JP3179957U - 測量具 - Google Patents
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Abstract
【課題】境界を効率的に測量できる境界測量用具を提供する。
【解決手段】多角形を成すシート状の平面部と、前記平面部の周縁部にあり、測量するために用いる器具を固定するための穴部10とを有する。好適には、前記平面部は、少なくとも一辺が30mm以上55mm以下の四角形を形成し、前記平面部に対し、連続して略垂直に曲成された固定部とをさらに有し、前記穴部10は、前記平面部に貫通するよう形成され、境界物に載置された場合に、少なくとも、境界物に刻印される境界点、又は境界線の近傍上方に設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】多角形を成すシート状の平面部と、前記平面部の周縁部にあり、測量するために用いる器具を固定するための穴部10とを有する。好適には、前記平面部は、少なくとも一辺が30mm以上55mm以下の四角形を形成し、前記平面部に対し、連続して略垂直に曲成された固定部とをさらに有し、前記穴部10は、前記平面部に貫通するよう形成され、境界物に載置された場合に、少なくとも、境界物に刻印される境界点、又は境界線の近傍上方に設けられる。
【選択図】図1
Description
本考案は、境界測量用具に関するものである。
例えば、特許文献1では、コンクリ−ト製境界杭等の境界点、又は、その近傍に、プリザムを設置し易くして測定を補助する道具一式で、境界点測量補助具3種の神器と呼称する。是等があれば、大抵の境界点の正確な測定が、是迄に無く、し易くなった。その為の補助具を考案したので、それら一式の仕様と、その使用法を披露する。一つ目は、杭等の角部と、杭等の縁中央部に境界点があり、更に、この縁に面取のある杭用で、この面取部の真下に、この補助具を当ててVの谷間を形成し、この谷間に、V形の二つ目の考案品を載せて、プリザムを設置し易くするもので、是等二つは、境界杭にL字状に接触するような形状としてある。三つ目は、杭の縁の面取の有無に拘らず、杭等の上面の平らな部分に、透明のプレイトを当て、このプレイト越しに測点を視認し、適切な箇所にプリザムを設置して測定できるようにしたものである。こうした補助具と測定方法で、是迄に無く、正確に境界点を測定し易くしたことを特長とする、コンクリ−ト製境界杭等の境界点測定補助具一式と、その使用法として開示されている。
本考案は、境界を効率的に測量できる境界測量用具を提供することを目的とする。
本考案に係る測量具は、多角形を成すシート状の平面部と、前記平面部の周縁部にあり、測量するために用いる器具を固定するための穴部とを有する。
好適には、前記平面部は、少なくとも一辺が30mm以上55mm以下の四角形を形成し、前記平面部に対し、連続して略垂直に曲成された固定部とをさらに有し、前記穴部は、前記平面部に貫通するよう形成され、境界物に載置された場合に、少なくとも、境界物に刻印される境界点、又は境界線の近傍上方に設けられる。
本考案によれば、測量する位置を統一することで測量誤差を軽減できるため境界を効率的に測量できる。
本実施形態の背景と概要を説明する。
境界標とは、土地の境界を示すために人為的に設けられた標識のことである。
境界標には、石杭、コンクリート杭、プラスチック杭、金属杭、金属標(打込)、金属標(埋込)、及び、金属鋲がある。境界標の測量には主に、ポール及びプリズムを使用し、プリズムを備え付けたポールの先端を境界標に固定して測量する。このとき、ポールは、三脚で固定できない場所では作業者の手により固定される。従って、作業者に固定されるポールは、腕の動きにより境界標に対して鉛直方向に安定せず、プリズムを定位置に固定できない、または、ポールの先が境界点を示す位置から外れてしまう虞がある。
そこで、本実施形態の境界測量用具1は、境界標に刻印される境界点に対してポールを安定的に固定でき、ポールの先端を固定する位置のばらつきを軽減することで、より効率的に測量することができる。
境界標とは、土地の境界を示すために人為的に設けられた標識のことである。
