JP3181625B2 - 画像ファイル装置 - Google Patents

画像ファイル装置

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JP3181625B2
JP3181625B2 JP14885091A JP14885091A JP3181625B2 JP 3181625 B2 JP3181625 B2 JP 3181625B2 JP 14885091 A JP14885091 A JP 14885091A JP 14885091 A JP14885091 A JP 14885091A JP 3181625 B2 JP3181625 B2 JP 3181625B2
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義孝 三好
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像ファイル装置に関
し、特に、内視鏡画像の記録及び記録した画像の検索を
行うものに好適の画像ファイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて
処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療
処置が可能な内視鏡(スコープ又はファイバースコープ
という)が広く用いられている。また、電荷結合素子
(以下、CCDという)等の固体撮像素子を撮像手段に
用いた電子スコープも種々提案されている。この電子ス
コープはファイバースコープに比べ解像度が高く、画像
の記録及び再生等が容易であり、また像の拡大や2画面
の比較等の画像処理が容易にできる等の利点を有する。
【0003】上記電子スコープによって映像化された内
視鏡像は、モニタに表示されると共に光磁気ディスク等
の大容量記録装置に記録される。また同時に、その画像
に関するデータ(例えば患者ID等)も記録され、検索
時のキーワードとして使用される。
【0004】このような内視鏡画像の記録及び画像検索
に基づく表示を行う画像ファイル装置として、本件出願
人は特願平2−101050号明細書において、複数の
内視鏡装置を1台の記録装置に接続して画像の記録を行
う装置を提案している。この装置によって、複数の内視
鏡装置からの画像の記録の外に、記録した画像を画像検
索に基づいて読出してモニタに表示させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
検査中は各内視鏡からの記録画像が任意に記録装置に与
えられることから、複数の内視鏡装置のうち1台でも使
用中であれば、記録装置に記録した画像を再生させるこ
とができないという問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、内視鏡画像の記録と同時に、記録装置にお
いて記録されている画像を表示させることができる画像
ファイル装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像ファイ
ル装置は、入力される映像信号を記録するとともに再生
する記録再生手段を有する画像ファイル装置において、
前記入力される映像信号を記憶するメモリ手段と、前記
メモリ手段の書き込みを制御する書き込み制御手段と、
前記メモリ手段の記憶状態に基づき、前記メモリ手段に
記憶された映像信号を読み出すとともに読み出した映像
信号を前記記録再生手段に記録させる記録制御手段と、
前記記録再生手段に記憶された映像信号を検索するため
の検索情報を入力する検索情報入力手段と、前記検索情
報入力手段で入力された前記検索情報に基づき、前記記
録再生手段から記録された映像信号を再生する再生制御
手段と、前記記録再生手段から再生される映像信号が与
えられて画像を表示する表示手段と、前記検索情報入力
手段の動作に応じて、前記記録制御手段の動作を停止す
る動作停止手段と、を具備するものである。
【0008】
【作用】本発明においては、検索情報入力手段の入力動
作などに応じて、前記記録制御手段の動作を停止する動
作停止手段を設けたので、検索情報入力手段の動作状態
に応じて、記録制御手段の動作を停止することができ、
記録よりも再生を優先して行い、検索時間が長くなるこ
と防ぐことができる。すなわち、記録したい使用者と、
記録画像を再生したい使用者とが、同時に使用するとき
に記録よりも再生を優先的に行うことで、検索入力して
から再生を開始するまでの時間が長くなることを防ぐこ
とが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施
例に係り、図1は画像記録再生制御装置の構成を示すブ
ロック図、図2は第1実施例の画像ファイル装置と画像
信号を供給する内視鏡装置との全体の構成を示す説明
図、図3及び図4は内視鏡装置の具体的な構成を示す説
明図である。
【0010】図2において、画像ファイル装置1は、画
像信号を供給する内視鏡装置2,3に接続された画像記
録再生制御装置4と画像記録再生装置5とモニタ6とに
よって構成されている。
【0011】前記内視鏡装置2は、可撓性で細長に形成
されて観察部位7に挿入される挿入部8と、この挿入部
8の後端部に連設された操作部9と、この操作部9の側
部より延出したユニバーサルケーブル10とを有する電
子スコープ11を有している。
【0012】前記ユニバーサルケーブル10の後端部に
はコネクタ12が設けられており、このコネクタ12は
電子スコープ11に照明光を供給する光源装置13に接
続されている。このコネクタ12の側部から信号ケーブ
ル14が延出しており、この信号ケーブル14の後端部
に設けられたコネクタ15は画像処理装置16に接続さ
れている。この画像処理装置16は、電子スコープ11
によって得られた画像信号を信号処理して例えばR,
G,B3原色信号等の映像信号を生成してケーブル17
を介してモニタ18に出力している。これにより、モニ
タ18において内視鏡画像を観察することができるよう
になっている。
【0013】一方、内視鏡装置3は、可撓性で細長に形
成されて観察部位22に挿入される挿入部23と、この
挿入部23の後端部に連設された操作部24と、この操
作部24の側部より延出したユニバーサルケーブル25
とを有する電子スコープ26を有している。
【0014】前記ユニバーサルケーブル25の後端部に
はコネクタ27が設けられており、このコネクタ27は
電子スコープ26に照明光を供給する光源装置28に接
続されている。このコネクタ27の側部から信号ケーブ
ル29が延出しており、この信号ケーブル29の後端部
に設けられたコネクタ30は画像処理装置31に接続さ
れている。この画像処理装置31は、電子スコープ26
によって得られた画像信号を信号処理して例えばR,
G,B3原色信号等の映像信号を生成してケーブル32
を介してモニタ33に出力している。これにより、モニ
タ33において内視鏡画像を観察することができるよう
になっている。
【0015】これらの画像処理装置16,31からの映
像信号はそれぞれケーブル19,34を介して画像記録
再生制御装置4にも出力される。画像記録再生制御装置
4は複数の入力端子を有しており、ケーブル19,34
を介して入力された映像信号を一時記憶した後にケーブ
ル20を介して画像記録再生装置5に送出すると共に、
ケーブル21を介してモニタ6に出力可能である。画像
記録再生装置5はケーブル20を介して入力された映像
信号を記録すると共に、記録した映像信号をケーブル2
0を介して画像記録再生制御装置4に出力するようにな
っている。画像記録再生制御装置4はケーブル20を介
して入力された映像信号を一時記憶した後にケーブル2
1を介してモニタ6に出力するようになっている。こう
して、モニタ6の画面上で内視鏡装置2,3からの内視
鏡像又は画像記録再生装置5からの再生画像を観察する
ことができるようになっている。
【0016】次に、図3を参照して内視鏡装置2の構成
を具体的に説明する。前記電子スコープ11の挿入部8
の先端部には、光源装置13から供給された照明光を観
察部位7に出射するファイババンドルによって形成され
たライトガイド35の出射端面が設けられている。この
ライトガイド35は、挿入部8、操作部9及びユニバー
サルケーブル10内に挿通されており、コネクタ12を
光源装置13に接続することにより、光源装置13から
の照明光を観察部位7に照射するようになっている。
【0017】前記挿入部8の先端部には対物レンズ36
も設けられており、この対物レンズ36の結像位置には
固体撮像素子37の撮像面が位置するようになってい
る。固体撮像素子37は撮像面に結像した被写体像を光
電変換する。固体撮像素子37は、挿入部8、操作部
9、ユニバーサルケーブル10、コネクタ12、ケーブ
ル14及びコネクタ15に挿通された信号線38を介し
て画像処理装置16に接続されている。この信号線38
によって、固体撮像素子37を駆動するための駆動クロ
ックと光電変換による電気信号とが伝送されるようにな
っている。
【0018】前記光源装置13には光源ランプ39が設
けられており、この光源ランプ39と前記ライトガイド
35の入射端面とを結ぶ光路上には、光源ランプ39側
から光源ランプ39の照明光を平行光とするコリメート
レンズ40と回転フィルタ41と照明光を集光してライ
トガイド35の入射端面に照射する集光レンズ42とが
設けられている。
【0019】前記回転フィルタ41は、円盤状で周方向
に例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の各色光を透過
する色透過フィルタ43R、43G、43Bが設けられ
ている。この各色透過フィルタ43R、43G、43B
を前記コリメートレンズ40によって平行光とされた照
明光が通過するようになっている。この回転フィルタ4
1はモータ44によって回転駆動されて、赤、緑、青の
各色光を時系列的にライトガイド35に供給するように
なっている。
【0020】前記コネクタ15を画像処理装置16に接
続することにより、信号線38は画像処理装置16内に
設けられた画像プロセス部45に接続されるようになっ
ている。この画像プロセス部45は駆動クロックを印加
して固体撮像素子37を駆動すると共に、固体撮像素子
37から送出される電気信号をR,G,B映像信号に変
換して出力するようになっている。また、画像プロセス
部45はR,B映像信号のバランス制御等も行うように
なっている。更に、画像プロセス部45は、後述する制
御部46から与えられる患者データ及びエラーメッセー
ジ等をR,G,B映像信号に重畳するようになってい
る。
【0021】画像プロセス部45の出力は画像メモリ4
7に与えられる。画像メモリ47は制御部46からのレ
リーズ信号によって制御され、入力されるR,G,B映
像信号をそのまま通過させるか、又は一時保持して静止
画として繰返し出力するようになっている。画像メモリ
47の出力は分岐され、一方はモニタ18に与えられ、
他方は画像記録再生制御装置4に与えられる。モニタ1
8は画面上に画像メモリ47からの観察部位7の静止画
像を表示するようになっている。
【0022】前記制御部46は例えばキーボード等のデ
ータ入力部48と通信インターフェイス49とに接続さ
れている。使用者によるデータ入力部48の操作によっ
て、R,G,B映像信号に重畳する患者名及び患者の生
年月日等の患者データ並びに観察部位7を記録すること
を示すレリーズ信号等の制御信号が制御部46に与えら
れる。制御部46は、前述したように、患者データを画
像プロセス部45に与え、レリーズ信号等の制御信号を
画像メモリ47及び通信インターフェイス49に出力す
るようになっている。通信インターフェイス49は例え
ばRS−232C規格によるシリアル伝送のインターフ
ェイス部であり、制御部46に制御されて画像記録再生
制御装置4との間でデータ及び制御信号の入出力を行う
ようになっている。
【0023】なお、これらのデータ及び制御信号並びに
画像メモリ47からのR,G,B映像信号はケーブル1
9を介して画像記録再生制御装置4に送出されようにな
っている。
【0024】次に、図4を参照して内視鏡装置3の構成
を具体的に説明する。前記電子スコープ26の挿入部2
3の先端部には、光源装置28から供給された照明光を
観察部位22に出射するファイババンドルによって形成
されたライトガイド50の出射端面が設けられている。
このライトガイド50は、挿入部23、操作部24及び
ユニバーサルケーブル25内に挿通されており、コネク
タ27を光源装置28に接続することにより、光源装置
28からの照明光を観察部位22に照射するようになっ
ている。
【0025】前記挿入部23の先端部には対物レンズ5
1も設けられており、この対物レンズ51の結像位置に
は固体撮像素子52の撮像面が位置するようになってい
る。固体撮像素子52は撮像面に結像した被写体像を光
電変換する。固体撮像素子52は、挿入部23、操作部
24、ユニバーサルケーブル25、コネクタ27、ケー
ブル29及びコネクタ30に挿通された信号線53を介
して画像処理装置31に接続されている。この信号線5
3によって、固体撮像素子52を駆動するための駆動ク
ロックと光電変換による電気信号とが伝送されるように
なっている。
【0026】前記光源装置28には光源ランプ54が設
けられており、この光源ランプ54と前記ライトガイド
50の入射端面とを結ぶ光路上には、光源ランプ54側
から光源ランプ54の照明光を平行光とするコリメート
レンズ55と回転フィルタ56と照明光を集光してライ
トガイド50の入射端面に照射する集光レンズ57とが
設けられている。
【0027】前記回転フィルタ56は、円盤状で周方向
に例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の各色光を透過
する色透過フィルタ58R、58G、58Bが設けられ
ている。この各色透過フィルタ58R、58G、58B
を前記コリメートレンズ55によって平行光とされた照
明光が通過するようになっている。この回転フィルタ5
6はモータ59によって回転駆動されて、赤、緑、青の
各色光を時系列的にライトガイド50に供給するように
なっている。
【0028】前記コネクタ30を画像処理装置31に接
続することにより、信号線53は画像処理装置31内に
設けられた画像プロセス部60に接続されるようになっ
ている。この画像プロセス部60は駆動クロックを印加
して固体撮像素子52を駆動すると共に、固体撮像素子
52から送出される電気信号をR,G,B映像信号に変
換して出力するようになっている。また、画像プロセス
