JP3179324B2 - 測定対象物周りの媒体の揺らぎによるノイズの補償方法及びそのための装置 - Google Patents

測定対象物周りの媒体の揺らぎによるノイズの補償方法及びそのための装置

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    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光線を利
用する変位測定を行う場合など、測定対象物の周りの媒
体、例えば、空気(あるいは水など)の揺らぎによるノ
イズの補償方法及びそのための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、物体の形状測定などにレーザ
ー光線を利用する変位測定が行われている。このような
レーザー光線を利用する変位測定は、製品の検査や製品
の管理などの生産現場に至るまで幅広く使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、物体の形
状測定など基礎研究のレベルから、製品の管理などの生
産現場に至るまで幅広く使用されているレーザー光線を
利用して変位測定を行う際、測定対象物の周りの空気
(あるいは水など)の揺らぎなどがノイズとなり、測定
結果の精度が上がらない場合がある。
【0004】特に、測定対象物が流れの中にある場合、
例えば、風洞実験などの場合は、その流れの乱れによ
り、レーザー光線が揺らいでしまい、測定自体が不可能
な場合がある。
【0005】本発明は、上記問題点を除去し、測定対象
物の周りの空気などの揺らぎによるノイズの補償を行
い、的確な測定対象物の測定を可能にする測定対象物周
りの媒体の揺らぎによるノイズの補償方法及びそのため
の装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕第1のレーザー光と第2のレーザー光を同時に発
生させ、前記第1のレーザー光と第2のレーザー光を合
わせ、前記第1のレーザー光は測定対象物で反射させ、
前記第2のレーザー光は前記測定対象物に到達する直前
で反射させ、前記測定対象物で反射した第1のレーザー
光と前記測定対象物に到達する直前で反射した第2のレ
ーザー光とをそれぞれに分け、前記測定対象物で反射し
た第1のレーザー光を第1の位置検出器で検出し、前記
測定対象物に到達する直前で反射した第2のレーザー光
を第2の位置検出器で検出し、前記第1の位置検出器と
前記第2の位置検出器からの検出値に基づいて、前記測
定対象物周りの媒体の揺らぎを補正するようにした測
対象物周りの媒体の揺らぎによるノイズの補償方法であ
て、前記第1のレーザー光をHe−Neレーザーで、
第2のレーザー光をYAGレーザーで得て、該2色のレ
ーザー光を、第1のダイクロイックミラーで同軸の1本
の線になし、前記第2のレーザー光を測定対象物に到達
する直前で第2のダイク ロイックミラーで反射させ、前
記第1のレーザー光は前記測定対象物で反射させ、反射
した2色のレーザー光を、第3のダイクロイックミラー
で分けて、前記測定対象物で反射した第1のレーザー光
を第1の位置検出器で検出し、前記測定対象物に到達す
る直前で反射した第2のレーザー光を第2の位置検出器
で検出するようにしたものである。
【0007】〔2〕第1のレーザー光と第2のレーザー
光とを同時に発生させる手段と、前記第1のレーザー光
と第2のレーザー光とを合わせる手段と、前記第1のレ
ーザー光を測定対象物で反射させる手段と、前記第2の
レーザー光を前記測定対象物に到達する直前で反射させ
る手段と、前記測定対象物で反射した第1のレーザー光
と、前記測定対象物に到達する直前で反射した第2のレ
ーザー光とをそれぞれに分ける手段と、前記測定対象物
で反射した第1のレーザー光を検出する第1の位置検出
器と、前記測定対象物に到達する直前で反射した第2の
レーザー光を検出する第2の位置検出器と、前記第1の
位置検出器と前記第2の位置検出器からの検出値に基づ
いて、前記測定対象物周りの媒体の揺らぎを補正する手
段とを具備する測定対象物周りの媒体の揺らぎによるノ
イズの補償装置であって、前記第1のレーザー光をHe
−Neレーザーで、第2のレーザー光をYAGレーザー
で得て、該2色のレーザー光を、同軸の1本の線にする
第1のダイクロイックミラーと、前記第2のレーザー光
を測定対象物に到達する直前で反射させる第2のダイク
ロイックミラーと、前記第1のレーザー光は前記測定対
象物で反射させ、反射した2色のレーザー光を分ける第
3のダイクロイックミラーと、前記測定対象物で反射し
た第1のレーザー光を検出する第1の位置検出器と、前
記測定対象物に到達する直前で反射した第2のレーザー
