JP3181264U - オートバイ用ディスクブレーキのディスク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オートバイ用ディスクブレーキのディスクは、二枚の外側ディスク20と一枚の内側ディスク10とを持つ。内側ディスク10は外側ディスクの間に締結されて、環状縁部に形成された複数の細長い溝15を有する。細長い溝により、ディスクは、容易に換気が行われる擬似中空構造を持つことになる。したがって、ディスクの放熱効果は高まる。さらに細長い溝は、放熱効果を高めるために放熱領域の拡大も行う。
【選択図】図3
Description
通常、従来のディスクは外部に露出しているため湿りやすい。このため従来のディスクは防錆剤で作成しなければならない。さらに、都合上、オートバイの体積を減少させているため、従来のディスクはそれに合わせて薄くする必要がある。したがって、通常、オートバイ用ディスクブレーキの従来のディスクはステンレス鋼の薄板から作られているが、これは鋳鉄製の車のディスクブレーキとは異なる。
オートバイ用ディスクブレーキが駆動すると、ブレーキパッドと従来のディスクはこすれあって発熱する。長時間高熱の状態にあった場合、ブレーキパッドおよび従来のディスクの寿命は短くなる。よって従来のディスクには放熱するための複数の放熱孔が開けられている。
しかしながらステンレス鋼でできているディスクブレーキの従来のディスクには放熱するために複数の放熱孔を設けることはできても、その放熱効果を高めるために中空構造とすることはできない。よって、オートバイ用ディスクブレーキの従来のディスクの放熱効果は容易には高められない。
この欠点を克服するため、本考案は上記の問題を軽減あるいは防ぐオートバイ用ディスクブレーキのディスクを提供する。
本考案の他の目的、利点、新しい特徴は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明からより明らかになる。
図2および図3を参照して、内側ディスク10は、中央孔11、複数の係止孔12、複数の貫通孔13、複数の放熱孔14、およびそれらを貫通して形成された複数の細長い溝15を有する。係止孔12および貫通孔13は中央孔11の周囲に設けられる。 各貫通孔13は、その側壁に複数の窪みが形成されている。放熱孔14は中央孔11の周囲でかつ内側ディスク10の環状縁部の付近に形成される。細長い溝15は、中央孔11の周囲でかつ内側ディスク10の環状縁部に形成される。
図1〜図3を参照して、外側ディスク20はそれぞれ内側ディスク10の2つの側面に取り付けられ、内側ディスク10と一直線上に並ぶ。 各外側ディスク20は、中央孔21、複数の係止孔22、複数の貫通孔23、およびそれらを貫通して形成された複数の放熱孔24を有する。外側ディスク20の中央孔21は、内側ディスク10の中央孔11と一直線上に並ぶ。係止孔22および貫通孔23は中央孔21の周囲に設けられる。外側ディスク20の各係止孔22は、内側ディスク10の係止孔12の内の一つと一直線上に並ぶ。外側ディスク20の各貫通孔23は、内側ディスク10貫通孔13の内の一つと一直線上に並ぶ。放熱孔24 は中央孔21の周囲でかつ外側ディスク20の環状縁部付近に形成されて、複数の主放熱孔241および複数の補助放熱孔242からなる。外側ディスク20の各主放熱孔241は、内側ディスク10の放熱孔14の一つと一直線上に並ぶ。外側ディスク20の各補助放熱孔242 は、内側ディスク10の内の一つの細長い溝15の端部と一直線上に並ぶ。
図2と図3を参照して、内側ディスク10が外側ディスク20間に締結されているため、 窪み131と 細長い溝15とは、外側ディスク20間に空間を形成して中空構造をなす。この外側ディスク20間の中空構造により換気が可能となる。したがって、擬似中空構造により、上述のようなディスクブレーキのディスクの放熱効果は、ディスクの材質を変化させることなく高められる。さらに、 窪み131、細長い溝15、貫通孔13および23、放熱孔14および24は上述のように、ディスクの外周の拡大も行い、その結果、放熱領域も拡大する。
本考案の構造および特徴の詳細とともに本考案の多くの特徴および利点が上述の説明に記載されているものの、その開示は一例にすぎない。詳細な点が変更することもある。特に、構成要素の形状、大きさ、および配列は、本考案の原理の範囲内であれば、添付の請求項が表現される用語の一般的な広い意味で示される最大限の範囲まで変更が認められる。
Claims (5)
- 内側ディスクを備えるオートバイ用ディスクブレーキのディスク であって、
前記内側ディスクは、
前記内側ディスクを貫通して形成された中央孔と、
前記中央孔の周囲に前記内側ディスクを貫通して形成された複数の係止孔と、
前記中央孔の周囲であって前記内側ディスクの環状縁部に形成された複数の細長い溝とを有し、
内側ディスクの2つの側面にそれぞれ取り付けられて、前記内側ディスクと一直線上に並ぶ二枚の外側ディスクであって、
各外側ディスクは、
前記外側ディスクを貫通して形成され、前記内側ディスクの中央孔と一直線上に並ぶ中央孔と、
前記外側ディスクを貫通して形成され、前記外側ディスクの中央孔の周囲に設けられた複数の係止孔であって、前記内側ディスクの係止孔の一つと一直線上に並ぶ前記外側ディスクの各係止孔とを有することを特徴とするオートバイ用ディスクブレーキのディスク。 - 請求項1に記載のディスクであって、
前記内側ディスクはそれを貫通して形成された貫通孔を有し、
前記外側ディスクはそれを貫通して形成された複数の貫通孔を有し、前記外側ディスクの各々の貫通孔は、内側ディスクの貫通孔の一つと一直線上に並ぶことを特徴とするディスク。 - 請求項2に記載のディスクであって、
前記内側ディスクの各貫通孔はその貫通孔の側壁上に形成された窪みを有することを特徴とするディスク。 - 請求項1から3のうちいずれか一項に記載のディスクであって、
前記内側ディスクはそれを貫通して形成され、前記中央孔の周囲に設けられた複数の放熱孔を有し、
前記外側ディスクはそれを貫通して形成され、前記中央孔の周囲に設けられた複数の放熱孔を有し、前記外側ディスクの各放熱孔は、前記内側ディスクの放熱孔の一つと一直線上に並ぶことを特徴とするディスク。 - 請求項1から3のうちいずれか一項に記載のディスクであって、
前記内側ディスクはそれを貫通して形成され、前記中央孔の周囲に設けられた複数の放熱孔を有し、
前記外側ディスクはそれを貫通して形成され、前記中央孔の周囲に設けられた複数の放熱孔を有し、
前記外側ディスクは、複数の主放熱孔と複数の補助的な放熱孔からなり、前記外側ディスクの各主放熱孔は前記内側ディスクの放熱孔の1つと一直線上に並び、前記外側ディスクの各補助的な放熱孔は前記内側ディスクの細長い溝の一つと一直線上に並ぶことを特徴とするディスク。
Applications Claiming Priority (2)
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Also Published As
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