JP3178196U - 解袋装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単であって部品点数が少なく、安価に製造することができ、しかも、処理能力が極めて大きい解袋装置を提供する。
【解決手段】食品等の内容物を包装する袋体11を滑落させる傾斜シュート7の下縁7b近傍には該傾斜シュートに沿って滑落した袋体を挟持する上側ローラー15と下側ローラー17とを配設し、該上側ローラーを偏心ローラーとし、該上側ローラーと該下側ローラーとの近傍には該上側ローラーと該下側ローラーとの間に挟持された袋体の両側縁を切断する切断手段29を配設し、両側縁を切断された袋体と内容物とを分離する分離手段を備えさせ、更に、袋体と内容物とを各別に回収する回収手段を備えさせたことを特徴とする解袋装置。
【選択図】図3

Description

本考案は、解袋装置に関するものであり、更に詳しくは、食品等の内容物を包装する袋体を解袋し、該袋体と内容物とを相互に分離して各別に回収するようにした解袋装置に係るものである。該内容物は、一例として、粉末状スープである。
特開平10−194251号公報は解袋装置を開示している。同公報に示す解袋装置(以下「従来の解袋装置」という。)は、取り出し装置と、傾斜シュートと、カッター装置と、内容物排出装置と、排除装置と、篩装置とよりなるものである。
従来の解袋装置においては、内容物を包装している袋体はストッカーから取り出し装置により1シート(1シートは袋体3個綴り)ずつ取り出され、傾斜シュートを介して内容物排出装置に受けられ、カッター装置により切断される。切断された袋体から内容物排出装置により内容物が排出され、排除装置により解袋装置外に排除される。内容物は篩装置を介して回収タンク内に回収される。
特開平10−194251号公報
従来の解袋装置においては、構造が複雑であり、部品点数が多いため、製造コストが嵩むという問題がある。
また、従来の解袋装置においては、1シート(1シートは袋体3個綴り)ずつのサイクル動作が行われる。
すなわち、1シートずつ下記の動作が下記の順序で行われる。
(1)取り出し
(2)ワークホルダーにセット
(3)カッターによる切断
(4)ワークホルダー反転
(5)排出
(6)ワークホルダー復帰
以上の(1)〜(6)が1サイクルであり、このサイクルが終了した後、再び上記(1)に戻って次のサイクルが行われる。
従来の解袋装置においては、上述の如きサイクル動作が行われるため、処理能力が小さいという問題もある。
本考案は、従来の解袋装置における上述の如き課題を解決し、構造が簡単であって部品点数が少なく、安価に製造することができ、しかも、処理能力が極めて大きい解袋装置を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は、下記の解袋装置を提供するものである。
(1)食品等の内容物を包装する袋体を滑落させる傾斜シュートの下縁近傍には該傾斜シュートに沿って滑落した袋体を挟持する上側ローラーと下側ローラーとを配設し、該上側ローラーを偏心ローラーとし、該上側ローラーと該下側ローラーとの近傍には該上側ローラーと該下側ローラーとの間に挟持された袋体の両側縁を切断する切断手段を配設し、両側縁を切断された袋体と内容物とを分離する分離手段を備えさせ、更に、袋体と内容物とを各別に回収する回収手段を備えさせたことを特徴とする解袋装置(請求項1)。
(2)前記切断手段は超音波カッターであり、該超音波カッターは、前記上側ローラーと下側ローラーとに挟持された袋体に対し傾斜した状態で配設されている(請求項2)。
(3)前記分離手段は、揺動手段を有する振動板を備えている(請求項3)。
[請求項1の考案]
食品等の内容物を包装する袋体を傾斜シュートに沿って滑落させれば、該袋体は上側ローラーと下側ローラーとの間に挟持された状態で両側縁が切断手段により切断され、袋体と内容物とが分離手段により相互に分離され、袋体と内容物とが回収手段により各別に回収される。
すなわち、食品等の内容物を包装する袋体は連続的に処理され、袋体と内容物とが連続的に各別に回収される。更に、各袋体が独立している単包品(図7参照。)のみならず、多数の袋体が一列に連続している連包品(図8参照。)についても、連続的に処理される。したがって、本考案による解袋装置は大きな処理能力を発揮する。
本考案による解袋装置は、構造が簡単であって部品点数が少なく、安価に製造することができる。
