JP3179351B2 - テープキャリアパッケージの剥離方法および剥離装置 - Google Patents
テープキャリアパッケージの剥離方法および剥離装置Info
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Description
駆動用LSIを搭載するテープキャリアパッケージ(Ta
pe Carrier Package)の剥離方法および剥離装置に関す
るものである。
sistor-Liquid Crystal Display )の周辺部に設けられ
た端子へのドライバICの実装には、テープキャリアパ
ッケージ(Tape Carrier Package:以下TCPと称す)
が用いられている。このTCPによる実装において、ド
ライバICの出力端子はLCDパネル端子へ異方性導電
膜(Anisotropic Conductive Film :以下ACFと称
す)を介して接続されている。端子の電気的接続は、A
CFに含まれる導電性粒子、例えばNiボールやプラス
チック球に金属を被覆したものをドライバICの出力端
子とLCDパネル端子の間で熱圧着することにより行
い、機械的接続はACFの絶縁層であるエポキシ樹脂を
導電性粒子を接続させるときと同時に熱圧着することに
より、LCDパネル端子とTCPの出力端子との接続を
行っている。
の外力または静電気破壊等の理由により正常な表示動作
をしなくなったTCP実装のドライバICをLCDパネ
ル端子から取り除く従来の修復方法の一例を示す図であ
る。図において、1は薄膜トランジスタ(以下TFTと
称す)およびLCDパネル端子が形成された、表示駆動
基板であるガラス基板、2はカラーフィルタ等が形成さ
れた、対向基板であるガラス基板、3はガラス基板1、
2より形成されるLCDパネルの両面に貼り付けられた
偏光板、4はLCDパネルのTFTを駆動するためのソ
ース用あるいはゲート用駆動LSIを搭載したTCP、
7はTCP4を引き剥がす方向を示す矢印、20はTF
T形成面と同一面に形成してある端子から熱を加えてエ
ポキシ樹脂を軟化させながらTCP4の出力端子を取り
除くために用いるはんだごてである。
LCDパネル端子からTCP4を剥離する修復方法で
は、熱がTCP4を通じて伝わりエポキシ樹脂が軟化す
るため、エポキシ樹脂とTCP4の出力端子の界面にて
剥離が生じることになり、LCDパネル端子にはエポキ
シ樹脂の残留が多くなる。さらに、LCDパネルを表示
させるためには新しいTCPを取り外した場所へ実装す
る必要がある。この時、この残留エポキシ樹脂の存在に
より、ACFに含まれる導電性粒子が十分潰れず、導通
がとれない(電気的にオープン状態となる)不良を生じ
る。このためLCDパネル端子に付着した残留エポキシ
樹脂はアセトンまたはエタノール等の有機溶剤にて完全
に除去しなければならない。残留エポキシ樹脂の除去時
間(クリーニング時間)は、残留エポキシ樹脂の量に伴
って多く必要となる。
は、綿棒またはガラエポ樹脂にアセトンまたはエタノー
ル等の有機溶剤を付着させてLCDパネル端子上の残留
エポキシ樹脂を擦り取っているが、このクリーニング時
間が多くなれば、ガラス基板1上に形成されたLCDパ
ネル端子のガラス面からの剥離または端子の切断が生じ
るという問題があった。また、TCP4の出力端子の銅
箔厚さは35μmから18μmと薄くなってきたため、
TCP4の出力端子がLCDパネル端子上の残留エポキ
シ樹脂へ残ることもあり、TCP4の出力端子が紛失す
るため剥離後のTCP4の不良解析ができないという問
題もあった。
るためになされたもので、LCDパネル端子側へ残留す
るエポキシ樹脂量を少なくし、クリーニング時間の短縮
を図るとともに、LCDパネル端子への機械的ダメージ
がないTCP剥離方法および剥離装置を提供することを
目的とする。
キャリアパッケージの剥離方法は、ICチップを搭載し
たテープキャリアパッケージを、導電性粒子を含みエポ
キシ樹脂を主成分とする異方性導電膜を用い、熱圧着に
より接続対象である例えば基板上に形成された端子に接
続した半導体装置において、動作不良であるICチップ
を搭載したテープキャリアパッケージに、基板を介して
400〜500度の熱風を5〜10秒間当て、エポキシ
樹脂を軟化させ、テープキャリアパッケージを基板から
剥離する工程を含んで剥離するようにしたものである。
ッケージの剥離装置は、各々に偏光板が貼り付けられた
表示駆動基板と対向基板との間に液晶を挟持してなり、
上記表示駆動基板周辺部に配置された端子部に駆動LS
Iを搭載した複数のテープキャリアパッケージが異方性
