JP3179680B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3179680B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転走査型の画像記録
装置における記録画像の歪み補正と高速記録との両立を
可能とする技術に関し、特に螺旋状走査方式に好適な画
像記録装置に係る。
【0002】
【従来の技術】画像記録速度の高速化に対応して、従来
より、例えば、マルチビーム露光が広く行われている。
その際に一般的に利用されている走査方法を、図18に
示す。この場合には、露光ヘッド40は複数(a)個の
発光素子を備えており、回転ドラム36の中心軸37に
沿って副走査方向Xへ移動する。一方、回転ドラム36
は所定の回転周期で主走査方向Yの逆方向(−Y)へ回
転している。その結果、露光ヘッド40より出た複数本
の光ビームはレンズ41を介してフィルム35(感光
材)上に結像され、上記回転ドラム36の回転に伴って
主走査方向Yへ走査される。主走査方向Yへの1回転の
走査が終了すると、露光ヘッド40を副走査方向Xへ間
欠移動し、再び主走査方向Yへの走査を行う。この走査
をm回繰り返すことによって、図19に示すように、a
×m本の光ビームがフィルム35上を走査した状態と等
価になる。但し、図18では、露光ヘッド40はa個の
発光素子を有しているものとしている。又、スキャンラ
イン(走査ライン:露光ヘッド40全体による主走査1
回分の露光領域)の数はm個としている。なお、以下で
は、回転ドラム36が1回転する間に露光ヘッド40全
体が走査する領域を「走査ライン」と呼び、個々の光ビ
ームが走査する領域を「単位走査ライン」または単に
「単位ライン」と呼んでこれらを区別する。
【0003】しかしながら、上記方法では、露光ヘッド
40を副走査方向Xへ移動している間に回転ドラム36
もまた1回転しており、この1回転の間に主走査方向へ
の走査が行われないため、無駄な回転が行われているこ
ととなる。その結果、更に一層の高速化を追求するに際
して、上記回転ドラム36の余分回転が障害となってい
た。
【0004】このような問題を解決する方法として、図
20の如く、露光ヘッドを連続送りすることによって螺
旋状に光ビームを走査する方法(スパイラル方式)が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図20に示した従来の
スパイラル方式の場合、フィルム上の画像形成領域は平
行四辺形となり、走査ラインは主走査方向Yに対して角
度θ1だけ傾斜し、この結果、形成される画像は歪むこ
ととなる。
【0006】そして、このような問題はマルチビーム方
式に限らずシングルビームの場合にも解決することが望
ましい問題である。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、本来の画像に対する露光画像の傾斜を適切に補
正し画像の歪みを防止しつつ画像記録の高速性も確保し
た得る画像記録装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、主走査方向へ回転する回転体上に配置
された画像記録媒体に対して、画像記録ビームを前記主
走査方向と直交する副走査方向へ連続的に移動させつつ
走査することにより、前記主走査方向に対して傾斜した
方向に伸びる走査ラインに沿って画像を記録する画像記
録装置であって、前記主走査方向から所定角度だけ傾い
た傾斜画素列に沿って画像信号を順次に供給する画像信
号供給手段と、前記画像信号に応じて前記画像記録ビー
ムを発生して前記画像記録媒体上に与える画像記録手段
、前記画像記録ビームの本数と、主走査方向の前記回
転体の1周分に相当する第1の画素数との比に応じて前
記所定角度の値を調整する調整手段とを備える。そし
て、前記所定角度が、前記主走査方向に対する前記走査
ラインの傾斜角度に等しく設定されている。
【0009】本発明の請求項2に係る課題解決手段は、
前記画像信号供給手段が、画像信号を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段のアドレス空間に所定の書き込み角度
で前記画像信号のデータを書き込むための書き込みアド
レスを指定する書き込み制御手段と、前記記憶手段に書
