JP3181744U - 太陽光パネル取付架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光発電設備の設置や撤収を簡単かつ速やかに行うことが可能な太陽光パネル取付架台をより低コストで提供する。
【解決手段】太陽光パネル取付架台は、コンクリート製のベース部11と、このベース部11上に取付けられる、互いに高さの異なるコンクリート製の第1脚柱部12および第2脚柱部13と、これら脚柱部12、13に跨った状態で両脚柱部12、13に固定される一対のパネル支持用レール14とを有する。ベース部11は、その上面に、前記脚柱部12、13の取付穴を備えている。各脚柱部12、13は、取付穴に挿入可能な挿入部を備えており、当該挿入部が取付穴に挿入され、かつ当該挿入部と取付穴の側面との隙間に固定材が充填されることで、ベース部11に対して固定一体化されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、太陽光パネルを所定角度で支持するための太陽光パネル取付架台に関するものである。
太陽光パネルを支持するための太陽光パネル取付架台として、従来、特許文献1に開示されるものが知られている。この太陽光パネル取付架台は、矩形枠形の取付フレームと、この取付フレーム内に一定間隔を隔てて横架される複数の取付ビームと、前記取付フレームを設置面に対して所定角度で支持する支柱とから構成されており、前記取付フレームに、所定枚数の太陽光パネルが並べられた状態で支持されるように構成されている。
この太陽光パネル取付架台は、前記取付フレーム、取付ビームおよび支柱が何れもアングル材等の型鋼により構成されており、設置は、コンクリート基礎を設置面に対して施工し、このコンクリート基礎の基礎ボルトとナットとで前記支柱をコンクリート基礎に締結した上で、この支柱に取付フレーム等を取付けていくことにより行われる。
特開2000−101123号公報
しかし、形鋼を主な材料して構成される従来の太陽光パネル取付架台は、材料コストが比較的高く、また、多くの部材が必要なため運搬も不便である。また、コンクリート基礎を施工する必要が有ることに加え、取付フレーム等をボルトナットや溶接等の手段を用いて組立てる必要があるため、施工に手間がかかり、その分、施工コストも高くつく。さらに、近年見られる遊休地を利用した太陽光発電設備、例えばゴルフ場跡や工業団地の空き地などに設置される大規模な太陽光発電設備では、所定期間後に設備を撤去すること(つまり土地の返却)が条件とされるものが多く、上記のように、コンクリート基礎が必要な従来の太陽光パネル取付架台では、設備の撤去(土地を元の状態に戻して返却するため)に過大な労力とコストを要することとなる。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、太陽光発電設備の設置や撤収を簡単かつ速やかに行うことが可能な太陽光パネル取付架台をより低コストで提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の太陽光パネル取付架台は、コンクリート製のベース部と、このベース部上に所定間隔を隔てて各々取付けられる、互いに高さの異なるコンクリート製の一対の脚柱部と、これら一対の脚柱部の並び方向である第1方向に対して直交する第2方向に所定間隔を隔てて並び、かつ前記第1方向に互いに平行に延びて前記一対の脚柱部に跨った状態で両脚柱部に固定される一対のパネル支持部材とを有し、前記ベース部は、その上面に前記一対の脚柱部の取付穴を備えており、前記脚柱部は、前記取付穴へ挿入可能な挿入部を備え、当該挿入部が前記取付穴に挿入された状態で、当該挿入部と前記取付穴の側面との間に固定材が充填されることにより、前記ベース部に対して一体的に固定されるものである。
この太陽光パネル取付架台は、ベース部および脚柱部がコンクリート製であるため、形鋼を主材料する従来のものに比べて安価に製作することができ、しかも、コンクリート基礎を設けることなく、載置するだけで比較的安定的に設置することが可能となる。そのため、当該太陽光パネル取付架台の設置や撤収を簡単かつ速やかに行うことが可能となる。特に、ベース部と脚柱部とを分解した状態で現場に搬入することが可能なため、部材の占有スペースを抑えて効率良く運搬することができ、また、組立ても、ベース部の取付穴に脚柱部の挿入部を挿入してモルタル等の固定材で固定した後、両脚柱部にパネル支持部材を固定するだけの非常に簡単な作業で行うことができる。
