JP3180649B2 - 発色および変色材料 - Google Patents

発色および変色材料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化重合性色素を重合
することにより色相を変化させる発色または変色方法お
よび材料に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、被着色体に着色を施す場合に、着
色した色相が不可逆的に変化しその色相の変化が劇的で
ある発色または変色方法およびその材料に対する需要は
大きい。すなわち、感圧複写紙、インキ等の印刷材料、
ペン等の筆記用具、装飾用着色剤、玩具に至る発色材料
まで、色相が不可逆的に大きく変化していく安価な方法
および材料はこれまであまり市場においてみあたらな
い。
【0003】従来、色相が変化する材料としては、環境
クロミズム用色素に代表されるように、pH、熱、光、
電気等の環境変化に反応して可逆的に発色・消色・変色
する色素や写真用色素に代表されるカプラーと呼ばれる
無色の化合物(色素前駆体)と発色現像薬との反応によ
って三原色の色素を生成する方法等がある。その他、ノ
ーカーボン紙等で用いられるマイクロカプセル化された
カラーフォーマーと顕色剤によって発色する感圧色素等
が挙げられる。
【0004】しかしながら、環境クロミズム用色素は可
逆性のものがほとんどで、何らかの環境の変化が存在し
ないと色変化しない。また、写真用色素は毒性が高いと
ともに複数の色素を組み合わせないと色々な色相を表現
できない等の欠点があった。また、感圧色素は一般的に
発色はするものの単色の発色で大きく色相が変化する材
料ではない。また、その他の技術に見られる単一色素の
色変化においても、透明からある色が発色してその色濃
度が増していくものやその反対にある色相が退色して透
明になるものがほとんどで、明確かつ大幅に色相が変化
する発色材料は見あたらなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はA剤と非接触
状態にあるB剤とを接触させるという単純な操作により
反応を開始させ、手軽かつ安価に色相を変化させること
を可能にする発色または発色方法、ならびにその材料を
提供するものである。すなわち、本発明は環境如何に関
わらず、A剤とB剤を接触させるまでは反応が始まら
ず、なおかつ接触した時点から発色または変色して色相
が大幅に変化していく材料である。このように単純な材
料および構成によって、色相が大幅に変化していく発色
または変色材料を提供できる方法が求められていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、酸化重合
性色素と酸化剤からなり、重合度に応じた色の変化が起
きることを見出し、色相が変化する発色または変色方法
およびその材料を見出した。本発明は、担持体に担持さ
れた下記A剤を含む層からなる記録紙と、A剤と非接触
状態とした下記B剤とからなり、それぞれを接触させて
酸化重合性色素を重合することにより色相を変化させる
発色または変色材料(ただし、A剤とB剤とは、下記式
で示される酸化重合性色素と有機過酸化物との組み合わ
せからなる)である。
【0007】更に本発明は、液状成分中にB剤を含有さ
せてなる上記の材料である。更に本発明は、B剤を含有
する筆記具からなる上記の材料である。更に本発明は、
マイクロカプセル中にB剤を含有させてなる上記の材料
である。更に本発明は、感圧複写紙である上記の材料で
ある。更に本発明は、A剤を含む層が基材に積層された
樹脂層である上記の材料である。更に本発明は、基材に
積層された樹脂層が印刷層である上記の材料である。更
に本発明は、液状成分中にA剤を含有させたA液と、液
状成分中にB剤を含有させたB液とからなり、記録紙で
ある担持体上においてそれぞれを接触させて酸化重合性
色素を重合することにより色相を変化させる発色または
変色材料(ただし、A剤とB剤とは、下記式で示される
