JP3231846U - パーテーション - Google Patents

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野口 弘道
弘道 野口
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白金化成株式会社
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Abstract

【課題】寸法が小さく扱い易いパーテーションを提供する。【解決手段】パーテーションは、複数のシート部20と、隣接するシート部間に設けられ、隣接するシート部のうちの一方の他方に対する折り曲げを許容する折曲部30と、を備え、少なくとも2つのシート部が折曲部により角度を有して折り曲げられている状態で2つのシート部が載置面に載置された場合、2つのシート部は折り曲げられている状態を維持して載置面に対して直立状態を維持する。【選択図】図3

Description

この明細書に開示される技術は、人と人との間に設置されるパーテーションに関する。
従来、会議や商談などの人と人とが対面して会話を行う場合において、人と人との間にパーテーションを設置し、会話により生じる飛沫を防止する対応がとられており、このような対応はウイルス等の感染予防に関して極めて高い効果を有している。
しかしながら、上述したような設置型のパーテーションは、床等の設置面から少なくとも人の頭部近傍またはそれ以上の高さのものが一般的であるため、寸法が大きく扱い難いという問題があった。
本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、扱い易いパーテーションを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案の一態様は、複数のシート部と、隣接するシート部間に設けられ、隣接するシート部のうちの一方の他方に対する折り曲げを許容する折曲部と、を備え、少なくとも2つのシート部が前記折曲部により角度を有して折り曲げられている状態において該2つのシート部が載置面に載置された場合、該2つのシート部は折り曲げられている状態を維持して載置面に対して直立状態を維持することを特徴とする。
本考案によれば、扱い易いパーテーションを提供することができる。
実施形態に係るパーテーションの平面図である。 実施形態に係るパーテーションにおけるシート部間に位置する折曲部を示す部分拡大図である。 実施形態に係るパーテーションの使用状態を示す平面図である。 実施形態に係るパーテーションの折畳状態を示す正面図である。 第1の変形例に係るパーテーションの平面図である。 第2の変形例に係るパーテーションの平面図である。
以下、本考案に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るパーテーションの平面図である。なお、図1においてはデスク等の載置面上に平置きされた状態が示されており、以後この状態を展開状態として説明する。図1に示されるように本実施形態に係るパーテーション1は、全体として1枚の矩形のシートに形成されており、矩形の第1のシート部10と、第1のシート部10の略半分のサイズに形成された第2のシート部20とをそれぞれ複数有する。
第1及び第2のシート部10,20は、サイズ以外は同一構成のものであり、光透過性を有する半透明、好ましくは透明の樹脂部材から成る。このような樹脂部材であればどのようなものを用いてもよいが、コスト面、加工性を考慮するとポリ塩化ビニル(PVC)やポリプロピレン(PP)が用いられるとよい。また後述するパーテーション1の使用状態において自立を可能とする程度の剛性を有することが好ましく、そのような部材としては硬質のものを用いることが好ましい。以後、各シート部は硬質PVCによりなることとして説明を行う。
第1のシート部10は、本実施形態においてはA4サイズとなっており、これはパーテーション1が後述する折畳状態となった際に持ち運びや鞄への収容等を容易なものとするためである。第1及び第2のシート部10,20は、本実施形態においては、4枚の第1のシート部10がパーテーション1の長手方向に沿って連結されており、その上部に4枚の第2のシート部20が連結されている。これらの連結部分には折曲部30が設けられ、即ち各シート部は折曲部30を介して連結されている。
図2は、本実施形態に係るパーテーションにおけるシート部間に位置する折曲部を示す部分拡大図である。折曲部30は、図2において図中ハッチングで示される接着部31により隣接するシート部と連結されている。接着部31は、折曲部30とシート部とを重ね、当該重ね部分に高周波ウエルダを施すことにより折曲部30とシート部とが接着されることにより形成される。なお、これに限定するものではなく、熱溶着や接着剤による接着等により折曲部30とシート部との接着を実現するようにしてもよい。
折曲部30の厚さは第1及び第2のシート部10,20より薄く形成されており、各シート部が硬質PVCよりなる場合は、軟質PVCよりなることが好ましい。したがってこれら各シート部よりも高い可撓性を有して極めて容易な折り曲げが実現できる。例えば180度に折り曲げることも可能となる。また、縦方向の折曲部30と横方向の折曲部30とが直交する部分には、開口32が設けられており、後述する隣接する各シート部間の折り曲げを容易にしている。
図3は、本実施形態に係るパーテーションの使用状態を示す平面図である。ここで示されるパーテーション1は、デスクD上に自立している状態が示されている。図3に示されるように、本実施形態に係るパーテーション1は、長手方向両端に位置する第1のシート部10及びその上部の第2のシート部20を、それぞれ隣接する各シート部に対して折曲部30を起点に折り曲げることにより、デスクD上に自立した状態(直立状態)を維持することができる。
本実施形態においては、第1のシート部10がA4サイズ、第2のシート部20がその半分のサイズとなっているため、折曲部30を考慮すると図1に示される展開状態においては786mm×456mmのサイズとなっている。したがって、図3に示される使用状態においては縦方向456mmが維持されるため、着座している人の顔前方を容易に覆うことができ、横サイズにおいても人の肩幅を容易に超えた状態となる。したがって、使用状態においてパーテーション1は、会話により生じる飛沫を確実に防止することが可能となる。なお、折り曲げ方は適宜であり、例えば平面W字状に折り曲げて使用することもでき、様々な環境に応じて自立時の形状を変更することができる。
