JP3180433B2 - コンピュータネットワークのデータ中継方法および中継方式 - Google Patents

コンピュータネットワークのデータ中継方法および中継方式

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JP3180433B2 JP10840392A JP10840392A JP3180433B2 JP 3180433 B2 JP3180433 B2 JP 3180433B2 JP 10840392 A JP10840392 A JP 10840392A JP 10840392 A JP10840392 A JP 10840392A JP 3180433 B2 JP3180433 B2 JP 3180433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータネットワー
クのデータ中継方式に係り、特に、アドレスとして中継
局の物理アドレスと最終宛先の論理アドレスの2種を用
い、コンピュータを経由してデータ伝送するコンピュー
タネットワークのデータ中継方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータネットワークのデー
タ中継方式の一例を図9に示し説明する。従来のコンピ
ュータネットワークのデータ中継方式では、この図9に
示すように、コンピュータ1からコンピュータ2(中継
局)を経由してコンピュータ3(最終送信先)にデータ
伝送する場合、各コンピュータ1〜3に付けられた物理
および論理アドレス4〜6に対応して、各コンピュータ
1〜2上に送信先論理アドレスと送信先物理アドレスの
対応テーブル7〜8を有し、このテーブル7〜8を使用
し、回線上にデータ51〜52を送出していた。ここ
で、図6に示すように、このデータ51,52には、デ
ータを送出する毎に中継局の送信先物理アドレス、送信
元物理アドレス、最終宛先の送信先論理アドレス、送信
元論理アドレスを付け、送出し、中継局では最終宛先の
送信先論理アドレスから最終宛先の送信先物理アドレス
を割り出し、割り出した最終宛先へデータを送出すると
いう処理をデータ送信のつど毎回行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のコンピュー
タネットワークのデータ中継方式では、データを送信す
る毎に送信先物理アドレス、送信元物理アドレス、送信
先論理アドレス、送信元論理アドレスを毎回付加し、回
線上に流していたため、回線の伝送効率が悪いという課
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータネ
ットワークのデータ中継方式は、中継局において、送信
先のアドレスを記憶したアドレス記憶エリアを保持し、
はじめてメッセージを中継するときに、送信先のアドレ
スを記憶したアドレス記憶エリアに対応したアドレス記
憶エリア番号を送信元に返送する返送手段を備えてい
る。また、中継局において、2番目以降のメッセージ中
継時には、そのメッセージに付加されたアドレス記憶エ
リアの番号から送信先を決定し、その送信先へメッセー
ジを送信する送信手段を備えている。そして、送信元に
おいては、中継局におけるアドレス記憶エリア番号の格
納エリアを保持し、はじめてのメッセージ送信に対し、
中継局よりアドレス記憶エリア番号が返されたとき、そ
の番号を番号の格納エリアに格納する格納手段を備えて
いる。
【0005】また、送信元においては、2番目以降のメ
ッセージ送信時には、送信先のアドレスでなくこの格納
しておいた番号でメッセージを送出する送出手段を備え
ている。また、送信元で指定するアドレスを第1のアド
レス体系とし、その第1のアドレス体系と異なるアドレ
ス体系を第2のアドレス体系とした場合、中継局におい
て、第1のアドレスから第2のアドレスに変換するテー
ブルを持ち、送信元からは第1のアドレスの指定で来た
ものを第2のアドレスに変換する変換手段を備え、かつ
送信先では第1のアドレス体系でなく、第2のアドレス
体系で送受信する手段を備えている。
【0006】
【作用】本発明おいては、中継局において、送信先のア
ドレスを記憶したアドレス記憶エリアを保持し、はじめ
てメッセージを中継するときに、送信先のアドレスを記
憶したアドレス記憶エリアに対応したアドレス記憶エリ
番号を送信元に返送し、2番目以降のメッセージ中継
時には、そのメッセージに付加されたアドレス記憶エリ
アの番号から送信先を決定し、その送信先へメッセージ
を送信し、送信元においては中継局におけるアドレス
憶エリア番号の格納エリアを保持し、はじめてのメッセ