部60はR,B映像信号のバランス制御等も行うように
なっている。更に、画像プロセス部60は、後述する制
御部61から与えられる患者データ及びエラーメッセー
ジ等をR,G,B映像信号に重畳するようになってい
る。
【0029】画像プロセス部60の出力は画像メモリ6
2に与えられる。画像メモリ62は制御部61からのレ
リーズ信号によって制御され、入力されるR,G,B映
像信号をそのまま通過させるか、又は一時保持して静止
画として繰返し出力するようになっている。画像メモリ
62の出力は分岐され、一方はモニタ33に与えられ、
他方は前記画像記録再生制御装置4に与えられる。モニ
タ33は画面上に画像メモリ62からの観察部位22の
静止画像を表示するようになっている。
【0030】前記制御部61は例えばキーボード等のデ
ータ入力部63と通信インターフェイス64とに接続さ
れている。使用者によるデータ入力部63の操作によっ
て、R,G,B映像信号に重畳する患者名及び患者の生
年月日等の患者データ並びに観察部位22を記録するこ
とを示すレリーズ信号等の制御信号が制御部61に与え
られる。制御部61は、前述したように、患者データを
画像プロセス部60に与え、レリーズ信号等の制御信号
を画像メモリ62及び通信インターフェイス64に出力
するようになっている。通信インターフェイス64は例
えばRS−232C規格によるシリアル伝送のインター
フェイス部であり、制御部61に制御されて画像記録再
生制御装置4との間でデータ及び制御信号の入出力を行
うようになっている。
【0031】なお、これらのデータ及び制御信号並びに
画像メモリ62からのR,G,B映像信号はケーブル3
4を介して画像記録再生制御装置4に送出されようにな
っている。
【0032】次に、図1を参照して図2中の画像記録再
生制御装置4の具体的な構成を説明する。マルチプレク
サ65には、画像処理装置16,31で作成されたR映
像信号がケーブル19,34をそれぞれ介して入力され
ると共に、画像記録再生装置5からケーブル20を介し
てR映像信号が入力される。また、マルチプレクサ73
には、画像処理装置16,31で作成されたG映像信号
がケーブル19,34をそれぞれ介して入力されると共
に、画像記録再生装置5からケーブル20を介してG映
像信号が入力される。同様に、マルチプレクサ81に
は、画像処理装置16,31で作成されたB映像信号が
ケーブル19,34をそれぞれ介して入力されると共
に、画像記録再生装置5からケーブル20を介してB映
像信号が入力される。
【0033】マルチプレクサ65,73,81は入力信
号切換え制御部91に制御されて、ケーブル19,3
4,20のいずれか1つを選択し、それぞれ、選択した
ケーブルを介して入力された映像信号をA/Dコンバー
タ66,74,82に与えるようになっている。
【0034】A/Dコンバータ66は入力されたR映像
信号をディジタル信号に変換して、画像メモリ67ない
し69に出力する。A/Dコンバータ74は入力された
G映像信号をディジタル信号に変換して、画像メモリ7
5ないし77に出力する。同様に、A/Dコンバータ8
2は入力されたB映像信号をディジタル信号に変換し
て、画像メモリ83ないし85に出力する。
【0035】画像メモリ67ないし69,75ないし7
7,83ないし85は画像メモリコントローラ92によ
って書込み及び読出しが制御されている。即ち、画像メ
モリコントローラ92は、CPU89に制御されて、画
像メモリ67ないし69、画像メモリ75ないし77及
び画像メモリ83ないし85の各組から1つずつを選択
して、それぞれ、A/Dコンバータ66,74,82の
出力を記憶させる。
【0036】画像メモリ67,68、画像メモリ75,
76及び画像メモリ83,84から読出された映像信号
は、それぞれD/Aコンバータ70,78,86に与え
られるようになっている。また、画像メモリ69,7
7,85から読出された映像信号はD/Aコンバータ7
1,79,87に与えられるようになっている。D/A
コンバータ70,71,78,79,86,87は入力
されたディジタル映像信号をアナログ信号に変換して出
力する。D/Aコンバータ70,78,86の出力はケ
ーブル20を介して画像記録再生装置5に与えられ、D
/Aコンバータ71,79,87の出力はそれぞれデマ
ルチプレクサ72,80,88に与えられるようになっ
ている。
【0037】デマルチプレクサ72,80,88は出力
信号切換え制御部93によって制御されて、入力された
アナログ信号をケーブル20を介して画像記録再生装置
5に出力するか、または、ケーブル21を介してモニタ
6に出力するようになっている。
【0038】入力信号切換え制御部91、画像メモリコ
ントローラ92及び出力信号切換え制御部93はCPU
89によって制御されている。すなわち、CPU89は
バスライン90を介して制御信号を送出することによ
り、マルチプレクサ65,73,81の入力を切換え、
画像メモリ67ないし69,75ないし77,83ない
し85を選択して書込み及び読出しを制御し、更にデマ
ルチプレクサ72,80,88の出力先を決定するよう
になっている。
【0039】第1シリアルポート94はケーブル19を
介して内視鏡装置2の通信インターフェイス49との間
でデータ及び制御信号の入出力を行う。また、第2シリ
アルポート95はケーブル34を介して内視鏡装置3の
通信インターフェイス64との間でデータ及び制御信号
の入出力を行う。同様に、第3シリアルポート100は
ケーブル20を介して画像記録再生装置5との間でデー
タ及び制御信号の入出力を行うようになっている。
【0040】これらの第1ないし第3シリアルポート9
4,95,100はバスライン90を介してCPU89
に接続されており、データ及び制御信号の入出力が制御
されている。
【0041】なお、CPU89は、内視鏡装置2,3か
らの内視鏡画像を画像記録再生装置5に記録させる場合
には、検査中にレリーズした画像毎に付与した連続ナン
バーである記録画像のナンバー及び記録番地等の検索情
報を作成するようになっている。
【0042】また、CPU89はバスライン90を介し
てメモリ部97に接続されている。CPU89はメモリ
部97に対して制御信号を出力して、検索情報等のデー
タを一時記憶させる。検索情報入力部96は使用者の操
作によって検索情報を入力することができ、入力された
データ及び制御信号をCPU89に与えるようになって
いる。
【0043】CPU89はバスライン90を介してハー
ドディスクコントローラ98にも接続されている。ハー
ドディスクコントローラ98は、ハードディスク99に
接続されており、CPU89に制御されて、ハードディ
スク99に制御信号及び患者データ等のデータを記憶さ
せると共に、記憶させたデータを読出すようになってい
る。
【0044】次に、このように構成された画像ファイル
装置の動作について説明する。内視鏡装置2,3及び画
像記録再生装置5からの各R,G,B映像信号はそれぞ
れマルチプレクサ65,73,81に与えられる。内視
鏡装置2,3からのレリーズ信号が第1若しくは第2シ
リアルポート94,95を介してCPU89に入力され
るか又は検索情報入力部96からの検索情報がCPU8
9に入力されると、CPU89は入力信号切換え制御部
91を制御して、内視鏡装置2,3及び画像記録再生装
置5からのR,G,B映像信号を選択的に取込む。ま
た、CPU89は第1又は第2シリアルポート94,9
5からのレリーズ信号等の制御信号及び患者データ等を
メモリ部97に一時保持させた後、ハードディスクコン
トローラ98を介してハードディスク99に転送して記
録させる。また、CPU89は検索情報が入力される
と、ハードディスク99に格納されている記録番地等を
読出して第3シリアルポート100を介して画像記録再
生装置5に制御信号を送出して画像の再生を指示する。
【0045】いま、例えば、使用者が内視鏡装置2,3
使用中に、内視鏡装置2,3,2の順で内視鏡画像を記
録しようとするものとする。すなわち、使用者は、先
ず、内視鏡装置2の画像処理装置16のデータ入力部4
8を操作してレリーズ信号を入力する。このレリーズ信
号の入力によって、制御部46は、画像メモリ47に対
して新たな画像データの書込みを禁止することにより、
画像メモリ47から静止画像の画像データをケーブル1
9を介して画像記録再生制御装置4に繰返し出力させ
る。
【0046】更に、制御部46はレリーズ信号を通信イ
ンターフェイス49及びケーブル19を介して画像記録
再生制御装置4に送出する。このレリーズ信号は第1シ
リアルポート94及びバスライン90を介してCPU8
9に与えられる。
【0047】CPU89はレリーズ信号を検知すると、
入力信号切換え制御部91を制御して、マルチプレクサ
65,73,81にそれぞれ画像処理装置16から出力
されたR,G,B映像信号を選択的に入力させる。
【0048】マルチプレクサ65,73,81からの
R,G,B映像信号は、それぞれ、A/Dコンバータ6
6,74,82によってディジタル信号に変換された
後、画像メモリ67ないし69,画像メモリ75ないし
77,画像メモリ83ないし85に出力される。CPU
89は、画像記録再生装置5においてまだ記録されてい
ない画像データが画像メモリ67ないし69,75ない
し77,83ないし85に格納されている場合には、こ
れらの画像メモリに対して画像データの書込みを禁止す
るようになっており、画像メモリ67,75,83,画
像メモリ68,76,84,画像メモリ69,77,8
5の順に書込み禁止となっているか否かをチェックす
る。いま、いずれの画像メモリも書込みが禁止されてい
ないものとすると、CPU89は画像メモリコントロー
ラ92を制御してA/Dコンバータ66,74,82の
出力をそれぞれ1フレームだけ画像メモリ67,75,
83に書込ませる。次いで、CPU89はこれらの画像
メモリ67,75,83に対して書込みを一時禁止させ
る。
【0049】次に、使用者は内視鏡装置3によって観察
した内視鏡画像を記録させるものとする。この場合に
は、使用者は内視鏡装置3の画像処理装置31のデータ
入力部63によってレリーズ信号を入力する。そうする
と、画像メモリ62からは静止画像が、通信インターフ
ェイス64からはレリーズ信号がケーブル34を介して
送出される。CPU89は内視鏡装置3からのレリーズ
信号を検出すると、入力信号切換え制御部91を制御し
てマルチプレクサ65,73,81にそれぞれ内視鏡装
置3からのR,G,B映像信号を選択的に入力させる。
【0050】マルチプレクサ65,73,81からの
R,G,B映像信号はそれぞれA/Dコンバータ66,
74,82によってディジタル信号に変換された後、画
像メモリ67ないし69,75ないし77,83ないし
85に出力される。前述したように、CPU89は画像
メモリ67,75,83,画像メモリ68,76,8
4,画像メモリ69,77,85の順に書込み禁止とな
っているか否かをチェックする。この場合には、画像メ
モリ67,75,83が書込み禁止となっているので、
CPU89は画像メモリコントローラ92を制御してA
/Dコンバータ66,74,82からのR,G,B映像
信号を1フレームだけ画像メモリ68,76,84に書
込ませる。次いで、CPU89はこれらの画像メモリ6
8,76,84に対して書込みを一時禁止させる。
【0051】次に、使用者が再度内視鏡装置2で観察し
ている内視鏡画像を記録しようとするものとする。この
場合には、使用者がレリーズ信号を入力することによっ
て、内視鏡装置2からの静止画像のR,G,B映像信号
がそれぞれマルチプレクサ65,73,81を介して画
像記録再生制御装置4に取込まれる。更に、このR,
G,B映像信号はA/Dコンバータ66,74,82に
よって、ディジタル信号に変換されて画像メモリ67な
いし69,75ないし77,83ないし85に与えられ
る。
【0052】この場合には、画像メモリ67,68,7
5,76,83,84は書込み禁止となっており、CP
U89はA/Dコンバータ66,74,82からのR,
G,B映像信号の1フレームをそれぞれ画像メモリ6
9,77,85に記憶させる。次いで、この画像メモリ
69,77,85に対して書込みを一時禁止させる。
【0053】CPU89は、画像メモリにデータが書込
まれると、所定のタイミングで画像メモリ69,77,
85,画像メモリ67,75,83,画像メモリ68,
76,84の順に書込み禁止となっているか否かを判断
し、書込み禁止となっている画像メモリに対して読出し
を指示する。この場合には、全ての画像メモリ67ない
し69,75ないし77,83ないし85が書込み禁止
状態となっており、CPU89は先ず出力信号切換え制
御部93を制御して、デマルチプレクサ72,80,8
8に画像記録再生装置5への出力を指示する。次いで、
CPU89は画像メモリコントローラ92を制御して、
画像メモリ69,77,85に記録した画像データを繰
返し出力させる。
【0054】これらの画像データはD/Aコンバータ7
1,79,87によってアナログ信号に変換され、それ
ぞれデマルチプレクサ72,80,88及びケーブル2
0を介して画像記録再生装置5に出力される。一方、C
PU89は第3シリアルポート100を介して画像記録
再生装置5に制御信号を送出しており、画像記録再生装
置5は制御信号に基づいてデマルチプレクサ72,8
0,88からのR,G,B映像信号を記録する。
【0055】CPU89は、画像記録再生装置5による
記録が終了すると、画像メモリ69,77,85に対す
る書込み禁止を解除する。また、CPU89は、同一検
査中における記録画像のナンバー及び画像記録再生装置
5へ記録した際の記録番地等の画像検索データを患者デ
ータと共に検索情報としてメモリ部97に一時保持させ
る。
【0056】更に、CPU89は、画像メモリ69,7
7,85,画像メモリ67,75,83,画像メモリ6
8,76,84の順に書込み禁止となっているか否かを
判断する。画像メモリ69,77,85の書込み禁止は
解除されており、CPU89は画像メモリコントローラ
92を制御して、画像メモリ67,75,83に記録さ
れた画像データを繰返し出力させる。これらの画像デー
タはそれぞれD/Aコンバータ70,78,86によっ
てアナログ信号に変換され、ケーブル20を介して画像
記録再生装置5に出力される。また、CPU89は第3
シリアルポート100を介して画像記録再生装置5に制
御信号を与えて、D/Aコンバータ70,78,86か
らのR,G,B映像信号を記録させる。次いで、CPU
89は画像メモリ67,75,83からの出力を停止さ
せて書込み禁止を解除する。なお、CPU89は同一検
