JP3177497B2 - チェーン用テンショナ装置 - Google Patents
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーン用のテン
ショナ装置に関する。本発明は、チェーンの伸びへの追
従性が高く、長ストロークで、且つ、無段階のテンショ
ナ装置に関する。
ショナ装置に関する。本発明は、チェーンの伸びへの追
従性が高く、長ストロークで、且つ、無段階のテンショ
ナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チェーンやベルトを含めた動力伝動手段
に所定の張力を付与するため、テンショナ装置が使用さ
れる。従来のテンショナ装置として、例えば、車両用エ
ンジンのカム軸駆動用チェーンに使用されるテンショナ
装置がある。このテンショナは、ハウジングと、このハ
ウジングに対して摺動可能なプランジャを有する。チェ
ーンに所定の張力を付与するために、プランジャはハウ
ジングから突出する。そのため、ハウジングとプランジ
ャとの間の油室に、エンジン出力時に得られる所定油圧
のオイルが供給される。また、プランジャの後退を阻止
するために、プランジャ外周に形成されたラチェット歯
に、ハウジングに支持されたラチェットを噛み合わせて
いる。一方、主として、伸びの小さいベルトに使用され
る油密封式テンショナ装置がある。このテンショナ装置
は、ハウジングと、このハウジングに対して摺動可能な
ピストンを有する。ピストンはハウジングを高圧室と低
圧室に分割する。高圧室及び低圧室はそれぞれオイルが
密封されており、低圧室から高圧室へはオイルが殆ど抵
抗なく流動し、高圧室から低圧室へはオイルが制限され
て流動する。そして、ピストンはばねによってハウジン
グから突出方向に付勢されている。
に所定の張力を付与するため、テンショナ装置が使用さ
れる。従来のテンショナ装置として、例えば、車両用エ
ンジンのカム軸駆動用チェーンに使用されるテンショナ
装置がある。このテンショナは、ハウジングと、このハ
ウジングに対して摺動可能なプランジャを有する。チェ
ーンに所定の張力を付与するために、プランジャはハウ
ジングから突出する。そのため、ハウジングとプランジ
ャとの間の油室に、エンジン出力時に得られる所定油圧
のオイルが供給される。また、プランジャの後退を阻止
するために、プランジャ外周に形成されたラチェット歯
に、ハウジングに支持されたラチェットを噛み合わせて
いる。一方、主として、伸びの小さいベルトに使用され
る油密封式テンショナ装置がある。このテンショナ装置
は、ハウジングと、このハウジングに対して摺動可能な
ピストンを有する。ピストンはハウジングを高圧室と低
圧室に分割する。高圧室及び低圧室はそれぞれオイルが
密封されており、低圧室から高圧室へはオイルが殆ど抵
抗なく流動し、高圧室から低圧室へはオイルが制限され
て流動する。そして、ピストンはばねによってハウジン
グから突出方向に付勢されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ラチェット式テンショ
ナ装置では、ラチェットがプランジャの前進を許すると
ともにプランジャの後退を阻止する。しかし、ラチェッ
トにはバックラッシュがある。バックラッシュが大きい
と、チェーンがばたつくので、これを小さくする必要が
ある。その一方で、バックラッシュが小さいと、チェー
ンの張力増大を吸収することができない。そのため、ラ
チェット式テンショナは、チェーンの張力変化の追随性
が悪い。
ナ装置では、ラチェットがプランジャの前進を許すると
ともにプランジャの後退を阻止する。しかし、ラチェッ
トにはバックラッシュがある。バックラッシュが大きい
と、チェーンがばたつくので、これを小さくする必要が
ある。その一方で、バックラッシュが小さいと、チェー
ンの張力増大を吸収することができない。そのため、ラ
チェット式テンショナは、チェーンの張力変化の追随性
が悪い。
【0004】一方、油密封式テンショナでは、弛緩と緊
張の両方への追随性はあるが、比較的ストロークが短
い。油密封式テンショナをチェーンのように経時的に伸
びが生じる動力伝動手段に利用する場合、ピストンのス
トロークを確保するのに、装置全体が大型化し、大きな
取付スペースを必要とする。
張の両方への追随性はあるが、比較的ストロークが短
い。油密封式テンショナをチェーンのように経時的に伸
びが生じる動力伝動手段に利用する場合、ピストンのス
トロークを確保するのに、装置全体が大型化し、大きな
取付スペースを必要とする。
【0005】本発明の目的は、チェーンの伸びへの追従
性が高いテンショナ装置を提供することである。本発明
の他の目的は、ストロークの長いテンショナ装置を提供
することである。本発明のさらに他の目的は、チェーン
の張力変化に対して無段階で応答するテンショナ装置を
提供することである。
性が高いテンショナ装置を提供することである。本発明