境界標には、石杭、コンクリート杭、プラスチック杭、金属杭、金属標(打込)、金属標(埋込)、及び、金属鋲がある。境界標の測量には主に、ポール及びプリズムを使用し、プリズムを備え付けたポールの先端を境界標に固定して測量する。このとき、ポールは、三脚で固定できない場所では作業者の手により固定される。従って、作業者に固定されるポールは、腕の動きにより境界標に対して鉛直方向に安定せず、プリズムを定位置に固定できない、または、ポールの先が境界点を示す位置から外れてしまう虞がある。
そこで、本実施形態の境界測量用具1は、境界標に刻印される境界点に対してポールを安定的に固定でき、ポールの先端を固定する位置のばらつきを軽減することで、より効率的に測量することができる。
以下、本考案の実施形態の構成を、図面を参照して説明する。ただし、本考案の範囲は、図示例に限定されるものではない。
図1から図4に例示すように、境界測量用具1は、境界測量用具1aと、境界測量用具1bとで構成される。
図1は、本実施形態に係る境界測量用具1aの斜視図である。
図2は、本実施形態に係る境界測量用具1aの三面図である。
図1及び図2は、本実施形態に係る境界測量用具1aを例示する図である。
境界測量用具1aは、本考案に係る測量具の一例である。境界測量用具1aは、塑性部材で構成され、例えば、金属部材の合金鋼であるステンレス鋼で構成される。境界測量用具1aは、適度な耐食性、及び硬度を有するならば、合成樹脂部材や別の金属部材を用いてもよく、構成素材を適宜に選択することができる。
境界測量用具1aは、多角形を成すシート状の塑性部材を曲げて形成される。具体的には、境界測量用具1aは、厚さ約2mmの長方形を成すプレート状の金属部材を略直角に曲げて形成される。境界測量用具1aの曲成する位置(支点部14)は、長方形の形状をしたプレートの長辺を等分できる位置を中心として曲成される。
図2は、本実施形態に係る境界測量用具1aの三面図である。
図1及び図2は、本実施形態に係る境界測量用具1aを例示する図である。
境界測量用具1aは、本考案に係る測量具の一例である。境界測量用具1aは、塑性部材で構成され、例えば、金属部材の合金鋼であるステンレス鋼で構成される。境界測量用具1aは、適度な耐食性、及び硬度を有するならば、合成樹脂部材や別の金属部材を用いてもよく、構成素材を適宜に選択することができる。
境界測量用具1aは、多角形を成すシート状の塑性部材を曲げて形成される。具体的には、境界測量用具1aは、厚さ約2mmの長方形を成すプレート状の金属部材を略直角に曲げて形成される。境界測量用具1aの曲成する位置(支点部14)は、長方形の形状をしたプレートの長辺を等分できる位置を中心として曲成される。
図1に例示するように、境界測量用具1aは、形鋼の一つである山形鋼(いわゆるアングル)の等辺山形鋼のような形状のため、図2(b)及び図2(c)の形状は略合同である。境界測量用具1aは、略合同である平面部のプレート2を有する。プレート2は、一辺の長さを少なくとも30mm以上55mm以下の長さを有し、本実施例では、約50mmとする正方形の平面部を有する。ここで、境界測量用具1aは、プレート2の大きさを適宜に変更することができる。
また、境界測量用具1aは、楔部4、窓部6、及び突出部8を有する。
楔部4は、プレート2の端面に設けられた楔形の切り取り部分である。具体的には、図2(b)及び図2(c)に例示するように、楔部4は、曲げ形成する以前のプレートで見た時に、短辺方向を等分し貫くように設けた中心線上(不図示)にある任意の点から左右に45度ずつ、計90度の角度で端面に向かって放射状に切り取った部分である。本実施形態では、楔部4は、角度を形成する交点を中心線上に配置し、曲げ形成された支点部14の方向に向かって、端面から約5mmの位置に設けられる。また、端面とは、曲げ形成された支点部14と対向するプレートの端を示す。また、楔部4は、切り取り角度を適宜に変更してもよい。
楔部4は、プレート2の端面に設けられた楔形の切り取り部分である。具体的には、図2(b)及び図2(c)に例示するように、楔部4は、曲げ形成する以前のプレートで見た時に、短辺方向を等分し貫くように設けた中心線上(不図示)にある任意の点から左右に45度ずつ、計90度の角度で端面に向かって放射状に切り取った部分である。本実施形態では、楔部4は、角度を形成する交点を中心線上に配置し、曲げ形成された支点部14の方向に向かって、端面から約5mmの位置に設けられる。また、端面とは、曲げ形成された支点部14と対向するプレートの端を示す。また、楔部4は、切り取り角度を適宜に変更してもよい。