なお、上記の太陽光パネル取付架台においては、前記取付穴の側面および前記挿入部の側面に凹部が形成されているのが好適である。この場合、前記挿入部が前記取付穴に挿入された状態で、前記取付穴の側面に形成される凹部と前記挿入部の側面に形成される凹部とが互いに対向するものであるのがより好適である。
これらの構成によれば、モルタル等の固定材を介してベース部と脚柱部とが上下方向により確実に係合するため、ベース部に対する脚柱部の引き抜き強度を向上させることができる。そのため、ベース部と脚柱部とを強固に一体化することができる。
また、上記の太陽光パネル取付架台において、前記脚柱部は、前記第2方向に並び、かつ他の部分よりも下側に突出する一対の前記挿入部を備えており、前記ベース部は、前記一対の挿入部が各々挿入される一対の前記取付穴を備えており、前記一対の挿入部の側面、又は前記一対の取付穴の側面は、前記一対の挿入部が前記一対の取付穴へ挿入されるに伴い、前記脚柱部を前記第2方向における所定位置に位置決めするように形成されているのが好適である。
この構成によれば、太陽光パネル取付架台の組立ての際に、ベース部に対する第2方向の各脚通部の位置決めを簡単に行うことが可能となる。
また、上記の太陽光パネル取付架台において、前記ベース部は、その上面であって前記一対の取付穴の間の位置に、前記脚柱部のうち前記一対の挿入部の間の部分を介在させた状態で支持することが可能な溝部を備えており、前記脚柱部のうち前記溝部に介在する部分の下面および前記溝部の内底面のうち少なくとも前記溝部の内底面は、前記第1方向の一方側から他方側に向かって傾斜しているのが好適である。
この構成によれば、太陽光パネル取付架台の組立ての際に、ベース部に対する第1方向の各脚通部の位置決めを簡単に行うことが可能となる。
なお、上記の太陽光パネル取付架台において、前記ベース部は、両脚柱部の間の位置に、上下方向に貫通する貫通穴を備えているのが好適である。
この構成によれば、地面に設置した場合、太陽光パネル取付架台の重みでベース部が地面に食い込んで貫通穴の内側で地面が盛り上がり、その結果、太陽光パネル取付架台の位置ずれ防止効果が発揮される。
以上のように、本考案の太陽光パネル取付架台によれば、太陽光発電設備の設置や撤収を簡単かつ速やかに行うことが可能な太陽光パネル取付架台をより低コストで提供することが可能となる。
本考案の実施形態に係る太陽光パネル取付架台を示す斜視図である。 太陽光パネル取付架台の架台本体を示す分解斜視図(一部断面図)である。 ベース部を示す平面図である。 ベース部を示す断面図(図3のIV‐IV線断面図)である。 ベース部を示す断面図(図3のV‐V線断面図)である。 架台本体(モルタルによる固定前)を示す要部断面図である。
以下、本考案の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本考案の太陽光パネル取付架台を斜視図で示している。同図に示すように、太陽光パネル取付架台(以下、架台と略す)は、地面に載置される架台本体10と、この架台本体10に固定される一対のパネル支持用レール14(本考案のパネル支持部材に相当する)と、これらパネル支持用レール14に固定されるパネル受け部材16とを含み、パネル支持用レール14およびパネル受け部材16により太陽光パネル1を傾斜姿勢で支持するように構成されている。
図2に示すように、前記架台本体10は、一定の厚みを有する扁平かつ平面視長方形のコンクリート製のベース部11と、このベース部11に対してその長手方向に所定間隔を隔てて取付けられる、互いに高さの異なるコンクリート製の第1脚柱部12および第2脚柱部13とを備える。この架台本体10は、当例では1t〜2tの質量を有しており、従って、地面に載置するだけで安定的にその位置を維持することが可能である。
なお、方向関係を明確にするために、以下の説明では、架台本体10を基準として、その長手方向を第1方向、短手方向を第2方向として各部材の説明を行うことにする。また、ベース部11および各脚柱部12の断面図において鉄筋は省略している。
第1脚柱部12および第2脚柱部13は、厚み(第1方向の寸法)が一定の扁平な略T字型の部材である。すなわち、第1脚柱部12および第2脚柱部13は各々、第2方向に延びる梁部20と、第2方向に所定幅を有して梁部20から下方に延びる柱部22と、この柱部22の第2方向両端部から各々下向きに延びる一対の挿入部24とを備え、これら梁部20、柱部22および一対の挿入部24がコンクリートで一体に形成された構造を有する。