導電膜を用いて実装された液晶表示パネルから上記テー
プキャリアパッケージを剥離する剥離装置であって、上
記液晶表示パネルを設置するステージ、及び上記液晶表
示パネルの端子部と上記テープキャリアパッケージとの
実装面に向けて、上記表示駆動基板を介し、400〜5
00度の熱風を噴出するスポットヒーターを備え、上記
スポットヒーターは、1個のテープキャリアパッケージ
につき5〜10秒間熱風を当てながら、上記液晶表示パ
ネルの上記テープキャリアパッケージ実装面に沿って移
動するようにしたものである。
れるテープキャリアパッケージの実装面と反対側の基板
面に熱伝導性に優れたシリコンゴム等のゴムを配置して
熱を伝導させるものである。
の間に鉄またはステンレス等の金属製の熱遮蔽板を設け
たものである。また、熱遮蔽板は、剥離するテープキャ
リアパッケージのみに熱風が当たるようにコの字型に加
工されているものである。また、熱遮蔽板は液晶表示パ
ネルと接触しており、この接触面に液晶表示パネルの偏
光板に傷をつけないための保護材を貼り付けたものであ
る。さらに、保護材は、偏光板と同一材料よりなるもの
である。
パッケージ(Tape Carrier Package:以下TCPと称
す)剥離装置の構成を示す断面図である。図において、
1は薄膜トランジスタ(以下TFTと称す)およびLC
Dパネル端子が形成された、表示駆動基板であるガラス
基板、2はカラーフィルタ等が形成された、対向基板で
あるガラス基板、3はガラス基板1、2より形成される
LCDパネルの両面に貼り付けられた偏光板、4は表示
テストにて動作不良と判定されたソース用あるいはゲー
ト用駆動LSIを搭載したTCP、5はスポットヒータ
ー、6はLCDパネルをTCP4実装面が下向きになる
ように設置するステージ、7はTCP4を引き剥がす方
向を示す矢印である。
るTCP4の剥離方法について説明する。スポットヒー
ター5、例えばホーザン(株)製熱風式チップ部品除去
機HSー550にて、TCP4が実装されているTFTが形成
されたガラス基板1越しに異方性導電膜(Anisotropic
Conductive Film :以下ACFと称す)による接続部
へ、1つのTCPあたり5〜10秒間、手動にてTCP
4の端子に沿って移動させながら400〜500度の熱
風を当てる。この時、ガラス基板1とスポットヒーター
5の距離は10〜20mmとした。この方法によれば、熱
がTFTが形成されたガラス基板1からACF、そして
TCP4へと伝わるので、LCDパネル端子表面とAC
Fとの界面にて剥離が生じ、ACFの主成分であるエポ
キシ樹脂はTCP4端子側に残り、LCDパネル端子表
面にはほとんど残らない。また、LCDパネル端子表面
に残ったエポキシ樹脂は、綿棒にアセトンまたはエタノ
ール等の有機溶剤を浸透させて取り去るが、残留エポキ
シ樹脂量が非常に少ないため、容易に除去することがで
きる。なお、本実施の形態では、スポットヒーター5の
移動を手動にて行ったが、移動機構を設け自動化するこ
とによりガラス基板1との距離を常に一定に保つことが
可能である。
たガラス基板1を介して動作不良である駆動LSIを搭
載したTCP4の接続部を加熱することにより、LCD
パネル端子表面とACFとの界面にて剥離が生じ、LC
Dパネル端子側に残留するACFを非常に少なくするこ
とができるため、LCDパネル端子部のクリーニング時
間が短縮される効果がある。また、TCP4の出力端子
である銅箔が残留エポキシ樹脂へ残ることがないので、
剥離後のTCP4の不良解析を行うことも可能である。
の構成を示す断面図である。図において、8は熱遮蔽板
を示す。なお、図中、同一、相当部分には同一符号を付
し、説明を省略する。本実施の形態では、500度の熱
風に耐えられる鉄またはステンレス等を材料とした金属
製の熱遮蔽板8を、TFTが形成されたガラス基板1側
の偏光板3の上に配置することにより、偏光板3を熱風
より保護するものである。偏光板3は、130度以上の
熱が加わると偏光板焼けを生じ、貼り替えが必要となる
ため、本実施の形態によれば、偏光板焼けを防ぐ効果が
ある。その他の装置構成、TCP剥離方法は実施の形態
1と同様であり、同様の効果が得られる。
の構成を示す断面図である。図において、9は偏光板と
同一材料よりなる保護板である。なお、図中、同一、相
当部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の
形態では、熱遮蔽板8の裏面、すなわちTFTが形成さ
れたガラス基板1に貼り付けられた偏光板3との接触面
に、偏光板3と同材質のポリビニルアルコール系の保護