査中における記録画像のナンバー及び画像記録再生装置
5へ記録した際の記録番地等の画像検索データを患者デ
ータと共に検索情報としてメモリ部97に一時保持させ
る。
【0057】更に、CPU89は、画像メモリ69,7
7,85、画像メモリ67,75,83、画像メモリ6
8,76,84の順に書込み禁止か否かをチェックす
る。画像メモリ68,76,84のみが書込み禁止とな
っており、CPU89は画像メモリコントローラ92を
制御して画像メモリ68,76,84から画像データを
読出させる。これらの画像データはD/Aコンバータ7
0,78,86によってアナログ信号に変換され、ケー
ブル20を介して画像記録再生装置5に出力される。C
PU89は画像記録再生装置5にD/Aコンバータ7
0,78,86からのR,G,B信号を記録させた後、
画像メモリ68,76,84からの出力を停止させて書
込み禁止を解除する。また、CPU89は同一検査中に
おける記録画像のナンバー及び画像記録再生装置5へ記
録した際の記録番地等の画像検索データを患者データと
共に検索情報としてメモリ部97に一時保持させる。
【0058】ここで、使用者がデータ入力部48を操作
して、内視鏡装置2の使用を終了することを示す検査終
了信号を入力するものとする。そうすると、CPU89
は、画像メモリ67ないし69,75ないし77,83
ないし85に保持されている画像データのうち内視鏡装
置2からの画像データが画像記録再生装置5において既
に記録されているか否かを確認する。記録が終了してい
ない画像データについては、画像メモリコントローラ9
2によって読出して画像記録再生装置5に与えて記録さ
せる。内視鏡装置2からの全画像データが画像記録再生
装置5によって記録されると、CUP89は、メモリ部
97に保持されている同一検査に関する検索情報をハー
ドディスクコントローラ98を介してハードディスク9
9に記録させる。
【0059】同様に、使用者が内視鏡装置3による検査
を終了することを示す検査終了信号を入力すると、CP
U89は内視鏡装置3からの全画像データが画像記録再
生装置5によって記録されたことを確認した後に、メモ
リ部97に保持されていた同一検査に関する検索情報を
ハードディスクコントローラ98を介してハードディス
ク99に記録させる。
【0060】次に、使用者が内視鏡装置2,3使用中
に、内視鏡装置2,3の順で内視鏡画像を記録し、更
に、既に画像記録再生装置5に記録されている画像を検
索してモニタ6の表示画面上に表示させるものとする。
【0061】すなわち、使用者は内視鏡装置2のデータ
入力部48によって、レリーズ信号を入力する。これに
より、画像メモリ47からは内視鏡画像の静止画の画像
データが繰返し出力される。また、通信インターフェイ
ス49を介してレリーズ信号も出力され、内視鏡装置2
からのR,G,B映像信号は画像記録再生制御装置4に
取込まれる。これらのR,G,B映像信号はA/Dコン
バータ66,74,82によってディジタル信号に変換
される。この場合には、例えば、ディジタルR,G,B
映像信号は画像メモリ67,75,83に記憶される。
次いで、CPU89は画像メモリ67,75,83を一
時書込み禁止とする。
【0062】次に、内視鏡装置3のデータ入力部63に
よって、レリーズ信号が入力されると、CPU89は、
内視鏡装置3からのR,G,B信号を選択的に取込ませ
ると共に、これらのR,G,B信号をディジタルに変換
させた後、例えば書込み禁止となっていない画像メモリ
68,76,84に記憶させる。次いで、CPU89は
画像メモリ68,76,84を一時書込み禁止とする。
【0063】次に、内視鏡装置2,3の使用中におい
て、既に画像記録再生装置5に記録されている画像をモ
ニタ6に表示させるものとする。この場合には、使用者
は検索情報入力部96によって検索情報を入力する。そ
うすると、CPU89はハードディスクコントローラ9
8を制御して、ハードディスク99に記録されている検
索情報のうち該当する患者データを検索し、更に記録画
像毎に付与されたナンバーによって画像記録再生装置5
へ記録した際の記録番地を得る。なお、CPU89は、
ハードディスク99内に該当する画像の検索情報が格納
されていない場合には、メモリ部97を検索する。メモ
リ部97に該当する患者データが格納されている場合に
は、このメモリ部97から記録画像のナンバーに基づく
記録番地を得る。画像の検索が終了すると、CPU89
は記録画像の記録番地を第3シリアルポート100及び
ケーブル20を介して画像記録再生装置5に送出し、検
索情報に基づく画像を再生させる。
【0064】一方、CPU89は入力信号切換え制御部
91を制御して、画像記録再生装置5からのR,G,B
映像信号をマルチプレクサ65,73,81を介して取
込ませる。これらのR,G,B映像信号はA/Dコンバ
ータ66,74,82によってディジタル信号に変換さ
れて画像メモリに与えられる。この場合には、CPU8
9は画像メモリ69,77,85が書込み禁止となって
いるか否かを判断する。画像メモリ69,77,85は
書込み禁止ではないので、CPU89は画像記録再生装
置5からの画像データを画像メモリ69,77,85に
記憶させる。次いで、CPU89はこれらの画像メモリ
69,77,85を一時書込み禁止とする。
【0065】画像メモリに画像データが書込まれると、
CPU89は、画像メモリ69,77,85,画像メモ
リ67,75,83,画像メモリ68,76,84の順
に書込み禁止となっているか否かをチェックする。この
時点では、全画像メモリが書込み禁止となっており、C
PU89は画像メモリ69,77,85に格納されてい
るデータを読出してD/Aコンバータ71,79,87
に与える。D/Aコンバータ71,79,87は、入力
されたデータをアナログ信号に変換してデマルチプレク
サ72,80,88に出力する。画像検索時には、CP
U89は出力信号切換え制御部93を制御して、デマル
チプレクサ72,80,88の出力先としてモニタ6を
指定しており、再生画像のR,G,B映像信号はケーブ
ル21を介してモニタ6に与えられる。こうして、モニ
タ6の表示画面上に使用者が入力した検索情報に基づく
画像が表示される。
【0066】なお、CPU89は、検索情報入力部96
によって、再生画像の出力停止を知らせる停止信号が入
力されるまで、画像メモリ69,75,85に格納して
いる画像データを繰返し出力させる。
【0067】次いで、CPU89は、画像メモリ67,
75,83,画像メモリ68,76,84の順に書込み
禁止となっているか否かをチェックする。この場合に
は、画像メモリ67,75,83は書込み禁止となって
いるので、CPU89は画像メモリコントローラ92を
制御して、画像メモリ67,75,83に記録されてい
る画像データを繰返し出力させる。これらの画像データ
はD/Aコンバータ70,78,86によってアナログ
信号に変換され、ケーブル20を介して画像記録再生装
置5に出力される。また、CPU89は画像記録再生装
置5に制御信号を送出して、D/Aコンバータ70,7
8,86からのR,G,B映像信号、すなわち、内視鏡
装置2からの内視鏡画像を記録させる。記録が終了する
と、画像メモリ67,75,83からの出力を停止さ
せ、書込み禁止を解除する。CPU89は、同一検査中
における記録画像のナンバー及び画像記録再生装置5へ
記録した際の記録番地等の画像検索データを患者データ
と共に検索情報としてメモリ部97に一時保持させる。
【0068】同様に、CPU89は、書込み禁止となっ
ている画像メモリ68,76,84からの画像データを
読出して出力する。D/Aコンバータ70,78,86
は読出された映像信号をアナログ信号に変換して、ケー
ブル20を介して画像記録再生装置5に与える。CPU
89は制御信号を画像記録再生装置5に与えて、内視鏡
装置3からの画像を記録させる。記録が終了すると、C
PU89は画像メモリ68,76,84からの出力を停
止させ、書込み禁止を解除する。また、CPU89は、
同一検査中における記録画像のナンバー及び画像記録再
生装置5へ記録した際の記録番地等の画像検索データを
患者データと共に検索情報としてメモリ部97に一時保
持させる。
【0069】ここで、使用者がデータ入力部48を操作
して、内視鏡装置2の使用を終了することを示す検査終
了信号を入力すると、CPU89は、内視鏡装置2から
の画像が全て画像記録再生装置5によって記録されたこ
とを確認した後に、メモリ部97に保持されている同一
検査に関する検索情報をハードディスクコントローラ9
8を介してハードディスク99に記録させる。
【0070】同様に、使用者が内視鏡装置3による検査
を終了することを示す検査終了信号を入力すると、CP
U89は内視鏡装置3からの全画像データが画像記録再
生装置5によって記録されたことを確認した後に、メモ
リ部97に保持されていた同一検査に関する検索情報を
ハードディスクコントローラ98を介してハードディス
ク99に記録させる。
【0071】このように、本実施例においては、画像メ
モリ67ないし69,75ないし77,83ないし85
に内視鏡装置2,3又は画像記録再生装置5からのR,
G,B映像信号を一時記憶させている。内視鏡装置2,
3使用時においても、画像記録再生装置5からの再生画
像データを記憶させることができる。読出し時には、デ
マルチプレクサ72,80,88によって、出力先を画
像記録再生装置5とモニタ6とで切換えることにより、
内視鏡装置2,3からの内視鏡画像を画像記録再生装置
5に与えて記録させることもでき、また、画像記録再生
装置5からの再生画像をモニタ6に与えて表示させるこ
ともできる。すなわち、内視鏡画像の記録と既に記録し
てある画像の検索とを同時に行うことができる。
【0072】図5及び図6は本発明の第2実施例に係
り、図5は第2実施例の画像ファイル装置と画像信号を
供給する内視鏡装置との全体の構成を示す説明図、図6
は図5中の画像記録再生制御装置の具体的な構成を示す
ブロック図である。図5及び図6においてそれぞれ図2
及び図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を
省略する。
【0073】図5において、画像ファイル装置101
は、画像信号を供給する内視鏡装置2,3に接続された
画像記録再生制御装置104と画像記録再生装置5と外
部記録装置106とモニタ6とによって構成されてい
る。
【0074】破線にて囲った内視鏡装置2,3の構成は
それぞれ図3及び図4と同一であり、内視鏡装置2,3
からのR,G,B映像信号はそれぞれケーブル19,3
4を介して画像記録再生制御装置104に転送されるよ
うになっている。
【0075】画像記録再生制御装置104は複数の入力
端子を有しており、ケーブル19,34を介して入力さ
れた映像信号を一時記憶した後にケーブル20を介して
画像記録再生装置5に送出すると共に、ケーブル21を
介してモニタ6に出力可能である。画像記録再生装置5
はケーブル20を介して入力された映像信号を記録する
と共に、記録した映像信号をケーブル20を介して画像
記録再生制御装置104に出力するようになっている。
画像記録再生制御装置104はケーブル20を介して入
力された再生映像信号を一時記憶した後にケーブル21
を介してモニタ6に出力すると共に、ケーブル111を
介して外部記録装置106に出力することができるよう
になっている。また、外部記録装置106に記録された
データは必要に応じて再生され、ケーブル111を介し
て画像記録再生制御装置104に送出され、更にケーブ
ル21を介してモニタ6に送出される。こうして、モニ
タ6の画面上で内視鏡装置2,3からの内視鏡画像、画
像記録再生装置5からの再生画像又は外部記録装置10
6からの再生画像を観察することができるようになって
いる。
【0076】次に、図6を参照して図5中の画像記録再
生制御装置104の具体的な構成を説明する。マルチプ
レクサ113には、画像処理装置16,31で作成され
たR映像信号がケーブル19,34を介して入力され
る。また、マルチプレクサ118には、画像処理装置1
6,31で作成されたG映像信号がケーブル19,34
を介して入力される。同様に、マルチプレクサ123に
は、画像処理装置16,31で作成されたB映像信号が
ケーブル19,34を介して入力される。
【0077】マルチプレクサ113,118,123は
入力信号切換え制御部142に制御されて、ケーブル1
9,34のいずれか1つを選択し、それぞれ、選択した
ケーブルを介して入力された映像信号をA/Dコンバー
タ114,119,124に与えるようになっている。
A/Dコンバータ114は入力されたR映像信号をディ
ジタル信号に変換して、画像メモリ115,116に出
力する。A/Dコンバータ119は入力されたG映像信
号をディジタル信号に変換して、画像メモリ120,1
21に出力する。同様に、A/Dコンバータ124は入
力されたB映像信号をディジタル信号に変換して、画像
メモリ125,126に出力する。
【0078】一方、A/Dコンバータ128,132,
136にはそれぞれ画像記録再生装置5から再生された
R,G,B映像信号が与えられる。A/Dコンバータ1
28,132,136は入力された信号をディジタル信
号に変換し、それぞれ接続切換え回路129,133,
137を介して画像メモリ130,134,138に与
えるようになっている。接続切換え回路129,13
3,137はケーブル111を介して外部記録装置10
6にも接続されており、接続切換え制御部143に制御
されて、A/Dコンバータ128,132,136の出
力をケーブル111を介して外部記録装置106に与え
ることもできる。また、外部記録装置106からのR,
G,Bの再生データを画像メモリ130,134,13
8に与えることもできるようになっている。
【0079】画像メモリ115,116,120,12
1,125,126,130,134,138は、画像
メモリコントローラ144によって書込み及び読出しが
制御されている。すなわち、画像メモリコントローラ1
44は、CPU140に制御されて、画像メモリ11
5,116、画像メモリ120,121及び画像メモリ
125,126については、いずれか一方の画像メモリ
を選択して、それぞれ、A/Dコンバータ114,11
9,124の出力を記憶させる。
【0080】画像メモリ115,116、画像メモリ1
20,121、画像メモリ125,126、画像メモリ
130、画像メモリ134及び画像メモリ138から読
出された映像信号は、それぞれD/Aコンバータ11
7,122,127,131,135,139に与えら
れるようになっている。これらのD/Aコンバータ11