き込まれた前記画像信号のデータを前記アドレス空間の
所定の読み出し角度で読み出す際の読み出しアドレスを
指定する読み出し制御手段とを備える。そして、前記ア
ドレス空間における前記所定の書き込み角度と、前記読
み出し制御手段の読み出しアドレス指定による前記所定
の読み出し角度との角度差は、前記主走査方向に対する
前記走査ラインの傾斜角度に等しく設定される。
【0010】本発明の請求項に係る課題解決手段は、
前記記憶手段は、実質的に三回の主走査分に相当する記
憶領域を有する。
【0011】
【0012】
【0013】本発明の請求項に係る課題解決手段は、
前記第1の画素数は、次の数2で表される関係式に基づ
いて算出される。
【0014】
【数2】b=2πR・M ただし、bは第1の画素数、Rは前記回転体の半径、M
は記録線密度である。
【0015】本発明の請求項に係る課題解決手段は、
前記角度調整手段は、前記画像記録ビームの本数と前記
第1の画素数の比に基づいて、前記記憶手段を主走査方
向に関して部分区画に区分する区分手段と、主走査方向
の前記書き込みアドレスまたは前記読み出しアドレスの
変更に基づいて前記部分区画が更新される毎に副走査方
向の前記書き込みアドレスまたは前記読み出しアドレス
を単位量調整するアドレス調整手段とを備える。
【0016】なお、この発明における「画像記録ビー
ム」とは、露光画像記録装置においては光ビームに相当
し、インクジェットプリンタではインクジェットのビー
ムに相当する。
【0017】
【作用】本発明請求項1に係る画像記録装置では、主走
査方向から所定角度だけ傾いた傾斜画素列に沿って画像
信号を順次に供給し、それに応じた画像記録ビームを画
像記録媒体上に与える。これにより、画像記録媒体に対
して、画像記録ビームを主走査方向と直交する副走査方
向へ連続的に移動させつつ走査しても、記録された画像
の傾斜は補正されて形状の歪みを防止できる。また、画
像記録ビームの本数と回転体の主走査方向1周分に相当
する画素数の比に基づいて主走査方向に対する走査ライ
ンの傾斜角度を調整できるため、主走査方向に対する走
査ラインの傾斜角度が変動しても、記録された画像が歪
まない。本発明請求項2に係る画像記録装置では、一
旦、書き込み制御手段にて書き込みアドレス指定を行っ
て記憶手段に書き込み、このときの書き込み角度から走
査ラインの傾斜角度だけ異なる読み出し角度で読み出し
アドレス指定を読み出し制御手段にて行ってデータを読
み出す。これにより、画像記憶手段における書き込みと
読み出しとの相対角度が上記傾斜角度に相当することに
なり、画像記録媒体に対して、画像記録ビームを主走査
方向と直交する副走査方向へ連続的に移動させつつ走査
しても、記録された画像の傾斜は補正されて形状の歪み
を防止できる。
【0018】本発明請求項に係る画像記録装置では、
記憶手段に書き込まれた画像を読み出す場合、二個の走
査ラインにまたがって傾斜する領域を読み出す。この
際、残りの一個の走査ラインに画像を同時並行的に書き
込むことができ、処理効率を向上できる。
【0019】
【0020】
【0021】本発明請求項に係る画像記録装置では、
第1の画素数は、記録線密度および回転体の周長に基づ
いて決定される。従って、記録線密度の変動により、主
走査方向に対する走査ラインの傾斜角度が変動しても、
記録された画像歪まない。
【0022】本発明請求項に係る画像記録装置では、
角度調整手段は、区分手段とアドレス調整手段とを備え
る。区分手段は、前記画像記録ビームの本数と第1の画
素数との比、すなわち主走査方向に対する走査ラインの
傾斜角度に基づいて主走査方向に関して部分区画に区分
する。アドレス調整手段は、区分手段により区分された
部分区画が主走査方向のアドレスによる変更する毎に副
走査方向のアドレスを単位量調整する。従って、書き込
み角度に対する読み出し角度の角度差が補正できる。
【0023】
【実施例】
{第1の実施例} A. 回転ドラムおよび露光ヘッドの構成 図1は、本発明の第1の実施例である画像記録装置10
0における露光ヘッド20と回転ドラム36(回転体)
との機械的構成を示した斜視図であって、従来例と同一
機能を有する要素については同一符号を付している。そ
の概略動作は次の通りである。すなわち、回転ドラム3
6は円柱状に形成され、その中心軸37の周りに一定の