窓部6は、プレート2で視界を妨げられないよう設けられた開口部である。窓部6は、境界標に設けられる境界線を確認するための開口部である。窓部6は、曲げ形成された支点部14近傍に設けられ、楔部4と対向するように形成される。また、窓部6は、楔部4の交点と同様の中心線上にあり、中心線に対して線対称となるように配置される。ここで、窓部6は、境界測量用具1aの強度の減少、又は、測量の精度に支障のない範囲内において開口部の形状、及び大きさを適宜に選択することができる。
突出部8は、プレート2に施された切欠きにより形成された凸部である。突出部8は、曲げ形成された支点部14近傍にあり、楔部4及び窓部6と同様の中心線上に線対称となるよう設けられる。突出部8は、窓部6の領域内から、支点部14を介して中心線に対して平行に切欠きされて形成されるため、窓部6の領域内に突出している構造となる。
また、突出部8は、貫通孔10を有する。
貫通孔10は、面取りを施された約直径1.5mmの穴であり、プレート2に貫通している。貫通孔10は、境界標に刻印される境界点、又は、境界線の近傍上方になるように設置される。具体的には、貫通孔10は、楔部4の交点と同様の中心線上にあり、曲げ形成された支点部14から約2mmの位置に配置される穴である。ここで、突出部8及び貫通孔10は、強度及び測量精度を低下させない範囲において形状、及び大きさを適宜に変更することができる。
また、突出部8は、貫通孔10を有する。
貫通孔10は、面取りを施された約直径1.5mmの穴であり、プレート2に貫通している。貫通孔10は、境界標に刻印される境界点、又は、境界線の近傍上方になるように設置される。具体的には、貫通孔10は、楔部4の交点と同様の中心線上にあり、曲げ形成された支点部14から約2mmの位置に配置される穴である。ここで、突出部8及び貫通孔10は、強度及び測量精度を低下させない範囲において形状、及び大きさを適宜に変更することができる。
また、図1及び図2に例示するように、境界測量用具1aは、各プレート2の二隅の角をR加工され、本実施形態では半径5mmの円で丸く加工される。境界測量用具1aは、全周バリ取り加工が施される。ここで、バリとは、材料を加工する際に発生する、素材の残材部分である。
図3は、本実施形態に係る境界測量用具1bの斜視図である。
図4は、本実施形態に係る境界測量用具1bの三面図である。
図3及び図4は、本実施形態に係る境界測量用具1bを例示する図である。境界測量用具1bは、本考案に係る測量用具の一例である。
境界測量用具1bは、塑性部材で構成され、例えば、金属部材の合金鋼であるステンレス鋼で構成される。境界測量用具1bは、適度な耐食性、及び硬度を有するならば、合成樹脂部材や別の金属部材を用いてもよく、構成素材を適宜に選択することができる。
図4は、本実施形態に係る境界測量用具1bの三面図である。
図3及び図4は、本実施形態に係る境界測量用具1bを例示する図である。境界測量用具1bは、本考案に係る測量用具の一例である。
境界測量用具1bは、塑性部材で構成され、例えば、金属部材の合金鋼であるステンレス鋼で構成される。境界測量用具1bは、適度な耐食性、及び硬度を有するならば、合成樹脂部材や別の金属部材を用いてもよく、構成素材を適宜に選択することができる。
境界測量用具1bは、脚部12、貫通孔10を有する。
境界測量用具1bは、多角形を成すシート状の塑性部材を曲げて形成される。図4(a)に例示するように、境界測量用具1bは、厚さ約2mmの略正方形を成すプレート状の金属部材である。境界測量用具1bは、平面部であるプレート2を有する。プレート2は、一辺の長さを少なくとも48mm以上52mm以下の長さを有し、好ましくは約50mmとする正方形の平面部を有する。ここで、境界測量用具1bは、プレート2の大きさを適宜に変更することができる。また、境界測量用具1bは、プレート2から連続して略直角に曲げ形成された脚部12を有する。
境界測量用具1bは、多角形を成すシート状の塑性部材を曲げて形成される。図4(a)に例示するように、境界測量用具1bは、厚さ約2mmの略正方形を成すプレート状の金属部材である。境界測量用具1bは、平面部であるプレート2を有する。プレート2は、一辺の長さを少なくとも48mm以上52mm以下の長さを有し、好ましくは約50mmとする正方形の平面部を有する。ここで、境界測量用具1bは、プレート2の大きさを適宜に変更することができる。また、境界測量用具1bは、プレート2から連続して略直角に曲げ形成された脚部12を有する。
