JPH10248805A - 画像データ記録再生システム - Google Patents

画像データ記録再生システム

Info

Publication number
JPH10248805A
JPH10248805A JP9058110A JP5811097A JPH10248805A JP H10248805 A JPH10248805 A JP H10248805A JP 9058110 A JP9058110 A JP 9058110A JP 5811097 A JP5811097 A JP 5811097A JP H10248805 A JPH10248805 A JP H10248805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
image data
recording
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9058110A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Shiobara
達也 塩原
Masahide Sugano
正秀 菅野
Keiichi Hiyama
慶一 檜山
Kenichiro Nimoda
健一郎 仁茂田
Tadao Eto
忠夫 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9058110A priority Critical patent/JPH10248805A/ja
Publication of JPH10248805A publication Critical patent/JPH10248805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像のより高速な画像再生を実現できる画像
データ記録再生システムを提供する。 【解決手段】 画像再生装置4は画像再生の制御を行う
CPU23を有し、キーボード31から画像再生の指示
があると、画像記録装置内のアクセス速度が速いハード
ディスクに記録された圧縮された画像データを優先して
読出し、データ伸張回路27で伸張してディスプレイ2
6に表示し、その後に前記アクセス速度がより遅い光デ
ィスク装置に記録された圧縮された画像データを読出
し、ディスプレイ26に表示する制御を行うことによ
り、画像のより高速な画像再生を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ発生手段
で発生された画像データを記録及び再生する画像データ
記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内を光ファイバで形成された
イメージガイドを用いて観察するファイバスコープに代
わり、先端部に固体撮像素子(CCD:Charge
Coupled Device)を撮像手段に用いた電
子スコープが多く使用されるようになった。それにとも
ない、撮影あるいは撮像した体腔内の内視鏡画像の記録
方法も、アナログ的記録媒体である写真から、デジタル
的記録媒体であるハードディスクやフロッピィディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク等のデジタル記録媒体
へと変化している。
【0003】従来の内視鏡画像に対する画像データ記録
再生システム或いは画像ファイリングシステムにおいて
は、例えば特開平2ー124129号公報では画像入力
装置によって撮像した1枚の内視鏡画像を複数の画像記
録手段に記録していた。
【0004】この場合には、画像データが膨大になる。
このため、他の従来の内視鏡画像に対するファイリング
システムにおいては、画像入力装置によって撮像した1
枚の内視鏡画像を複数の圧縮方法を用いて圧縮処理し、
それら全てを同一の記録媒体に記録していた。
【0005】そして複数の圧縮方法により記録されてい
る画像、例えば可逆圧縮画像、非可逆圧縮画像から、任
意の内視鏡画像を再生する場合、利用者は再生希望時に
それぞれ希望する圧縮画像の再生の指示をしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像データ記録
再生システムにおいては、画像入力装置によって撮像さ
れた体腔内の内視鏡画像等の画像データは、複数の圧縮
方法により圧縮処理され、同一の記録媒体上に記録され
ていた。
【0007】このため内視鏡画像を再生する場合、その
再生速度は、画像が記録されている記録媒体への検索、
再生指示の転送スピード、記録媒体内での検索スピー
ド、画像再生装置への画像データの転送スピード等、記
録媒体固有の再生速度特性に大きく依存しており、利用
者の要望の多い内視鏡画像等の画像のより高速な画像再
生を実現できていなかった。
【0008】従来の画像データ記録再生システムにおい
ては、再生を希望する画像データがアクセススピードの
遅い記録媒体上に記録されており、その記録媒体から画
像データを再生する場合には、何も表示されない待ち時
間が長かった。
【0009】(発明の目的)本発明は上述した点に鑑み
てなされたもので、利用者の要望の多い画像のより高速
な画像再生を実現できる画像データ記録再生システムを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】同じ画像に基づいて生成
された第1の画像データ及び第2の画像データをそれぞ
れ記録する画像記録手段と、前記画像記録手段に記録さ
れた前記第1の画像データ又は第2の画像データを読み
出し、対応する画像を表示手段に表示する処理を行う画
像再生手段とを有する画像データ記録再生システムにお
いて、画像の表示が指示された場合、指示された画像に
対応する画像データが複数存在する場合、前記表示手段
に画像表示を行うまでの時間が短い方の画像データを優
先して読み出し、対応する画像を前記表示手段に表示す
る制御を行う制御手段を設けることにより、利用者の希
望する画像のより高速な画像再生を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の画像データ記録再
生システムとしての第1の実施の形態の画像ファイリン
グシステム1のシステム全体の構成を示すものである。
この画像ファイリングシステム1は、画像を入力(発
生)するための画像入力装置2、画像を記録する画像記
録装置3、画像を再生する画像再生装置4、画像を記録
する光ディスク装置5から成り、画像入力装置2、画像
記録装置3、画像再生装置4は、ネットワーク6によっ
て接続されている。光ディスク装置5は、SCSIケー
ブル7を介し、画像記録装置3に接続されており、本実
施の形態では画像記録装置3内に設けた記録及び再生に
おけるアクセス速度が速い第1の画像記録手段としての
ハードディスク40(図4参照)には非可逆画像データ
を記録し、前記第1の画像記録手段よりはアクセス速度
が遅い第2の画像記録手段としての光ディスク装置5に
は可逆画像データを記録するようにしている。
【0012】図2は、画像入力装置2の構成を示すもの
である。この画像入力装置2は、起動ソフトウェアを格
納したROM8、作業領域等に使用されるRAM9、こ
の画像入力装置2の制御を行うCPU10、画像データ
が格納される画像メモリ11、A/Dコンバータ12、
撮像を行う撮像装置13、画像データの圧縮処理を行う
データ圧縮処理回路14、ネットワークインターフェイ
ス15、SCSIインターフェイス16、ハードディス
ク17、画像の記録或いは保存を指示するスイッチ18
から成り、ROM8、RAM9、CPU10、データ圧
縮処理回路14、ネットワークインターフェイス15、
SCSIインターフェイス16、スイッチ18はバスラ
イン19によって互いに接続されている。
【0013】また、撮像装置13は、A/Dコンバータ
12に接続されており、このA/Dコンバータ12は、
画像メモリ11に接続されている。そして、撮像装置か
ら出力されるビデオ信号はA/Dコンバータ12でディ
ジタルの画像データに変換されて画像メモリ11に格納
される。
【0014】また、ハードディスク17は、SCSIイ
ンターフェイス16に接続されている。本実施の形態で
はデータ圧縮処理回路14は同じ画像の画像データから
異なる圧縮方法により、非可逆画像データと可逆画像デ
ータとを生成し、後述するようにそれぞれ別の画像記録
手段に記録するようにしている。具体的には少なくとも
再生時のアクセス速度が速い第1の画像記録手段には画
像再生を優先する画像データ(具体的には非可逆画像デ
ータ)を記録し、後から画像再生される画像データ(具
体的には可逆画像データ)を第1の画像記録手段より再
生時のアクセス速度が遅い第2の画像記録手段に記録す
るようにしている。
【0015】撮像装置13は、画像を撮像し、画像に対
応するビデオ信号が出力可能な装置であり、例えば、本
実施の形態では図14に示すように内視鏡画像を撮像す
る内視鏡撮像装置で構成される。
【0016】この(内視鏡)撮像装置13は可撓性で細
長に形成され、観察部位66に挿入される挿入部67
と、この挿入部67の後端部に連設された操作部68
と、この操作部68の側部より延出したユニバーサルケ
ーブル69とを有する電子スコープ70を有している。
【0017】前記ユニバーサルケーブル69の後端部に
はコネクタ71が設けられており、このコネクタ71は
電子スコープ70に照明光を供給する光源装置72に接
続されている。このコネクタ71の側部から信号ケーブ
ル73が延出しており、この信号ケーブル73の後端部
に設けられたコネクタ74は画像制御装置76に接続さ
れている。
【0018】この画像制御装置76は電子スコープ70
によって得られた画像信号を信号処理して例えばRGB
の3原色信号等のビデオ信号を生成してケーブル77a
を経てTVモニタ78に出力し、術者は内視鏡画像が観
察できるようにしている。
【0019】前記画像制御装置76で生成されたビデオ
信号はケーブル77bを経て図2のA/Dコンバータ1
2にも送出され、画像メモリ11に記憶されるようにな
っている。
【0020】また、図14に示すように前記電子スコー
プ70の挿入部67の先端部には光源装置72より供給
された照明光を観察部位66に出射するファイババンド
ルによって形成されたライトガイド80の出射端面が設
けられている。このライトガイド80は挿入部67と操
作部68とユニバーサルケーブル69内とを経てコネク
タ71を光源装置72に接続すると照明光を供給される
ようになっている。
【0021】前記挿入部67の先端部には更に、対物レ
ンズ81が設けられており、この対物レンズ81の結像
位置には固体撮像素子としてのCCD82の撮像面が位
置するようになっている。このCCD82には撮像面に
結像した被写体像を光電変換した結果得られる電気信号
