JP3180156U - 使い捨て食器 - Google Patents

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Abstract

【課題】箸を固定する機能を備えることにより、より便利で、使用者の識別にも有利となる使い捨て食器を提供すること。
【解決手段】使い捨て食器Aは、碗1の周縁の互いに向き合う対称位置に2つの切欠部11が設けられ、両方の切欠部11の下縁に水平な支承片12が設けられ、一方の支承片12に開孔13が形成され、かつ一方の支承片12に一側方に向けて延伸された被覆片14を備える。使用時は、箸2を両方の切欠部11に挟んで支承片12上に配置し、被覆片14を箸2の先端に巻き付け、被覆片14の前端を支承片12の開孔13に挿入して箸2を位置決めし、碗1に固定する。
【選択図】図3

Description

本考案は、箸を固定する機能を備えた使い捨て食器に関し、特に、使い捨て食器の使用時、箸を位置決めし、且つ使用者の識別に有利であり、不適切な場所に箸が放置されて汚れたり、使用者を識別するのが困難なため捨てられたりすることがないようにして箸の使用量を減少し、環境保護の目的を達する使い捨て食器に関する。
一般に屋外で使い捨て食器を使用するときには、箸を固定することができないため、常に手に持っていなければならず、非常に不便である。また、食事をする場所を離れた後、箸が不適切な場所に放置され、戻ってきて再び食事をしようとするとき、箸が汚れていたり、使用者を識別することができなかったりして、一旦使用されたもののまだきれいな箸が捨てられ、新しい箸が使用されることがよくある。これは手間がかかるだけでなく、環境保護の要件にも適合しない。
そこで、本考案は、これに鑑みてなされたもので、その目的は、箸を固定する機能を備えることにより、より便利で、使用者の識別にも有利となる使い捨て食器を提供することにある。
本考案の使い捨て食器は、上記課題を解決するために、箸を固定する機能を備えた使い捨て食器であって、碗の周縁の互いに向き合う対称位置に2つの切欠部が設けられ、両方の切欠部の下縁に水平な支承片が設けられ、一方の支承片は、開孔13が形成され、かつ一側方に向けて延伸された被覆片を備え、
使用時は、箸を両方の切欠部に挟んで支承片上に配置し、
一時的に碗を使用しないときは、被覆片を前記箸の先端に巻き付け、前記被覆片の前端を前記支承片の前記開孔に挿入して前記箸を位置決めし、前記碗に固定する、
ことを特徴とする。
本考案の使い捨て食器によれば、使用者の識別にも有利であり、不適切な場所に箸が放置されて汚れたり、使用者を識別するのが困難なため捨てられたりすることがないようにして箸の使用量を減少することができる。
本考案の実施形態に係る使い捨て食器を示す斜視図である。 使い捨て食器の平面図である。 使用状態を示す使い捨て食器と箸の斜視図である。 別の使用状態を示す使い捨て食器と箸の斜視図である。 使い捨て食器の別の実施形態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。図1は本考案の実施形態に係る使い捨て食器を示す斜視図である。図2は使い捨て食器の平面図である。図3は使用状態を示す使い捨て食器と箸の斜視図であり、図4は別の使用状態を示す使い捨て食器と箸の斜視図である。図5は使い捨て食器の別の実施形態を示す斜視図である。
[実施例1]
図1から図2に示すように、本考案の使い捨て食器Aは碗1を備える。本実施例の碗1は、平面視においてりんごの形状のようにさまざまな形状とすることができる。碗1の周縁の互いに向き合う対称位置に2つの切欠部11が設けられ、本実施例では、これら切欠部11は上方がやや幅広で下方がやや狭くなった形状に形成されており、切欠部11の下縁には水平な支承片12(切込みを入れて切欠部11を形成した後に残る片状部)が設けられ、かつそのうちの1つの支承片12は、開孔13が形成され、かつ該支承片12に一側方に向けて適切な長さに延伸された被覆片14を備えている。
前述の構成部材の組み合わせにより、箸2を固定する機能を備えた使い捨て食器Aが構成される。使い捨て食器Aの使用時は、箸2を碗1の切欠部11、11に挟んで置き、支承片12、12上に配置すれば、常に手に持っている必要がない。一時的に碗1を使用しないときは、被覆片14を箸2の先端に巻き付け、その前端を開孔13に挿入して箸2を位置決めし、碗1に固定することができる。また同時に、使用者の識別に有利であり,不適切な場所に箸が放置されて汚れたり、使用者を識別するのが困難なため捨てられたりすることがないようにして箸の使用量を減少できる。これにより、環境保護の目的を達する。
図3に本考案の使用時の実施例を示す。この図に示すように、本考案は使い捨て食器Aを使用するとき、箸2を碗1の切欠部11に挟んで置き、支承片12上に配置して、常に手に持っている必要がなく、使い捨て食器A及び箸2の使用がより便利になる。かつ切欠部11は上方がやや幅広で下方がやや狭い形状に設けられており、異なる太さの箸2を切欠部11に挟んで置くことができ、脱落し難くなっている。
図4に本考案の別の使用時の実施例を示す。図1をあわせて参照する。これらの図に示すように、使用者がしばらく食事環境を離れる必要があるときには、箸2を碗1の切欠部11に挟んで置き、支承片12上に配置して、被覆片14を箸2の一端に巻き付け、その前端を支承片12に形成した開孔13に挿入して箸2を位置決めし、碗1に箸2を固定する。そうして、被覆片14に異なる色のシール3を貼り付ければ、異なる色により使用者の識別に有利であり、不適切な場所に箸が放置されて汚れたり、使用者を識別するのが困難なため捨てられたりすることがないようにして箸の使用量を減少し、環境保護の目的を達することができる。
[実施例2]
図5に本考案の別の実施例の斜視図を示す。図5に示すように、本考案の使い捨て食器Aの碗1は前述のりんごの形状のほか、異なる形状とすることができ、例えば、平面視においてオレンジのような円形にしても、同様に箸2を固定する機能を達することができる。
上述をまとめると、本考案は切欠部11を設けた碗1に、碗1の周縁から延伸した被覆片14を組み合わせ、箸2を固定する機能を備えた使い捨て食器Aを構成し、箸2を使い捨て食器Aに固定できてより便利であると同時に、使用者の識別に有利であり、不適切な場所に箸が放置されて汚れたり、使用者を識別するのが困難なため捨てられたりすることがないようにして箸の使用量を減少することができる。
1 碗
11 切欠部
12 支承片
13 開孔
14 被覆片
2 箸
3 シール
A 使い捨て食器