第2脚柱部13は、柱部22の上下方向の寸法が第1脚柱部12の柱部22の同寸法よりも大きく設定されることで、第1脚柱部12に比して高さが高く形成されており、また、厚み寸法も第1脚柱部12の厚み寸法に比して若干大きく設定されている。なお、第2脚柱部13の柱部22には、その厚み方向に貫通する貫通穴22aが形成されている。
ベース部11は、その上面のうち、第1方向の一方側の端部に第1取付部30を有し、他方側の端部に第2取付部31を有している。そして前記第1脚柱部12が第1取付部30に取付けられる一方で、第2脚柱部13が第2取付部31に取付けられている。
詳しく説明すると、図2および図3に示すように、第1取付部30は、第2方向に所定間隔を隔てて並ぶ一対の取付穴32と、これら取付穴32同士を連絡する溝部34とを有している。そして、前記第1脚柱部12の一対の挿入部24が各々前記取付穴32に挿入されるとともに、前記柱部22の下端部(つまり第1脚柱部12のうち両挿入部24の間の部分)が前記溝部34に挿入されかつ当該溝部34の内底面に支持されることにより、第1脚柱部12がベース部11に対して起立姿勢で組付けられ、この状態で、前記挿入部24と取付穴32の側面との間にモルタル(本考案の固定材の一例である)が充填されることによって、第1脚柱部12がベース部11に固定一体化されている。第2取付部31の構成も第1取付部30と同様であり、従って、第2脚柱部13も第1脚柱部12と同様にしてベース部11に固定一体化されている。
ここで、各取付部30、31の溝部34の内底面は、図4に示すように、各々ベース部11の内側から外側に向かって先下がりに傾斜しており、図示を省略するが、各脚柱部12、13の柱部22の下端部も同様に傾斜している。これにより、上記のように各脚柱部12、13をベース部11に対して起立姿勢で組付けると、各脚柱部12、13が溝部34の内底面に沿って変位し、その結果、第1方向に対向する溝部34の側面のうち、外側に位置する側面に各脚柱部12、13(柱部22)が各々当接するようになっている。つまり、第1方向において、各脚柱部12、13が前記側面を基準として位置決めされる。具体的には、図4において、第1脚柱部12は、第1取付部30の溝部34の右側の側面を基準面として位置決めされ、第2脚柱部13は、第2取付部31の溝部34の左側の側面を基準面として位置決めされる。
また、図5に示すように、各取付部30、31の取付穴32は、その側面のうち第2方向に対向する側面の間隔が上側から下側に向かって漸減するテーパ状に形成されている。一方、詳しく図示していないが、各脚柱部12、13の一対の挿入部24は、それらの側面のうち第2方向に互いに向かい合う側面の間隔が上側から下側に向かって漸増するテーパ状に形成されている。これにより、上記のように各脚柱部12、13をベース部11に対して起立姿勢で組付けると、各脚柱部12、13が、第2方向における前記一対の取付穴32の中間位置に位置決めされるようになっている。
なお、各脚柱部12、13がベース部11に対して起立姿勢で組付けられ、上記のように第1方向および第2方向に位置決めされた状態では、図6に示すように、各挿入部24と各取付穴32の側面との間にモルタル充填用の所定の隙間が形成される。
図2、図5及び図6に示すように、前記取付穴32の側面のうち第1方向に対向する側面には、第2方向に細長の長方形の凹部35が形成され、前記挿入部24の側面のうち第1方向に並ぶ側面にも同様に、第2方向に細長の長方形の凹部25が形成されている。これら凹部25、35は、前記挿入部24が前記取付穴32に挿入された状態で互いに第1方向に対向するように形成されている。すなわち、このような凹部25、35が挿入部24および取付穴32の側面に形成されていることで、モルタルを介してベース部11と各脚柱部12、13とが上下方向により確実に係合するようになっている。
前記一対のパネル支持用レール14は、図1に示すように、第1方向に互いに平行に延びる、例えばステンレス製の溝型鋼であり、前記両脚柱部12、13に跨った状態で、当該脚柱部12、13の各梁部20の両端部(第2方向両端部)に取付金具を介して固定されている。これによりパネル支持用レール14は、前記脚柱部12、13の高低差に応じた角度、当例では、地面(設置面)に対して約10°の傾斜角度で両脚柱部12、13に固定されている。そして、同図に示すように、当例では4枚の太陽光パネル1が第1方向に並べられた状態で当該一対のパネル支持用レール14上に支持されて、当該両パネル支持用レール14に固定されている。