回転周期Tで回転する。この回転方向は主走査方向Yの
反対の方向(−Y)である。一方、露光ヘッド20は、
回転ドラム36の中心軸37に平行な方向X(副走査方
向)へ一定の移動速度で連続移動する。その結果、露光
ヘッド20より放出されたレーザービームLBは、図1
9の場合と同様に、回転ドラム36に対してスパイラル
状に走査されることとなる。以下、露光ヘッド20と回
転ドラム36との構成を詳細に説明する。
【0024】(A−1) 回転ドラム36の構成 回転ドラム36の表面上には、図1の如く、感光材(画
像記録媒体)としてのフィルム35が装着される。ま
た、回転ドラム36の一端側には、回転ドラム回転用モ
ータ6(以後、単にモータと称す)が設けられており、
該モータ6の駆動力を受けて回転ドラム36は(−Y)
の方向に回転する。そして、回転ドラム36の回転位置
を検知するロータリーエンコーダ18からの出力信号
は、位相制御(PLL)回路19へ出力する。PLL回
路19は、ゼロパルス信号ZPと、焼き付け基準クロッ
ク信号(以下、基準クロック信号と称す)CKを出力す
る。前記ゼロパルス信号ZPは、回転ドラム36の回転
に同期したパルス信号で、回転ドラム36が1回転する
間に1パルス発生する。また基準クロック信号CKは、
ロータリーエンコーダ18の出力信号を記録線密度Mに
応じた逓倍比で逓倍して得られる画素単位周期のクロッ
ク信号であり、回転ドラム36が1回転する間に例えば
b個のパルスを発生する。この点については、後述す
る。尚、本実施例では、後述する構成を採用することに
よって、このようなスパイラル露光であっても領域34
が歪まない画像形成領域となる。
【0025】(A−2) 露光ヘッド20の構成 露光ヘッド20は、図1の如く、リニアレール28に支
持され、かつ、該リニアレール28に平行とされ一端に
副走査送り用モータ(以後、単にモータと称す)7が取
り付けられたボールネジ29に支持されており、モータ
7の回転力を受けて、リニアレール28に沿って副走査
方向Xへ一定の速度で移動する。なお、モータ7には、
露光ヘッド20の副走査方向Xへの移動量を検知するた
めに、ロータリーエンコーダ33が取り付けられてい
る。
【0026】露光ヘッド20の内部構成は、次の通りで
ある。先ず、図1の如く、露光ヘッド20の移動台21
の上面にはLEDアレイ30(画像記録手段)が固着さ
れている。そして、図2の如く、該LEDアレイ30
は、a個(a≧1)の発光ダイオード(発光素子:LE
D1〜LEDa)が所定間隔で一列に配列するように取
り付けられている。これにより、フィルム35上に結像
されたa個の露光画素(光ビームのスポット)の配列は
図3のようになる。
【0027】さらに、移動台21上には、図1の如く、
ズームレンズ24が設けられている。該ズームレンズ2
4の光軸上には、図2に示したLEDアレイ30が配置
されている。ズームレンズ24の倍率は、同じく移動台
21上に固設された倍率変換用モータ8(以後、単にモ
ータと称す)によって調整される。ズームレンズ24に
入射したa個の光ビームは、当該ズームレンズ24の倍
率に応じた大きさの像に結像される。
【0028】B. 電気的構成 図4は、画像記録装置100の電気的構成を模式的に示
したブロック図である。図4中の符号101は操作者が
記録線密度M等の各種データを手入力するためのオペレ
ーションパネルキー等の入力部、符号102はCPU、
符号103はROM、符号104はRAM、符号105
は図1に示したモータ6およびモータ7等の駆動(メカ
トロニクス)系、符号106はページ記述言語(PD
L)で表された画像信号をラスタ形式の画像信号IMR
に変換するラスタイメージプロセッサ(以下、RIPと
称す)、符号111はRIP106からのデータを一時
的に格納するバッファメモリ(記憶手段)、符号112
はバッファメモリ111を初期化するためのクリア制御
部、符号113は書き込み制御部(書き込み制御手
段)、符号114は読み出し制御部、符号115はLE
Dアレイ30を駆動する駆動回路である。また、図4中
の記号STは画像記録処理の開始を示すスタート信号、
記号WCKは基準値クロックCKより高い周波数の書き
込み用クロック信号、記号CHLは書き込み時にバッフ
ァメモリ111の走査ラインを切り換えるためゼロパル
ス信号ZPに応じて発生するライン切換パルス信号、記