板9を貼り付け、偏光板3が金属よりなる熱遮蔽板8と
直接接触しないよう構成したので、偏光板3に傷がつく
ことを防ぐ効果がある。その他の装置構成、TCP剥離
方法は実施の形態1と同様であり、同様の効果が得られ
る。
を示す上面図である。図において、10は熱遮蔽板の移
動部、11は熱遮蔽板の移動部10の移動用ガイド穴、
12はスポットヒーター5の進行方向を示す矢印、13
は正常動作するソース用あるいはゲート用駆動LSIを
搭載したTCPである。なお、図中、同一、相当部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。
SIを搭載したTCP4の取り外しにおいて、その両側
に正常動作する駆動LSIを搭載したTCP13が存在
する場合に、TCP13への熱風の影響を防止するため
に、熱遮蔽板8を取り外すTCP4の数に対応するよう
なコの字型に加工した。熱遮蔽板8のコの字の大きさ
は、熱遮蔽板の移動部10を移動させることにより調整
することができ、図4では1個のTCP4を取り外す場
合を示している。本実施の形態によれば、熱遮蔽板8を
コの字型に加工することで、剥離するTCP4の両側に
実装されている正常動作する駆動LSIを搭載したTC
P13に熱影響を与えないTCP剥離装置が得られる。
その他の装置構成、TCP剥離方法は実施の形態1と同
様であり、同様の効果が得られる。
を示す正面図である。図において、14は固定式スポッ
トヒーター、15はシリコンゴムである。なお、図中、
同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
るTCP4の剥離方法について説明する。スポットヒー
タ14、例えばホーザン(株)製熱風式チップ部品除去
機HSー550をステージ上方に固定し、熱伝導性に優れたシ
リコンゴム15(例えばサーコンTR:富士高分子工業
(株)製)を熱風を当てるガラス基板1面へ配置し、上
記シリコンゴム15の1箇所へ熱風を当てる。熱はシリ
コンゴム15に沿って横方向へ伝わり、またその熱はガ
ラス基板1を伝わってACFに到着し、ACFを温める
ことにより、LCDパネル端子表面とACFとの界面に
て剥離が生じ、ACFの主成分であるエポキシ樹脂はT
CP4端子側に残り、LCDパネル端子表面にはほとん
ど残らない。また、LCDパネル端子表面に残ったエポ
キシ樹脂は、綿棒にエタノールまたはアセトン等の有機
溶剤を浸透させて取り去るが、残留エポキシ樹脂量が非
常に少ないため、容易に除去することができる。
シリコンゴム15をガラス基板1面へ配置して熱風を当
てることで、熱源であるスポットヒータ14を移動させ
なくてもTCP4を剥離することができ、安価な装置と
なる。また、上記実施の形態1〜4と同様に、LCDパ
ネル端子部に残留するACFを非常に少なくすることが
できるため、LCDパネル端子部のクリーニング時間が
短縮される効果がある。
形態6であるTCP剥離装置を示す正面図である。図に
おいて、16aはTCP4を取り外す際に支点として用
いる直径5〜10mmのTCP剥離用ローラー、16b
は60mm間隔でステージ6に設けられた直径20〜3
0mmのLCDパネル移動用ローラー、17はLCDパ
ネルの進行方向を示す矢印である。なお、図中、同一、
相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
るTCP4の剥離方法について説明する。固定式スポッ
トヒーター14を用い、熱風の出る位置は移動させず
に、LCDパネルをLCDパネル移動用ローラ16bに
載せ、取り除くTCP4を加熱し、TCP剥離用ローラ
16aに沿って下方へ引き剥がしながらLCDパネルを
移動させることにより、熱風を当てる位置を移動させる
構成とした。この方法によれば、ガラス基板1越しにA
CFを温めることにより、LCDパネル端子表面とAC
Fとの界面にて剥離が生じ、ACFの主成分であるエポ
キシ樹脂はTCP4端子側に残り、LCDパネル端子表
面にはほとんど残らない。また、LCDパネル端子表面
に残ったエポキシ樹脂は、綿棒にエタノールまたはアセ
トン等の有機溶剤を浸透させて取り去る。本実施の形態
によれば、LCDパネルを設置するステージ6にTCP
剥離用ローラ16aおよびLCDパネル移動用ローラ1
6bを付加することにより、熱源であるスポットヒータ
14を移動させなくてもTCP4を剥離することがで
き、安価な装置となる。また、上記実施の形態1〜5と
同様に、LCDパネル端子部に残留するACFを非常に
少なくすることができるため、LCDパネル端子部のク