7,122,127,131,135,139は入力さ
れたディジタル映像信号をアナログ信号に変換して出力
する。D/Aコンバータ117,122,127の出力
はケーブル20を介して画像記録再生装置5に与えら
れ、D/Aコンバータ131,135,139の出力は
ケーブル21を介してモニタ6に与えられるようになっ
ている。
【0081】入力信号切換え制御部142、接続切換え
制御部143及び画像メモリコントローラ144はCP
U140によって制御されている。即ち、CPU140
はバスライン141を介して制御信号を送出することに
より、マルチプレクサ113,118,123の入力を
切換え、画像メモリ115,116,120,121,
125,126,130,134,138を選択して書
込み及び読出しを制御する。更に、CPU140はA/
Dコンバータ128,132,136の出力先を画像メ
モリ130,134,138と外部記録装置106との
間で切換えると共に、画像メモリ130,134,13
8への入力をA/Dコンバータ128,132,136
と外部記録装置106との間で切換えるようになってい
る。
【0082】第1シリアルポート145はケーブル19
を介して内視鏡装置2の通信インターフェイス49との
間でデータ及び制御信号の入出力を行う。また、第2シ
リアルポート146はケーブル34を介して内視鏡装置
3の通信インターフェイス64との間でデータ及び制御
信号の入出力を行う。同様に、第3シリアルポート15
1はケーブル20を介して画像記録再生装置5との間で
データ及び制御信号の入出力を行う。更に、第4シリア
ルポート152はケーブル111を介して外部記録装置
106との間でデータ及び制御信号の入出力を行うよう
になっている。これらの第1ないし第4シリアルポート
145,146,151,152はバスライン141を
介してCPU140に接続されており、データ及び制御
信号の入出力が制御されている。
【0083】なお、CPU140は、内視鏡装置2,3
からの内視鏡画像を画像記録再生装置5に記録させる場
合には、記録画像のナンバー及び記録番地等の検索情報
を作成するようになっている。また、CPU140は、
バスライン141を介してメモリ部97に接続されてお
り、メモリ部97に対して制御信号を出力して、検索情
報等のデータを一時記憶させる。検索情報入力部96は
使用者の操作によって検索情報を入力することができ、
入力されたデータ及び制御信号をCPU140に与える
ようになっている。
【0084】CPU140はバスライン141を介して
ハードディスクコントローラ98にも接続されている。
ハードディスクコントローラ98は、ハードディスク9
9に接続されており、CPU89に制御されて、ハード
ディスク99に制御信号及び患者データ等のデータを記
憶させると共に、記憶させたデータを読出すようになっ
ている。
【0085】次に、このように構成された画像ファイル
装置の動作について説明する。内視鏡装置2,3からの
R,G,B映像信号はそれぞれ画像記録再生制御装置1
04のマルチプレクサ113,118,123に与えら
れる。CPU140はレリーズ信号を出力した内視鏡装
置からのR,G,B映像信号を選択的に取込んでA/D
コンバータ114,119,124に与える。一方、画
像記録再生装置5からのR,G,B映像信号はそれぞれ
A/Dコンバータ128,132,136に与えられ
る。すなわち、内視鏡画像のレリーズと同時に、画像記
録再生装置5からの再生画像の表示及び外部記録装置1
06による記録を指示することができる。CPU140
は、接続切換え回路129,133,137を制御する
ことにより、画像記録再生装置5からの再生画像をモニ
タ6に表示させるか又は外部記録装置106に記録させ
るかを切換える。また、接続切換え回路129,13
3,137によって、画像記録再生装置5と外部記録装
置106との間で、モニタ6に表示する画像が切換られ
る。
【0086】ここで、使用者が内視鏡装置2,3使用中
に、内視鏡装置2,3の順で内視鏡画像を記録し、更
に、既に画像記録再生装置5に記録されている画像を検
索するものとする。
【0087】使用者が内視鏡装置2からレリーズ信号を
入力すると、CPU140は第1シリアルポート145
を介して入力されるレリーズ信号を検知し、入力信号切
換え制御部142を制御してマルチプレクサ113,1
18,123に内視鏡装置2からのR,G,B映像信号
を取込ませる。マルチプレクサ113,118,123
からのR,G,B映像信号は、それぞれ、A/Dコンバ
ータ114,119,124によってディジタル信号に
変換された後、画像メモリ115,116、画像メモリ
120,121及び画像メモリ125,126に出力さ
れる。
【0088】CPU140が画像メモリ115,12
0,125と画像メモリ116,121,126との各
組毎に書込み禁止となっているか否かをチェックするこ
とは第1実施例と同様である。この時点で書込みは禁止
されていないものとすると、CPU140は画像メモリ
コントローラ144を制御して、A/Dコンバータ11
4,119,124の出力を1フレームだけ画像メモリ
115,120,125に書込ませる。次いで、CPU
140は画像メモリ115,120,125に対して書
込み禁止を指示する。
【0089】次いで、使用者が内視鏡装置3からレリー
ズ信号を入力すると、CPU140は第2シリアルポー
ト146を介して入力されるレリーズ信号を検知し、マ
ルチプレクサ113,118,123にそれぞれ内視鏡
装置3からのR,G,B映像信号を取込ませる。マルチ
プレクサ113,118,123の出力はA/Dコンバ
ータ114,119,124によってディジタル信号に
変換される。この場合には、画像メモリ115,12
0,125が書込み禁止となっているので、CPU14
0は画像メモリコントローラ144を制御して、内視鏡
装置3からの画像を1フレームだけ画像メモリ116,
121,126に書込ませる。次いで、CPU140は
これらの画像メモリ116,121,126に対して書
込み禁止を指示する。
【0090】CPU140は、所定タイミングで画像メ
モリ115,120,125,画像メモリ116,12
1,126の順に書込み禁止となっているか否かをチェ
ックする。書込み禁止となっている画像メモリに対して
は、画像メモリコントローラ144を制御して書込まれ
たデータを出力させる。いま、これらの画像メモリ11
5,116,120,121,125,126は書込み
禁止状態となっており、CPU140は先ず画像メモリ
115,120,125に記録されている画像データを
繰返し出力させる。これらの画像データはそれぞれD/
Aコンバータ117,122,127に与えられてアナ
ログ信号に変換され、ケーブル20を介して画像記録再
生装置5に与えられる。一方、CPU140は第3シリ
アルポート151及びケーブル20を介して制御信号を
画像記録再生装置5に送出しており、画像記録再生装置
5はこの制御信号に基づいて、D/Aコンバータ11
7,122,127からのR,G,B映像信号を記録す
る。記録が終了すると、CPU140は、画像メモリ1
15,120,125からの出力を停止させ、書込み禁
止を解除する。また、CPU140は同一検査中におけ
る記録画像のナンバー及び画像記録再生装置5へ記録し
た際の記録番地等の画像検索データを患者データと共に
検索情報としてメモリ部97に一時保持させる。
【0091】次いで、CPU140は、書込み禁止とな
っている画像メモリ116,121,126に記録され
た画像データを繰返し出力させる。これらの画像データ
はD/Aコンバータ117,122,127によってア
ナログ信号に変換されて、ケーブル20を介して画像記
録再生装置5に与えられる。また、この場合にも、CP
U140は制御信号を画像記録再生装置5に送出して内
視鏡装置3による内視鏡画像を記録させ、メモリ部97
に検索情報を記録する。
【0092】ここで、使用者が検索情報入力部96によ
って、例えば患者ID及び検査日等の検索情報を入力す
るものとする。そうすると、CPU140はハードディ
スクコントローラ98を介してハードディスク99に記
録されている検索情報のうち該当する患者ID及び検査
日を検索し、記録画像のナンバーから画像記録再生装置
5へ記録した際の記録番地を照合する。なお、ハードデ
ィスク99内に、該当する画像の検索情報が格納されて
いない場合には、メモリ部97を検索することは第1実
施例と同様である。次いで、CPU140は記録画像の
記録番地を第3シリアルポート151及びケーブル20
を介して画像記録再生装置5に送出して、画像記録再生
装置5に記録画像を再生させる。
【0093】一方、CPU140は接続切換え制御部1
43を制御して、例えば、接続切換え回路129,13
3,137に、それぞれA/Dコンバータ128,13
2,136と外部記録装置106との接続を指示する。
画像記録再生装置5からのR,G,B映像信号はそれぞ
れA/Dコンバータ128,132,136によってデ
ィジタル信号に変換された後、接続切換え回路129,
133,137を介してケーブル111を経て外部記録
装置106に与えられる。CPU140は第4シリアル
ポート152及びケーブル111を介して制御信号を外
部記録装置106に送出して、画像記録再生装置5から
の再生画像を順次記録させる。以後、同様の動作を繰り
返して、使用者が指定した患者ID及び検査日を満足す
る全ての画像を外部記録装置106に記録する。なお、
使用者が入力した検索情報及び外部記録装置106への
記録先を示す情報はメモリ部97に一時保持される。
【0094】ここで、使用者は先に入力した患者ID及
び検査日に加えて、特定の画像を指定する情報、例えば
検査中にレリーズした画像順に付与した画像ナンバー等
を入力するものとする。そうすると、CPU140は第
4シリアルポート152及びケーブル111を介して制
御信号を外部記録装置106に送出して、該当する画像
のディジタル信号を再生させる。この再生R,G,B映
像信号はそれぞれケーブル111及び接続切換え回路1
29,133,137を介して画像メモリ130,13
4,138に入力される。CPU140は画像メモリコ
ントローラ144を制御して、外部記録装置106から
の映像信号を記憶させる。次いで、CPU140は画像
メモリ130,134,138に記録された画像データ
を繰り返し読出させる。これらの画像データはそれぞれ
D/Aコンバータ131,135,139によってアナ
ログ信号に変換された後ケーブル21を介してモニタ6
に与えられる。こうして、使用者は外部記録装置106
に記録した画像をモニタ6の表示画面上で観察すること
ができる。
【0095】更に、使用者が先に入力した検索情報とは
異なる検索情報(患者ID、検査日及び画像ナンバー
等)を入力するものとする。CPU140はハードディ
スクコントローラ98を介してハードディスク99に記
録されている検索情報のうち該当する患者ID、検査日
及び画像ナンバーを検索し、画像記録再生装置5へ記録
した際の記録番地を照合する。次いで、CPU140は
記録画像の記録番地を第3シリアルポート151及びケ
ーブル20を介して画像記録再生装置5に送出して画像
を再生させる。再生画像はA/Dコンバータ128,1
32,136に与えられてディジタル信号に変換され
る。
【0096】この場合には、CPU140は例えばモニ
タ6による再生画像の表示を指示する。即ち、CPU1
40は、接続切換え制御部143を制御して、接続切換
え回路129,133,137により、A/Dコンバー
タ128,132,136からのディジタルのR,G,
B映像信号をそれぞれ画像メモリ130,134,13
8に与えて記憶させる。更に、CPU140は画像メモ
リコントローラ144によって、画像メモリ130,1
34,138からR,G,B映像信号を繰り返し読出さ
せる。D/Aコンバータ131,135,139はそれ
ぞれこれらのR,G,B映像信号をアナログ信号に変換
して、モニタ6に送出する。こうして、画像記録再生装
置5からの再生画像をモニタ6の表示画面上で観察する
ことができる。
【0097】使用者が内視鏡装置2から検査の終了を示
す検査終了信号を入力すると、CPU140は、各画像
メモリが書込み禁止状態となっているか否かによって、
内視鏡装置2からの全画像データが画像記録再生装置5
に記録されたか否かを確認する。CPU140は記録さ
れていない画像データを画像記録再生装置5によって記
録させた後、メモリ部97に保持されれている同一検査
に関する検索情報をハードディスクコントローラ98に
よってハードディスク99に記録させる。
【0098】同様に、使用者が内視鏡装置3から検査終
了信号を入力すると、CPU140は、内視鏡装置3か
らの画像データを画像記録再生装置5に記録させた後、
メモリ部97に保持されている同一検査に関する検索情
報をハードディスクコントローラ98によってハードデ
ィスク99に記録させる。
【0099】このように、本実施例においては、内視鏡
装置2,3からの画像をマルチプレクサ113,11
8,123によって選択的に取込むと共に、画像記録再
生装置5からの再生画像をA/Dコンバータ128,1
32,136を介して取込むようにしており、内視鏡装
置2,3からの画像と画像記録再生装置5からの再生画
像とが別系統の入力経路を介して入力されるので、内視
鏡装置2,3からのレリーズと同時に、画像記録再生装
置5からの再生画像の外部記録装置106の記録又はモ
ニタ6への表示が可能であるという利点がある。他の効
果は第1実施例と同様である。
【0100】ところで、外部記録装置106としては、
大容量の光ディスク装置等が採用される。図示しない光
ディスクに記録された画像データは、モニタ6に表示さ
れると共に、他の画像ファイル検索装置においても使用
される。図7はこのような画像ファイル検索装置201
を示すブロック図である。この装置においては、モニタ
の表示画面上に複数の枚数の画像をその枚数に応じた縮
小率で表示させるようになっている。
【0101】図7において、画像ファイル検索装置20
1は、画像データ検索及び符号再生装置としての画像フ
ァイルコントローラ202と、複数の大容量記録装置か
らなる大容量記録装置群203と、検索情報及び制御信
号入力装置としての情報入出力装置204及び大型高解
像度のモニタ205とから構成されている。
【0102】画像ファイルコントローラ202はケーブ
ル206を介して情報入出力装置204に接続され、ケ
ーブル207を介して大容量記録装置群203に接続さ
れ、ケーブル208を介してモニタ205に接続されて
いる。
【0103】図8は前記画像ファイルコントローラ20