酸化重合性色素と有機過酸化物との組み合わせからな
る)である。更に本発明は、A剤を含有する筆記具およ
びB剤を含有する筆記具からなる上記の材料である。
【0008】
【化2】
【0009】(但し、R1〜7は水素、ハロゲン、炭素
原子が1個から8個のアルキル、炭素原子が1から8個
のアルコキシ、アリール、置換アリール、複素環アリー
ル、ヒドロキシル、アミノ、シアノ、アルデヒド、カル
ボキシル、ニトロ、ニトロソから選ばれる原子および原
子団を示し、隣接する置換基が一体となって更に芳香環
を形成してもよく、Xはイオウ、酸素、セレン、テルル
から選ばれる原子を示す。
【0010】本発明において用いられる酸化重合性色素
は、酸化剤と接触することで反応して色素の重合反応が
開始し重合して所定重合度において所定の色相を発現さ
せる化合物であり、重合する前は無色あるいは有色でも
かまわない。
【0011】本発明における発色は、酸化重合性色素が
重合して、得られる重合体の重合度によって色相が変化
するもので、2−メトキシ−フェノチアジンを例に以下
のような機構によるものと考えられる。酸化剤によって
分子中の窒素原子に結合している水素原子が引き抜かれ
て重合が開始され、更に2−メトキシ−フェノチアジン
分子内の1、3、4、6、7、8、9位のいずれかの水
素原子が引き抜かれる。この分子と隣接する同様な状態
の2−メトキシ−フェノチアジン分子とが10位の窒素
原子と水素原子を引き抜かれた炭素原子を結合部位とし
て重合が進むものと類推される。実施例1の塩化銅(I
I)を酸化剤として重合させた2−メトキシ−フェノチ
アジンの重合初期のマススペクトルが図1である。反応
機構の詳細は明らかではないが、この図1から酸化剤と
2−メトキシ−フェノチアジンの反応により2−メトキ
シ−フェノチアジンが重合していることは明らかであ
る。
【0012】色相については、2−メトキシ−フェノチ
アジンの重合が進行するとともにその共役系が変化する
ために変わると考えられる。すなわち、重合度が上がる
につれて長波長化して緑から赤茶色へ変化していると思
われる。この2−メトキシ−フェノチアジンの色相と重
合度およびその分布の関係については、目視による色相
と質量分析計からの分子量から、重合度2が緑、重合度
3が青、重合度4から10で赤茶色となることが明らか
となった。また、重合度の異なる重合物の比率によって
紺色や紫色に発色していることも類推される。その他の
フェノチアジン誘導体およびフェノキサジン誘導体につ
いては、フェノチアジン骨格に結合している置換基の種
類により共役系の電子状態が大きく異なり、置換基別に
異なった色相変化が観察された。いずれにせよフェノチ
アジン誘導体およびフェノキサジン誘導体の重合度とそ
の分布によって、発現する色相は決定され、重合の進行
とともに色調が変化していく。ここで言う2−メトキシ
−フェノチアジン分子の構造および構成原子の位置は下
記式に従う。
【0013】
【化3】
【0014】本発明に用いられる酸化重合性色素は、酸
化重合して所定の重合度において所定の色相を呈するも
のであるならば何ら制限を加えるものではない。具体的
にここで言う酸化重合性色素とは、金属塩等に代表され
る酸化剤によって酸化重合し、所定重合度において所定
の色相を呈する色素のことを指し、重合前に無色であっ
ても酸化重合性色素と定義するものである。酸化重合性
色素とは、より具体的にはアニリン、フェノール、チオ
フェノール及びそれら誘導体等のベンゼン誘導体、ピロ
ール、チオフェン、フラン、セレノフェン、テルロフェ
ン及びそれら誘導体等の5員芳香族複素環式化合物、カ
ルバゾール、ジベンゾチオフェン及びそれら誘導体等の
縮合6,5,6員芳香族複素環式化合物等が挙げられる
他、下記式
【化4】 で示される化合物が挙げられる。但し、式中R1〜7は
水素、ハロゲン、炭素原子が1個から8個のアルキル、
炭素原子が1個から8個のアルコキシ、アリール、置換
アリール、複素環アリール、ヒドロキシル、アミノ、シ
アノ、アルデヒド、カルボキシル、ニトロ、ニトロソか
