JP3177712U - 家庭用コーヒー焙煎器 - Google Patents

Abstract

【課題】焙煎時、豆から剥がれる薄皮の処理を安全容易に処理すると同時に、短時間で焙煎を繰り返すことができる家庭用コーヒー焙煎器を提供する。
【解決手段】生豆を入れたドラムを回転させ、空洞のドラム回転軸１２ａの中を、ドラム内の熱気と剥がれた薄皮が、五徳内の炎から離れたところに、筒先薄皮吹き出し口１３より吹き出るように構成する。またドラムの蓋部分に空気吸い込み穴１４を設けて外気を吸い込み、円筒型をしたドラム内の豆撹拌時の熱気と共に薄皮を吹き出し易くする。
【選択図】図２

Description

この考案は家庭用ガス台五徳枠に沿って置き、手回し回転により短時間で生豆を煎ることが出来る焙煎器である。

電気で回転させながらガス台上に置いて焙煎する器具は、焙煎する数量も多くて２００グラム前後であり、一度焙煎後は器具が冷めるまでの時間を必要とした。又網かごのようなものもある。

焙煎中、高温になるとコーヒー豆からはがれた薄皮が、焙煎する器の隙間からもれ炎がつき、薄皮の大小に関係なく上部の換気扇近くに舞い上がる。

生豆を入れた１、ドラムを回転させ、空洞のドラム回転軸１２ａのなかを、ドラム内の熱気とはがれた薄皮が１３、筒先薄皮吹き出し口より、五徳内の炎から離れたところに噴き出る仕組み。又、１４、蓋部分空気吸い込み穴があることで、ドラム内豆攪拌時の熱気と共に、筒先薄皮吹き出し口から出からでやすい。

本考案は生豆２００グラム〜２５０グラムを、ドラム内に入れ焙煎を始め火力にもよるが、２０分前後でパチパチ音が聞こえてくる、深焼きなら１分から２分伸ばし、浅焼きなら何分手前と、好みに合わせることができる。煎りあがったら器具を冷やすことなく２回目、３回目と次次焙煎に移れる。繰り返し種類を変え、数量を変えて焙煎することで焼き具合、挽き具合好みのブレンドを楽しむことが出来る。

家庭用コーヒー焙煎器正面図。 ドラム斜図。 五徳支柱上部開閉部分側面図。 ガス台上の五徳外側にセットした焙煎器平面図。

本体である１、ドラムは円筒であり、ドラム内には豆を攪拌する目的で、巾の異なる板１０ａ、１０ｂを２枚、その３分の２の広さ１１ａ、１１ｂ２枚を取り付ける。

ドラムの片方に中が空洞の１２ａ、ドラム回転軸をドラム本体と一体し、反対側は中身出し入れ口として蓋、開閉型とする。又４、ドラム開閉蓋の一部分に１５ｂドラム開閉凹部分を設け、１５ａドラム開閉凸部分と合わせて蓋を閉じることで１２ｂ、ドラム回転軸と一体となりドラムを回転することができる。

蓋の小さい穴は１４、蓋部分空気吸い込み穴で、ドラム内の熱気が反対側の１２ａを通りドラムの外１３から排出される。又１２ａの長さを調節出来る。

ドラム本体を２、五徳で支える。左右に３ａ３ｂ五徳支柱を立て支柱の上部分、図３が蝶つがいを使用することで開閉し、ドラムを持ち上げることで取り外しを容易にする。五徳支柱 上部開閉部分中心の９ａ、９ｂ回転軸を通す穴は、蝶つがいによって上下に開閉される。

開いている五徳支柱の上部９ａ、９ｂの上にドラム回転軸を乗せ、上部を合わせ７ａ７ｂ五徳支柱上部開閉金具で留め、６ 回転軸持ち手をまわしドラムを回転させる。
留め金具は高温になるためカンヌキでも容易である。

図４は家庭用ガス台を囲むように五徳を円形にし、五徳の安定を図る。

家庭用焙煎器として安価で製造出来る。

１ ドラム（生豆入れ）。
２ 五徳（ガス台の五徳外側にセット）。
３ａ ３ｂ 五徳支柱。
４ ドラム開閉蓋。
５ ドラム蓋部分回転軸取り付け部分。
６ 回転軸持ち手。
７ａ ７ｂ 五徳支柱上部開閉金具。
８ａ ８ｂ 五徳支柱上部開閉部分。
９ａ ９ｂ 回転軸を通す穴。
１０ａ、１０ｂ ドラム内豆攪拌板４センチ巾。
１１ａ、１１ｂ ドラム内豆攪拌板３センチ巾。
１２ａ、１２ｂ ドラム回転軸。
１３ 筒先薄皮吹き出し口。
１４ 蓋部分空気吸い込み穴。
１５ａ ドラム開閉凸部分。
１５ｂ 蓋開閉凹部分。
１６ ガス台五徳。
１７、蝶つがい。

Claims (3)

1. 本体左右に、ドラム回転軸のついた円筒型ドラム、内部に巾の異なるドラム内豆攪拌板を取り付け、一方４ドラム開閉蓋と１２ｂドラム回転軸を一体化し、五徳支柱上部回転軸を通す穴に通し、回転させるのを特徴とする家庭用コーヒー焙煎器。
2. 前記、左右の五徳支柱上部開閉部分を設けたのを特徴とする請求項１記載の家庭用コーヒー焙煎器。
3. 前記ドラムと一体化したドラム回転軸１２ａに筒先薄皮吹き出し口（１３）を設けたのを特徴とする請求項１記載の家庭用コーヒー焙煎器。

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