JP3725563B2 - 内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は可搬型記録装置を用いて構成した内視鏡画像ファイルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内視鏡画像を複数の場所で記録し、また複数の場所で再生表示する為の画像ファイルシステムとして、本出願人は特開平4−987号に記述したような「オフライン型画像ファイルシステム」を提案した。
【0003】
図17に示すようにこの画像ファイルシステム91は、病院等にあるサテライトルーム、例えば内視鏡検査サテライトルーム92A、X線サテライトルーム92B、手術サテライトルーム92Cにそれぞれ存在するディジタル画像ファイル装置93aで内視鏡画像がその検索情報と共に記録される光磁気ディスク94と、カンファレンスルーム92Dに設けられたディジタル画像ファイル装置93bで読影される光磁気ディスク(以下、MOと略記)94を集中管理メインルーム95で一括管理ないしは集中管理する構成にしている。
【0004】
各サテライトルーム92I(I=A,B,C)で、MO94に(内視鏡)画像情報と患者情報等の検索情報とが記録され、このMO94は病院内の各所に存在するサテライトルーム92I及びカンファレンスルーム92D及び集中管理メインルーム95へ運搬することによって再生(読影)できる。この集中管理メインルーム95は、ディジタル画像ファイル装置93cとアナログ画像ファイル装置97とを有している。
【0005】
各サテライトルーム92Iに設けられたディジタル画像ファイル装置93a、カンファレンスルーム92Dに設けられたディジタル画像ファイル装置93bは図18のような構成である。
【0006】
この図には示してない電子内視鏡(ビデオスコープ)等の内視鏡から出力される内視鏡撮影信号はビデオプロセッサ111に入力され、映像信号にに変換され、TVモニタ112と、サテライトルーム92Iのディジタル画像ファイル装置93aに入力される。
【0007】
このディジタル画像ファイル装置93aは、ビデオプロセッサ111のアナログR,G,Bビデオ信号をディジタル信号である内視鏡画像データへ変換するA/Dコンバータ113と、メモリ115及びSCSIコントローラ116を制御するコントローラ114と、前記A/Dコンバータ113による前述した内視鏡画像データを前記コントローラ114の制御により記憶するメモリ115と、前記コントローラ114の制御により、前記メモリ115に記憶された内視鏡画像データを後述する光磁気ディスクドライブ117へ送出するSCSI(Small Computer Systems Interface)コントローラ116と、このSCSIコントローラ116から入力された前記メモリ115の内視鏡画像データを比較的容量の大きい記憶媒体であるMO94へ記録する光磁気ディスクドライブ117とから構成される。
【0008】
前記コントローラ114は、前記メモリ115に記憶された内視鏡画像データに対して画像圧縮処理等の各種データ処理を施し、前記メモリ115へ一旦記憶させ或いはSCSIコントローラ116へ出力するようになっている。前記コントローラ114は、前述したように各種データ処理を施された内視鏡画像データをメモリ115へ一旦記憶した場合、該内視鏡画像データを所定のタイミングにより前記メモリ115から前記SCSIコントローラ116へ出力するようになっている。
【0009】
前記SCSIコントローラ116は、前記メモリ115からの内視鏡画像データ等を前記光磁気ディスクドライブ117へ出力し、該光磁気ディスクドライブ117は、この内視鏡画像データ等をMO94へ記録するようになっている。尚、ビデオプロセッサ111には、MO94に画像情報を記録する際、患者情報等を同時に記録する際に用いられるデータ入力手段として、図示しないキーボードが設けてある。そして、画像検索のデータ入力にも利用される。
【0010】
又、カンファレンスルーム92Dに設けられたディジタル画像ファイル装置93bは、各種構成機器を制御するマイクロプロセッサ(以下、CPUと称する)121と、前記光磁気ディスクドライブ4から内視鏡画像データを再生すると共に、この内視鏡画像データに併せて各種の情報を記録する光磁気ディスクドライブ123と、この光磁気ディスクドライブ123を制御するSCSIコントローラ122と、モニタ画面上のカーソル座標を任意の位置に移動させる指示を与えるマウス125と、このマウス125の信号と前記CPU121の信号との整合をとるマウスインタフェース(以下、マウスI/Fと称する)124と、例えば前記MO94へ記録する各種の情報を入力するキーボード127と、このキーボード127の信号と前記CPU121の信号との整合をとるキーボードI/F126と、実行プログラム及びメニュー画面の画像データ等の各種データが記録されるハードディスク129と、このハードディスク129の信号と前記CPU121の信号との整合をとるハードディスクI/F128と、前記CPU121の各種処理作業領域として用いられるメモリ130と、表示用ディジタルR,G,Bビデオ信号を記憶する画像用メモリ131と、前記画像用メモリ131のディジタル信号である画像データを逆量子化処理し、アナログR,G,Bビデオ信号へ変換するD/Aコンバータ132とからなり、このD/Aコンバータ132により変換されたアナログR,G,Bビデオ信号を映しだすTVモニタ133で再生されるようになっている。
【0011】
前記CPU121の制御信号端及びデータ信号端は、バスライン121aにより前記SCSIコントローラ122、前記マウスI/F124、前記キーボードI/F126、前記ハードディスクI/F128、前記メモリ130、及び前記画像用メモリ131の制御信号端及びデータ信号端に接続されている。
【0012】
