JP3177014U - 便座シート - Google Patents
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Abstract
【課題】便座との隙間を生じ難くし、位置ズレを防止することができる便座シートを提供する。
【解決手段】フック部4及びループ部2を便座101の裏側にて接続し、便座シートを固定する。このときフック部4を引っ張ってゴム体3を伸張させてループ部2に接続する。接続後、弾性復元力によってゴム体3は短縮し、シート本体1、ゴム体3、ループ部2及びフック部4は便座101を押圧し、便座101とシート本体1との間に隙間が生じ難くなる。
【選択図】図10
【解決手段】フック部4及びループ部2を便座101の裏側にて接続し、便座シートを固定する。このときフック部4を引っ張ってゴム体3を伸張させてループ部2に接続する。接続後、弾性復元力によってゴム体3は短縮し、シート本体1、ゴム体3、ループ部2及びフック部4は便座101を押圧し、便座101とシート本体1との間に隙間が生じ難くなる。
【選択図】図10
Description
本考案は便座に装着される便座シートに関する。
装飾及び汚れの付着を防止するために、便座シートを便座に装着することは一般に行われている(例えば特許文献1参照)。便座はO型、U型及び洗浄暖房型に大別することができ、便座シートは各型に対応した形状に設計する必要がある。各型の便座シートを別に設計することも考えられるが、製造費用が嵩む。そのためいずれの型にも対応した弓状をなす便座シートが以前より提案されている。
弓形の便座シートは、便座の一側部及び他側部それぞれについて製造すれば、上述した三つの型の全てに対応することができる。弓形の便座シートには、長手方向中央部の両側にて、面ファスナのフック部及びループ部をそれぞれ設けてある。便座シートを便座表面に載置した後、フック部及びループ部を便座の裏面側にて連結し、便座シートを便座に装着する。
面ファスナは弾力性の小さな樹脂部材によって構成されており、便座シートと便座との間には隙間が生じやすく、便座シートの位置ズレが生じ易い。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、便座との隙間を生じ難くし、位置ズレを防止することができる便座シートを提供することを目的とする。
本考案に係る便座シートは、便座の半周部分に倣うように形成されたシート本体と、該シート本体の長手方向中央部にて便座の内側及び外側にそれぞれ設けてある係止部及び被係止部とを備える便座シートにおいて、前記係止部又は被係止部と前記シート本体との間に弾性部材を介装してあることを特徴とする。
本考案においては、弾性部材をシート本体と係止部との間に介在させることによって、便座シートを便座に装着する場合に、ユーザが係止部を引っ張って被係止部に固定し、弾性部材の弾性復元力によってシート本体と便座との隙間が小さくなり、またシート本体は便座を押圧するので、位置ズレを生じ難い。
本考案に係る便座シートは、前記弾性部材と前記係止部又は被係止部とを融着によって連結してあることを特徴とする。
近年、各種センサ、例えば着座を感知するセンサを備える便器の小型化が進み、便座と便器本体との隙間が従前5mmであったものが、3mmに変更になり、係止部又は被係止部を配置可能な空間は小さくなっている。前述したセンサは便座と便器本体との隙間が所定距離以上存在する場合、作動しないため、便座の裏側に位置する部分の薄型化が希求されている。
本考案においては、弾性部材と係止部又は被係止部とを超音波又は高周波などによって融着し、あて布を当てて縫い止めする場合に比べて、両者の連結部分を薄くすることができる。
本考案においては、弾性部材と係止部又は被係止部とを超音波又は高周波などによって融着し、あて布を当てて縫い止めする場合に比べて、両者の連結部分を薄くすることができる。
本考案に係る便座シートは、前記係止部及び被係止部は面ファスナを構成していることを特徴とする。
本考案においては、係止部及び被係止部によって面ファスナを構成し、便座シートの便座への装着を実現する。
本考案にあっては、弾性部材をシート本体と第1係止部との間に介在させることによって、便座シートを便座に装着する場合に、ユーザが第1係止部を引っ張って第2係止部に固定し、弾性部材の弾性復元力によってシート本体と便座との隙間が小さくなり、またシート本体は便座を押圧するので、位置ズレの発生を防止することができる。
以下本考案を実施の形態に係る便座シートを示す図面に基づいて詳述する。図1は便座シートの平面図、図2は便座シートの底面図、図3は便座シートの正面図、図4は便座シートの背面図、図5は便座シートの左側面図。図6は便座シートの右側面図、図7は図3にて示すVII線で囲った部分の部分拡大図、図8は図1にて示すVIII−VIII線を切断線とした拡大断面図である。
便座シートは、便座に倣う弓状をなすシート本体1を備える。該シート本体1は、長手方向(縦方向)において、一端部及び中央部の横幅(長手方向に直交する方向の寸法)が他の部分に比べて広く形成してある。図8に示すように、シート本体1は不織布10を備え、該不織布10の表面(図1における表側の面)に起毛部11が設けてある。不織布10の裏面は露出しており、滑り止めになっている。
シート本体1の中央部における横方向一側部分に、面ファスナを構成する帯状のループ部2が設けてある。該ループ部2はその一端部をシート本体1の裏面に縫いつけてあり、シート本体1から横方向に突出している。ループ部2は弾性力の小さい合成樹脂からなり、例えばポリエスエルからなる。ループ部2はその裏面に多数のループを有する。
シート本体1の中央部における横方向他側部分に、帯状のゴム体3(弾性部材)が設けてある。ゴム体3はその一端部をシート本体1の裏面に縫いつけてあり、シート本体1から横方向に突出している。ゴム体3の他端部には面ファスナを構成する帯状のフック部4が連結してある。フック部4はその一端部をゴム体3に融着してある(以下フック部4及びゴム体3の融着した部分を融着部分30という)。
フック部4はゴム体3と同方向に突出している。フック部4は弾性力の小さい合成樹脂からなり、例えばポリエスエルからなる。フック部4はその裏面に多数のループを有する。ただし融着部分30にループはなく、融着部分30の厚みは略ゴム体3の厚みに過ぎず、ループ部2の他の部分に比べて薄い。融着方法は公知の方法が採用されており、例えば超音波融着、高周波融着又は熱融着が挙げられる。
ゴム体3の弾性力はフック部4及びループ部2に比べて大きく、ゴム体3は容易に伸縮し、伸縮可能な距離も長い。一方フック部4及びループ部2はほとんど伸縮しない。尚図1〜図7は便座の横方向一方の側に装着する便座シートを示しており、便座の他方の側に装着する便座シートは、縦方向に沿う線を対称線として一方の側に装着する便座シートと対称であり、その詳細な説明を省略する。
