JP3181403U - 在宅介護用歩行訓練具 - Google Patents
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Abstract
【課題】主として在宅保護者が安全に、かつ容易に歩行訓練が出来、比較的簡便に購入出来、2分割して袋内に収納可能に形成される在宅介護用歩行訓練具を提供する。
【解決手段】在宅介護用歩行訓練具100は小リング1と大リング2と高さ調整部材3とマット部材や腰掛ベルト等からなり、内部に収納された人体を安全と、かつ容易に任意の方向に移動出来るように構成される。
【選択図】図1
【解決手段】在宅介護用歩行訓練具100は小リング1と大リング2と高さ調整部材3とマット部材や腰掛ベルト等からなり、内部に収納された人体を安全と、かつ容易に任意の方向に移動出来るように構成される。
【選択図】図1
Description
本考案は、歩行が不十分の人が主として在宅で歩行訓練が容易に出来、かつその人の身長等に合わせて高さ調整が出来、安全性が高く、比較的安価に形成可能であり、持ち運びも出来る在宅介護用歩行訓練具に関する。
年を重ねると足,腰が弱くなり、歩行が十分に出来なくなる不具合が発生する。そのためには取り扱いが簡単で在宅でも簡単に使用出来、安価に購入出来、安全性の高い歩行訓練用の器具が必要である。そのために、従来より各種の歩行訓練具等が開発され開示されているが後に説明する本考案に比較的似ているものとして「特許文献1」が挙げられる。
前記の「特許文献1」の「特許第4780435号」の「全方向移動機能を持つ歩行機能障害者の機能回復用歩行訓練機」は、電動式アクチュエータによって作動するオムニホイール(1)を有する全方向移動機構と、開口自在に上下に形成されて連結されている大小のリング状の支持部(2)とからなり、人はこの支持部(2)によって囲まれて立ち上がり、安全保持されると共にオムニホイール(1)を作動することにより全方向に容易に移動出来るように形成されているものである。
このものは全体構造としては後に説明する本考案と似ている箇所もあるが、オムニホイール(1)を使用する高価のものであり、在宅介護者が安価に、かつ簡便に使用出来るものでなく、かつ安全性においても本考案に較べて不十分である問題点を有している。また、分割出来るものではなく、持ち運びすることが出来ない。
このものは全体構造としては後に説明する本考案と似ている箇所もあるが、オムニホイール(1)を使用する高価のものであり、在宅介護者が安価に、かつ簡便に使用出来るものでなく、かつ安全性においても本考案に較べて不十分である問題点を有している。また、分割出来るものではなく、持ち運びすることが出来ない。
在宅用の歩行訓練具としては取り扱い性がよく、安全性が高く、比較的安価に購入出来持ち運びも可能なものが期待される。しかしながら、この要請に対して満足出来る歩行訓練具は本考案者の調査によっては見出せない。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、在宅においても容易に使用出来、取り扱い性もよく持ち運びが出来、安全性が高く、安価に製作購入可能であって、身長差があっても十分に対応出来る在宅介護用歩行訓練具を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、主として在宅で歩行不十分の人の歩行訓練が出来る簡便な歩行訓練具であって、該歩行訓練具は、最上方側に人体の胸部近傍の全体を囲んで保持出来開閉及び分離自在の小リングと、地面上にキャスタを介して支持される開閉及び分離自在の大リングと、前記小リングと大リングとの間に高さ方向調整自在に介設され小リングを支持する高さ調整部材と、前記小リングに取り付けられ人体の股の部分を通って腰部を浮かし状態に保持するバンド状の腰掛けベルトと、前記小リング上に設けられ人体の腕のつけ根の部分に当接してクッション機能を有するマット部材とからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記小リング,大リング,高さ調整部材が成型樹脂又はスチール又は木材からなることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、小リング及び大リングを分離することにより訓練具は2分割され、分離状態で1つの袋内に収納されることを特徴とする。
本考案の請求項1の在宅介護用歩行訓練具によれば、この機具の使用者は開閉自在の小リング及び大リングを開口してそれ等の中に容易に入ってこれ等を閉止することにより囲まれて安全に保持され、小リングを把持して容易に任意の方向に歩くことが出来る。また、高さ調整部材があるため身長やその人の姿勢等に合わせて小リングの高さ位置が調整され安全に保持される。また、腰掛ベルトにより腰が浮いた状態で保持され歩行の容易化が図れる。また、マット部材により膝のつけ根の部分がクッション状に支持されるため、長時間の歩行においても各部に無理な力が作用しない。また、全体の構成部材が安価のため、在宅介護者でも容易に購入可能である。
また、本考案の請求項2の在宅介護用歩行訓練具によれば、小リング,大リングや高さ調整部材等の主構成部材が樹脂,スチール,木材の如く安価に入手出来作成出来る安価のものからなり、全体として安価に形成することが出来る。
本考案の請求項3の在宅介護用歩行訓練具によれば、小リングと大リングを分離することにより2分割されるため袋内に収納して任意の場所に持ち運び出来る。
以下、本考案の在宅介護用歩行訓練具の実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1及び図2に示すように、本考案の在宅介護用歩行訓練具100は、その主要構成要素としては最上部に配置される小リング1と最下部に配置される大リング2と小リングと大リング2とに介設され小リング1を支える高さ調整部材3等とからなる。
小リング1及び大リング2は図1,図3等に示すように開閉及び分離可能なヒンジ4,5によって連結されるリング状部材からなる。なお、ヒンジ4及びヒンジ5は小リング1及び大リング2に夫々相対向する位置に2個設けられており、1つのヒンジ4又は5を外すことによって小リング1及び大リング2は片開きし(図4に示す)、2個のヒンジ4及びヒンジ5を外すことにより小リング1及び大リング2は2分割される(図5に示す)。
以上のように小リング1及び大リング2の2個のヒンジ及びヒンジ5を外すことにより在宅介護用歩行訓練具100は中央部から2分割され図6に示すように分割した状態で袋13内に収納され、持ち運び自在となる。
以上のように、小リング及び大リング2は片開きすることによって容易にこれ等の中に人体11が収納される(図8)。なお、人体11は小リング1により胸まわりの全周が保持され、安全に直立姿勢を保持することが出来る。