脚部12は、境界測量用具1bの有するプレート2と同じ長さを有する。
脚部12は、プレート2より連続するように設けられ、支点部14を支点として略直角になるよう成形される。脚部12は、プレート2の隣り合う辺に一脚ずつ対向するよう設けられ、対角線(不図示)の近傍に配置される。ここで、脚部12は、強度及び測量精度を低下させない範囲において、脚の設置位置、形状及び大きさを適宜に変更してもよい。
脚部12は、プレート2より連続するように設けられ、支点部14を支点として略直角になるよう成形される。脚部12は、プレート2の隣り合う辺に一脚ずつ対向するよう設けられ、対角線(不図示)の近傍に配置される。ここで、脚部12は、強度及び測量精度を低下させない範囲において、脚の設置位置、形状及び大きさを適宜に変更してもよい。
貫通孔10は、境界測量用具1bと同様に、境界標に刻印される境界点の近傍上方となるように設置される。具体的には、貫通孔10は、面取りを施された約直径1.5mmの穴であり、プレート2に貫通している。(図4(a))貫通孔10は、脚部12を設けた隣り合う辺に構成された角に設けられる。ここで、貫通孔10は、強度及び測量精度を低下させない範囲において、穴の大きさや位置を適宜に変更することができる。
また、図3及び図4に例示するように、境界測量用具1bは、プレート2内の貫通孔10を有する角と対向する角と、脚部12の支点部14に対向する端面にある二隅の角とをR加工され、本実施形態では半径5mmの円で丸く加工される。境界測量用具1bは、全周バリ取り加工が施される。
次に、本考案の実施形態の使用方法を説明する。
図5は、本実施形態に係る境界測量用具1を設置した一例である。
図5に例示するように、図5(a)の境界測量用具1aは、境界標の表示に関わらず汎用することのできる測量具であり、境界標に設置した一例である。また、図5(b)の境界測量用具1bは、角に境界点を有する境界標に用いることができ、角の境界を示した境界標に設置した一例である。
図5は、本実施形態に係る境界測量用具1を設置した一例である。
図5に例示するように、図5(a)の境界測量用具1aは、境界標の表示に関わらず汎用することのできる測量具であり、境界標に設置した一例である。また、図5(b)の境界測量用具1bは、角に境界点を有する境界標に用いることができ、角の境界を示した境界標に設置した一例である。
図5(a)に例示するように、境界測量用具1aは、突出部8を有する面を境界標の頭部に載置し、窓部6を有する面を境界標の側面に接触させることで設置される。このとき、境界測量用具1aは、楔部4及び貫通孔10を基準として境界標の中心に一致するように設置される。境界測量用具1aは、境界測量用具1aと、境界標との中心を一致させる場合、窓部6を介して境界標の溝を確認することで、より正確に中心を一致させることができる。
また、図5(b)に例示するように、境界測量用具1bは、プレート2にある貫通孔10と、角を示す境界標の印に合わせるように載置し、脚部12を境界標に接触させることで設置される。境界測量用具1bは、脚部12を有する向かい合う辺に挟まれた角に貫通孔10を有するため、主に角を示す境界標に用いられる。
図6は、本実施形態に係る境界測量用具1aを使用した一例である。
図6に例示するように、境界測量用具1aは、プリズムを備え付けられたポールを固定し、境界標に設置された一例である。境界測量用具1aは、作業者によりプリズムを備え付けられたポールを設置するための器具として使用される。具体的には、境界測量用具1aは、プレート2に設けられた突出部8にある貫通孔10にポールの先を差し込まれる。境界測量用具1aは、貫通孔10にポールを差し込まれることでポールを固定できるため、測量時におけるポールの先端を固定する固定点のばらつきを最小限に抑えることができる。また、境界測量用具1aは、面取りを施された貫通孔10を有するため、貫通孔10の面取り部分に沿ってポールを挿入でき、ポールのテーパ面に密着させることができるので、ポールの固定を速やかに行うことができる。
ここで、境界測量用具1bは、境界測量用具1aと同様の仕様を行うため割愛する。
