JP3180619U - 転倒防止移動補助装置 - Google Patents

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寛 矢島
智 千葉
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株式会社新開トランスポートシステムズ
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Abstract

【課題】自動販売機等の重量があり、かつ、キャスター等を有し自走可能の被搬送物を搬送する際、搬送路上にマットを敷く等の養生をすることなく作業を行うことを可能とした、転倒防止移動補助装置を得る。
【解決手段】キャスターを有する被搬送物の転倒防止移動補助装置であって、床材と、床材の周囲に正面に開口を有して起立して設けた枠体とよりなる搬送物保護部材を、自走フレームに配した昇降部材に吊り下げ、搬送物保護部材の最下吊り下げ位置にあっては、前記搬送物保護部材の床材が接地位置となるよう吊り下げた。
【選択図】図1

Description

本考案は、キャスター等の自走走行手段を有する自動販売機,ATM機等を搬送する際に、それらを自走走行させて搬送することによる転倒の発生を阻止した移動補助装置に関する。
自動販売機,ATM機等の重量のある装置を所定個所に設置するため搬送する際は、通常トラック等で設置位置の近くの適宜の場所に荷下ろしし、その場所から設置位置まで搬送することになるが、通常各装置にキャスター等の自走走行手段を備えており、各装置のキャスターを転動させて移動させる。
その際、路面或は床面等の状態によってはキャスターが満足に回転せず被搬送物があらぬ方向に動き、或は転倒するような事態が生じていた。それに対処し、移動時には走行面にマットを敷く等の養生を充分に行わねばならず、その作業に時間を要していた。
また、キャスターを用いた場合、重量のある装置ではキャスターの数を増加しなければならず、装置の移動時、小径キャスターであると転がり抵抗が大きく、騒音発生の原因ともなり、また、方向変換等が行いにくいとの状況が見られ、かつ転倒の危険性が有った。
そこで、被搬送物の転倒を防止する移動補助装置として、被搬送物を中心にし、その周囲を適宜キャスターで移動する被搬送物保持手段で囲い、被搬送物保持手段によって被搬送物の倒れるのを防いだ転倒防止装置が考えられた(特許文献1)。
この転倒防止装置は、被搬送物を囲うことにより、その倒れるのを防止しているが、被搬送物と転倒防止装置は共にキャスターの回転で移動しており、床面の養生は必要となる。
実用新案登録第3119788号公報
本考案は、上記の転に鑑みて、自動販売機等の重量があり、かつ、キャスター等を有し自走可能の被搬送物を搬送する際、搬送路上にマットを敷く等の養生をすることなく作業を行うことを可能とした、転倒防止移動補助装置を得ることを目的とする。
請求項1の考案は、キャスターを有する被搬送物の転倒防止移動補助装置であって、床材と、床材の周囲に正面に開口を有して起立して設けた枠体とよりなる搬送物保護部材を、自走フレームに配した昇降部材に吊り下げ、搬送物保護部材の最下吊り下げ位置にあっては、前記搬送物保護部材の床材が接地位置となるよう吊り下げた。
被搬送物を載置する被搬送物保護部材を、自走フレームに昇降自在に吊り下げ、その最下吊り下げ位置では前記被搬送物保護部材の床材が接地位置まで下降させ得るため、キャスター付の被搬送物を前記被搬送物保護部材に搬入載置する際に抵抗等の何の障害もなく被搬送物を搬入載置することができる。
また、キャスター付の被搬送物であっても、被搬送物の目的諸所への移動時には、被搬送物保護部材は自走フレームに吊り下げられて移動するからキャスターを使用することはなく、従って、キャスター使用のための床面の損傷、その他のキャスター使用に起因する事故等の発生を防止することが出来る。
本考案キャスターを有する被搬送物の転倒防止移動補助装置の側面図。 同装置の背面図。 同装置の被搬送物保護部材の平面図。
本考案、キャスターを有する搬送物用の移動補助装置1を、図面と共に次に説明する。
本考案のキャスターを有する搬送物用移動補助装置1は、搬送物保護装置部材2と、搬送物保護部材2を昇降部材3で吊り下げして、それを搬送する自走フレーム4とよりなる。
搬送物保護部材2は、方形の床材5の外周縁に正面開口部6を除いて平面視コ字状に枠体7を起立している。枠体7の背面部には、左右それぞれに3基のローラ8よりなるガイドを岐出、上位の対のローラ8a,8bで後述する自走フレーム4のガイドバー9を挟持し、下位の単基のローラ8cで前記ガイドバー9を押圧し搬送物保護部材2の姿勢を保っている。
