JP3179709B2 - 連続熱間圧延における金属片の接合方法およびその装置 - Google Patents
連続熱間圧延における金属片の接合方法およびその装置Info
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ラブ、ビレットあるいはブルーム等の金属片、特に鋼片
を数本乃至は数十本にわたって連続して圧延するのに適
した金属片の接合方法およびその装置に関するものであ
る。
る材料を一本毎に加熱して粗圧延、仕上げ圧延して所望
の厚さになる製品板に仕上げていたが、このような圧延
方式では材料を一本づつ圧延機に噛み込ませる必要があ
るために材料の噛み込み不良の発生頻度が高くなる不具
合がある他、ライン停止時間の延長や圧延材先端の形状
不良による歩留り低下が避けられない不利があった。
上げ圧延に先立って先行金属片の後端部と後行金属片の
先端部を加熱、相互に突き合わせ接合して仕上げ圧延を
行う特開昭57−109504号公報、あるいは特開昭
57−137008号公報に開示のような連続熱間圧延
方式が採用されるようになってきた。
は、金属片の仕上げ圧延設備の入側にて、先行する金属
片の後端部と後続の金属片の先端との間に微小なギャッ
プを開けて対向配置し、その直上と直下の少なくとも一
方に配置した加熱用のコイルで誘導加熱しながら、また
は加熱したのち、互いに両金属片を押圧することにより
接合する金属片の接合方法が提案されている。
属片の接合に先立つクロップ除去のための切断作業を行
った際に、その端部が上あるいは下に反るため接合部に
目違いが生じ、接合部における板厚方向の実質的な接合
面積が減少するため仕上げ圧延中に板が破断することが
あり、その解決が望まれていた。
互押圧に使用するクランプに工夫を加えたPCT出願W
O94/29040号公報(国際公開公報)に開示され
ているような技術が提案されていて、これによって接合
の際の目違いは著しい改善がなされた。
従来技術はいずれにおいても金属片の相互押圧に際して
装置自体に弾性変形が生じること、金属片の接合に寄与
しない部分において金属片の変形が生じること、また、
これに加えて先行金属片と後行金属片の相互間隔の正確
な把握ができないために予め設定した金属片の接合に要
する押圧量を確保することができないころに問題を残し
ていた。
や金属片の接合に寄与しない部分における変形が大きい
場合には接合に要する押圧量が得られないため接合部の
強度低下を来し圧延中に板が破断する不具合がある一
方、金属片の相互間隔が把握できないため必要以上に押
圧した結果、接合部に大きな隆起部が形成されその除去
に多大な労力を要することの他、隆起部を除去する際に
接合部が破断することがあり、また、隆起部を除去する
装置への負荷が大きいのでその寿命への影響が著しい。
的に熱間圧延する場合に生じていた上述のような従来の
問題を解消できる接合方法および装置を提案するところ
にある。
の後端部と後行金属片の先端部をそれぞれ接合装置内に
設置した加熱手段にて加熱し、同じく該装置内に配置し
た押圧手段にて該金属片を押圧して相互に接合したの
ち、複数のスタンドを配列した圧延設備に送給して連続
的に熱間圧延するに当たり、金属片の押圧する向きに沿
う接合装置の変形量及び/又は金属片の押圧方向におけ
る変形量を求め、この変形量と金属片の接合に要する押
圧量に基づいて押圧手段を操作する、ことを特徴とする
熱間圧延における金属片の接合方法ある。
の押圧荷重と金属片の押圧する向きに沿う接合装置の変
形量及び/又は金属片の押圧方向における変形量との関
係を予め求めておき、これらの関係と押圧荷重から変形
量を求める。
び後行金属片をそれぞれ挟圧支持するクランプの相互間
距離の変化を検出し、この値が、金属片の接合に要する
押圧量と金属片の押圧方向の変形量との和になるように
押圧手段を操作することが可能であり、また、金属片の
押圧時における実際の押圧荷重を検出し、この検出値を
用いて押圧荷重と、金属片の押圧方向の変形量との関係
に基づいて変形量を求めることもできる。
後行金属片の先端部をそれぞれ加熱、相互に押圧して接
合する加熱、押圧手段を備えた装置であって、この装置