と、このCCD82を駆動する駆動クロックが伝送され
る信号線83(1本で示してある)が接続されている。
この信号線83は挿入部67と操作部68とユニバーサ
ルケーブル69とを経てコネクタ71に至り、更に、コ
ネクタ71から信号ケーブル73を経てコネクタ74に
延長されている。
【0022】前記光源装置72には光源ランプ84が設
けられており、この光源ランプ84と前記ライトガイド
80の入射端面とを結ぶ光路上には光源ランプ84側よ
り光源ランプ84の照明光を平行光とするコリメータレ
ンズ85と回転フィルタ86と照明光を集光してライト
ガイド80の入射端面に照射する集光レンズ87とが設
けられている。
【0023】前記回転フィルタ86は円盤状で周方向に
例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の各色光を透過す
る色透過フィルタ88R,88G,88Bが設けられて
おり、この各色透過フィルタ88R,88G,88Bを
前記コリメータレンズ85によって平行光とされた照明
光が入射するようになっている。この回転フィルタ86
はモータ89によって回転駆動されて、赤、緑、青の各
色光を時系列的にライトガイド80に供給するようにな
っている。
【0024】前記コネクタ74を画像制御装置76に接
続することにより信号線83は画像制御装置76内に設
けられた画像プロセス部91に接続されるようになって
いる。この画像プロセス部91は駆動クロックを印加し
てCCD82を駆動し、該CCD82から送出される電
気信号をRGBビデオ信号に変換して出力するようにな
っている。また、画像信号レベルR,B信号のバランス
等の制御を行なうようになっている。
【0025】この画像プロセス部91の出力は画像メモ
リ92に送出されるようになっている。この画像メモリ
92は入力されるRGBビデオ信号を制御部93からの
制御信号に応じてそのまま通過させるか、一時保存して
静止画として繰返し出力するようになっている。画像メ
モリ92の出力は図示しないD/Aコンバータを介し、
分岐されて一方はTVモニタ78に出力され、画面上に
観察部位66の画像を表示するようになっている。又、
他方は図2のA/Dコンバータ12を介して前記画像メ
モリ11に送出される。
【0026】前記制御部93は例えばキーボード等のデ
ータ入力部94及び通信インターフェース95とに接続
されている。データ入力部94からは使用者の操作によ
ってRGBビデオ信号に重畳する患者名、患者生年月日
等の患者データや画像記録(レリーズ等)の制御信号が
入力され、患者データは上記したように画像プロセス部
91に送出されてRGBビデオ信号に重畳される。又、
制御信号は画像メモリ92と通信インターフェース95
とに送出される。この通信インターフェース95は例え
ばRS−232C規格によるシリアル伝送のインターフ
ェース部で制御部93からの制御により外部とデータ及
び制御信号の入出力を行なうことができる。
【0027】図3は、画像再生装置4の構成を示すもの
である。この画像再生装置4は、ROM20、RAM2
1、V−RAM22、画像再生の制御を行う制御手段と
してのCPU23、ネットワークインターフェイス2
4、ディスプレイ制御回路25、画像表示手段としての
ディスプレイ26、圧縮された画像データに対する伸張
処理により圧縮前の画像を復元する処理を行うデータ伸
張処理回路27、SCSIインターフェイス28、ハー
ドディスク29、キーボードインターフェイス30、画
像の読出し或いは再生の指示手段としての機能等を有す
るキーボード31から成り、ROM20、RAM21、
V−RAM22、CPU23、ネットワークインターフ
ェイス24、ディスプレイ制御回路25、データ伸張処
理回路27、SCSIインターフェイス28、キーボー
ドインターフェイス30は、バスライン32によって互
いに接続されている。
【0028】データ伸張処理回路27により復元された
画像を表示するディスプレイ26は、ディスプレイ制御
回路25に接続されている。また、ハードディスク29
は、SCSIインターフェイス28に接続されている。
さらに、キーボード31は、キーボードインターフェイ
ス30に接続されている。
【0029】図4は、画像記録装置3の構成を示すもの
である。この画像記録装置3は、ROM33、RAM3
4、CPU35、V−RAM36、ネットワークインタ
ーフェイス37、SCSIインターフェイス38、フロ
ッピディスクドライブ39、第1の画像記録手段として
のハードディスク40、ディスプレイ制御回路41、デ
ィスプレイ42、キーボードインターフェイス43、キ
ーボード44から成り、ROM33、RAM34、CP
U35、V−RAM36、ネットワークインターフェイ
ス37、SCSIインターフェイス38、ディスプレイ
制御回路41、キーボードインターフェイス43は、バ
スライン45によって互いに接続されている。
【0030】ハードディスク40は、フロッピディスク
ドライブ39に接続されている。またこのハードディス
ク40は、SCSIケーブル7を介して、第2の画像記
録手段としての光ディスク装置5にも接続されている。
ハードディスク40の記録容量に対して、光ディスク装
置5の記録容量は大きいものが使用されている。
【0031】フロッピディスクドライブ39は、SCS
Iインターフェイス38に接続されている。また、ディ
スプレイ42は、ディスプレイ制御回路41に接続され
ている。さらに、キーボード44は、キーボードインタ
ーフェイス43に接続されている。
【0032】図5は、画像記録装置3内のハードディス
ク40の領域分割を示すものである。このハードディス
ク40は、ソフトウェア領域46、画像記録領域47、
容量管理領域48に分割されている。
【0033】図6は、画像記録装置3内のハードディス
ク40内のソフトウェア領域46の構成を示すものであ
る。ソフトウェア領域46は、画像記録装置3を起動す
るための画像記録装置起動ソフトウェア49、ソフトウ
ェア作業領域50から構成されている。
【0034】図7は、画像記録装置3内のハードディス
ク40内の容量管理領域48の構成を示すものである。
容量管理領域48は、ハードディスク書込み量51と、
書込み確保量52、消去量53から構成されている。
【0035】本実施の形態では画像入力装置2に設けた
画像記録の指示手段であるスイッチ18の操作により、
画像記録の指示信号が出力された場合には、(画像記録
の際の制御手段を構成する)CPU10はその画像のデ
ィジタルデータから異なる圧縮方法により、2つの非可
逆画像データ及び可逆画像データ(単に非可逆データ及
び可逆データとも記す)を生成し、非可逆データを優先
して画像記録装置3に転送し、画像記録装置3内の制御
手段としてのCPU35に対して前記非可逆データをア
クセス速度が速い第1の画像記録手段に記録するように
制御し、その後にデータ量が多い可逆データをアクセス
速度が遅い第2の画像記録手段に記録するような制御を
行うようにしていることが特徴の1つになっている。
【0036】また、画像検索、再生の制御手段としての
画像再生装置4内のCPU23は画像の検索或いは再生
が指示された場合には、優先して第1の画像記録手段か
ら対応する画像の検索或いは再生を行うように制御する
ようにしていることが特徴の1つになっている。
【0037】なお、本実施の形態では優先して画像表示
される画像データとしてその画像データ量も考慮して決
定している。後述するように可逆画像データは元の画像
データに完全に復元できるが、データ量が非可逆画像デ
ータよりは大きくなるのが一般的であり、これに対し、
非可逆画像データは元の画像データに完全には復元でき
ないが、高い圧縮率により小さいデータ量の画像データ
に変換できる。小さいデータ量の方がアクセス速度が速
いがデータ記録容量が少ないハードディスク40に記録
する際の負担が少なく、より多くのファイル数を記録で
きる等のメリットがある。
【0038】次に本実施の形態の作用を説明する。画像
ファイリングシステム1の基本的動作の概略を図1を用
いて説明する。この画像ファイリングシステム1は、撮
像した画像(具体的には内視鏡画像)の記録を行う機能
と、記録した画像の検索、表示を行う機能を有してい
る。内視鏡画像の撮像は画像入力装置2において行わ
れ、撮像した画像の記録は画像記録装置3、および光デ
ィスク装置5において行われ、記録した画像の検索、表
示は画像再生装置4において行われる。
【0039】前記画像入力装置2、画像記録装置3、画
像再生装置4はネットワーク6を介して相互に接続され
ており、画像の記録、検索、表示を行う際に必要となる
画像データ、およびその関連データの送受信は、各装置
間で行われる。
【0040】また、図1のネットワーク6にさらに他の
画像入力装置及び画像再生装置を接続することもでき、
この場合にはネットワーク6を介し、1つの画像記録装
置3(及び光ディスク装置5)に対し、複数の画像入力
装置、及び複数の画像再生装置を動作させることが可能
であり、離れた複数の場所からでも、ネットワーク6を
介して、瞬時に画像の記録、検索、表示を行うことが出
来る。
【0041】次に本実施の形態の画像ファイリングシス
テム1を構成する各装置の動作について説明する。ま
ず、画像入力装置2の処理の流れを図8のフローチャー
トを用いて説明する。
【0042】画像入力装置2に電源が投入されると、起
動処理であるステップS1を開始し、CPU10は、R
OM8内のソフトウェアを実行する。このソフトウェア
は、ハードディスク17内の画像入力装置起動ソフトウ
ェアをRAM9に転送するもので、転送が終了するとC
PU10はRAM9に転送された画像入力装置起動ソフ
トウェアを実行する。CPU10はネットワークインタ
ーフェイス15を制御し、画像記録装置3とのデータ通
信を可能にする。
【0043】ステップS2では、CPU10は画像の記
録の指示するスイッチ18の出力値を監視し始める。ス
イッチ18の出力が1か否かを判断し、画像の記録の指
示を行わない場合の0を出力している間、CPU10は
待機状態となる。
【0044】撮像装置13により撮像された画像は、A
/Dコンバータ12によって高速に画像データ化されて
画像メモリ11に記録されているため、撮像装置13に
よって撮影されている画像はほぼリアルタイムに取り込
まれるようになっている。撮像装置13として、例えば
図14に示すような内視鏡撮像装置を使用する。
【0045】操作者がスイッチ18をONにすると、ス
イッチ18は出力値1をバスライン19を介してCPU
10に出力し、CPU10はこれを検出して次のステッ
プS3以降の画像の記録の処理を行う。
【0046】ステップS3では、CPU10は画像メモ
リ11内に記憶されている画像データをデータ圧縮回路
14に転送、圧縮処理を行い、可逆および非可逆圧縮デ
ータを作成する。処理により作成された非可逆圧縮デー
