JP3209226U - 蜂捕獲具 - Google Patents

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世紀 小川
世紀 小川
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株式会社ネクストセンチュリー
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Abstract

【課題】持ち運びできかつ、捕獲量を向上させる蜂捕獲具を提供する。【解決手段】把持部12と、板状に形成され蜂を捕獲する粘着面部13を有し把持部12の先端部に設けられた蜂捕獲部11とを有する蜂捕獲具10において、粘着面部13を把持部12の厚さ方向の両側に設けるようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、粘着力を用いて蜂を捕獲する蜂捕獲具に関する。
従来、以下に列挙する蜂捕獲具が提案されている。
(1)防護服を着用することなく安全に且つ効率よく蜂を捕獲することを目的とし、平板の表裏に粘着面部を有する蜂捕獲具を蜂の巣の付近に配置できるようにしたもの(特許文献1)。
(2)設置場所を選ばず配置できるようにして蜂を捕獲することを目的とし、粘着面部を有する蜂捕獲具を地面に突き刺して配置する形態と地面に置いて配置する形態を選択可能にしたもの(特許文献2)。
(3)虫(蜂)捕獲具を使用者の手元から距離を置いて操作できるようにすることを目的とし、一面の粘着面部を有する虫(蜂)捕獲部を構成する外枠部から一体的に延長された把持部を備えるようにしたもの(特許文献3)。
実用新案登録第3013402号公報 特開2007‐306823号公報 特開平9−275873号公報
固定された蜂捕獲具(特許文献1又は2)は、両面に粘着面部があるが使用者が適宜持ち運んで使用できない。一方、持ち運びできる蜂捕獲具(文献3)も提案されているが、片面にしか粘着面部が形成されておらず、捕獲量に限界がある。そこで、持ち運びできかつ、捕獲量を向上させることが可能な蜂捕獲具が要請されていた。
本考案は上記要請に応えるもので、持ち運びできかつ、捕獲量を向上させることが可能な蜂捕獲具を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、請求項1に記載の考案にあっては、把持部と、板状に形成され蜂を捕獲する粘着面部を有して前記把持部の先端部に設けられた蜂捕獲部とを有する蜂捕獲具において、前記粘着面部は前記把持部の厚さ方向の両側に設けられていることを特徴とする。
即ち、本考案に係る蜂捕獲具は前記把持部を備えるので、蜂捕獲具を蜂の巣の付近に設置して待機するだけでなく、蜂捕獲具を手で持って自由に操作でき、蜂の巣に接近して捕獲作業を行える。
また、前記粘着面部は前記把持部の厚さ方向の両側に設けられている。即ち、前記粘着面部を拡大させることなく、前記蜂捕獲部の粘着領域の面積を倍化できる。
請求項2に記載の考案にあっては、前記蜂捕獲部と前記把持部を互いに着脱可能に固定する取付け手段を備えることを特徴とする。
従って、前記粘着面部の取り替えが可能となる。例えば、捕獲作業を終えて又は捕獲作業中に前記粘着面部を交換できるので、1つの蜂捕獲具を携帯し複数の前記粘着面部を携帯することで、捕獲作業を継続的に行うことができるようになる。
請求項3に記載の考案にあっては、前記取付手段は、前記蜂捕獲部の板状基体に設けられた穴部と、前記穴部に挿通されると共に前記把持部の板材に巻回されて前記蜂捕獲部と前記把持部を互いに締結する紐状締結材とを有することを特徴とする。
即ち、前記蜂捕獲部の側に設けられて別途持ち歩く必要のない前記穴部と、前記紐状締結材(例えば針金)のみで前記蜂捕獲部と前記把持部を互いに着脱可能に固定することができる。従って、前記粘着面部が取り換え可能となるだけでなく、取り換え作業に必要な部材が少なく、取り換え作業も容易となる。
請求項4に記載の考案にあっては、前記把持部は細長板状に形成されていることを特徴とする。