食品等の内容物を包装する袋体は、常に全面にわたって均一な厚みを有するものではなく、該袋体内における内容物の位置の偏りにより部分的に厚みが異なるときもある。したがって、袋体を挟持する一対のローラー間の間隔が固定されている場合には、袋体における厚みの大きな部分が当該一対のローラー間で詰まり、解袋装置の運転に支障が生ずることもあり得る。しかして、本考案による解袋装置においては、袋体を持する一対のローラーのうち、上側ローラーは偏心ローラーであり、該偏心ローラーは下側ローラーとの間隔が回転する度に変化するため、袋体の厚みが部分的に異なっていても、該袋体が当該一対のローラー間で詰まり、解袋装置の運転に支障が生ずるという問題は解消する。すなわち、本考案による解袋装置は、常に円滑に連続運転することができる。
[請求項2の考案]
上側ローラーと下側ローラーとの間に挟持された袋体の両側縁を切断する切断手段として超音波カッターが用いられるため、切断時に発生する切粉、粉塵等が極めて少ない。また、該超音波カッターは、上側ローラーと下側ローラーとに挟持された袋体に対し傾斜した状態で配設されているため、袋体の両側縁は極めて円滑に切断される。
[請求項3の考案]
袋体と内容物とを相互に分離する分離手段は、揺動手段を有する振動板を備えているため、両側縁を切断された袋体は振動板上で振動しつつ揺動する。したがって、袋体の内容物は該袋体から効果的に分離される。
図1は、本考案による解袋装置の一例を示す平面図である。 図2は、同上装置の正面図である。 図3は、同上装置において、上側ローラーと下側ローラーとの間に挟持された袋体の両側縁を切断している状態を概略的に示す正面図である。 図4は、同上状態を概略的に示す側面図である。 図5は、振動板の一例を示す断面図である。 図6は、振動板の別の一例を示す断面図である。 図7は、単包品の一例を示す正面図である。 図8は、連包品の一例を示す正面図である。
本考案による解袋装置の一例を示す図1、図2において、符号1に示すものは、解袋装置の作業員が乗って作業を行うための作業ステージであり、符号3は手すり、符号5は滑り止めである。
作業ステージ1の前方(図1、図2における左方)には、傾斜シュート7を配設する。傾斜シュート7は、作業員側の後縁(上縁)7aから前縁(下縁)7bに向かって徐々に低くなるように傾斜している。傾斜シュート7の後縁(上縁)7aは、作業ステージ1上に立つ作業員が作業し易い高さに位置している。傾斜シュート7は、食品等の内容物を包装する袋体11を案内するためのガイド13を備えている。ガイド13は、袋体11の両側縁を案内する。袋体11は、ガイド13に案内されて傾斜シュート7に沿って滑落する。
食品等の内容物を包装する袋体11は、各袋体が独立している単包品(図7参照。)であってもよいが、多数の袋体が一列に連続的に形成されている連包品(図8参照。)であってもよい。
傾斜シュート7の下縁7b近傍には該傾斜シュート7に沿って滑落した袋体11を挟持する上側ローラー15と下側ローラー17とを配設する。該上側ローラー15を偏心ローラーとする。すなわち、該上側ローラー(偏心ローラー)15は下側ローラー17との間隔が回転する度に変化する。該上側ローラー(偏心ローラー)15が回転する度に下側ローラー17に接離する方向に動く長さは、一例として約2mmとする。図3参照。
上側ローラー15の周縁部15aと下側ローラー17の周縁部17aとは、それぞれゴム、ポリエチレン等により形成されている。
上側ローラー15は上側回転軸19に取り付けられ、下側ローラー17は下側回転軸21に取り付けられている。上側回転軸19は上側歯車23を備え、下側回転軸21は下側歯車25を備え、該上側歯車23と下側歯車25とは相互に歯合している。図4参照。上側回転軸19と下側回転軸21とのいずれか一方が電気モータ等の駆動手段27(図1、図2参照。)により回転され、その回転は上側歯車23と下側歯車25とを介して他方の回転軸に伝えられる。上側ローラー15と下側ローラー17とはそれぞれ袋体11を送る方向に同一の周速度で回転する。
上側ローラー15と下側ローラー17との近傍には該上側ローラー15と該下側ローラー15との間に挟持された袋体11の両側縁11a、11bを切断する切断手段29、29を配設する。該切断手段29としては、好ましくは、超音波振動するカッター刃29aを被切断物たる袋体11の各側縁11a、11bに接触させて切断する超音波カッターとする。
該超音波カッター29は、上側ローラー15と下側ローラー17とに挟持された袋体11に対し傾斜した状態で配設されている。
