JP3218209U - 放熱構造を備えたブレーキディスク - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦力及び放熱効果が高い放熱構造を備えたブレーキディスクを提供する。
【解決手段】放熱構造を備えたブレーキディスク2は、中心軸部20と、前記中心軸部20の外周に画成された摩擦部22とを有する。前記中心軸部20には、車輪軸が取付けられる。前記摩擦部22の対となる両面には、摩擦面220がそれぞれ形成される。各前記摩擦面220には、複数の第1の放熱孔221と、前記第1の放熱孔221にそれぞれ接続された少なくとも1つの凹溝222とが形成される。前記凹溝222は、互いに対応した2つの壁面と、各前記壁面に接続された底壁とにより構成される。各前記壁面は、前記第1の放熱孔221から前記摩擦面220に沿った方向で延び、末端が重なるように構成される。
【選択図】図3

Description

本考案は、ブレーキディスクに関するものであり、さらに詳しくは、摩擦力及び放熱効果が高い放熱構造を有するブレーキディスクに関するものである。
自動車のブレーキシステムは、ディスクブレーキ、ドラムブレーキ、大型交通機関に使用する空気ブレーキに一般に分けられる。ディスクブレーキは油圧原理を利用し、ブレーキポンプを用い、ブレーキオイルをブレーキオイル管内に注入し、連通管の原理を利用して大きな圧力を発生させ、ブレーキパッドを内方へ押し開いてディスクに接触させ、ブレーキに力を付与することがディスクブレーキの最も簡単な概念である。
図1に示すように、従来のブレーキディスク1の両側表面は平滑面に形成され、ユーザがブレーキペダルを踏むと、ブレーキパッドが従来のブレーキディスク1を挟むため、ブレーキパッドが従来の高速のブレーキディスク1により摩耗して多くの粉末が発生し、従来のブレーキディスク1の両側表面が平滑面であるため、ブレーキパッドが摩耗して発生する粉末をスムーズに排出させることができない上、各平滑面とブレーキパッドとの間の摩擦力には限界があった。
図2に示すように、もう一つの市販されている従来のブレーキディスク1は、円形状の中心盤11と、中心盤11の周縁から外方へ延びた摩擦部12と、摩擦部12の表面上に形成された複数の摩擦痕13と、を有する。ブレーキ効果は、摩擦力と関係し、摩擦力が大きければブレーキ効果も当然良くなる。摩擦力は、摩擦面との間の材料と大きな関係がある上、熱効率とも関係する。好ましい材料の接触面が互いに接触すると、大きな摩擦力が発生し、摩擦による発熱が増えて温度が高くなることが指摘されている。
そのほかにも、従来のブレーキディスク1は、使用上、依然として問題点があった。例えば、摩擦痕13が設けられていない摩擦部12上に付着した泥、粉塵及び水は、摩擦痕13により形成された溝から排出させることができず、ブレーキ効果に悪影響を与える上、両辺の摩擦部12が受ける摩擦力が異なる場合、摩耗が不均一となり、ブレーキディスク1の使用寿命が下がってしまい、ブレーキをかけたときにハンドルが振動し、運転手が危険な状態となることさえあった。
従って、本考案の第1の課題は、ブレーキディスクの摩擦により発生する熱によりディスクの形状が変形してしまう危険性を減らし、ブレーキディスクの変形による振動が発生することを防ぐことが可能な放熱構造を備えたブレーキディスクを提供することにある。本考案の第2の課題は、ブレーキディスクが高温状態においても通風効果を高めることができ、摩擦力を高めることが可能な放熱構造を備えたブレーキディスクを提供することにある。本考案の第3の課題は、ブレーキディスク全体の重量を減らすことが可能な放熱構造を備えたブレーキディスクを提供することにある。 本考案の第4の課題は、ブレーキディスク上に付着した泥、粉塵及び水を取り除くことが可能なブレーキディスクの放熱構造を提供することにある。
そこで、本考案者は、本考案の前記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、第1の課題に対しては、放熱孔と凹溝とを組み合わせて摩擦力及び放熱効果を向上させることにより、前記課題を解決できることに着目した。第2の課題に対しては、各放熱孔と各凹溝とを組み合わせて、ブレーキディスクが高温状態においても通風効果を高めることにより、放熱効果を向上させ、前記課題を解決できることに着目した。第3の課題に対しては、各放熱孔と各凹溝とを組み合わせにより、ブレーキディスク全体の重量を減少させ、前記課題を解決できることに着目した。第4の課題に対しては、各放熱孔と各凹溝とを組み合わせにより、ブレーキディスク上に付着した泥、粉塵及び水を取り除くことができ、前記課題を解決できることに着目した。
前記の通り、各課題に対する解決手段として、それぞれ着目し、各知見に基いて、本考案に想到するに至った。
かくして、本考案の要旨は次の(1)〜(10)に記載の通りのものである。
(1)放熱構造を備えたブレーキディスクであって、
前記ブレーキディスクは、中心軸部と、前記中心軸部の外周に画成された摩擦部と、を有し、
前記中心軸部には、車輪軸が取付けられ、前記摩擦部の対となる両面には、摩擦面がそれぞれ形成され、
各前記摩擦面には、複数の第1の放熱孔と、前記第1の放熱孔にそれぞれ接続された少なくとも1つの凹溝と、が形成され、
前記凹溝は、互いに対応した2つの壁面と、各前記壁面に接続された底壁とにより構成され、