2の内部構成を示すブロック図である。情報入出力装置
204からの制御信号はシリアルポート210に入出力
されるようになっている。また、大容量記録装置群20
3とSCSI(スモールコンピュータシステムインター
フェイス)インターフェイス部211との間で画像の符
号化データ及び制御信号が入出力されるようになってい
る。CPU部212は、バスライン213を介して、シ
リアルポート210、SCSIインターフェイス部21
1、メモリ部214及びモニタ制御部215相互間でデ
ータ及び制御信号を入出力するようになっている。モニ
タ制御部215はフレームメモリ216に接続されてい
る。
【0104】次に、このように構成された画像ファイル
検索装置201の動作について図9ないし図11を参照
して説明する。図9は画像検索動作を説明するためのフ
ローチャート、図10は最大表示枚数設定動作を説明す
るためのフローチャート、図11は表示画面上の表示を
説明するための説明図である。
【0105】使用者は、図5の外部記録装置106によ
って画像の符号化データ及びその情報を例えば光ディス
クに記録する。使用者は、この光ディスクを画像ファイ
ル検索装置201の大容量記録装置群203のいずれか
の記録装置に挿入する。同様に、他の対象となっている
図示しない大容量記録媒体を大容量記録装置群203の
いずれかの記録装置に挿入する。
【0106】CPU部212はSCSIインターフェイ
ス部211を介して大容量記録装置群203から図示し
ない光ディスクに記録されている画像に関する情報を読
み取り、その情報をデータベースとしてメモリ部214
に記憶させる。他の大容量記録媒体の情報についても同
様にメモリ部214に記憶させる。
【0107】使用者は、図9のステップS1 において、
情報入出力装置204を使用して、検索情報を入力す
る。この検索情報はシリアルポート210を介してCP
U部212に転送される。次のステップS2 において、
CPU部212は入力された制御信号に基づいて、メモ
リ部214に格納されたデータベースをアクセスし、対
象となる画像ファイルを選択する。次いで、CPU部2
12は選択した画像の符号化データをSCSIインター
フェイス部211を介して大容量記録装置群203から
読み取り、符号化データを一旦メモリ部214に転送し
て格納する。更に、CPU部212は選択した画像の枚
数を示す枚数データをモニタ制御部215に与えると共
に、メモリ部214に格納された符号化データをデコー
ドしてモニタ制御部215に画像データを転送する。
【0108】ステップS3 において、モニタ制御部21
5は、枚数データによって示される枚数がモニタ205
で表示可能な最大表示枚数以下であるか否かを判断す
る。最大表示枚数以下である場合には、ステップS4 に
おいて、モニタ制御部215は枚数に応じた縮小率とな
るように、画像データを処理してモニタ205に与え
る。これにより、モニタ205の表示画面には全画像が
枚数に応じた縮小率で縮小されて表示される。
【0109】一方、画像枚数が最大表示枚数を越えた場
合には、モニタ制御部215はステップS7 において最
大表示枚数分の画像を1画面内に縮小表示する。また、
この場合には、モニタ制御部215は、全画像を表示さ
せるために必要な画面数(全ページ数)と現在表示中の
画面の番号(ページ)を表示画面上の一部に表示する。
ステップS9 では、使用者は情報入出力装置204を操
作して表示されていない他のページ指定することができ
る。ページの移動を指定すると、モニタ制御215は次
のステップS10でページを移動させ、ステップS7 で指
定されたページを画面上に表示させる。
【0110】本実施例では、画面上に表示された画像の
うち所定枚数の画像を選択して1画面上に表示させるこ
とができる。すなわち、ステップS5 ,S8 において、
使用者は情報入出力装置204を操作して表示された画
像のうち所定枚数の画像を選択する。次のステップS6
において、画像が選択されたか否かが判断される。な
お、画像が複数のページに表示されている場合には、ペ
ージ移動(ステップS9 )が終了した時点で選択の有無
が判断される(ステップS6 )。画像が選択された場合
には、処理をステップS3に戻して、選択した画像の枚
数が最大表示枚数以下であるか否かを判断する。以後同
様の処理を繰り返して、所望の画像を表示させる。
【0111】更に、本実施例においては、最大表示枚数
を変化させることができる。図10及び図11を参照し
て最大表示枚数の設定動作を説明する。
【0112】使用者は情報入出力装置204を操作して
最大表示枚数の変更を指示する。CPU部212は、図
10のステップS11において、モニタ制御部215を制
御して、モニタ205の表示画面上に現在の最大表示枚
数における各画像の大きさを示す表示枠を表示させる。
これにより、図11(a)に示すように、モニタ205
の表示画面221上には表示枠222が表示される。図
11(a)は最大表示枚数が32に設定されている例を
示している。使用者は表示枠の大きさを確認し、ステッ
プS12において最大表示枚数を変更するか否かを決定す
る。例えば、最大表示枚数を50にするものとすると、
使用者は、ステップS13において、情報入出力装置20
4を操作して最大表示枚数を指定する。これにより、モ
ニタ制御215は最大表示枚数(50)に応じた表示枠
223を表示画面221上に表示させる。こうして、使
用者は表示枠の大きさを見ながら、最大表示枚数を設定
することができる。
【0113】このように、最大表示枚数を使用者が適宜
設定することができるので、検索した画像を所望の大き
さで表示させることが可能となる。このため、検索条件
を表示枚数に応じて設定し直す必要もなく、画像の検索
が極めて容易となるという利点を有する。
【0114】なお、最大表示枚数設定時において、表示
枠に代えてサンプル画像を表示させてもよい。
【0115】図12及び図13は本発明の第3実施例に
係り、図12は画像ファイル装置と画像信号を供給する
内視鏡装置との全体の構成を示す説明図、図13は図1
2中の画像記録再生制御装置の構成を示すブロック図で
ある。図12及び図13において、それぞれ図2及び図
1または図6と同一の構成要素には同一符号を付して説
明を省略する。
【0116】図12において、画像ファイル装置153
は、画像信号を供給する内視鏡装置2,3に接続された
画像記録再生制御装置156と画像記録再生装置5,1
58とモニタ6とによって構成されている。
【0117】破線にて囲った内視鏡装置2,3の構成は
それぞれ図3及び図4と同一であり、内視鏡装置2,3
からのR,G,B映像信号はそれぞれケーブル19,3
4を介して画像記録再生制御装置156に転送されるよ
うになっている。
【0118】画像記録再生制御装置156は複数の入力
端子を有しており、ケーブル19,34を介して入力さ
れた映像信号を一時記憶した後にケーブル20を介して
画像記録再生装置5に送出すると共に、ケーブル21を
介してモニタ6に出力可能である。更に、本実施例にお
いては、画像記録再生制御装置156からの画像データ
はケーブル162を介して画像記録再生装置158にも
供給可能となっている。画像記録再生装置5,158
は、それぞれ、ケーブル20,162を介して入力され
た映像信号を記録すると共に、記録した映像信号をケー
ブル20,162を介して画像記録再生制御装置156
に出力するようになっている。画像記録再生制御装置1
56はケーブル20,162を介して入力された映像信
号を一時記憶した後にケーブル21を介してモニタ6に
出力するようになっている。こうして、モニタ6の画面
上で内視鏡装置2,3からの内視鏡画像、画像記録再生
装置5,158からの再生画像を観察することができる
ようになっている。
【0119】次に、図13を参照して図12中の画像記
録再生制御装置156の具体的な構成を説明する。内視
鏡装置2,3からのR,G,B信号がそれぞれ画像記録
再生制御装置156のマルチプレクサ113,118,
123に与えられることは第2実施例と同様である。本
実施例においては、画像記録再生装置5からのR,G,
B再生映像信号はケーブル20を介してそれぞれマルチ
プレクサ179,183,187に与えられる。また、
これらのマルチプレクサ179,183,187にはそ
れぞれ画像記録再生装置158からのR,G,B再生映
像信号がケーブル162を介して与えられるようになっ
ている。
【0120】マルチプレクサ113,118,123,
179,183,187は入力信号切換え制御部193
によって制御されており、内視鏡装置2,3のいずれか
一方と画像記録再生装置5,158のいずれか一方から
のR,G,B映像信号を選択的に取込むようになってい
る。A/Dコンバータ180,184,188は、それ
ぞれマルチプレクサ179,183,187からのR,
G,B映像信号をディジタル信号に変換して画像メモリ
130,134,138に出力するようになっている。
【0121】入力信号切換え制御部193及び画像メモ
リコントローラ194はCPU191によって制御され
ている。すなわち、CPU191はバスライン192を
介して制御信号を送出することにより、マルチプレクサ
113,118,123,179,183,187の入
力を切換え、画像メモリ115,116,120,12
1,125,126,130,134,138を選択し
て書込み及び読出しを制御するようになっている。
【0122】第4シリアルポート152はケーブル16
2を介して画像記録再生装置158との間でデータ及び
制御信号の入出力を行うようになっている。他の構成は
図6と同一である。
【0123】次に、このように構成された画像ファイル
装置の動作について説明する。本実施例においては、内
視鏡装置2,3からのR,G,B映像信号はそれぞれマ
ルチプレクサ113,118,123を介して画像記録
再生制御装置156に取込まれ、画像記録再生装置5,
158からのR,G,B映像信号はそれぞれマルチプレ
クサ179,183,187を介して画像記録再生制御
装置156に取込まれる。
【0124】いま、使用者が内視鏡装置2,3使用中
に、内視鏡装置2,3の順で内視鏡画像を記録し、更
に、既に画像記録再生装置5に記録されている画像を検
索するものとする。
【0125】使用者が内視鏡装置2からレリーズ信号を
入力することによって、CPU191が入力信号切換え
制御部193を制御してマルチプレクサ113,11
8,123に内視鏡装置2からのR,G,B映像信号を
取込ませることは第2実施例と同様であり、また、取込
まれたR,G,B映像信号がディジタル信号に変換され
た後、書込み禁止となっていない画像メモリ115,1
20,125に記録されることも第2実施例と同様であ
る。
【0126】CPU191は画像メモリ115,12
0,125に画像データが記録されると、画像メモリコ
ントローラ194を制御して、画像メモリ115,12
0,125に記録された画像データを出力させる。読出
されたR,G,B映像信号はそれぞれD/Aコンバータ
117,122,127によってディジタル信号に変換
された後、ケーブル20を介して画像記録再生装置5に
与えられる。CPU191は画像記録再生装置5に制御
信号を送出してこれらのR,G,B映像信号を記録させ
た後、画像メモリ115,120,125からの出力を
停止させて、書込み禁止を解除する。なお、CPU19
1は、同一検査中の記録画像のナンバー、画像記録再生
装置5の記録媒体に予め付与するIDナンバー及び画像
記録再生装置5へ記録した際の記録番地等の画像検索デ
ータを患者データと共に検索情報としてメモリ部97に
一時保持させる。
【0127】また同様に、使用者が内視鏡装置3からレ
リーズ信号を入力すると、CPU191によって、内視
鏡装置3からのR,G,B映像信号が取込まれてディジ
タル信号に変換され、書込み禁止となっていない画像メ
モリに記録されることも第2実施例と同様である。
【0128】ここでは、内視鏡装置3からのレリーズ信
号は画像メモリ115,120,125の書込み禁止が
解除される前に入力されるものとする。この場合には、
CPU191は画像メモリコントローラ194を制御し
て、取込んだR,G,B映像信号をそれぞれ画像メモリ
116,121,126に記憶させる。
【0129】ここで、使用者が検索情報入力部96によ
って、例えば患者ID及び検査日等の検索情報を入力す
るものとする。そうすると、CPU191は画像メモリ
115,116,120,121,125,126から
の新たな画像データの出力を禁止する。次いで、CPU
191はハードディスクコントローラ98を介してハー
ドディスク99に記録されている検索情報から該当する
患者ID及び検査日を検索し、記録画像のナンバー及び
記録媒体のIDナンバーから画像記録再生装置5,15
8のいずれに画像が記録してあるかを調べる。いま、指
定した画像が画像記録再生装置5に記録されているもの
とすると、CPU191は記録番地を照合し、第3シリ
アルポート151及びケーブル20を介して制御信号を
画像記録再生装置5に送出して、該当する画像のディジ
タル信号を再生させる。
【0130】この再生R,G,B映像信号はそれぞれケ
ーブル20を介してマルチプレクサ179,183,1
87に与えられる。CPU191は画像メモリコントロ
ーラ194を制御して、画像記録再生装置5からの映像
信号を取込ませる。取込まれたR,G,B映像信号はそ
れぞれA/Dコンバータ180,184,188によっ
てディジタル信号に変換された後、画像メモリ130,
134,138に与えられて記憶される。
【0131】ここで、CPU191は画像メモリ11
5,120,125,画像メモリ116,121,12
6の順に書込み禁止となっているか否かをチェックし、
書込み禁止となっている画像メモリからデータを読出
す。ここでは、前述したように、既に画像メモリ11
5,120,125に記録された画像データは読出され
て書込み禁止は解除されており、CPU191は書込み
禁止となっている画像メモリ116,121,126か
ら画像データを読出す。読出されたR,G,B映像信号
はそれぞれD/Aコンバータ117,122,127に
よってアナログ信号に変換されて、ケーブル20,16
2をそれぞれ介して画像記録再生装置5,158に出力
される。
【0132】この時点では、画像記録再生装置5はまだ
画像検索による再生用として使用されているものとする
と、CPU191は制御信号を第4シリアルポート15
2及びケーブル162を介して画像記録再生装置158
に送出して、D/Aコンバータ117,122,127
の出力を記録させる。画像記録再生装置158による記
録が終了すると、CPU191は画像メモリ116,1
