JP3181332B2 - インナリードボンディング装置及びインナリードボンディング方法 - Google Patents

インナリードボンディング装置及びインナリードボンディング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、シネフィルム
状のキャリアテープに半導体チップを搭載するインナリ
ードボンディング装置及びインナリードボンディング方
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シネフィルム状のキャリアテ−プ
に半導体チップを搭載するインナリ−ドボンディング装
置が普及している。具体的には、図8及び図9に示すよ
うに、パ−フォレ−ション1…を有するキャリアテ−プ
2が走行し、ボンディング位置において、キャリアテ−
プ2に形成されたインナリ−ド3…と半導体チップ4の
電極5…とが位置合せされた後、ボンディングツ−ル6
がインナリ−ド3…を半電極5…に加圧して接合する。
【0003】図10及び図11は一般的なインナリ−ド
ボンディング装置のボンディング位置付近を示してい
る。キャリアテ−プ2は長手方向両側へ所定の張力A、
Bで引張られており、走行方向手前側に作用する張力A
と走行側へ作用する張力BとはA>Bの関係を有してい
る。スプロケット7はモ−タ8によって駆動され、スプ
ロケット7に形成された歯9…をキャリアテ−プ2のパ
−フォレ−ション1…に噛合わせながら回転し、キャリ
アテ−プ2を長手方向に沿って送る。
【0004】キャリアテ−プ2は図12に示すようにガ
イドロ−ラ10の搬送面11、11に接し、ガイドロ−
ラ10により案内されながら走行する。搬送面11、1
1の間隔はキャリアテ−プ2の幅に合せて設定されてお
り、キャリアテ−プ2の幅方向の位置はガイドロ−ラ1
0によって規制されている。さらに、搬送面11、11
の間には例えば周方向に沿って延びる凹陥部12が介在
している。
【0005】キャリアテ−プ2は半導体チップ4…の搭
載間隔に合せて間欠送りされる。ボンディング位置に配
置されたテ−プガイド13の下にキャリアテ−プ2の所
定位置が到達すると、キャリアテ−プ2は一旦停止す
る。そして、図11に示すようにボンディング位置の上
方に配置されたカメラ14が、テ−プガイド13に形成
された作業孔15を通してキャリアテ−プ2の所定位置
を撮像し、キャリアテ−プ2の位置認識が行われる。そ
して、キャリアテ−プ2のインナリ−ド3…と半導体チ
ップ4の電極5…とが位置合せされた後、ボンディング
ツ−ル6がインナリ−ド3…と電極5…とを接合する。
【0006】また、図13に示すように、スプロケット
7の歯9…はキャリアテ−プ2のパ−フォレ−ション1
…よりも小さく、パ−フォレ−ション1…に緩く入り込
んでいる。したがって、スプロケット7の歯9…はキャ
リアテ−プ2の位置を幅方向には規制していない。
【0007】図14を用いて更に詳しく説明すると、キ
ャリアテ−プ2の各パ−フォレ−ション1の4つのコ−
ナ部にはRが形成されている。また、スプロケット7の
各歯9の4つの角は通常ばり取り仕上げのみを施されて
おり、角張っている。このため、歯9…とパ−フォレ−
ション1…とは完全には係合せず、歯9…はキャリアテ
−プ2を位置規制することはできない。
【0008】なお、図14に示すようにスプロケット7
の周囲においても、キャリアテ−プ2が矢印Cで示す方
向に走行する場合、キャリアテ−プ2に作用する張力
A、BにはA>Bの関係がある。そして、各歯9…にお
いては、周方向に並んだ2つの側面16、17のうち、
回転方向前側に位置する側面16がキャリアテ−プ2と
接触してキャリアテ−プ2を長手方向に位置決めしてい
る。
【0009】また、キャリアテ−プ2は図15に示すよ
うな各工程を経て製造される。すなわち、まず、ポリイ
ミド等の絶縁フィルムがスリットされ、次にパンチング
されてパ−フォレ−ション1…が作成される。そして、
この後の回路及びインナリ−ドを形成する各工程におけ
る位置決めは、全てこのパ−フォレ−ション1…を基準
として行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、キャリアテ−プ2の各製造工程における作業はパ−
フォレ−ション1…を基準として行われるにも拘らず、
スプロケット7によるキャリアテ−プ2の位置決めはキ
ャリアテ−プ2の長手方向についてのみ行われていた。
このため、キャリアテ−プ2の位置規制が不十分で、イ
