JP3178430U - 折り畳みシート - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳んだ際に折り畳み状態を容易に維持可能な折り畳みシートを提供する。
【解決手段】シート部材10の幅方向に沿った第1の折り目1と、長さ方向に沿った第2の折り目2a〜2eと、第1の折り目及び前記第2の折り目で区分された領域3a〜3lと、領域3aに設けられた主挿入片4と、領域3aの幅方向に隣接する領域3cに設けられたスリット5と、を備え、第1の折り目1に従って折り畳まれ、更に、スリット5が設けられている面を基準として第2の折り目2aに従って山折りされ、且つ、第2の折り目2bに従って山折りされ、第2の折り目2c〜2eに従って交互に折られて、領域3aと領域3cとが最外側になるように折り畳まれ、主挿入片4がスリット5に挿入される折り畳みシート。
【選択図】図1

Description

本考案は、コンパクトな形状に折り畳むことが可能な折り畳みシートに関する。
従来、地図や広告等の情報が記載された一枚の矩形状のシートを折り畳んでコンパクトな形状にすることが可能な折りたたみ式のシートが用いられており、種々の折り畳み方式が提案されている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
特開平8−44293号公報 特開2010−137532号公報 登録実用新案3155384号公報
折り畳み式のシートは折り畳まれた後、ユーザーの意思に応じて折り畳み状態が解除され、シートが展開されることが好ましい。しかし、シートの折り畳み方式によっては、使用者の意図しない状況下で折り畳み状態が解除されてしまったり、展開に手間取る場合もある。このため、簡便な機構を有しながら、陳列時や携帯時など折り畳まれた状態を維持することが望まれる場合には、折り畳み状態を容易に維持できるともに、容易に展開可能な折り畳み式のシートの開発が望まれている。
本考案は、折り畳んだ際に折り畳み状態を容易に維持可能な折り畳みシートを提供することを目的とする。
[1]シート部材を折り畳んだ折り畳みシートであって、前記シート部材は、前記シート部材の幅方向に沿った第1の折り目と、前記シート部材の長さ方向に沿った2つ以上の第2の折り目と、前記第1の折り目及び前記第2の折り目で区分された複数の領域と、前記シート部材の幅方向最端に位置する前記領域のうち少なくとも一つの前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けられた主挿入片と、前記主挿入片を備えた前記領域の幅方向に隣接する前記領域に設けられたスリットと、を備え、前記シート部材は、前記第1の折り目に従って折り畳まれ、更に、前記スリットが設けられている面を基準として前記主挿入片が設けられている側から1番目に位置する第2の折り目に従って山折りされ、且つ、前記主挿入片が設けられている側から2番目に位置する第2の折り目に従って山折りされ、前記第2の折り目を3つ以上有する場合には、前記主挿入片が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って交互に折られて、前記主挿入片が設けられた前記領域と前記スリットが設けられた領域とが最外側になるように折り畳まれ、前記主挿入片が前記スリットに挿入される折り畳みシート。
[2]前記第2の折り目を3つ以上有する場合に、前記シート部材の前記主挿入片が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って谷折り及び山折りの順に交互に折り畳まれる[1]に記載の折り畳みシート。
[3]前記シート部材は、前記主挿入片が設けられている前記領域以外の前記領域であって、且つ、前記シート部材の幅方向最端に位置する前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けられた補助挿入片を備え、且つ、前記補助挿入片は、前記シート部材が折り畳まれた際に前記スリットに挿入される[1]又は[2]に記載の折り畳みシート。
[4]前記補助挿入片が、前記主挿入片が設けられている前記領域と対角上に位置する前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けられる[3]に記載の折り畳みシート。
[5]前記シート部材が折り畳まれた際に、少なくとも前記主挿入片の一部と少なくとも前記補助挿入片の一部とが重なって前記スリットに挿入される[3]又は[4]に記載の折り畳みシート。
[6]前記シート部材が矩形状である[1]〜[5]のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
[7]前記シート部材が、前記第1の折り目に対して線対称な形状である[1]〜[6]のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
[8]前記複数の領域が、全て同一の形状である[1]〜[7]のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
[9]前記スリットの両端が曲線状である[1]〜[8]のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