号RCKは基準クロック信号CKと同じ周波数の読み出
し用クロック信号、記号ZPは位相制御(PLL)回路
19から出力される回転ドラム36が一回転した旨を示
すゼロパルス信号、「3・a」は1走査ラインの副走査
方向(幅方向)の画素数、すなわちLEDアレイ30の
発光ダイオードの数を「a」とした場合の3走査ライン
分の画素数、cは1走査ラインの主走査方向(長さ方
向)の画素数をbとした場合に該bを前記「a」で除し
た値(「b/a」)、記号CLはスタート信号STに応
じて発生するバッファメモリ111を初期化するクリア
信号、WAxは書き込みアドレスの副走査方向座標値、
WAyは同じく主走査方向座標値、RAxは読み出しア
ドレスの副走査方向座標値、RAyは同じく主走査方向
座標値である。
【0029】前記バッファメモリ111は、三個の走査
ライン分(三回の主走査分)の記憶領域SC1,SC
2,SC3、すなわち、前述のように一個の走査ライン
の副走査方向の画素数(一個の走査ラインに含まれる単
位ラインの数に等しい)を「a」、主走査方向の画素数
を「b」とすると、「3a・b」ビット分の記憶領域が
確保されている。
【0030】このように、三回の主走査分に相当する記
憶領域を用いるのは、次の補正原理による。
【0031】(B−1)画像歪み補正の原理 画像の歪みを補正するためには、バッファメモリ111
への画像信号IMRの書き込みと読み出しとの相対的な
アドレスを制御する。すなわち、図8に示す、スパイラ
ル走査により発生する走査ラインの傾斜角度θ1に相当
する角度分、バッファメモリの書き込みアドレスに対す
る読み出しアドレスを傾斜させる。具体的には、次の3
つのパターンがあり、そのパターンは、読み出しアドレ
スのみ傾斜させる場合、書き込みアドレスのみ傾斜させ
る場合、読み出しアドレスと書き込みアドレスをともに
傾斜させる場合である。
【0032】図5に、読み出しアドレスのみ傾斜させる
第1パターンにおける書き込みアドレスと読み出しアド
レスの関係について示している。図5(a)は、回転ド
ラム36が1回転する毎に変化する書き込み領域を斜線
で示している。書き込み領域は、領域SC1,SC2,
SC3,SC1,SC2,…と循環して切り換わる。一
方、図5(b)は、回転ドラム36が1回転する毎に変
化する読み出し領域を斜線で示している。読み出し領域
は、2個の領域(例えば、SC2とSC3)のうちで傾
斜した領域で、元になる2個の領域は、書き込み領域と
同様に循環的に切り換わる。また、書き込み領域と読み
出し領域は、互いに重ならないように相補的に切り換わ
る。
【0033】図6に、書き込みアドレスのみ傾斜させる
第2パターンにおける書き込みアドレスと読み出しアド
レスの関係を示している。図6(a)は、回転ドラム3
6が1回転する毎に変化する書き込み領域を斜線で示し
ている。書き込み領域は、2個の領域(例えば、SC1
とSC2)のうちで傾斜した領域で、元になる2個の領
域は循環して切り換わる。一方、図6(b)は、回転ド
ラム36が1回転する毎に変化する読み出し領域を斜線
で示している。読み出し領域は、領域SC1,SC2,
SC3,SC1,SC2,…と循環して切り換わる。ま
た、第1パターンの場合と同様に、書き込み領域と読み
出し領域は相補的に切り換わる。
【0034】図7に、書き込みアドレスと読み出しアド
レスをともに傾斜させる第3パターンの場合を示してい
る。図7(a)および図7(b)は、それぞれ書き込み
領域および読み出し領域を斜線を付して示している。図
7から明らかなように、両領域とも傾斜している。
【0035】上記3つのパターンにおいて、書き込み領
域に対する読み出し領域の傾斜角度はすべて共通する。
また、いずれの場合も書き込み領域と読み出し領域が重
複しないので、書き込み動作と読み出し動作を同時に行
うことができる。従って、図8に示すように、フィルム
35に形成される画像Gは歪むことがなく、また、高速
で画像記録することができる。
【0036】なお、以下では、上記3つのパターンのう
ち、第1パターンを例に挙げて説明する。
【0037】(B−2)アドレスの補正量について 読み出しアドレスを傾斜させるためには、一回の主走査
ライン分の画像信号IMRを読み出している間に、副走
査方向の読み出しアドレスを順次変更しなければならな
い。このアドレスを変更するタイミングは次のように決
定される。
