JP3180326B2 - 補強用金具及び木造建築物 - Google Patents

補強用金具及び木造建築物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図13及び図14) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 (1)木造住宅の骨格(図1及び図2) (2)補強用金具の構成(図3〜図12) (2−1)補強用金具18(図3及び図4) (2−2)補強用金具19(図5) (2−3)補強用金具20(図6及び図7) (2−4)補強用金具21及び22(図8〜図12) (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は木造住宅等の構造強化に
適した補強用金具に関する。またこれら金具を用いて建
築した木造建築物に関する。
【0003】
【従来の技術】木造住宅の代表的な工法の1つに在来軸
組工法がある。在来軸組工法は日本の伝統的な工法であ
り、現在最も一般に用いられている工法として知られて
いる。この在来軸組工法では、基礎、柱及び梁を軸組と
して建物の鉛直方向に作用する力を支え、これらを取り
囲むように配置した土塗りの壁、筋違、耐力壁等によつ
て水平方向に作用する力を支えている。なお今日では基
礎と柱の接合部等に補強材を取付け、接合部の強度を高
めるような工夫もなされている。一般にこの種の補強材
には厚みが3〔mm〕、幅が3〔cm〕程度の鉄材を棒状又
はL字形状に加工したものが用いられる。図13にこの
種の補強材として用いられている金具の一例を示し、取
り付け例を図14に示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の金具
は接合部に作用する外力を鉄の強度で支えることを主眼
としている。従つて金具には比較的厚めの鉄材が用いら
れている。ところがこのように丈夫であるため取付られ
る部分が規格にあつた部分に限られる問題があつた。特
に屋根裏部分など、多くの柱や梁が集中する部分では部
材が複雑に交差するため市販の補強材を使えないことが
多かつた。
【0005】従つてこのような部分は一般に釘止めのみ
で済ますことが多く、この種の補強材を用いた補強が格
別なされていない場合がほとんどであつた。しかしなが
ら災害に備える観点からするとこれらの部分の補強が必
要であり、このような部分でも建築現場で簡単に取り付
けられる補強材が望まれている。また比較的厚い鉄材を
補強用の金具に用いているとは言え、現在用いられてい
る金具の幅は3〔cm〕程度と柱の幅(10〔cm〕程度)に
比してかなり細く、軸組の接合部を補強する観点からす
ると未だ不十分であつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して倒壊し難い安全な木造建築物を提供す
ることができる補強用金具を提案しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、図8、図9、図11及び図12に
示すように、方形形状を有する鉄板でなり、鉄板の1つ
の角の位置Iから、対角線方向に、鉄板の板面の内部の
所定位置Eに至る切り込みを有し、木造建築物のうち複
数の柱が交差する部分について、鉄板の所定位置Eにお
いて切り込みに隣接する2つの三角形状部分をそれぞれ
折り曲げると共に、当該折り曲げられた2つの三角形状
部分を、複数の柱の表面のうち、互いに異なる表面に対
接させた状態において、2つの三角形状部分及びその他
の鉄板部分を、複数の柱が交差する部分に対して釘打ち
固定するような補強用金具を用いる。
【0008】
【作用】内部の所定位置Eを基準にして、切り込みに隣
接する2つの三角形状部分を折り曲げることにより、柱
が交差する部分の互いに異なる面に、2つの三角形状部
分及びその他の鉄板部分を対接させて釘打ち固定するこ
とができ、かくして柱が交差する部分をしっかりと補強
できる。
【0009】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0010】(1)木造住宅の骨格 図1及び図2に2階建て木造住宅の一般的な骨格構造を
示す。木造住宅はコンクリート製の基礎1にアンカーボ
ルトで固定された木材を土台2として用い、この土台2
の上に柱3を縦軸として建てるようになされている。柱
3には各隅部の要部に配置される通し柱3Aと、部屋の
間取りに応じて配置される管柱3Bの2種類があり、建
物の構造に応じて使い分けられている。これら柱3に横
軸として取り付けられているのが、胴差4、2階梁5、
台輪6、軒桁7及び小屋梁8等の梁である
【0011】なおこの実施例の木造住宅の場合、バルコ
ニー根太9が胴差4、2階梁5及び台輪6に固定されて
いるが、このバルコニー根太9は2階部分にバルコニー
を設けるために用意されている。この他、各階の4隅に