の他の目的は、ストロークの長いテンショナ装置を提供
することである。本発明のさらに他の目的は、チェーン
の張力変化に対して無段階で応答するテンショナ装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】固定部材上で離間する少
なくとも2つのスプロケットと、前記スプロケットに捲
回するチェーンと、前記固定部材に一端を枢着されて前
記スプロケット間で前記チェーンに摺接する揺動レバー
とを有し、前記レバーを介して前記チェーンの張力を調
節するテンショナ装置において、第1ハウジングと、該
第1ハウジングに対して突出可能なプランジャと、前記
第1ハウジングに対して前記プランジャを突出させるば
ねと、前記プランジャの後退を阻止する手段とを有する
第1のテンショナアッセンブリと、第2ハウジングと、
該第2ハウジングに対して進退可能なピストンと、前記
第2ハウジングに対して前記ピストンを突出させるばね
と、前記ピストンの前進と許し後退を抑制する手段とを
有する第2のテンショナアッセンブリとを有し、前記第
1のテンショナアッセンブリと第2のテンショナアッセ
ンブリの一方が前記レバーに設けられ、前記第1のテン
ショナアッセンブリと第2のテンショナアッセンブリの
他方が前記固定部材に設けられて、前記プランジャと前
記ピストンが対峙当接しており、前記第1のテンショナ
アッセンブリのばねのばね係数を、前記第2のテンショ
ナアッセンブリのばねのばね係数より小さくしたチェー
ン用のテンショナ装置により前記課題を解決した。
なくとも2つのスプロケットと、前記スプロケットに捲
回するチェーンと、前記固定部材に一端を枢着されて前
記スプロケット間で前記チェーンに摺接する揺動レバー
とを有し、前記レバーを介して前記チェーンの張力を調
節するテンショナ装置において、第1ハウジングと、該
第1ハウジングに対して突出可能なプランジャと、前記
第1ハウジングに対して前記プランジャを突出させるば
ねと、前記プランジャの後退を阻止する手段とを有する
第1のテンショナアッセンブリと、第2ハウジングと、
該第2ハウジングに対して進退可能なピストンと、前記
第2ハウジングに対して前記ピストンを突出させるばね
と、前記ピストンの前進と許し後退を抑制する手段とを
有する第2のテンショナアッセンブリとを有し、前記第
1のテンショナアッセンブリと第2のテンショナアッセ
ンブリの一方が前記レバーに設けられ、前記第1のテン
ショナアッセンブリと第2のテンショナアッセンブリの
他方が前記固定部材に設けられて、前記プランジャと前
記ピストンが対峙当接しており、前記第1のテンショナ
アッセンブリのばねのばね係数を、前記第2のテンショ
ナアッセンブリのばねのばね係数より小さくしたチェー
ン用のテンショナ装置により前記課題を解決した。
【0007】
【作用】本発明では、第1のテンショナアッセンブリを
いわゆるラチェット式テンショナとし、第2のテンショ
ナアッセンブリを油密封式テンショナ装置としている。
テンショナアッセンブリの一方は揺動レバーに設けら
れ、テンショナアッセンブリの他方は固定部材に設けら
れている。そして、プランジャとピストンとが対峙する
ように当接する。そのため、2つのテンショナアッセン
ブリが固定部材と揺動レバーにそれぞれ直列的に配列さ
れた構成となっており、ラチェット式テンショナが持つ
長いストローク特性と、油密封式テンショナ装置が持つ
追従性を併せ持つ。
いわゆるラチェット式テンショナとし、第2のテンショ
ナアッセンブリを油密封式テンショナ装置としている。
テンショナアッセンブリの一方は揺動レバーに設けら
れ、テンショナアッセンブリの他方は固定部材に設けら
れている。そして、プランジャとピストンとが対峙する
ように当接する。そのため、2つのテンショナアッセン
ブリが固定部材と揺動レバーにそれぞれ直列的に配列さ
れた構成となっており、ラチェット式テンショナが持つ
長いストローク特性と、油密封式テンショナ装置が持つ
追従性を併せ持つ。
【0008】そして、第1のテンショナアッセンブリの
ばねのばね係数は第2のテンショナアッセンブリのばね
のばね係数より小さい。すなわち、油密封式テンショナ
のばねのばね係数はラチェット式テンショナのばねのば
ね係数より大きい。こうすることにより、チェーンの張
力を適切に調節することができる。
ばねのばね係数は第2のテンショナアッセンブリのばね
のばね係数より小さい。すなわち、油密封式テンショナ
のばねのばね係数はラチェット式テンショナのばねのば
ね係数より大きい。こうすることにより、チェーンの張
力を適切に調節することができる。
【0009】通常の状態、すなわち、チェーンが走行し
ている状態において、第1のテンショナアッセンブリの
ばねのばね係数は第2のテンショナアッセンブリのばね
のばね係数より小さいので、第1のテンショナアッセン
ブリではプランジャが後退を阻止された状態にある。こ
れにより、ラチェットと爪体の間のバックラッシュはな