は、金属片の押圧する向きに沿う装置本体の変形量及び
/又は金属片の押圧方向における変形量を求める変形量
検出手段と、この変形量検出手段にて求めた変形量と金
属片の接合に要する押圧量に基づいて押圧手段を操作す
る制御手段を有する、ことを特徴とする熱間圧延におけ
る金属片の接合装置である。
り具体的に説明する。図1はこの発明の実施に用いて好
適な熱間圧延設備の一例を示したものであって、図中1
は先行金属片、2は先行金属片1に続いて搬送される後
行金属片、3は粗圧延機、4は金属片の巻き取り巻戻し
機、5は圧延機F1,F2 --- をタンデムに配列した熱間
仕上げ圧延機群、6は先行金属片1の後端部および後行
金属片2の後端部をそれぞれ切断する切断装置、7は接
合装置であって、この接合装置7は両金属片1, 2の突
き合わせ端部を加熱、昇温する加熱手段である誘導加熱
用コイルQと金属片の各端部を挟圧支持するクランプS
1,S2 とクランプS1,S 2 による挟圧支持下に金属片を
相互に押圧する押圧手段(図示しない)からなる。ま
た、8は金属片の接合に際して生じた隆起部 (ばり等)
を除去する除去装置、9は仕上げ圧延に先立って金属片
1, 2の表面に生成したスケールを除去するためのスケ
ールブレーカーである。加熱手段はレーザ又はプラズマ
あるいはガス加熱を用いて加熱する手段でも良い。
が、先行金属片1と後行金属片2を接合するには、先行
金属片1および後行金属片2の端部が接合装置7に到達
した段階でクランプS1 、S2 によってかかる部位をギ
ヤップを開けた状態で挟圧支持する。
板厚方向に交番磁界を印加して加熱、昇温し接合予定部
である接合部先端が所定の温度に達した時点で図中のL
寸法を減少させるべくクランプS1 、S2 を相互に押圧
手段7b,7cで接近させ、両金属片を押圧する。
圧手段の操作量の調整は油圧装置等を利用して金属片の
搬送ラインに沿う向きにおいて任意に調整することがで
きるが、この発明は油圧装置のみに限定されるものでは
ない。
あり、両金属片を押圧する際の反力を受ける。
属片の変形が大きいことを知見して、所定の金属片の接
合に要する押圧量−ΔSを達成すべくその変形量を考慮
して押圧手段の操作量ΔDを決定するところにあり、以
下この点について図2を用いて説明する。
力0で接触している状態を基準とし、その状態から点P
1 〜P7 の水平方向における接合装置の変形について考
える。
する押圧量を実験的に求めるための標点であり距離P4,
P5 の減少量を金属片の押圧量と定義する (基準状態に
おける距離P4,P5 は目標の押圧量をUaim とするとき
P4,P5 ≧Uaim となるようにP4 , P5 を決める) 。
点P4 ,P5 の間隔である金属片の端部の標点間距離を
Sとする。また、点P3 ,P6 はクランプS1 , S2 の
直下の点とし、その間隔であるクランプ相互間距離を
L、メインフレームとクランプとの間隔 (押圧手段によ
り直接調整可能な量) をDとし、その他、a, c1 , c
2 , d1 , d2 については上掲の図2のように定義す
る。
押圧手段7bを操作する場合を例として説明する。メイ
ンフレーム7aとクランプS1 の間隔Dを操作して押圧
力がPになったとき、上記の定義量が基準状態からの変
化量をそれぞれΔD, ΔL,ΔS, Δa, Δc1 , Δ
c2,Δd1 , Δd2 とすると、ΔDが押圧手段の操作
量、−ΔSが金属片の押圧量であり、次の関係が成り立
つ。
(2) 式と表される。 ΔL=Δd1 +ΔS+Δd2 ----(2) 上記(1) 式に(2) 式を代入し、押圧手段の操作量ΔDに
ついて整理すると(3) 式となる。 ΔD=−ΔS+ (Δa−Δc1 −Δc2)+ (−Δd1 −Δd2) ----(3) そこで、金属片の押圧量 (−ΔS) を、接合が適切に行
われ、圧延時に板の破断が発生しない、接合に要する所
定の押圧量とし、その際の押圧荷重による接合装置の金
属片の押圧する向きに沿う変形量 (Δa−Δc1 −Δc
2)及び金属片の変形量 (−Δd1 −Δd2)を求めて、こ
れらの変形量と金属片の接合に要する押圧量−ΔSとに
基づいて操作量ΔDが(3) 式の右辺と同じになるように