【0038】図9に、バッファメモリ111の記憶領域
を示す。領域Ar1は、着目している画像信号の主走査
方向のサイズに応じて定まる領域で、画像毎に変更する
領域である。領域Ar2は、画像信号の主走査方向の最
大サイズに応じて定まる領域で、固定された領域であ
る。領域Ar3は、非画像部分に相当する領域で、読み
出し・書き込みの禁止領域である。従って、バッファメ
モリ111は、領域Ar2分の記憶領域を有していれば
よく、領域Ar3については、現実に記憶領域を持つ必
要はなく、仮想的な記憶領域でよい。
【0039】まず、回転ドラム36の1周分に相当する
画素数bから一個の走査ラインのビーム本数aを除した
整数値c(=b/a)を求める。この整数値cを単位画
素数と呼ぶことにし、また、主走査方向を単位画素数c
毎に区分した領域を部分区画と呼ぶことにする。
【0040】なお、画素数bは記録線密度Mに応じて決
定されるもので、回転ドラム36の半径をRとすると、
次の数3で表すことができる。
【0041】
【数3】b=2πR・M 主走査方向の読み出しアドレスRAyは、読み出しクロ
ックRCKが発生する毎に1画素数分づつ増加し、0か
ら(b−1)を循環する。副走査方向xの読み出しアド
レスRAxは、初期値をaとして部分区画毎に1画素数
分づつ増加し、0から(3・a−1)を循環する。この
結果、読み出しアドレスRAx、RAyにより指定され
る領域は、A,B,C,…,F,G,…,L,M,…,
Q,R,A,B,…のように循環する。
【0042】バッファメモリ111は、読み出しアドレ
スRAx、RAyが指定されるとアドレス[RAx、R
Ay]〜[RAx+a−1、RAy]のaビットデータ
をパラレルに出力する。例えば、読み出しアドレスRA
x、RAyが[a,0]の場合は、斜線で示された領域
AA、即ち[a,0]〜[2・a−1、0]のaビット
のデータをパラレルに出力する。
【0043】この結果、図5(b)に示すように、回転
ドラム36の一回転毎に、読み出し領域は、SZ1,S
Z2,SZ3,SZ1,SZ2,…と循環して切り換わ
る。従って、読み出しアドレスを傾斜させることによ
り、画像歪みを補正することができる。換言すれば、上
記の説明と図9から明らかなように、バッファメモリ1
11の出力信号として、主走査方向Yから所定角度だけ
傾いた傾斜画素列(A、B、C、D、…):(G、H、
I、J、…):(M、N、O、P、…)に沿って画像信
号が順次に供給されるが、上記所定角度を主走査方向Y
に対する走査ラインの傾斜角度θ1(図8)に等しく設
定していることによって、記録側での画像歪が補正さ
れ、適正な記録画像が得られることになる。図6や図7
の場合も、LEDアレイ30側へ供給される画像信号と
しては図5の場合と等価であるため、上記と同様の表現
でその特徴を表現することができる。
【0044】(B−3)回路の構成 第1パターンにおける、バッファメモリ111の書き込
み・読み出し制御のための回路について、図4、図10
および図12を用いて説明する。
【0045】書き込み制御部113は、書き込み用クロ
ック信号WCKとライン切換パルス信号CHLに基づい
て、バッファメモリ111の書き込みアドレス(WA
x,WAy)を出力する。図10に、書き込み制御部1
13の詳細な回路を示す。書き込み制御部113は、2
個のカウンタ117、118から構成される。第1のカ
ウンタ117は、主走査アドレスWAyを出力するもの
で、クロック入力端子へは、書き込み用クロック信号W
CKが入力され、リセット端子Rへは、ライン切換パル
ス信号CHLが入力される。また、第2のカウンタ11
8は、副走査アドレスWAxを出力するもので、3・a
進のリングカウンタからなる。そのクロック入力端子へ
はライン切換パルス信号CHLが、初期値入力端子Pへ
は発光ダイオードの個数「a」が、ロード端子Lへはス
タート信号STが、それぞれ入力される。これによっ
て、第2のカウンタ118は、カウンタの初期値を
「a」として、ライン切換パルス信号CHLのパルス数
をカウントし、そのカウント値を副走査アドレスWAx
として出力する。ただし、カウント値は、「0」から
「3・a−1」を循環する。なお、図11は、書き込み
制御部113に関連する信号のタイムチャートを示して
いる。
【0046】従って、図5(a)に示すようなバッファ
メモリ111の領域に画像信号IMRが順次格納され