タを、バスライン19を介してRAM9に転送する。
【0047】ステップS4では、CPU10は画像記録
装置3内のCPU35に対し、画像データのハードディ
スク40への書込み要求を送出した後、ステップS5に
進み、RAM9上の画像データをネットワーク6を介し
てCPU35に転送する。そして、このCPU35は転
送された非可逆圧縮データを画像記録装置3内のハード
ディスク40に記録する。
【0048】ステップS6では、前記ステップS3にて
作成した可逆圧縮データを、バスライン19を介してR
AM9に転送する。
【0049】ステップS7では、前記のステップS4と
同様に、CPU10が画像記録装置3内のCPU35に
対し、画像データの光ディスク装置5への書込み要求を
送出する。
【0050】ステップS8では、RAM9上の画像デー
タをネットワーク6を介してCPU35に転送する。そ
して、このCPU35は転送された可逆圧縮データを画
像記録装置3とSCSIケーブル7で接続された光ディ
スク装置5に記録する。
【0051】これら一連の処理により画像記録を完了す
る。すなわち、スイッチ18の操作によって、非可逆圧
縮データを画像記録装置3内のハードディスク40へ、
可逆圧縮データを光ディスク装置5へ記録する画像記録
は完了し、ステップS2に戻り、次の指示に備える。
【0052】このように画像記録の指示により、指示さ
れた画像から異なる圧縮方法で2つの画像データを生成
し、それぞれ別の画像記録手段に記録することにより、
画像データをより確実に保存するようにしている。
【0053】次に画像記録装置3の動作を図9に示すフ
ローチャートを用いて説明する。
【0054】電源が投入されると、画像記録装置3は、
起動処理のステップS9を行う。
【0055】このステップS9では、CPU35はRO
M33に記録されている起動ソフトウェアの実行を開始
する。このソフトウェアはハードディスク40内の画像
記録装置起動ソフトウェア49をRAM34に転送した
後、CPU35にて実行させるためのものである。RA
M34に転送された起動ソフトウェア49の実行をCP
U35が開始すると、ステップS10のネットワーク送
受信の処理を実行する。
【0056】このステップS10はネットワーク6に接
続されている画像入力装置2と画像再生装置4と画像記
録装置3とのデータ入出力処理である。ステップS10
の処理の流れを図10に示すフローチャートを用いて説
明する。
【0057】ステップS13では、CPU35はネット
ワーク6で接続されている画像入力装置2からの画像書
込み要求があるか否かを判断し、画像書込み要求がある
場合には、ステップS14に進み、画像書込み要求がな
い場合には、ステップS18に進む。この画像書込みの
要求は図8のフローチャートで説明したようにスイッチ
18が操作されるに伴って発生する。
【0058】ステップS14では、ハードディスク40
内の画像記録領域47への画像書込み要求であるか否か
の判断をし、ハードディスク40内への画像書込み要求
である場合には、ステップS16に進み、ハードディス
ク40内への画像書込み要求でない場合には、ステップ
S15に進み、光ディスク装置5へ画像データを書込
む。
【0059】ステップS16では、ハードディスク40
内の画像記録領域47への画像書込みを行う。つまり、
CPU35はネットワーク6を介して画像入力装置2か
ら送られてきた画像データ(非可逆圧縮データ)をハー
ドディスク40内の画像記録領域47に書き込む。この
時、CPU35は、送られてきた画像データの容量をバ
イト単位で計測し、計測した容量をRAM34に記録す
る。
【0060】ステップS17では、ハードディスク40
への書込み量を加算する処理を行う。つまり、ハードデ
ィスク40内の容量管理領域48に記録されているハー
ドディスク書込み量51に、新たに書き込んだ容量、す
なわちRAM34上に記録されている画像データの容量
を加算する。その後、次のステップS18に進む。
【0061】ステップS18では、画像再生装置4から
画像読み出し要求があるか否かを判断し、画像読み出し
要求がある場合にはステップS19に進み、ない場合に
はステップS10を終了する。
【0062】ステップS19では、画像読み出し要求
が、ハードディスク40内からの画像読み出し要求であ
るか否かを判断し、ハードディスク40からの画像読み
出し要求がある場合には、ステップS22に進み、そう
でない場合にはステップS20に進む。
【0063】ステップS22では、ハードディスク40
内の画像データの検索を行う。つまり、画像読み出し要
求に応じた画像データをハードディスク40内の画像記
録領域47から検索し、次のステップS23に進み、検
索した画像データを画像再生装置4にネットワーク6を
介して出力する。
【0064】ステップS20では、光ディスク装置5内
の画像データの検索を行う。検索が終了すると次のステ
ップS21に進み、検索した画像データを画像再生装置
4にネットワーク6を介して出力する。以上でステップ
S10を終了し、図9に示すステップS11に進む。
【0065】ステップS11では、ハードディスク40
内の容量管理領域48にあるハードディスク書込み量5
1と、書込み確保量52との大小を比較し、ハードディ
スク書込み量51>書込み確保量52か否かを判断す
る。書込み確保量52は、ハードディスク40内にデー
タを書き込むことが可能である容量の値であり、任意に
設定可能である。
【0066】この比較、ハードディスク書込み量51>
書込み確保量52が成立する場合には、次のステップS
12へ進み、そうでない場合にはステップS10へ戻
る。ステップS12の処理の流れを図11に示すフロー
チャートを用いて説明する。
【0067】ステップS24では、CPU35は、RA
M34に転送量と定義した数値0を記憶する。ステップ
S25では、CPU35は画像記録領域47内で、最も
古い画像データを検索する。
【0068】ステップS26では、CPU35は検索し
た最も古い画像データを、画像記録領域47内から光デ
ィスク装置5に転送する。ステップS27では、CPU
35はRAM34上に記録されている転送量に、転送し
た画像データの容量を加算する。このようにして加算さ
れた値を新たな転送量とし、ステップS28に進む。
【0069】ステップS28では、最も古い画像データ
を画像記録領域47から消去する。次のステップS29
では、CPU35はRAM34上に記録されている数値
である転送量とハードディスク40内の容量管理領域4
8にある消去量53とを比較して、転送量≧消去量か否
かを判定し、転送量≧消去量である場合にはステップS
12を終了し、そうでない場合にはステップS25に戻
る。
【0070】すなわちステップS12は、消去量に相当
する容量の画像データを、画像記録領域47中の古いデ
ータから光ディスク装置5に転送し、転送済みの画像デ
ータを画像記録領域47から消去することにより、新た
に画像記録領域47内に画像データを記録するための空
き領域を確保する処理である。ステップS12が終了す
るとステップS10に戻る。
【0071】次に画像再生装置4の動作を図12に示す
フローチャートを用いて説明する。画像再生装置4の電
源が投入されると、起動処理であるステップS30を開
始し、CPU23はROM20内のソフトウェアを実行
する。
【0072】このソフトウェアは、ハードディスク29
内の画像再生装置起動ソフトウェアをRAM21に転送
するもので、転送が終了するとCPU23はRAM20
に転送された画像再生装置起動ソフトウェアの実行を開
始する。そして、CPU23はネットワークインターフ
ェイス24を制御し、画像記録装置3とのデータ通信を
可能にする。その後、次のステップS31に進む。
【0073】ステップS31では、キーボード31から
の画像読み出し要求があるか否かを判断し、画像読み出
し要求がある場合には、次のステップS32へ進み、画
像読み出し要求がない場合には、ステップS31に戻
り、待機状態となる。
【0074】ステップS32では、CPU23は画像記
録装置3内のCPU35に対し、ハードディスク40か
らの画像読み出し要求を送出する。画像記録装置3内の
CPU35は、画像読み出し要求を受信すると対応する
画像データを出力し、画像再生装置4内のRAM21へ
その画像データを転送する。
【0075】ステップS33では、光ディスク装置5へ
の画像読み出し要求があるか否かを判断し、画像読み出
し要求がある場合には、ステップS35およびステップ
S36の両ステップに進み、画像読み出し要求がない場
合にはステップS34に進む。
【0076】光ディスク装置5への画像読み出し要求が
ない場合、すなわちステップS34において、CPU2
3はステップS32で画像記録装置3よりRAM21へ
転送された圧縮された画像データをデータ伸張処理回路
27へ転送し、データの伸張処理を行う。伸張処理を行
った後、CPU23は伸張処理後の画像データをディス
プレイ26上に表示させる制御を行い、ステップS31
に戻り、待機状態となる。
【0077】光ディスク装置5への画像読み出し要求が
ある場合は、ステップS35およびステップS36の両
ステップへ進む。
【0078】ステップS35では、ステップS34と同
様の処理を行う、つまり、画像記録装置3からRAM2
1へ転送された圧縮された画像データをデータ伸張処理
回路27へ転送し、データの伸張処理を行う。そして伸
張処理を行った後、CPU23は伸張処理後の画像デー
タをディスプレイ26上に表示させる制御を行う。
【0079】ステップS36では、CPU23は画像記
録装置3内のCPU35に対し、光ディスク装置5から
の画像読み出し要求を送出する。画像記録装置3内のC
PU35は、画像読み出し要求を受信すると対応する画
像データを出力し、画像再生装置4内のRAM21へそ
の画像データを転送する。
【0080】ステップS37では、CPU23はRAM
21内にある圧縮された画像データをデータ伸張処理回
路27へ転送し、データの伸張処理を行う。伸張処理を
行った後、CPU23は伸張処理後の画像データをディ
スプレイ26上に表示し、ステップS31に戻り、待機
状態となる。
【0081】本実施の形態では、光ディスク装置5への
画像読み出し要求がある場合、ステップS35とステッ
プS36を平行に処理する。すなわちハードディスク4
0から読み出された画像データをディスプレイ26上に
表示している間に、光ディスク装置5から画像データを
読み出し、読み出した画像データを後からディスプレイ
26上に表示するようにしている。
【0082】図12のフローチャートでは、この処理を
並列的な処理であるとしているが、ディスプレイ26上
にハードディスク40から読み出された画像データを表
示し、その後、光ディスク装置5からデータを読み出す
処理、すなわち、ステップS36の前にステップS35
を行うような連続的な処理にしても良い。