一例として、図3に示すように、水平線31に対する傾斜シュート7の傾斜角度aは約45〜60度とし、傾斜シュート7と切断装置29との間の角度bは約55度とする。
図1、図2に示す事例においては、袋体11を案内するガイド13と、上下一対のローラー15、17と、切断装置29とは、それぞれ二組ずつ設けられている。
本考案による解袋装置は、両側縁11a、11bを切断された袋体11と内容物33とを分離する分離手段35を上下一対のローラー15、17の前方に配設している。
分離手段35は、揺動手段36を有する振動板37を備えている。振動板37は、一例として、図2に示すように、コイルばね等のばね手段39を介して解袋装置のフレーム40上に保持され、振動源としての電気モータ42を備えている。すなわち、電気モータ42が作動することにより、ばね手段39を介して解袋装置のフレーム40上に保持されている振動板37が振動する。なお、振動板37は、図7に示すように、袋体11と内容物33とを前方に動かす方向に振動するようになす。
振動板37は、両側縁11a、11bを切断された袋体11と内容物33とを揺動させるための揺動手段36を備えている。
揺動手段36としては、例えば、(イ)振動板37に多数の凹部36aを設け(図5参照。)、(ロ)振動板37に多数の透孔36bを設け(図6参照)、(ハ)振動板37を網状体とし(図示せず。)、(ニ)振動板37の表面に多数の邪魔板36cを設ける(図1参照)こと等が考えられる。すなわち、両側縁11a、11bを切断された袋体11と内容物33とは、揺動手段36を備えた振動板37上にて揺動し、袋体11と内容物33とが相互に分離される。
本考案による解袋装置は、更に、袋体11と内容物33とを各別に回収する回収手段41、43を備えている。
内容物33の回収手段41は、振動板37の前部には上面に網体41aを備えた内容物回収溝41bを形成し、該内容物回収溝41bには導入管41cを設け、該導入管41cの開口端を篩41d上に臨ませ、該篩41dの下方に内容物回収容器41eを配設してなるものである。すなわち、振動板37の前部に達した内容物33は網体41aを通過して内容物回収溝41b内に落下し、導入管41cを経て篩41dに入り、該篩41dにて異物が除去された後、内容物回収容器41e内に落下する。
袋体11とその両側縁11a、11bとを回収する回収手段43は、振動板37の前縁下方に袋体回収容器43aを配設してなるものである。すなわち、振動板37の上面に設けられた内容物回収溝41bの網体41aを通過した袋体11とその両側縁11a、11bとは、振動板37の前縁より落下し、袋体収納容器43a内に収納される。
1 作業ステージ
3 手すり
5 滑り止め
7 傾斜シュート
7a 後縁(上縁)
7b 前縁(下縁)
11 袋体
11a 側縁
11b 側縁
13 ガイド
15 上側ローラー
15a 周縁部
17 下側ローラー
17a 周縁部
19 上側回転軸
21 下側回転軸
23 上側歯車
25 下側歯車
27 駆動手段
29 切断手段
29a カッター刃
31 水平線
33 内容物
35 分離手段
36 揺動手段
36a 凹部
36b 透孔
36c 邪魔板
37 振動板
39 ばね手段
40 フレーム
41 回収手段
41a 網体
41b 内容物回収溝
41c 導入管
41d 篩
41e 内容物回収容器
42 電気モータ
43 回収手段
43a 袋体回収容器

Claims (3)

  1. 食品等の内容物を包装する袋体を滑落させる傾斜シュートの下縁近傍には該傾斜シュートに沿って滑落した袋体を挟持する上側ローラーと下側ローラーとを配設し、該上側ローラーを偏心ローラーとし、該上側ローラーと該下側ローラーとの近傍には該上側ローラーと該下側ローラーとの間に挟持された袋体の両側縁を切断する切断手段を配設し、両側縁を切断された袋体と内容物とを分離する分離手段を備えさせ、更に、袋体と内容物とを各別に回収する回収手段を備えさせたことを特徴とする解袋装置。
  2. 前記切断手段は超音波カッターであり、該超音波カッターは、前記上側ローラーと下側ローラーとに挟持された袋体に対し傾斜した状態で配設されていることを特徴とする請求項1に記載の解袋装置。
  3. 前記分離手段は、揺動手段を有する振動板を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の解袋装置。
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