[10]前記シート部材は、一の面において前記複数の領域に表示される情報のうち少なくとも一つの前記領域に表示される情報が他の前記領域に表示される情報と、上下関係が異なる[1]〜[9]のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
本考案によれば、折り畳んだ際に折り畳み状態を容易に維持可能な折り畳みシートを提供することができる。
第1の実施形態の折り畳みシートの展開状態を示した説明図である。 第1の実施形態におけるシート部材を第1の折り目に従って折り畳んだ状態を示す説明図である。 第1の実施形態におけるシート部材を第2の折り目にまで従って折り畳んだ状態を示す説明図である。 第1の実施形態におけるシート部材を折り畳んだ状態を示す説明図である。 (A)は、第1の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を領域3a側から観察した状態を示す説明図であり、(B)は第1の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を領域3c側から観察した状態を示す説明図である。 第1の実施形態の折り畳みシートの内面に表示される情報の位置関係を示す説明図である。 第1の実施形態の折り畳みシートの外面に表示される情報を示す説明図である。 第2の実施形態の折り畳みシートの展開状態を示した説明図である。 第2の実施形態におけるシート部材を第2の折り目にまで従って折り畳んだ状態を示す説明図である。 第2の実施形態におけるシート部材を折り畳んだ状態を示す説明図である。 第2の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を示す説明図である。 第3の実施形態におけるシート部材を折り畳んだ状態を示す説明図である。 第3の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を示す説明図である。 第3の実施形態の別の態様の折り畳みシートの折り畳み状態を示す説明図である。 第4の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を示す説明図である。
以下に記載する構成要件の説明は、本考案の代表的な実施形態に基づいてなされることがあるが、本考案はそのような実施形態に限定されるものではない。
本考案の折り畳みシートは、シート部材を折り畳んだ折り畳みシートであって、前記シート部材は、前記シート部材の幅方向に沿った第1の折り目と、前記シート部材の長さ方向に沿った2つ以上の第2の折り目と、前記第1の折り目及び前記第2の折り目で区分された複数の領域と、前記シート部材の幅方向最端に位置する前記領域のうち少なくとも一つの前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けられた主挿入片と、前記主挿入片を備えた前記領域の幅方向に隣接する前記領域に設けられたスリットと、を備え、前記シート部材は、前記第1の折り目に従って折り畳まれ、更に、前記スリットが設けられている面を基準として前記主挿入片が設けられている側から1番目に位置する第2の折り目に従って山折りされ、且つ、前記主挿入片が設けられている側から2番目に位置する第2の折り目に従って山折りされ、更に、前記第2の折り目を3つ以上有する場合には、前記主挿入片が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って交互に折られて、前記主挿入片が設けられた前記領域と前記スリットが設けられた領域とが最外側になるように折り畳まれ、前記主挿入片が前記スリットに挿入される。
また、折り畳みシートは、シートの裏表に表示された情報をユーザーが読みやすいように、工夫されていることが好ましい。
本考案の折り畳みシートは、前記シート部材を第1の折り目に従って折り畳み、前記スリットが設けられている面を基準として前記主挿入片が設けられている側から1番目に位置する第2の折り目に従って山折りし、前記主挿入片が設けられている側から2番目に位置する第2の折り目に従って山折りする。更に、前記第2の折り目を3つ以上有する場合には、前記主挿入片が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って交互に折り、前記主挿入片が設けられた前記領域と前記スリットが設けられた領域とが最外側になるように折り畳まれる。本考案の折り畳みシートは、前記シート部材がこのように折り畳まれた状態で、前記主挿入片が前記スリットに挿入される。これにより、折り畳み状態を容易に維持することができる。
前記第1の折り目はシート部材の幅方向に沿って設けられる唯一の折り目であればその位置は特に限定はないが、前記シート部材が前記第1の折り目によって1/2に分割されるように、第1の折り目を形成することが好ましい。この場合、前記シート部材は、前記第1の折り目に対して線対称な形状とすることができる。
本考案の折り畳みシートにおいて前記第2の折り目は、2つ以上であれば特に制限はないが、例えば、前記第2の折り目で区分される幅方向の領域が(4+2n)列(n=0,1,2…)となるように設けられることが好ましい。例えば、シート部材が、幅方向に