【0083】このようにキーボード31から画像の検索
の指示等をした場合には画像再生装置4の制御手段とし
てのCPU23は優先して第1の画像記録手段としての
ハードディスク40から対応する圧縮された画像データ
を読み出し、データ伸張処理回路27で伸張処理して圧
縮前の画像に相当する画像を復元し、ディスプレイ26
に表示する制御を行う。
【0084】また、画像の検索指示により、光ディスク
装置5に記録された画像データの表示も指示された場合
にも、まずハードディスク40に記録された対応する画
像データを復元してディスプレイ26に出力し、その画
像を表示している間に光ディスク装置5から画像データ
を読み出し、伸張処理して後からディスプレイ26上に
表示するようにしている。
【0085】画像の検索指示に対してこのような画像再
生制御を行うことにより、優先してアクセス速度が大き
い第1の画像記録手段からよりデータ量が少ない非可逆
データを読み出し、伸張処理して表示手段に表示するよ
うにしているので、少ない待ち時間で対応する画像を表
示できる。
【0086】また、第2の画像記録手段からの画像を表
示することが指示された場合にも、まず前記画像を出力
し、表示手段に表示されたいる間に第2の画像記録手段
から読み出し、伸張処理した画像を後から表示するの
で、この場合にもほぼ同等に近い画像が少ない待ち時間
でとりあえず表示されるので、何も表示されない時間が
長く続くような事態を解消できる。
【0087】本実施の形態によれば、以下の効果を有す
る。
【0088】このように構成および作用する第1の実施
の形態の画像ファイリングシステム1によれば、記録媒
体(画像記録手段)のアクセススピードの違い、及び非
可逆、可逆圧縮データのファイル容量(データ量)の差
異に着目し、より高速にファイル内容を検索、表示する
ことが可能となる。
【0089】すなわち、画像記録装置3内のハードディ
スク40および光ディスク装置5に、それぞれ、先に表
示をする必要がある非可逆圧縮データ、および後から表
示を行う可逆圧縮データを記録しており、画像再生装置
4にて画像データを検索・表示する場合、アクセススピ
ードの早い画像記録装置3内のハードディスク40から
データを検索・表示し、必要であれば後から光ディスク
装置5内のデータの検索・表示を行う。
【0090】すなわち詳細な画像データが必要である場
合においても、仮に画像データの概要をディスプレイ2
6上に表示しておき、その間にアクセススピードの遅い
光ディスク装置5内から詳細な画像データを検索し、そ
の後表示を行うため、検索・表示を行う際に発生してい
た待ち時間を減少させることが可能となる。
【0091】なお、可逆圧縮データを表示することが最
終目的であっても、非可逆圧縮データを先に表示してお
くことで、完全な待ち時間(何も表示されず、データの
確認等が全くできない時間)を短縮できる。
【0092】可逆と全く同一のデータではないが、近似
データとして先に確認や評価を始めることが可能であ
り、利用者の待ち時間に起こるいらだちも解消できる。
また、このように少ない待ち時間で画像を表示できるよ
うな制御を行っているので、少ない待ち時間で画像を表
示させるような操作を利用者は行うことが不要になり、
システムに対する操作性を向上できる。
【0093】(第1の実施の形態の変形例)なお、本実
施の形態では、先に表示をする必要があるデータとし
て、非可逆圧縮データ、後から表示を行うデータとし
て、可逆圧縮データとしたが、その変形例として、先に
表示をする必要があるデータとしてインデックスデー
タ、後から表示を行うデータとして可逆或いは非可逆圧
縮データとしても良い。
【0094】ここで、インデックスデータとは、可逆圧
縮、または非可逆圧縮データから、元のデータの内容が
分かる程度にデータを間引いて作成したデータのことを
示す。このインデックスデータは、データの間引きで画
像の縮小を行っているため、所定の表示エリアに同時に
より多数の画像が表示でき、画像の検索等に有効に利用
できるといった特徴を持つ。
【0095】この場合の画像記録装置3への画像記録を
行う動作を図13に示すフローチャートを用いて説明す
る。電源が投入され、ステップS38の起動処理及びス
テップS39のスイッチの出力が1か否かを判断する処
理は画像入力装置2の図8に示すフローチャート内のス
テップS1とステップS2の処理と同一である。
【0096】ステップS40では、画像入力装置2内の
CPU10は画像メモリ11内に記憶されている画像デ
ータをデータ圧縮処理回路14に転送する。そして、転
送されたデータから一定間隔でデータを間引くことによ
り、インデックスデータを作成する。その後、さらにデ
ータ圧縮処理回路14において、ステップS3と同一の
圧縮処理を行い、可逆および非可逆圧縮データを作成す
る。
【0097】ステップS41では、CPU10は上記ス
テップS40で作成されたインデックスデータをRAM
9に転送する。次のステップS42では、CPU10は
画像記録装置3内のCPU35に対し、画像データのハ
ードディスク40への書込み要求を送出した後、ステッ
プS43に進み、他の画像データに優先してRAM9上
のインデックスデータをネットワーク6を介してCPU
35に転送する。CPU35は転送されたインデックス
データを他の画像データより優先してハードディスク4
0に記録することになる。
【0098】ステップS44では、前記のステップS4
0にて作成された可逆および非可逆圧縮データを、バス
ライン19を介してRAM9に転送する。
【0099】ステップS45では、CPU10が画像記
録装置3内のCPU35に対し、画像データの光ディス
ク装置5への書込み要求を送出する。
【0100】ステップS46伝送系は、前記のステップ
S40にて作成した可逆および非可逆圧縮データを、バ
スライン19を介してRAM9に転送する。これら一連
の処理により画像記録は完了する。
【0101】本実施の形態及びその変形例では、先に表
示をする必要がある画像に対応する画像データ、および
後から表示を行う画像に対応する画像データの組み合わ
せとして2種類の実施の形態を明記したが、以下に示す
ような組み合わせにしても良い。
【0102】 先に表示する画像データ 後に表示する画像データ パターン1. 非可逆圧縮データ 可逆圧縮データ パターン2. インデックスデータ 可逆、非可逆圧縮データ パターン3. インデックスデータ 非可逆圧縮データ 可逆圧縮データ パターン4. インデックスデータ 可逆圧縮データ 非可逆圧縮データ ここで、パターン1は上記第1の実施の形態で説明した
ものであり、パターン2は図13のフロチャートで説明
したものである。
【0103】パターン3及び4はパターン2を変形させ
たものである。例えば、パターン3では記録及び再生時
のアクセス速度がより速いハードディスク40にインデ
ックスデータ及び非可逆圧縮画像データとを記録し、可
逆圧縮画像データを光ディスク装置5に記録する。そし
て、画像再生の指示に対してはインデックスデータを表
示すると共に、非可逆圧縮画像データを復元処理してを
表示し、その後に可逆圧縮画像データを復元処理して表
示する。
【0104】パターン4はパターン3において、非可逆
圧縮画像データと可逆圧縮画像データを入れ換えた処理
を行うものである。
【0105】本実施の形態及びその変形例(つまり、パ
ターン1〜4)の効果は、パターン1の効果とほぼ同様
である。
【0106】なお、上述の実施の形態及びその変形例で
は、画像記録手段の少なくとも再生時のアクセス速度の
違いを第1に考慮して、画像再生の指示に対して画像再
生装置4のCPU23はアクセス速度の速い画像記録手
段としてのハードディスク40から画像データを読み出
し、(復元処理等して)その画像を優先してディスプレ
イ26に表示し、その後にアクセス速度の遅い画像記録
手段としての光ディスク装置5から画像データを読み出
し、復元処理された画像をディスプレイ26に表示する
ように制御しているが、以下のように制御しても良い。
【0107】つまり、同じ画像(の画像データ)に基づ
いて生成された第1の画像データ及び第2の画像データ
をそれぞれ同じ或いは別の画像記録手段に記録し、画像
再生の指示により、第1の画像データを読み出し、圧縮
されている場合には復元する処理を行い対応する第1の
画像を表示するまでの時間と、第2の画像データを読み
出し、圧縮されている場合には復元する処理を行い対応
する第2の画像を表示するまでの時間とで短くて済む方
の第1の画像データ又は第2の画像データ(仮に優先画
像データと記す)を優先して表示手段に表示するような
制御を行うようにしても良い。
【0108】つまり、圧縮されて画像記録手段に記録さ
れた画像データに対しては、表示の前に伸張して復元す
る処理が必要となり、異なる圧縮方法で圧縮された画像
データに対しては伸張する処理時間も考慮して、この処
理時間を含む表示に至るまでの時間で、より短くて済む
画像データを優先する制御を行うようにする。
【0109】この場合、ハードディスク40と光ディス
ク装置5のようにアクセス速度が異なる画像記録手段
(或いは画像記録媒体)が複数ある場合には、アクセス
速度が速い画像記録手段に優先画像データを記録するよ
うにすると、画像再生の指示に対してより高速に画像再
生を行うことができ、利用者に対する要望に沿ったシス
テムを提供できる。
【0110】なお、異なる圧縮方法の画像データを復元
する処理の時間が殆ど同じであるような場合には、後述
するように画像データのデータ量の大小で記録する画像
記録手段を決めるようにしても良い。
【0111】具体的には、可逆画像データは元の画像デ
ータに完全に復元できるが、データ量が非可逆画像デー
タよりは大きくなるのが一般的であり、これに対し、非
可逆画像データは元の画像データに完全には復元できな
いが、高い圧縮率により小さいデータ量の画像データに
変換できる。
【0112】このため、アクセス速度が異なる画像記録
手段(或いは画像記録媒体)が複数ある場合には、この
非可逆画像データを優先画像データとしてアクセス速度
がより速い画像記録手段に記録するようにしても良い。
【0113】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図15及び図16を参照して説明する。図
15は本実施の形態における画像再生装置の構成を示
し、図16は画像再生装置の動作内容を示す。本実施の
形態は同じ画像に対応する画像データが複数存在する場
合、複数の画像データの復元画像を利用者が簡単な操作
で表示できるようにするものである。このため、本実施
の形態の画像ファイリングシステムは第1の実施の形態
における図3の画像再生装置4の構成においてバスライ
ン32に画像再生制御回路54を追加した図15に示す
画像再生装置4を採用している。
【0114】この画像再生制御回路54は画像再生の条
