JP3180352U - 注射訓練プレート - Google Patents

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伊藤  誠
考弘 横山
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学校法人 愛知医科大学
株式会社ブイ・アール・テクノセンター
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Abstract

【課題】繰り返し使用に耐えると共に、人体に近い感触で皮下の血管の注射訓練を可能にした注射訓練プレートを提供する。
【解決手段】注射訓練プレートは、軟質シート1aの両端を接着することにより内挿物を封入した軟質プレート1の下面に、注射針の突き抜けを防止する硬質プレート2を貼り付け、さらにその下面に皮膚に前記硬質プレート2を貼り付けるための両面接着テープ3を備えている。軟質プレート1は、軟質ゴム製でシート状の軟質シート1aの内部に内挿物として、皮脂下部を模したゲル状の軟質樹脂よりなる超軟質部材1bと、血管を模した軟質ゴムより成る軟質チューブ1cと包み込んで、両端部を接着層で封入している。
【選択図】図3

Description

本考案は、より実際に近い状態で注射の訓練が可能で構成が簡単な注射訓練プレートに関する。
医療従事者を目指す学生等の教育に使用される注射訓練器具は、特許文献1にも示されているように通常腕等の人体の一部を模して内部に模擬血管を埋め込んだ構造となっているが教材としては高価であり、個人で購入して何度も訓練し技能の向上を期すことには適していなかった。
そこで、特許文献2に示されているように、模擬皮下組織に模擬血管を埋め込んだ構造の簡単な注射練習模型が提案されている。
実公平5−14293号公報 実用新案登録第2541332号公報
しかし、特許文献2に記載された注射練習模型は、腕等に巻き付けて使用するよう構成されており、巻き付け力が弱いと位置ずれを来たし、強ければ腕等を圧迫することが懸念される。また、腕等に巻き付けるために大型でコストアップの一因となった。
そこで本考案は、軟質シート内に軟質チューブを内挿した超軟質部材を封入する軟質プレートと、前記軟質部材の下面に貼り付けた硬質プレートと、前記硬質プレート下面に形成した接着層とを備える。
よって、本考案によれば、接着層を腕等に貼り付ければ、腕等に圧迫感を与えることなく安定に訓練中プレートを保持することができる。
本考案の一実施形態に係る注射訓練プレートの外形を示すものであり(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は正面図。 本考案の一実施形態に係る軟質プレートの組立説明図であり(a)は超軟質部材形成前の状態を示す上面図、(b)は超軟質部材形成後の状態を示す上面図。 本考案の一実施形態に係る注射訓練プレートの使用状態を示す正面図。
以下、本考案の注射訓練プレートの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(b)及び(c)に示すように、本実施形態では、軟質シート1aの両端を接着することにより内挿物を封入した軟質プレート1の下面に、注射針の突き抜けを防止する硬質プレート2を貼り付け、さらにその下面に皮膚に前記硬質プレート2を貼り付けるための両面接着テープ3を備えている。
更に、図1(c)に示すように本実施例の軟質プレート1は、軟質ゴム製でシート状の軟質シート1aの内部に内挿物として、皮脂下部を模したゲル状の軟質樹脂よりなる超軟質部材1bと、血管を模した軟質ゴムより成る軟質チューブ1cと包み込んで、両端部を接着層1eで封入している。
尚、図1(a)(c)に示す1dは、前記軟質ゴム1aで包み込んだ状態における継ぎ目部分を示している。
図2は、前記軟質シート1a内に前記超軟質部材1bと軟質チューブ1cを封入する手順を示しており、まず図2(a)に示すように拡げた前記軟質シート1aの中央に型枠4を置き、その内側中央に前記軟質チューブ1cを仮止めする。
この仮止め状態で、前記軟質シート1aと前記軟質チューブ1cの間には適度な空間が形成されている。
この状態で図2(b)に示すように前記型枠4内に軟質樹脂を流し込み軟質樹脂がゲル状に固まると、前記軟質チューブ1cを内部に包み込んだ前記超軟質部材1bが形成される。この超軟質部材1bの流動性がなくなった状態で前記型枠4を外し、上下両端に前記接着層1eを形成し前記軟質シート1aの左右両側を内側に畳み込んで、軟質シート1aの両側を隙間なく貼り合わせ、上下両端の接着層1eによって前記軟質シート内に内挿物を封入する。
このようにして形成した前記軟質プレート1の継ぎ目1d側を前記硬質プレート2に接着固定し、前記硬質プレートの反対側に両面接着テープ3を貼り付けることにより、本実施例の注射訓練プレートは完成する。
図3は注射の針刺し状態を示しているが、本実施例では、まず前記両面接着テープ3を人の腕等に貼り付けて注射訓練プレートを腕に固定し、研修生が軟質プレート表面に触れて手探りで軟質チューブの位置を探し当て、軟質チューブ内に注射針5の先が刺せるように何度も注射の訓練をすることにより注射のスキルをアップするものである。
尚、前記両面接着テープ3は、腕に貼ったり外したりしているうちに接着力が弱くなった場合には、新しい両面接着テープに交換して使用するが、接着層は、両面テープに限らず他の接着剤を用いても良い。
また、本実施例のような注射訓練プレートを量産する場合は、長い軟質シートを用いて複数個の注射訓練プレートを作成して、後でシートを切断して切り離すようにしても良い。また、軟質シートや軟質チューブについはゴムに限らずポリウレタン樹脂を採用することも可能である。
また、超軟質部材についても、硬度がJISA0〜20程度のポリウレタン樹脂を採用しても良い。
1 軟質プレート
1a 軟質シート
1b 超軟質部材
1c 軟質チューブ
2 硬質プレート
3 両面接着テープ

Claims (1)

  1. 軟質シート内に軟質チューブを内挿した超軟質部材を封入する軟質プレートと、前記軟質部材の下面に貼り付けた硬質プレートと、前記硬質プレート下面に形成した接着層とを備えたことを特徴とする注射訓練プレート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015069073A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 大衛株式会社 注射練習器
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