リーニング時間が短縮される効果がある。
CP剥離装置の構成要素であるスポットヒーター5、1
4の温度特性を示す図である。本発明の実施の形態1〜
6においては、直径1. 12mmのノズルを3本用い、エ
アー量調整バルブ位置を5の目盛り、温度調整つまみ位
置を9の目盛りに設定し、TFTが形成されたガラス基
板1より10〜20mm離して熱風を照射させながらTC
Pを剥離した。
TCP剥離装置によってLCDパネルよりTCPを剥離
した場合のLCDパネル端子の表面粗さを示す図、bは
従来方法にて剥離した場合のLCDパネル端子の表面粗
さを示す図である。表面粗さのサンプルは、ITO(In
dium-Tin-Oxide)透明電極の端子配線ピッチが90μm
のLCDパネル端子に残った日立化成製異方性導電膜A
C−7144を測定したものである。表面粗さの測定
は、東京精密機器製サーフコンで行った。 図8−aと
bを比較した場合、Ra(中心線平均粗さ)は7. 1μ
mから0. 3μmに、Rmax (最大高さ)は38. 4μ
mから3. 1μmに、Rz (十点平均粗さ)は36. 5
μmから1. 7μmに、いずれも減少している。このこ
とから、本発明によるTCP剥離装置によれば、従来方
法に比べ異方性導電膜の残留分が少ないことが明らかで
あり、したがって新たなTCPを実装するための端子表
面のクリーニング時間が短縮される。
を示す上面図である。図において、18はTCP剥離後
の残留エポキシ樹脂、19はLCDパネルの端子部であ
る。なお、図中、同一、相当部分には同一符号を付し、
説明を省略する。 本実施の形態では、熱風を当てるこ
となく、常温で動作不良と判定されたTCPをLCDパ
ネルより取り外す。この場合、通常ACFの主成分であ
るエポキシ樹脂とTCPの界面にて剥離が生じやすく、
LCDパネル端子部19にはACFおよびTCPの端子
である銅箔等が残留する。この残留エポキシ樹脂18に
成分が塩化メチレン80〜85%wt、界面活性剤5〜
10%wt、メチルアルコール5〜10%wtである剥
離材(ロックタイト製ガスケットリムーバー)を塗布
し、約5〜10分間放置することにより、残留エポキシ
樹脂18が膨潤し、これを綿棒にて拭き取ることによっ
て、LCDパネル端子部19が容易にクリーニングされ
る。
とにより、残留エポキシ樹脂18を綿棒またはガラエポ
樹脂にて擦り取る時間が不要となり、LCDパネル端子
部のクリーニング時間が短縮され、TCP剥離作業の時
間短縮化が図られる。また、剥離材により残留付着物を
膨潤させて拭き取るので、LCDパネル端子部の剥離や
傷を防止することができる。
ャリアパッケージの剥離方法によれば、動作不良である
ICチップを搭載したテープキャリアパッケージに、基
板を介して400〜500度の熱風を5〜10秒間当て
ることにより、基板上の端子に極微量の異方性導電膜し
か残さずにテープキャリアパッケージを基板から剥離す
ることができるので、基板端子部のクリーニング時間が
短縮される効果がある。
ジ、及び液晶表示パネルの端子部とテープキャリアパッ
ケージとの実装面に向けて、表示駆動基板を介し、40
0〜500度の熱風を噴出するスポットヒーターを備
え、スポットヒーターは、1個のテープキャリアパッケ
ージにつき5〜10秒間熱風を当てながら、液晶表示パ
ネルのテープキャリアパッケージ実装面に沿って移動す
るようにしているため、基板端子部のクリーニング時間
が短縮されるとともに、基板端子部の剥離や傷を防止す
ることができる。
の間に熱遮蔽板を配置したので、液晶表示パネルを熱風
から保護することができる。
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
置を示す上面図である。
置を示す正面図である。
置を示す正面図および側面からみた断面図である。
置で使用したスポットヒータの温度特性を示す図であ
る。
P剥離装置にて、bは従来方法にて、TCPを剥離した
場合のLCDパネル端子の表面粗さを示す図である。
法を示す上面図である。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 ICチップを搭載したテープキャリアパ
ッケージを、導電性粒子を含みエポキシ樹脂を主成分と
する異方性導電膜を用い、熱圧着により接続対象である
例えば基板上に形成された端子に接続した半導体装置に
おいて、動作不良であるICチップを搭載した上記テー
プキャリアパッケージに、上記基板を介して400〜5
00度の熱風を5〜10秒間当て、上記エポキシ樹脂を
軟化させ、上記テープキャリアパッケージを上記基板か