光を検出する第2の位置検出器とを具備するようにした
ものである。
【0008】上記のように構成したので、 (A)測定対象物の周りの空気などの揺らぎによるノイ
ズの補償を行い、的確な測定対象物の測定を行うことが
できる。例えば、He−Neレーザーのみによる測定に
比べ、He−NeレーザーとYAGレーザーの2色レー
ザーによれば、50%以上のノイズを除去することがで
きる。
【0009】(B)2色のレーザー光を用いて行う場合
には、セットアップが容易で、かつ3個のダイクロイッ
クミラーにより、測定対象物の前後において、2本の光
線が同軸であり、位置誤差が生じることがない。
【0010】(C)単色光を分割して行う場合には、1
色のレーザーで済むために、安価にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の実施例を示す測定対象物周
りの媒体の揺らぎによるノイズの補償を行った測定シス
テムの構成図である。
【0013】図1において、1はHe−Neレーザー
(λ1 =633nm)、2はYAGレーザー(λ2
1.06μm)、3,4はコリメータ、5は第1の全反
射ミラー、6は第1のダイクロイックミラー(DM
1)、7は第2の全反射ミラー、8はビームスプリッ
タ、9は第2のダイクロイックミラー(DM2)、10
はゲージブロック(Gauge block:この場合
は測定対象物)、11は第3のダイクロイックミラー
(DM3)、12は第1の位置検出器、13は第2の位
置検出器、14はコンピュータ、15は風速を示してい
る。
【0014】そこで、He−Neレーザー1(λ1 =6
33nm)から出射されたレーザー光はコリメータ3を
通して、第1のダイクロイックミラー(DM1)6に至
る。
【0015】一方、YAGレーザー(λ2 =1.06μ
m)2から出射されたレーザー光はコリメータ4を通し
て、第1の全反射ミラー5で反射されて第1のダイクロ
イックミラー(DM1)6に至る。そこで、He−Ne
レーザー1とYAGレーザー2からの2色のレーザー光
を、第1のダイクロイックミラー(DM1)6により同
軸の1本の線とする。
【0016】この同軸の1本の線は、第2の全反射ミラ
ー7で反射され、ビームスプリッタ8に至る。YAGレ
ーザー光は測定対象物、つまり、ゲージブロック10の
直前に固定された第2のダイクロイックミラー(DM
2)9において反射するが、He−Neレーザー光は、
第2のダイクロイックミラー9を通過し、測定対象物
(ゲージブロック)10に至り、そこで反射する。
【0017】反射光はビームスプリッタ8により、第3
のダイクロイックミラー(DM3)11に向かい、その
第3のダイクロイックミラー11でその反射光を再び2
本に分け、YAGレーザー光は第2の位置検出器13に
より、He−Neレーザー光は第1の位置検出器12に
よりそれぞれ検出し、これらの検出値に基づいて、コン
ピュータ14で測定対象物10の測定処理、つまり、測
定対象物周りの媒体の揺らぎを補正する。
【0018】以下、本発明の測定対象物周りの媒体の揺
らぎによるノイズの補償方法について詳細に説明する。
【0019】まず、本発明の測定対象物の測定原理につ
いて述べる。
【0020】図1に示すような装置をセットして、上記
したように2種の波長の光源、ここでは、He−Neレ
ーザー1とYAGレーザー2から出たレーザー光を、そ
れぞれコリメータ3,4を通し、第1のダイクロイック
ミラー(DM1)6により同軸の1本の線とする。YA
Gレーザー光は、測定対象物であるゲージブロック10
の直前に固定された第2のダイクロイックミラー(DM
2)9において反射するが、He−Neレーザー光は第
2のダイクロイックミラー(DM2)9を通過し、ゲー
ジブロック10で反射する。反射光を再び第3のダイク
ロイックミラー(DM3)11で2本に分け、YAGレ
ーザー光は第2の位置検出器13により、He−Neレ
ーザー光は第1の位置検出器12により検出する。
【0021】そこで、第1の位置検出器12からの出力
ΔV01には、測定対象物10の変位と周辺空気の揺らぎ
によるノイズがのっているが、第2の位置検出器13か
らの出力ΔV02は測定対象物の変位にはよらないことよ
り、周辺空気の揺らぎによるノイズを差し引くことがで
きる。
【0022】ここで、上記した2色のレーザー光を共に
用いた方法を、便宜的に、2色補償法(Two−Col
or Compensation:TCC法)と呼ぶ。
【0023】次に、本発明の測定対象物の測定における
解析法について述べる。
【0024】He−Neレーザー(波長λ1 )、YAG
レーザー(波長λ2 )のレーザー光の揺らぎをそれぞれ
ξ1 、ξ2 とすると、第1の位置検出器12の出力ΔV
01と、第2の位置検出器13の出力ΔV02は、それぞ
れ、 ΔV01=k1 ×(θ+ξ1 ) ΔV02=k2 ×ξ2 で示される。ここで、k1 、k2 はレーザー光の波長、
位置検出器の特性などによる係数、θは測定対象物の変
であり、ξ1 、ξ2 の間には、 ξ1 =bξ2 の関係がある。bは周辺空気の揺らぎによる係数であ
る。
【0025】従って、位置検出器の出力の間には ΔV01=k1 θ+(k1 /k2 )bΔV02=k1 θ+c
ΔV02 の関係が存在する。
【0026】ここで、留意すべきことは、本発明によれ
ば、レーザー光の進行方向の揺らぎを補正するのではな
くて、レーザー光の進行方向に対して、垂直方向の揺ら
ぎを補正対象にしていることである
【0027】次に、具体的な測定例について説明する。
【0028】測定例として、片持ち板の自由端側を圧電
素子により加振し、板の変位を測定した。また、風洞内
で実験することにより、周辺空気に揺らぎを与えた。
【0029】まず、測定対象物を加振せず、風速を0m
/s〜8m/sに変化させ校正を行った。He−Neレ
ーザー(波長λ1 )、YAGレーザー(波長λ2 )をそ
れぞれ単独で測定した単色法の場合、およびHe−Ne
レーザー(波長λ1 )とYAGレーザー(波長λ2 )と
を同時に用いたTCC法を用いた場合の測定結果の変動
の標準偏差(それぞれσ1 、σ2 、σ12とする)を表1
に示す。
【0030】
【表1】
【0031】ここで、補償効率を(1−σ12/σ1 )×
100(%)で定義する。
【0032】この表1から明らかなように、TCC法に
よれば、He−Neレーザーのみによる測定に比べ、5
0%以上ノイズを除去していることがわかる。
【0033】図2に風速4m/sの出力例を示す。ここ
で、縦軸は傾斜角度変化量(Tilt angle v
ariation)(秒)、横軸は時間(ms)を示し
ている。
【0034】この図から明らかなように、単色法〔He
−Neレーザー(波長λ1 )、YAGレーザー(波長λ
2 )をそれぞれ単独で測定した場合には測定対象物の周
りの媒体の揺らぎによる影響が大きいのに対して、TC
C法を用いた場合の測定結果はその変動が小さいことが
わかる。
【0035】次に、測定対象物を圧電素子により矩形波
の加振を行った。風速4m/sにおける測定結果を図3
に示す。ここで、縦軸は傾斜角度変化量(Tilt a
ngle variation)(秒)、横軸は時間
(ms)を示している。
【0036】この図から明らかなように、TCC法によ
ると圧電素子により矩形波の加振が認められるが、単色
法(He−Neレーザー、YAGレーザーそれぞれ単
独)では、矩形の振動はノイズに埋もれて認めることが
できない。
【0037】上記した実施例によれば、2色のレーザー
光を用いる場合について説明したが、これに代えて、単
色光を2本に分割することにより、ノイズを除去するこ
とができる。ただし、その場合、図1において、第1の
ダイクロイックミラー(DM1)6により同軸にアレン
ジするのではなく、近接した2本のビームにしなければ
ならない。なぜなら、第3のダイクロイックミラー(D
M3)11によって、それぞれ第1の位置検出器12と
第2の位置検出器13で検出するための分離ができなく
なってしまうからである。この点に留意すると、解析法
は、基本的に同一である。
【0038】その場合、単色光を分割して行うことの利
点は、安価にできることである。
【0039】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。
【0041】(1)測定対象物の周りの空気などの揺ら
ぎによるノイズの補償を行い、的確な測定対象物の測定
を行うことができる。例えば、He−Neレーザーのみ
による測定に比べ、He−NeレーザーとYAGレーザ
ーの2色レーザーによれば、50%以上のノイズを除去
することができる。
【0042】(2)2色のレーザー光を用いて行う場合
には、セットアップが容易で、かつ3個のダイクロイッ
クミラーにより、測定対象物の前後において、2本の光
線が同軸であり、位置誤差が生じることがない。
【0043】(3)単色光を分割して行う場合には、1
色のレーザーで済むために、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す測定対象物周りの媒体の
揺らぎによるノイズの補償を行った測定システムの構成
図である。
【図2】本発明の実施例を示す測定対象物周りの媒体の
揺らぎによるノイズの補償方法例であり、風速4m/s
における測定結果を示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す測定対象物周りの媒体の