ージ送信に対し、中継局よりアドレス記憶エリア番号が
返されたとき、その番号を番号の格納エリアに格納し、
2番目以降のメッセージ送信時には、送信先のアドレス
でなくこの格納しておいた番号でメッセージを送出す
る。
【0007】また、送信元で指定するアドレスを第1の
アドレス体系とし、そのアドレス体系と異なるアドレス
体系を第2のアドレス体系とした場合、中継局におい
て、第1のアドレスから第2のアドレスに変換するテー
ブルを持ち、送信元からは第1のアドレスの指定で来た
ものを第2のアドレスに変換し、送信先では第1のアド
レス体系でなく、第2のアドレス体系で送受信する。
【0008】
【実施例】図1および図2は本発明によるコンピュータ
ネットワークのデータ中継方式の実施例を示すブロック
図で、第1の発明の実施例を示すものであり、図1は第
1回目,図2は第2回目以降のデータ送信の場合の図で
ある。この図1および図2はコンピュータ1からコンピ
ュータ2(中継局)を経由してコンピュータ3(最終送
信先)にデータを送信する場合の例であり、コンピュー
タ1,2,3のアドレスはそれぞれアドレス4,5,6
で示す。この図1のデータ11,12,13および図2
のデータ21,22は、コンピュータ1からコンピュー
タ2、コンピュータ2からコンピュータ3、コンピュー
タ2からコンピュータ1、コンピュータ1からコンピュ
ータ2、コンピュータ2からコンピュータ3に流れるデ
ータである。そして、中継局において、送信先のアドレ
スを記憶したエリアを保持し、はじめてメッセージを中
継するときに、送信先のアドレスを記憶したアドレス記
憶エリアに対応したアドレス記憶エリア番号を送信元に
返送する返送手段を備えている。図3,図4および図5
は図1,図2の動作説明に供するフローチャートで、図
3はコンピュータ1における送信処理、図4はコンピュ
ータ2における中継処理、図5はコンピュータ1におけ
る受信処理の各処理フローを示す。
【0009】つぎに図1および図2に示す実施例の動作
を図3ないし図5を参照して説明する。まず、コンピュ
ータ1からコンピュータ2(中継局)を経由して、コン
ピュータ3(最終送信先)へデータを送信する要求が発
生した場合、まずコンピュータ1上の送信処理(図3)
が動作し、送信先論理アドレスで対応テーブル7をサー
チする(処理ステップ31)。そして対応テーブル7に
該当する送信先論理アドレスがあった(比較ステップ3
2)場合、更にその項のNo.の欄が「0」かどうか
のチェック(比較ステップ33)する。初めての送信の
場合(図1)は、ここが「0」となっており、送信先論
理アドレスを使用し、データ11を送信する(処理ステ
ップ34)。このデータ11を受信したコンピュータ2
では、中継処理(図4)が動作し、送信先が論理アドレ
スでの指定かチェックする(比較ステップ41)。この
場合、論理アドレスの指定であるので、送信先論理アド
レスで対応テーブル8をサーチし(処理ステップ4
2)、見つかった(比較ステップ44)場合、見つかっ
た位置のNo.の番号をデータ13としてコンピュー
タ1に返送する(処理ステップ45)。さらに、その送
信先論理アドレスを使用し、データ12をコンピュータ
3に送信する(処理ステップ47)。48,49はエラ
ー処理の処理ステップである。
【0010】つぎにデータ13を受け取ったコンピュー
タ1では、受信処理(図5)が動作し、送信先論理アド
レスで対応テーブル7をサーチする(処理ステップ6
1)。対応テーブル7に該当する送信先論理アドレスが
見つかった(比較ステップ62)場合、見つかった位置
のNo.にテーブルNo.をセットする(処理ステッ
プ63)。64はエラー処理の処理ステップである。つ
ぎに、また、コンピュータ1からコンピュータ2を経由
して、コンピュータ3へデータを送信する要求が発生し
た場合(図2)、コンピュータ1上の送信処理(図3)
が動作し、送信先論理アドレスで対応テーブル7をサー
チし(処理ステップ31)、見つかった(比較ステップ
32)項のNo.の欄が今度は「0」でない(比較ス
テップ33)ので、No.の値を使用し、データ21
を送信する。このデータ21を受信したコンピュータ2
では、中継処理(図4)が動作し、送信先が論理アドレ
スでない(比較ステップ41)ので、送信先No.で対
応テーブル8をサーチし(処理ステップ43)、見つか
った(比較ステップ46)場合、その送信先論理アドレ
スを使用し、データ22をコンピュータ3に送信する
(処理ステップ47)。
【0011】つぎに本発明の第2の発明の実施例を説明
する。図6および図7は本発明の第2の発明のコンピュ
ータネットワークにおけるデータ中継方式の概略を示す