くなる。従って、第2のテンショナアッセンブリがチェ
ーンに張力を付与し、且つ、第2のテンショナアッセン
ブリのピストンが前進及び後退することにより、チェー
ンの張力を調節する。
ている状態において、第1のテンショナアッセンブリの
ばねのばね係数は第2のテンショナアッセンブリのばね
のばね係数より小さいので、第1のテンショナアッセン
ブリではプランジャが後退を阻止された状態にある。こ
れにより、ラチェットと爪体の間のバックラッシュはな
くなる。従って、第2のテンショナアッセンブリがチェ
ーンに張力を付与し、且つ、第2のテンショナアッセン
ブリのピストンが前進及び後退することにより、チェー
ンの張力を調節する。
【0010】チェーンが弛緩すると、専ら、第2のテン
ショナアッセンブリのピストンが突出し、チェーンに張
力を付与する。すなわち、ばね係数は、第2のテンショ
ナアッセンブリのピストンを押圧するばねの方が大きい
ので、第1のテンショナアッセンブリのプランジャを押
圧するばねは機能せず、第2のテンショナアッセンブリ
がチェーンの張力を回復する。
ショナアッセンブリのピストンが突出し、チェーンに張
力を付与する。すなわち、ばね係数は、第2のテンショ
ナアッセンブリのピストンを押圧するばねの方が大きい
ので、第1のテンショナアッセンブリのプランジャを押
圧するばねは機能せず、第2のテンショナアッセンブリ
がチェーンの張力を回復する。
【0011】さらに、チェーンが緊張したとき、第2の
テンショナアッセンブリがチェーンの張力を調節する。
第2のテンショナアッセンブリはピストンの後退を抑制
されているが、全く後退できないものではない。例え
ば、ハウジングとピストンの間に油の流れを制限する隙
間が形成されており、ピストンはゆっくりと後退するこ
とができる。この状態において、第1のテンショナアッ
センブリは、後退阻止手段によって、プランジャが後退
を阻止されており、テンショナとして機能しない。ただ
し、後退阻止手段のバックラッシュが僅かにプランジャ
の後退を許すだけである。もっとも、第2のテンショナ
アッセンブリのピストンが後退する場合、バックラッシ
ュはない状態にある。
テンショナアッセンブリがチェーンの張力を調節する。
第2のテンショナアッセンブリはピストンの後退を抑制
されているが、全く後退できないものではない。例え
ば、ハウジングとピストンの間に油の流れを制限する隙
間が形成されており、ピストンはゆっくりと後退するこ
とができる。この状態において、第1のテンショナアッ
センブリは、後退阻止手段によって、プランジャが後退
を阻止されており、テンショナとして機能しない。ただ
し、後退阻止手段のバックラッシュが僅かにプランジャ
の後退を許すだけである。もっとも、第2のテンショナ
アッセンブリのピストンが後退する場合、バックラッシ
ュはない状態にある。
【0012】長期使用によりチェーンには不可避な伸び
が生じるが、本発明のテンショナでは、このような伸び
を長いストロークに亘って吸収する。第2のテンショナ
アッセンブリは常に一定のストロークで作動するが、第
1のテンショナアッセンブリのプランジャは前進のみを
許されている。第2のテンショナアッセンブリにおいて
ピストンがストロークの突出限界に達すると、第1のテ
ンショナアッセンブリが第2のテンショナアッセンブリ
に代わり総てのテンショナ機能を担う。この状態で、第
1のテンショナアッセンブリはそのプランジャが突出し
て、第2のテンショナアッセンブリのピストンのストロ
ークを補う。そして、チェーンが緊張状態になると、第
2のテンショナアッセンブリはピストンが後退してその
機能を回復する。この繰り返しにより、長いストローク
が確保される。
が生じるが、本発明のテンショナでは、このような伸び
を長いストロークに亘って吸収する。第2のテンショナ
アッセンブリは常に一定のストロークで作動するが、第
1のテンショナアッセンブリのプランジャは前進のみを
許されている。第2のテンショナアッセンブリにおいて
ピストンがストロークの突出限界に達すると、第1のテ
ンショナアッセンブリが第2のテンショナアッセンブリ
に代わり総てのテンショナ機能を担う。この状態で、第
1のテンショナアッセンブリはそのプランジャが突出し
て、第2のテンショナアッセンブリのピストンのストロ
ークを補う。そして、チェーンが緊張状態になると、第
2のテンショナアッセンブリはピストンが後退してその
機能を回復する。この繰り返しにより、長いストローク
が確保される。
【0013】
【実施例】図1は、本発明のチェーン用テンショナ装置
の第1実施例を示している。図1において、1はクラン
クスプロケット、2はカムスプロケット、3はタイミン
グチェーンを示す。クランクスプロケット1はクランク
軸に、カムスプロケット2はカム軸に固定されている。
クランク軸及びカム軸は、車両用エンジンの固定部材で
あるエンジンブロックに回転可能に支持されている。タ
イミングチェーン3はクランクスプロケット1とカムス