ら剥離することを特徴とするテープキャリアパッケージ
の剥離方法。 - 【請求項2】 各々に偏光板が貼り付けられた表示駆動
基板と対向基板との間に液晶を挟持してなり、上記表示
駆動基板周辺部に配置された端子部に駆動LSIを搭載
した複数のテープキャリアパッケージが異方性導電膜を
用いて実装された液晶表示パネルから上記テープキャリ
アパッケージを剥離する剥離装置であって、 上記液晶表示パネルを設置するステージ、及び上記液晶
表示パネルの端子部と上記テープキャリアパッケージと
の実装面に向けて、上記表示駆動基板を介し、400〜
500度の熱風を噴出するスポットヒーターを備え、上
記スポットヒーターは、1個のテープキャリアパッケー
ジにつき5〜10秒間熱風を当てながら、上記液晶表示
パネルの上記テープキャリアパッケージ実装面に沿って
移動するようにしたことを特徴とするテープキャリアパ
ッケージの剥離装置。 - 【請求項3】 スポットヒーターを固定し、剥離される
テープキャリアパッケージの実装面と反対側の基板面に
熱伝導性に優れたシリコンゴム等のゴムを配置して熱を
伝導させることを特徴とする請求項2記載のテープキャ
リアパッケージの剥離装置。 - 【請求項4】 スポットヒータ−と液晶表示パネルの間
に鉄またはステンレス等の金属製の熱遮蔽板を設けたこ
とを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記
載のテープキャリアパッケージの剥離装置。 - 【請求項5】 熱遮蔽板は、剥離するテープキャリアパ
ッケージのみに熱風が当たるようにコの字型に加工され
ていることを特徴とする請求項4記載のテープキャリア
パッケージの剥離装置。 - 【請求項6】 熱遮蔽板は液晶表示パネルと接触してお
り、この接触面に上記液晶表示パネルの偏光板に傷をつ
けないための保護材を貼り付けたことを特徴とする請求
項4または請求項5記載のテープキャリアパッケージの
剥離装置。 - 【請求項7】 保護材は、偏光板と同一材料よりなるこ
とを特徴とする請求項6記載のテープキャリアパッケー
ジの剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25568296A JP3179351B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | テープキャリアパッケージの剥離方法および剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25568296A JP3179351B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | テープキャリアパッケージの剥離方法および剥離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10104652A JPH10104652A (ja) | 1998-04-24 |
JP3179351B2 true JP3179351B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17282168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25568296A Expired - Lifetime JP3179351B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | テープキャリアパッケージの剥離方法および剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3179351B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
CN100405152C (zh) * | 2005-03-10 | 2008-07-23 | 夏普株式会社 | 薄膜型配线基板的再生装置 |
CN100397160C (zh) * | 2005-04-01 | 2008-06-25 | 杨勇 | 具各向异性导电膜的液晶模块封装工艺中不良品回收方法 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25568296A patent/JP3179351B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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