構成図である。図6は第1回目,図7は第2回目以降の
送信の場合を示し、コンピュータ1からコンピュータ1
02(中継局)を経由してコンピュータ103(最終送
信先)にデータを送信する場合の例であり、コンピュー
タ1のアドレスは4、コンピュータ102,103のア
ドレスはそれぞれアドレス105,106で示す。そし
て、図6のデータ11,112,13および図7のデー
タ21,122は、コンピュータ1からコンピュータ
(中継局)102、コンピュータ102からコンピュー
タ(最終送信先)103、コンピュータ102からコン
ピュータ1、コンピュータ1からコンピュータ102、
コンピュータ102からコンピュータ103に流れるデ
ータである。番号でも示すように、第1の発明と第2の
発明のコンピュータ1およびこのコンピュータ1からの
送信データ11,21および受信データ13は同じであ
る。したがって、第2の発明のコンピュータ1における
送信処理,コンピュータ1における受信処理も第1の発
明のコンピュータ1における送信処理,コンピュータ1
における受信処理と同じである。そして、この図6およ
び図7に示す実施例は、中継局において、2番目以降の
メッセージ中継時には、そのメッセージに付加されたア
ドレス記憶エリアの番号から送信先を決定し、その送信
先へメッセージを送信する送信手段を備えている。
【0012】図8はコンピュータ102(中継局)にお
ける中継処理の処理フローを示すフローチャートであ
る。つぎに本発明の第2の発明の実施例の動作を図6,
図7,図8および図3,図5を参照して説明する。ま
ず、コンピュータ1からコンピュータ102を経由し
て、コンピュータ103へデータを送信する要求が発生
した場合、まずコンピュータ1における送信処理(図
3)が動作し、第1のアドレス体系の送信先論理アドレ
スで対応テーブル7をサーチする(処理ステップ3
1)。この対応テーブル7に該当する送信先論理アドレ
スがあった(比較ステップ32)場合には、さらにその
項のNo.の欄が「0」かどうかのチェック(比較ス
テップ33)する。そして、初めての送信の場合(図
6)は、ここが「0」となっており、送信先論理アドレ
スを使用し、データ11を送信する(処理ステップ3
4)。このデータ11を受信したコンピュータ102で
は、中継処理(図8)が動作し、送信先が論理アドレス
での指定かチェックする(比較ステップ81)。この場
合、論理アドレスの指定であるので、第1のアドレス体
系の送信先論理アドレスで対応テーブル108をサーチ
し(処理ステップ82)、見つかった(比較ステップ8
4)場合、見つかった位置のNo.の番号をデータ1
3としてコンピュータ1に返送する(処理ステップ8
5)。
【0013】さらに、その第2のアドレス体系の送信先
論理アドレスを使用し、データ112をコンピュータ1
03に送信する(処理ステップ87)。データ13を受
け取ったコンピュータ1では、受信処理(図5)が動作
し、第1のアドレス体系の送信先論理アドレスで対応テ
ーブル7をサーチする(処理ステップ61)。そして、
対応テーブル7に該当する送信先論理アドレスが見つか
った(比較ステップ62)場合には、見つかった位置の
No.にテーブルNo.をセットする(処理ステップ
63)。64はエラー処理の処理ステップである。つぎ
に、また、コンピュータ1からコンピュータ102を経
由して、コンピュータ103へデータを送信する要求が
発生した場合(図7)には、コンピュータ1上の送信処
理(図3)が動作し、第1のアドレス体系の送信先論理
アドレスで対応テーブル7をサーチし(処理ステップ3
1)、見つかった(比較ステップ32)項のNo.の
欄が今度は「0」でない(比較ステップ33)ので、N
o.の値を使用し、データ21を送信する。このデー
タ21を受信したコンピュータ102では、中継処理
(図8)が動作し、送信先が論理アドレスでない(比較
ステップ81)ので、送信先No.で対応テーブル10
8をサーチし(処理ステップ83)、見つかった(比較
ステップ86)場合には、その第2のアドレス体系の送
信先論理アドレスを使用し、データ122をコンピュー
タ103に送信する(処理ステップ87)。88および
89はエラー処理の処理ステップである。
【0014】このように、本発明においては、送信元に
おいては、中継局におけるアドレス記憶エリア番号の格
納エリアを保持し、はじめてのメッセージ送信に対し、
中継局よりアドレス記憶エリア番号が返された時、その
番号を番号の格納エリアに格納する格納手段を備え、ま
た、送信元においては、2番目以降のメッセージ送信時
には、送信先のアドレスでなくこの格納しておいた番号