プロケット2に捲回されており、図面において右側が張
り側、左側が緩み側である。
の第1実施例を示している。図1において、1はクラン
クスプロケット、2はカムスプロケット、3はタイミン
グチェーンを示す。クランクスプロケット1はクランク
軸に、カムスプロケット2はカム軸に固定されている。
クランク軸及びカム軸は、車両用エンジンの固定部材で
あるエンジンブロックに回転可能に支持されている。タ
イミングチェーン3はクランクスプロケット1とカムス
プロケット2に捲回されており、図面において右側が張
り側、左側が緩み側である。
【0014】テンショナレバー4は、タイミングチェー
ン3の緩み側に外接する。テンショナレバー4は、一端
を固定部材に揺動軸に枢着された金属製ベース5と、こ
のベースのチェーン側表面に固着された樹脂製シュー6
とを有する。タイミングチェーン3は、樹脂製シュー5
の表面に摺接する。そして、テンショナレバー4が揺動
軸を中心に揺動することにより、チェーンの張力が調節
される。同図では、クランクスプロケット1側に揺動軸
が設けられているが、カムスプロケット2側に揺動軸が
設けられているものもある。
ン3の緩み側に外接する。テンショナレバー4は、一端
を固定部材に揺動軸に枢着された金属製ベース5と、こ
のベースのチェーン側表面に固着された樹脂製シュー6
とを有する。タイミングチェーン3は、樹脂製シュー5
の表面に摺接する。そして、テンショナレバー4が揺動
軸を中心に揺動することにより、チェーンの張力が調節
される。同図では、クランクスプロケット1側に揺動軸
が設けられているが、カムスプロケット2側に揺動軸が
設けられているものもある。
【0015】本発明では、2つのテンショナアッセンブ
リ10,30が設けられている。一方のテンショナアッ
センブリ10(第2のテンショナアッセンブリ)は、固
定部材に設けられた進退動型の油密式テンショナであ
る。他方のテンショナアッセンブリ30(第1のテンシ
ョナアッセンブリ)は、テンショナレバー4に設けられ
た前進型のラチェット式テンショナである。
リ10,30が設けられている。一方のテンショナアッ
センブリ10(第2のテンショナアッセンブリ)は、固
定部材に設けられた進退動型の油密式テンショナであ
る。他方のテンショナアッセンブリ30(第1のテンシ
ョナアッセンブリ)は、テンショナレバー4に設けられ
た前進型のラチェット式テンショナである。
【0016】油密封式テンショナ10は、一端に開口を
有するハウジング12と、このハウジング11の収納穴
に摺動可能に設けられたピストン12と、ピストン12
をハウジング11の開口から突出させるばね13を有す
る。ピストン12はピストンブロック14とピストンロ
ッド15からなる。ピストン12によってハウジング1
1内は油が充填された高圧室16及び低圧室17に分離
されている。そして、低圧室16から高圧室17への比
較的抵抗のない油の流れを許すチェックバルブ18がピ
ストンブロック14に設けられている。高圧室16から
低圧室17への抵抗ある油の流れを許す制限された隙間
がピストンブロック14とハウジング11との間に設け
られている。低圧室17は、ピストンロッド15の周囲
のシール19で密封されており、オイルリザーバ20と
連通している。また、ピストン12の突出限界を定める
Cリングのようなストッパ(図示せず)が、ハウジング
11のピストン収納穴に拡開して設けられている。これ
により、ピストン12が突出方向には迅速に、後退方向
にはゆっくりと移動するテンショナアッセンブリが構成
される。
有するハウジング12と、このハウジング11の収納穴
に摺動可能に設けられたピストン12と、ピストン12
をハウジング11の開口から突出させるばね13を有す
る。ピストン12はピストンブロック14とピストンロ
ッド15からなる。ピストン12によってハウジング1
1内は油が充填された高圧室16及び低圧室17に分離
されている。そして、低圧室16から高圧室17への比
較的抵抗のない油の流れを許すチェックバルブ18がピ
ストンブロック14に設けられている。高圧室16から
低圧室17への抵抗ある油の流れを許す制限された隙間
がピストンブロック14とハウジング11との間に設け
られている。低圧室17は、ピストンロッド15の周囲
のシール19で密封されており、オイルリザーバ20と
連通している。また、ピストン12の突出限界を定める
Cリングのようなストッパ(図示せず)が、ハウジング
11のピストン収納穴に拡開して設けられている。これ
により、ピストン12が突出方向には迅速に、後退方向
にはゆっくりと移動するテンショナアッセンブリが構成
される。
【0017】ラチェット式テンショナ30は、テンショ
ナレバー4自体をハウジングとして、そのハウジング3
1の収納穴に摺動可能に設けられたプランジャ32と、
プランジャ32をハウジング31の開口から突出させる
ばね33を有する。プランジャ32は中空円筒部を有す
る。ばね33は、ハウジング31の底部と中空円筒部の