押圧手段を操作することにより金属片を相互に接合すれ
ばよい。ここで、上記(3) 式は、押圧手段の操作量ΔD
が、金属片の押圧量、接合装置の変形量及び金属片の変
形量の合計と一致することを示している。
行金属片の後端と後行金属片の先端の板厚、板幅、温
度、鋼種および接合時の加熱温度によって異なるので、
予め実験などによって求めておき実際に接合する際には
両金属片の板厚、板幅、温度、鋼種および接合時の加熱
温度の設定値を用いて推定すればよい。
れを用いて接合に要する押圧量−ΔSを推定することも
できる。
ΔLの値が所定の金属片の接合に要する押圧量 (−Δ
S) と金属片を押圧した際の変形量 (−Δd1 −Δd2)
との和になるように押圧手段を操作すればよい。
となるように押圧手段を操作する場合には接合装置の金
属片の押圧する向きに沿う変形量 (Δa−Δc1 −Δc
2)を求める必要があり、この推定に誤差が生じることが
るが、接合装置に配置した検出手段にて−ΔLを求める
ことで接合装置の金属片の押圧する向きに沿う変形量を
求めることが不要となり、推定誤差が含まれないので押
圧量−ΔSをより精度よく得ることができる。
剛体とみなせるときは接合装置の変形量が無視でき、
(3) 式でΔc1 ≒0、Δc2 ≒0、Δa≒0として、押
圧手段を操作すれば良い。
は、金属片の変形量が無視でき、(3) 式、(4) 式におい
てΔd1 ≒0、Δd2 ≒0とみなして、押圧手段を操作
すれば良い。
1 、Δc2 と押圧荷重Pの間に例えば、 P=kM Δa P=−kC1Δc1 P=−kC2Δc2 ここにkM :メインフレームのバネ定数 kC1:クランプS1 のバネ定数 kC2:クランプS2 のバネ定数 の関係があるとすれば、接合装置の金属片の押圧する向
きに沿う変形量 (Δa−Δc1 −Δc2)は (Δa−Δc1 −Δc2)= (1/kC1+1/kM +1/kC2) P となる。
圧荷重の関係を予め求めておけば、これらの関係と押圧
荷重Pから、変形量を求めることができることになる。
d2 と押圧荷重Pとの間に、 P=−kd1Δd1 P=−kd2Δd2 の関係があるとすると、金属片の変形量(−Δd1 −Δ
d2)は (−Δd1 −Δd2)= (1/kd1+1/kd2) P となる。したがって、金属片の変形量と押圧荷重の関係
を予め求めておけば、これらの関係と押圧荷重Pから変
形量を求めることができる。
の比例の関係に限らずこの発明を適用できる。また押圧
荷重Pは推定することで求めることができるが、検出す
ることによって求めればさらに好ましい。接合装置に例
えば、ガタ (隙間量) δ0 がある場合は、上記(3) 式を ΔD=−ΔS+ (Δa−Δc1 −Δc2)+ (−Δd1 −Δd2)−δ0 ----(3) ′ と修正することによって推定精度を高めることができ
る。
の要領で連続熱間圧延を実施した。
よび後行シートバーの板厚、板幅、温度、鋼種及び接合
時の加熱温度の設定値に合わせて加熱実験を行ったとこ
ろ、加熱後の両シートバーの端部において固相線温度を
超える領域の幅は4mm程度であった。この結果から板幅
方向のばらつきを考慮して、接合部に要する押圧量であ
る押圧量目標値を5mmとした。
を用い、それらの、後端部および先端部を切断装置によ
って切断し、次いで先行シートバーの後端および後行シ
ートバーの先端を接合装置において一致させ、クランプ
にて挟圧支持した後、高周波誘導加熱によりシートバー
を10秒間加熱し、接合予定部の端面を溶融させ、押圧手
段の操作量ΔDを接合に要する押圧量と同じ5mmとして
両シートバーを相互に押圧して接合した。
Pとの関係を図3 (a) に、押圧手段の操作量ΔDと板
幅中心において計測したシートバーの接合部先端におけ
る押圧量−ΔSとの関係を図3 (b) に示す。
程度になっているかを調べるために、クランプの相互間
距離Lを測定して求めた挟圧支持部間の変化量−ΔL
と、押圧荷重Pの測定値から推定される圧延材の変形量
(−Δd1 −Δd2)から、 (4) 式を用い−ΔSを算出
した。
ているので接合装置及び鋼片の変形によって接合部の押
圧量−ΔSが約2.5 mmと小さくなってしまっている。そ
の後、接合されたシートバーに仕上圧延を施して厚さ1.