また、図1に示すように大リング2にはキャスタ6が設けられ、これにより在宅介護用歩行訓練具100は簡単に任意の場所に移動することが出来る。
また、図1に示すように大リング2にはキャスタ6が設けられ、これにより在宅介護用歩行訓練具100は簡単に任意の場所に移動することが出来る。
高さ調整部材3は図1に示すように大リング2側に下端を連結して立設する摺動体3bと小リング1に上端を連結して垂下し摺動体3b内により摺動自在に保持されるガイド部材3aとからなる。ガイド部材3aに複数の小孔14が設けられ、小孔14に大リング2側に設けられている止め具7を小孔14に挿入することにより小リング1の高さ位置が決定され、これにより高さ調整を簡単に行うことが出来る。また、ガイド部材3aには人体11の手で握られる把持部15が設けられ、これを握ることにより人体11が安全に、かつ楽に立ち上がり姿勢を保持することが出来る。
図7に示すように小リング1に固定されるマット部材8は腕10のつけ根9の部分に挿入され腕のつけ根を支持し人体11を浮かすように支持すると共につけ根9の部分にクッション状に当接して人体11を保護すべく機能する。
腰掛ベルト12は図9(a),(b)に示すような構造のものからなり、紐状のベルトからなり、その一端部を小リング1に固定し、開放側を人体11の外側から股の部分を通して人体11を支持し再び小リング1側に戻して人体11を浮かし状態に支持するものからなる。この腰掛ベルト12により人体11は安全に、かつ自重を支持する状態で歩行の容易化を図るようにしている。
以上のように、この在宅介護用歩行訓練具100を使用する人は小リング1や大リング2を開口してその中に入り、高さ調整を行った後に小リング1や大リング2を閉止し、腰掛ベルト12により支持されると共にマット部材8で支えられる。この状態において人はキャスタ6に支持されて任意の方向に移動出来、歩行の訓練を容易に、かつ安全に行うことが出来る。また、分割して袋13内に収納し、任意の場所に持ち運びすることが出来る。
本考案の在宅介護用歩行訓練具100は以上の説明の如きものからなるが、その内容は以上の説明に限定するものでなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案の在宅介護用歩行訓練具100は主として在宅保護者の歩行訓練用として使用されるが、使用者は勿論その人達に限定するものではなく、軽い歩行訓練を必要とする人達にも適用され、その利用範囲は極めて広い。
1 小リング
2 大リング
3 高さ調整部材
3a ガイド部材
3b 摺動体
4 ヒンジ(丁番)
5 ヒンジ(丁番)
6 キャスタ
7 止め具
8 マット部材
9 つけ根
10 腕
11 人体
12 腰掛ベルト
13 袋
14 小孔
15 把持部
100 在宅介護用歩行訓練具
2 大リング
3 高さ調整部材
3a ガイド部材
3b 摺動体
4 ヒンジ(丁番)
5 ヒンジ(丁番)
6 キャスタ
7 止め具
8 マット部材
9 つけ根
10 腕
11 人体
12 腰掛ベルト
13 袋
14 小孔
15 把持部
100 在宅介護用歩行訓練具
Claims (3)
- 主として在宅で歩行不十分の人の歩行訓練が出来る簡便な歩行訓練具であって、該歩行訓練具は、最上方側に人体の胸部近傍の全体を囲んで保持出来開閉及び分離自在の小リングと、地面上にキャスタを介して支持される開閉及び分離自在の大リングと、前記小リングと大リングとの間に高さ方向調整自在に介設され小リングを支持する高さ調整部材と、前記小リングに取り付けられ人体の股の部分を通って腰部を浮かし状態に保持するバンド状の腰掛けベルトと、前記小リング上に設けられ人体の腕のつけ根の部分に当接してクッション機能を有するマット部材とからなることを特徴とする在宅介護用歩行訓練具。
- 前記小リング,大リング,高さ調整部材が成型樹脂又はスチール又は木材からなることを特徴とする請求項1に記載の在宅介護用歩行訓練具。
- 小リング及び大リングを分離することにより訓練具は2分割され、分離状態で1つの袋内に収納されることを特徴とする請求項1又は2に記載の在宅介護用歩行訓練具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007000U JP3181403U (ja) | 2012-11-01 | 2012-11-01 | 在宅介護用歩行訓練具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007000U JP3181403U (ja) | 2012-11-01 | 2012-11-01 | 在宅介護用歩行訓練具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3181403U true JP3181403U (ja) | 2013-02-07 |
Family
ID=50425614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012007000U Expired - Fee Related JP3181403U (ja) | 2012-11-01 | 2012-11-01 | 在宅介護用歩行訓練具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3181403U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04279162A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-10-05 | Isabel Grasiya Verdugo | 機能回復器 |
JP3020788U (ja) * | 1995-07-19 | 1996-02-06 | 俊二 岡嶋 | 松葉杖の機能を持つ歩行器 |
JP2003062022A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-04 | Seki Tama Yonezawa | 全方向移動機能を持つ歩行訓練機 |
JP2007202880A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Kenji Higashimoto | 歩行器 |
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2012
- 2012-11-01 JP JP2012007000U patent/JP3181403U/ja not_active Expired - Fee Related
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