図4は、実施形態に係るパーテーションの折畳状態を示す正面図である。図4に示されるように、本実施形態に係るパーテーション1は、折曲部30を起点として各シート部を折り曲げて多重に積層させることにより、図4に示されるようなコンパクトな折畳状態とすることができる。即ち、折畳状態においては、第1のシート部10のサイズであるA4サイズと略同一のサイズとすることができる。このようなサイズであっても、パーテーション1の厚みは5mm程度に抑えることができるため、持ち運びや鞄への収容、パーテーション1の展開や折畳等の扱いが極めて容易である。なお、各シート部がPVCよりなるため、例えばアクリルボードと比較して軽量であり、且つ低コストである。
なお、本実施形態においては、第2のシート部20は第1のシート部10の半分のサイズであると説明したが、同一サイズとしてもよく、より大きく又は僅かに小さくしてもよいことは言う前もない。同様に第1及び第2のシート部10,20の枚数を増加させてもよい。しかしながら、持ち運び等の扱いやすさを考慮すると、各シート部は上述した実施形態のサイズ及び枚数とすることが好ましい。
(変形例)
図5は、第1の変形例に係るパーテーションの平面図である。図5に示されるパーテーション1Aは、ポリプロピレンよりなる第1及び第2のシート部10A,20Aをそれぞれ複数有し、各シート部間に折曲部30Aが設けられて当該折曲部30Aを介して各シート部が連結されている。折曲部30Aは、折曲部30とは異なり、一体となっている第1及び第2シート部10A,20A間に筋入れを行うことで切込み(スリット)として設けられるものであり、即ち各シート部よりも厚さが薄くなっている部分である。したがって、例えば1枚のポリプロピレンシートに対して切込みとしての折曲部30Aを設けることにより、容易にパーテーション1Aを製造することが可能となる。また、縦方向の折曲部30Aと横方向の折曲部30Aとが直交する部分には、開口32と同一機能の開口32Aが形成されている。
このような構成としても、パーテーション1Aはパーテーション1と同様に自立状態、折畳状態となることができ、同一の効果を奏する。ポリプロピレンはヒンジ性が良い素材であるため、切込みである折曲部30Aを起点としてある程度繰り返しの折り曲げがなされたとしても問題はない。このような変形例によれば、パーテーション1と同様の効果を奏せると共に、材料費、加工費ともに低コスト化を実現できる。
なお、この変形例においては、第1及び第2のシート部10A,20Aがポリプロピレンよりなると説明した。しかしながらこれに限定するものではなく、どのようなものを用いてもよいが、硬質プラスチックを用いることが好ましい。また、切込みである折曲部30Aはパーテーション1Aの一方の面のみに設けてもよいが、その逆面にも設けて表面及び裏面にそれぞれ折曲部30Aが設けられていてもよい。
また、この変形例においては、第1及び第2のシート部10A,20Aがポリプロピレンよりなると説明した。しかしながらこれに限定するものではなく、どのようなものを用いてもよいが、硬質プラスチックを用いることが好ましい。また、切込みである折曲部30Aはパーテーション1Aの一方の面のみに設けてもよいが、その逆面にも設けて表面及び裏面にそれぞれ折曲部30Aが設けられていてもよい。
また、図5の一点鎖線で示されるように、縦方向に延在する折曲部30Aに隣接して複数の筋入れを行うことで切込みとしての折曲部30Bを設けるようにしてもよい。図5の例では、パーテーション1Aの両端近傍に位置する2つの縦方向の折曲部30Aのそれぞれが、2つの折曲部30B間に位置するようにされているが、当然より多くの折曲部30Bを設けてもよい。このように縦方向の折曲部30Aに隣接して折曲部30Bを設けることにより、当該箇所の折り曲げが容易となり且つその状態の維持をより確実なものとすることができ、延いては平面視コ字状といったパーテーション1Aの自立状態の維持をより確実なものとすることができる。このような折曲部30Bは、折り曲げの際の反発が強いポリプロピレン等のプラスチックを第1及び第2のシート部10A,20Aの素材とした場合に、特に有効である。
なお、以上に説明した実施形態及び変形例においては、パーテーション1,1A共に開口32,32Aが設けられているが、これらの開口はセロハンテープ等のシール部材を張り付ける等することで容易に閉塞することができ、遮蔽性をより確実なものとすることができる。
また、第1及び第2のシート部は折曲部30,30Aを介して連結されていると説明したが、これに限定するものではない。各シート部が個別に分離しており、これらを分離可能に連結させることでパーテーションを構築するようにしてもよい。例えば、図6に示されるように、1つの第1シート部10Aと1つの第2シート部20Aとからなる分離シート40が複数分離可能に連結可能とすることでパーテーション1Bを構築してもよい。これら複数の分離リート20Cは、同一形状となっており、それぞれジョイント部として突起41と挿通スリット42が設けられている。本変形例では、分離シート20Cの図中右側辺部において各シート部に2つの計4つの突起41が設けられると共に、左端部近傍において4つの突起41のそれぞれと短手方向位置(使用状態においては上下方向位置)が同位置となるように4つの挿通スリット42が設けられ、突起41をそれぞれ対応する挿通スリット42に挿通することで各分離シート20Cを連結することができる。さらに、この連結状態は使用状態においても維持することが可能である。この変形例においても、分離シート20Cを個別に分離して第1及び第2シート部10A,20Aを折り合わせるように2つ折りにすることでコンパクトな折畳状態とすることができる。
本考案は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本考案の範囲内のものである。
1,1A,1B パーテーション
10 第1のシート部
20 第2のシート部
30,30A,30B 折曲部

