JP3181954U - チップ部品用ランド構造 - Google Patents

チップ部品用ランド構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3181954U
JP3181954U JP2012007612U JP2012007612U JP3181954U JP 3181954 U JP3181954 U JP 3181954U JP 2012007612 U JP2012007612 U JP 2012007612U JP 2012007612 U JP2012007612 U JP 2012007612U JP 3181954 U JP3181954 U JP 3181954U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
land
pattern
dummy
energizing
soldering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012007612U
Other languages
English (en)
Inventor
憲市 本田
明宏 猪田
慶一 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd filed Critical Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP2012007612U priority Critical patent/JP3181954U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3181954U publication Critical patent/JP3181954U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 小型のチップ部品を実装するランドにあっても、ハンダの過度な広がりやランドから線路パターンへのハンダの流出を有効に抑制できるチップ部品用ランド構造の提供。
【解決手段】 回路パターン1に通じる通電ランド2と、前記回路パターン1と絶縁された前記通電ランド2に近接するダミーランド3を備え、前記通電ランド2及びダミーランド3は、相互に平行なハンダ付けパターン2a,3aを備え、前記通電ランド2は、前記ハンダ付けパターンの外端部から前記ダミーランド3の延長線上にシフトして前記ダミーランド3の外端側延長線方向を遮ると共に、当該ダミーランド3の終端側延長線上に延びるS字パターン2sを備え、前記ハンダ付けパターン2a,3aとS字パターン2sのパターン幅を等しくすることを特徴とするチップ部品用ランド構造。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ベアチップIC等のチップ部品用となる比較的小さいサイズのランド構造に関するものであって、特に、チップ部品の実装に用いられるハンダの広がりやランド外への流出を抑制し得る構成に関する。
従来、ランドから回路パターン(電流が流通する均等幅の線路パターン)へのハンダの流出を直接的又は間接的に防止する手法として、ランド部に凹状の窪みやV字型の溝からなるハンダ逃げ部を設けたもの(例えば、下記特許文献1参照。)、ソルダーレジストを形成する手法(例えば、下記特許文献2参照。)、又は位置ずれ防止用スリットを設ける手法(例えば、下記特許文献3参照)が提供されている。
特開平5−160560号公報 特開2004−207287号公報 特開2004−14606号公報
しかしながら、上記いずれの手法にあっても、小型のチップ部品を実装するためのランドでは、有効な構造を設けることが困難であるという問題があり、レジストを形成する手法にあっては、別途製造工程を要し、その工程に要する手間やコストが生じる他、当該工程に伴う歩留まりも問題となる。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、小型のチップ部品を実装するランドにあっても、ハンダの過度な広がりやランドから線路パターンへのハンダの流出を有効に抑制できるチップ部品用ランド構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本考案によるチップ部品用ランド構造は、回路パターンに通じる通電ランドと、前記通電ランドに近接し前記回路パターンと絶縁されたダミーランドを備え、前記通電ランド及びダミーランドは、相互に平行なハンダ付けパターンを備え、前記通電ランドは、前記ハンダ付けパターンの外端部から前記ダミーランドの延長線上にシフトして前記ダミーランドの外端側延長線方向を遮ると共に、当該ダミーランドの終端側延長線上に延びるS字パターンを備え、前記ハンダ付けパターンとS字パターンのパターン幅を等しくしたことを特徴とする。