ンナリ−ド3…の位置決めが正確に行われないことがあ
った。
【0011】また、このような不具合の解決策として、
例えば実公昭61−38184号公報に示されているよ
うに、キャリアテ−プ送り用のスプロケットとは別に位
置決め機構を設けることが提案されている。しかし、こ
の種の装置においては構造が複雑になるとともに価格が
高くる。さらに、キャリアテ−プの送りが終ったのちに
位置決めが行われるので、生産スピ−ドが低下する。
【0012】また、一般には35mm幅のキャリアテ−
プが普及しているが、この他にも例えば48mm、70
mm、110mm等の幅のキャリアテ−プが使用されて
いる。このため、幅の異なるキャリアテ−プを品種切換
えする場合には、キャリアテ−プの幅寸法に合せて作成
されたスプロケット7、ガイドロ−ラ10、及びテ−プ
ガイド13等を全て交換する必要があり、作業性が悪か
った。
【0013】さらに、キャリアテ−プ2の位置決め精度
が低い場合には、カメラ14の視野をより広く設定する
ためにカメラ14の光学倍率が下げられる。この結果、
解像度が低下し、インナリ−ド3…と電極5…との位置
合せ精度が低下する。したがって、カメラ14による画
像認識のためにもキャリアテ−プ2を高精度に位置決め
する必要がある。
【0014】本発明の目的とするところは、キャリアテ
ープを正確に位置決めできるとともに、キャリアテープ
の幅の変更を伴う品種切換えを短時間で行うことが可能
なインナリードボンディング装置及びインナリードボン
ディング方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、キャリアテープに形成され、コ
ーナ部を有するパーフォレーションの内側面とスプロケ
ットに周設される歯の側面とを当接させて、前記スプロ
ケットを回転させることにより前記キャリアテープを長
手方向に搬送させる搬送工程を備えるボンディング方法
において、前記搬送工程は、前記歯の側面のコーナ部を
面取りした前記歯を用いることにより、前記キャリアテ
ープの長手方向を向いた前記歯の側面および前記キャリ
アテープの幅方向を向いた前記歯の側面をそれぞれ前記
内側面に当接させるとともに、前記側面のコーナ部と前
記パーフォレーションのコーナ部を離間させて、前記ス
プロケットを回転させることにより前記キャリアテープ
を搬送させた。
【0016】また、本発明は、キャリアテープに形成さ
れ、コーナ部を有するパーフォレーションの内側面とス
プロケットに周設される歯の側面とを当接させて、前記
スプロケットを回転させることにより前記キャリアテー
プを長手方向に搬送させる搬送手段を備えるボンディン
グ装置において、前記スプロケットの歯は、前記キャリ
アテープの長手方向を向いた前記歯の側面および前記キ
ャリアテープの幅方向を向いた前記歯の側面を備え、か
つ、この2側面の交わるコーナ部と前記パーフォレーシ
ョンのコーナ部とが離間するように前記2側面の交わる
コーナ部は面取りされるようにした。さらに本発明は、
キャリアテープに形成され、コーナ部を有するパーフォ
レーションの内側面とスプロケットに周設される歯の側
面とを当接させて、前記スプロケットを回転させること
により前記キャリアテープを長手方向に搬送させる搬送
工程と、所定位置において前記キャリアテープを停止さ
せる工程と、前記キャリアテープに形成されるリードと
半導体チップの電極とを位置合わせする工程と、前記リ
ードと電極とを加圧接合させる工程とを備える半導体チ
ップの製造方法において、前記搬送工程は、前記歯の側
面のコーナ部を面取りした前記歯を用いることにより、
前記キャリアテープの長手方向を向いた前記歯の側面お
よび前記キャリアテープの幅方向を向いた前記歯の側面
をそれぞれ前記内側面に当接させるとともに、前記側面
のコーナ部と前記パーフォレーションのコーナ部を離間
させて、前記スプロケットを回転させることにより前記
キャリアテープを搬送されるようにした。これによりキ
ャリアテープを幅方向および長手方向に位置規制してキ
ャリアテープを搬送させることが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6に基づ
いて説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと
重複するものについては同一番号を付し、その説明は省
略する。
【0018】図1は本発明の一実施例を示しており、図
中の符号21はインナリ−ドボンディング装置である。
このインナリ−ドボンディング装置21においては、キ