前記CPU121は、前記バスライン121aにより前記SCSIコントローラ122、前記マウスI/F124、前記キーボードI/F126、前記ハードディスクI/F128、前記メモリ130、及び前記画像用メモリ131を制御するようになっている。
【0013】
前記SCSIコントローラ122は、前記MO94を制御して、前記サテライトルーム92Iで記録された前述した内視鏡画像データを読み出し、画像用メモリ131、D/Aコンバータ132を介してTVモニタ133に内視鏡画像を表示する。
【0014】
上記MO94に画像が圧縮して記録された場合には、再生時に復元処理してモニタ画面に表示するようにしてある。
【0015】
このように、各サテライトルーム(92A,92B,92C)で患者情報及び検査の画像を記録した光磁気ディスク94(以下MOと略記)は、システム管理者などによって運搬され集中管理システム95に集結される。また、各MO94は、必要に応じて集中管理システム95から搬出運搬され、カンファレンスルーム92Dに設置されたデジタル画像ファイル装置93bにて再生表示される。
【0016】
しかし、上記システムにおいては、MO94内に記録された患者情報または画像情報を知る為には、MO94を集中管理メインルーム95に設置されたデジタル画像ファイル装置93cまたはカンファレンスルーム92Dに設置されたデジタル画像ファイル装置93bのMOドライブ装置(123等)に挿入し、CPU121等により検索表示する必要があった。
【0017】
上記操作は記録済のMO94の枚数が増大するに従って繁雑な作業となる可能性があった。
【0018】
本発明は、上述した点にかんがみてなされたもので、MO等の記録媒体内に記録された患者情報または画像情報を、その記録媒体を各ルームに設置されたデジタル画像ファイル装置に挿入することなく、手軽に検索することを可能とする内視鏡画像ファイルシステムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明による内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法は、体腔内の観察部位の画像を得る内視鏡装置から前記観察部位の画像とこの画像の検索が可能な検索情報とを受信し、受信した前記画像と検索情報とを記録するための第1の記録手段を有する画像ファイル装置と、前記画像ファイル装置に着脱自在に接続され第2の記録手段を有する可搬型記録装置を備えた内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法において、 前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置で入力された前記検索情報を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該検索情報を出力する検索情報出力ステップと、前記可搬型記録装置が、前記検索情報出力ステップで出力された前記検索情報を入力し、入力した該検索情報を前記第2の記録手段に記録する検索情報記録ステップと、前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置のレリーズ信号に応答して、前記内視鏡装置で得られた画像を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該画像を出力する原画像出力ステップと、前記可搬型記録装置が、前記原画像出力ステップで出力された前記画像を入力し、入力した該画像を前記第2の記録手段に記録する画像記録ステップと、前記可搬型記録装置が、前記検索情報記録ステップで記録された前記検索情報を該可搬型記録装置に設けられた表示手段に表示する表示ステップと、前記可搬型記録装置が、前記表示ステップで前記表示手段に表示された前記検索情報の中から検索情報の選択入力を受け付ける検索情報選択ステップと、前記可搬型記録装置が、前記検索情報選択ステップで選択された検索情報に対応する原画像を、前記第2の記録手段から読み出して前記表示手段に表示する原画像表示ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による内視鏡画像ファイリングシステムにおける画像情報検索方法は、体腔内の観察部位の画像を得る内視鏡装置から前記観察部位の画像とこの画像の検索が可能な検索情報とを受信し、受信した前記画像と検索情報とを記録するための第1の記録手段を有する画像ファイル装置と、前記画像ファイル装置に着脱自在に接続され第2の記録手段を有する可搬型記録装置を備えた内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法において、前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置で入力された前記検索情報を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該検索情報を出力する検索情報出力ステップと、前記可搬型記録装置が、前記検索情報出力ステップで出力された前記検索情報を入力し、入力した該検索情報を前記第2の記録手段に記録する検索情報記録ステップと、前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置のレリーズ信号に応答して、前記内視鏡装置で得られた画像を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該画像を出力する原画像出力ステップと、前記可搬型記録装置が、前記原画像出力ステップで出力された前記画像を入力し、入力した該画像を前記第2の記録手段に記録する画像記録ステップと、前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置で得