JP3178501B2 - 画像入力装置における集光レンズの保持機構 - Google Patents

画像入力装置における集光レンズの保持機構

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JP3178501B2
JP3178501B2 JP26314494A JP26314494A JP3178501B2 JP 3178501 B2 JP3178501 B2 JP 3178501B2 JP 26314494 A JP26314494 A JP 26314494A JP 26314494 A JP26314494 A JP 26314494A JP 3178501 B2 JP3178501 B2 JP 3178501B2
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利明 大嶋
修一 一ノ瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像入力装置に関し、よ
り詳しくはこの装置に用いられる集光レンズの仮止め保
持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平5ー83482号公報に
見られるような画像入力装置、つまり、プラテンガラス
の上に記載した原稿を主走査方向に走行するキャリッジ
上の光学手段により読み取るようにした画像入力装置に
おいては、光源からの光によって照射した原稿画像をい
くつかのミラ−と集光レンズを介して電荷結合素子へ正
しく導くために、集光レンズを支持基台上に固定するに
先だってこれを光軸方向に位置調整する必要があり、ま
た集光レンズから電荷結合素子に至る導光部外への光の
遮蔽と電荷結合素子からのノイズの漏出を押え込む磁気
シ−ルドとを必要とするため、この部分に多くの部品を
組付ける必要があって、製造コストが嵩むといった問題
を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
集光レンズの仮止めから、電荷結合素子に至る導光部外
への遮光、さらには電荷結合素子の磁気シ−ルドといっ
た事柄を単一の部材によって解決し得る新たな画像入力
装置における集光レンズの保持機構を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するための画像入力装置における集光レン
ズの保持機構として、後半部を電荷結合素子を担持する
回路基板の取付け部を兼ねた遮光部となし、前半部を集
光レンズの径方向位置決め部をなすよう導電性のベ−ス
フレ−ム上に形成した非導電材よりなる受光ユニット位
置決め基台と、この受光ユニット位置決め基台を覆うよ
うにしてその上面に載置され、かつ前半部には、集光レ
ンズを径方向位置決め基台内に押圧保持する押圧片とベ
−スフレ−ムに当接する接地片を形成する一方、後半部
には、回路基板を固定する導電性のビスと当接する導通
片を形成した導電性のレンズホルダとからなり、回路基
板は、導電性のビスを介してレンズホルダ及びベースフ
レームと電気的導通が図られるようにしたものである。
【0005】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図において符号1は、集光レンズLと電荷結合素子
Cを位置決め固定する受光ユニット取付け基台で、この
取付け基台1は、金属製の図示しない強固なベ−スフレ
−ム上に他の光学部材の支持基台とともに射出成形法に
より一体的に突出形成されている。
【0006】この受光ユニット取付け基台1は、ぞの前
半に集光レンズLの径よりも若干丈の低い一対のブロッ
ク2.2が集光レンズLの径に相当する距離を隔てて左
右に突出形成され、これらの間のU字状の径方向位置決
め基台3に集光レンズLを落し込んで、光軸方向にのみ
移動可能に位置決めするよう構成され、また後半は、薄
板からなる左右一対の遮光板4.4がブロック2、2の
後端から後方に向けて拡開形成されていて、その後端
は、電荷結合素子Cを担持する回路基板Pの取付け部5
として構成されている。
【0007】これに対し、図中符号10は本発明の特徴
部分をなすレンズホルダで、このホルダは、薄い鋼板を
もって上記した受光ユニット取付け基台1の上部を覆う
ような形状に打ち抜き形成されている。
【0008】このレンズホルダ10の前半部、つまり左
右のブロック2.2のそれぞれの上に取付けるように形
成された一対の取付け片11.11には、集光レンズL
の胴部を凹圧する押圧片12が取付け片11.11を繋
ぐように橋絡形成され、またこれらの取付け片11.1
1の両側には、ブロック2.2の高さよりも若干高めの
接地片13.13が下向きに折り曲げ形成されていて、