る。
【0047】読み出し制御部114は、読み出し用クロ
ック信号RCK、ゼロパルス信号ZP、ビーム本数a、
画素数cに基づいて、バッファメモリ111の読み出し
アドレス[RAx,RAy]を出力する。図12に示す
ように、読み出し制御部114は、演算回路120と、
2個のカウンタ121、122から構成される。演算回
路120は、「a」、「3・a」および「c(=b/
a):ただし、cは整数」を出力する。ここで、「c」
は、読み出し角度と書き込み角度との角度差θ1を示す
パラメータであって、次の関係式数4を満足する。
【0048】
【数4】tan θ1 = 1/c カウンタ122は、主走査アドレスRAyを出力するも
ので、クロック入力端子へは、読み出し用クロック信号
RCKが入力され、リセット端子Rへは、ゼロパルス信
号ZPが入力される。また、C進リングカウンタ121
は、副走査アドレスRAxを出力するもので、そのクロ
ック入力端子へは読み出し用クロック信号RCKが、初
期値入力端子へは「a」が、上限値端子へは「3・a」
が、それぞれ入力される。これによって、カウンタ12
1は、読み出し用クロック信号RCKのパルス数をカウ
ントし、そのカウント値が「c」になれば、副走査アド
レスを「1」増加し、アドレスを単位量調整している。
この副走査アドレスの増加は、部分区画の区分を示して
いる。ただし、副走査アドレスの初期値を「a」とし
て、「0」〜「3・a−1」を循環する。
【0049】従って、図5(b)に示すようなバッファ
メモリ111の領域から画像信号IMRが順次読み出さ
れる。
【0050】(B−4) b/aが整数とならない場合
の例 b/aの値が整数値cのみで表せる場合、部分区画を単
位画素数c毎に区分することができる。しかし、b/a
が整数値cのみで表せない場合は、すなわち、b/aの
商がc2、余りがp(≠0)で表される場合、図13に
示すように、余りp分を全て最終の部分区画に含める
(すなわち、最終の部分区画が「c2+p」)場合と、
図14に示すように、余りpを均一に分散させて部分区
画に含める場合がある。
【0051】図13に示すように余りpのすべてを最終
の部分区画に含める場合は、図12におけるリングカウ
ンタ121を若干変更すればよい。すなわち、最終の部
分区画のとき副走査アドレスRAxのカウントアップを
禁止する回路を付加すればよい。
【0052】図14に示すように余りpを均一に分散し
て部分区画に含める場合は、DDA(デジタルディファ
レンシャルアナライザ)を、図12のリングカウンタ1
21に適用すればよい。例えば、図15に示すように、
a=8、b=26の場合、部分区画は、4、3、3、
3、4、3、3、3に区分される。
【0053】C.動作 図16は、画像記録装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【0054】先ずステップS1で、種々のパラメータの
イニシャル処理、露光ヘッド20の基準位置への移動等
の初期化処理を行う。ステップS2で記録の開始を指示
する操作が入力部102においてなされたかどうか、ス
テップS3で動作の終了を指示する操作がなされたかど
うか、ステップS4で記録線密度Mの入力の有無をそれ
ぞれ判断する。ステップS4で入力があると判断された
場合は、ステップS5に進み、入力部102からの記録
線密度Mの入力を受け付ける。続いてステップS6で、
回転ドラム36の一周分に相当する画素数bを前述の数
2により演算して求める。なお、回転ドラム36の半径
Rは、予めRAM104に記憶されている。ステップS
2で開始の指示が行われると、ステップS7に進み本発
明にかかるスパイラル走査による画像記録を行う。この
画像記録が終了すると、ステップS2に戻る。ステップ
S3で終了の指示が行われると、このフローは終了す
る。
【0055】ここで、記録線密度Mは、1枚の画像毎に
変更することができ、この変更に伴い、画素数bも変更
するとともに、書き込み角度と読み出し角度との角度差
θ1を表すパラメータcも変更する。従って、記録線密
度Mに応じて角度差θ1を調整することができる。
【0056】{変形例} (1) 上記各実施例では、図2に例示したように、発
光ダイオードLED1〜LEDaを一列に配列した場合
であったが、発光素子としてはこのような配列のものに
