JP3178954B2 - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JP3178954B2
JP3178954B2 JP30830593A JP30830593A JP3178954B2 JP 3178954 B2 JP3178954 B2 JP 3178954B2 JP 30830593 A JP30830593 A JP 30830593A JP 30830593 A JP30830593 A JP 30830593A JP 3178954 B2 JP3178954 B2 JP 3178954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビル設備、上
下水道プラント等の監視対象プロセスを監視するプラン
ト監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、上下水道プラント、ビル、
工場その他の各種プラントにおいて、監視対象プロセス
内にポンプ、モータ、弁、貯水槽などの多種多様な設備
機器を備えた監視対象プロセスを監視するために、CR
T表示装置を利用して設備機器各々の運転状態をCRT
表示装置に表示して監視するプラント監視装置が設けら
れている。このようなCRT表示装置を備えた監視装置
の従来例を図11に示す。この従来の監視装置は、図1
1に示すように、監視対象1に含まれる設備機器各々の
動作状態を監視する中央監視装置2からなっている。
【0003】中央監視装置2は、プロセス状態監視制御
部3を有しており、このプロセス状態監視制御部3は、
プロセス入出力装置4を介して入力される監視対象プロ
セス1の各設備機器のプロセス値を収集して記憶装置5
に保存するものである。またプロセス状態監視制御部3
は記憶装置5に登録されている各種プロセス値の上下限
値あるいは許容値と比較し、異常ありと判断した時にそ
の異常状態を図面表示制御部6を通して表示装置7に出
力して表示しオペレータに異常状態を通報している。こ
の場合、オペレータに必要なメッセージは、印刷制御部
9により印刷装置10で印字される。また、図11にお
いて必要な操作入力を与えるための入力端末8はキーボ
ード、マウス、タッチスクリーンなどの一つあるいはそ
れらの組み合わせにより構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の監視
装置では、次のような問題点がある。すなわち、プロセ
ス値の異常の判定では、あらかじめ設定された異常判定
基準値に到達したか否かで行っているので、どのような
変化の過程を経てその異常値に到達したかを判別できな
い。また異常値へ急速に到達した場合と、緩速に到達し
た場合とで対処方法が異なる場合でもそれぞれに対応し
た監視装置を行うことができない。また、従来の監視装
置のプロセス状態監視制御部3では、プロセス値のレン
ジの両端方向への振れにより異常状態をチェックしてい
る。しかしながら、このような上下限値の設定では、上
下限値の範囲内でのプロセス値の変化の仕方から異常を
検出することができない。
【0005】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、プロセス値の一定期間の変化パターンに
ついて監視し、プロセス値の変化の傾向からプロセス値
の予測を行い、致命的な事態の発生する前に、異常状態
を判定することにより、より安全で信頼性の高いプラン
ト監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラントの監
視対象プロセスからのプロセス値が時系列的に入力され
るプロセス入出力装置と、時系列に並べられた比較デー
タを記憶する機能を有する記憶装置と、周期的にプロセ
ス入出力装置からのプロセス値と、記憶手段からの比較
データのプロセス値に対応する値とを比較する比較手段
と、比較手段で求めた比較結果と予め定められた基準値
とを比較してプロセスの正常・異常を判定するプロセス
状態監視制御部と、を備え、記憶装置はプロセス値を記
憶する機能を有するとともに、プロセス入出力装置に入
力されたプロセス値を記憶装置に保存させて記憶させる
プロセス値保存手段と、プロセス状態監視制御部により
プロセス異常と判定された場合、記憶装置のプロセス値
記憶機能内のプロセス値を記憶手段の比較データ記憶機
能に登録する比較データ記憶登録手段と、を更に備えた
ことを特徴とするプラントの監視装置である。本発明
は、プラントの監視対象プロセスからのプロセス値が時
系列的に入力されるプロセス入出力装置と、時系列に並
べられた比較データを記憶する機能を有する記憶装置
と、周期的にプロセス入出力装置からのプロセス値と、
記憶手段からの比較データのプロセス値に対応する値と
を比較する比較手段と、比較手段で求めた比較結果と予
め定められた基準値とを比較してプロセスの正常・異常
を判定するプロセス状態監視制御部と、プロセス状態監