でメッセージを送出する送出手段を備えるように構成さ
れ、さらに、また、送信元で指定するアドレスを第1の
アドレス体系とし、そのアドレス体系と異なるアドレス
体系を第2のアドレス体系とした場合、中継局におい
て、第1のアドレスから第2のアドレスに変換するテー
ブルを持ち、送信元からは第1のアドレスの指定で来た
ものを第2のアドレスに変換する変換手段を備え、かつ
送信先では第1のアドレス体系でなく、第2のアドレス
体系で送受信する手段を備えるように構成されている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、中継局に
おいて、送信先のアドレスを記憶したアドレス記憶エリ
アを保持し、はじめてメッセージを中継するときに、
信先のアドレスを記憶したアドレス記憶エリアに対応し
たアドレス記憶エリア番号を送信元に返送する返送手段
を備え、2番目以降のメッセージ中継時には、そのメッ
セージに付加されたアドレス記憶エリアの番号から送信
先を決定し、その送信先へメッセージを送信する送信手
段を備え、送信元においては、中継局におけるアドレス
記憶エリア番号の格納エリアを保持し、はじめてのメッ
セージ送信に対し、中継局よりアドレス記憶エリア番号
が返されたとき、その番号を番号の格納エリアに格納
し、2番目以降のメッセージ送信時には、送信先のアド
レスでなくこの格納しておいた番号でメッセージを送出
するというようにしたので、データ送信元から中継局ま
では、データを送信する毎に送信先論理アドレス、送信
元論理アドレスを付加する必要が無くなったので、回線
を有効に利用できると共に、伝送速度も速くなるという
効果を有し、さらに、この場合でも、最終送信先の処理
は何ら変更する必要が無いという効果を有する。
【0016】また、送信元で指定するアドレスを第1の
アドレス体系とし、そのアドレス体系と異なるアドレス
体系を第2のアドレス体系とした場合、中継局におい
て、第1のアドレスから第2のアドレスに変換するテー
ブルを持ち、送信元からは第1のアドレスの指定で来た
ものを第2のアドレスに変換する変換手段を備え、送信
先では第1のアドレス体系でなく、第2のアドレス体系
で送受信する手段を備えるようにしたので、この場合上
記の効果と共に、送信元の処理を変更すること無く、中
継局および送信先のアドレス体系を変更できるという効
果をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンピュータネットワークのデー
タ中継方式の一実施例の概略を示す構成図である。
【図2】本発明によるコンピュータネットワークのデー
タ中継方式の他の実施例の概略を示す構成図である。
【図3】図1および図2の動作説明に供するコンピュー
タ1における送信処理を示すフローチャートである。
【図4】図1および図2の動作説明に供するコンピュー
タ2(中継局)における中継処理を示すフローチャート
である。
【図5】図1および図2の動作説明に供するコンピュー
タ1における受信処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明によるコンピュータネットワークのデー
タ中継方式のさらに他の実施例の概略を示す構成図であ
る。
【図7】本発明によるコンピュータネットワークのデー
タ中継方式の他の実施例の概略を示す構成図である。
【図8】図6および図7の動作説明に供するコンピュー
タ102(中継局)における中継処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】従来のコンピュータネットワークのデータ中継
方式の一例の概略を示す構成図である。
【符号の説明】
1〜3 コンピュータ 4〜6 アドレス 7,8 アドレス対応テーブル 11〜13 データ 21,22 データ 102,103 コンピュータ 105,106 アドレス 112,122 データ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークのデータ中継
    方法において、送信元から送出されたメッセージを送信先へ中継する中
    継局においては、送信先のアドレスを記憶したアドレス
    記憶エリアを保持し、はじめてメッセージを中継すると
    きに、送信先のアドレスを記憶したアドレス記憶エリア
    に対応したアドレス記憶エリア番号を送信元に返送し、
    2番目以降のメッセージ中継時には、前記送信元から送
    信されたメッセージに付加されたアドレス記憶エリア番
    号から送信先を決定し、その送信先へメッセージを送信
