左寄り下部に、下側のガイドレール4に対し
てロック棒41を嵌めたり外したりすることができる適
宜構造のロック機構42を設けてある。図示のロック機
構42において、43はロック棒41に接続された操作
棒であり、44は操作棒43の位置保持用ソケットであ
り、45はソケット44を折れ戸構成部材11側へ付勢
するばねであり、46はソケット44が嵌まるザグリ部
である。勿論折れ戸構成部材11には、ロック棒41及
び操作棒46の昇降を許容する上下に長い孔及びスリッ
トが形成されている。
【0009】図2の如く、枠体5における左側の縦枠材
2には、その後面の所定高さ位置にロックアーム50が
水平揺動自在に設けられている。図5の如く、このロッ
クアーム50は、折れ戸構成部材10,11が互いに平
行する状態まで折り畳まれたときに、J型に曲げられた
先端部が右側の折れ戸構成部材11に係合可能となって
いる。
【0010】
【実施例の使用方法】次に実施例の使用方法を説明す
る。折れ戸構成部材10,11が図1の如く一直線状に
展開している状態でロック機構42を解除する(ソケッ
ト44を上位のザグリ部46に嵌める)と、ばね40の
作用で折れ戸構成部材10,11相互が平面V字状とな
る位置まで折り畳まれる。その後、両折れ戸構成部材1
0,11が互いに平行する状態(図5参照)になるまで
右側の折れ戸構成部材11を左側へ押し込み、この折れ
戸構成部材11にロックアーム50を係合させる。これ
によって間口が全開となり、同時に、ばね26に付勢力
が蓄えられる。間口が上記の全開状態にあるときに、ロ
ックアーム50による係合を解除させると、ばね26の
作用により、両折れ戸構成部材10,11が一気に弾か
れるようにして展開される。そこで、この展開状態を手
である程度補助しながらロック機構42をセットする
(ソケット44を下位のザグリ部46に嵌める)。
【0011】なお、この発明において、一つの枠体5内
に複数の折れ戸6が設けられるようにしてもよいことは
勿論である。
【0012】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。折り畳んだ状態にあ
る折れ戸構成部材相互は、ばねにより展開できるように
なっているので、操作の簡易化及び迅速化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す中間省略の一部破砕正
面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】ほぼ折り畳まれた状態の折れ戸を後側から見た
分解斜視図である。
【図5】図2のV部に示した二点鎖線状態の折れ戸を拡
大した動作説明図である。
【図6】図1のVI−VI線拡大図である。
【符号の説明】
1 折れ戸装置 2 縦枠材 3 上側配置のガイドレール 4 下側配置のガイドレール 5 枠体 6 折れ戸 7 蝶番 10 左側の折れ戸構成部材 11 右側の折れ戸構成部材 14 後部スライダ 15 前部スライダ 20 後部レール 21 前部レール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対のガイドレール及び左右一対の
    縦枠材を有する枠体と、前記上下のガイドレールに2つ
    折れ自在に案内された少なくとも1つの折れ戸とを有し
    ており、前記折れ戸が蝶番によって相互に連結された2
    枚の折れ戸構成部材を有している折れ戸装置において、
    前記折れ戸構成部材間に、それらを折り畳み状態にする
    と折れ戸構成部材を展開方向へ付勢するばねが関与させ
    られている折れ戸装置。
JP20897893A 1993-07-30 1993-07-30 折れ戸装置 Expired - Lifetime JP3182030B2 (ja)

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