視制御部によりプロセス異常と判定された場合、記憶装
置のプロセス値記憶機能内のプロセス値および比較デー
タ記憶機能内の比較データを各々抽出する比較トレンド
表示手段と、比較トレンド表示手段により抽出されたプ
ロセス値および比較データを表示する表示装置と、を備
えたことを特徴とするプラントの監視装置である。
【0007】本発明は、プラントの監視対象プロセスか
らのプロセス値が時系列的に入力されるプロセス入出力
装置と、時系列に並べられた比較データを記憶する機能
を有する記憶装置と、周期的にプロセス入出力装置から
のプロセス値と、記憶手段からの比較データのプロセス
値に対応する値との差を求める比較手段と、比較手段で
求めた差の絶対値と予め定められた基準値とを比較して
プロセスの正常・異常を判定するプロセス状態監視制御
部と、を備え、記憶装置はプロセス値を記憶する機能を
有するとともに、プロセス入出力装置に入力されたプロ
セス値を記憶装置に保存させて記憶させるプロセス値保
存手段と、プロセス状態監視制御部によりプロセス異常
と判定された場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内の
プロセス値を記憶手段の比較データ記憶機能に登録する
比較データ記憶登録手段と、を更に備えたことを特徴と
するプラントの監視装置である。本発明は、プラントの
監視対象プロセスからのプロセス値が時系列的に入力さ
れるプロセス入出力装置と、時系列に並べられた比較デ
ータを記憶する機能を有する記憶装置と、周期的にプロ
セス入出力装置からのプロセス値と、記憶手段からの比
較データのプロセス値に対応する値との差を求める比較
手段と、比較手段で求めた差の絶対値と予め定められた
基準値とを比較してプロセスの正常・異常を判定するプ
ロセス状態監視制御部と、プロセス状態監視制御部によ
りプロセス異常と判定された場合、記憶装置のプロセス
値記憶機能内のプロセス値および比較データ記憶機能内
の比較データを各々抽出する比較トレンド表示手段と、
比較トレンド表示手段により抽出されたプロセス値およ
び比較データを表示する表示装置と、を備えたことを特
徴とするプラントの監視装置である。
【0008】本発明は、プラントの監視対象プロセスか
らのプロセス値が時系列的に入力されるプロセス入出力
手段と、時系列に並べられた比較データを記憶する機能
を有する記憶装置と、周期的にプロセス入出力手段から
のプロセス値の単位時間当りの傾きと、記憶装置からの
比較データのプロセス値に対応する値の単位時間当りの
傾きとの差を求める比較手段と、比較手段で求めた差の
絶対値と予め定められた基準値とを比較してプロセスの
正常・異常を判定するプロセス状態監視制御部と、を備
え、記憶装置はプロセス値を記憶する機能を有するとと
もに、プロセス入出力装置に入力されたプロセス値を記
憶装置に保存させて記憶させるプロセス値保存手段と、
プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定され
た場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセス値
を記憶手段の比較データ記憶機能に登録する比較データ
記憶登録手段と、を更に備えたことを特徴とするプラン
トの監視装置である。本発明は、プラントの監視対象プ
ロセスからのプロセス値が時系列的に入力されるプロセ
ス入出力手段と、時系列に並べられた比較データを記憶
する機能を有する記憶装置と、周期的にプロセス入出力
手段からのプロセス値の単位時間当りの傾きと、記憶装
置からの比較データのプロセス値に対応する値の単位時
間当りの傾きとの差を求める比較手段と、比較手段で求
めた差の絶対値と予め定められた基準値とを比較してプ
ロセスの正常・異常を判定するプロセス状態監視制御部
と、プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定
された場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセ
ス値および比較データ記憶機能内の比較データを各々抽
出する比較トレンド表示手段と、比較トレンド表示手段
により抽出されたプロセス値および比較データを表示す
る表示装置と、を備えたことを特徴とするプラントの監
視装置である。
【0009】
【作用】本発明によれば、比較手段においてプロセス入
出力装置からのプロセス値と、記憶手段に時系列に並べ
た比較データとが比較される。プロセス状態監視制御部
において、比較手段で求められた比較結果が予め定めら
れた基準値と比較され、プロセスの正常・異常が判定さ
れる。
【0010】本発明によれば、比較手段においてプロセ
ス入出力手段からのプロセス値と、記憶手段に時系列に
並べた比較データとの差が求められる。プロセス状態監
視制御部において、比較手段で求められた差の絶対値が
予め定められた基準値と比較され、プロセスの正常・異
常が判定される。