2 〜5mmの熱延板に仕上げた。スタンド間の張力の設定
値は前段で0.5 〜1kgf/mm2 、後段で1〜1.5 kgf/mm2
とした。その結果、仕上げ板厚が1.5 mm以下では仕上げ
後段のスタンド間で接合部における板破断が多発し、と
くに、1.2 mm厚では通板可能率は70%程度であった。こ
れは押圧量が不足したので接合界面にスケールなどの不
純物が残在し、接合強度が低下し破断に至ったためであ
る。
バーを用いて接合処理を行った。図4に押圧手段の操作
量の決定要領を示す。接合に要する押圧量の目標値は比
較例と同じ5mmとした。
部直前までの部位における金属片の変形量Δd (mm) と
押圧荷重P(tonf) の関係を調査したところ、このよう
な条件の場合、 −Δd1 −Δd2 =P/50 ---(5) となることがわかった。押圧荷重P=100tonfのとき2
mm程度であった。
性測定を実施したところ、ΔL=ΔS+ (Δd1 +Δd
2)=0の下で、下式の関係があることがわかった。 ΔD+δ0 =Δa−Δc1 −Δc2 =0.002 P ----(6) ここで、接合装置のガタδ0 =−0.5mm であった。
様に先行シートバーの後端および後行シートバーの先端
を接合装置において一致させ、クランプにて挟圧支持し
た。そして、この状態で高周波誘導加熱により両シート
バーを10秒間加熱し接合予定部の端面を溶融させた後、
両シートバーを相互に押圧して接合した。
をロードセルを用いて検知し、(5)式でシートバーの変
形量を推定した。また、(6) 式で接合装置の変形量を推
定し、押圧手段の操作量ΔDが(3) 式 の右辺の値とな
るように操作した。
重Pの測定値を図5 (a) に、また、押圧手段の操作量
ΔDおよび比較例1の場合と同様にして求めた板幅中心
での接合部先端における押圧量−ΔSの推定値を図5
(b) に示す。
ように接合装置及び金属片の変形量を押圧力に応じて求
め、押圧手段を操作したのでシートバーの接合部先端に
おける押圧量(−ΔS)は目標値の5.0 mmを得ることが
できた。
を施して厚さ1.2 〜5mmの熱延板に仕上げた。スタンド
間の張力の設定値は前段で0.5 〜1kgf/mm2 、後段で1
〜1.5 kgf/mm2 とした。その結果、厚さ1.2 mmの場合に
おいては、100 本の圧延の実施において一部において孔
あきが生じたものの、重大な破断が見られることはなか
った。
して同一のシートバーの接合を行った。まず、上記の比
較例と同様に、先行シートバーの後端および後行シート
バーの先端を接合装置において一致させ、クランプにて
挟圧支持し、その状態で高周波誘導加熱によって両シー
トバーを10秒間加熱し接合予定部の端面を溶融させた。
この時点で、温度センサーを用いて両金属片の温度およ
び接合部の温度を検出し、また、板幅計、板厚計によっ
て両シートバーの板幅および板厚を検出し、得られた実
測値に基づいて接合部に要する押圧量の目標値を求めた
ところその値はそれぞれのシートバーにより4.9 〜5.2
mmの範囲となった。
用いて、両シートバーを相互に押圧して接合した。その
際、クランプの相互間距離Lを距離計を用いて検出し、
距離Lの減少分−ΔLが(4) 式の右辺に一致するように
押圧手段の操作量ΔDを制御した。ここで(−Δd1 −
Δd2 )は実施例1と同様にして求めた。
した荷重の測定値および板幅中心での接合部先端の押圧
量の推定値を図7に示す。図7から明らかなようにそれ
ぞれの接合に要する押圧量の目標値となるように操作手
段の操作量ΔDが操作された結果接合部先端における押
圧量 (−ΔS)はほぼ押圧量の目標値に一致した。
げ圧延を施し厚さ1.2 〜5mmの熱延板に仕上げた。スタ
ンド間の張力の設定値は前段で0.5 〜1kgf/mm2 、後段
で1〜1.5 kgf/mm2 とした。その結果、厚さ1.2 mmの圧
延を実施した場合でも板の孔あきや破断の発生は皆無で
あった。
たが、レーザ又はプラズマを用いて加熱する手段として
もこの発明において適用できる。
合する場合に接合装置の操作量を調整するようにしたの
で、金属片を接合する際の押圧量が正確になり、接合時
に生じる隆起部の除去に起因した板の破断、ならびに、
圧延時における板の破断が回避され、生産性の高い連続
熱間圧延が実現できる。
圧延ラインの模式図である。