限定されるものでもない。例えば、図17に示すよう
に、m列に千鳥状に発光ダイオードを配列したものを用
いてもよい。
【0057】(2) 上記各実施例では、発光素子とし
て発光ダイオードを用いていたが、発光ダイオードに替
えて、例えばレーザダイオード等をも用いることができ
る。
【0058】(3) 上記各実施例では、画像記録手段
としてマルチビーム走査方式の画像記録装置について説
明したが、単一の発光素子のみを有するものに適用して
もよい。また、電子ビームを用いた画像記録装置やイン
クジェットプリンタ等にも適用可能である。
【0059】(4) 上記各実施例では、バッファメモ
リ111への書き込みについては走査ラインを傾斜させ
ず、読み出しについてのみ走査ラインを傾斜させていた
が、上記第2または第3パターンのように書き込みおよ
び読み出しのいずれについても傾斜させてもよい。この
場合、両者の角度差が主走査方向に対する走査ラインの
傾斜角度に等しく設定される。
【0060】
【発明の効果】本発明請求項1から請求項5によると、
主走査方向から所定角度だけ傾いた傾斜画素列に沿って
画像信号を順次に供給し、それに応じた画像記録ビーム
を画像記録媒体上に与えるため、画像記録媒体に対し
て、画像記録ビームを主走査方向と直交する副走査方向
へ連続的に移動させつつ走査しても、記録された画像の
傾斜は補正されて形状の歪みを防止できる。また、画像
記録ビームの本数と回転体の主走査方向1周分に相当す
る画素数の比に基づいて主走査方向に対する走査ライン
の傾斜角度を調整できるため、主走査方向に対する走査
ラインの傾斜角度が変動しても、記録された画像が歪ま
ない。本発明請求項2によると、一旦、書き込み制御手
段にて書き込みアドレス指定を行って記憶手段に書き込
み、このときの書き込み角度から走査ラインの傾斜角度
だけ異なる読み出し角度で読み出しアドレス指定を読み
出し制御手段にて行ってデータを読み出すよう構成して
いるので、画像記憶手段における書き込みと読み出しと
の相対角度が上記傾斜角度に相当することになり、画像
記録媒体に対して、画像記録ビームを主走査方向と直交
する副走査方向へ連続的に移動させつつ走査しても、記
録された画像の傾斜は補正されて形状の歪みを防止でき
るという効果がある。
【0061】本発明請求項によると、記憶手段に書き
込まれた画像を読み出す場合に、二個の走査ラインにま
たがって傾斜する領域を読み出す際、残りの一個の走査
ラインに画像を同時並行的に書き込むよう構成している
ので、処理効率を向上できるという効果がある。
【0062】
【0063】本発明請求項によると、記憶手段に与え
るアドレスを調整することで、画像歪みを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の画像記録装置の露光ヘ
ッドと回転ドラムとの機械的構成を示した斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の画像記録手段としての
LEDアレイを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例において画像記録媒体上
に結像された露光画素の配列を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例の画像記録装置の電気的
構成を模式的に示したブロック図である。
【図5】バッファメモリの書き込み・読み出し領域を説
明するための図である。
【図6】バッファメモリの書き込み・読み出し領域を説
明するための図である。
【図7】バッファメモリの書き込み・読み出し領域を説
明するための図である。
【図8】画像の傾斜歪を補正することができることを説
明するための図である。
【図9】バッファメモリの傾斜する読み出し領域を説明
するための図である。
【図10】書き込み制御部の内部構成を示す図である。
【図11】書き込み制御部の内部で発生する各種信号の
タイムチャートである。
【図12】読み出し制御部の内部構成を示す図である。
【図13】部分区画に分割する他の方法を説明するため
の図である。
【図14】部分区画に分割する他の方法を説明するため
の図である。
【図15】部分区画に分割する具体例を示す図である。
【図16】本発明の画像記録装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図17】本発明の変形例のLEDアレイを示す図であ