21,126からの出力を停止させて書込み禁止を解除
する。なお、CPU191は同一検査中における記録画
像のナンバー、IDナンバー及び記録番地等の画像検索
データを患者データと共に検索情報としてメモリ部97
に一時保持させる。一方、CPU191は、画像記録再
生装置158からの再生と同時に画像メモリ130,1
34,138からデータを繰り返し出力させる。これら
の画像データはそれぞれD/Aコンバータ131,13
5,139を介してモニタ6に与えられて表示される。
【0133】このように、本実施例においては、内視鏡
装置2,3からの映像信号の入力経路と画像記録再生装
置5,158からの再生映像信号の入力経路とを別個に
設けており、更に、画像データの記録経路と再生経路と
についても別個に設けているので、画像の記録と画像の
検索とが同時に行われても対処することができる。
【0134】図14ないし図21は本発明の第4実施例
に係り、図14は画像記録再生制御装置の構成を示すブ
ロック図、図15は第1シリアルポートからレリーズ信
号を入力した場合の動作を説明するフローチャート、図
16は画像メモリ305に記憶されたビデオ信号の記録
動作を説明するフローチャート、図17は第2シリアル
ポートからレリーズ信号を入力した場合の動作を説明す
るフローチャート、図18は画像メモリ306に記憶さ
れたビデオ信号の記録動作を説明するフローチャート、
図19は第3シリアルポートからレリーズ信号を入力し
た場合の動作を説明するフローチャート、図20は画像
メモリ307に記憶されたビデオ信号の記録動作を説明
するフローチャート、図21は第4シリアルポートから
検索用のデータを入力した場合の動作を説明するフロー
チャートである。
【0135】図14を参照して画像記録再生制御装置の
構成を説明する。内視鏡装置等の画像入力装置に接続さ
れた第1入力、第2入力、第3入力には、それぞれRG
Bビデオ信号及びSYNC信号(同期信号)が入力され
るようになっている。また、第4入力にはバースト信号
を含まない白黒NTSCビデオ信号が入力されるように
なっている。
【0136】マルチプレクサ301には、第1入力及び
第2入力よりRGBビデオ信号が入力される。また、マ
ルチプレクサ302には、第3入力よりRGBビデオ信
号及びSYNC信号が、第4入力より前記NTSCビデ
オ信号がそれぞれ入力される。マルチプレクサ302
は、切換えスイッチ回路303の切換えにより第3入力
のRGBビデオ信号及びSYNC信号か、または第4入
力のNTSCビデオ信号のいずれか一方を選択し、RG
Bビデオ信号及びSYNC信号として出力する。このR
GBビデオ信号はマルチプレクサ301へ、SYNC信
号は同期信号分離回路312へそれぞれ供給されるよう
になっている。マルチプレクサ301は、入力された3
組のRGBビデオ信号のうちいずれか1組を選択し、A
/Dコンバータ304に供給するようになっている。
【0137】A/Dコンバータ304は、入力されたR
GBビデオ信号をディジタル信号に変換し、画像メモリ
305,306,307に出力する。これらの画像メモ
リ305,306,307にディジタル信号に変換され
たRGBビデオ信号が一時記憶されるようになってい
る。画像メモリ305,306,307に記憶されたR
GBビデオ信号は必要に応じて読み出され、D/Aコン
バータ308に供給される。D/Aコンバータ308
は、前記RGBビデオ信号をアナログ信号に変換し、外
部の装置、例えば画像記録再生装置に出力すると共に、
NTSCエンコーダ309に出力するようになってい
る。NTSCエンコーダ309は、入力されたRGBビ
デオ信号をNTSCビデオ信号に変換し、外部の装置、
例えば画像記録再生装置に出力するようになっている。
【0138】前記第1入力のSYNC信号は同期信号分
離回路310に、第2入力のSYNC信号は同期信号分
離回路311にそれぞれ入力される。また、前記マルチ
プレクサ302の出力のSYNC信号は同期信号分離回
路312に入力される。これらの同期信号分離回路31
0,311,312は、入力されたSYNC信号に同期
する水平同期信号、垂直同期信号、クロック信号等を生
成する。
【0139】第5入力には、例えば画像記録再生装置等
が接続され、この第5入力よりRGBビデオ信号がマル
チプレクサ313に入力される。マルチプレクサ313
の入力端の一方は、画像記録再生制御装置の電源のGN
Dラインに接続されており、マルチプレクサ313の入
力をGNDライン側に切換えることによってマルチプレ
クサ313の出力を黒画像にすることができるようにな
っている。マルチプレクサ313は、第5入力のRGB
ビデオ信号か、または電源のGNDラインのいずれか一
方を選択し、RGBビデオ信号としてA/Dコンバータ
314に出力するようになっている。また、このマルチ
プレクサ313の出力のRGBビデオ信号は外部の装
置、例えばモニタ等にも出力されるようになっている。
【0140】A/Dコンバータ314は、入力されたR
GBビデオ信号をディジタル信号に変換し、画像メモリ
315に出力する。画像メモリ315には、ディジタル
信号に変換されたRGBビデオ信号が一時記憶されるよ
うになっており、このRGBビデオ信号は必要に応じて
読み出され、D/Aコンバータ316に供給される。D
/Aコンバータ316は、前記RGBビデオ信号をアナ
ログ信号に変換し、外部の装置、例えばモニタ等に出力
するようになっている。
【0141】前記RGBビデオ信号の同期をとるための
同期信号発生回路317が設けられている。この同期信
号発生回路317は基準クロック信号を発生し、このク
ロック信号と同期したSYNC信号、水平同期信号、垂
直同期信号等を発生するようになっている。同期信号発
生回路317はD/Aコンバータ308に接続されてお
り、D/A変換を行うのに必要なクロック等を出力す
る。また、同期信号発生回路317は、D/Aコンバー
タ308から出力されるRGBビデオ信号と同期するS
YNC信号をRGBビデオ信号と共に画像記録再生装置
等に出力し、これに同期して画像記録等を行うことがで
きるようになっている。画像記録再生装置より再生画像
を出力する際には、同期信号発生回路317より出力し
たSYNC信号によって画像記録再生装置の外部同期モ
ードを働かせることにより、ジッタの少ない安定した再
生画像を得ることもできる。更に、同期信号発生回路3
17はNTSCエンコーダ309にも接続されており、
NTSCエンコーダ309でRGBビデオ信号をNTS
Cビデオ信号に変換する際に必要な信号、例えばサブキ
ャリア信号やSYNC信号等をNTSCエンコーダ30
9に出力する。
【0142】また、同期信号発生回路317は、マルチ
プレクサ313から出力されるRGBビデオ信号に同期
するSYNC信号をRGBビデオ信号と共にモニタ等に
出力するようになっている。更に、同期信号発生回路3
17はA/Dコンバータ314に接続されており、A/
Dコンバータ314にクランプパルスやA/D変換を行
うのに必要なクロック等を出力する。また、同期信号発
生回路317はD/Aコンバータ316に接続されてお
り、D/A変換を行うのに必要なクロック等を出力す
る。また、同期信号発生回路317は、D/Aコンバー
タ316から出力されるRGBビデオ信号に同期するS
YNC信号をRGBビデオ信号と共にモニタ等に出力す
るようになっている。
【0143】前記マルチプレクサ301,313の入力
の切換え制御を行う入力信号切換え制御回路320が設
けられ、マルチプレクサ301,313に接続されてい
る。また、入力信号切換え制御回路320はバスライン
319を介してCPU318に接続されている。CPU
318は、入力信号切換え制御回路320に制御信号を
送って入力信号の切換えを行うようになっている。更
に、入力信号切換え制御回路320は同期信号分離回路
310,311,312に接続されている。CPU31
8は、前記マルチプレクサ301の切換えに応じて、入
力信号切換え制御回路320に制御信号を送って同期信
号分離回路310,311,312の中から1つを選択
し同期信号を出力させる。ここで選択された同期信号分
離回路からA/Dコンバータ304にクランプパルスや
A/D変換を行うのに必要なクロック等が供給されるよ
うになっている。
【0144】また、CPU318はバスライン319を
介して画像メモリ制御回路321に接続されている。画
像メモリ制御回路321には同期信号分離回路310,
311,312が接続されており、前記選択された同期
信号分離回路から、水平同期信号、垂直同期信号、クロ
ック信号等が画像メモリ制御回路321に供給されるよ
うになっている。CPU318は、バスライン319を
介して画像メモリ制御回路321に制御信号を送り、画
像メモリ305,306,307に入力されるディジタ
ル変換されたRGBビデオ信号の書込みを前記選択され
た同期信号分離回路の出力に同期して行うようになって
いる。また、画像メモリ制御回路321には同期信号発
生回路317も接続されており、同期信号発生回路31
7からの垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号等
が供給されるようになっている。CPU318は、バス
ライン319を介して画像メモリ制御回路321に制御
信号を送り、画像メモリ305,306,307の読出
し、及び画像メモリ315の書込みと読出しを同期信号
発生回路317の出力に同期して行うようになってい
る。
【0145】CPU318はバスライン319を介して
第1シリアルポート322、第2シリアルポート32
3、第3シリアルポート324、第4シリアルポート3
25、第5シリアルポート326に接続されている。第
1シリアルポート322には外部の装置、例えばデータ
入力装置等が接続されるようになっており、この外部の
装置から第1入力に対応するデータを入力したりレリー
ズ信号を入力し、第1入力から入力されるRGBビデオ
信号を画像メモリ305,306,307に一時記憶さ
せるようになっている。
【0146】第2シリアルポート323にも同様にデー
タ入力装置等が接続されるようになっており、このデー
タ入力装置から第2入力に対応するデータを入力したり
レリーズ信号を入力し、第2入力から入力されるRGB
ビデオ信号を画像メモリ305,306,307に一時
記憶させるようになっている。第3シリアルポート32
4にも同様にデータ入力装置等が接続されるようになっ
ており、このデータ入力装置から第3入力と第4入力の
うちマルチプレクサ302で選択された信号に対応する
データを入力したりレリーズ信号を入力し、マルチプレ
クサ302から入力されるRGBビデオ信号を画像メモ
リ305,306,307に一時記憶させるようになっ
ている。第4シリアルポート325にも同様にデータ入
力装置等が接続されるようになっており、このデータ入
力装置からデータを入力して第5入力から入力されるR
GBビデオ信号を画像メモリ315に一時記憶させるよ
うになっている。
【0147】また、第5シリアルポート326には外部
の装置、例えば画像記録再生装置等が接続されるように
なっている。CPU318は第5シリアルポート326
を介して画像記録再生装置に制御信号を送って画像の記
録、再生等を行うようになっている。またCPU318
の制御により、第1シリアルポート322,第2シリア
ルポート323,第3シリアルポート324,第4シリ
アルポート325と、第5シリアルポート326との間
でデータの入出力を行うこともできる。
【0148】更に、CPU318にはバスライン319
を介してリードオンリーメモリ(以下、ROMと略記)
327が接続されている。ROM327にはCPU31
8を駆動するプログラムがあらかじめ記憶されており、
ROM327からCPU318にプログラムが送出され
てCPU318が動作するようになっている。CPU3
18はバスライン319を介してメモリ部328に接続
されている。CPU318は第1シリアルポート32
2、第2シリアルポート323、第3シリアルポート3
24、第4シリアルポート325、第5シリアルポート
326より入力されたデータをバスライン319を介し
てメモリ部328に送り、データを記憶させることがで
きるようになっている。また、CPU318はメモリ部
328に記憶されたデータを読み出し、第1シリアルポ
ート322、第2シリアルポート323、第3シリアル
ポート324、第4シリアルポート325、第5シリア
ルポート326より送出できるようになっている。
【0149】次に、このように構成された画像記録再生
制御装置の動作を説明する。使用者が画像記録再生制御
装置の電源を投入するとROM327よりCPU318
を駆動するプログラムがCPU318に対して送出さ
れ、CPU318の動作が開始する。
【0150】第1入力、第2入力、第3入力にはRGB
ビデオ信号が、第4入力にはNTSCビデオ信号がそれ
ぞれ入力される。第1シリアルポート322、第2シリ
アルポート323、第3シリアルポート324よりレリ
ーズ信号が入力されると、ビデオ信号がマルチプレクサ
301で選択され、画像メモリ305,306,307
に一時記憶される。そして、一時記憶されたビデオ信号
が画像メモリから読出されて画像記録再生装置等に記録
される。このとき、使用者は第1シリアルポート32
2、第2シリアルポート323、第3シリアルポート3
24に接続されたデータ入力装置等から画像検索時に必
要なデータ(日時、IDナンバー、氏名等)を入力す
る。入力されたデータはバスライン319を介して第5
シリアルポート326から出力され、画像記録再生装置
等に供給される。なお、第3入力あるいは第4入力を使
用する場合は、あらかじめ切換えスイッチ回路303の
切換えによってどちらを使用するかを選択しておく。
【0151】また、第5入力には前記画像記録再生装置
等で再生されたRGBビデオ信号が入力される。第4シ
リアルポート325より検索のためのデータが入力され
ると、このデータがバスライン319、第5シリアルポ
ート326を介して画像記録再生装置等に入力されて所
望とする画像の検索が行われ、第5入力からのRGBビ
デオ信号が画像メモリ315に一時記憶される。そし
て、一時記憶されたビデオ信号が画像メモリから読出さ
れてモニタ等に送られる。
【0152】いま、例えば、使用者が第1シリアルポー
ト322、第2シリアルポート323、第3シリアルポ
ート324の順にレリーズ信号を入力し、さらに続けて
第4シリアルポート325より検索のためのデータを入
力した場合を考える。ここでは、第3入力を使用して第
4入力は使用しないものとし、切換えスイッチ回路30
3によってすでに第3入力側がマルチプレクサ302で