底部の間に圧縮して設けられている。プランジャ外周に
は母線方向に複数の歯からなるラチェット34が形成さ
れており、ハウジング31に揺動可能に支持された爪体
35がラチェット34に係合する。ラチェット34と爪
体35によりプランジャ後退阻止機構が構成される。こ
れにより、プランジャ32が突出するだけのテンショナ
アッセンブリとなる。
ナレバー4自体をハウジングとして、そのハウジング3
1の収納穴に摺動可能に設けられたプランジャ32と、
プランジャ32をハウジング31の開口から突出させる
ばね33を有する。プランジャ32は中空円筒部を有す
る。ばね33は、ハウジング31の底部と中空円筒部の
底部の間に圧縮して設けられている。プランジャ外周に
は母線方向に複数の歯からなるラチェット34が形成さ
れており、ハウジング31に揺動可能に支持された爪体
35がラチェット34に係合する。ラチェット34と爪
体35によりプランジャ後退阻止機構が構成される。こ
れにより、プランジャ32が突出するだけのテンショナ
アッセンブリとなる。
【0018】そして、油密封式テンショナ10のピスト
ン12とラチェット式テンショナ30のプランジャ32
とは互いに直列状に対峙当接している。また、油密封式
テンショナ10のばね13のばね係数は、ラチェット式
テンショナ30のばね30のばね係数より大きく、この
構成により、本発明のテンショナ装置は、長ストローク
に亘って、チェーン3の張力を適切に調節する。なお、
長ストロークを確保するために、テンショナ装置の初期
設定状態では、ラチェット式テンショナ30のプランジ
ャ32は最も後退した位置にある。
ン12とラチェット式テンショナ30のプランジャ32
とは互いに直列状に対峙当接している。また、油密封式
テンショナ10のばね13のばね係数は、ラチェット式
テンショナ30のばね30のばね係数より大きく、この
構成により、本発明のテンショナ装置は、長ストローク
に亘って、チェーン3の張力を適切に調節する。なお、
長ストロークを確保するために、テンショナ装置の初期
設定状態では、ラチェット式テンショナ30のプランジ
ャ32は最も後退した位置にある。
【0019】図2は、第1のテンショナアッセンブリで
あるラチェット式テンショナ30’を固定部材に、第2
のテンショナアッセンブリである油密封式テンショナ1
0’をテンショナレバー4’に設けた実施例を示してい
る。ラチェット式テンショナ30’は固定部材に固着さ
れる独立したハウジング31’を有する。一方、油密封
式テンショナ10’はテンショナレバー4’の金属製ベ
ース5’をハウジング11’としている。図1において
使用した符号と同じ符号は、図2において同じ要素を示
す。本実施例においても、油密封式テンショナのピスト
ン12とラチェット式テンショナのプランジャ32とは
互いに直列状に対峙当接している。また、油密封式テン
ショナ10’のばね13のばね係数は、ラチェット式テ
ンショナ30’のばね33のばね係数より大きく、この
構成により、本発明のテンショナ装置は、長ストローク
に亘って、チェーン3の張力を適切に調節する。なお、
長ストロークを確保するために、テンショナ装置の初期
設定状態では、ラチェット式テンショナのプランジャは
最も後退した位置にある。
あるラチェット式テンショナ30’を固定部材に、第2
のテンショナアッセンブリである油密封式テンショナ1
0’をテンショナレバー4’に設けた実施例を示してい
る。ラチェット式テンショナ30’は固定部材に固着さ
れる独立したハウジング31’を有する。一方、油密封
式テンショナ10’はテンショナレバー4’の金属製ベ
ース5’をハウジング11’としている。図1において
使用した符号と同じ符号は、図2において同じ要素を示
す。本実施例においても、油密封式テンショナのピスト
ン12とラチェット式テンショナのプランジャ32とは
互いに直列状に対峙当接している。また、油密封式テン
ショナ10’のばね13のばね係数は、ラチェット式テ
ンショナ30’のばね33のばね係数より大きく、この
構成により、本発明のテンショナ装置は、長ストローク
に亘って、チェーン3の張力を適切に調節する。なお、
長ストロークを確保するために、テンショナ装置の初期
設定状態では、ラチェット式テンショナのプランジャは
最も後退した位置にある。
【0020】なお、上記実施例では、第1のテンショナ
アッセンブリのプランジャ後退阻止機構として、ラチェ
ット及び爪体を例示したが、プランジャ後退阻止機構と
して、図3に示すように、プランジャ36は突出時に回
転可能で、後退時はその移動が阻止されるように、ハウ
ジング37に固定されたねじ38の雌めじ面と、プラン
ジャ36の外周に形成された雄ねじ面とを螺合させたね
じ式のプランジャ後退阻止機構のようなものでもよい。
また、図4に示すように、ハウジング開口にテーパ面3
9を形成し、プランジャ40の外周面とテーパ面39の
間の環状溝にボール41を押圧するプランジャ後退阻止