件を登録することができ、利用者はキーボード31から
画像再生の条件を登録することにより、その登録した条
件に従って画像再生を制御できるようにしている。
【0115】また、画像再生の基準条件が予め登録され
ており、術者等の利用者が条件を登録していない場合に
はこの基準条件で画像再生の制御を行う。この基準条件
は、非可逆、可逆圧縮の圧縮率の差異に着目し、非可逆
画像データすなわちファイル容量の小さい画像データを
優先して先に検索、表示するように設定されている。
【0116】つまり、CPU35から画像再生の要求が
入力されると、画像再生制御回路54は非可逆圧縮画像
データを優先して読み出し、伸張処理させて非可逆画像
を表示させ、その後に可逆圧縮画像データを読み出し、
伸張処理させて可逆画像を表示させるように制御する。
他の装置の構成は第1の実施の形態と同一の構成であ
る。
【0117】以下、本実施の形態における作用を図16
の画像再生装置4の動作を示すフローチャートを用いて
説明する。画像再生装置4の電源が投入されると、起動
処理であるステップS47を開始する。このステップS
47は、第1の実施の形態の画像再生装置4の起動処理
のステップS30(図12参照)と同一処理である。
【0118】次のステップS48では、キーボード31
から画像再生の指示があるか否かを判断し、画像再生の
指示がある場合には、次のステップS49へ進み、画像
再生の指示がない場合には、ステップS48に戻り、待
機する。ステップS49では、画像再生装置4内のCP
U23は、画像再生制御回路54へ画像再生の要求を送
出する。
【0119】ステップS50では、画像再生の要求を受
信した画像再生制御回路54は、基準条件に従って、画
像記録装置3内のCPU35に対し、非可逆圧縮画像デ
ータの読み出し要求を送出する。画像記録装置3内のC
PU35は、データ読み出し要求を受信すると対応する
非可逆圧縮画像データを出力し、画像再生装置4内のR
AM21へデータを転送し、ステップS51およびステ
ップS52の両ステップへ進む。
【0120】ステップS51では、CPU23はRAM
21内にある圧縮された非可逆画像データをデータ伸張
処理回路27へ転送し、データの伸張処理を行った後、
その処理済みの非可逆画像をディスプレイ26上に表示
する。その後、ステップS48へ戻り、次の指示の待機
状態となる。
【0121】ステップS52では、画像再生制御回路5
4は、画像記録装置3内のCPU35に対し、可逆圧縮
画像データの読み出し要求を送出する。この要求を受信
したCPU35は、ハードディスク40、または光ディ
スク装置5より対応する可逆圧縮画像データを出力し、
画像再生装置4内のRAM21へデータを転送する。そ
の後、次のステップS53に進む。
【0122】ステップS53では、ステップS51と同
様に画像データの伸張処理を行い、伸張処理済みの可逆
画像をディスプレイ26上へ表示する。その後、ステッ
プS48へ戻り、待機状態となる。
【0123】本実施の形態は以下の効果を有する。この
ように動作する画像再生装置4においては、非可逆、可
逆圧縮の圧縮率の差異に着目し、非可逆データすなわち
ファイル容量の小さい圧縮データを先に検索、表示する
ことにより、より高速に画像内容を確認することが可能
となる。
【0124】なお、第1の実施の形態では、圧縮率の異
なるものを各々別の記録媒体に記録しているが、本実施
の形態では、第1の実施の形態のように別の記録媒体に
非可逆及び可逆画像データを記録する必要はない。
【0125】また本実施の形態の動作では、非可逆、可
逆圧縮画像の検索、表示を一度の再生指示で行うことが
できるため、両圧縮画像の再生を行う場合、画像再生の
指示をより簡単な操作で行うことができ、操作手間が軽
減することができる。また、利用者が画像再生の条件を
登録することにより、利用者の所望とする画像再生の環
境を提供できる。その他は第1の実施の形態とほぼ同様
の効果を有する。
【0126】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図17及び図18を参照して説明する。図
17は本実施の形態における画像再生装置の構成を示
し、図18は画像再生装置の動作内容を示す。
【0127】本実施の形態では図15に示す画像再生装
置4において、バスライン32にタイマ回路55がさら
に追加した(或いは図3の画像再生装置4において、バ
スライン32に画像再生制御回路54とタイマ回路55
とを追加した)図17に示す画像再生装置4が採用され
ている。
【0128】このタイマ回路55は可逆圧縮画像データ
を復元開始する時間を計測するものであり、利用者によ
り設定された復元開始時間のタイミングで復元を開始す
るようにしている。復元開始時間はキーボード31から
の入力により設定でき、設定された復元開始時間データ
はハードディスク29に記録され、次回からはその復元
開始時間データにより、可逆圧縮画像データの復元が開
始される。他の装置の構成は第1の実施の形態と同一の
構成である。
【0129】次に本実施の形態の作用を説明する。具体
的には図17に示す画像再生装置4の動作を図18に示
すフローチャートを用いて説明する。画像再生装置4の
電源が投入されると、起動処理であるステップS54を
開始する。このステップS54は第1の実施の形態にお
ける画像再生装置4の起動処理ステップS30(図12
参照)と同一処理である。
【0130】次のステップS55では、キーボード31
から画像再生の指示があるか否かを判断し、画像再生の
指示がある場合には、次のステップS56へ進み、画像
再生の指示がない場合には、ステップS55に戻る。
【0131】ステップS56では、画像再生装置4内の
CPU23は、画像再生制御回路54へ画像再生の要求
を送出する。この際CPU23は、ハードディスク29
内に記録された復元開始時間データをRAM21へ転送
する。
【0132】ステップS57では、画像再生の要求を受
信した画像再生制御回路54は、画像記録装置3内のC
PU35に対し、(非可逆画像及び可逆の両画像データ
おける)非可逆圧縮画像データの読み出し要求を優先し
て送出する。
【0133】画像記録装置3内のCPU35は、この非
可逆圧縮画像データの読み出し要求を受信すると、対応
する非可逆圧縮画像データを出力し、画像再生装置4内
のRAM21へその画像データを転送し、次のステップ
S58に進む。
【0134】ステップS58では、CPU23はタイマ
回路55をスタートさせる。すなわち、タイムカウンタ
をリセットし、タイムカウンタ=0とする。その後、ス
テップS59およびステップS60の両ステップへ進
む。
【0135】ステップS59では、CPU23はRAM
21内にある圧縮された非可逆画像データをデータ伸張
処理回路27へ転送し、データの伸張処理を行った後、
ディスプレイ26上に復元された非可逆画像を表示す
る。その後、ステップS55へ戻り、次の指示の待機状
態となる。
【0136】ステップS60では、CPU23はタイム
カウンタとRAM21上にある復元開始時間データとを
比較しタイムカウンタ≧復元開始時間データであるか否
かを判断し、この条件式が成立する場合には、ステップ
S61へ進み、成立しない場合には、ステップS63に
進む。
【0137】ステップS63では、タイマ回路55内の
タイムカウンタをインクリメントし、ステップS60へ
戻る。ステップS61では、画像再生制御回路54は、
画像記録装置3内のCPU35に対し、可逆圧縮画像デ
ータの読み出し要求を送出する。この要求を受信したC
PU35は、ハードディスク40、または光ディスク装
置5より要求された可逆圧縮画像データを出力し、画像
再生装置4内のRAM21へその画像データを転送す
る。その後、次のステップS62に進む。
【0138】ステップS62では、ステップS59と同
様にデータの伸張処理を行い、ディスプレイ26上へ可
逆画像を表示する。その後、ステップS55へ戻り、待
機状態となる。
【0139】本実施の形態は以下の効果を有する。この
ように動作する画像再生装置4を設けているので、後か
ら再生される画像のタイミングが、画像復元の条件式で
定義されているため、この条件を任意に設定することに
より、希望するタイミングで可逆画像の再生(表示)を
行うことができる。その他は第1の実施の形態とほぼ同
様の効果を有する。
【0140】本実施の形態では、タイマ回路55を利用
した画像復元の条件式を用いて、画像再生(画像表示)
のタイミングを設定しているが、タイマ回路55である
必要はない。つまり、あらかじめ復元開始条件を設定し
ておき、画像復元を行う際、復元開始条件を満たす場合
のみ、後からの画像再生を行うようにしてもよい。
【0141】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を説明する。本実施の形態では図15の画像
再生装置4と同じ構成の画像再生装置4を有する。但
し、この画像再生装置4は図15に示すハードディスク
29内には、可逆、非可逆画像の何れかを再生するかの
再生指示設定部を設けている。
【0142】次に本実施の形態の作用を説明する。具体
的には画像再生装置4の動作を図19に示すフローチャ
ートを用いて説明する。画像再生装置4の電源が投入さ
れると、起動処理であるステップS64を開始する。こ
のステップS64は第1の実施の形態の画像再生装置4
の起動処理ステップS30と同一処理である。
【0143】次のステップS65では、キーボード31
から画像再生の指示があるか否かを判断し、画像再生の
指示がある場合には、次のステップS66へ進み、画像
再生の指示がない場合には、ステップS65に戻る。
【0144】ステップS66では、画像再生装置4内の
CPU23は、画像再生制御回路54へ画像再生の要求
を送出する。その後CPU23は、ハードディスク29
内の再生指示設定部より、可逆、非可逆圧縮、何れかの
圧縮画像を再生すべきかの再生指示データをRAM21
へ転送する。
【0145】ステップS67では、画像再生の要求を受
信した画像再生制御回路54は、画像記録装置3内のC
PU35に対し、RAM21上にある再生指示データを
参照して、可逆、非可逆圧縮画像の何れかの画像データ
の読み出し要求を送出する。画像記録装置3内のCPU
35は、データ読み出し要求を受信すると、要求された
画像データを出力し、画像再生装置4内のRAM21へ
その画像データを転送し、次のステップS68へ進む。
【0146】ステップS68では、CPU23はRAM
21内に転送された圧縮された画像データをデータ伸張
処理回路27へ転送し、データの伸張処理を行った後、
ディスプレイ26上に画像表示する。その後、ステップ
S65へ戻り、次の指示の待機状態となる。
【0147】本実施の形態は以下の効果を有する。この
ように動作する画像再生装置4を設けているので、あら
かじめ、再生指示設定部に何れの画像を再生すべきかを