両パネル支持用レール14の下側の端部には、両パネル支持用レール14に跨った状態で前記パネル受け部材16が固定されており、パネル支持用レール14に沿って配置された前記太陽光パネル1のうち、最も下位に位置する太陽光パネル1がこのパネル受け部材16により受けられている。パネル受け部材16は、例えばステンレス製の山型鋼である。
なお、架台本体10を構成する上記ベース部11には、両取付部30、31の間の位置において第1方向に並びかつ当該ベース部11の厚み方向に貫通する、平面視略正方形の2つの貫通穴38が形成されている。これらの貫通穴38は、架台の位置ずれを抑制するものであり、この点については後述する。
上記のような架台は、次のようにして所定の敷地内に設置することができる。
まず、ベース部11、各脚柱部12、13、パネル支持用レール14及び支持フレーム16を敷地に搬入する。この際、ベース部11および各脚柱部12、13は各々、上記の通り、一定の厚みを有した扁平な部材であるためスペース効率がよく、複数個ずつ積み重ねた状態で運搬することが可能である。そのため、効率良く運搬することができる。
次に、複数のベース部11を縦横一定の間隔を隔てて並べ、その後、各ベース部11に脚柱部12、13を取付ることにより架台本体10を構成する。具体的には、各脚柱部12、13の挿入部24をベース部11の前記取付穴32に挿入することにより、各脚柱部12、13をベース部11に対して起立姿勢で組付ける。この状態で各脚柱部12、13と各取付穴32の側面との隙間にモルタルを充填して各脚柱部12、13とベース部11とを固定一体化する。
そして、架台本体10の組立後、前記取付金具を用いて前記パネル支持用レール14を当該架台本体10に固定するとともに、当該パネル支持用レール14にパネル受け部材16をボルトナット等で固定することにより、架台の設置が完了する。
以上のような架台によれば、架台本体10(ベース部11および各脚柱部12、13)がコンクリート製であるため、形鋼を主な材料として全体が構成される従来の架台に比べると安価に製作することができる。しかも、従来のようなコンクリート基礎を施工することなく、敷地内に載置するだけで安定的に設置することが可能なため、架台の設置や撤収を簡単かつ速やかに行うことが可能となる。特に、コンクリート基礎が不要となることで、例えば遊休地を利用して一定期間だけ太陽光発電設備を設置するような場合でも、架台を撤去するだけで、敷地をほぼ元の状態のまま速やかに返却できるという利点がある。
また、架台の設置に際しては、上記の通り、架台本体10を分解した状態で運搬可能なため、個々の部材の占有スペースを抑えて効率良く敷地内に搬入することができる。また、ベース部11の取付穴32に各脚柱部12、13の挿入部24を挿入してモルタルで固定するだけで架台本体10の組立が可能なため、当該架台本体10の組立も非常に簡単に行うことができる。この場合、各脚柱部12、13をベース部11に対して起立姿勢で組付ければ、上記の通り、自ずと各脚柱部12、13がベース部11に対してその所定位置に位置決めされて、各挿入部24と各取付穴32の側面との間に、モルタル充填用の適切な隙間が確保される。そのため、第1脚柱部12と第2脚柱部13との位置関係がずれたままで当該脚柱部12、13がベース部11に対して固定されてパネル支持用レール14等の固定に支障が生じたり、若しくは架台毎にパネル支持用レール14の傾斜角度が微妙に異なるといった不都合が生じることを防止することができる。しかも、各挿入部24の側面に凹部25が形成される一方、各取付穴32の側面に凹部35が形成され、これによってベース部11と各脚柱部12、13とがモルタルを介して上下方向に確実に係合する構成となっているので、架台本体10の組立後は、ベース部11と各脚柱部12、13とを強固に一体化することができる。
また、上記架台によれば、ベース部11に貫通穴38が形成されているため、架台の位置ずれを効果的に抑制できるという利点もある。すなわち、上記架台を地面に設置すると、その重みでベース部11が地面に食い込んで貫通穴38の内側で地面が盛り上がり、その結果、架台の位置ずれ防止効果が発揮される。そのため、斜面に設置した場合や風による架台の位置ずれを抑制して、架台の設置状態を安定的に維持することが可能となる。