は各階平面内のねじれを防止する目的から火打土台10
や火打梁11が設けられており、また壁のねじれを防止
するため筋違12が設けられている。これら各種部材に
よつて1階部分及び2階部分の軸組が構成されている。
【0012】一方、屋根13は束14、母屋15、架設
用角材16によつて支持される。ここで束14は小屋梁
8に対して鎹で固定された支柱であり、屋根13に傾斜
が生じるよう軒先に近いものほど短いものが用いられて
いる。また母屋15は架設用角材16を支えるため対向
する位置にある一対の束14を互いに接続するようにな
されている。なおこの実施例の場合、束14が横に倒れ
ないよう小屋貫17と呼ばれる補強材によつて束14が
相互に固定されている。
【0013】以上が在来軸組工法で建てられる木造住宅
の概略構造であるが、この実施例では構造上のねばりを
補強するため各部材の接合部に補強用金具18、19、
20、21及び22を取り付けている。次項においてこ
れら各補強用金具18〜22の構造とその用途を説明す
る。因に構造上のねばりとは力を受けて変形しても壊れ
ずに持ちこたえる能力をいい、本実施例で説明する補強
用金具はこの思想を基本思想としている。
【0014】(2)補強用金具の構成 (2−1)補強用金具18 まず図3及び図4を用いて、屋根裏部分の補強に適した
補強用金具18を説明する。この補強用金具18は、図
3に示すように、厚さ 0.8〔mm〕の鉄板を幅36〔mm〕、
長さ 900〔mm〕の長方形形状に加工したものであり、両
端部に斜め45〔°〕の切り欠けを設けている。因にこの
実施例では表面を亜鉛メツキした鉄板を用いる。
【0015】さてこの補強用金具18は図13と比較し
て分かる通り、金具の厚みが従来の3分の1以下であ
る。このように厚みが薄いことにより補強用金具18は
人手でも容易に変形することができ、また任意の形状に
変形させて釘止めすることもできる。従つて従来用いら
れていた金具では建築現場の実状に対処できないような
場所であつても手や金槌で整形することにより簡単に取
り付けることができる。
【0016】因に補強用金具18は長手方向と直交する
方向に対しては容易に整形できる一方、長手方向に対し
ての引つ張り力に対しても十分な強度を有している。従
つてこの補強用金具18を用いれば2つの部材が簡単に
は離れないようにできる。例えば図1に示すように互い
に対向する2つの架設用角材16に補強用金具18を打
付ければたとえ一方の架設用角材16が破損しても他方
で支えることができる。
【0017】また図4に示すように、補強用金具18の
うち長さの余つた部分を柱、例えば束14に巻き付けて
釘止めすれば2つの面で釘止めし、強度を高めることが
できる。このように釘止めに用いることができる面が多
いことは、大きな引つ張り力に対する耐力も高いことを
意味する。因に図4では補強用金具18として一端が矩
形形状のものを用いている。
【0018】またこの補強用金具18は一端又は両端が
斜め45〔°〕に切り欠けを設けたことにより、端部が屋
根13の傾斜と干渉せず、その分、架設用角材16と多
くの面積で接触するように取り付けることができる。こ
のことは補強用金具18に釘を打付けることができる面
積が多いことを意味する。従つて補強用金具18と架設
用角材16との接合強度をより強固なものとできる。す
なわち補強用金具18で架設角材16を支える能力を一
層高めることができる。
【0019】以上の通り、この構成の補強用金具18を
用いれば、屋根部分の強度を従来に比して一段と高める
ことができる。また補強用金具18は薄い鉄板で構成さ
れていることにより、仮に補強用金具18が取り付けら
れた部材に破壊が生じても補強用金具18が変形し得る
ことにより破壊力の吸収が期待でき、一定範囲内であれ
ば変形した状態で部材を支持でき、木造住宅の安全性を
高めることができる。
【0020】(2−2)補強用金具19 続いて補強用金具19について説明する。この補強用金
具19は一端に切り欠けを設けた補強用金具18より短
い部分を補強するのに用いられる金具である。図5にこ
の補強用金具19の全体構成を示す。補強用金具19は
厚さ 0.8〔mm〕の鉄板を幅36〔mm〕及び長さ 150〔mm〕
の矩形形状に加工してなる。この補強用金具19も前述
した補強用金具18同様、人手や金槌によつて容易に整
形し得る柔らかさを有し、建築現場の現状に応じて任意
の場所を補強するのに適している。
【0021】図6に取り付け例を示す。図6は任意の角
度に折曲げ得る補強用金具19の特性を生かし、架設用
角材16同士の接合部分に取り付けた例である。このよ
うに補強用金具19で2つの架設用角材16が互いに開
かないように補強することにより、屋根13の先頂部分
が災害時にも開き難くなるようにできる。因に屋根13
の先頂部分が開くと、瓦の落下や屋根13自体の崩落等
につながるおそれがあるためこの部分の補強の意味は大
きい。特にこの例では奥行き方向について図示されてい