設定しているため、画像再生時にどの種類の画像を再生
するかの再生指示を行う必要がなくなり、利用者が操作
する手間を軽減できる。その他は第1の実施の形態とほ
ぼ同様の効果を有する。
【0148】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図20ないし図25を参照して説明する。
図20は画像記録装置3内のハードディスク40の領域
を示し、図21は図20のハードディスク40内のパス
ワード管理領域57の構成を示し、図22は図20のハ
ードディスク40内の検査データ記録領域56の構成を
示し、図23は画像再生装置4の処理内容を示し、図2
4及び図25は図23のステップS74及びS76の詳
細な処理内容をそれぞれ示す。本実施の形態はパスワー
ドに応じて作業できる機能を制限する機能を備えた画像
データ記録再生システムにして、パスワードの漏れによ
る被害を低減化するものである。より具体的には、作業
できる機能をパスワードに対して、設定する。従って、
パスワードに対して作業可能な機能が制限され、制限さ
れた機能以外の作業を行えないようにして、パスワード
の漏れ等による被害を低減化する。
【0149】本実施の形態の画像データ記録再生システ
ムの全体の構成、および各装置の構成は、第1の実施の
形態と同一である。ただし、図20に示すように画像記
録装置3内のハードディスク40の領域をソフトウェア
領域46、検査データ記録領域55、容量管理領域4
8、パスワード管理領域56に分割されている。
【0150】図21に示すパスワード管理領域57は、
複数のパスワードを保存するパスワード登録領域58、
使用するパスワードによって本システムの作業領域を制
限する作業領域制限指示データ59から構成されてい
る。また、図22に示す検査データ記録領域56は、画
像記録領域60、カルテデータ記録領域61から構成さ
れている。
【0151】次に本実施の形態の作用を説明する。具体
的には本実施の形態の画像再生装置4の動作を図23を
用いて説明する。画像再生装置4の電源が投入される
と、起動処理であるステップS69を開始する。このス
テップS69は第1実施の形態の画像再生装置4の起動
処理ステップS30と同一処理である。
【0152】ステップS70では、利用者はキーボード
31を用いてパスワードを入力する。入力されたパスワ
ードはRAM21内に保存される。ステップS71で
は、CPU23は画像記録装置3のハードディスク40
内のパスワード管理領域57のパスワード登録領域58
にある複数のパスワードを参照し、RAM21内に保存
されてあるパスワードが正しいか否かを判断し、正しい
場合にはステップS72へ進み、間違いである場合には
ステップS70へ戻る。
【0153】ステップS72では、本システムにおける
作業可能な機能或いは領域を制限する。すなわち、CP
U23は、RAM21上のパスワードに対応する画像記
録装置3のハードディスク40内のパスワード管理領域
57の作業領域制限指示データ59を参照し、作業可能
な領域を制限或いは設定する。
【0154】パスワード管理領域57の作業領域制限指
示データ59としては、作業領域(作業機能)に対応し
て例えば3つのパスワードタイプが設定されている。そ
して、第1のパスワードタイプに属するパスワードの場
合には単に画像の表示のみの作業が可能であり、第2の
パスワードタイプに属するパスワードの場合には画像の
表示とカルテデータの表示の作業が可能であり、第3の
パスワードタイプに属するパスワードの場合には画像の
表示、カルテデータの表示及びカルテデータの入力/編
集の作業が可能であるという具合に設定されている。
【0155】これらのパスワードタイプは例えば2進デ
ータで区別され、登録されたパスワードに一致するパス
ワードであると判断すると、CPU23は対応するパス
ワードタイプの2進データを参照して要求された作業を
行うか否かの判断する。
【0156】次のステップS73では、キーボード31
から画像再生の指示があるか否かを判断し、画像再生の
指示がある場合には、ステップS74へ進み、画像再生
の指示がない場合には、ステップS75へ進む。ステッ
プS74では、画像再生に関する処理を行う。ステップ
S74の処理の流れを図24に示すフローチャートを用
いて説明する。
【0157】ステップS78では、CPU23は画像再
生が可能か否かの判断をし、画像再生が可能である場合
には、ステップS79へ進み、画像再生が不可能な場合
にはステップS78を終了し、次のステップS75へ進
む。ステップS79からステップS84の画像再生の処
理は、第1の実施の形態における画像再生装置4の画像
再生処理のステップS32からステップS37までの処
理と同一である。このようにして、画像再生処理を終え
ると次のステップS75へ進む。
【0158】ステップS75では、キーボード31から
カルテデータへのアクセス要求があるか否かを判断し、
アクセス要求がある場合には、ステップS76に進み、
アクセス要求がない場合には、ステップS77に進む。
ステップS76では、カルテデータの表示や入力・編集
の処理を行う。ステップS76の処理の流れを図25に
示すフローチャートを用いて説明する。
【0159】ステップS85では、CPU23はカルテ
データの表示が可能であるか否かを判断し、カルテデー
タの表示が可能である場合には、ステップS86に進
み、表示が不可能である場合には、ステップS76を終
了し、次のステップS77へ進む。
【0160】ステップS86では、キーボード31から
カルテデータの書込み要求があるか否かを判断し、書込
み要求がない場合には、ステップS87に進み、書込み
要求がある場合にはステップS89へ進む。
【0161】ステップS87では、CPU23は画像記
録装置3内のCPU35に対し、カルテデータの読出し
要求を送出する。画像記録装置3内のCPU35は、カ
ルテデータの読出し要求を受信すると、ハードディスク
40の検査データ記録領域56内のカルテデータの記録
領域61から要求されたカルテデータを検索し、画像再
生装置4内のRAM21へ転送する。
【0162】ステップS88では、CPU23はRAM
21上に記録されているカルテデータをディスプレイ2
6上に表示し、ステップS76を終了し、次のステップ
S77に進む。
【0163】ステップS89では、利用者はキーボード
31を利用して、カルテデータを入力する。CPU23
は、キーボード31から入力されたカルテデータをRA
M21上に保存する。
【0164】ステップS90では、CPU23は画像記
録装置3内のCPU35に対し、カルテデータの書込み
要求を送出する。ステップS91では、画像記録装置3
内のCPU35は、カルテデータの書込み要求を受信す
るとRAM21上に記録されているカルテデータをネッ
トワーク6を介して、ハードディスク40内の検査デー
タ記録領域56中のカルテデータ記録領域61へ書き込
む。そしてステップS76を終了し、次のステップS7
7に進む。
【0165】ステップS77では、CPU23はキーボ
ード31から作業終了の要求があるか否かを判断し、作
業を終了する場合には、ステップS70へ戻り、作業を
終了しない場合には、ステップS73へ戻る。
【0166】本実施の形態は以下の効果を有する。この
ように動作する画像再生装置4において、複数のパスワ
ードに対して、それらのパスワードに応じて作業可能な
機能を制限することができる。このように、複数の作業
レベルを作成し、使用可能な機能を限定することで、本
システムを運用するうえでのセキュリティを向上させる
ことができる。
【0167】また、複数のパスワードタイプを設定する
ことにより、パスワードの漏れによるデータ破壊の危険
度を低減することができる。なお、パスワードに応じて
作業可能な機能を制限する場合、作業できる機能を拡大
する場合にはさらにパスワード等を入力することを要求
し、予め登録されたパスワード等に一致する場合のみに
作業できる機能を拡大するような構成にしても良い。
【0168】このようにすると、カルテデータの変更等
のセキュリティを高く確保することが必要な事項に対す
る作業を行うような場合には、登録された複数のパスワ
ードに一致する複数のパスワードを入力しなければ、そ
の作業を行うことができないようにすることにより、よ
りセキュリティを向上できる。その他は第1の実施の形
態とほぼ同様の効果を有する。
【0169】なお、上述の実施の形態等において、画像
を記録する指示がされた場合には、先に可逆圧縮画像デ
ータを記録するようにしても良い。つまり、画像記録の
最中等に電源が供給されなくなるような不測の事態が発
生するようなことを想定してそのような場合には、でき
るだけ可逆画像データを優先して記録することができる
ようにする。なお、上述の実施の形態等を部分的に組み
合わせて構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0170】[付記] 1.同じ画像に基づいて生成された第1の画像データ及
び第2の画像データをそれぞれ記録する画像記録手段
と、前記画像記録手段に記録された前記第1の画像デー
タ又は第2の画像データを読み出し、対応する画像を表
示手段に表示する処理を行う画像再生手段とを有する画
像データ記録再生システムにおいて、画像の表示が指示
された場合、指示された画像に対応する画像データが複
数存在する場合、前記表示手段に画像表示を行うまでの
時間が短い方の画像データを優先画像データとして優先
して読み出し、対応する画像を前記表示手段に表示する
制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする画像デー
タ記録再生システム。 2.付記1において、前記画像記録手段は第1の画像デ
ータ及び第2の画像データをそれぞれ別体で記録する第
1及び第2の画像記録手段を有する。
【0171】3.付記1において、前記第1の画像デー
タ及び第2の画像データはそれぞれ異なる圧縮方法で圧
縮された画像データである。 4.付記1において、前記第1の画像データ及び第2の
画像データはそれぞれ異なる圧縮方法で圧縮された画像
データであり、前記画像再生手段は優先して読み出した
画像データに対して伸張する処理を施した後、処理され
た画像を表示する。 5.付記1において、前記画像記録手段は第1の画像デ
ータ及び第2の画像データをそれぞれ記録する第1及び
第2の画像記録手段を有し、前記第1及び第2の画像記
録手段は異なるアクセス速度である。
【0172】6.付記1において、前記優先画像データ
は非可逆的に圧縮された非可逆圧縮画像データである。 7.付記1において、前記優先画像データは画像データ
を間引いて生成されたインデックス画像データである。 8.付記1において、前記画像記録手段はアクセス速度
が速い第1の画像記録手段と前記第1の画像記録手段よ