られた画像を縮小する画像縮小ステップと、前記画像ファイル装置が、前記画像縮小ステップで得られた縮小画像を出力する縮小画像出力ステップと、前記可搬型記録装置が、前記縮小画像出力ステップで出力された前記縮小画像を入力し、入力した該縮小画像を前記第2の記録手段に記録する縮小画像記録ステップと、前記可搬型記録装置が、前記検索情報記録ステップで記録された前記検索情報を該可搬型記録装置に設けられた表示手段に表示する表示ステップと、前記可搬型記録装置が、前記表示ステップで前記表示手段に表示された前記検索情報の中から検索情報の選択入力を受け付ける検索情報選択ステップと、前記可搬型記録装置が、前記検索情報選択ステップで選択された検索情報に対応する縮小画像を、前記第2の記録手段から読み出して前記表示手段に表示する縮小画像表示ステップと、前記可搬型記録装置が、前記縮小画像表示ステップで表示された前記縮小画像を指定する入力を受け付け、対応する原画像を前記表示手段に表示する原画像表示ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0020】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1に示す1実施例の内視鏡画像ファイルシステム1は、内視鏡検査を行う内視鏡装置2と、この内視鏡装置2の画像を記録等する画像記録ドライブ装置3と、この画像記録ドライブ装置3に接続されることにより画像データの記録が可能であり、かつ画像記録ドライブ装置3に接続されない状態でも、可搬型記録媒体に記録された画像情報を検索する手段と、検索された画像情報等を表示する機能を備え、可搬することのできる可搬型記録再生装置4とから構成される。
【0021】
図2に示すように内視鏡装置2は可撓性で細長に形成され、観察部位6に挿入される挿入部7と、この挿入部7の後端部に連設された操作部8と、この操作部8の側部より延出したユニバーサルケーブル9とを有する電子内視鏡(電子スコープとも記す)10を有している。
【0022】
前記ユニバーサルケーブル9の後端部にはコネクタ11が設けられており、このコネクタ11は電子スコープ10に照明光を供給する光源装置12に接続されている。このコネクタ11の側部から信号ケーブル13が延出しており、この信号ケーブル13の後端部に設けられたコネクタ14はビデオプロセッサ16に接続されている。このビデオプロセッサ16は電子スコープ10によって得られた画像信号を信号処理して例えばRGB3原色信号等のビデオ信号を生成してケーブルを経てTVモニタ18で内視鏡画像が観察できるようになっている。
【0023】
前記ビデオプロセッサ16で生成されたビデオ信号はケーブルを経て前記画像記録ドライブ装置3にも送出されるようになっている。
【0024】
前記電子スコープ10の挿入部7の先端部には光源装置12より供給された照明光を観察部位6に出射するファイババンドルによって形成されたライトガイド22の出射端面が設けられている。このライトガイド22は挿入部7と操作部8とユニバーサルケーブル9内とを経てコネクタ11を光源装置12に接続すると同時に照明光を供給されるようになっている。
【0025】
前記挿入部7の先端部には更に、対物レンズ23が設けられており、この対物レンズ23の結像位置には固体撮像素子としてのCCD24の撮像面が位置するようになっている。このCCD24には撮像面に結像した被写体像を光電変換した結果得られる電気信号と、このCCD24を駆動する駆動クロックが伝送される信号線26(1本で示してある)が接続されている。この信号線26は挿入部7と操作部8とユニバーサルケーブル9とを経てコネクタ11に至り、更に、コネクタ11から信号ケーブル13を経てコネクタ14に延長されている。
【0026】
前記光源装置12には光源ランプ31が設けられており、この光源ランプ31と前記ライトガイド22の入射端面とを結ぶ光路上には光源ランプ31側より光源ランプ31の照明光を平行光とするコリメータレンズ32と回転フィルタ33と照明光を集光してライトガイド22の入射端面に照射する集光レンズ34とが設けられている。
【0027】
前記回転フィルタ33は円盤状で周方向に例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の各色光を透過する色透過フィルタ34R,34G,34Bが設けられており、この各色透過フィルタ34R,34G,34Bを前記コリメータレンズ32によって平行光とされた照明光が入射するようになっている。この回転フィルタ33はモータ35によって回転駆動されて、赤、緑、青の各色光を時系列的にライトガイド22に供給するようになっている。
【0028】
前記コネクタ14をビデオプロセッサ16に接続することにより信号線26はビデオプロセッサ16内に設けられた画像プロセス部36に接続されるようになっている。この画像プロセス部36は駆動クロックを印加してCCD24を駆動し、該CCD24から送出される電気信号をRGBビデオ信号に変換して出力するようになっている。
【0029】
また、画像信号レベルR,G,B信号のバランス等の制御を行なうようになっている。更に、後述する制御部37から送られて来る患者データ、エラーメッセージ等をRGBビデオ信号に重畳するようになっている。画像プロセス部36の出力は画像メモリ38に送出されるようになっている。
【0030】
この画像メモリ38は入力されるRGBビデオ信号を制御部37からの制御信号に応じてそのまま通過させるか、一時保存して静止画として繰返し出力するようになっている。画像メモリ38の出力は分岐されて一方はTVモニタ18に出力され、画面上に観察部位6の画像を表示するようになっている。又、他方は前記画像記録ドライブ装置3に送出される。
【0031】