即ち、前記把持部は前記粘着面部の幅方向に広がりを持ち、前記粘着面部をその内側から支持する。従って、前記粘着面部の幅方向に沿って広範囲の支持が可能となるので、例えば、蜂の動きに合わせて上下左右又は回転の動きを組み合わせて振り回したり、蜂の捕獲能力を高めるために粘着領域を大きくしたりしても、前記蜂捕獲部の撓みや変形を抑えることができる。
撓みや変形を抑えることで、繰り返しの撓みや変形に基づく前記粘着面部又は前記蜂捕獲部の劣化を抑えることができるほか、前記蜂捕獲部の形状が維持されるので所期の捕獲能力を維持することができる。
請求項5に記載の考案にあっては、前記粘着面部は濃色で形成されていることを特徴とする。
即ち、蜂、特にスズメバチは黒や茶等の濃色に攻撃する習性があるという知見が得られていることから、蜂が濃色に形成された前記蜂捕獲部に捕獲されやすくなる。
請求項1に記載の考案によれば、持ち運びできかつ、捕獲量を向上させることができる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、前記粘着面部を交換でき捕獲作業を継続的に行うことができるので作業性が向上する。
請求項3に記載の考案によれば、請求項2の効果に加え、前記粘着面部の取り換え作業に必要な部材も少なく且つ取り換え作業も容易となるので、作業性が更に向上する。
請求項4に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、前記粘着面部の撓み変形を抑えることができるので捕獲能力と耐久性が更に向上する。
請求項5に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、前記蜂捕獲部の捕獲能力が更に向上する。
本考案に係る蜂捕獲具の一実施形態を示す斜視図である。 図1の粘着面部を示す斜視図である。
添付図面を参照して、本考案に係る蜂捕獲具の実施形態を詳細に説明する。
図1は本考案に係る蜂捕獲具の一実施形態を示す斜視図である。
本実施形態の蜂捕獲具は、粘着力を用いて蜂を捕獲する蜂捕獲具10である。この蜂捕獲具10は、図1に示すように、蜂捕獲部11、把持部12、及び取付け手段30を備え、全体として細長の板状に構成されている。
蜂捕獲部11は、図1に示すように、把持部12の先端部又は先端寄りに設けられ、板状に形成されて蜂を捕獲する4つの粘着面部13を有している。そして、粘着面部13は、把持部12の厚さ方向の両側に設けられており、互いに対向する粘着面部13によって把持部12が挟まれている。
各々の粘着面部13は、長方形状で平板状の板状基体14と、この板状基体14の表面に塗布され形成された黒色の粘着剤塗布部15により構成されている。尚、板状基体14にも黒色が付されている。
把持部12は、図1に示すように細長板状に形成されており、厚さ1センチメートル、幅10センチメートル程の木材で構成されている。
取付け手段30は、蜂捕獲部11を構成する各々の粘着面部13と把持部12を互いに着脱可能に固定するものである。
図2は図1の粘着面部13を示す斜視図である。取付け手段30は、図2に示すように、蜂捕獲部11の板状基体14に設けられた複数の穴部31と、これらの穴部31に挿通されると共に把持部12の板材に巻回される針金32(紐状締結材)とを有する。この針金32によって、各々の粘着面部13と把持部12が互いに締結され或いはこの締結が解除されるようになっている。
取付け部33a,33b、及びその他の取付け部においては、何れも一側の粘着面部13の穴部31を通った針金32をその裏側に配置された粘着面部13の穴部31を通すことで、両側の粘着面部13が互いに引きあうようにして締結され、図1に示すように把持部12に固定されている。
ここで、蜂捕獲部11を構成する各々の粘着面部13は、図2に示すように、板状基体14及び粘着剤塗布部15に形成された折曲線部16を有しており、粘着面部13がこの折曲線部16を介して折り畳み可能となっている。
また、粘着面部13の板状基体14には、粘着面部13を折り畳んで粘着剤塗布部15が互いに対面したときに粘着剤塗布部15同士の間隔を保てるよう、相互に対面し当接する凸部17を有している。
次に、蜂捕獲具10の効果を説明する。