示した図であり、bは比較例における圧延No. と押圧操
作量およびシートバーの押圧量の関係を示した図であ
る。
した図である。
を示した図であり、bは実施例1における圧延No. と押
圧操作量およびシートバーの押圧量の関係を示した図で
ある。
した図である。
を示した図であり、bは実施例2における圧延No. と押
圧操作量およびシートバーの押圧量の関係を示した図で
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 先行金属片の後端部と後行金属片の先端
部をそれぞれ加熱し、接合装置内に配置した押圧手段に
て該金属片を押圧して相互に接合したのち、複数のスタ
ンドを配列した圧延設備に送給して連続的に熱間圧延す
るに当たり、 金属片の押圧する向きに沿う接合装置の変形量及び/又
は金属片の押圧方向における変形量を求め、この変形量
と金属片の接合に要する押圧量に基づいて押圧手段を操
作する、ことを特徴とする熱間圧延における金属片の接
合方法。 - 【請求項2】 金属片を押圧する際の押圧荷重と金属片
の押圧する向きに沿う接合装置の変形量及び/又は金属
片の押圧方向における変形量との関係を予め求めてお
き、これらの関係と押圧荷重から変形量を求める、請求
項1記載の接合方法。 - 【請求項3】 先行金属片及び後行金属片をそれぞれ挟
圧支持するクランプの相互間距離の変化を検出し、この
値が、金属片の接合に要する押圧量と金属片の押圧方向
の変形量との和になるように押圧手段を操作する、請求
項1記載の接合方法。 - 【請求項4】 金属片の押圧時における実際の押圧荷重
を検出し、この検出値を用いて押圧荷重と、金属片の押
圧方向の変形量との関係に基づいて変形量を求める、請
求項2又は3記載の接合方法。 - 【請求項5】 先行金属片の後端部と後行金属片の先端
部をそれぞれ加熱、相互に押圧して接合する加熱、押圧
手段を備えた装置であって、 この装置は、金属片の押圧する向きに沿う装置本体の変
形量及び/又は金属片の押圧方向における変形量を求め
る変形量検出手段と、この変形量検出手段にて求めた変
形量と金属片の接合に要する押圧量に基づいて押圧手段
を操作する制御手段を有する、ことを特徴とする熱間圧
延における金属片の接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18752796A JP3179709B2 (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 連続熱間圧延における金属片の接合方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18752796A JP3179709B2 (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 連続熱間圧延における金属片の接合方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029003A JPH1029003A (ja) | 1998-02-03 |
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ID=16207652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18752796A Expired - Lifetime JP3179709B2 (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 連続熱間圧延における金属片の接合方法およびその装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3179709B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18752796A patent/JP3179709B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH1029003A (ja) | 1998-02-03 |
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