    する一方、 前記中継局を介してメッセージを送出する送信元におい
    ては、前記中継局における前記アドレス記憶エリア番号
    を格納する格納エリアを保持し、はじめてのメッセージ
    送信に対しては、前記中継局より返送された前記アドレ
    ス記憶エリア番号を前記格納エリアに格納し、2番目以
    降のメッセージ送信時には、前記格納エリアに格納して
    おいた前記アドレス記憶エリア番号でメッセージを送出
    することを特徴とするコンピュータネットワークのデー
    タ中継方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータネットワークのデータ中継
    方法において、送信元から送出されたメッセージを送信先へ中継する中
    継局においては、送信先のアドレスを記憶したアドレス
    記憶エリアを保持し、送信元からのメッセージに付加さ
    れた、送信先のアドレスを記憶した前記アドレス記憶エ
    リアに対応するアドレス記憶エリア番号から送信先を決
    定し、その送信先にメッセージを送信する一方、 前記中継局を介してメッセージを送出する送信元におい
    ては、送信先アドレスを記憶した前記中継局のアドレス
    記憶エリアに対応したアドレス記憶エリア番号の格納エ
    リアを保持し、前記格納エリアに保持された前記アドレ
    ス記憶エリア番号でメッセージを送出することを特徴と
    するコンピュータネットワークのデータ中継方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータネットワークのデータ中継
    方式において、送信元から送出されたメッセージを送信先へ中継する中
    継局であって、 送信先のアドレスを記憶したアドレス記憶エリアと、 はじめてメッセージを中継するときに、送信先のアドレ
    スを記憶したアドレス 記憶エリアに対応したアドレス記
    憶エリア番号を送信元に返送する返送手段と、 2番目以降のメッセージ中継時には、前記送信元から送
    信されたメッセージに付加されたアドレス記憶エリア番
    号から送信先を決定し、その送信先へメッセージを送信
    する送信手段とを備えた中継局と、 この中継局を介してメッセージを送出する送信元であっ
    て、 前記中継局における前記アドレス記憶エリア番号を格納
    する格納エリアと、 はじめてのメッセージ送信に対し、前記中継局より返送
    された前記アドレス記憶エリア番号を前記格納エリアに
    格納する格納手段と、 2番目以降のメッセージ送信時に、前記格納エリアに格
    納された前記アドレス記憶エリア番号でメッセージを送
    出する送出手段とを備えた送信元とを有することを特徴
    とするコンピュータネットワークのデータ中継方式。
  4. 【請求項4】 コンピュータネットワークのデータ中継
    方式において、送信元から送出されたメッセージを送信先へ中継する中
    継局であって、 送信先のアドレスを記憶したアドレス記憶エリアと、 送信元からのメッセージに付加された、送信先のアドレ
    スを記憶した前記アドレス記憶エリアに対応するアドレ
    ス記憶エリア番号から送信先を決定し、その送信先へメ
    ッセージを送信する送信手段とを備えた中継局と、 この中継局を介してメッセージを送出する送信元であっ
    て、 送信先アドレスを記憶した前記中継局のアドレス記憶エ
    リアに対応したアドレス記憶エリア番号を格納する格納
    エリアと、 前記格納エリアに格納された前記アドレス記憶エリア番
    号でメッセージを送出する送出手段とを備えた送信元と
    を有することを特徴とするコンピュータネットワークの
    データ中継方式。
  5. 【請求項5】 コンピュータネットワークのデータ中継
    方式において、送信元で指定するアドレスを第1のアド
    レス体系とし、その第1のアドレス体系と異なるアドレ
    ス体系を第2のアドレス体系とした際、中継局におい
    て、第1のアドレスから第2のアドレスに変換するテー
    ブルを持ち、送信元からは第1のアドレスの指定で来た
    ものを第2のアドレスに変換する変換手段を備え、かつ
    送信先では第1のアドレス体系でなく、第2のアドレス
    体系で送受信する手段を備えることを特徴とする請求項
    3または請求項4記載のコンピュータネットワークのデ
    ータ中継方式。
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