次に便座シートの使用方法について説明する。図9は便座シートを装着した便座の表側を略示する斜視図、図10は便座シートを装着した便座の裏側を略示する斜視図である。各便座シートは幅広の一端部を奥側に向け、起毛部11を上側にして便座101に載置される。このときフック部4は便座101の外側に突出し、ループ部2は内側に突出する。そしてフック部4及びループ部2を便座101の裏側にて接続し、便座シートを固定する。このときフック部4を引っ張ってゴム体3を伸張させてループ部2に接続する。接続後、弾性復元力によってゴム体3は短縮し、シート本体1、ゴム体3、ループ部2及びフック部4は便座101を押圧し、便座101とシート本体1との間に隙間が生じ難くなる。また便座101の周囲全体を押圧して締め付けており、便座シートは安定的に便座101に装着され、位置ズレを生じない。
また便座シートを便座101に装着した場合、融着部分30は便座101と便器100との間に位置するが、融着部分30の厚みは略ゴム体3の厚みに過ぎず、3mm以下である。そのため便座101と便器100との隙間が3mmしかない場合でも、融着部分30はその隙間内に収まり、センサの作動を妨げることはない。なおゴム体3、フック部4及びループ部2の厚みは3mm以下に設定してある。
なおゴム体3に代えて、弾性復元力の大きな他の弾性部材、例えば蛇腹状又はばね状の合成樹脂材(例えば塩化ビニル)等を使用しても良い。実施の形態にあってはフック部4とシート本体1との間にゴム体3を設けているが、ループ部2とシート本体1との間に設けてもよい。またフック部4及びループ部2とシート本体1との間それぞれにゴム体3を設けてもよい。この場合、ループ部2とゴム体3とは、フック部4及びゴム体3と同様に、融着によって連結される。またフック部4が便座101の内側に突出し、ループ部2が外側に突出するように構成してもよい。なおループ部2及びフック部4は互いに係止・被係止の関係にある。すなわちフック部4を係止部とした場合、ループ部2が被係止部となり、ループ部2を係止部とした場合、フック部4が被係止部となる。また面ファスナを構成しており、ループ及びフックを混在させた二つの部品を、ループ部2及びフック部4に代えて使用し、両部品を接続してもよい。この場合においてもいずれか一方が係止部となり、他方が被係止部となる。
また面ファスナは係止部及び被係止部の一例に過ぎない。例えばループ部2及びフック部4に代えて、フック部材及び該フックを引掛けるリング部材を使用してもよいことは言うまでもない。
また面ファスナは係止部及び被係止部の一例に過ぎない。例えばループ部2及びフック部4に代えて、フック部材及び該フックを引掛けるリング部材を使用してもよいことは言うまでもない。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲内での全ての変更及び実用新案登録請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 シート本体
2 ループ部
3 ゴム体(弾性部材)
4 フック部
10 不織布
11 起毛部
30 融着部分
100 便器
101 便座
2 ループ部
3 ゴム体(弾性部材)
4 フック部
10 不織布
11 起毛部
30 融着部分
100 便器
101 便座
Claims (3)
- 便座の半周部分に倣うように形成されたシート本体と、該シート本体の長手方向中央部にて便座の内側及び外側にそれぞれ設けてある係止部及び被係止部とを備える便座シートにおいて、
前記係止部又は被係止部と前記シート本体との間に弾性部材を介装してあること
を特徴とする便座シート。 - 前記弾性部材と前記係止部又は被係止部とを融着によって連結してあること
を特徴とする請求項1に記載の便座シート。 - 前記係止部及び被係止部は面ファスナを構成していること
を特徴とする請求項1又は2の記載の便座シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002610U JP3177014U (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | 便座シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002610U JP3177014U (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | 便座シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3177014U true JP3177014U (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=48003898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002610U Expired - Lifetime JP3177014U (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | 便座シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177014U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014054470A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Oka Kk | 便座カバー、およびその取付方法 |
JP2015131073A (ja) * | 2014-01-16 | 2015-07-23 | オカ株式会社 | 便座クッション |
JP2019017959A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | 株式会社アスタリスク | 折りたたみ携帯便座 |
-
2012
- 2012-05-02 JP JP2012002610U patent/JP3177014U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2015131073A (ja) * | 2014-01-16 | 2015-07-23 | オカ株式会社 | 便座クッション |
WO2015108093A1 (ja) * | 2014-01-16 | 2015-07-23 | オカ株式会社 | 便座クッション |
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