ャリアテ−プ2が供給リ−ル22から繰出され、各種の
ガイドロ−ラ23…、スプロケット24、24、テ−プ
ガイド13…等を経て巻取リ−ル25に巻き取られる。
【0019】キャリアテ−プ2は変位可能なテンション
ロ−ラ26、26に圧接しており、キャリアテ−プ2の
適当な張力がテンションロ−ラ26、26によって保た
れる。また、スペ−サテ−プ27がキャリアテ−プ2と
ともに供給リ−ル24から引張り出され、キャリアテ−
プ2とは別の経路を通って巻取リ−ル25に巻き取られ
る。
【0020】スプロケット24、24のうちの一方がス
テッピングモ−タにより駆動されてステップ回転し、キ
ャリアテ−プ2は所定の経路に沿って間欠送りされる。
そして、キャリアテ−プ2はボンディング位置28を通
過する。このボンディング位置28には、キャリアテ−
プ2に接してキャリアテ−プ2を案内するテ−プガイド
13、半導体チップ4を載置したボンディングステ−ジ
29、及び、昇降自在なボンディングツ−ル6等が配置
されている。
【0021】ボンディング位置28において、キャリア
テ−プ2に形成されたインナリ−ド3…と半導体チップ
4に形成された電極5…とが、位置合せされた後にボン
ディングツ−ル6により加圧されて接続される。
【0022】図2及び図3に示すように、前記各スプロ
ケット24、24の外周部は段付に成形されており、ス
プロケット24、24には、周方向に沿って並んだ歯3
0…、30…、31…、31…からなる4つの歯列3
2、32、33、33が設けられている。歯列32、3
2、33、33は2列を1組として組合わされており、
内側の2列、及び、外側の2列の間隔はそれぞれ幅の異
なる2種類のキャリアテ−プの大きさに合わせて設定さ
れている。
【0023】また、歯列32、32、33、33はスプ
ロケット24、24の外周部の幅方向の中心を基準とし
て配置されており、各組の歯列32、32、33、33
の中心は互いに一致している。
【0024】さらに、内側の組の歯列32、32が形成
された部分の径寸法は、外側の組の歯列33、33が形
成された部分の径寸法よりも小さく設定されている。ま
た、各歯列32、32、33、33の間には周方向に延
びる凹陥部34、35、35が形成されている。そし
て、スプロケット24、24は内側の歯列32、32の
歯30…、30…をキャリアテ−プ2のパ−フォレ−シ
ョン1…に噛合わせている。
【0025】図4に示すように、各歯30…はキャリア
テ−プ2の各パ−フォレ−ション1…よりも小さな四角
形に成形されており、4つの側面36〜39を先端側へ
いくほど互いに近付くよう傾斜させている。さらに、歯
30…は1つのコ−ナ部40を面取りされている。そし
て、この面取りされたコ−ナ部40は、キャリアテ−プ
2の幅方向を向いた側面36、37のうちの外側の側面
36と、前後方向を向いた側面38、39のうちの前側
の側面38との間に位置している。
【0026】歯30…は、パ−フォレ−ション1…の前
側前部のコ−ナ部41に近付いており、前記外側の側面
36と前記前側の側面38とをパ−フォレ−ション1…
の内側面43、44に面接触させてキャリアテ−プ2に
係止している。さらに、パ−フォレ−ション1…の4つ
のコ−ナ部にはRが形成されているが、歯30…にコ−
ナ部40が設けられているので、歯30…のコ−ナ部4
0とパ−フォレ−ション1…のコ−ナ部41との間に逃
げ42が介在している。そして、両コ−ナ部40、41
は互いに干渉せずに離間している。
【0027】そして、キャリアテ−プ2の両縁部におい
て歯30…の側面36、37とパ−フォレ−ション1…
の内側面43、44とが接触していることにより、キャ
リアテ−プ2が幅方向に位置規制される。
【0028】また、スプロケット24、24はボンディ
ング位置28の前後に配置されており、スプロケット2
4、24によってキャリアテ−プ2のテ−プ面の傾きが
規制される。
【0029】ここで、図2〜図4においては、内側歯列
32、32にキャリアテ−プ2が架けられているが、図
5に示すように、このキャリアテ−プ2よりも大きなサ
イズのキャリアテ−プ2Aが用いられた場合には、外側
の歯列33、33にキャリアテ−プ2Aが架けられる。
【0030】前記ガイドロ−ラ23…は外周部を段付に
成形されており、ガイドロ−ラ23…の径寸法は、軸方
向端部から中間部へ段階的に小さく変化している。各ガ
イドロ−ラ23…には、2つを1組として複数組の搬送
面45、45、46、46が形成されており、搬送面4