機構を利用してもよい。このように、油を利用せずに、
プランジャの前進のみを許す機構を機械的に構成するこ
とで、油圧の有無、油圧の高低に関わらずテンショナを
作動させることができる。
アッセンブリのプランジャ後退阻止機構として、ラチェ
ット及び爪体を例示したが、プランジャ後退阻止機構と
して、図3に示すように、プランジャ36は突出時に回
転可能で、後退時はその移動が阻止されるように、ハウ
ジング37に固定されたねじ38の雌めじ面と、プラン
ジャ36の外周に形成された雄ねじ面とを螺合させたね
じ式のプランジャ後退阻止機構のようなものでもよい。
また、図4に示すように、ハウジング開口にテーパ面3
9を形成し、プランジャ40の外周面とテーパ面39の
間の環状溝にボール41を押圧するプランジャ後退阻止
機構を利用してもよい。このように、油を利用せずに、
プランジャの前進のみを許す機構を機械的に構成するこ
とで、油圧の有無、油圧の高低に関わらずテンショナを
作動させることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、ラチェット式テンショナのよ
うな第1のテンショナアッセンブリと、油密封式テンシ
ョナのような第2のテンショナアッセンブリを直接に配
列し、一方を固定部材に、他方をテンショナレバーに設
けることにより、チェーンの経時的伸びが大きくなって
もその伸びに追随してチェーンの張力を調節する。この
場合、従来のように、1つのテンショナで長ストローク
を確保しようとすると、テンショナが大型化するが、本
発明のように、ラチェット式テンショナと油密封式テン
ショナを直列にしてプランジャとピストンとを対峙当接
させることにより、チェーンに張力を付与する機構全体
を小型化することができる。また、油密封式テンショナ
は、一般にストロークが短く、そのストローク外ではテ
ンショナとして機能しなくなるが、ラチェット式テンシ
ョナを組合わせて、ピストンの突出限界等でラチェット
式テンショナを作動させることで、ピストンは所定のス
トロークの範囲内に復帰する。従って、長期に亘り、チ
ェーンの張力を適切に調節することができる。さらに、
ラチェット式テンショナに油密封式テンショナを組合わ
せることで、チェーンの張力を無段階に調節することも
できる。
うな第1のテンショナアッセンブリと、油密封式テンシ
ョナのような第2のテンショナアッセンブリを直接に配
列し、一方を固定部材に、他方をテンショナレバーに設
けることにより、チェーンの経時的伸びが大きくなって
もその伸びに追随してチェーンの張力を調節する。この
場合、従来のように、1つのテンショナで長ストローク
を確保しようとすると、テンショナが大型化するが、本
発明のように、ラチェット式テンショナと油密封式テン
ショナを直列にしてプランジャとピストンとを対峙当接
させることにより、チェーンに張力を付与する機構全体
を小型化することができる。また、油密封式テンショナ
は、一般にストロークが短く、そのストローク外ではテ
ンショナとして機能しなくなるが、ラチェット式テンシ
ョナを組合わせて、ピストンの突出限界等でラチェット
式テンショナを作動させることで、ピストンは所定のス
トロークの範囲内に復帰する。従って、長期に亘り、チ
ェーンの張力を適切に調節することができる。さらに、
ラチェット式テンショナに油密封式テンショナを組合わ
せることで、チェーンの張力を無段階に調節することも
できる。
【図1】 本発明によるチェーン用テンショナ装置の実
施例の正面図。
施例の正面図。
【図2】 本発明によるチェーン用テンショナ装置の他
の実施例の正面図。
の実施例の正面図。
【図3】 第1のテンショナアッセンブリのプランジャ
後退阻止機構の他の形態を示す断面図。
後退阻止機構の他の形態を示す断面図。
【図4】 第1のテンショナアッセンブリのプランジャ
後退阻止機構のさらに他の形態を示す断面図。
後退阻止機構のさらに他の形態を示す断面図。
1 クランクスプロケット 2 カムスプロケット 3 タイミングチェーン 4 テンショナレバー 5 金属製ベース 6 樹脂製シュー 10 第2のテンショナアッセンブリ 11 ハウジング 12 ピストン 13 ばね 14 ピストンブロック 15 ピストンロッド 16 高圧室 17 低圧室 18 チェックバルブ 19 シール 20 オイルリザーバ 30 第1のテンショナアッセンブリ 31 ハウジング 32 プランジャ 33 ばね 34 ラチェット 35 爪体 36 プランジャ 37 ハウジング 38 ねじ 39 テーパ面 40 プランジャ 41 ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/00 - 7/24
Claims (1)
- 【請求項1】 固定部材上で離間する少なくとも2つの
スプロケットと、前記スプロケットに捲回するチェーン
と、前記固定部材に一端を枢着されて前記スプロケット
間で前記チェーンに摺接する揺動レバーとを有し、前記