選択されているものとする。
【0153】まず、第1シリアルポート322よりレリ
ーズ信号を入力した場合の動作について図15のフロー
チャートを用いて説明する。
【0154】使用者が第1シリアルポート322よりレ
リーズ信号を入力すると、レリーズ信号はバスライン3
19を介してCPU318に送られる。ステップS101
で他のシリアルポートからレリーズ信号が先に入力され
ているか否かを確認し、入力されている場合には、ステ
ップS102 で入力されたレリーズ信号に対する画像メモ
リへの書込みが終了するのを待つ。このとき、他のシリ
アルポートからレリーズ信号は入力されていないものと
し、ステップS103 に進む。CPU318はレリーズ信
号が入力されると、入力信号切換え制御回路320に制
御信号を送ってマルチプレクサ301の入力を第1入力
に切換えると共に、同期信号分離回路310を選択す
る。続けてステップS104 ,S105 ,S106 で、画像メ
モリ305,306,307がすでにRGBビデオ信号
を記憶した書込み禁止状態か否かをこの順番にチェック
する。ここでは画像メモリ305,306,307に対
して書込みは行なわれておらず(初期状態)、書込み禁
止状態ではないものとし、ステップS107 に進む。
【0155】ステップS107 で、CPU318は画像メ
モリ制御回路321に制御信号を送り、画像メモリ30
5に対して第1入力より入力されたRGBビデオ信号を
同期信号分離回路310の出力に同期して1フレームだ
け書込ませる。画像メモリ305にRGBビデオ信号を
記憶させると、ステップS108 で、画像メモリ制御回路
321はバスライン319を介して画像書込み終了信号
をCPU318に送出し、ステップS109 で画像メモリ
305を書込み禁止にする。画像書込み終了信号が入力
されると、CPU318は第1シリアルポート322に
制御信号を送ってレリーズ信号を解除させる。
【0156】次いで、図16のフローチャートを用いて
画像メモリ305に記憶されたビデオ信号の記録動作に
ついて説明する。
【0157】画像メモリ305に対するRGBビデオ信
号の書込みが終了すると、ステップS111 で第4シリア
ルポート325よりデータの入力があるか否かを確認す
る。データの入力がある(検索待ち状態である)場合に
は、検索動作が終了するまで待つ。ここでは第4シリア
ルポート325からのデータ入力はないものとし、ステ
ップS112 に進む。CPU318は、画像メモリ30
5,306,307の中に先にビデオ信号を記憶して書
込み禁止になった画像メモリがないか否かチェックす
る。書込み禁止になった画像メモリがある場合には、ス
テップS113 で該当する全ての画像メモリの書込み禁止
が解除されるまで待つ。ここでは画像メモリ306,3
07は書込み禁止ではない(ビデオ信号を記憶していな
い)のでステップS114 に進む。
【0158】ステップS114 で、CPU318は画像メ
モリ制御回路321に制御信号を送り、画像メモリ30
5から記憶されたRGBビデオ信号を繰り返し読出して
出力させる。そして、ステップS115 で、画像メモリ3
05より出力されたRGBビデオ信号はD/Aコンバー
タ308でアナログ信号に変換され、画像記録再生装置
等に出力される。このとき、CPU318はバスライン
319、第5シリアルポート326を介して画像記録再
生装置に制御信号を送り、この制御信号に基づいて画像
の記録が行われる。画像記録等の作業が終了するまで画
像メモリ305からRGBビデオ信号は繰り返し出力さ
れ、作業が終了したら出力を停止して書込み禁止を解除
する。また、CPU318は画像記録等の制御を行うと
共に第5シリアルポート326に対して記録した画像に
関するデータの出力も行う。
【0159】次に、第2シリアルポート323よりレリ
ーズ信号を入力した場合の動作について図17のフロー
チャートを用いて説明する。
【0160】使用者が第2シリアルポート323よりレ
リーズ信号を入力すると、レリーズ信号はバスライン3
19を介してCPU318に送られる。前述と同様にス
テップS121 で他のシリアルポートからレリーズ信号が
先に入力されているか否かを確認し、入力されている場
合には、ステップS122 で入力されたレリーズ信号に対
する画像メモリへの書込みが終了するのを待つ。このと
き、第1シリアルポート322よりレリーズ信号が入力
されており、画像メモリ305にビデオ信号の記憶が行
われているものとする。よって、第1入力から入力され
るビデオ信号の画像メモリ305に対する書込みが終了
するのを待ってから、ステップS123 に進む。ステップ
S123 で、CPU318はマルチプレクサ301の入力
を第2入力に切換えると共に、同期信号分離回路311
を選択する。続けてステップS124 ,S125 ,S126
で、画像メモリ305,306,307が書込み禁止状
態か否かをこの順番にチェックする。ここでは画像メモ
リ305の書込み禁止が解除されていないものとし、ス
テップS127 に進む。
【0161】前述と同様にステップS127 ,S128 ,S
129 において、画像メモリ制御回路321に制御信号を
送り、画像メモリ306に対して第2入力より入力され
たRGBビデオ信号を同期信号分離回路311の出力に
同期して1フレームだけ書込ませる。そして、画像メモ
リ制御回路321はバスライン319を介して画像書込
み終了信号を送出し、画像メモリ306を書込み禁止に
する。画像書込み終了信号が入力されると、CPU31
8は第2シリアルポート323に制御信号を送ってレリ
ーズ信号を解除させる。
【0162】次いで、図18のフローチャートを用いて
画像メモリ306に記憶されたビデオ信号の記録動作に
ついて説明する。
【0163】画像メモリ306に対するRGBビデオ信
号の書込みが終了すると、ステップS131 で第4シリア
ルポート325よりデータの入力があるか否かを確認
し、検索待ち状態である場合には検索動作が終了するま
で待つ。ここでは前述と同様に第4シリアルポート32
5からのデータ入力はないものとし、ステップS132 に
進む。CPU318は、画像メモリ305,306,3
07の中に先にビデオ信号を記憶して書込み禁止になっ
た画像メモリがないか否かチェックする。ここでは画像
メモリ305が書込み禁止(ビデオ信号を記憶した状
態)となっているため、ステップS133 で画像メモリ3
05の書込み禁止が解除されるのを待ってから、ステッ
プS134 に進む。
【0164】ステップS134 で、CPU318は画像メ
モリ制御回路321に制御信号を送り、画像メモリ30
6からRGBビデオ信号を繰り返し出力させる。そし
て、ステップS135 で、前述と同様に画像メモリ306
より出力されたRGBビデオ信号はD/Aコンバータ3
08を介して画像記録再生装置等に出力され、画像記録
等が行われる。画像記録等の作業が終了するまで画像メ
モリ306からRGBビデオ信号は繰り返し出力され、
作業が終了したら出力を停止して書込み禁止を解除す
る。また、CPU318は画像記録等の制御を行うと共
に第5シリアルポート326に対して記録した画像に関
するデータの出力も行う。
【0165】次に、第3シリアルポート324よりレリ
ーズ信号を入力した場合の動作について図19のフロー
チャートを用いて説明する。
【0166】使用者が第3シリアルポート324よりレ
リーズ信号を入力すると、レリーズ信号はバスライン3
19を介してCPU318に送られる。前述と同様にス
テップS141 で他のシリアルポートからレリーズ信号が
先に入力されているか否かを確認し、入力されている場
合には、ステップS142 で入力されたレリーズ信号に対
する画像メモリへの書込みが終了するのを待つ。このと
き、第2シリアルポート323よりレリーズ信号が入力
されており、画像メモリ306にビデオ信号の記憶が行
われているものとする。よって、第2入力から入力され
るビデオ信号の画像メモリ306に対する書込みが終了
するのを待ってから、ステップS143 に進む。ステップ
S143 で、CPU318はマルチプレクサ301の入力
をマルチプレクサ302の出力(すなわち第3入力)に
切換えると共に、同期信号分離回路312を選択する。
続けてステップS144 ,S145 ,S146 で、画像メモリ
305,306,307が書込み禁止状態か否かをこの
順番にチェックする。ここでは画像メモリ305,30
6の書込み禁止が解除されていないものとし、ステップ
S147 に進む。
【0167】前述と同様にステップS147 ,S148 ,S
149 において、画像メモリ制御回路321に制御信号を
送り、画像メモリ307に対して第3入力より入力され
たRGBビデオ信号を同期信号分離回路312の出力に
同期して1フレームだけ書込ませる。そして、画像メモ
リ制御回路321はバスライン319を介して画像書込
み終了信号を送出し、画像メモリ307を書込み禁止に
する。画像書込み終了信号が入力されると、CPU31
8は第3シリアルポート324に制御信号を送ってレリ
ーズ信号を解除させる。
【0168】次いで、図20のフローチャートを用いて
画像メモリ307に記憶されたビデオ信号の記録動作に
ついて説明する。
【0169】画像メモリ307に対するRGBビデオ信
号の書込みが終了すると、ステップS151 で第4シリア
ルポート325よりデータの入力があるか否かを確認
し、検索待ち状態である場合には検索動作が終了するま
で待つ。ここでは前述と同様に第4シリアルポート32
5からのデータ入力はないものとし、ステップS152 に
進む。CPU318は、画像メモリ305,306,3
07の中に先にビデオ信号を記憶して書込み禁止になっ
た画像メモリがないか否かチェックする。ここでは画像
メモリ305,306が書込み禁止(ビデオ信号を記憶
した状態)となっているため、ステップS153 で画像メ
モリ305,306の順に書込み禁止が解除されるのを
待ってから、ステップS154 に進む。
【0170】ステップS154 で、CPU318は画像メ
モリ制御回路321に制御信号を送り、画像メモリ30
7からRGBビデオ信号を繰り返し出力させる。そし
て、ステップS155 で、前述と同様に画像メモリ307
より出力されたRGBビデオ信号はD/Aコンバータ3
08を介して画像記録再生装置等に出力され、画像記録
等が行われる。画像記録等の作業が終了するまで画像メ
モリ307からRGBビデオ信号は繰り返し出力され、
作業が終了したら出力を停止して書込み禁止を解除す
る。また、CPU318は画像記録等の制御を行うと共
に第5シリアルポート326に対して記録した画像に関
するデータの出力も行う。
【0171】前述のように、第5入力には画像記録再生
装置等の出力が接続されている。画像記録再生装置にお
いて、画像の記録中に記録画像をスルーで出力するよう
にすると、第1ないし第3シリアルポート322,32
3,324よりレリーズ信号を入力して画像の記録を行
っている際には記録画像が第5入力から入力される。こ
のとき、入力信号切換え制御回路320に制御信号を入
力してマルチプレクサ313の入力を第5入力に切換
え、マルチプレクサ313の出力をモニタ等に接続する
ことにより、記録画像を観察することができる。また、
第4シリアルポート325からデータが入力されなけれ
ば、画像メモリ制御回路321は画像メモリ315に対
して画像の書込み、読出しを繰り返し行い、第5入力よ
り入力された画像をそのまま画像メモリ315から出力
するようにする(動画モード)。この動画モード状態
で、D/Aコンバータ316の出力をモニタに接続して
も記録画像の観察ができる。
【0172】次に、第4シリアルポート325より検索
用のIDナンバー等のデータを入力した場合の動作につ
いて図21のフローチャートを用いて説明する。
【0173】第4シリアルポート325より検索用のデ
ータが入力されると、ステップS161 で、CPU318
は画像メモリ305,306,307が先にビデオ信号
を記憶して書込み禁止状態になっているか否かを確認す
る。ここで、書込み禁止状態の画像メモリがある場合は
ステップS162 に進み、画像記録再生装置に対して記録
中の画像メモリがあるときには、記録が終了して書込み
禁止が解除されるのを待つ。そして、第4シリアルポー
ト325よりバスライン319を介して第5シリアルポ
ート326にデータを転送し、そのデータの指示する画
像の検索等を行う。
【0174】このとき、データの指示にしたがって第5
入力からは検索画像が入力されるが、所望の画像が出力
されるまで画像のサーチを行っているときには画像記録
再生装置から不要な画像が出力され見苦しくなる。そこ
で、ステップS163 で、CPU318はバスライン31
9を介して入力信号切換え制御回路320に制御信号を
送り、マルチプレクサ313の入力を画像記録再生制御
装置の電源のGNDライン側に切換えることにより、黒
画像を出力させる。そして、ステップS164 で前記デー
タの指示する画像の検索を開始し、ステップS165 でデ
ータに対応する検索画像を出力する。画像記録再生装置
から検索画像が出力されると、ステップS166 で、CP
U318はバスライン319を介してマルチプレクサ3
13に制御信号を送って入力を再び第5入力側に切換え
る。続けてステップS167 で、画像メモリ制御回路32
1に制御信号を送り、画像メモリ315に検索画像を1
フレームだけ書込んだ後、画像メモリ315に対する書
込みを停止させる。このとき画像記録再生装置からの再
生画像の出力も同様に停止させる。そして、画像メモリ
315に対する書込みは停止させた状態で画像を繰り返
し読出して出力させる(静止画モード)。静止画モード
状態では、画像記録再生装置からの再生画像の出力が停
止した後も再生画像の観察を続けることができる。
【0175】前記画像メモリ315への再生画像の記憶
は短時間で行われる。画像メモリ315への記憶が終了
すると、画像メモリ305,306,307からの読出
しを再開してビデオ信号を画像記録再生装置に送出する
ことができるため、短時間で画像の記録を再び開始する
ことができる。
【0176】このように、本実施例においては、画像記
録再生装置の再生画像を画像メモリに一時記憶させるよ
うにしたため、画像記録再生装置より画像を検索し、再
生画像を観察するときに画像記録再生装置より再生画像
を出力する時間を大幅に短縮できる。一方、記録画像は
画像記録再生制御装置内に設けられた複数の画像メモリ
のいずれかに一時記憶された後、画像記録再生装置に送
出されて記録されるようになっているため、複数チャン
ネルのビデオ信号の記録を行いながら同時に画像検索も
容易に行うことが可能となる。