【0011】本発明によれば、比較手段においてプロセ
ス入出力手段からのプロセス値の傾きと、記憶手段に時
系列に並べた比較データの傾きとの差が求められる。プ
ロセス状態監視制御部において、比較手段で求められた
差の絶対値が予め定められた基準値と比較され、プロセ
スの正常・異常が判定される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図10は本発明によるプラント監
視装置の一実施例を示す図である。
【0013】図1において、プラント監視装置21は、
プラントの監視対象プロセス1とプロセス値の取り合い
を行うプロセス入出力装置23と、プロセス入出力装置
23からプラントの状態を表わすプロセス値を入力しプ
ロセス値を基にプラントの状態を判定するプロセス状態
監視制御部22とを備えている。
【0014】また、プラント監視装置21は、記憶装置
24を備えている。この記憶装置24は比較データが格
納された比較データテーブル33と、プロセス値を保存
するプロセス値保存テーブル35と、自動登録判断情報
テーブル35とからなり、各種設備機器を模式的に表現
する複数枚のグラフィック画像データ、必要な機能実現
のためのプログラム、データ、収集したプロセス情報や
その情報を加工して得た情報などを記憶するものであ
る。
【0015】また、監視対象プロセス1からプロセス入
出力装置23を介してプロセス状態監視制御部22に入
力されるプロセス値は、比較データテーブル33内の比
較データと監視周期毎に比較手段30で比較され、比較
結果がプロセス状態監視制御部22へ入力される。また
予め定められた収集周期毎に、プロセス状態監視制御部
22内のプロセス値がプロセス値保存手段31を介して
プロセス値保存テーブル35に格納される。また自動登
録判断情報テーブル34に登録された自動登録判断基準
が成立した場合、自動登録判断情報テーブル34に登録
された特定名称のプロセス値が比較データ自動登録手段
32によってプロセス値保存テーブル35から抽出され
比較データテーブル33へ自動登録される。
【0016】またプロセス状態監視制御部22から出力
されるグラフィック画像や、さまざまなプロセス値は、
表示制御部25によって表示装置28に所定の態様で表
示され、プロセス状態監視制御部22による判定の結
果、オペレータへのメッセージが必要と判定された場合
は印刷装置29によってメッセージが印刷装置29へ出
力され、必要な印刷が施される。また、オペレータから
の要求は、入力装置27を介してプロセス状態監視制御
部22に入力されるようになっている。さらに、プロセ
ス状態監視制御部22および記憶装置24には、後述す
る比較トレンド表示手段36が接続され、この比較トレ
ンド表示手段36は、表示制御部25に接続されてい
る。
【0017】次に図2により比較データテーブル33に
ついて詳述する。比較データテーブル33は本テーブル
のデータと比較監視されるプロセス値の信号名称のデー
タ、その信号の比較監視動作有り/無しのデータ、本テ
ーブルのデータとプラントから入力されるプロセス値を
比較監視する期間のデータ、比較監視の結果軽警報を発
報すべき異常カウンタ基準地のデータ、比較監視の結果
重警報を発報すべき異常カウンタ基準値のデータ、本テ
ーブルのデータとプロセス値を比較する時、監視周期毎
に両者を比較した結果、不一致だった場合エラーカウン
タをインクリメントするか、一致した場合にインクリメ
ントするかの指定のデータ、比較監視の結果異常と判定
された場合にインクリメントされるカウンタを格納する
異常カウンタのデータ、比較監視の結果異常なしと判定
された場合にインクリメントされるカウンタを格納する
正常カウンタのデータ、正常カウンタがいくつになった
ら異常カウンタをリセットするかの基準値を格納する異
常カウンタリセットカウントのデータ、後述する二つの
比較監視手段の指定のデータ、およびプロセス値と比較
されるデータを有している。
【0018】次に図3により自動登録判断テーブル34
について詳述する。自動登録判断テーブル34は、比較
監視対象のプロセス値名称データ、および比較データテ
ーブル33へ自動登録されるタイミング判定イベントと
なる条件のデータ(たとえば、特定ディジタル入力信号
オン、特定アナログ入力信号上限異常、またはそれらの
論理演算結果等)を有している。
【0019】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。図1において、プラント監視装置
21では、まずプロセス入出力装置23により、監視対
象プロセス1の構成機器の状態を表わすプロセス値が読
み込まれ、後述のようにプロセス状態監視制御部22に
より機器の状態が判定される。またプロセス状態監視制
御部22のプロセス値は、プロセス値保存手段31によ
りプロセス値保存テーブル35に保存される。
【0020】次に図4により機器の判定作用について述
べる。図4に示すように、比較手段30により、プロセ
ス状態監視制御部22からのプロセス値と、比較データ
テーブル33からの比較データとが比較され、比較監視
が行われる。この場合、比較手段30では、まず比較デ
ータテーブル33内のデータを先頭からチェックし、各
信号毎に比較監視対象か否かをチェックする。比較監視
対象であれば、比較手段30により、プロセス値と比較
データテーブル33内のデータとが比較される。この場
合、比較の方法として、 |入力プロセス値−比較データ|<E ・・・(A) が基準として用いられる。
【0021】(A)式において、Eは比較するプロセス
値毎に比較データテーブル33に設定される。
【0022】次にプロセス状態監視制御部22におい
て、比較データテーブル33にて設定された比較異常カ
ウント方法、すなわち不一致で+1、一致で+1を選択
する判定方法により入力プロセス値と比較データが判定
される。比較異常カウント方法において不一致で+1と
は、式(A)が不成立のとき、異常カウンタを+1す
る。という意味である。すなわち、入力プロセス値と比
較データとの差がE以上あったとき、つまり入力プロセ
ス値が比較データの変化パターンと合っていない時を異
常状態とみなすことを表わす。この比較監視方法は、プ
ロセス値の正常変化パターンが定型的、周期的でかつ既
知の信号の場合に用いられる。比較異常カウント方法に
おいて一致で+1とは、式(A)が成立のとき、異常カ
ウンタを+1する。という意味である。すなわち、入力
プロセス値と比較データとの差がEより小さかったと
き、つまり入力プロセス値と比較データが近い値をとっ
ているときを異常状態とみなしている。この比較監視方
法は、プロセス値の異常変化パターンが既知の信号の場
合に用いられる。
【0023】式(A)に示す比較異常カウント方法の一
例を図6に示す。図6において、入力プロセス値と比較
データが差Eの範囲内で推移しているので、不一致で+
1の判定方法では、このプロセス値は正常に推移してい
ると判断される。一方、一致で+1の判定方法で監視さ
れているのであれば、異常状態が継続していると判断さ
れる。このような比較および判定処理を行なうことによ
り、上水道プラントなどで、自動制御により薬品注入を
行っている場合、不足の外乱で自動制御が予定した動作
をしなくても、比較データとして理論値を用い、予定さ
れた水質とプロセス値の水質の値を比較監視することに
より、変化の傾向から初期の段階で自動制御異常を検知
することができ、異常事態を回避することができる。
【0024】このような比較および判定方法により、異
常カウンタが+1された場合には、その時点で正常カウ
ンタはリセットされる。一方比較異常でない場合には、
正常カウンタが+1され、 異常カウンタリセット回数<正常カウンタ ・・・(B) が成立したならば、異常カウンタをリセットする。この
とき、すでに警報発報ずみのときにはアラーム情報も復
帰させる。(B)式が成立するのは、比較監視の結果、
正常状態が連続して異常カウンタリセット回数より多く
続いたことを示し、一時的に異常な変化をしてすぐに正
常状態にもどるような変化をした場合に誤警報が発報さ
れるのを防ぐ。異常カウンタリセット回数は、比較デー
タ毎に設定することができるので、各プロセス値の特性
にあわせてチューニングすることが可能である。
【0025】次に図4に示すように、異常カウンタが重
警報カウンタより大きくなってしまったか否をチェック
する。大きくなっていれば重警報を発報する。同様にし
て、異常カウンタが軽警報カウンタより大きくなってし
まったか否をチェックし、オーバーしていれば軽警報を
発報する。比較手段30はこのような比較および判定処
理を比較データテーブル33の信号すべてについて行
う。
【0026】次に(B)式を適用する場合の具体例を示
す。例えば、(B)式において、異常カウンタリセット
回数を4回とし、また異常カウンタが5回で警報発報と
すると仮定する。また、次の2つのケースを考える。 ケース1 ×××○○○×× ケース2 ×××○○○○○×× ケース1の場合は、異常カウンタ(×)がトータルで5
回あるので警報発報となる。他方、ケース2の場合は、
正常カウンタ(○)が連続5回となり、異常カウンタリ
セット回数4回を上回るので異常カウンタがリセットさ
れる。また連続する5回の正常カウンタ(○)の後の異
常カウンタは2回なので、警報発報とならない。
【0027】次にプロセス状態監視部22において判定
された機器の状態は、表示制御部25により表示装置2
8へ表示される。この場合、従来より行われている、故
障設定の状態判定およびプロセス値およびその変化量の
設定値からの逸脱チェックなども、プロセス状態監視部
22から表示制御部25により表示装置28に表示され
る。同時に上記の判定の結果、機器故障発生と判定され
た場合には、印刷制御部26により印刷装置29へ機器
故障である旨が印刷され、表示装置28にメッセージが
表示される。
【0028】なお、比較方法として、(A)式に示す例
を示したが、これに限らず比較の方法として、 |△入力プロセス値/△t−△比較データ/△t|<E ・・(C) を基準としてもよい。(C)式において、 △入力プロセス値・・・今回比較監視周期のプロセス値
−前回比較監視周期のプロセス値 △t・・・ 比較監視周期 △比較データ・・・ 今回比較データ−前回比較デー
タ (C)式において、Eは比較するプロセス値毎に比較デ
ータテーブル33に設定される。
【0029】この比較方法と、比較データテーブル33
にて設定された比較異常カウント方法、すなわち不一致
で+1、一致で+1を選択する判定方法により、入力プ
ロセス値と比較データが比較される。
【0030】比較異常カウント方法において、不一致で
+1とは、式(C)が不成立のとき、異常カウンタを+
1する、という意味である。すなわち、入力プロセス値
と比較データとの単位時間の変化の度合(傾き)がE以
上あったとき、つまり入力プロセス値が比較データの変
化パターンと有っていない時を異常状態とみなすことを
表わす。この比較監視方法は、プロセス値の正常変化パ
ターンが定型的かつ周期的で既知の信号の場合に用いら
れる。
【0031】比較異常カウンタ方法において一致で+1
とは、式(C)が成立のとき、異常カウンタを+1す
る、という意味である。すなわち、入力プロセス値と比
較データとの単位時間の変化の度合(傾き)がEより小
さかったとき、つまり入力プロセス値と比較データが、
絶対量は異なるがグラフで見た時の形が近い形とってい
るときを異常状態とみなす。この比較監視方法は、プロ
セス値の異常変化パターンが既知の信号の場合に用いら
る。式(C)に示す比較異常カウント方法の一例を図7
に示す。図7によりわかりやすく表現すると、式(C)
は、 |tan(a1)−tan(a2)|<E ・・・(D) となる。
【0032】入力プロセス値と比較データの変化の度合
がEの範囲内で推移しているので、不一致で+1の判定
方法では、このプロセス値は正常に推移していると判断
され、一致で+1の判定方法で監視されているのであれ
ば異常状態が継続していると判断される。この方法は、
プロセス値の定量的な変化が不明の場合に有効である。
この際、図7に示す曲線の時間関数のグラフを一階微分
したものをグラフ化することにより、図6と略同様の曲
線を描くので直観的に式(D)を満たしているか否かを
監視することができる。
【0033】次に比較データ自動登録手段32の処理の
流れを図5および図8により説明する。図8に示すよう
に、プラント異常をプロセス状態監視制御22が検出す
ると、比較データ自動登録手段32は、検出された信号
が、図3に示す自動登録判断情報テーブル34の自動登
録判断基準に登録されているかどうかチェックする。登
録されていれば、比較データテーブル33の同一対象プ
ロセス値名称が検索される。次に比較データ自動登録手
段32は対応するプロセス値名称からデータ比較時間を
抽出し、さらにプラント異常発生時点からデータ比較時
間分過去のデータを、プロセス値保存テーブル35から
抽出して、比較データテーブル33へセットする。
【0034】このように比較比較データテーブル33へ
セットされたプラント異常発生時点前のデータは、既知
の異常変化パターンとして、以後用いられる。
【0035】このような比較監視を行うためには、あら
かじめ比較データを設定しておく必要があるが、比較監
視したいプロセス値の推移パターンが未知の場合には、
比較監視ができない。しかしながらたとえば、ポンプの
破損事故を考えると、破損前にその兆候を見せながら破
損する場合には、どのようなポンプ回転数の推移の後に
ポンプが破損するかが未知の場合でも、一度自動登録で
はきれば、それ以後は前述した比較監視方法により、事
前に軽警報、重警報が発砲され、ポンプを破損させる前
に予備ポンプへ移行するなどの処置をとることができ
る。すなわち自動登録判断基準として、ポンプ故障信号
を用い、対象プロセス値をポンプ回転数にすれば、ポン
プが故障した時点で、そこから比較監視期間分の回転数
の推移データを比較データテーブル33に自動登録する
ことにより、それ以後、本発明による比較監視を行なう
ことができる。このため、同様の故障を繰り返すことな
く、かつ要領の同じ他のポンプについては、定量的比較
により、より厳密な比較監視を行うことができる。ま
た、同型のポンプであれば、要領が異なる場合でも、定
性的比較監視の方法により、故障を事前に知ることがで
きる。
【0036】次に比較トレンド表示手段36の処理の流
れを図10に示す。プラント異常が発生した旨プロセス
状態監視制御部22が判定するか、または入力装置27
を介してオペレータにより比較トレンド表示要求があっ
た時には、その信号が比較データテーブル33にあるか
どうかを調べる。次に対象となるプロセス値がプロセス
値保存テーブル35からまた比較データが比較データテ
ーブル33から各々比較トレンド表示手段36により抽
出され、表示制御部25により表示装置28に比較デー
タとともにトレンド表示される(図9)。この場合、表
示をわかりやすくするために、一階微分したグラフの表
示も行うことができる。
【0037】なお上記実施例では、比較データをあらか
じめ比較データテーブル33に格納しておく例について
説明したが、比較データとして時々刻々入力されるプロ
セス値を用いることによりオンラインで入力する2つの
プロセス値を比較監視することができる。例えば、水道
プラントなどで、送水側と受水側の流量や圧力を比較監
視した場合、両者は定量的な比較監視が可能なので、こ
のような比較監視により漏水検出の有力な情報を得るこ
ともできる。また送水側から送水経路が途中で二股に分
かれるときにも、受水側は送水側のプロセス値と相似し
た変化を予想できる場合は、定性的比較監視によりプロ
セス値の監視ができる。
【0038】以上のように、本実施例によればプラント
の状態を表わすプロセス値が入力され、その信号が比較
対象としてあらかじめ記憶装置24に登録されている時
系列に並んだ比較データテーブル33の比較データと比
較される。一定期間比較した結果異常と判断された場合
には、オペレータにその旨通知することができる。これ
により、比較監視を行う対象のプロセス値が“望ましい
変化傾向にある”“危険な方向に変化しつつある”とい
う信号変化をオペレータに認識させることができる。す
なわち、プロセス値の時間的な推移を考慮した監視を行
うことにより、プラントがより致命的な状態になる前に
オペレータに危険予知情報を通知することができる。
【0039】また従来のように異常となった状態を通知
するものではないので、危険回避に十分な対策時間をと
ることが可能となり、より安全で、信頼性の高いプラン
ト監視装置が提供できる。また予め記憶装置24に登録
されている時系列に並んだデータと、そのデータと比較
監視されるプラントから入力されるプロセス値を比較す
る際、比較周期毎に、両者の差の絶対値を取り、この差
と予め比較データ毎に定められた基準値とを一定期間比
較することにより、定量的にプロセス値が正しい変化方
向にあるか、あるいは予定していた値をとっているか、
逸脱していないか、危険な変化をしていないか等を知る
ことができる。このように定量的な推移監視が可能とな
ることから、水質基準等厳守すべきプロセス値の監視に
ついても、推移監視により基準を逸脱する前に、逸脱す
る恐れを検知することができ、より厳密で極めて信頼性
の高いプラント監視装置を提供することができる。
【0040】さらに予め記憶装置24に登録されている
時系列に並んだデータと、そのデータと比較監視される
プラントから入力されるプロセス値を比較する場合、比
較周期毎に、プロセス値の一周期前からの傾きと、予め
比較データ毎に比較周期毎に定められた傾きとを一定期
間比較することにより、定性的な変化傾向を監視したい
プロセス値について、正しい変化方向にあるか、危険な
変化をしていないか、を知ることができる。このように
定性的な比較監視が可能であることから、定性的な比較
データがわかっているプロセス値で、レンジスケールの
みがことなるプロセス値へ応用して監視することがで
き、未知のプロセス値についても比較監視が可能とな
る。定性的な比較監視では、従来のオペレータのノウハ
ウを比較データ化することが可能なので、より柔軟な比
較監視が可能となり幅広く適用することができる。この
場合は変化の傾向から監視するので、重大な事態になる
前にその危険性を知ることができる。信頼性、安全性の
極めて高いプラント監視装置を提供できる。
【0041】また周期的に入力されるプロセス値を時系
列に記憶装置24に保存しておき、プラント異常を表わ
すプロセス値を入力した時点で、時系列プロセス値を比
較データとして比較データ自動登録手段32により比較
データテーブル33に自動的に登録することができ、そ
の後は保存したプロセス値を比較データのひな型として
プロセス値と比較することができる。この場合は、次回
の異常発生に致命的な状態になる以前にオペレータに異
常、危険を通知することができる。新規プラントなどで
は、あらかじめ比較データを登録しておくことがむつか
しい場合があるが、その場合でも、比較データ自動登録
手段32により比較データの異常発生時に、その時のプ
ロセス値を比較データとして自動保存し、自動保存され
たデータを比較監視に用いることにより、再発防止を確
立することができる。またこのデータをプラントの安全
に有効に役立てることができ、より安全で信頼性の高い
プラント監視装置を提供できる。
【0042】さらに比較監視の結果、オペレータにアラ
ーム通知の必要が生じた場合、またはオペレータの任意
要求により、入力プロセス値と比較データの値を並べた
トレンド表示させることにより、プロセス値が比較デー
タに対してどのように推移しているかを視覚的によりわ
かりやすく表示することができる。このためプロセス値
のあるべき姿、異常となる場合の変化状況を直観的にオ
ペレータに伝えることができる。この場合は比較データ
テーブル33に設定したアラーム基準よりも前にオペレ
ータの判断によりプラント異常の事前対策ができるよう
な情報を提供することができ、またプラント異常の予知
をよりわかりやすくオペレータに伝えることができるの
で、事前対策が可能となり、安全性、信頼性の高いプラ
ント監視装置を提供できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、プロセス状態監視制御
部において、比較手段で求められたプロセス値と比較デ
ータの比較結果と予め定められた基準値とを比較するこ
とにより、定量的にプロセス値が正しい変化方向にある
か否かを正確に判定することができる。このようにプロ
セス値の変化方向を定量的に判定することにより、プロ
セス値自体がある基準を越える前にその異常を認識する
ことができる。
【0044】本発明によれば、プロセス状態監視制御部
において、比較手段で求められたプロセス値と比較デー
タの差の絶対値と予め定められた基準値とを比較するこ
とにより、定量的にプロセス値が正しい変化方向にある
か否かを正確に判定することができる。このようにプロ
セス値の変化方向を定量的に判定することにより、プロ
セス値自体がある基準を越える前にその異常を認識する
ことができる。
【0045】本発明によれば、プロセス状態監視制御部
において、比較手段で求められたプロセス値の傾きと比
較データの傾きの差の絶対値と、予め定められた基準値
とを比較することにより、定性的にプロセス値が正しい
変化方向にあるか否かを正確に判定することができる。
このようにプロセス値の変化方向を定性的に判定するこ
とにより、定性的な比較データがわかっているプロセス
値であれば、レンジスチールのみが異なるプロセス値へ
応用して監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラントの監視装置の一実施例を
示す機能ブロック図。
【図2】比較データテーブルのデータ構造を示す図。
【図3】自動登録判断情報テーブルのデータ構造を示す
図。
【図4】比較および判定処理のフローチャート。
【図5】比較データ自動登録のフローチャート。
【図6】プロセス値と比較データを定量的に比較監視す
る状態を示す図。
【図7】プロセス値と比較データを定性的に比較監視す
る状態を示す図。
【図8】比較データ自動登録手段において自動登録を行
なう場合の状態を示す図。
【図9】トレンド表示手段により表示装置に表示された
表示画面を示す図。
【図10】トレンド表示のフローチャート。
【図11】従来プラントの監視装置を示す機能ブロック
図。
【符号の説明】
21 プラント監視装置 22 プロセス状態監視制御部 23 プロセス入出力装置 24 記憶装置 25 表示制御部 26 印刷制御部 27 入力装置 28 表示装置 29 印刷装置 30 比較手段 31 プロセス値保存手段 32 比較データ自動登録手段 33 比較データテーブル 34 自動登録判断情報テーブル 35 プロセス値保存テーブル 36 比較トレンド表示手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントの監視対象プロセスからのプロセ
    ス値が時系列的に入力されるプロセス入出力装置と、 時系列に並べられた比較データを記憶する機能を有する
    記憶装置と、 周期的にプロセス入出力装置からのプロセス値と、記憶
    手段からの比較データのプロセス値に対応する値とを比
    較する比較手段と、 比較手段で求めた比較結果と予め定められた基準値とを
    比較してプロセスの正常・異常を判定するプロセス状態
    監視制御部と、 を備え、 記憶装置はプロセス値を記憶する機能を有するととも
    に、 プロセス入出力装置に入力されたプロセス値を記憶装置
    に保存させて記憶させるプロセス値保存手段と、 プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定され
    た場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセス値
    を記憶手段の比較データ記憶機能に登録する比較データ
    記憶登録手段と、を更に備えたことを特徴とするプラン
    トの監視装置。
  2. 【請求項2】プラントの監視対象プロセスからのプロセ
    ス値が時系列的に入力されるプロセス入出力装置と、 時系列に並べられた比較データを記憶する機能を有する
    記憶装置と、 周期的にプロセス入出力装置からのプロセス値と、記憶
    手段からの比較データのプロセス値に対応する値とを比
    較する比較手段と、 比較手段で求めた比較結果と予め定められた基準値とを
    比較してプロセスの正常・異常を判定するプロセス状態
    監視制御部と、 プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定され