図6に例示するように、境界測量用具1aは、プリズムを備え付けられたポールを固定し、境界標に設置された一例である。境界測量用具1aは、作業者によりプリズムを備え付けられたポールを設置するための器具として使用される。具体的には、境界測量用具1aは、プレート2に設けられた突出部8にある貫通孔10にポールの先を差し込まれる。境界測量用具1aは、貫通孔10にポールを差し込まれることでポールを固定できるため、測量時におけるポールの先端を固定する固定点のばらつきを最小限に抑えることができる。また、境界測量用具1aは、面取りを施された貫通孔10を有するため、貫通孔10の面取り部分に沿ってポールを挿入でき、ポールのテーパ面に密着させることができるので、ポールの固定を速やかに行うことができる。
ここで、境界測量用具1bは、境界測量用具1aと同様の仕様を行うため割愛する。
以上、説明したように、本実施形態の境界測量用具1は、境界を測定するものに適したものである。境界測量用具1は、プリズムを備え付けられたポールを設置するための器具として使用される。境界測量用具1は、境界標の頭部に載置し、プレート2の貫通孔10にポールを挿入されることで、ポールを固定できる。境界測量用具1は、境界標の形状や測量する作業者によるポールの固定位置を統一化でき、固定位置のばらつきを最小限に抑えることができるため測量誤差を軽減することができる。また、境界測量用具1は、劣化した境界標に用いることで、分かりにくくなっている境界を識別でき境界点を特定することが可能となる。
以上、本考案に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
[変形例]
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
本実施形態では、境界標に関する境界の測量について説明したが、これに限定するものではなく、例えば、境界測量用具1は、面取りされる構造物の本来の境界を測量するときにおいても使用できる。
構造物に施される面取り部分を含む測量を行う場合に、本来の境界線の交点を特定するために、数点(少なくとも4地点)を測定し、境界線が交差する交点を算出していた。しかし、境界測量用具1は、必要な測定点を直接的に測量することができるため、境界線の交点を算出することなく、誤差を最小限にし、かつ効率的に測量することができる。
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
本実施形態では、境界標に関する境界の測量について説明したが、これに限定するものではなく、例えば、境界測量用具1は、面取りされる構造物の本来の境界を測量するときにおいても使用できる。
構造物に施される面取り部分を含む測量を行う場合に、本来の境界線の交点を特定するために、数点(少なくとも4地点)を測定し、境界線が交差する交点を算出していた。しかし、境界測量用具1は、必要な測定点を直接的に測量することができるため、境界線の交点を算出することなく、誤差を最小限にし、かつ効率的に測量することができる。
1 境界測量用具
2 プレート
4 楔部
6 窓部
8 突出部
10 貫通孔
12 脚部
14 支点部
2 プレート
4 楔部
6 窓部
8 突出部
10 貫通孔
12 脚部
14 支点部
Claims (2)
- 多角形を成すシート状の平面部と、
前記平面部の周縁部にあり、測量するために用いる器具を固定するための穴部と
を有する測量具。 - 前記平面部は、少なくとも一辺が30mm以上55mm以下の四角形を形成し、
前記平面部に対し、連続して略垂直に曲成された固定部と
をさらに有し、
前記穴部は、前記平面部に貫通するよう形成され、境界物に載置された場合に、少なくとも、境界物に刻印される境界点、又は境界線の近傍上方に設けられる
請求項1に記載の測量具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005646U JP3179957U (ja) | 2012-09-14 | 2012-09-14 | 測量具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005646U JP3179957U (ja) | 2012-09-14 | 2012-09-14 | 測量具 |
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Family Applications (1)
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2012
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