前記制御部37は例えばキーボード等のデータ入力部39及び通信インターフェース40とに接続されている。データ入力部39から入力された患者名、患者IDなどの検索情報は制御部37を介して、画像メモリ38を用いてRGBTV信号にスーパーインポーズされると共に、通信号インターフェース40を介して画像記録ドライブ装置3へと送信される。
【0032】
又、制御信号は上記したように画像メモリ38と通信インターフェース40とに送出される。この通信インターフェース40は例えばRS−232C規格によるシリアル伝送のインターフェース部で制御部37からの制御により外部とデータ及び制御信号の入出力を行なう。通信インターフェース40は画像記録ドライブ装置3との間でデータ及び制御信号の入出力を行なうようになっている。また、電子内視鏡10の操作部8に設けられたレリーズSW41に連動し、レリーズコマンドも通信インターフェース40を介して画像記録ドライブ装置3へと送信される。
【0033】
画像記録ドライブ装置3は図18の従来例のデジタル画像ファイル装置93aに対応するものである。また、可搬型記録再生装置4は図17のMO94に相当することになる。
【0034】
図1に示すように画像記録ドライブ装置3は、以下の回路から構成される。すなわち、ビデオプロセッサ16から受信したRGBTV信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ44と、ビデオプロセッサ16から送信される患者名などの患者情報及びレリーズコマンドを受信し、画像記録ドライブ装置3全体を制御するCPU45と、このCPU45と画像バスで接続され、レリーズコマンド受信に連動して画像を記憶するための画像メモリ46と、後述する縮少画像を合成し1枚の画像を作成する為の縮少画像記録メモリ47と、受信した患者名及び画像メモリ46に記憶した画像及び縮少画像記録メモリ47に記憶した縮少画像を、可搬型記録再生装置4へ送信する為の出力回路48と、上記検索情報、原画像、縮少画像をDAT49に記録する為のDATドライブ装置50と、原画像をアナログ信号に変換する為のD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51によりアナログに変換されたRGBTV信号を第1光ディスク52aまたは第2光ディスク52bへ記録する為の第1アナログ光ディスクドライブ装置53a及び第2アナログ光ディスクドライブ装置53bとから構成される。
【0035】
第1光ディスク52aと第2光ディスク52bは通常は一方が選択されて使用され、その媒体の記録容量が少なくなり、引き続いて記録が行われる場合等に他方の媒体側が選択され、媒体の交換作業を殆ど必要とすることなく記録を行うことができる。
【0036】
また、可搬型記録再生装置4の構成は以下のようである。
画像記録ドライブ装置3の出力回路48を介して出力される原画像及び縮少画像を記憶する画像メモリ56と、出力回路48を介して出力された患者情報及びレリーズコマンドを受信し可搬型記録再生装置4全体を制御する為のCPU57と、原画像及び縮少画像をMO58に記録する為のSCSエコントローラ59と、MOドライバ60と、患者名等の検索する為の情報を記憶する為のメモリ61と、検索に必要な情報を表示する為の表示回路62と、検索操作を行う為の指示入力SW63より構成される。
【0037】
この可搬型記録再生装置4は内部に可搬型記録媒体としてのMO58を内蔵し、画像記録ドライブ装置3に接続されない状態で、MO58に記録された情報を検索し、表示することができる機能を有し、かつ可搬できるように小型、軽量であることが特徴となっている。従って、従来例のシステムにおける画像ファイル装置のある部屋にMO58を可搬することによりはじめて検索及び表示が可能となるのとは異なり、殆ど任意の所で可搬型記録再生装置4により、検索及び表示することができる。
【0038】
上記表示回路62は例えばLCD表示部62a(図6参照)とこのLCD表示部62aをドライブするLCDドライバとで構成される。又、その外形は図6に示すように上面のほぼ中央位置にLCD表示部62aが設けられ、その下側寄りの位置に指示入力SW63を形成する確認SW63a,上方スクロールSW63b,下方スクロールSW63bが設けられている。
【0039】
次にこの実施例により内視鏡検査の際の記録動作を説明する。
A.検査準備
最初に、検査に先立ち、操作者はビデオプロセッサ16のデータ入力部39より患者名等の検索情報を入力する。入力された検索情報は通信インターフェイス40を介して、画像記録ドライブ装置3のCPU45へと送信される。
【0040】
CPU45により受信された検索情報は、出力回路48を介して可搬型記録再生装置4内のCPU57と、DATドライブ装置50へと送信される。検索情報を受信したCPU57は、その検索情報をメモリ61へと記憶する。DATドライブ装置50によるDAT49への記録動作に関しては後述する。
【0041】
B.検査
次に検査が開始され、操作者は記録しておきたい画像を見つけた時点で電子スコープ10のレリーズSW41を押す。レリーズ信号はビデオプロセッサ16内の制御部37により通信インターフェース40を介して画像記録ドライブ装置3へと送信される。画像記録ドライブ装置3内のCPU45は受信したレリーズコマンドに応答し、原画像の記録及び縮少画像の作成と、合成動作を行う。
【0042】
すなわち、CPU45はA/Dコンバータ44、画像メモリ46を用いて画像をデジタル記憶し、記憶した原画像を出力回路48を介して可搬型記録再生装置4へと送信する。
【0043】
可搬型記録再生装置4へ送信された原画像は、画像メモリ56に1度記憶され、次にCPU57の制御のもとにSCSIコントローラ59,MOドライバ60を介してMO58へと記録される。
【0044】
C.検査終了
検査が終了すると、操作者は次の検査の為の準備を行う。すなわち、上記Aに記したように、次検査の為の患者名等の検索情報を入力する。