る。
【図18】従来の画像記録装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図19】従来の画像記録装置の走査ラインを示す説明
図である。
【図20】従来の他の画像記録装置の走査ラインを示す
説明図である。
【符号の説明】
20 露光ヘッド 30 LEDアレイ 35 フィルム 36 回転ドラム 37 中心軸 100 画像記録装置 101 入力部 106 RIP 111 バッファメモリ 112 クリア制御部 113 書き込み制御部 114 読み出し制御部 115 駆動回路 117 第1のカウンタ 118 第2のカウンタ 121 C進リングカウンタ 122 主走査方向カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−82709(JP,A) 特開 平7−162672(JP,A) 特開 昭61−2470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向へ回転する回転体上に配置さ
    れた画像記録媒体に対して、画像記録ビームを前記主走
    査方向と直交する副走査方向へ連続的に移動させつつ走
    査することにより、前記主走査方向に対して傾斜した方
    向に伸びる走査ラインに沿って画像を記録する画像記録
    装置であって、 前記主走査方向から所定角度だけ傾いた傾斜画素列に沿
    って画像信号を順次に供給する画像信号供給手段と、 前記画像信号に応じて前記画像記録ビームを発生して前
    記画像記録媒体上に与える画像記録手段と、前記画像記録ビームの本数と、主走査方向の前記回転体
    の1周分に相当する第1の画素数との比に応じて前記所
    定角度の値を調整する調整手段と、 を備え、 前記所定角度が、前記主走査方向に対する前記走査ライ
    ンの傾斜角度に等しく設定されることを特徴とする画像
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像信号供給手段が、 画像信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段のアドレス空間に所定の書き込み角度で前
    記画像信号のデータを書き込むための書き込みアドレス
    を指定する書き込み制御手段と、 前記記憶手段に書き込まれた前記画像信号のデータを前
    記アドレス空間の所定の読み出し角度で読み出す際の読
    み出しアドレスを指定する読み出し制御手段と、 を備え、 前記アドレス空間における前記所定の書き込み角度と、
    前記読み出し制御手段の読み出しアドレス指定による前
    記所定の読み出し角度との角度差は、前記主走査方向に
    対する前記走査ラインの傾斜角度に等しく設定されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、実質的に三回の主走査
    分に相当する記憶領域を有することを特徴とする、請求
    項2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画素数は、数1で表される関
    係式に基づいて算出 される、請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の画像記録装置。 【数1】b=2πR・M ただし、bは第1の画素数、Rは前記回転体の半径、M
    は記録線密度である。
  5. 【請求項5】 前記角度調整手段は、 前記画像記録ビームの本数と前記第1の画素数の比に基
    づいて、前記記憶手段を主走査方向に関して部分区画に
    区分する区分手段と、 主走査方向の前記書き込みアドレスまたは前記読み出し
    アドレスの変更に基づいて前記部分区画が更新される毎
    に副走査方向の前記書き込みアドレスまたは前記読み出
    しアドレスを単位量調整するアドレス調整手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の画像記録装
    置。
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