レバーを介して前記チェーンの張力を調節するテンショ
ナ装置において、 第1ハウジングと、該第1ハウジングに対して突出可能
なプランジャと、前記第1ハウジングに対して前記プラ
ンジャを突出させるばねと、前記プランジャの後退を阻
止する手段とを有する第1のテンショナアッセンブリ
と、 第2ハウジングと、該第2ハウジングに対して進退可能
なピストンと、前記第2ハウジングに対して前記ピスト
ンを突出させるばねと、前記ピストンの前進を許し後退
を抑制する手段とを有する第2のテンショナアッセンブ
リとを有し、 前記第1のテンショナアッセンブリと第2のテンショナ
アッセンブリの一方が前記レバーに設けられ、前記第1
のテンショナアッセンブリと第2のテンショナアッセン
ブリの他方が前記固定部材に設けられて、前記プランジ
ャと前記ピストンが対峙当接しており、 前記第1のテンショナアッセンブリのばねのばね係数
を、前記第2のテンショナアッセンブリのばねのばね係
数より小さくしたことを特徴とする、 チェーン用テンショナ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12095498A JP3177497B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | チェーン用テンショナ装置 |
US09/300,996 US6146300A (en) | 1998-04-30 | 1999-04-28 | Tensioner device for chain drive mechanism |
GB9909808A GB2338047B (en) | 1998-04-30 | 1999-04-28 | Tensioner device for chain drive mechanism |
DE19919857A DE19919857C2 (de) | 1998-04-30 | 1999-04-30 | Spannvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12095498A JP3177497B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | チェーン用テンショナ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11315894A JPH11315894A (ja) | 1999-11-16 |
JP3177497B2 true JP3177497B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=14799104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12095498A Expired - Fee Related JP3177497B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | チェーン用テンショナ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6146300A (ja) |
JP (1) | JP3177497B2 (ja) |
DE (1) | DE19919857C2 (ja) |
GB (1) | GB2338047B (ja) |
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US6155941A (en) | 1998-12-15 | 2000-12-05 | Borgwarner Inc. | Hydraulic tensioner having a flexible blade arm |
JP3947647B2 (ja) * | 2000-03-28 | 2007-07-25 | 松下電器産業株式会社 | 超音波診断装置 |
KR100559858B1 (ko) * | 2003-10-17 | 2006-03-10 | 현대자동차주식회사 | 타이밍체인 자동장력조절장치 |
US7455606B2 (en) * | 2005-06-08 | 2008-11-25 | Borgwarner Inc. | Mechanical chain tensioner with a rotational ratcheting device |
US20070066427A1 (en) | 2005-09-19 | 2007-03-22 | Borgwarner Inc. | Friction damped blade tensioner |
EP2076692B1 (en) * | 2006-10-25 | 2010-11-03 | BorgWarner, Inc. | Pivot arm tensioner with sliding ratchet mechanism |