ないが、奥行き方向に対して比較的狭い間隔で補強用金
具19を取り付ければ一層高い効果が期待できる。
【0022】また他の例として、補強用金具19を束1
4と架設用角材16との間の補強に使うこともできる。
このようにすれば、単純に釘止めだけで固定する場合に
比して束14と架設用角材16との接合力を一層強める
ことができ、これらがない場合に比して強度を高めるこ
とができる。また補強用金具18の場合と同様、薄い鉄
板で構成されていることにより、仮に補強用金具19が
取り付けられた部材が破壊されても一定範囲内であれば
変形した状態で部材を支持することができ、木造住宅の
安全性を向上することができる。
【0023】(2−3)補強用金具20 次に補強用金具20について説明する。この補強用金具
20は前述の2つの補強用金具18及び19とは異な
り、強度に重点を置いた金具である。図7にこの補強用
金具20の全体構成を示す。この補強用金具20は厚さ
3〔mm〕、幅73〔mm〕、長さ 290〔mm〕の鉄板を断面山
形形状に折り曲げた形状を有している。因に図中に示す
楕円は釘の打ち込み用に設けられた穴を表している。さ
てこの補強用金具20の鉄板は厚みが3〔mm〕もあり、
また幅も広いためほとんど変形することの有り得ない非
常に強度の高い金具である。
【0024】この補強用金具20を柱と梁の接合部や柱
と土台の接合部に取り付ければ、鎹や図13に示す細長
い棒状の金具で補強する場合に比して格段的に接合部の
強度を向上することができる。これにより災害時にも柱
や梁の接合部が外力によつて破壊されるおそれを低減で
き、木造住宅の安全性を高めることができる。しかもこ
の補強用金具20を図1や図2に示すように補強しよう
とする柱の両側又は隣合う2面から取り付ければ接合部
の強度を1面だけで補強する場合に比して一層強化する
ことができる。
【0025】(2−4)補強用金具21及び22 最後に補強用金具21及び22の構成を図8及び図9を
用いて説明する。これら補強用金具21及び22は前述
の補強用金具18及び19と同様、厚さ 0.8〔mm〕の鉄
板を加工した金具であり、人手や金槌によつて容易に整
形し得る柔らかさに重点を置いた金具である。このうち
図8に示す補強用金具21は厚さ 0.8〔mm〕の鉄板を1
辺 130〔mm〕の正方形形状に切断し、4隅のうちの1つ
から対角線方向に 80 √2 〔mm〕の切り込みを入れたも
のである。
【0026】また図9に示す補強用金具22は厚さ 0.8
〔mm〕の鉄板を1辺 100〔mm〕の正方形形状に切断し、
4隅のうちの1つから対角線方向に 50 √2 〔mm〕の切
り込みを入れたものである。これら補強用金具21及び
22に共通するのはいずれも補強しようとする部分の形
状に合わせて自由に形状を変形でき、しかも切り込み部
分を利用すれば多面的な補強も可能である点である。
【0027】これら21及び22の取付例を図10〜図
12に示す。まず図10は最も単純な取付方法の例であ
り、切り込みの端点である点Eを通る直線D−E−Fを
尾根線として2つ折りした例である。このような取り付
け方をすると1枚の補強用金具21で2つの部材に2方
向から釘を打付けることができる。しかもこの例のよう
にもう1組の補強用金具21を用いれば部材を包み込む
ような補強が可能となる。因にこのような補強用金具2
1を用いれば震災時にも接合部を破壊しようとする外力
を補強用金具21の変形によつて吸収することができ
る。
【0028】続く図11は切り込み部分を用いて補強用
金具21を折り曲げて2つの部材の接合部を補強する例
である。この例は梁と柱又は土台と柱の接合部を補強す
るのに好適な取付例であり、直線E−H及びE−Fを尾
根線として補強用金具21を折り曲げることにより、3
方向から釘を打付けることができる。また図12は切り
込み部分を用いて補強用金具22を折り曲げて3つの部
材の接合部を補強する例である。この例は補強用金具2
2を直線E−F及びE−Dを尾根線として折り曲げると
共に、直線E−B及びE−Hを谷線として折り曲げてい
る。
【0029】このように補強用金具21及び22は対角
線方向に切り込みを入れただけの単純な構造であるが多
様な方法で部材の補強が可能であり、非常に便利な金具
である。またこれら補強用金具21及び22の製造時に
は鉄板を正方形状に加工するだけで良いため鉄板を無駄
なく利用することができ、製造上も有利である。因にこ
の例では釘用の穴を設けないままの鉄板に図10〜図1
2に示すように釘を打付ける場合について述べたが、最
初からこれらの位置に穴を設けていても良い。また釘の
打付け方は自由であるが図10〜図12のように打付け
れば一方向に隣合う穴同士の間隔を広くでき、釘穴を広
げるように補強用金具21及び22が変形した場合にも
隣合う釘穴が連なつて一挙に破壊が進まないようにする
ことができる。
【0030】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、木造住宅に5種類の補強