5、45、46、46の幅方向外側の縁部には段差を利
用してガイド面47、47、48、48が垂設されてい
る。
【0031】各組の搬送面45、45、46、46の間
隔は対象となるキャリアテ−プの種類に合せて設定され
ている。そして、キャリアテ−プ2がガイドロ−ラ23
…に嵌め合わされ、その大きさに合った間隔の搬送面4
5、45に両縁部を接触させる。さらに、キャリアテ−
プ2はその両側面を搬送面45、45に隣接したガイド
面47、47に接する。そして、ガイド面47、47に
よってキャリアテ−プ2の幅方向の位置規制が行われ
る。
【0032】なお、キャリアテ−プ2の位置規制のため
にキャリアテ−プ2が必ずしも完全にガイド面47、4
7に接している必要はなく、例えば、キャリアテ−プ2
とガイド面47、47との間に、キャリアテ−プ2がガ
イドロ−ラから外れない程度の大きさ(例えば1mm程
度)の隙間が存在していてもよい。
【0033】すなわち、上述のようなインナリ−ドボン
ディング装置21においては、スプロケット24、24
が歯30…をパ−フォレ−ション1…の内側面43、4
4に面接触しながらキャリアテ−プ2を幅方向に位置規
制するので、キャリアテ−プ2の位置決めを正確に行う
ことができる。さらに、歯30…がキャリアテ−プ23
を位置規制するので、キャリアテ−プ2の位置規制は、
キャリアテ−プ2の側端面の精度に影響されない。
【0034】また、スプロケット24、24に複数組の
歯列32、32、33、33が形成されるとともに、ガ
イドロ−ラ23…に23に複数組の搬送面45、45、
46、46が形成されているので、サイズの異なる2種
類のキャリアテ−プを1種類のスプロケット24、24
及びガイドロ−ラ23…に架けることができる。したが
って、テ−プ幅の変更を伴う品種切換が行われる度毎に
スプロケットやガイドロ−ラを交換する必要がなく、イ
ンナリ−ドボンディングの作業性を向上することができ
る。
【0035】なお、半導体チップ4…は一般にキャリア
テ−プ2の幅方向中央部に搭載されるので、品種切換え
の前後において半導体チップ4…の位置は略一定であ
る。したがって、ボンディングツ−ル6及びその他の部
材の位置を半導体チップの位置に合せて変更する必要が
なく、品種切換が容易である。
【0036】なお、本実施例においては2種類のキャリ
アテ−プ2、2Aの交換が行われているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、スプロケット2
4、24の歯列の数、および、ガイドロ−ラ23のガイ
ド面の数を増やせば、スプロケット24、24及びガイ
ドロ−ラ23を交換せずに3種類以上のキャリアテ−プ
の切換が可能になる。
【0037】また、本実施例においては、ボンディング
位置28の前後に1つずつスプロケット24、24が配
置されているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば図7に示すようにスプロケットを追加すれ
ば、キャリアテ−プ2をより正確に位置決めすることが
できる。そして、更に、ボンディング後のキャリアテ−
プに接触子を当てて電気テストすること等のような付加
的機能を容易に追加できる。なお、本発明は、要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、キャリアテープを幅方
向および長手方向に位置規制してキャリアテープを搬送
させることが可能となる。
【0039】また、本発明は、歯列を有するスプロケッ
トと搬送面を有するガイドロ−ラとを回転させてキャリ
アテ−プを走行させるインナリ−ドボンディング装置に
おいて、複数種類のキャリアテ−プのサイズに合せて、
スプロケットに複数組の歯列同心的に形成されている
とともにガイドロ−ラに複数の搬送面を同心的に形成し
た。したがって本発明は、キャリアテ−プを正確に位置
決めできるとともに、キャリアテ−プの幅の変更を伴う
品種切換えを短時間で行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】ボンディング位置及びその周辺部を示す平面
図。
【図3】スプロケットを示す断面図。
【図4】スプロケットの歯とパ−フォレ−ションとを示
す平面図。
【図5】スプロケットを示す断面図。
【図6】ガイドロ−ラを示す側面図。
【図7】変形例を示す概略構成図。
【図8】一般のインナリ−ドボンディング装置のボンデ
ィング位置及びその周辺部を示す正面図。
【図9】半導体チップがキャリアテ−プに搭載された状