US7766775B2 (en) * | 2006-12-01 | 2010-08-03 | Ntn Corporation | Chain tensioner |
US8393987B2 (en) * | 2008-10-22 | 2013-03-12 | Ntn Corporation | Chain tensioner |
JP6204489B2 (ja) * | 2013-11-18 | 2017-09-27 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの過給機 |
US11486473B2 (en) * | 2018-01-31 | 2022-11-01 | Borgwarner Inc. | Variable force tensioner arm with cap disk spring |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1013876A (en) * | 1963-07-31 | 1965-12-22 | Vauxhall Motors Ltd | Chain tensioner devices |
GB1134634A (en) * | 1965-02-25 | 1968-11-27 | Ferguson Res Ltd Harry | Belt tensioner |
US4874352A (en) * | 1987-08-06 | 1989-10-17 | Tsubakimoto Chain Co. | Fluidic tensioner |
GB2209576B (en) * | 1987-09-08 | 1992-03-25 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Auto-tensioner for belt |
DE4017630C2 (de) * | 1990-05-31 | 1995-06-01 | Fraunhofer Ges Forschung | Einrichtung zum Spannen eines Endlos-Transmissionselements |
JP2579831Y2 (ja) * | 1993-03-01 | 1998-09-03 | ダイハツ工業株式会社 | エンジンのチェーンガイド装置 |
US5931754A (en) * | 1995-06-10 | 1999-08-03 | Ina Walzlager Schaeffler Ohg | Tensioner for a power transmitting member of an internal combustion engine |
US5720684A (en) * | 1995-09-06 | 1998-02-24 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Hydraulic tensioner with internal pressure relief |
JP2895786B2 (ja) * | 1995-11-10 | 1999-05-24 | 株式会社椿本チエイン | 伝動チェーンのテンショナ装置 |
DE19707498B4 (de) * | 1996-02-27 | 2010-12-23 | Ntn Corp. | Kettenspanner sowie Kettentrieb |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12095498A patent/JP3177497B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-04-28 GB GB9909808A patent/GB2338047B/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-28 US US09/300,996 patent/US6146300A/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-30 DE DE19919857A patent/DE19919857C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2338047B (en) | 2001-12-12 |
DE19919857C2 (de) | 2002-11-21 |
GB9909808D0 (en) | 1999-06-23 |
GB2338047A (en) | 1999-12-08 |
JPH11315894A (ja) | 1999-11-16 |
DE19919857A1 (de) | 1999-11-04 |
US6146300A (en) | 2000-11-14 |
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