本実施形態の蜂捕獲具10にあっては、板状に形成され蜂を捕獲する粘着面部13を有し把持部12の先端部に設けられた蜂捕獲部11とを有する。そして、粘着面部13は、把持部12の厚さ方向の両側に設けられている。
即ち、本実施形態に係る蜂捕獲具10は把持部12を備えるので、蜂捕獲具10を蜂の巣の付近に設置して待機するだけでなく、蜂捕獲具10を手で持って自由に操作でき、蜂の巣に接近して捕獲作業を行える。
また、従来の蜂捕獲具(例えば特許文献3)のように一面の粘着面部13を備えるものにあっては、蜂の捕獲量を向上させるために粘着面部13を大きくしようとすると、狭小な場所に蜂の巣があることで蜂捕獲具10を近づけることができなかったり、振り回しにくくなる。
これに対し、本実施形態の蜂捕獲具10は、粘着面部13は把持部12の厚さ方向の両側に設けられている。即ち、粘着面部13の板状基体14を拡大させることなく、粘着面部13の粘着領域の面積を倍化できるので、従来のような不都合を伴うことなく捕獲量を向上させることができる。
また、粘着面部13は、この粘着面部13を折り畳み可能で粘着剤塗布部15が隠れて表面に現れないようになっている。従って、取り換え用の粘着面部13を携帯する際に粘着面部13の粘着剤が使用者の衣服に付着せず取扱い性に優れる。尚、折り畳んだ際に凸部17が互いに当接することから、粘着面部13が接触しないので次回円滑に使用することができるとともに、捕獲した蜂を粘着面部13に付着した状態で破棄することもできる。
以上、本考案に係る蜂捕獲具を1つの実施形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、本実施形態に限られるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の考案の要旨を逸脱しない限り変更や追加等は許容される。
例えば、蜂捕獲具10の蜂捕獲部11は、両面併せて合計4つの粘着面部13を用いて構成しているが、粘着面部13は把持部12の厚さ方向の両側に設けられていればよい。例えば、両面併せて合計8つの粘着面部13や、両面併せて合計2つの粘着面部13によって蜂捕獲部11を構成してもよい。
また、把持部12は、幅広で且つ細長の板状であることが把持部12の剛性や粘着面部13を支える観点から好ましいものであるが、細長の棒状で構成してもよく、木材に限らずプラスチックや金属を用いて構成してよい。
また、粘着剤塗布部15や板状基体14を黒色で形成する例を示したが、黒に限らず赤やその他の濃色であればよい。ここでいう濃色は、色相や明度に関し、蜂の引き寄せにおいて有利な色をいう。
本発明に係る蜂捕獲具は、蜂の捕獲具として広く利用可能であり、産業上利用可能性を有している。
10 蜂捕獲具
11 蜂捕獲部
12 把持部
13 粘着面部
14 板状基体
15 粘着剤塗布部
16 折曲線部
17 凸部
30 取付け手段
31 穴部
32 針金
33a 第一の取付け部位
33b 第二の取付け部位

Claims (5)

  1. 把持部と、板状に形成され蜂を捕獲する粘着面部を有し前記把持部の先端部に設けられた蜂捕獲部とを有する蜂捕獲具において、
    前記粘着面部は前記把持部の厚さ方向の両側に設けられていることを特徴とする蜂捕獲具。
  2. 前記蜂捕獲部と前記把持部を互いに着脱可能に固定する取付け手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の蜂捕獲具。
  3. 前記取付け手段は、前記蜂捕獲部の板状基体に設けられた穴部と、前記穴部に挿通されると共に前記把持部の板材に巻回されて前記蜂捕獲部と前記把持部を互いに締結する紐状締結材とを有することを特徴とする請求項2に記載の蜂捕獲具。
  4. 前記把持部は細長板状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蜂捕獲具。
  5. 前記粘着面部は濃色で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蜂捕獲具。


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