【0045】
入力された検索情報はCPU45により受信される。CPU45は受信した検索情報が検査中のものと異なることを確認し、以前の検査を終了する。すなわち、縮少画像記録メモリ47に合成記憶されていた縮少画像を出力回路48,DATドライブ装置50,D/Aコンバータ51へと出力し、MO58,DAT49,光ディスク52aまたは52bへと記録する。
【0046】
上記検査準備から終了までの動作を図3に示す。
a.検査準備段階での検索情報を入力する。
b.入力した検索情報をCPU45は記憶する。
【0047】
c.レリーズコマンド受信までに検索情報が変更になった場合は更新する。 d.レリーズコマンドが入力するまで上記b,cを継続する。
e.レリーズコマンドが入力したら、原画像を記録し、その原画像に対応した縮少画像を作成し、メモリ47に一時記憶する(検査の開始となる)。
【0048】
f.検査開始後、新たに検索情報が入力されたか調べる。
g.新たに入力した検索情報が、検査準備段階のものと同じか調べる。
h.仮に検査準備段階と異なっていれば、検査終了とみなし、メモリ47内の合成された縮小画像をMO58、DAT49、光ディスク52aまたは可搬型記録再生装置4へ記録し、検査を終了する。
【0049】
i.検査中にレリーズコマンドを入力したか調べる。
j.レリーズコマンドを入力したら、原画像記録と縮少画像作成、合成を行う。
【0050】
また、上記は検索情報が、変更になったことを識別して検査終了とみなしたが、検査終了の識別としては、ビデオプロセッサ16のデータ入力部39の検査終了キーを押すことでも良いし、ビデオプロセッサ16の電源をOFFすることでも可能である。
【0051】
つまり、ビデオプロセッサ16の電源をOFFした場合、RS−232C通信信号のステータス信号もOFF(LOW信号)となるので、そのステータス信号を画像記録ドライブ装置3のCPU45が検知することによっても可能である。上記原画像記録と縮少画像記録作成動作の概略フローを図4に示す。
【0052】
aのように電子スコープ10の操作部8のレリーズSW41のレリーズ操作に連動して、内視鏡画像データが画像メモリ46へ記録される。
次に、bのようにCPU45は画像メモリ46内の画像データを縮小処理し、メモリ47に記憶する。次に、cのように画像メモリ46内の画像データを第1アナログ光ディスク52a、可搬型記録再生装置4のMO58、DAT49に記録する。
【0053】
その後、dのように検査は終了か否かを判断し、終了でない場合にはaに戻り、終了と見なされる場合にはeに示すようにメモリ47に蓄積記憶された縮小画像を例えば4枚分で合成し、第1アナログ光ディスク52a、可搬型記録再生装置4のMO58、DAT49に記録して、この原画像記録と縮少画像記録動作を終了する。
【0054】
記録される画像の種類を図5に示す。図5(a)に示すように原画像A,B,C,Dは1枚づつで記録されるのに対し、図5(b)に示すように4枚分の縮小画像が合成され、この合成画像単位で記録される。
【0055】
次に可搬型記録再生装置4からの検索動作について記述する。
(1)操作者は、可搬型記録再生装置4内に記録されている情報を知りたい場合に、可搬型記録再生装置4の電源SW(図示せず)をONする。
【0056】
(2)CPU57はメモリ61内に記憶されている検索情報(例えば患者名)を、操作者にわかりやすいよう並び換え(例えばアイウエオ順)、表示回路62を用いて図6(a)のようにLCD表示部62aに表示する。
【0057】
(3)操作者は、表示画面上の1番上段に所望の検索情報が表示されていたら、確認SW63aを押す。もし表示されていなければ、表示画面上方スクロールSW63bまたは下方スクロール用SW63cを押し、表示される検索情報をスクロール操作し所望の検索情報を捜し出す。
【0058】
(4)上記操作により、確認SW63aが押された場合、CPUはその検索情報に対応した検査画像の縮小画像をSCSIエコントローラ59、MOドライバ60を介してMO58から読み出し、図6(b)のようにLCD表示部62aに表示する。
【0059】
図6(b)のように縮小画像によるインデックス画像から原画像を検索して、その画像を表示する動作は図7のようになる。
aのようにMO58から縮小画像を読み出し、LCD表示部62aで表示する。
【0060】
(5)操作者は、図7のbのように表示された縮少画像の中で、原画で再生したい縮小画像をSW63a,63b,63cを操作して、その縮小画像を選択する。
この選択は、SW63b,63cを用いて図6(b)に示すマーカ64を縮少画像番号順に移動(SW63bで昇順、SW63bで降順)し、確認SW63aで確認指示することで行う。
【0061】
(6)図7のbの処理の後、cのようにCPU57は指示された縮少画像のみを表示し、残りの縮少画像は消去する。
(7)次に表示された縮少画像がOKであれば、図7のdのように再び確認SW63aを操作者は押す。仮にNGであった時は、再びスクロールSW63b,63cのいずれかを押す。
【0062】
(8)図7のeのように確認指示された縮少画像に対応した原画像を、CPU57はMO58から読みだし、LCD表示部62aへと表示する。
以下の縮少画像から原画像を選択表示するまでの表示画像の流れを図8に簡単に記した。
【0063】
次に、DAT49への記録動作について詳述する。この実施例におけるDAT49への記録動作は図9(a),(b)に示す従来のDATへの記録とは異なる。まず、図9(a),(b)に示す従来のDATへの記録を説明する。
【0064】
(1)図9(a)の従来方式
1.検査開始前に検索情報が入力されると、現在ヘッドがあるテープ位置に検索情報を記録する。
2.レリーズコマンドに連動して画像データを順次記録する。
【0065】