ら選ばれる原子および原子団からなり、またXはイオ
ウ、酸素、セレン、テルルから選ばれる原子からなる。
また、結合部位はR1〜R4については式中の1位、2
位、3位及び4位からそれぞれ選ばれるが、一つの位置
に二つ以上のR1〜R4から選ばれる置換基が結合する
ことはなく、それぞれの位置に一つずつ結合する。同様
にR5〜R7については式中の6位、7位、8位及び9
位から三つの位置がそれぞれ選ばれるが、一つの位置に
二つ以上のR5〜R7から選ばれる置換基が結合するこ
とはなく、それぞれの選ばれた三つ位置に一つずつ結合
する。以上の他にR1〜R7に関しては重合を妨げない
置換基であるならば任意の置換基が可能である。より具
体的には3,7−ジブロモフェノチアジン、2−クロロ
フェノチアジン、4−メチルフェノチアジン、3,7−
ジメチルフェノチアジン、4,6−ジメチルフェノチア
ジン、2−アセチルフェノチアジン、3−ビニルフェノ
チアジン、3,7−ジアミノ−フェノチアジン、3,7
−ビス−(ジメチルアミノ)−フェノチアジン、3,7
−ビス−(ジエチルアミノ)−フェノチアジン、2−ヒ
ドロキシ−フェノチアジン、3−ホルミル−フェノチア
ジン、3−カルボキシル−フェノチアジン、3,7−ジ
メトキシ−フェノチアジン、1−ニトロ−フェノチアジ
ン、1,3−ジニトロ−フェノチアジン、4−クロロ−
1−ニトロ−フェノチアジン等が挙げられる他、特開平
3−144650に開示されている様なR1〜R4から
選ばれる2つとが一緒に芳香族を形成するモノベンゾ−
フェノチアジン、同様にこれに加えR5〜R7から選ば
れる2つとが一緒に芳香族を形成するジベンゾ−フェノ
チアジン等のベンゾフェノチアジン類が挙げられる。さ
らに、フェノチアジン誘導体と同様に3,7−ジブロモ
フェノキサジンをはじめとするフェノキサジン誘導体も
酸化重合性色素として挙げられる。
【0015】本発明に用いられる酸化重合性色素は、単
独で使用しても良いが、二つを混合して使用してもよ
い。この場合、混合比によって色相を変化させることが
可能となる。さらに、一般的に使用されるロイコ染料
や、フタロシアニン顔料などの着色剤を混合して色相を
変化させることも可能である。酸化重合性色素は、担持
体を形成する媒体に対して1.0から20重量%、好ま
しくは2.0から15.0重量%添加して本発明の発色
材料を得る。このとき、酸化重合性色素の配合量が1.
0重量%以下だと発色が薄く視認性が悪くなる。また配
合量を20重量%以上としても発色の度合はそれ程変わ
らない。ただし、担持体を使用せず、酸化重合性色素と
酸化剤をそれぞれ単独で使用する場合は、酸化重合性色
素/酸化剤の配合するモル比を0.1から10程度の範
囲で用いることができるが、視認可能な発色が起こる配
合比であるならば何ら制限されるものではない。
【0016】本発明において酸化重合性色素を重合させ
る酸化剤とは、金属塩類、酸素酸塩、ハロゲン、キノン
類、ナフトキノン類、カルボニル化合物、酸化物、有機
過酸化物、有機過酸、ペルオキソ硫酸塩等が挙げられ
る。更に具体的に金属塩としては塩化アルミニウム、塩
化ニッケル、塩化コバルト、塩化銅、塩化鉄、塩化バナ
ジウム等が挙げられる。酸素酸塩としては、硝酸、塩素
酸塩、次亜塩素酸塩、ヨウ素酸塩、臭素酸塩、クロム酸
塩、過マンガン酸塩、バナジン酸塩、ビスマス酸塩等。
ハロゲンとしては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等。キ
ノン類としては、ベンゾキノン、テトラクロロ−1,4
−ベンゾキノン(クロラニル)、テトラクロロ−1,2
−ベンゾキノン(o−クロラニル)、2,3−ジクロロ
−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン等。ナフト
キノン類としては、1,2−ナフトキノン、1,4−ナ
フトキノン、2,6−ナフトキノン、1,2−ナフトキ
ノン−4−スルホン酸等。カルボニル化合物としては、
アセトン、シクロヘキサノン等が挙げられ、アルミニウ
ムブトキシド等のアルミニウムアルコキシドと併用して
用いられる。
【0017】酸化物としては、二酸化マンガン、二酸化
鉛、酸化銅、酸化銀等。有機過酸化物としては、ジ−t
ert−ブチルパーオキサイド,tert−ブチルクミ
ルパーオキサイド,ジクミルパーオキサイドなどのジア
ルキルパーオキサイド類,アセチルパーオキサイド,ラ
ウロイルパーオキサイド,ベンゾイルパーオキサイドな
どのジアシルパーオキサイド類,メチルエチルケトンパ
ーオキサイド,シクロヘキサノンパーオキサイド,3,
3,5−トリメチルシクロヘキサノンパーオキサイド,
メチルシクロヘキサノンパーオキサイドなどのケトンパ
ーオキサイド類,1,1−ビス(tert−ブチルパー
オキシ)シクロヘキサンなどパーオキシケタール類,t
ert−ブチルヒドロパーオキサイド,クメンヒドロパ
ーオキサイド,1,1,3,3−テトラメチルブチルヒ
ドロパーオキサイド,p−メンタンヒドロパーオキサイ
ド,ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサイド,
2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロパーオキ
サイドなどのヒドロパーオキサイド類,tert−ブチ
ルパーオキシアセテート,tert−ブチルパーオキシ
−2−エチルヘキサノエート,tert−ブチルパーオ
キシベンゾエートなどのパーオキシエステル類などがあ
るが,これらの中でもベンゾイルパーオキサイドは酸化
能力と保存安定性のバランスに優れ,有機過酸化物系の
酸化剤には好適である。有機過酸としては、過安息香
酸、メタクロロ過安息香酸、モノペルオキシフタル酸、
過蟻酸、過酢酸、トリフルオロ過酢酸等が挙げられる。
ペルオキソ硫酸塩としては、ペルオキソ二硫酸、ペルオ
キソ二硫酸カリウム等が挙げられる。そのほか、酸素、
オゾン、塩素、臭素、ヨウ素、硫黄、王水、硝酸、濃硫
酸、熱濃過塩素酸、ジメチルスルフォキシド等が本発明
における酸化剤として挙げられる。この他、デヒドロゲ
ナーゼ等の脱水素酵素を用いた生化学的な酸化剤を本発
明の酸化剤として使用することは何ら制限を加えるもの
ではない。
【0018】本発明の酸化剤は、担持体を形成する媒体
に対して1.0から20重量%、好ましくは2.0から
15.0重量%添加して本発明の発色材料を得る。この
とき、酸化重合性色素の配合量が1.0重量%以下だと
発色が薄く視認性が悪くなる。また配合量を20重量%
以上としても発色の度合はそれ程変わらない。ただし、
担持体を使用せず、酸化重合性色素と酸化剤をそれぞれ
単独で使用する場合は、視認可能な発色が起こる配合比
であるならば何ら制限されるものではない。
【0019】本発明における担持体としては、所定の温
度においてA剤とB剤すなわち酸化重合性色素、酸化剤
が拡散できることが可能かつ形態を維持できるもので、
なおかつ酸化重合性色素の色変化を認識しうる程度の色
相を有するものならば、いかなるものを用いても何ら制
限するものではない。具体的には、紙、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリウレタン樹
脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂等、通常
のインキ、塗料等のバインダーとして使用される樹脂お
よびこれら樹脂が含浸された紙等なら何でもよく、前記
の樹脂数種類の混合系でもよいし、ケトン系、エーテル
系、アルコール系、セロソルブ系、石油系、水系溶媒等
通常使用される溶媒で希釈されていてもいなくてもよ
い。
【0020】また、ポリウレタン樹脂は、グラビア印刷
等の印刷適性が良く、発色材料の生産性の面からは担持
体として好ましい材料の一つである。この様なポリウレ
タン樹脂としては、東洋インキ製造(株)製のグラビア
インキ用ウレタン樹脂の商品名「ラミスターRメジウ
ム」、「ニューLPスーパー」、「LPクィーン」等が
挙げられる。樹脂を担持体として使用する場合、エアロ
ジル、硫酸バリウム、シリコン系レベリング剤、アルミ
キレートA、ポリイソシアネートをはじめとする無機フ
ィラーおよび有機化合物を添加して塗工適性や、担持体
の諸特性を改善することが可能である。この他、酸化重
合性色素の耐光性等の耐候性を向上させる目的でヘキサ
メチレンテトラミンなどの劣化防止剤を添加することも
可能である。
【0021】本発明におけるA剤あるいはB剤を含有さ
せる液状成分としては、酸化重合性色素および酸化剤を
溶解あるいは分散しうる液体であるならば、いかなるも
のを用いても何ら制限するものではない。具体的には、
ケトン系、エーテル系、アルコール系、セロソルブ系、
石油系、水系溶媒等通常使用される溶媒等が挙げられ
る。また、アニリンやtert−ブチルパーオキシベン
ゾエートなどの室温で液体である酸化重合性色素あるい
は酸化剤については、上記溶媒で希釈して使用しても良
いしそのもの自体が液状成分であるので希釈することな
しに単独で使用することも可能である。
【0022】担持体を作製する方法は、A剤あるいはB
剤を担持する層にできる方法であるならば何ら制限を加
えるものではない。具体的には、粘着剤を製造する場合
に用いられるコンマコーター、リップコーター、キスコ
ーター等の塗工方法によって作製する方法。グラビアイ
ンキ、オフセットインキ、スクリーンインキ、活版イン
キ、フレキソインキ等のソースマーキングインキを担持
体としてそれぞれの印刷方法で印刷する方法。スタンプ
インキ、ノーカーボン紙インキ、インキジェット、ワイ
ヤードットインキ、タイプライターインキ、感熱用イン
キ等のオンディマンドインキを担持体としてそれぞれの
印刷方法で印刷する方法等が挙げられる。これらの方法
を単一で使用してもあるいは複数の方法を組み合わせて
使用しても何ら制限されるものではない。すなわち、テ
ープ形態で塗工されたA剤を含む層の表面に、B剤を接
触させて発色させても良いし、テープ形態で塗工された
A剤を含む層の表面に、B剤を含む層を透明基材上に印
刷した後に貼り合わせ発色を開始しても良い。またA剤
あるいはB剤を担持する層は、ベタ塗り/ベタ塗りでの
形成の他、ベタ/パターン、パターン/パターン等の方
法による作成が可能であり、発色する部分を画像形成す
ることができる。
【0023】また、本発明の形状は上記記載の他、例え
ばガラスビン等の何らかの透明容器内にA剤およびB剤
すなわち酸化重合性色素および酸化剤を入れ、場合によ
ってはケトン系、エーテル系、アルコール系、セロソル
ブ系、石油系、水系溶媒等通常使用される溶媒で希釈し
て発色させることも可能である。その他、例えば、A剤
を溶解させた溶剤をフェルト等に含浸させてマジックペ
ンの形状としてB剤を含む層上に画像を形成しながらA
剤とB剤を接触させる方法、B剤もまた溶剤に溶解して
フェルト等に含浸させてマジックペンの形状としてそれ
ぞれを重ね書きすることでA剤とB剤を接触させて発色
を行う方法も本発明において使用することができ、何ら
制限するものではない。
【0024】本発明において、マイクロカプセル化した
下記A剤を紙上に担持し、そのカプセル化されたA剤表
面にB剤が担持された紙を重ね合わせ、ボールペン、タ
イプライター、出力プリンターなどの機械的圧力により
マイクロカプセルが破壊してA剤とB剤が接触すること
により酸化重合性色素を重合させることで発色させるい
わゆる感圧複写紙の形態で使用することも可能である。
ただし、A剤とB剤とは、酸化重合性色素と酸化剤の組
合わせからなる。また、感圧複写紙の形態は色々な方式
が提案されているが、社団法人 有機合成化学協会編集
「カラーケミカル事典」(株)シーエムシー発行に記載
されている通常タイプやセルフコンテインド紙タイプ等
が挙げられる。
【0025】本発明において、基材としては紙をはじめ
ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系フィル
ム、ポリエチレンテレフタレート等に代表されるポリエ
ステルフィルム、セロファン、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リ塩化ビニリデン共重合体、ポリフッ化ビリニデン、ポ
リ塩化ビニル、ナイロン、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸等のプラスチックフィルム等が挙げられる。その
他、形態を維持できる程度の素材であれば、いかなるも
のを用いても何ら制限するものではない。
【0026】本発明において、印刷層とはシルクスクリ
ーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷等によって印
刷された樹脂を媒体とした層で、印刷様式および用いる
バインダー樹脂に関しては、印刷によって形成すること
のできる樹脂層であるならば、いかなるものを用いても
何ら制限するものではない。
【0027】本発明の用途は、発色材料として必要な用
途に使用することに対して何ら制限を加えるものではな
い。具体例としては、筆記具、インキなどの印刷材料、
デザイン用紙、装飾用着色材料、感圧複写紙、偽造防止
用記録紙、玩具、各種景品などの用途が挙げられる。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。例
中、部とは重量部を、%とは重量%を、それぞれ表す。
【0029】樹脂1 メチルアクリレート 100.0部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部 フラスコを反応容器として窒素雰囲気中80℃に加熱し
た上記のそれぞれの組成の混合物125部に、上記の同
組成の混合物125部を滴下し、滴下終了後、12時間
加熱還流させ、冷却し、樹脂1の溶液(固形分40%)
を得た。
【0030】tert−ブチルパーオキシベンゾエート
を内包するマイクロカプセル フラスコを反応容器としてポリビニルアルコール1部お
よび水100部を毎分225回転の速度で回転する撹拌
翼で撹拌しながら、これにtert−ブチルパーオキシ
ベンゾエート15部およびトリレンジイソシアネート5
部を添加し分散させ、分散させて5分後にテトラエチレ
ンペンタミン1部を添加し2時間撹拌を続け、トリレン
ジイソシアネートとテトラエチレンペンタミン、ポリビ
ニルアルコールおよび水とが反応して生成したマイクロ
カプセル壁を有するtert−ブチルパーオキシベンゾ
エートのマイクロカプセルの分散液を得た。得られた分
散液122部に、グルタルアルデヒド2部を添加して2
時間撹拌し、次にN−(2−アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン2部を添加し、分散液の
pHが約11となるようにアンモニア水を加え撹拌を6
時間続けた後、濾別してエタノールで洗浄し、50℃の
温風で乾燥してtert−ブチルパーオキシベンゾエー
トを内包するマイクロカプセルを得た。得られたマイク
ロカプセル中にはtert−ブチルパーオキシベンゾエ
ートが約30%含まれ、マイクロカプセルの平均粒径は
15μm であった。
【0031】実施例1 樹脂1の溶液を100部、2−メトキシ−フェノチアジ
ンの10%酢酸エチル溶液を12部とを撹拌混合し、離
型表面処理されたPETフィルム上にドクターブレード
により塗布し、90℃で2分間加熱乾燥させ膜厚を25
ミクロンとしてA剤を含む層を得た。(この後、場合に
よってはPETフィルムを剥離してもしなくても良
い。) 次にメタノールを100部、塩化銅(II)を
2部とを撹拌溶解混合し、フェルトに含浸したのちフェ
ルトペンとしたB剤を含むペンを得た。このA剤を含む
層上にB剤を含むペンで、画像もしくは文字等を描い
た。その結果、A剤を含む層上にB剤を含むペンを接触
させた直後に、緑色に発色してその後青色、紫色、茶色
に変色した。
【0032】実施例2 東洋インキ製造(株)製グラビアインキ用ウレタン樹脂
ラミスターRメジウム(固形分40%)を100部、フ
ェノチアジンの10%酢酸エチル溶液を12部、ヘキサ
メチレンテトラミンを0.1部とを撹拌混合し、トルエ
ン−メチルケトン(1:1)混合溶剤で印刷適正濃度に
希釈した後、PETフィルム上に小型輪転印刷機を使用
してグラビア印刷し、印刷層の乾燥膜厚を2ミクロンと
してA剤を含む層を得た。次にイソプロピルアルコール
を100部、ベンゾイルパーオキサイドを5部とを撹拌
溶解混合し、フェルトに含浸したのちフェルトペンとし
たB剤を含むペンを得た。このA剤を含む層上にB剤を
含むペンで、チューリップの花と紅葉の葉を描いた。そ
の結果、画像を描いた直後に、描かれたチューリップの
花と紅葉の葉は緑色に発色してその後青色、紫色、赤色
に変色した。
【0033】実施例3 酢酸エチルを100部、フェノキサジンの10%酢酸エ
チル溶液を12部とを撹拌混合した溶液をバットに展開
して、(株)NBSリコー製乾式PPC用紙マイペーパ
ー商品番号90−1312にこの溶液を含浸した後、9
0℃で2分間加熱乾燥させフェノキサジンを担持した紙
すなわちA剤を含む層を得た。次にメタノールを100
部、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベ
ンゾキノンベンゾイルパーオキサイドを10部とを撹拌
溶解混合し、フェルトに含浸したのちフェルトペンとし
たB剤を含むペンを得た。このA剤を含む層上にB剤を
含むペンで、画像もしくは文字等を描いた。その結果、
A剤を含む層上にB剤を含むペンを接触させた直後に、
緑色に発色してその後黄緑色、黄土色に変色した。
【0034】実施例4 イソプロピルアルコールを100部、フェノチアジンを
5部、マラカイトグリーンを5部とを撹拌混合し、フェ
ルトに含浸したのちフェルトペンとしたA剤を含むペン
を得た。次にイソプロピルアルコールを100部、ベン
ゾイルパーオキサイドを5部とを撹拌溶解混合し、フェ
ルトに含浸したのちフェルトペンとしたB剤を含むペン
を得た。(株)NBSリコー製乾式PPC用紙マイペー
パー商品番号90−1312上に、このA剤を含むペン
でチューリップの花、茎、葉を描き、更に花の部分だけ
にB剤を含むペンでさらに重ねて着色した。その結果、
A剤で緑色に描かれた画像のなかで、B剤を含むペンで
重ね書きされた花の部分は、緑色から青色、紫色、赤色
に変色した。
【0035】実施例5 酢酸エチルを100部、2−トリフルオロメチル−フェ
ノチアジンの10%酢酸エチル溶液を12部とを撹拌混
合した溶液をバットに展開して、(株)NBSリコー製
乾式PPC用紙マイペーパー商品番号90−1312の
片側表面をこの溶液上に接触させた後、90℃で2分間
加熱乾燥させ2−トリフルオロメチル−フェノチアジン
を担持した紙すなわちA剤を含む層を得た。次に、重合
度約500程度のポリビニルアルコールの2%水溶液2
00部、tert−ブチルパーオキシベンゾエートを内
包するマイクロカプセルを100部、小麦粉を20部と
を撹拌混合し、(株)NBSリコー製乾式PPC用紙マ
イペーパー商品番号90−1312上に約20μの乾燥
膜厚となるように塗布した後、90℃で5分間加熱乾燥
させtert−ブチルパーオキシベンゾエートを内包す
るマイクロカプセルを担持した紙すなわちB剤を含む層
を得た。A剤を含む層の2−トリフルオロメチル−フェ
ノチアジンが担持された表面とB剤を含む層中のマイク
ロカプセルが担持された表面が接触するように重ね合わ
せて感圧複写紙とした。重ね合わせた感圧紙のA剤を含
む層の表面にボールペンで「東洋インキ」という文字を
書いたところ、B剤を含む層の表面に「東洋インキ」の
文字がピンク色で複写され、その後文字の色がオレンジ
色に変色した。
【0036】
【発明の効果】本発明の発色方法および発色材料によ
り、酸化重合性色素と酸化剤を接触させるという単純な
操作により酸化重合性色素の重合反応を開始させ、発色
してなおかつその色相が明確に変化する手軽かつ安価な