用金具18〜22を全て用いた例について述べたが、本
発明はこれに限らず、5種類の補強用金具18〜22の
うち何種類かを用いるだけでも良い。いずれの補強用金
具を用いた場合にも従来に比して木造住宅のねばりを強
化でき、一段と安全性の高い木造建築物を実現できる。
【0031】また上述の実施例においては、補強用金具
18の寸法及び形状として図3に示すものについて述べ
たが、本発明はこれに限らず、長さや幅は他の数値のも
のを用いても良く、また切り欠き部分の傾斜角も45
〔°〕に限らず、他の角度のものを用いても良い。因に
寸法については補強用金具18だけでなく他の4種類の
補強用金具についても同様に他の寸法のものであつても
良い。
【0032】さらに上述の実施例においては、補強用金
具18、19、21及び22に用いられる鉄板の厚さを
それぞれ 0.8〔mm〕とする場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、比較的簡単に整形できる範囲の厚み
であつて所定の強度が保証できれば 0.8〔mm〕以上の厚
みを有していても、その反対に 0.8〔mm〕以下の厚みで
あつても良い。例えば1〔mm〕程度の厚みを有する鉄板
であつても良い。さらに上述の実施例においては、メツ
キ剤として亜鉛を用いる場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、他のメツキ剤を用いても良い。
【0033】
【発明の効果】鉄板に、対角線方向に切り込みを入れた
だけの単純な構造によつて、柱の交差部分に対してしつ
かりとした補強をし得るような、補強用金具及び木造建
築物を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による木造建築物の骨組み構造の一例を
示す略線的断面図である。
【図2】本発明による木造建築物の骨組み構造の説明に
供する略線的斜視図である。
【図3】本発明による補強用金具の一例を示す略線的斜
視図である。
【図4】図3に示す補強用金具の取付例を示す略線的斜
視図である。
【図5】本発明による補強用金具の一例を示す略線的斜
視図である。
【図6】図5に示す補強用金具の取付例を示す略線的斜
視図である。
【図7】本発明による補強用金具の一例を示す略線的斜
視図である。
【図8】本発明による補強用金具の一例を示す略線的斜
視図である。
【図9】本発明による補強用金具の一例を示す略線的斜
視図である。
【図10】図8に示す補強用金具の取付例を示す略線的
斜視図である。
【図11】図8に示す補強用金具の取付例を示す略線的
斜視図である。
【図12】図9に示す補強用金具の取付例を示す略線的
斜視図である。
【図13】従来用いられていた補強用金具を示す略線的
斜視図である。
【図14】図13に示す補強用金具の取付例を示す略線
的斜視図である。
【符号の説明】
1……基礎、2……土台、3A……通柱、3B……管
柱、4……胴差、5……2階梁、6……台輪、7……軒
桁、8……小屋梁、9……バルコニー根太、10……火
打土台、11……火打梁、12……筋違、13……屋
根、14……束、15……母屋、16……架設用角材、
17……小屋貫、18、19、20、21、22……補
強用金具。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形形状を有する鉄板でなり、上記鉄板の
    1つの角の位置から、対角線方向に、上記鉄板の板面の
    内部の所定位置に至る切り込みを有し、 木造建築物のうち複数の柱が交差する部分について、上
    記鉄板の上記所定位置において上記切り込みに隣接する
    2つの三角形状部分をそれぞれ折り曲げると共に、当該
    折り曲げられた上記2つの三角形状部分を、上記複数の
    柱の表面のうち、互いに異なる表面に対接させた状態に
    おいて、上記2つの三角形状部分及びその他の鉄板部分
    を、上記複数の柱が交差する部分に対して釘打ち固定す
    ことを特徴とする補強用金具。
  2. 【請求項2】方形形状を有する鉄板でなり、上記鉄板の
    1つの角の位置から、対角線方向に、上記鉄板の板面の
    内部の所定位置に至る切り込みを有する補強用金具を具
    え、 複数の柱が交差する部分について、上記鉄板の上記所定
    位置において上記切り込みに隣接する2つの三角形状部
    分をそれぞれ折り曲げると共に、当該折り曲げられた上
    記2つの三角形状部分を、上記複数の柱の表面のうち、
    互いに異なる表面に対接させた状態において、上記2つ
    の三角形状部分及びその他の鉄板部分を、上記複数の柱
    が交差する部分に対して釘打ち固定する ことを特徴とす
    る木造建築物。
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