ここで回路パターンとは、当該ランドに実装されるチップ部品が備える所定の機能を奏する為の電子回路が構成されたパターン、又は当該回路パターンに実装された他の電子部品の内部回路パターンであり、前記外端とは、非実装部品に対してより外方向に存在する端である。
前記通電ランドとダミーランドを有する限り、チップ部品の端子数に応じてランドの数及び配置は適宜変更可能であり、例えば、四端子部品については、互い違いに配置した四つのランドからなる構造であってもよい。
前記通電ランドのハンダ付けパターンとS字パターンは、その長手方向と直角な方向の幅について同じ幅であることが望ましい。
本考案によるチップ部品用ランド構造によれば、前記通電ランドにS字パターンを設けることによって、シフト領域において一旦ハンダの広がりが得られて流動性を得たハンダの嵩が減少し、前記ダミーランドの終端側延長線上に延びた部分で再びハンダ付けパターンの延長線方向の幅が狭まる結果、溶融ハンダの流れを抑制することができる。前記通電ランドのハンダ付けパターンとS字パターンについて、それらの長手方向と直角な方向の幅を同じ幅に設定すれば、両パターンの全長に亘る電気抵抗率を均一にすることができる。
本考案によるチップ部品用ランド構造の一例を示す平面図である。 本考案によるチップ部品用ランド構造の一例を示す、(A):平面図、及び(B):側面図である。 従来のチップ部品用ランド構造の一例を示す、(A):平面図、及び(B):側面図である。 本考案によるチップ部品用ランド構造における、(A):電気抵抗率の均一さ、(B):ハンダの広がり具合の一例を示す平面図である。
以下、本考案によるチップ部品用ランド構造の実施の形態を、四端子のベアチップIC実装用のランド構造を例として図面に基づき詳細に説明する。
図1及び図2に示すチップ部品用ランド構造(以下、ランド構造と記す。)は、回路パターン1に通じる通電ランド2と、前記回路パターン1と絶縁され前記通電ランド2に近接するダミーランド3を備え、前記通電ランド2とダミーランド3を互い違いに配置した四つのランドからなるランド構造である。
前記通電ランド2及びダミーランド3は、相互に平行なハンダ付けパターン2a,3aを備え、前記通電ランド2は、前記ハンダ付けパターン2aの外端部から前記ダミーランド3の延長線上にシフトして前記ダミーランド3の外端側延長線方向を遮ると共に、当該ダミーランド3の外端側延長線上に延びるS字パターン2sを備える。
当該例の前記通電ランド2及びダミーランド3のハンダ付けパターン2a,3aは、均等幅で直線的な導電性パターンPに、その一辺(分離部)Xxを前記導電性パターンPの中央線に合わせた十字状(前記分離部と切断部とからなる)の切欠きXを設けると共に、前記分離部Xxの両端から当該導電性パターンPの幅方向(左右)の異なる側に開放する一対の直線状の切欠き(遮断部)Xzと、当該遮断部Xzと各々平行であって且つ最寄の遮断部Xzとは異なる側に開放する一対の直線状の切欠き(境界部)Bを設けることによって、当該ランド構造全体として、前記鉤十字状の切欠きXの前記分離部Xxと分割部Xyとの交点Oを中心とする回転対照の形状を成形したものである(図1参照)。
また、当該例では電流密度及び熱伝導率を均一にすべく、前記通電ランド2及びダミーランド3を同じ幅(同じ肉厚)とし、両者のハンダ付けパターン2a,3a及び通電ランド2のS字パターン2sのパターン幅を均等にする(図4(A)参照)。
更に、当該例では、前記S字パターン2sの屈曲部を鈍角とすることによって(目的とする仕様に応じて直角でも良いし、鋭角でも良い。)、シフト領域(図4(A)の網掛け部)において、前記分割部Xy方向へのハンダが広がり幅(ハンダ付けパターン2a,3aの延長線方向の幅)及び熱容量がその傾斜に応じて増加すると共に、前記分離部Xx方向へのハンダの流量及び流速が減少し、更に、前記分割部Xy方向へのハンダの広がり幅が減少するに応じて当該増加に応じて前記分離部Xx方向へのハンダの流速が減少する(図4(B)参照)。
本考案によるチップ部品用ランド構造は、以上の如く構成され、ベアチップICのランド構造に前記境界部Bを設け、ハンダ付けする際のハンダの前記境界部Bを超えた広がりを防止することによって、ベアチップICを実装するために十分なハンダ量を確保して、密着を強固にし、高温使用に耐え得る回路基板を提供することができる。
また、ハンダ合金、フラックス、及び樹脂材料を含有するクリームハンダを用いる場合には、樹脂材料の広がりも同時に抑制され、クリームハンダがベアチップICの周囲に留まるため、十分な樹脂量を確保して密着を強固にすることも可能となる。
尚、ランド構造を構成するパターンを形成する手法は、マスク印刷及び焼成といった公知の手法を適宜選択すればよい。
P 導電性パターン,
X 十字状の切欠き,
Xx 分離部,Xy 分割部,Xz 遮断部,
B 境界部,
1 回路パターン,
2 通電ランド,2a ハンダ付けパターン,2s S字パターン,
3 ダミーランド,3a ハンダ付けパターン,