りアクセス速度が遅い第2の画像記録手段とを有し、前
記優先画像データを前記第1の画像記録手段に記録する
制御を行う。 9.付記8において、さらに前記第1の画像記録手段に
おける画像データの記録領域を管理する管理手段を有
し、新たに優先画像データを記録する場合に、記録可能
な容量が存在するか否かを判断し、存在しない場合には
最も古い優先画像データを第2の画像記録手段に移す処
理を行って、新たに優先画像データを記録する領域を確
保する。
【0173】10.画像データを記録する第1の記録媒
体に対して第1のアクセス速度でデータが再生可能な第
1の記録手段と、画像データを記録する第2の記録媒体
に対して前記第1の記録手段より遅い第2のアクセス速
度でデータが記録可能な第2の記録手段と、第1及び第
2の記録媒体に記録される前記画像データを発生するデ
ータ発生手段と、前記データ発生手段で発生された前記
画像データの記録保存を指示する記録指示手段と、前記
記録指示手段の操作に応じて、前記第1の記録手段に対
して前記画像データの記録保存の指示信号を出力した後
に、前記第2の記録手段に対して前記画像データの記録
保存の指示信号を順次出力する制御手段と、を具備した
ことを特徴とする画像データ記録装置。
【0174】11.同一の画像データに基づき、記録媒
体に対して第1の速度で記録保存される第1の画像デー
タおよび該第1の画像データより遅い速度で記録媒体に
対して記録保存される第2の画像データとを出力可能な
データ出力手段と、画像データを記録可能な第1の記録
媒体および第2の記録媒体と、画像データの記録保存を
指示する記録指示手段と、前記記録指示手段の操作に応
じて、前記データ出力手段から出力される前記第1の画
像データを前記第1の記録媒体に記録保存した後に、前
記第2の画像データを前記第2の記録媒体に記録保存さ
せるように制御する制御手段と、を具備したことを特徴
とする画像データ記録装置。
【0175】12.第1の画像データが記録保存された
第1の記録媒体から所定の第1のアクセス速度でデータ
が読み出し可能な第1のデータ読出し手段と、第1の画
像データに対応する第2の画像データが記録保存された
第2の記録媒体から前記第1のデータ読出し手段より遅
い第2のアクセス速度で第2の画像データが読出し可能
な第2のデータ読出し手段と、画像の読み出しを指示す
る読出し指示手段と、前記読出し指示手段の操作に応じ
て、前記第1のデータ読出し手段に対して画像データの
読出し指示信号に出力した後に、前記第2の記録媒体に
対して画像データの読出し指示信号を順次出力する制御
手段と、を具備したことを特徴とする画像データ読出し
装置。 13.第1のアクセス速度で読出し可能な第1の画像デ
ータおよび該第1の画像データより遅い第2のアクセス
速度で読み出し可能な第2の画像データとを記録する記
録媒体と、画像データの読出しを指示する読出し指示手
段と、前記読出し指示手段の操作に応じて、前記記録媒
体から前記第1の画像データを読出した後に、前記第2
の画像データを読出すように制御する制御手段と、を具
備したことを特徴とする画像データ読出し装置。
【0176】14.画像を撮像する撮像手段と、所定の
再生速度の第1の記録媒体と、前記再生速度より遅い再
生速度の第2の記録媒体と、第1、第2の記録媒体に記
録した画像を再生し、表示する手段とを有し、1つの撮
像対象に対して、複数の画像データを記録保存する様に
した画像データ記録再生システムにおいて、先に表示を
必要とする画像に対応する画像データを第1の記録媒体
に、後から表示を行う画像データを第2の記録媒体に、
記録保存するようにしたことを特徴とする画像データ記
録再生システム。 15.画像を撮像する撮像手段と、画像を再生する再生
手段と、1つの撮像対象につき、複数の記録方式により
画像データを記録保存するようにした記録媒体とから構
成される画像データ記録再生システムにおいて、1つの
撮像対象につき、複数記録された画像データのうち、再
生速度の速い画像データから再生を行うことを特徴とす
る画像データ記録再生システム。
【0177】16.画像を撮像する撮像手段と、所定の
再生速度の第1の記録媒体と、前記再生速度より遅い第
2の記録媒体と、第1、第2の記録媒体に記録した画像
データを再生し、表示する手段とを有し、1つの撮像対
象につき、複数の画像データを記録保存する様にした画
像データ記録再生システムにおいて、先に表示を必要と
する画像に対応する画像データを第1の記録媒体に、後
から表示を行う画像データを第2の記録媒体に、記録保
存するようにしたことを特徴とする画像データ記録再生
システム。 17.画像を撮像する撮像手段と、画像を再生する再生
手段と、1つの撮像対象につき、複数の記録方式により
画像データを記録保存するようにした記録媒体とから構
成される画像データ記録再生システムにおいて、1つの
撮像対象につき、複数記録された画像データのうち、再
生速度の速い画像に対応する画像データから再生を行う
ことを特徴とする画像データ記録再生システム。
【0178】18.付記14および付記16において、
再生速度が速く、かつ記録容量が小さい第1の記録媒体
と、第1の記録媒体より再生速度が遅く、かつ記録容量
が大きい第2の記録媒体とを有することを特徴とする画
像データ記録再生システム。 19.付記14および付記16において、1つの撮像対
象につき、複数の記録方式により記録された画像データ
のうち、最も再生速度の速い画像に対応する画像データ
を第1の記録媒体に、その他の画像を第2お記録媒体に
記録保存するようにしたことを特徴とする画像データ記
録再生システム。 20.付記14および付記16において、先に表示を必
要とする画像に対応する画像データが、非可逆圧縮方法
により圧縮処理された画像データであり、後から表示を
行う画像データが、可逆圧縮方法により圧縮処理された
画像データであることを特徴とする画像データ記録再生
システム。
【0179】21.付記14および付記16において、
先に表示を必要とする画像に対応する画像データが、イ
ンデックスデータであり、後から表示を行う画像データ
が、複数の圧縮方法により圧縮処理された、複数種類の
画像データであることを特徴とする画像データ記録再生
システム。 22.付記14および付記16において、先に表示を必
要とする画像に対応する画像データが、インデックスデ
ータであり、後から表示を行う画像データが、非可逆圧
縮、可逆圧縮方法により圧縮処理された画像データであ
ることを特徴とする画像データ記録再生システム。 23.付記15および付記17において、複数の記録方
式が、複数の圧縮率の異なる画像圧縮方法であることを
特徴とする画像データ記録再生システム。
【0180】24.付記15および付記17において、
複数の記録方式が、画像データを間引くことにより異な
る容量の画像データを作成する方法であることを特徴と
する画像データ記録再生システム。 25.付記14、付記15、付記16および付記17に
おいて、再生制御手段を具備し、1度の動作で、先に表
示をする必要がある画像を再生したのち、後から表示を
行う画像を自動的に読み出し、再生することを特徴とす
る画像データ記録再生システム。 26.付記25において、復元開始条件設定手段を具備
し、先に表示をする必要がある画像を再生した後、前記
復元開始条件設定手段により定められた復元開始条件を
満足した場合のみ、後から表示を行う画像を読み出し、
再生することを特徴とした画像データ記録再生システ
ム。
【0181】(付記26、27の背景)従来の画像デー
タ記録再生システムにおける画像再生装置においては、
利用者は複数の圧縮方法により記録されている1枚の内
視鏡画像を再生する場合、何れの圧縮画像を再生するの
かの指示を再生希望があるたびに、キーボード等の入力
インターフェイスを使用して、画像再生の要求を入力す
る必要があり、操作が煩雑になっていた。さらに従来の
画像再生装置では、利用者が必ず第1番目に再生を希望
する圧縮画像が決まっている場合においても、再生を希
望する圧縮画像をその都度指示しなくてはならなく、再
生操作に手間がかかっていた。
【0182】27.画像を撮像する手段と、画像を再生
する手段と、1つの撮像対象につき、複数の記録方式に
より画像を記録保存するようにした記録媒体とから構成
される画像データ記録再生システムにおいて、1つの撮
像対象につき、複数記録された画像データのうち、何れ
の画像データを再生するかをあらかじめ設定しておく再
生指示設定手段を具備したことを特徴とするデータ記録
再生システム。28.複数のパスワードを保存するパス
ワード保存手段と、画像データ記録再生システムにおけ
る作業可能領域に制限を与える作業領域制限手段とを具
備し、同システムを使用する際に入力されたパスワード
に従って、作業可能な領域を制限することを特徴とする
画像データ記録再生システム。
【0183】(付記28の背景)また、従来の内視鏡画
像に対する画像ファイリングシステムにおいては、1つ
のパスワードのみで、画像再生、画像編集カルテデータ
再生、カルテデータ編集などの全ての作業を行うことが
できた。このため、パスワードが他の利用者へ漏れてし
まうことにより、データの損害が発生する危険度が高か
った。
【0184】(付記28の目的)安全性の高い画像ファ
イリングシステムの提供。 (付記28の作用)複数のパスワードタイプを用意し、
それらのパスワードタイプに対応して画像データ記録再
生システムにおける作業可能領域を制限する。また、複
数のパスワードを設定し、パスワード漏れによる記録デ
ータの破壊を低減化する。
【0185】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
じ画像に基づいて生成された第1の画像データ及び第2
の画像データをそれぞれ記録する画像記録手段と、前記
画像記録手段に記録された前記第1の画像データ又は第
2の画像データを読み出し、対応する画像を表示手段に
表示する処理を行う画像再生手段とを有する画像データ
記録再生システムにおいて、画像の表示が指示された場
合、指示された画像に対応する画像データが複数存在す
る場合、前記表示手段に画像表示を行うまでの時間が短
い方の画像データを優先して読み出し、対応する画像を
前記表示手段に表示する制御を行う制御手段を設けてい
るので、利用者の希望する画像のより高速な画像再生を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像ファイリング
システムの構成を示すブロック図。
【図2】画像入力装置の構成を示すブロック図。
【図3】画像再生装置の構成を示すブロック図。
【図4】画像記録装置の構成を示すブロック図。
【図5】画像記録装置内のハードディスクの分割された
領域の構成を示す説明図。
【図6】図5のハードディスク内のソフトウェア領域の
構成を示す説明図。
【図7】図5のハードディスク内の容量管理領域の構成