6列×長さ方向に2行の12の領域に区分される場合には、前記領域は幅方向に5つの第2の折り目によって区分されることとなる。
また、前記シート部材が、第2の折り目を3つ以上有する場合には、第1の折り目及び前記主挿入片が設けられている側から1番目及び2番目に位置する第2の折り目に従って折り畳まれた後、前記シート部材の前記主挿入片が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って谷折り及び山折りの順に交互に折り畳まれることが好ましい。
前記シート部材は、第1の折り目と複数の第2の折り目とに区分された複数の領域を有する。これら領域のうち、シート部材の幅方向最端に位置するもののうち少なくとも一つの領域には、シート部材の長さ方向に沿った縁辺に主挿入片が設けられる。また、この主挿入片が設けられた領域と幅方向に隣接する領域には前記主挿入片が挿入されるスリットが設けられる。
前記複数の領域の形状は特に限定はないが、第1及び第2の折り目によって矩形状に区分されることが好ましい。また、前記複数の領域は同一形状であることが好ましい。更に、前記複数の領域は、同一面積であることが好ましい。
前記主挿入片の形状は、スリットに挿入可能で且つシート部材が折り畳まれた際にその折り畳み状態を維持できる程度の長さを有するものであれば特に形状は限定されない。矩形状であってもよいし、各角が曲線状であってもよいし、半円形であってもよいし、四角形以外の多角形であってもよい。
前記スリットの形状も、前記主挿入片を挿入できるものであれば特にその形状は限定されない。単なる直線状(矩形状)であってもよいし、スリットの両端が曲線状になっていてもよいし、端部からシートが裂けるのを防止するために予め端部に丸い打ち抜きが形成されていてもよい。更に、波状、ハート状などその形状は特に限定されない。
前記シート部材は、主挿入片以外にシート部材の縁辺に一つ又は複数の補助挿入片を備えていてもよい。前記補助挿入片は、前記シート部材が折り畳まれた際に、前記主挿入片と共に、又は、独立してスリットに挿入されることが好ましい。前記スリットは、主挿入片用のスリットの他に前記補助挿入片用のスリットを別途設けてもよい。前記補助挿入片が設けられている領域は特に限定はないが、前記主挿入片が設けられている前記領域以外の前記領域であって且つ前記シート部材の幅方向最端に位置する前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けることができる。当該位置に補助挿入片を用いるとシート部材を折り畳んだ際に、主挿入片を挿入するスリットに補助挿入片を挿入することができる。例えば、前記補助挿入片を、前記主挿入片が設けられている前記領域と対角上に位置する前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けることができる。
前記補助挿入片が主挿入片と共に前記スリットに挿入される際、少なくとも前記主挿入片の一部と少なくとも前記補助挿入片の一部とが重なるように前記主挿入片が備えられる位置と補助挿入片が備えられる位置を決定することができる。また、前記主挿入片と補助挿入片とが全く重ならないように両者の位置を決めることができる。この場合、同一のスリットに両挿入片を挿入してもよいし、主挿入片用のスリットと補助挿入片用のスリットを別途設け、各々独立にスリットに挿入してもよい。
また、前記シート部材はシート状であれば特にその形状に限定はなく、多角形や円形など適宜選定することができ、中でも矩形状であることが好ましい。また、前記シート部材は、折り畳み状態の形状の観点から、上述のように前記第1の折り目に対して線対称である形状が好ましい。また、前記第1及び複数の第2の折り目によって区分されるシート部材上の領域が同一の形状・面積であることが好ましい。
また、前記シート部材には一の面及び他の面にそれぞれ情報が表示されていることが好ましい。前記情報としては特に限定はなく、例えば、マニュアル、手順、指針、方法、有用情報、広告、地図情報など各種情報を表示させることができる。また、例えば、一の面において一面に地図情報など同一の情報を表示してもよいし、各領域毎に異なる情報を表示してもよい。更には、第1の折り目で区分されるように、2つ以上の情報を区分して表示してもよい。この際、例えば、一の面において前記複数の領域に表示される情報のうち少なくとも一つの前記領域に表示される情報が他の前記領域に表示される情報と、上下関係が異なるように表示させてもよい。
以下に、本考案の折り畳みシートについて、図を用いて説明する。各図において、共通の部材及び部位には同様の符号を付し、その説明を省略する。本考案において「長さ方向」とは、シート部材上における任意の方向を意味する。また、「幅方向」とは、前記長さ方向と直交する方向を意味する。各図においては、紙面上下方向がシート部材の長さ方向と一致し、紙面左右方向がシート部材の幅方向と一致する。また、以下において単に「長さ方向」「幅方向」と称した場合には、各シート部材の長さ方向及び幅方向を意味する。
(第1の実施形態)