Claims (2)

  1. 回路パターンに通じる通電ランドと、前記通電ランドに近接し前記回路パターンと絶縁されたダミーランドを備え、
    前記通電ランド及びダミーランドは、相互に平行なハンダ付けパターンを備え、
    前記通電ランドは、前記ハンダ付けパターンの外端部から前記ダミーランドの延長線上にシフトして前記ダミーランドの外端側延長線方向を遮ると共に、当該ダミーランドの終端側延長線上に延びるS字パターンを備え、
    前記ハンダ付けパターンとS字パターンのパターン幅を等しくしたことを特徴とするチップ部品用ランド構造。
  2. 前記通電ランドとダミーランドを互い違いに配置した四つのランドからなることを特徴とする前記請求項1に記載のチップ部品用ランド構造。
JP2012007612U 2012-12-17 2012-12-17 チップ部品用ランド構造 Expired - Fee Related JP3181954U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007612U JP3181954U (ja) 2012-12-17 2012-12-17 チップ部品用ランド構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007612U JP3181954U (ja) 2012-12-17 2012-12-17 チップ部品用ランド構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3181954U true JP3181954U (ja) 2013-02-28

Family

ID=50426105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012007612U Expired - Fee Related JP3181954U (ja) 2012-12-17 2012-12-17 チップ部品用ランド構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3181954U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117979802A (zh) * 2024-03-29 2024-05-03 四川科尔威光电科技有限公司 一种具有阻焊流动的集成电路结构及其制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117979802A (zh) * 2024-03-29 2024-05-03 四川科尔威光电科技有限公司 一种具有阻焊流动的集成电路结构及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4358664B2 (ja) チップ抵抗器およびその製造方法
US8044765B2 (en) Chip resistor and method of making the same
KR100730850B1 (ko) 칩 저항기 및 그 제조 방법
EP2699065A1 (en) Circuit substrate
JP6408758B2 (ja) ジャンパー素子
JP3181954U (ja) チップ部品用ランド構造
JP2009206154A (ja) 配線基板、及びその製造方法
JP2010114284A (ja) チップ形金属板抵抗器とその製造方法
JP2009224697A (ja) プリント基板及び電子部品実装基板
JP5242614B2 (ja) チップ抵抗器およびその製造方法
US20160374204A1 (en) Circuit board, electronic apparatus comprising circuit board, and method for soldering components
JP2017059597A (ja) チップ抵抗器
JP2009130147A (ja) チップ状電子部品およびチップ状電子部品の実装方法
KR101771822B1 (ko) 칩 저항 소자 및 칩 저항 소자 어셈블리
CN215581917U (zh) 电路板和马达
KR102309794B1 (ko) 프린트 기판
JPH07142821A (ja) プリント配線板
KR102191249B1 (ko) 칩 저항 소자 어셈블리
JP5500373B2 (ja) 端子接続部の製造方法
JPH06334322A (ja) リフローはんだ付け方法およびメタルマスク
JP2007073755A (ja) チップ抵抗器の製造方法
JP2008103547A (ja) 半田ペースト塗布方法及び電子回路基板
JP6599759B2 (ja) チップ抵抗器
JP6488669B2 (ja) 基板
JP6345554B2 (ja) プリント配線基板

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3181954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160206

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees