JP3178741U - テラヘルツ美顔ローラー - Google Patents

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邦雄 佐々木
正成 畑野
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株式会社アコーズ
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Abstract

【課題】皮膚に海の波やそよ風のように多様な刺激を与え、皮膚を多面的に刺激して美顔効果を高め得るようになした美顔ローラーを提供する。
【解決手段】グリップ部11と回転可能なマッサージローラー部を備えた美顔ローラーにおいて、マッサージローラー部は、矩形面と三角形面を組み合わせた複合表面を備えた多角形構造の独立したローラーユニット13を複数重ねると共に、前記複数のローラーユニット13は金属シリコンを含有し、前記グリップ部11を把持して皮膚を前記複数のローラーユニット13で回転刺激することにより、前記複数のローラーユニット13がそれぞれ異なる回転刺激を皮膚に与えるようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は美顔ローラーに係り、特にローラー部分の改良によりこれまで以上に美顔効果を上げることができるテラヘルツ美顔ローラーに関する。
下記の特許文献1に開示されているように、プラチナやゲルマニウムを含むローラー部で顔をマッサージするいわゆる美顔ローラーが市販されている。
図5は従来の美顔ローラー100の外観図であり、ローラー部200は5角形や4〜6角形の角柱の形状を有しており、各面にゲルマニウムを含有したゲルマニウム突部300を複数備え、ローラー部200のコーナー部201とゲルマニウム部300とで皮膚に回転によるマッサージ刺激を加えるものである。
特開2010−178961号公報
図5に示す従来の美顔ローラー100によった場合は、ローラー部200という1個の回転体のみが把手部の先端軸部に回転自在に取付けられたものであるため、当該1個の回転体のみによって得られる単調な刺激に過ぎず、皮膚に多様な刺激を与えることができないという問題点がある。
本考案は上記した従来型美顔ローラーの問題点を解決し、皮膚に海の波やそよ風のように多様な刺激を与え、皮膚を多面的に刺激して美顔効果を高め得るようになした美顔ローラーを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、グリップ部と回転可能なマッサージローラー部を備えた美顔ローラーにおいて、前記マッサージローラー部は、矩形面と三角形面を組み合わせた複合表面を備えた多角形構造の独立したローラーユニットを複数重ねると共に、前記複数のローラーユニットは金属シリコンを含有し、前記グリップ部を把持して皮膚を前記複数のローラーユニットで回転刺激することにより、前記複数のローラーユニットがそれぞれ異なる回転刺激を皮膚に与えるようになしたことを特徴とするテラヘルツ美顔ローラーである。
上述のように、本考案に係るテラヘルツ美顔ローラーによれば、矩形面と三角形面を組み合わせた多面体の複合表面を備えた複数のローラーユニットにより刺激が多様化され、さらに金属シリコンを含有するローラーユニットの全面から発生するテラヘルツ波による刺激が加わるので、皮膚がより活性化し美顔効果が向上するものである。
本考案に係るテラヘルツ美顔ローラーの第1の実施形態における外観図であり、図1(a)は側面図で、図1(b)は図1(a)のA方向から見た平面図である。 本考案に係るテラヘルツ美顔ローラーの第2の実施形態における外観図である。 本考案に係るテラヘルツ美顔ローラーの第3の実施形態における外観図である。 本考案に係るテラヘルツ美顔ローラーの第4の実施形態における外観図である。 従来の美顔ローラーの外観を示す斜視図である。
以下、本考案に係るテラヘルツ美顔ローラーの具体的構成を図1〜図4に示す実施形態に基づき詳細に説明する。
[第1の実施形態の構造]
先ず、図1を用いて第1の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー10の構造を説明する。
図1(a)において、第1の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー10は、グリップ部11と、当該グリップ部11の一端面ほぼ中心部に挿着された軸部12と、当該軸部12に回転自在に嵌着された5個の独立したローラーユニット13と回転軸12の先端部に取着されたキャップ14とから構成される。
グリップ部11は数cmの径と10cm前後の長さを有していて、手のひらで握りやすいように中央上部にくびれ部を備えており、プラスチック材で構成され、その表面には後述する軸部12と電気的に結合する金属蒸着膜が形成されている。
軸部12は棒状の金属材料により構成され、その一端部がグリップ部11に圧入法で挿入され固定されている。
ローラーユニット13は、酸化シリコンを還元し高純度のシリコンに精製したいわゆる金属シリコンを材料とした6角柱の中央に、軸部12を嵌入するための通孔を開けリング状に形成し、さらに外周面に矩形面と三角形面を組み合わせた複合多面体を形成したもので、軸部12に、このローラーユニット13を5個嵌入配設して構成したものである。
キャップ14は、軸部12に嵌着した5個の独立したローラーユニット13が軸部12から脱落しないように端部を封じるためのものである。なお、ローラーユニット13同士の間に図示しない適宜形状のスペーサを配設して、ローラーユニット13同士が回転中に接触しないようにする場合もある。
[第1の実施形態の動作]
使用者はグリップ部11を握り、顔などの皮膚に5個のローラーユニット13を転がしながらマッサージを行う。
5個のローラーユニット13は、各々が矩形面と三角形面の組み合わせによる複合多面体で凹凸が形成されているので、皮膚に及ぼす刺激が増加するとともに、ローラーユニット13の成分である金属シリコンから発生するテラヘルツ波が皮膚に加えられる。
[第1の実施形態の効果]
テラヘルツ美顔ローラー10は、それぞれ独立したローラーユニット13を5個備えているので、皮膚に及ぼす刺激は多様に変化且つ増加し、ローラーユニット13の全面から発生するテラヘルツ波による刺激がさらに加わり、皮膚に対する新陳代謝促進が高まり美顔効果が上がるものである。
[第2の実施形態の構造]
次に、図2を用いて第2の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー20の構造を説明する。
図2において、第2の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー20は、グリップ部21とグリップ部21に挿入された軸部22と、当該軸部22に回転自在に嵌着された5個の独立したローラーユニット13とから構成される。
この実施形態の場合、グリップ部21はほぼU字型に形成され、手のひらで握りやすく、かつ5個のローラーユニット13がグリップ部21の中央部とほぼ並列に位置するように構成されている。なお、この第2の実施形態によった場合は、前記第1の実施形態におけるキャップ14は不要となる。
[第2の実施形態の動作]
使用者はほぼU字型をなすグリップ部21を握り、顔などの皮膚に5個のローラーユニット13を転がしながらマッサージを行う。他の動作については第1の実施形態と同様なので重複する説明は省略する。
[第2の実施形態の効果]
テラヘルツ美顔ローラー20は、グリップ部21がほぼU字状に形成され、5個の独立したローラーユニット13がグリップ部21の中央部とほぼ並列に位置するので、マッサージの際の手の力が5個のローラーユニット13に均等に加わることとなり、マッサージ効果が均一化される。また使用者の負担が軽減される。他の効果については前記した第1の実施形態と同様なので重複する説明は省略する。
[第3の実施形態の構造]
次に、図3を用いて第3の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー30の構造を説明する。図3において、第3の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー30は、グリップ部31と当該グリップ部31に挿着された二股状に分岐した軸部32と、二股状に分岐したそれぞれの軸部に回転自在に嵌着された5個の独立したローラーユニット13と2個のキャップ14とから構成される。
グリップ部31は、第1の実施形態におけるグリップ部11より直径がやや大きいことを除き、第1の実施形態におけるグリップ部11と同様構造なので重複する説明は省略する。
軸部32はY字形に分岐され、基部はグリップ部31の上端面中央に挿着され、Y字形の2本の軸の各々に、5個のローラーユニット13が嵌着されている。
なお、他の構造は前記第1の実施形態と同様なので重複する説明は省略する。
[第3の実施形態の動作]
使用者は多少太めのグリップ部31を握り、顔などの皮膚に10個のローラーユニット13を転がしながらマッサージを行う。他の動作については第1の実施形態と同様であり重複する説明は省略する。
[第3の実施形態の効果]
テラヘルツ美顔ローラー30は、10個のローラーユニット13がY字形に配列され、皮膚はY字形によって挟まれながら多様な刺激を受けるので、新陳代謝促進が高まり美顔効果が上がる。
[第4の実施形態の構造]
次に、図4を用いて第4の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー40の構造を説明する。図4において、第4の実施形態におけるテラヘルツ美顔ローラー40は、5本のグリップ部411〜415と2本の軸部42と合計10個の独立したローラーユニット13とから構成される。
前記5本のグリップ部411〜415は、グリップ部411およびグリップ部412がグリップ部413の一方の端部に開閉自在に結合され、グリップ部414およびグリップ部415がグリップ部413の他方の端部に開閉自在に結合され、グリップ部411の先端部とグリップ部414の先端部とに跨る軸部42に5個のローラーユニット13が嵌入され、グリップ部412の先端部とグリップ部415の先端部とに跨る軸部42に5個のローラーユニット13が嵌入されている。
その他の構造は第1の実施形態と同様であり、同一の要素には同一の要素番号を付し重複する説明は省略する。
[第4の実施形態の動作]
使用者は5本のグリップ部411〜415の何れか、もしくは複数本を手で握り、顔などの皮膚に10個のローラーユニット13を転がしながらマッサージを行う。他の動作については前記第1の実施形態と同様なので重複する説明は省略する。
[第4の実施形態の効果]
テラヘルツ美顔ローラー40は、5本のグリップ部411〜415によって5個のローラーユニット13の間隔や位置を自由に変えることができるので、10個のローラーユニット13による刺激がさらに多様化し、顔のみでなく身体の様々な部分に刺激を加えることが可能となる。
なお、以上の実施例においてはローラーユニット13の数を5個単位で説明したが、勿論5個以外の数も可能である。また、ローラーユニット13の表面構造は、矩形面と三角形面の組み合わせによる多面体のみならず、矩形面または三角形面何れか一方による多面体でも実現可能である。
10、20、30、40:テラヘルツ美顔ローラー
11、21、31、411、412、413、414、415:グリップ部
12、22、32、42:軸部
13:ローラーユニット
14:キャップ
100:美顔ローラー
200:ローラー部
201:コーナー部
300:ゲルマニウム部

Claims (1)

  1. グリップ部と回転可能なマッサージローラー部を備えた美顔ローラーにおいて、前記マッサージローラー部は、矩形面と三角形面を組み合わせた複合表面を備えた多角形構造の独立したローラーユニットを複数重ねると共に、前記複数のローラーユニットは金属シリコンを含有し、前記グリップ部を把持して皮膚を前記複数のローラーユニットで回転刺激することにより、前記複数のローラーユニットがそれぞれ異なる回転刺激を皮膚に与えるようになしたことを特徴とするテラヘルツ美顔ローラー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016084921A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 サンエス製薬株式会社 テラヘルツ波を放出する粒子状組成物
JP2017070673A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 日立マクセル株式会社 美容器具

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