自走フレーム4は、前述の搬送物保護部材2を囲う状態の正面側が開いたコ字状をなし、コ字状の開放端及びその反対側中央位置に車輪10a,10bを計3基配している。中央位置の車輪10bは自由にその向きを変更でき、自走フレーム4の走行方向を自由に小回りに変更できる。
自走フレーム4は、背面側(車輪10b側)に操作員が立って搬送物保護部材の上下動の操作を行い、また、フレームの左右に直立し頂部で連なったガイドバー9を押し或は引くことで搬送フレーム4を自由な方向に移動させ得る。
また、搬送フレーム4の背面には搬送物保護部材2の昇降部材3が設けられている。11は、油圧ポンプで油圧レバー12の操作によって、油圧シリンダ13の内圧を高めロッド14を上昇させ得る。ロッド14の頂部にはホイル15を設け、該ホイル15は図1に示す如く搬送物保護部材2の枠体7に設けたステー16aに一端を固定し、他端をガイドバー9のステー16bに固定することによって、油圧シリンダ13のロッド14が突出し、ホイル15が上昇すると枠体7は上昇し、逆にロッド14が下がるとホイル15が下降し、枠体7は下降する。
従って、上記枠体7の上昇位置は油圧シリンダ13におけるホイル15の高さによって変化するが、ホイル15の高さは油圧ポンプ11の油圧により変化させ得るのであり、該油圧は、油圧調整レバー17の操作により調整可能となっている。
従って、枠体7の上昇位置が所望の高さとなったときに油圧調整レバー17の操作でロッド14の上昇を停止させれば良く、逆に油圧レバーの操作により油圧シリンダ13の油圧を低下させホイル15の位置を下げれば枠体7はその位置を下げ、枠体7の床材5は接地する。
本考案装置によって、自動販売機,ATM機等のキャスターを有する搬送物を所定の設置場所に搬送する手順を説明する。
搬送物は設置目的の場所に近い適所にトラック等により搬送され荷下ろしされている。そこから本考案転倒防止移動補助装置により設置目的の位置に運ばれる。
移動補助装置1は、油圧調整レバー17を操作し、油圧シリンダ13のロッド14を最も下げることによって保護部材2の床材5を搬送物が置いてある床面に密接し、床面と搬送物保護部材2の床材5とのレベルをほぼ一致させ、搬送物20を手動で押しキャスター21を転動して移動補助装置1の保護部材2の床材5の上に押し上げる。
そして、枠体7の開口部6に保持バンド等があればそれを固定し、搬送物20の落下を防き、油圧レバー12を操作して油圧ポンプ11を作動し、油圧シリング13のロッド14を突出しホイル15を上昇させることによりチェン18を介して枠体7を適宜高さまで引き上げ、手動により移動補助装置1を目的の位置まで押し動かし、爾後は前記と逆の操作により搬送物保護部材2を、その床材5が接地するまで下降させてから搬送物を人手で押し搬送物のキャスター21を転動させて所定位置にセットする。
本考案装置は、上記の如き搬送手段により搬送品を移動するものであるため、搬送物キャスターを用いて搬送物を移動することは無いために搬送路の途中において床面の保護のための養生を行う必要は全くない。
1 キャスターを有する搬送物用の移動補助装置
2 搬送物保護部材
3 昇降部材
4 搬送フレーム
5 床材
6 前面開口部
7 枠体
8 ローラ
9 ガイドバー
10 車輪
11 油圧ポンプ
12 油圧レバー
13 油圧シリンダー
14 ロッド
15 ホイル
16 ステー
17 油圧調整レバー
18 チェン
20 搬送物
21 キャスター

Claims (1)

  1. 床材と、床材の周囲に正面に開口を有して起立して設けた枠体とよりなる搬送物保護部材を、自走フレームに配した昇降部材に吊り下げ、搬送物保護部材の最下吊り下げ位置にあっては、前記搬送物保護部材の床材が接地位置となるよう吊り下げたことを特徴とするキャスターを有する搬送物の転倒防止移動補助装置。
JP2012006289U 2012-10-16 2012-10-16 転倒防止移動補助装置 Expired - Lifetime JP3180619U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111114605A (zh) * 2019-12-27 2020-05-08 东莞狐马商贸有限公司 一种自动售饭机上结构改进的储饭器搬运车

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