Claims (7)

  1. 複数のシート部と、
    隣接するシート部間に設けられ、隣接するシート部のうちの一方の他方に対する折り曲げを許容する折曲部と、
    を備え、
    少なくとも2つのシート部が前記折曲部により角度を有して折り曲げられている状態において該2つのシート部が載置面に載置された場合、該2つのシート部は折り曲げられている状態を維持して載置面に対して直立状態を維持する
    ことを特徴とするパーテーション。
  2. 縦方向長さ及び横方向長さが、それぞれ隣接するシート部が前記折曲部において折り曲げられることにより、複数のシート部が多重に折り畳まれた状態となり、1つのシート部の縦方向長さ及び横方向長さと略同一となる
    ことを特徴とする請求項1記載のパーテーション。
  3. 前記折曲部は、前記シート部材より軟質の軟質部材よりなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のパーテーション。
  4. 前記折曲部は、前記シート部材と同一素材であり、シート部に対して接着されることにより、隣接するシート部が前記折曲部を介して連結される
    ことを特徴とする請求項3記載のパーテーション。
  5. 前記折曲部は切込みであり、1枚のシートに切込みとして前記折曲部が設けられることにより、該1枚のシートが互いに折り曲げ可能な複数のシート部に分割している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載のパーテーション。
  6. 前記折曲部は、複数隣接して設けられる
    ことを特徴とする請求項5記載のパーテーション。
  7. 前記複数のシート部は互いに分離可能に連結されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のパーテーション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022156606A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 凸版印刷株式会社 携帯型パーテーション
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