上記のような動作でDATに記録した場合、検索するにはそれまでに記録された検索情報を全て読み出す必要があり、テープ走行の為に大変時間がかかった。
【0066】
(2)図9(b)の従来方式
上記不具合を解消する為に、記録時に検索情報は全て1か所(例えばテープの開始位置)に記録する方法が考案された。
【0067】
しかしこの場合、例えば現在検査mの画像データを記録終了し、検査nの検索情報を記録する段階で、一旦テープヘッドをテープ開始位置へ移動する必要がある。すなわち検索時はテープ開始位置の検索情報を検索し、見つけたらその情報に従ってテープヘッドをその画像位置へ移動すれば良いので検索スピードを速くできる。
ただし、記録時にいちいちテープヘッドを開始位置へ移動し、また戻す必要があるので時間がかかる。
【0068】
(3)図9(c)の本方式
この方式では、上記(a)(b)の欠点を解消するものである。
【0069】
この方式での記録動作を図10に示す。
図10のaに示すようにビデオプロセッサ16のデータ入力部39より患者名等の検索データを入力する。図10のbに示すように入力された検索データを今までの検査の検索データと共に、DAT49に記録する。
【0070】
検査開始前に検索情報が入力されると、CPU45は記憶していたそれまでに実施された検査の検索情報に今回の検索情報を追加して現在のヘッド位置に記録する。
【0071】
図10のcに示すように電子スコープ10の操作部8のレリーズSW41のレリーズ操作に連動して、画像をDAT49に順次記録していく。
その後、図10のdにしめすように検査が終了したか否かを調べ、検査終了でない場合にはcに戻り、検査終了の場合にはこのDAT49への記録動作を終了する。
【0072】
次に検索動作を説明する。
上記動作で記録されたDAT49を、図11の画像再生&保存装置69を用いて検索し、再生表示する場合について述べる。
【0073】
この画像再生&保存装置69は以下のような構成である。
可逆型記録再生装置4が挿着され、そのデータを受信する入出力回路70と、入力回路70を介して入力した画像を一旦記憶する画像メモリ71と、画像メモリ71に記憶された画像をD/A変換するD/Aコンパータ72と、そのアナログ信号を表示するモニタ73と、全体を制御するCPU74と、検索情報を入力するキーボード75と、そのキーボード75のインターフェース回路76と、可搬型記録再生装置4内の画像データのうち選択された画像を長期保存する為の大容量記録装置77と、DAT49への記録及びDAT49から再生を行うDATドライブ装置78と、警告を行う警告手段79とより構成される。
【0074】
図12のaに示すようにキーボード75より再生表示したい画像の検索情報(例えば患者名)を入力する。次にbに示すように入力された検索情報が、もよりの検索情報内に存在するか調べる。つまり、入力された検索データをもとに、現在のヘッド位置に1番近い領域に記録されている検索データを検索する。
【0075】
そして、cのように検索データを見つけたか否かを判断し、検索情報が存在しなかった場合は、dに示すようにヘッドを右に移動し、次の検索データを検索する。検索データが存在した場合には、eに示すように見つけた検索データに対応した画像をDATドライブ装置78を用いてDAT49より読み出し、D/Aコンバータ72でアナログ信号に変換し、モニタ73で表示する。
【0076】
上記のような動作としたので、記録時には図9(b)のようにいちいちテープヘッドをテープ開始位置へ移動しなくて良いので記録時間が短い。また、検索時は図9(a)のようにテープの全域にわたり記録されている検索情報を全て拾い出さずに見つけることも可能となるので、検索時間も短くて良い。
【0077】
次に、光ディスク52a或いは52bへの記録動作について詳述する。特に、現在一方の光ディスク52aへ記録中であり、その記録可能を残り枚数(空き領域)が少なくなった場合の動作について図13及び図14を用いて説明する。
【0078】
検査mの画像が光ディスク52aに記録された状態(図14(a)に示すように、例えば検査mの画像をa枚記録し、b枚に相当する空き領域)において、図13のaのように検査nが開始したとする。
【0079】
そして電子スコープ10のレリーズSW41の操作に連動して図13のbに示すように、画像を第1アナログ光ディスクドライブ装置53aを介して光ディスク52aの空き領域へ記録する。次にcに示すように光ディスク52aに空き領域が残っているか調べる。
【0080】
空き領域が残っている場合には、dに示すように検査は終了したか否かの判断を行い、終了の場合にはこの光ディスク52aへの書き込み動作を終了し、終了でない場合にはbに戻る。
【0081】
一方、空き領域が残っていない場合には、つまり図14(b)のようになる。この場合には、図13のeに示すように画像を第2光ディスクドライブ装置53bを介して、光ディスク52bへ引き続き記録する。但し、この記録の際、光ディスク52aへ記録していた画像枚数(b枚)分の空き領域を設けて記録を開始する。つまり、光ディスク52bへはb枚の空き領域を設けて画像を記録する。
【0082】
次にfに示すように検査nが終了したか調べる。検査が終了していない場合にはeに戻り、検査が終了した場合には、gに示すコピー動作を行う。
つまり、光ディスク52aに記録されていた検査nの画像(b枚)を光ディスク52bに予め設けておいた空き領域へコピーする。この様子を図14(c)に示す。
【0083】
このような動作をすることにより、1検査の画像が2枚の光ディスクにまたがって記録されることが無くなったので、例えば光ディスク52bをアナログ光ディスクドライブ装置53bへ挿着するだけで検査nの画像が全て再生表示可能となる。
【0084】
次に画像再生&保存装置69の動作を以下に説明する。
上記画像再生&保存装置69を用いて画像を可搬型記録再生装置4から大容量記録装置77へコピーするときの動作について、図15を参照して説明する。