後述する回路基板Pを接地電位に落すように構成されて
いる。
【0009】また一方、このレンズホルダ10の後半部
15は、末広がり状に拡開した左右の遮光板4.4の上
に載置することができるような台形状をなしていて、そ
の左右の肩部には、電荷結合素子Cを固定するビス9.
9の先端に当接して回路基板Pを接地電位に落すための
導通片16.16が下向きに折り曲げ形成されている。
【0010】なお図中符号8は、集光レンズLを位置決
め固定するために設けたベ−スプレ−ト上のネジ挿通孔
を示しており、また図中符号17は、ブロック2上の位
置決めダポと係合するレンズホルダ10上の係合孔、1
8は、このレンズホルダ10をブロック上に固定するた
めのビスをそれぞれ示している。
【0011】このように構成された装置において、いま
受光ユニット取付け基台1に集光レンズLと電荷結合素
子Cとからなる受光ユニットを組み付けるには、遮光板
4.4の後端に形成した取付け基台5.5に、ビス9.
9をもって電荷結合素子Cと一体の回路基板Pを固定
し、その上で左右のブロック2.2の間に形成された径
方向位置決め基台3に集光レンズLを落とし込む。
【0012】ついで、この受光ユニット取付け基台1の
上にレンズホルダ10を載置してこれをネジ18.18
によりブロック2.2上に締付けてゆくと、受光ユニッ
ト取付け基台1の後部空間はこのレンズホルダ10の後
半部15により遮光され、同時に、集光レンズLの胴部
は押圧片弾性力により上方から押圧されて、径方向位置
決め基台3内に仮止めされ、さらに、左右の接地片1
3、13はこの締付けとともにベ−スプレ−トに当接し
て、電荷結合素子Cのグランド、回路基板Pのグラン
ド、ビス9、導通片16、取付け基台1、図示しない金
属ブラシを介して読取り装置本体へと至る電気的な導通
を図る。
【0013】したがって、この仮止めした状態で集光レ
ンズLを光軸方向に摺動させれば、これを容易に精度よ
く調整することができ、また画像の読み取り時には、電
荷結合素子からのノイズを薄板鋼板からなるレンズホル
ダ10によって効果的に遮断して、外部への影響を断
つ。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、後半
を電荷結合素子を担持する回路基板の取付け部を兼ね
た遮光部をな、前半部を集光レンズの径方向位置決め
をなすよう導電性のベ−スフレ−ム上に形成した受
光レンズ位置決め基台を覆うようにして前半部には集
光レンズを径方向位置決め部に押圧する押圧片とベ−ス
フレ−ムに当接する接地片を形成し、後半部には回路基
板を固定する導電性のビスと当接する導通片を形成した
レンズホルダを取付けるようにしたので、このレンズホ
ルダを位置決め基台に固定することにより集光レンズを
径方向位置決め部内に仮止めすることができて、光軸方
向への正確な調整行なえるばかりでなく、集光レンズ
から電荷結合素子に至る領域の遮光と電荷結合素子から
のノイズの遮断とをこれらの部材により同時に行うこと
を可能となして、この種の機構を大巾に簡素化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなす集光レンズ保持機構を
分解して示した斜視図である。
【符号の説明】
1 受光レンズ取付け基台 3 径方向位置決め部 4 遮光板 10 レンズホルダ 12 押圧片 13 接地片 16 導通片 L 集光レンズ C 電荷結合素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後半部を電荷結合素子を担持する回路基
    板の取付け部を兼ねた遮光部となし、前半部を集光レン
    ズの径方向位置決め部をなすよう導電性のベ−スフレ−
    ム上に形成した非導電材よりなる受光ユニット位置決め
    基台と、 該受光ユニット位置決め基台を覆うようにしてその上面
    に載置され、かつ前半部には、前記集光レンズを前記径
    方向位置決め基台内に押圧保持する押圧片と前記ベ−ス
    フレ−ムに当接する接地片を形成する一方、後半部に
    は、前記回路基板を固定する導電性のビスと当接する導
    通片を形成した導電性のレンズホルダとからなり、 前記回路基板は、前記導電性のビスを介して前記レンズ
    ホルダ及び前記ベースフレームと電気的導通が図られる
    ようにしたことを特徴とする画像入力装置における集光
    レンズの保持機構。
JP26314494A 1994-10-03 1994-10-03 画像入力装置における集光レンズの保持機構 Expired - Lifetime JP3178501B2 (ja)

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