各前記壁面は、前記第1の放熱孔から前記摩擦面に沿った方向で延び、末端が重なることを特徴とする放熱構造を備えたブレーキディスク。
(2)前記第1の放熱孔には、背中合わせで形成された2つの凹溝が形成されることを特徴とする前記(1)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(3)前記底壁は、前記第1の放熱孔に向かって傾いていることを特徴とする前記(1)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(4)前記摩擦面には、複数の第2の放熱孔が環状に形成されることを特徴とする前記(1)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(5)前記第2の放熱孔は、規則的かつ等間隔に形成されることを特徴とする前記(4)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(6)前記第2の放熱孔は、非規則的かつ非等間隔に形成されることを特徴とする前記(4)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(7)前記摩擦面には、複数の長溝が環状に形成され、
各前記長溝は、各前記放熱孔と重なることを特徴とする前記(1)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(8)前記長溝は、弧形状又は縦長矩形状であることを特徴とする前記(7)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(9)前記第1の放熱孔又は前記第2の放熱孔の傾斜角度は0.01〜89.99度であることを特徴とする前記(4)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
(10)前記第1の放熱孔又は前記第2の放熱孔の孔径は0.1〜9.9mmであることを特徴とする前記(4)に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
本考案に係る放熱構造を備えたブレーキディスクの放熱構造は、前記摩擦面に形成された複数の放熱孔と、前記放熱孔にそれぞれ接続された少なくとも1つの凹溝とを少なくとも包含するものである。
本考案に係るブレーキディスクの放熱構造は、前記の通りの要素から構成され、ブレーキディスクが高温状態となっても通風効果を高めることができ、高い放熱効果を奏することができるので、ブレーキディスクの摩擦力を高めることができ、確実な制御を行うことができる。また、ブレーキディスク上に付着した泥、粉塵、水等を容易に除去することができるので、確実な摩擦力を確保することができる。さらに、簡便な構造によりブレーキディスク全体の重量を減少させることができる。
図1は、従来のブレーキディスクを示す斜視図である。 図2は、他の従来のブレーキディスクを示す平面図である。 図3は、本考案の第1実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す斜視図である。 図4は、本考案の第1実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す断面図である。 図5は、本考案の第1実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す部分拡大図である。 図6は、本考案の第2実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図7は、本考案の第3実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図8は、本考案の第4実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図9は、本考案の第5実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図10は、本考案の第6実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図11は、本考案の第7実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図12は、本考案の第8実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図13は、本考案の第9実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図14は、本考案の第10実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図15は、本考案の第11実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図16は、本考案の第12実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。 図17は、本考案の第13実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す平面図である。