材料が得られるようになった。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の反応初期の質量分析スペクトル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09B 69/10 C09B 69/10 Z C09D 11/16 C09D 11/16 (56)参考文献 特開 平6−171214(JP,A) 特開 昭49−87340(JP,A) 特開 昭64−1580(JP,A) 特開 平5−24339(JP,A) 特開 平8−120253(JP,A) 特開 平9−87387(JP,A) 特開 平9−96572(JP,A) 特開 平9−229782(JP,A) 特開 昭61−22614(JP,A) 特開 昭64−6304(JP,A) 特表 平6−507916(JP,A) CHEMICAL ABSTRACT S,69(1968),8011. CHEMICAL ABSTRACT S,101(1984),12294. (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/124 - 5/165 B32B 27/18 C07D 265/38 C09B 19/00 C09B 21/00 C09B 69/10 C09D 11/16 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】担持体に担持された下記A剤を含む層から
    なる記録紙と、A剤と非接触状態とした下記B剤とから
    なり、それぞれを接触させて酸化重合性色素を重合する
    ことにより色相を変化させる発色または変色材料(ただ
    し、A剤とB剤とは、下記式で示される酸化重合性色素
    と有機過酸化物との組み合わせからなる)。 【化1】 (但し、R1〜7は水素、ハロゲン、炭素原子が1個か
    ら8個のアルキル、炭素原子が1から8個のアルコキ
    シ、アリール、置換アリール、複素環アリール、ヒドロ
    キシル、アミノ、シアノ、アルデヒド、カルボキシル、
    ニトロ、ニトロソから選ばれる原子および原子団を示
    し、隣接する置換基が一体となって更に芳香環を形成し
    てもよく、Xはイオウ、酸素、セレン、テルルから選ば
    れる原子を示す。)
  2. 【請求項2】液状成分中にB剤を含有させてなる請求項
    1記載の材料。
  3. 【請求項3】B剤を含有する筆記具からなる請求項2記
    載の材料。
  4. 【請求項4】マイクロカプセル中にB剤を含有させてな
    る請求項1記載の材料。
  5. 【請求項5】感圧複写紙である請求項4記載の材料。
  6. 【請求項6】A剤を含む層が基材に積層された樹脂層で
    ある請求項1記載の材料。
  7. 【請求項7】基材に積層された樹脂層が印刷層である請
    求項6記載の材料。
  8. 【請求項8】液状成分中にA剤を含有させたA液と、液
    状成分中にB剤を含有させたB液とからなり、記録紙で
    ある担持体上においてそれぞれを接触させて酸化重合性
    色素を重合することにより色相を変化させる発色または
    変色材料(ただし、A剤とB剤とは、下記式で示される
    酸化重合性色素と有機過酸化物との組み合わせからな
    る)。 (但し、R1〜7は水素、ハロゲン、炭素原子が1個か
    ら8個のアルキル、炭素原子が1から8個のアルコキ
    シ、アリール、置換アリール、複素環アリール、ヒドロ
    キシル、アミノ、シアノ、アルデヒド、カルボキシル、
    ニトロ、ニトロソから選ばれる原子および原子団を示
    し、隣接する置換基が一体となって更に芳香環を形成し
    てもよく、Xはイオウ、酸素、セレン、テルルから選ば
    れる原子を示す。)
  9. 【請求項9】A剤を含有する筆記具およびB剤を含有す
    る筆記具からなる請求項8記載の材料。
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