【0177】なお、本実施例においてマルチプレクサの
入力チャンネル及び通信に使用するシリアルポートを追
加し、入力できるビデオ信号のチャンネル数を増加させ
ても良い。また、レリーズ信号がより頻繁に入力される
場合には、画像メモリ305,306,307と並列に
さらに画像メモリを追加して接続することにより、一度
に多くの画像を記憶できるようにしても良い。
【0178】また、画像メモリ315、D/Aコンバー
タ316と並列に複数の画像メモリとD/Aコンバータ
の組を設けることにより、簡単な回路の追加で第5入力
から入力されるRGBビデオ信号より複数の静止画像を
得ることが可能である。これによって複数の端末から別
々に画像の検索を行ったり、画像の比較も容易に行うこ
とができる。
【0179】図22は本発明の第5実施例に係る画像フ
ァイル装置と画像信号を供給する内視鏡装置との全体の
構成を示すブロック図である。
【0180】図22に示すように、データ入力装置33
1がケーブル332を介して内視鏡装置333に接続さ
れており、内視鏡装置333にデータを入力したりレリ
ーズ信号を入力したりできるようになっている。この内
視鏡装置333はケーブル334を介してモニタ335
に接続されており、内視鏡装置333からビデオ信号を
送出して画像を表示させるようになっている。また、内
視鏡装置333はケーブル336を介して画像入出力制
御装置337に接続されており、画像入出力制御装置3
37にもビデオ信号を送出するようになっている。な
お、内視鏡装置333と画像入出力制御装置337との
間ではデータや制御信号の入出力も行われる。
【0181】同様に、データ入力装置338,内視鏡装
置339,モニタ340、及びデータ入力装置341,
内視鏡装置342,モニタ343が設けられており、内
視鏡装置339はケーブル344を介して画像入出力制
御装置337に、内視鏡装置342はケーブル345を
介して画像入出力制御装置337にそれぞれ接続されて
いる。これらの内視鏡装置339,内視鏡装置342か
らは画像入出力制御装置337にビデオ信号が送出され
ると共に、画像入出力制御装置337との間でデータや
制御信号の入出力が行われるようになっている。
【0182】画像入出力制御装置337には、ケーブル
346を介して検索データ入力装置347が接続されて
おり、この検索データ入力装置347から画像入出力制
御装置337に検索用のデータを入力するようになって
いる。また、モニタ348、350が設けられ、モニタ
348はケーブル349を介して、モニタ350はケー
ブル351を介してそれぞれ画像入出力制御装置337
に接続されている。画像入出力制御装置337よりモニ
タ348、350にそれぞれビデオ信号が送出されるよ
うになっており、画像がモニタ348、モニタ350に
表示される。
【0183】更に、画像入出力制御装置337は、画像
ファイル制御装置352及び画像記録再生装置353と
それぞれケーブル354、355を介して接続されてい
る。画像入出力制御装置337と画像ファイル制御装置
352との間では制御信号やデータの入出力が行われ、
画像入出力制御装置337と画像記録再生装置353と
の間ではビデオ信号の入出力が行われるようになってい
る。画像ファイル制御装置352には、ケーブル356
を介してプリンタ357が接続されており、画像ファイ
ル制御装置352からプリンタ357にデータを送って
出力させることができるようになっている。更に、画像
ファイル制御装置352には、ケーブル358を介して
データ入力装置359が接続されており、このデータ入
力装置359より画像ファイル制御装置352にデータ
の入力が行われるようになっている。また、画像ファイ
ル制御装置352と画像記録再生装置353とはケーブ
ル360を介して接続されており、画像ファイル制御装
置352から制御信号を送ることによって画像記録再生
装置353で画像の記録、再生を行うようになってい
る。
【0184】次に、このように構成された画像ファイル
装置の動作について説明する。画像ファイル制御装置3
52には画像記録再生装置に対して行った画像記録に関
するデータ検査日、IDナンバー、患者名等のデータが
保持されている。またデータ入力装置359よりあらか
じめデータを入力しておくことも可能である。これらの
データをもとに画像の検索が行われる。
【0185】使用者がデータ入力装置331よりデータ
を入力すると、このデータは内視鏡装置333に送ら
れ、ビデオ信号に重畳される。ここでは、まず最初にI
Dナンバーを入力したとすると、このIDナンバーがビ
デオ信号に重畳される。更に、前記IDナンバーは画像
入出力制御装置337に送られる。画像入出力制御装置
337に入力されたIDナンバーは、いずれの内視鏡装
置から入力されたかを識別するデータが付加され、画像
ファイル制御装置352に送られる。ここで、送出され
たIDナンバーと同じIDナンバーが画像ファイル制御
装置352に保持されているときは、そのIDナンバー
に対応する患者名等のデータがデータ画像入出力制御装
置337を介して内視鏡装置333に送出される。そし
て、このデータが内視鏡装置333でビデオ信号に重畳
される。一方、内視鏡装置333に画像ファイル制御装
置352よりデータが送られてこない場合は、使用者は
データ入力装置331より患者名等のデータを入力す
る。この入力されたデータは内視鏡装置333でビデオ
信号に重畳される。
【0186】同様に、使用者がデータ入力装置338、
341よりデータを入力することにより、内視鏡装置3
39、342においてそれぞれIDナンバー、患者名等
のデータがビデオ信号に重畳される。
【0187】いま、例えば、使用者がデータ入力装置3
31、338の順にレリーズ信号を入力して画像を記録
しようとした後に、検索データ入力装置347よりデー
タを入力して検索を行い、更に、データ入力装置341
からレリーズ信号を入力した場合を考える。
【0188】使用者がデータ入力装置331よりレリー
ズ信号を入力すると内視鏡装置333は出力画像を静止
させて画像入出力制御装置337にビデオ信号を出力す
る。このとき、レリーズ信号がデータ入力装置331か
ら内視鏡装置333を経て画像入出力制御装置337に
入力されると、画像入出力制御装置337のビデオ信号
入力は内視鏡装置333に切換えられる。そして、内視
鏡装置333からのビデオ信号は画像入出力制御装置3
37内に一時記憶された後、読出されて画像記録再生装
置353に送出される。一方、画像入出力制御装置33
7に入力されたレリーズ信号は画像ファイル制御装置3
52に送出される。画像ファイル制御装置352は、レ
リーズ信号が入力されると画像記録再生装置353に制
御信号を送って画像記録再生装置353に入力されるビ
デオ信号を記録させる。この画像記録再生装置353に
記録される画像は、画像入出力制御装置337を経てモ
ニタ350に出力され、画像を観察できるようになって
いる。
【0189】次に、使用者がデータ入力装置338より
レリーズ信号を入力すると、前述と同様に内視鏡装置3
39からのビデオ信号が画像入出力制御装置337を介
して画像記録再生装置353に送られ、画像ファイル制
御装置352によって画像の記録が行われる。
【0190】次いで、使用者が検索データ入力装置34
7よりIDナンバー等検索用のデータを入力すると、入
力されたデータは画像入出力制御装置337を経て画像
ファイル制御装置352に送出される。画像ファイル制
御装置352は画像記録再生装置353に制御信号を送
って検索用のデータに該当するビデオ信号を画像記録再
生装置353より再生させる。この再生されたビデオ信
号は画像入出力制御装置337内に一時記憶された後、
読出されてモニタ348に出力される。こうして、所望
の検索画像がモニタ348に表示される。このとき、ビ
デオ信号が画像入出力制御装置337内に一時記憶され
ると、画像記録再生装置353の出力を停止させ、画像
入出力制御装置337から繰り返し読出すことによって
検索画像の表示を行う。
【0191】そして、使用者がデータ入力装置341よ
りレリーズ信号を入力すると、前述と同様に内視鏡装置
342からのビデオ信号が画像入出力制御装置337を
介して画像記録再生装置353に送られ、画像ファイル
制御装置352によって画像の記録が行われる。
【0192】なお、本実施例では検索データ入力装置は
1台だけ設けるようにしているが、検索データ入力装置
及びモニタを複数台設けて複数の場所で検索を行えるよ
うにしても良い。
【0193】このように、本実施例においては、複数の
内視鏡装置から画像記録再生装置への記録画像の送出、
及び画像記録再生装置からの出力画像の切換えを同一の
装置内で一括して行い、かつ画像に関連するデータの入
出力もすべて同一の装置を介して行うようにしている。
従って、画像記録再生装置での画像の再生、記録の切換
えの制御やデータの管理が容易となり、複数の内視鏡装
置の出力する画像の記録を行いながら、画像の検索を行
うことが可能となる。
【0194】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば、マルチプレクサには内視鏡装置
以外の装置からの映像信号を与えてもよく、また、マル
チプレクサの個数を増加させて、入力可能な映像信号の
種類を多くしてもよい。また、頻繁に画像のレリーズを
行う場合等には、画像メモリの個数を増加させて画像メ
モリに同時に保持可能な画像枚数を増加させてもよい。
また、第3実施例においては、2台の画像記録再生装置
を採用したが、再生画像を取込むマルチプレクサの個数
を増加させて、画像記録再生装置の台数を増加させても
よい。また、画像記録再生装置の外に、複数の再生専用
装置を採用して、画像検索を短時間で行わせることもで
きる。例えば、光ディスク等の書換え不可能なメディア
に画像を記録する場合等には、画像検索に再生専用装置
を用いることでコストを低減させることができる。な
お、少なくとも1台以上の画像記録装置が必要である
が、画像再生装置については自由に設定可能である。例
えば、1台の記録専用装置と再生専用として使用する複
数台の画像記録再生装置とを採用してもよい。
【0195】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡画像の記録と同時に、記録されている画像の検索が
可能であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る画像記録再生制御装
置の構成を示すブロック図
【図2】第1実施例の画像ファイル装置と画像信号を供
給する内視鏡装置との全体の構成を示す説明図
【図3】図1の内視鏡装置の画像入力部の構成を示す説
明図
【図4】図1の内視鏡装置の画像入力部の構成を示す説
明図
【図5】本発明の第2実施例に係る画像ファイル装置と
画像信号を供給する内視鏡装置との全体の構成を示す説
明図
【図6】図5中の画像記録再生制御装置の具体的な構成
を示すブロック図
【図7】画像ファイル検索装置の構成を示すブロック図
【図8】画像ファイルコントローラの内部構成を示すブ
ロック図
【図9】画像検索動作を説明するためのフローチャート
【図10】最大表示枚数設定動作を説明するためのフロ
ーチャート
【図11】表示画面上の表示を説明するための説明図
【図12】本発明の第3実施例に係る画像ファイル装置
と画像信号を供給する内視鏡装置との全体の構成を示す
説明図
【図13】図12中の画像記録再生制御装置の構成を示
すブロック図
【図14】本発明の第4実施例に係る画像記録再生制御
装置の構成を示すブロック図
【図15】第1シリアルポートからレリーズ信号を入力
した場合の動作を説明するフローチャート
【図16】画像メモリ305に記憶されたビデオ信号の
記録動作を説明するフローチャート
【図17】第2シリアルポートからレリーズ信号を入力
した場合の動作を説明するフローチャート
【図18】画像メモリ306に記憶されたビデオ信号の
記録動作を説明するフローチャート
【図19】第3シリアルポートからレリーズ信号を入力
した場合の動作を説明するフローチャート
【図20】画像メモリ307に記憶されたビデオ信号の
記録動作を説明するフローチャート
【図21】第4シリアルポートから検索用のデータを入
力した場合の動作を説明するフローチャート
【図22】本発明の第5実施例に係る画像ファイル装置
と画像信号を供給する内視鏡装置との全体の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
65,73,81…マルチプレクサ 67〜69,75〜77,83〜85…画像メモリ 72,80…デマルチプレクサ 89…CPU 91…入力信号切換え制御部 92…画像メモリコントローラ 93…出力信号切換え制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松中 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 菅野 正秀 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−153957(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 A61B 1/04 H04N 5/76 H04N 7/18 G06F 17/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される映像信号を記録するとともに
    再生する記録再生手段を有する画像ファイル装置におい
    て、 前記入力される映像信号を記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段の書き込みを制御する書き込み制御手段
    と、 前記メモリ手段の記憶状態に基づき、前記メモリ手段に
    記憶された映像信号を読み出すとともに読み出した映像
    信号を前記記録再生手段に記録させる記録制御手段と、 前記記録再生手段に記憶された映像信号を検索するため
    の検索情報を入力する検索情報入力手段と、 前記検索情報入力手段で入力された前記検索情報に基づ
    き、前記記録再生手段から記録された映像信号を再生す
    る再生制御手段と、 前記記録再生手段から再生される映像信号が与えられて
    画像を表示する表示手段と、 前記検索情報入力手段の動作に応じて、前記記録制御手
    段の動作を停止する動作停止手段と、 を具備する ことを特徴とする画像ファイル装置。
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