Claims (3)

  1. 碗の周縁の互いに向き合う対称位置に2つの切欠部が設けられ、両方の切欠部の下縁に水平な支承片が設けられ、一方の支承片は、開孔13が形成され、かつ一側方に向けて延伸された被覆片を備え、
    使用時は、箸を両方の切欠部に挟んで支承片上に配置し、
    一時的に碗を使用しないときは、被覆片を前記箸の先端に巻き付け、前記被覆片の前端を前記支承片の前記開孔に挿入して前記箸を位置決めし、前記碗に固定する、
    ことを特徴とする使い捨て食器。
  2. 前記碗の前記切欠部が、上方がやや幅広で下方がやや狭い形状に形成され、太さの異なる箸に対応可能とされた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の使い捨て食器。
  3. 前記被覆片に貼付する異なる色のシールを有し、前記シールの色により使用者を識別できるようにした、
    ことを特徴とする請求項1に記載の使い捨て食器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103169318A (zh) * 2013-04-07 2013-06-26 秦国新 一种碗
CN104433588A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 黄继昌 一种可以放筷子的碗
JP6232634B1 (ja) * 2017-05-31 2017-11-22 株式会社すなおネット 食器製品及び食器製品の提供方法
JP6270235B1 (ja) * 2017-09-29 2018-01-31 株式会社すなおネット 食器製品

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