    た場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセス値
    および比較データ記憶機能内の比較データを各々抽出す
    る比較トレンド表示手段と、 比較トレンド表示手段により抽出されたプロセス値およ
    び比較データを表示する表示装置と、 を備えたことを特徴とするプラントの監視装置。
  3. 【請求項3】プラントの監視対象プロセスからのプロセ
    ス値が時系列的に入力されるプロセス入出力装置と、 時系列に並べられた比較データを記憶する機能を有する
    記憶装置と、 周期的にプロセス入出力装置からのプロセス値と、記憶
    手段からの比較データのプロセス値に対応する値との差
    を求める比較手段と、 比較手段で求めた差の絶対値と予め定められた基準値と
    を比較してプロセスの正常・異常を判定するプロセス状
    態監視制御部と、 を備え、 記憶装置はプロセス値を記憶する機能を有するととも
    に、 プロセス入出力装置に入力されたプロセス値を記憶装置
    に保存させて記憶させるプロセス値保存手段と、 プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定され
    た場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセス値
    を記憶手段の比較データ記憶機能に登録する比較データ
    記憶登録手段と、を更に備えたことを特徴とするプラン
    トの監視装置。
  4. 【請求項4】プラントの監視対象プロセスからのプロセ
    ス値が時系列的に入力されるプロセス入出力装置と、 時系列に並べられた比較データを記憶する機能を有する
    記憶装置と、 周期的にプロセス入出力装置からのプロセス値と、記憶
    手段からの比較データのプロセス値に対応する値との差
    を求める比較手段と、 比較手段で求めた差の絶対値と予め定められた基準値と
    を比較してプロセスの正常・異常を判定するプロセス状
    態監視制御部と、 プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定され
    た場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセス値
    および比較データ記憶機能内の比較データを各々抽出す
    る比較トレンド表示手段と、 比較トレンド表示手段により抽出されたプロセス値およ
    び比較データを表示する表示装置と、 を備えたことを特徴とするプラントの監視装置。
  5. 【請求項5】プラントの監視対象プロセスからのプロセ
    ス値が時系列的に入力されるプロセス入出力手段と、 時系列に並べられた比較データを記憶する機能を有する
    記憶装置と、 周期的にプロセス入出力手段からのプロセス値の単位時
    間当りの傾きと、記憶装置からの比較データのプロセス
    値に対応する値の単位時間当りの傾きとの差を求める比
    較手段と、 比較手段で求めた差の絶対値と予め定められた基準値と
    を比較してプロセスの正常・異常を判定するプロセス状
    態監視制御部と、 を備え、 記憶装置はプロセス値を記憶する機能を有するととも
    に、 プロセス入出力装置に入力されたプロセス値を記憶装置
    に保存させて記憶させるプロセス値保存手段と、 プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定され
    た場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセス値
    を記憶手段の比較データ記憶機能に登録する比較データ
    記憶登録手段と、を更に備えたことを特徴とするプラン
    トの監視装置。
  6. 【請求項6】プラントの監視対象プロセスからのプロセ
    ス値が時系列的に入力されるプロセス入出力手段と、 時系列に並べられた比較データを記憶する機能を有する
    記憶装置と、 周期的にプロセス入出力手段からのプロセス値の単位時
    間当りの傾きと、記憶装置からの比較データのプロセス
    値に対応する値の単位時間当りの傾きとの差を求める比
    較手段と、 比較手段で求めた差の絶対値と予め定められた基準値と
    を比較してプロセスの正常・異常を判定するプロセス状
    態監視制御部と、 プロセス状態監視制御部によりプロセス異常と判定され
    た場合、記憶装置のプロセス値記憶機能内のプロセス値
    および比較データ記憶機能内の比較データを各々抽出す
    る比較トレンド表示手段と、 比較トレンド表示手段により抽出されたプロセス値およ
    び比較データを表示する表示装置と、 を備えたことを特徴とするプラントの監視装置。
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