態を示す平面図。
【図10】一般のインナリ−ドボンディング装置のボン
ディング位置及びその周辺部を示す平面図。
【図11】同じくインナリ−ドボンディング装置のボン
ディング位置及びその周辺部を示す正面図。
【図12】従来のガイドロ−ラを示す断面図。
【図13】従来のスプロケットを示す断面図。
【図14】スプロケットの歯とパ−フォレ−ションとを
示す斜視図。
【図15】キャリアテ−プの一般的な製造工程を順に示
すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1…パ−フォレ−ション、2…キャリアテ−プ、21…
インナリ−ドボンディング装置、23…ガイドロ−ラ、
24…スプロケット、30、31…スプロケットの歯、
32、33…歯列、36、38…歯の側面、40…歯の
コ−ナ部、41…パ−フォレ−ションのコ−ナ部、4
3、44…パ−フォレ−ションの内側面、45、46…
ガイドロ−ラの搬送面。
フロントページの続き (72)発明者 池谷 之宏 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝横浜事業所内 (56)参考文献 特開 平3−161944(JP,A) 特開 平3−126232(JP,A) 特開 昭52−135267(JP,A) 実開 昭57−81247(JP,U) 実開 平1−130531(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 G03B 21/44 G03B 1/22 - 1/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリアテープに形成され、コーナ部を有
    するパーフォレーションの内側面とスプロケットに周設
    される歯の側面とを当接させて、前記スプロケットを回
    転させることにより前記キャリアテープを長手方向に搬
    送させる搬送工程を備えるボンディング方法において、 前記搬送工程は、前記歯の側面のコーナ部を面取りした
    前記歯を用いることにより、前記キャリアテープの長手
    方向を向いた前記歯の側面および前記キャリアテープの
    幅方向を向いた前記歯の側面をそれぞれ前記内側面に当
    接させるとともに、前記側面のコーナ部と前記パーフォ
    レーションのコーナ部を離間させて、前記スプロケット
    を回転させることにより前記キャリアテープを搬送させ
    ることを特徴とするボンディング方法。
  2. 【請求項2】キャリアテープに形成され、コーナ部を有
    するパーフォレーションの内側面とスプロケットに周設
    される歯の側面とを当接させて、前記スプロケットを回
    転させることにより前記キャリアテープを長手方向に搬
    送させる搬送手段を備えるボンディング装置において、 前記スプロケットの歯は、前記キャリアテープの長手方
    向を向いた前記歯の側面および前記キャリアテープの幅
    方向を向いた前記歯の側面を備え、かつ、この2側面の
    交わるコーナ部と前記パーフォレーションのコーナ部と
    が離間するように前記2側面の交わるコーナ部は面取り
    されていることを特徴とするボンディング装置。
  3. 【請求項3】キャリアテープに形成され、コーナ部を有
    するパーフォレーションの内側面とスプロケットに周設
    される歯の側面とを当接させて、前記スプロケットを回
    転させることにより前記キャリアテープを長手方向に搬
    送させる搬送工程と、所定位置において前記キャリアテ
    ープを停止させる工程と、前記キャリアテープに形成さ
    れるリードと半導体チップの電極とを位置合わせする工
    程と、前記リードと電極とを加圧接合させる工程とを備
    える半導体チップの製造方法において、 前記搬送工程は、前記歯の側面のコーナ部を面取りした
    前記歯を用いることにより、前記キャリアテープの長手
    方向を向いた前記歯の側面および前記キャリアテープの
    幅方向を向いた前記歯の側面をそれぞれ前記内側面に当
    接させるとともに、前記側面のコーナ部と前記パーフォ
    レーションのコーナ部を離間させて、前記スプロケット
    を回転させることにより前記キャリアテープを搬送させ
    ることを特徴とする半導体チップの製造方法。
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