を示す説明図。
【図8】画像入力装置の処理の流れを示すフローチャー
ト図。
【図9】画像記録装置の処理の流れを示すフローチャー
ト図。
【図10】図9のステップS10の処理を示すフローチ
ャート図。
【図11】図9のステップS12の処理を示すフローチ
ャート図。
【図12】画像再生装置の処理の流れを示すフローチャ
ート図。
【図13】インデックスデータを生成する場合の画像入
力装置の処理の流れを示すフローチャート図。
【図14】画像入力装置を構成する撮像装置の具体的構
成を示すブロック図。
【図15】本発明の第2の実施の形態における画像再生
装置の構成を示すブロック図。
【図16】画像再生装置の処理の流れを示すフローチャ
ート図。
【図17】本発明の第3の実施の形態における画像再生
装置の構成を示すブロック図。
【図18】画像再生装置の処理の流れを示すフローチャ
ート図。
【図19】本発明の第4の実施の形態における画像再生
装置の処理の流れを示すフローチャート図。
【図20】本発明の第5の実施の形態における画像記録
装置内のハードディスクの分割された領域の構成を示す
説明図。
【図21】図20のハードディスク内のパスワード管理
領域の構成を示す説明図。
【図22】図20のハードディスク内の検査データ記録
領域の構成を示す説明図。
【図23】画像再生装置の処理の流れを示すフローチャ
ート図。
【図24】図23におけるステップS74の処理を示す
フローチャート図。
【図25】図23におけるステップS76の処理を示す
フローチャート図。
【符号の説明】
1…画像データ記録再生システム 2…画像入力装置 3…画像記録装置 4…画像再生装置 5…光ディスク装置 6…ネットワーク 7…SCSIケーブル 9,21,34…RAM 10,23,35…CPU 13…撮像装置 14…データ圧縮処理回路 16,28,38…SCSIインターフェイス 17,29,40…ハードディスク 25,41…ディスプレイ制御回路 26,42…ディスプレイ 27…データ伸張処理回路 46…ソフトウェア領域 47…画像記録領域 48…容量管理領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁茂田 健一郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 江藤 忠夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同じ画像に基づいて生成された第1の画
    像データ及び第2の画像データをそれぞれ記録する画像
    記録手段と、 前記画像記録手段に記録された前記第1の画像データ又
    は第2の画像データを読み出し、対応する画像を表示手
    段に表示する処理を行う画像再生手段とを有する画像デ
    ータ記録再生システムにおいて、 画像の表示が指示された場合、指示された画像に対応す
    る画像データが複数存在する場合、前記表示手段に画像
    表示を行うまでの時間が短い方の画像データを優先して
    読み出し、対応する画像を前記表示手段に表示する制御
    を行う制御手段を設けたことを特徴とする画像データ記
    録再生システム。
JP9058110A 1997-03-12 1997-03-12 画像データ記録再生システム Pending JPH10248805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058110A JPH10248805A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 画像データ記録再生システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058110A JPH10248805A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 画像データ記録再生システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10248805A true JPH10248805A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13074844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9058110A Pending JPH10248805A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 画像データ記録再生システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10248805A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7457963B2 (en) 2001-07-27 2008-11-25 Olympus Corporation Endoscopic examination system with security for report preservation or transmission improved
JP2011015802A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Hoya Corp 内視鏡装置
JP2013210726A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Seiko Epson Corp 制御装置、制御システム、制御装置の制御方法、及び、プログラム
US8992418B2 (en) 2002-09-13 2015-03-31 Karl Storz Imaging, Inc. Video recording and image capture device
JP2017042257A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 株式会社島津製作所 イメージング装置
US11419500B2 (en) 2018-03-01 2022-08-23 Shimadzu Corporation Imaging apparatus

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7457963B2 (en) 2001-07-27 2008-11-25 Olympus Corporation Endoscopic examination system with security for report preservation or transmission improved
US8992418B2 (en) 2002-09-13 2015-03-31 Karl Storz Imaging, Inc. Video recording and image capture device
US9936862B2 (en) 2002-09-13 2018-04-10 Karl Storz Imaging, Inc. Video recording and image capture device
JP2011015802A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Hoya Corp 内視鏡装置
JP2013210726A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Seiko Epson Corp 制御装置、制御システム、制御装置の制御方法、及び、プログラム
JP2017042257A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 株式会社島津製作所 イメージング装置
US11419500B2 (en) 2018-03-01 2022-08-23 Shimadzu Corporation Imaging apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8264572B2 (en) Image processing apparatus and electronic camera that reduce the length of time required to complete reproduction of recorded image data
JP2002223401A (ja) デジタルカメラのデータ処理方法
US7030914B2 (en) Recording device, recording method, electronic device method of controlling electronic device, computer readable media, and reproducing device
JPH10248805A (ja) 画像データ記録再生システム
JP2000295568A (ja) 電子カメラ
KR0155895B1 (ko) 내시경 수술시스템 주변장치 및 그 제어방법
JPH08223525A (ja) 画像記憶装置の表示制御方法および該表示制御方法が適用される電子スチルカメラ
JPH0568668A (ja) 医療用画像記録装置
US20040111436A1 (en) Data editing apparatus, data editing method, and data editing program
JP2005245019A (ja) カメラ
JP2802085B2 (ja) 画像ファイルシステム
US8004568B2 (en) Image pick-up apparatus
JP3359694B2 (ja) 医療用画像ファイル装置
JP3259882B2 (ja) 情報取り扱い装置
JPH07302268A (ja) 画像記録制御装置
JPH0793097A (ja) 情報取り扱い装置
JP3181625B2 (ja) 画像ファイル装置
JPH06319103A (ja) 画像記録・再生装置
JP3081682B2 (ja) 内視鏡画像記録再生システム
JP4915289B2 (ja) 画像記憶再生装置および画像記憶再生方法
JPH0951497A (ja) 画像取扱装置
JP3679796B2 (ja) カメラ
JP4032274B2 (ja) 電子機器
JP2001218736A (ja) 電子内視鏡
JP2959722B2 (ja) 画像ファイルシステム及び画像ファイル方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060529

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061212