本考案の折り畳みシートについて、矩形状(長方形)のシート部材を用いた第1の実施形態について説明する。第1の実施形態において、前記シート部材の「長さ方向」は、矩形状のシート部材を構成する一辺と平行な任意の方向と一致する。また、第1の実施形態において「幅方向」は、前記長さ方向と直交し、且つ、矩形状のシート部材を構成する一辺と平行な方向と一致する。但し、前記長さ方向と前記幅方向とはシート部材の一辺と厳密に平行であることを要するものではない。
まず、本考案の折り畳みシートについて、これを広げた(展開した)状態について説明する。図1は、第1の実施形態の折り畳みシートの展開状態を示した説明図である。また、図1はシート部材を一の側の面から見た説明図であり、以下、シート部材の一の側の面を、「内面」と称し、その裏側の面を「外面」と称する場合がある。
図1に示すように、第1の実施形態の折り畳みシートは矩形状のシート部材10によって構成されており、シート部材10には、第1の折り目1と、5本の第2の折り目2a〜2eと、主挿入片4と、スリット5と、が形成されている。図1において第1及び第2の折り目については、破線が山折りを示し、一点鎖線が谷折りを示す。
本考案において、シート部材10の形状は、シート状であり折り曲げることが可能であれば、そのサイズや厚さは特に限定されず、所望の目的に応じて適宜選定することができる。例えば観光ガイド等の用途であれば、シート部材10のサイズは通常A1〜B5サイズ(折り畳み状態において通常A4〜B8サイズ)であり、A2〜A4サイズ(折り畳み状態において通常A5〜A7サイズ)が好適である。また、シート部材10の厚さは通常60〜200μmであり、80〜150μmが好ましく、95〜130μmが更に好ましい。シート部材10の材質も特に限定はなく、例えば、紙やプラスティックフィルム等公知のシート状材料を適宜選定することができる。第1の実施形態においては、シート部材10として矩形状の部材が用いられる。ここで、「矩形状」とは、完全な矩形のみならず、適宜所望に応じて端部等に設けられた切り欠け等を有する矩形をも含む概念である。また、四隅に90°の角を有する必要はなく、例えば四隅が半円状にカットされた形状であってもよい。シート部材10は、(略)矩形であれば、図1に示すように長方形であってもよいし、正方形であってもよい。また、シート部材10は、長さ方向に長尺であってもよいし、幅方向に長尺であってもよい。
第1の折り目1は、シート部材10に形成される幅方向(紙面左右方向)に沿った折り目である。図1において、第1の折り目1は、シート部材10の一方の端部(図1における紙面上側の端部)から、長さ方向1/2の位置に配置されている。第1の実施形態において第1の折り目1は、シート部材10の長さ方向1/2の位置におおよそ配置されていればよく、厳密に設けられることまでも要求するものではない。第1の折り目1は、これに従ってシート部材10が山折りに折り畳まれるように構成されている。
第2の折り目2a〜2eは、シート部材10に形成される長さ方向(紙面上下方向)に沿った折り目である。図1において、挿入片4が設けられている側から1番目に位置する第2の折り目から順に第2折り目2a〜2eと称する。図1では、第2の折り目2は、シート部材10を幅方向に6つに分割するように5本設けられている。本考案において第2の折り目2a〜2eは、シート部材10を幅方向に6分割する位置にそれぞれがおおよそ配置されていればよく、厳密に設けられることまでも要求するものではない。また、第2の折り目2a〜2eは第1の折り目1と直交している。
また、図1に示すように、シート部材10は、内面側から観察した際に第1及び第2の折り目によって、12つの領域(3a〜3l)に区分されている。
シート部材10の幅方向最端に位置する領域3aの長さ方向に沿った縁辺には主挿入片4が設けられている。主挿入片4は、シート部材10の折り畳み状態を維持する働きの他、折り畳みシートを折り畳み状態から展開するためのガイドとしても使用することができる。主挿入片4は、シート部材10とは別に形成してそれを接着等してもよいし、シート部材10を打ち抜き等で形成加工する際に、同時に形成してもよい。
また、領域3aの幅方向に隣接する領域3cには、スリット5が設けられている。本考案において「スリット」とは、切れ込みを意味するが、その切れ込み幅や形状については特に限定はない。また、図15に示すように、スリット両端にパンチホールを設けて引き裂けにくくしてもよい。ここでは、スリット5は、主挿入片4が挿入できる程度に長さ方向に切り込みが入れられている。また、スリット5の両端は、曲線状となっている。このようにスリット5の両端を曲線状とすると、挿入片4を挿入しやすく、また、スリット端部において裂けにくくなる。また、スリット5は、やや領域3cの領域3aとは逆側(領域3e側)に位置するように設けられる。これは、挿入片4が、領域3e側からスリット5に挿入されるためである。
次に図2〜5を用いて、第1の実施形態の折り畳みシートを展開状態から折り畳み状態とするための手順について説明する。図2は、第1の実施形態におけるシート部材を第1の折り目に従って折り畳んだ状態を示す説明図である。図3は、第1の実施形態におけるシート部材を第2の折り目にまで従って折り畳んだ状態を示す説明図である。図4は、第1の実施形態におけるシート部材を折り畳んだ状態を示す説明図である。図5は、(A)は、第1の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を領域3a側から観察した状態を示す説明図であり、(B)は第1の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を領域3c側から観察した状態を示す説明図である。