以下図面により、本考案について具体的に説明する。もっとも、本考案はかかる図面により限定されるものではない。
図3〜図5を参照する。図3は、本考案の第1実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す斜視図である。図4は、本考案の第1実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す断面図である。図5は、本考案の第1実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクを示す部分拡大図である。図3〜図5に示すように、本考案の一実施形態に係る放熱構造を備えたブレーキディスクのブレーキディスク2は、中心軸部20と、中心軸部20の外周に画成された摩擦部22と、を有する。中心軸部20には、車輪軸(図示せず)が取付けられる。摩擦部22の対となる両面には、摩擦面220がそれぞれ形成される。各摩擦面220には、複数の第1の放熱孔221と、第1の放熱孔221に接続された少なくとも1つの凹溝222と、が形成される。凹溝222は、互いに対応した2つの壁面2220と、各壁面2220に接続された底壁2221とにより構成される。各壁面2220は、第1の放熱孔221により、摩擦面220に沿った方向で延び、末端が重なる。図3を見ると分かるように、第1の放熱孔221の凹溝222の構造は流星状である。図4及び図5に示すように、凹溝222の2つの重なった壁面2220により、熱気流又は液体が第1の放熱孔221に速やかに案内され、冷却又は排出される。底壁2221は、第1の放熱孔221に向かって傾いているため、熱気流又は液体をスムーズに導き出すことができる。本実施形態の第1の放熱孔221及び凹溝222は同一方向である。ここで同一方向とは、凹溝222の2つの壁面2220が重なる先端箇所の方向を示す。勿論、摩擦面220上の第1の放熱孔221と凹溝222とは反対方向で形成されてもよい。
他の実施方式では、1つの第1の放熱孔221に2つの凹溝222が形成されている。各凹溝222は背中合わせで形成され(図6を参照する)、この構造は両方向の流星状に形成されているため、ブレーキをかけるとブレーキディスク2に発生した圧力が両方向の凹溝222を介して速やかにリリースされ、ブレーキディスク2が変形してしまう危険性を減らし、振動することを防ぐことができる。
前述した第1の放熱孔221と凹溝222とを組み合わせることにより、摩擦力及び放熱効果を高める上、ブレーキをかけたときにブレーキディスク2に発生する圧力が凹溝222を介し、各壁面2220から末端の差兼ねられた箇所と、底壁2221とにより圧力が徐々にリリースされ(流星状とも称する)、ブレーキディスク2が変形する危険性を下げ、振動が発生することを防ぐことができる。
前述した構造以外に、図7及び図8の第2の放熱孔223を増設してもよい。この第2の放熱孔223は、環状に摩擦面220に形成される。各第2の放熱孔223は、規則的かつ等間隔に形成され、ブレーキディスク2が高温状況下で通風効果を高めて放熱効果を得て、摩擦力を効果的に高め、ブレーキディスク全体の重量を減らすことができる。図7の第2の放熱孔223及び第1の放熱孔221の数は、凹溝222と等しい。図8の第2の放熱孔223の数は、第1の放熱孔221及び凹溝222より多い。各第2の放熱孔223は、非規則的かつ非等間隔に形成されてもよく、これら2種類の設計方式は必要に応じて選択することができる。
前述した構造を見ると分かるように、放熱方式は主に第1の放熱孔221を結合する1つの凹溝222、又は第1の放熱孔221を結合する互いに反対方向の2つの凹溝222を有し、第2の放熱孔223により好適な放熱効果を得る。しかし、本考案はこの構造だけに限定されるわけではなく、全ての構造を組み合わせて構成してもよい(図9〜図11に示す)。第1の放熱孔221は、両方向の凹溝222を結合して形成してもよいし、1つの凹溝222と第2の放熱孔223とを結合し、環状方式で等間隔で形成してもよく、各図面から分かるように、3種類の異なる放熱構造(一方向流星状、両方向流星状及び放熱孔を含む)を介し、摩擦力及び放熱効果を高めることができる。
また、図12〜図17を参照する。図12〜図17に示すように、摩擦面220には、複数の長溝224が環状に形成されている。これら長溝224は、弧形状又は縦長矩形状でもよいし、2種類の形態の長溝224を単独で又は組み合わせてもよい。長溝224が形成されたブレーキディスク2は、第1の放熱孔221及び1つの凹溝222、又は第1の放熱孔221及び2つの反対方向の凹溝222、複数の第2の放熱孔223を組み合わせてもよい。前述した3種類の放熱方式では、個別に配置してもよいし混合して配置してもよい。前述した構造以外には、長溝224を各第1の放熱孔221又は各凹溝222又は各第2の放熱孔223と重ねてもよい。
さらに詳細には、図12の一部の第2の放熱孔223は、長溝224(弧形状)に応じて順次形成し、残部の第2の放熱孔223は、凹溝222と第1の放熱孔221(所謂、流星状放熱孔)とを組み合わせ、弧形状に配列してもよい。
さらに詳細には、図13の各第2の放熱孔223は、長溝224(直線状)との間で、各凹溝222が長溝224と重なり、凹溝222の第1の放熱孔221は、各長溝224との間に連結される。
