JP3123486U - 踵固定用靴べら

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【課題】靴やブーツ、長靴などを、手や何かに引っ掛けなくても素早く簡単に脱がす。【解決手段】靴べらの先に踵を固定できるくぼみを作り、そこに、弾性部材をつけて踵を固定して、素早く簡単に足を脱ぐことが可能になる。
【選択図】図１

本考案は靴やブーツ、長靴などを脱ぐ時に用いる靴べらに関する。

従来、靴べらは靴やブーツを履く時に多く使用されていて、脱ぐ場合にはあまり使用されない。

特開２００６−５６６号広報

上述の如く、従来の靴べらでは、靴やブーツ、長靴などを脱がす機能は十分ではなく、楽に素早く脱がすのは難しい。

このため、靴やブーツ、長靴などを脱ぐ時に、両手を使ったり、何かに踵を引っ掛けたりしているのが現状である。

本考案は、このような苦労をなくすために、靴べらに改良を加えて、簡単に素早く、靴やブーツ、長靴などを脱がすことができるようにすることにある。

上述の目的を達成する考案の靴べらは、弾性部材を使用して、靴やブーツ、長靴などの踵部分を固定するために靴べらを改良させたものが特徴とする。

前記靴べらには、靴べらの先端を、靴やブーツ、長靴などの踵部分を固定できる形状にし、踵と靴べらの接着面に弾性部材取り付ける。

以上説明したように本考案は、靴やブーツ、長靴などを脱ぐさいに靴べらで踵を固定して、脱ぐ時の時間や手間をなくすことが可能となる。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。

図２のように、図１の３の持ち手部分を持って、靴やブーツ、長靴などの踵部分に２をはめ込み踵を固定する、そのさい、図１の弾性部材の摩擦力によって、踵がこていされる。

踵が固定された状態で足を上げると、踵を何かに引っ掛けたり、手で固定されたように楽に靴やブーツ、長靴などを脱ぐことができる。

以上、本考案の実施の形態及び実施例を説明したが、本考案の範囲はこれに限定されるものではない。図１の１弾性部材の長さや摩擦面、踵を固定する面積を、減らし、二点や三点で固定して、いろいろなデザインを加えることも可能である。

さらに、弾性部材をより柔らかくして、靴やブーツ、長靴などだけではなく女性用ロングブーツなどに広く用いることが可能である。

本考案は、靴やブーツ、長靴などを製造販売する産業分野で利用することができる。

本考案の実施形態の外観斜視図である。図１を使用したときの外観視図である。

符号の説明

１弾性部材
２靴やブーツ、長靴などの踵を固定する部分
３持ち手
４靴やブーツ、長靴など