まず、図1に示すシート部材10を、図2に示すように、第1の折り目1に従って山折りに折り畳む。次いで、図3に示すようにシート部材10を、第2の折り目2aに従って山折りし、第2の折り目2bに従って山折りする。本考案においては、このように第1の折り目を山折りにし、第2の折り目2a(挿入片が設けられている側から1番目に位置する第2の折り目)に従って山折りし、第2の折り目2b(挿入片が設けられている側から2番目に位置する第2の折り目)に従って山折りするまでが必須となる。第1の実施形態においては、更に、第2の折り目2cに従って谷折り、第2の折り目2dに従って山折り、第2の折り目2eに従って谷折りにシート部材10を折り畳む。即ち、第1の実施形態においてシート部材10は、主挿入片4が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って谷折り山折りの順に交互に折り畳まれる。このようにシート部材10を3番目以降に位置する第2の折り目に従って谷折り山折りの順に交互に折り畳むと、挿入片4をスリット5から外してシート部材10を展開しやすい。
次いで、図4に示すようにシート部材10は、主挿入片4が設けられた領域3aとスリット5が設けられた領域3cとが最外側になるように折り畳まれる。次いで、図4中の点線の矢印に従って主挿入片4を折りこみスリット5に挿入することで、シート部材10を図5(A)及び(B)に示されるような完全な折り畳み状態とすることができる。折り畳み状態のシート部材10(折り畳みシート)は、主挿入片4によって係止されているため、折り畳み状態を容易に維持することができる。
尚、第1の実施形態においては、図3に示すように第2の折り目2c〜2eを谷折り山折りの順に交互に折り畳む構成としたが、本考案はこれに限定されるものではなく、第2の折り目2c〜2eに従ってシート部材10を山折り谷折りの順に交互に折り畳むように構成してもよい。
シート部材10に印刷される情報について、更に図6及び図7を加えて説明する。図6は、第1の実施形態の折り畳みシートの内面に表示される情報の位置関係を示す説明図である。図7は、第1の実施形態の折り畳みシートの外面に表示される情報を示す説明図である。ここでは、図6に示すように内面の領域3aに表紙情報を印刷し、領域3c〜3kに一連の情報を印刷し、領域3b〜3lに他の一連の情報を印刷することができる。ここで、領域3c〜3kに印刷された一連の情報と、領域3b〜3lに印刷された一連の情報とは、図3の3cに示す文字と同じ向き(紙面上下方向)で印刷されている。これに対し、領域3aに印刷されている表紙情報は、他の領域に印刷されている情報と上下関係が逆になるように印刷されている。このように、領域3aの印刷情報を他の領域に印刷されている情報と上下関係を逆にすると、シート部材10を第1の折り目1に従って折り畳んだ際に、領域3b〜3lの情報の上下関係と領域3aの上下関係とを同一にすることができる。図7に示すように、シート部材10の外面には一面を使用して情報(例えば避難地図情報等)が印刷されている。図7は、図6の上辺と下辺がそれぞれ図7の下辺と上辺に対応するように裏返した状態を湿している。
第1の実施形態のシート部材10は、例えば図5(B)に示される完全な折り畳み状態から展開する際、まず、主挿入片4をスリット5から引き抜き、幅方向に展開させることができる。これによって、この状態でまず、領域3b〜3lに印刷された情報を視認することができる。次いで、水平軸(幅方向と同方向の軸)を中心に180°シート部材10を回転させることで、領域3c〜3kに印刷された情報を視認ことができる。その後、シート部材10を長さ方向に展開し完全にシート部材を展開状態とすることで、外面に印刷された情報を視認することができる。このように、折り畳みシートの折り畳み状態と幅方向に展開した状態と、完全に展開した状態とで視認できる情報を分けることができ、例えば地図のように利便性の観点からある程度広い面積に印刷されることが好ましい情報を外面の一面に印刷し、表紙や裏表紙、又は、地域情報や時刻表など折り畳みシートがコンパクトな状態である際に確認したい情報等をシート部材の内面に印刷することで、折り畳みシートの利便性を向上させることができる。
尚、上記ではシート部材10を幅方向に展開させた後、水平軸に従って180°回転させて他の情報を視認する態様としたが、本考案はこれに限定されるものではなく、鉛直方向(長さ方向と同方向の軸)を中心に180°回転させる構成としてもよい。この場合、領域3b〜3lに印刷される情報と領域3a〜3kに印刷される情報とはその上下関係が逆になるように印刷すれば、鉛直情報を中心に180°回転させても情報の上下向きが同様となる。
(第2の実施形態)
次に、本考案の折り畳みシートの他の形態について図8〜11を用いて説明する。図8は、第2の実施形態の折り畳みシートの展開状態を示した説明図である。図9は、第2の実施形態におけるシート部材を第2の折り目にまで従って折り畳んだ状態を示す説明図である。図10は、第2の実施形態におけるシート部材を折り畳んだ状態を示す説明図である。図11は、第2の実施形態の折り畳みシートの折り畳み状態を示す説明図である。第2の実施形態において、折り畳みシートは、主挿入片に加えて補助挿入片を備えている。
図8に示すように、シート部材20は、領域3aに設けられた主挿入片6に加えて、領域3aと対角上に位置する領域3lの幅方向に沿った縁片には、補助挿入片7が設けられている。即ち、シート部材20には、挿入片が2つ設けられている。このように挿入片が2つ設けられていると、折り畳み状態のシート部材を展開する際に、挿入片をガイドとして用いることができ、シート部材の展開作業をより容易に行うことができる。
第2の実施形態の折り畳みシート20を展開状態から折り畳み状態とするための手順について説明する。まず、図8に示すシート部材20を、図9に示すように、第1の折り目1に従って山折りに折り畳む。次いで、図9に示すようにシート部材20を、第2の折り目2aに従って山折りし、第2の折り目2bに従って山折りする。更に、シート部材20を、第2の折り目2cに従って谷折り、第2の折り目2dに従って山折り、第2の折り目2eに従って谷折りにシート部材20を折り畳む。
次いで、図10に示すようにシート部材20は、主挿入片6設けられた領域3aとスリット5が設けられた領域3cとが最外側になるように折り畳まれる。この際、補助挿入片7が設けられた領域3lは、領域3aよりも一枚内側に位置している。また、主挿入片6と補助挿入片7とは、シート部材20を折り畳んだ際に、それぞれが一部重なるように構成されている。次いで、主挿入片6及び補助挿入片7を折りこみスリット5に挿入することで、シート部材20を図11に示されるような完全な折り畳み状態とすることができる。折り畳み状態のシート部材20(折り畳みシート)は、主挿入片6及び補助挿入片7によって係止されているため、折り畳み状態をより容易に維持することができる。
(他の形態)
上記の第1の実施形態や第2の実施形態以外にも、本考案の折り畳みシートは様々な形態をとることが可能である。例えば、図12及び13に示すように、第2の実施形態とは異なり、シート部材30の折り畳み状態において主挿入片8と補助挿入片9とが、重なり合わないように構成し、これらをスリット5に挿入する構成としてもよい。更に、スリットは一つであることに限定されず、図14に示すように、主挿入片8用のスリット5Aと補助挿入片9用のスリット5Bとを別々に設けるようにシート部材30を構成してもよい。更に、上述のように、図15に示すシート部材40のようにスリット11の両端にパンチホールを設けて引き裂けにくくしてもよい。
(シート部材の材料)
本考案におけるシート部材を構成する材質には特に限定はなく、例えば、紙やプラスティックフィルム等公知のシート状材料を適宜選定することができる。好ましいのは熱可塑性樹脂を用いた合成紙である。
本考案で用いる熱可塑性樹脂としては、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、プロピレン系樹脂、ポリメチル−1−ペンテン、エチレン−環状オレフィン共重合体等のポリオレフィン系樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、マレイン酸変性ポリエチレン、マレイン酸変性ポリプロピレン等の官能基含有ポリオレフィン系樹脂、ナイロン−6、ナイロン−6,6等のポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやその共重合体、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンサクシネート、ポリ乳酸、脂肪族ポリエステル等の熱可塑性ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、アタクティックポリスチレン、シンジオタクティックポリスチレン等を挙げることができる。これらの熱可塑性樹脂の中では、加工性に優れるポリオレフィン系樹脂、官能基含有ポリオレフィン系樹脂を用いることが好ましい。ポリオレフィン系樹脂のより具体的な例としては、エチレン、プロピレン、ブチレン、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン、メチル−1−ペンテン、環状オレフィンなどのオレフィン類の単独重合体、および、これらオレフィン類2種類以上からなる共重合体が挙げられる。
官能基含有ポリオレフィン系樹脂のより具体的な例としては、前記オレフィン類と共重合可能な官能基含有モノマーとの共重合体があげられる。かかる官能基含有モノマーとしては、スチレン、αメチルスチレンなどのスチレン類、酢酸ビニル、ビニルアルコール、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプロン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、ブチル安息香酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニルなどのカルボン酸ビニルエステル類、アクリル酸、メタクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、N−メタロール(メタ)アクリルアミドなどの(メタ)アクリル酸エステル類((メタ)アクリル酸エステルは、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルを指す)、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、フェニルビニルエーテルなどのビニルエーテル類が特に代表的なものである。これら官能基含有モノマーの中から必要に応じ1種類もしくは2種類以上を適宜選択し重合したものを用いることができる。更にこれらポリオレフィン系樹脂および官能基含有ポリオレフィン系樹脂を必要によりグラフト変性して使用することも可能である。
グラフト変性には公知の手法を用いることができる。具体的な例としては、不飽和カルボン酸またはその誘導体によるグラフト変性を挙げることができる。該不飽和カルボン酸としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等を挙げることができる。また上記不飽和カルボン酸の誘導体としては、酸無水物、エステル、アミド、イミド、金属塩等も使用可能である。具体的には、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、マレイン酸モノエチルエステル、マレイン酸ジエチルエステル、フマル酸モノメチルエステル、フマル酸ジメチルエステル、イタコン酸モノメチルエステル、イタコン酸ジエチルエステル、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイン酸モノアミド、マレイン酸ジアミド、マレイン酸−N−モノエチルアミド、マレイン酸−N,N−ジエチルアミド、マレイン酸−N−モノブチルアミド、マレイン酸−N,N−ジブチルアミド、フマル酸モノアミド、フマル酸ジアミド、フマル酸−N−モノエチルアミド、フマル酸−N,N−ジエチルアミド、フマル酸−N−モノブチルアミド、フマル酸−N,N−ジブチルアミド、マレイミド、N−ブチルマレイミド、N−フェニルマレイミド、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナトリウム、アクリル酸カリウム、メタクリル酸カリウム等を挙げることができる。グラフト変性物はグラフトモノマーをポリオレフィン系樹脂および官能基含有ポリオレフィン系樹脂に対して一般に0.005〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%グラフト変性したものが好ましい。
本考案では、上記の熱可塑性樹脂の中から1種を選択して単独で使用してもよいし、2種以上を選択して組み合わせて使用してもよい。更にこれらポリオレフィン系樹脂および官能基含有ポリオレフィン系樹脂の中でも、プロピレン系樹脂が、耐薬品性、コストの面などから好ましい。プロピレン系樹脂としては、プロピレン単独重合体でありアイソタクティックないしはシンジオタクティックおよび種々の程度の立体規則性を示すポリプロピレン、プロピレンを主成分とし、これと、エチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、4−メチル−1−ペンテン等のαオレフィンとを共重合させた共重合体を主成分として使用することが望ましい。この共重合体は、2元系でも3元系以上でもよく、またランダム共重合体でもブロック共重合体であってもよい。プロピレン系樹脂には、プロピレン単独重合体よりも融点が低い樹脂を2〜25重量%配合して使用することが好ましい。そのような融点が低い樹脂として、高密度ないしは低密度のポリエチレンを例示することができる。
本考案では、熱可塑性樹脂以外に、必要に応じて無機微細粉末、有機フィラー、熱安定剤(酸化防止剤)、光安定剤、分散剤、滑剤などを添加することができる。無機微細粉末を添加する場合は、平均粒径が通常0.01〜15μm、好ましくは0.1〜5μmのものを使用する。具体的には、炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリカ、珪藻土、白土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ、ゼオライト、マイカ、セリサイト、ベントナイト、セピオライト、バーミキュライト、ドロマイト、ワラストナイト、ガラスファイバーなどを使用することができる。
有機フィラーを添加する場合は、主成分である熱可塑性樹脂とは異なる種類の樹脂を選択することが好ましい。例えば、熱可塑性樹脂フィルムがポリオレフィン系樹脂フィルムである場合には、有機フィラーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ナイロン−6、ナイロン−6,6、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリメタクリレート等の重合体であって、ポリオレフィン系樹脂の融点よりも高い融点(例えば170〜300℃)ないしはガラス転移温度(例えば170〜280℃)を有し、かつ非相溶のものを使用することができる。
熱安定剤を添加する場合は、通常0.001〜1重量%の範囲内で添加する。具体的には、立体障害フェノール系、リン系、アミン系等の安定剤などを使用することができる。光安定剤を使用する場合は、通常0.001〜1重量%の範囲内で使用する。具体的には、立体障害アミンやベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系の光安定剤などを使用することができる。分散剤や滑剤は、例えば無機微細粉末を分散させる目的で使用する。使用量は通常0.01〜4重量%の範囲内にする。具体的には、シランカップリング剤、オレイン酸やステアリン酸等の高級脂肪酸、金属石鹸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸ないしはそれらの塩等使用することができる。
本考案におけるシート部材は、2層構造、3層以上の多層構造を有するものであってもよい。多層化により筆記性、印刷適性、耐擦過性、2次加工適性等の様々な機能の付加が可能となる。この多層構造の延伸軸数は、例えば2層構造の場合は、無延伸/1軸、無延伸/2軸、1軸/1軸、1軸/2軸、2軸/1軸、2軸/2軸などとすることができる。
以上、各実施形態を用いて本考案の態様について説明したが、本考案の折り畳みシートは、上述の態様に限定されるものではない。また、図示は省略するが上述の第1及び第2の折り目は、単なる折り目のみならず、穿孔線であってもよい。更に、本考案の折り畳みシートは、提供時に各折り目を完全な折り目とせずに、各折り目に該当する部位に穿孔線を設けたり、折り目線をプリントした状態で、シート形状のままユーザーに提供したりしてもよい。
1 第1の折り目
2a〜2e 第2の折り目
3a〜3l 領域
4,6,8 主挿入片
5、5A,5B スリット
7,9 補助挿入片
10,20,30,40 シート部材

Claims (10)

  1. シート部材を折り畳んだ折り畳みシートであって、
    前記シート部材は、
    前記シート部材の幅方向に沿った第1の折り目と、
    前記シート部材の長さ方向に沿った2つ以上の第2の折り目と、
    前記第1の折り目及び前記第2の折り目で区分された複数の領域と、
    前記シート部材の幅方向最端に位置する前記領域のうち少なくとも一つの前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けられた主挿入片と、
    前記主挿入片を備えた前記領域の幅方向に隣接する前記領域に設けられたスリットと、
    を備え、
    前記シート部材は、前記第1の折り目に従って折り畳まれ、更に、前記スリットが設けられている面を基準として前記主挿入片が設けられている側から1番目に位置する第2の折り目に従って山折りされ、且つ、前記主挿入片が設けられている側から2番目に位置する第2の折り目に従って山折りされ、
    前記第2の折り目を3つ以上有する場合には、前記主挿入片が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って交互に折られて、前記主挿入片が設けられた前記領域と前記スリットが設けられた領域とが最外側になるように折り畳まれ、前記主挿入片が前記スリットに挿入される折り畳みシート。
  2. 前記第2の折り目を3つ以上有する場合に、前記シート部材の前記主挿入片が設けられている側から3番目以降に位置する第2の折り目に従って谷折り及び山折りの順に交互に折り畳まれる請求項1に記載の折り畳みシート。
  3. 前記シート部材は、前記主挿入片が設けられている前記領域以外の前記領域であって、且つ、前記シート部材の幅方向最端に位置する前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けられた補助挿入片を備え、且つ、前記補助挿入片は、前記シート部材が折り畳まれた際に前記スリットに挿入される請求項1又は2に記載の折り畳みシート。
  4. 前記補助挿入片が、前記主挿入片が設けられている前記領域と対角上に位置する前記領域の前記シート部材の長さ方向に沿った縁辺に設けられる請求項3に記載の折り畳みシート。
  5. 前記シート部材が折り畳まれた際に、少なくとも前記主挿入片の一部と少なくとも前記補助挿入片の一部とが重なって前記スリットに挿入される請求項3又は4に記載の折り畳みシート。
  6. 前記シート部材が矩形状である請求項1〜5のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
  7. 前記シート部材が、前記第1の折り目に対して線対称な形状である請求項1〜6のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
  8. 前記複数の領域が、全て同一の形状である請求項1〜7のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
  9. 前記スリットの両端が曲線状である請求項1〜8のいずれか1項に記載の折り畳み
    シート。
  10. 前記シート部材は、一の面において前記複数の領域に表示される情報のうち少なくとも一つの前記領域に表示される情報が他の前記領域に表示される情報と、上下関係が異なる請求項1〜9のいずれか1項に記載の折り畳みシート。
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