揺らぎによるノイズの補償方法例であり、測定対象物を
圧電素子により矩形波の加振を行い、かつ風速4m/s
における測定結果示す図である。
【符号の説明】
1 He−Neレーザー(λ1 =633nm) 2 YAGレーザー(λ2 =1.06μm) 3,4 コリメータ 5 第1の全反射ミラー 6 第1のダイクロイックミラー(DM1) 7 第2の全反射ミラー 8 ビームスプリッタ 9 第2のダイクロイックミラー(DM2) 10 ゲージブロック 11 第3のダイクロイックミラー(DM3) 12 第1の位置検出器 13 第2の位置検出器 14 コンピュータ 15 風速
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−239211(JP,A) 特開 平5−93616(JP,A) 特開 平5−34113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01C 3/00 - 3/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のレーザー光と第2のレーザー光を
    同時に発生させ、前記第1のレーザー光と第2のレーザ
    ー光を合わせ、前記第1のレーザー光は測定対象物で反
    射させ、前記第2のレーザー光は前記測定対象物に到達
    する直前で反射させ、前記測定対象物で反射した第1の
    レーザー光と前記測定対象物に到達する直前で反射した
    第2のレーザー光とをそれぞれに分け、前記測定対象物
    で反射した第1のレーザー光を第1の位置検出器で検出
    し、前記測定対象物に到達する直前で反射した第2のレ
    ーザー光を第2の位置検出器で検出し、前記第1の位置
    検出器と前記第2の位置検出器からの検出値に基づい
    て、前記測定対象物周りの媒体の揺らぎを補正するよう
    にした測定対象物周りの媒体の揺らぎによるノイズの補
    償方法であって、前記第1のレーザー光をHe−Neレーザーで、第2の
    レーザー光をYAGレーザーで得て、該2色のレーザー
    光を、第1のダイクロイックミラーで同軸の1本の線に
    なし、前記第2のレーザー光を測定対象物に到達する直
    前で第2のダイクロイックミラーで反射させ、前記第1
    のレーザー光は前記測定対象物で反射させ、反射した2
    色のレーザー光を、第3のダイクロイックミラーで分け
    て、前記測定対象物で反射した第1のレーザー光を第1
    の位置検出器で検出し、前記測定対象物に到達する直前
    で反射した第2のレーザー光を第2の位置検出器で検出
    する ことを特徴とする測定対象物周りの媒体の揺らぎに
    よるノイズの補償方法。
  2. 【請求項2】 第1のレーザー光と第2のレーザー光と
    を同時に発生させる手段と、前記第1のレーザー光と第
    2のレーザー光とを合わせる手段と、前記第1のレーザ
    ー光を測定対象物で反射させる手段と、前記第2のレー
    ザー光を前記測定対象物に到達する直前で反射させる手
    段と、前記測定対象物で反射した第1のレーザー光と、
    前記測定対象物に到達する直前で反射した第2のレーザ
    ー光とをそれぞれに分ける手段と、前記測定対象物で反
    射した第1のレーザー光を検出する第1の位置検出器
    と、前記測定対象物に到達する直前で反射した第2のレ
    ーザー光を検出する第2の位置検出器と、前記第1の位
    置検出器と前記第2の位置検出器からの検出値に基づい
    て、前記測定対象物周りの媒体の揺らぎを補正する手段
    とを具備する測定対象物周りの媒体の揺らぎによるノイ
    ズの補償装置であって、(a)前記第1のレーザー光をHe−Neレーザーで、
    第2のレーザー光をYAGレーザーで得て、該2色のレ
    ーザー光を、同軸の1本の線にする第1のダイクロイッ
    クミラーと、 (b)前記第2のレーザー光を測定対象物に到達する直
    前で反射させる第2のダイクロイックミラー と、(c)前記第1のレーザー光は前記測定対象物で反射さ
    せ、反射した2色のレーザー光を分ける第3のダイクロ
    イックミラーと、 (d)前記測定対象物で反射した第1のレーザー光を検
    出する第1の位置検出器と、 (e)前記測定対象物に到達する直前で反射した第2の
    レーザー光を検出する第2の位置検出器とを具備する
    とを特徴とする測定対象物周りの媒体の揺らぎによるノ
    イズの補償装置。
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