【0085】
(1)検査室で検査情報及び画像が記録された可搬型記録再生装置4は、集中管理メインルーム内に設置された画像再生&保存装置69に挿着される。
【0086】
(2)操作者は、キーボード75を用いて検索情報(例えば見たい検索画像の患者名等)を入力する。
(3)入力された検索情報をCPU74は入出力回路70を介して可搬型記録再生装置4内のCPU57へ送信する。
【0087】
(4)可搬型記録再生装置4内のCPU57はメモリ31内の検索情報をもとに検索し、合致した検査の縮少画像をMO58より読み出し、画像再生&保存装置69へと送信する。
(5)図15のaに示すように可搬型記録再生装置4から画像再生&保存装置69へと送信された縮少画像の画像データは、入出力回路70を介して画像メモリ71内に記憶され、D/Aコンバータ72を介してモニタ73へ表示される。
(6)図15のbに示すように操作者は大容量記録装置77へコピーし、保管したい画像をキーボード75によって指示する。
【0088】
(7)キーボード75によって指示された指示信号は画像再生&保存装置69のCPU74から可搬型記録再生装置4側のCPU57に転送されることにより、図15のcに示すように指示された縮少画像に対応する原画像は可搬型記録再生装置4から画像再生&保存装置69側に転送され、大容量記録装置77へコピーされる。
【0089】
(8)大容量記録装置77へのコピーが行われると、図15のdに示すように可搬型記録再生装置4内のコピー処理の終了した画像に対してコピーフラグをONにした後、この可搬型記録再生装置4から大容量記録装置77へのコピーする動作を終了する。
以上の操作により可搬型記録再生装置4内の所望の画像を大容量記録装置77へとコピーできる。
【0090】
さらに、コピーに際して、装置可搬型記録再生装置4内のコピー処理の終了した画像に対しては、図16のように画像ヘッダ部に設けられたコピーフラグをONする。従って後日、装置可搬型記録再生装置4内の画像を消去する場合には、このコピーフラグのON/OFFをチェックすることが可能となり、仮にコピーの終了していない画像を消去する場合には警告手段79(例えばブザー)を用いて操作者に大容量記録装置77へのコピーが終了していないことを告げることが可能となる。
【0091】
操作者は、警告手段79の警告にしたがって再度消去のON/NGを判断し、OKであれば消去処理を実行する。
なお、上述した実施例において、可搬型記録再生装置4と同様にMO58に対して据置タイプでも記録及び再生できる手段を設けても良い。また、可搬型記録再生装置4はMO58以外の可搬型記録媒体に対して検索及び表示できるものでも良く、例えば小型のDAT等でも良い。
【0092】
【発明の効果】
本発明は、可搬型記録装置に設けられた第2の記録手段に検索情報を記録する検索情報記録ステップと入力画像を記録する画像記録ステップとを有し、原画像表示ステップで前記検索情報に対応する前記原画像を読み出して表示することにより、可搬型記録装置に記録されている画像情報を容易に確認することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施例の内視鏡画像ファイルシステムの全体構成を示すブロック図。
【図2】内視鏡装置の構成図。
【図3】内視鏡検査の場合における検査準備から検査終了までの動作内容の概略を示すフローチャート図。
【図4】内視鏡検査の場合におけるレリーズ操作により、原画像記録と縮少画像記録作成動作の概略を示すフローチャート図。
【図5】記録される画像の種類を示す説明図。
【図6】可搬型記録再生装置の外形を示す斜視図。
【図7】縮小画像によるインデックス画像から原画像を検索して、その画像を表示する動作を示すフローチャート図。
【図8】縮少画像から原画像を選択表示するまでの表示画像の流れを示す説明図。
【図9】DATへの記録内容を示す説明図。
【図10】DATへの記録動作を示すフローチャート図。
【図11】画像再生&保存装置の構成を示すブロック図。
【図12】DATを画像再生&保存装置を用いて検索し、再生表示する場合の動作を示すフローチャート図。
【図13】一方の光ディスクの空き領域以上の画像情報を記録する場合の動作を示すフローチャート図。
【図14】一方の光ディスクの空き領域以上の画像情報を記録する場合の動作を示す説明図。
【図15】可搬型記録再生装置から大容量記録装置へコピーするときの動作を示すフローチャート図。
【図16】可搬型記録再生装置内の画像記録フォーマットを示す説明図。
【図17】従来例における内視鏡画像ファイルシステムの構成図。
【図18】図17におけるデジタル画像ファイル装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…内視鏡画像ファイルシステム
2…内視鏡装置
3…画像記録ドライブ装置
4…可搬型記録再生装置
7…挿入部
8…操作部
10…電子内視鏡(電子スコープ)
12…光源装置
16…ビデオプロセッサ
18…モニタ
37…制御部
39…データ入力部
40…通信インターフェース
41…レリーズSW
45、57…CPU
46、56…画像メモリ
49…DAT
52a,52b…光ディスク
58…MO
62…表示回路
63…指示入力SW
Claims (2)
- 体腔内の観察部位の画像を得る内視鏡装置から前記観察部位の画像とこの画像の検索が可能な検索情報とを受信し、受信した前記画像と検索情報とを記録するための第1の記録手段を有する画像ファイル装置と、前記画像ファイル装置に着脱自在に接続され第2の記録手段を有する可搬型記録装置を備えた内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法において、