ところで、以上説明した太陽光パネル取付架台は、本考案に係る太陽光パネル取付架台の好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構成は、本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、実施形態の太陽光パネル取付架台は、第1方向に並ぶ互いに高さの異なる2つの脚柱部(第1脚柱部12、第2脚柱部13)と、これら2つの脚柱部に跨る互いに平行な一対のパネル支持用レール14とを備え、当該パネル支持用レール14を介して太陽光パネル1を支持する構成であるが、互いに高さが異なる3つ以上の脚柱部を備えるもの、又は3つ以上の互いに平行なパネル支持用レール14を備えるものであってもよい。
また、実施形態の太陽光パネル取付架台は、各脚柱部12、13に設けられる一対の挿入部24が、ベース部11に設けられる一対の取付穴32に各々挿入されることにより、各脚柱部12、13がベース部11に取付けられているが、各脚柱部12、13の挿入部24およびこれに対応する取付穴32の数は、1つだけ、又は3つ以上であってもよい。
また、実施形態の太陽光パネル取付架台は、パネル支持用レール14の傾斜角度(太陽光パネル1の傾斜角度)が10°であるが、この傾斜角度は、太陽光発電が効率良く行われるように、太陽光パネル1が設置される地点に応じて設定されるものである。従って、10°に限定されるものではなく、これ以外の角度であってもよい。
また、実施形態中では言及していないが、太陽光パネル取付架台の設置に際しては、ベース部11の貫通穴38の内側において、木製又は金属製の杭を地面に打ち込むことで太陽光パネル取付架台の位置ずれを防止するようにしてもよい。このようにすれば、太陽光パネル取付架台の位置ずれをより高度に抑制することができる。
1 太陽光パネル
10 架台本体
11 ベース部
12 第1脚柱部
13 第2脚柱部
14 パネル支持用レール
16 パネル受け部材
24 挿入部
25、35 凹部
32 取付穴

Claims (6)

  1. 太陽光パネル取付架台であって、
    コンクリート製のベース部と、このベース部上に所定間隔を隔てて各々取付けられる、互いに高さの異なるコンクリート製の一対の脚柱部と、これら一対の脚柱部の並び方向である第1方向に対して直交する第2方向に所定間隔を隔てて並び、かつ前記第1方向に互いに平行に延びて前記一対の脚柱部に跨った状態で両脚柱部に固定される一対のパネル支持部材とを有し、
    前記ベース部は、その上面に前記一対の脚柱部の取付穴を備えており、
    前記脚柱部は、前記取付穴へ挿入可能な挿入部を備え、当該挿入部が前記取付穴に挿入された状態で、当該挿入部と前記取付穴の側面との間に固定材が充填されることにより、前記ベース部に対して一体的に固定されることを特徴とする太陽光パネル取付架台。
  2. 請求項1に記載の太陽光パネル取付架台において、
    前記取付穴の側面および前記挿入部の側面に凹部が形成されていることを特徴とする太陽光パネル取付架台。
  3. 請求項2に記載の太陽光パネル取付架台において、
    前記挿入部が前記取付穴に挿入された状態で、前記取付穴の側面に形成される凹部と前記挿入部の側面に形成される凹部とが互いに対向することを特徴とする太陽光パネル取付架台。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の太陽光パネル取付架台において、
    前記脚柱部は、前記第2方向に並び、かつ他の部分よりも下側に突出する一対の前記挿入部を備えており、
    前記ベース部は、前記一対の挿入部が各々挿入される一対の前記取付穴を備えており、
    前記一対の挿入部の側面、又は前記一対の取付穴の側面は、前記一対の挿入部が前記一対の取付穴へ挿入されるに伴い、前記脚柱部を前記第2方向における所定位置に位置決めするように形成されていることを特徴とする太陽光パネル取付架台。
  5. 請求項4に記載の太陽光パネル取付架台において、
    前記ベース部は、その上面であって前記一対の取付穴の間の位置に、前記脚柱部のうち前記一対の挿入部の間の部分を介在させた状態で支持することが可能な溝部を備えており、
    前記脚柱部のうち前記溝部に介在する部分の下面および前記溝部の内底面のうち少なくとも前記溝部の内底面は、前記第1方向の一方側から他方側に向かって傾斜していることを特徴とする太陽光パネル取付架台。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の太陽光パネル取付架台において、
    前記ベース部は、両脚柱部の間の位置に、上下方向に貫通する貫通穴を備えていることを特徴とする太陽光パネル取付架台。
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