さらに詳細には、図14及び図15には、2種類の異なる長溝224(弧形状及び直線状)が形成され、1つの弧形状の長溝224は、複数の直線状の長溝224と重ねてもよく、さらに重要なこととしては、一部の第1の放熱孔221(所謂、流星状放熱孔)を弧形状の長溝224に形成し、直線状の長溝224間にそれぞれ位置し、凹溝222が順次対応し、直線状の長溝224と重なって形成され、残部の流星状放熱孔の形成方式は、図13の方式と同じであり、これら2種類の図面は、流星状放熱孔の方向が異なる点のみが異なる。
さらに詳細には、図16には2種類の異なる長溝224(弧形状及び直線状)が形成される。一部の第2の放熱孔223は、長溝224(弧形状)に応じて順次形成され、残部の第2の放熱孔223は、凹溝222及び第1の放熱孔221(所謂、流星状放熱孔)と組み合わせ、弧形状に配列し、直線状の長溝224の間にそれぞれ位置する。各流星状放熱孔の凹溝222は、順次対応する直線状の長溝224と重なる。
さらに詳細には、図17には2種類の異なる長溝224(弧形状及び直線状)が形成されるが、1つの第1の放熱孔221及び両方向の凹溝222(両方向の流星状放熱孔)が長溝224(弧形状)に応じて順次形成され、残部の第2の放熱孔223が、凹溝222及び第1の放熱孔221(所謂、流星状放熱孔)と組み合わされ、弧形状に配列され、直線状の長溝224の間にそれぞれ位置し、各流星状放熱の凹溝222は、順次対応し、直線状の長溝224と重なる点において異なる。
ここで、前述した各第1の放熱孔221及び各第2の放熱孔223は、垂直孔(本考案の主な実施形態)又は異なる傾斜角度を有し(もう一つの実施形態)、その傾斜角度は0.01〜89.99度であり、各第1の放熱孔221及び各第2の放熱孔223の孔径は0.1〜9.9mmの範囲内にあり、上述した傾斜角度及び孔径の各種サイズの範囲は、実際の必要に応じてブレーキディスク2を、異なる寸法の傾斜角度及び孔径又はブレーキディスク2上で使用する1つの寸法の傾斜角度及び孔径と組み合わせる。ブレーキディスクが高温状況下で通風効果を高めて放熱効果を得ることができるため、摩擦力を大幅に高め、ブレーキディスク全体の重量を減らし、ブレーキディスク上に付着した泥、粉塵、水などを効果的に取り除くことができる。
1 ブレーキディスク
2 ブレーキディスク
11 中心盤
12 摩擦部
13 摩擦痕
20 中心軸部
22 摩擦部
220 摩擦面
221 第1の放熱孔
222 凹溝
223 第2の放熱孔
224 長溝
2220 壁面
2221 底壁

Claims (10)

  1. 放熱構造を備えたブレーキディスクであって、
    前記ブレーキディスクは、中心軸部と、前記中心軸部の外周に画成された摩擦部と、を有し、
    前記中心軸部には、車輪軸が取付けられ、前記摩擦部の対となる両面には、摩擦面がそれぞれ形成され、
    各前記摩擦面には、複数の第1の放熱孔と、前記第1の放熱孔にそれぞれ接続された少なくとも1つの凹溝と、が形成され、
    前記凹溝は、互いに対応した2つの壁面と、各前記壁面に接続された底壁とにより構成され、
    各前記壁面は、前記第1の放熱孔から前記摩擦面に沿った方向で延び、末端が重なることを特徴とする放熱構造を備えたブレーキディスク。
  2. 前記第1の放熱孔には、背中合わせで形成された2つの凹溝が形成されることを特徴とする請求項1に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  3. 前記底壁は、前記第1の放熱孔に向かって傾いていることを特徴とする請求項1に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  4. 前記摩擦面には、複数の第2の放熱孔が環状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  5. 前記第2の放熱孔は、規則的かつ等間隔に形成されることを特徴とする請求項4に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  6. 前記第2の放熱孔は、非規則的かつ非等間隔に形成されることを特徴とする請求項4に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  7. 前記摩擦面には、複数の長溝が環状に形成され、
    各前記長溝は、各前記放熱孔と重なることを特徴とする請求項1に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  8. 前記長溝は、弧形状又は縦長矩形状であることを特徴とする請求項7に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  9. 前記第1の放熱孔又は前記第2の放熱孔の傾斜角度は0.01〜89.99度であることを特徴とする請求項4に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
  10. 前記第1の放熱孔又は前記第2の放熱孔の孔径は0.1〜9.9mmであることを特徴とする請求項4に記載の放熱構造を備えたブレーキディスク。
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