前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置で入力された前記検索情報を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該検索情報を出力する検索情報出力ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記検索情報出力ステップで出力された前記検索情報を入力し、入力した該検索情報を前記第2の記録手段に記録する検索情報記録ステップと、
前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置のレリーズ信号に応答して、前記内視鏡装置で得られた画像を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該画像を出力する原画像出力ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記原画像出力ステップで出力された前記画像を入力し、入力した該画像を前記第2の記録手段に記録する画像記録ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記検索情報記録ステップで記録された前記検索情報を該可搬型記録装置に設けられた表示手段に表示する表示ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記表示ステップで前記表示手段に表示された前記検索情報の中から検索情報の選択入力を受け付ける検索情報選択ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記検索情報選択ステップで選択された検索情報に対応する原画像を、前記第2の記録手段から読み出して前記表示手段に表示する原画像表示ステップと、
を備えたことを特徴とする内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法。 - 体腔内の観察部位の画像を得る内視鏡装置から前記観察部位の画像とこの画像の検索が可能な検索情報とを受信し、受信した前記画像と検索情報とを記録するための第1の記録手段を有する画像ファイル装置と、前記画像ファイル装置に着脱自在に接続され第2の記録手段を有する可搬型記録装置を備えた内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法において、
前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置で入力された前記検索情報を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該検索情報を出力する検索情報出力ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記検索情報出力ステップで出力された前記検索情報を入力し、入力した該検索情報を前記第2の記録手段に記録する検索情報記録ステップと、
前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置のレリーズ信号に応答して、前記内視鏡装置で得られた画像を受信して前記第1の記録手段に記録し、受信した該画像を出力する原画像出力ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記原画像出力ステップで出力された前記画像を入力し、入力した該画像を前記第2の記録手段に記録する画像記録ステップと、
前記画像ファイル装置が、前記内視鏡装置で得られた画像を縮小する画像縮小ステップと、
前記画像ファイル装置が、前記画像縮小ステップで得られた縮小画像を出力する縮小画像出力ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記縮小画像出力ステップで出力された前記縮小画像を入力し、入力した該縮小画像を前記第2の記録手段に記録する縮小画像記録ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記検索情報記録ステップで記録された前記検索情報を該可搬型記録装置に設けられた表示手段に表示する表示ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記表示ステップで前記表示手段に表示された前記検索情報の中から検索情報の選択入力を受け付ける検索情報選択ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記検索情報選択ステップで選択された検索情報に対応する縮小画像を、前記第2の記録手段から読み出して前記表示手段に表示する縮小画像表示ステップと、
前記可搬型記録装置が、前記縮小画像表示ステップで表示された前記縮小画像を指定する入力を受け付け、対応する原画像を前記表示手段に表示する原画像表示ステップと、
を備えたことを特徴とする内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法。
Priority Applications (1)
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JPH06335448A JPH06335448A (ja) | 1994-12-06 |
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JP12922293A Expired - Fee Related JP3725563B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 内視鏡画像ファイルシステムにおける画像情報検索方法 |
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