JP3176668B2 - 流動床焼却炉 - Google Patents
流動床焼却炉Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動床焼却炉に係り、
特に大型不燃物を含む燃料を燃焼させる流動床焼却炉に
関する。
特に大型不燃物を含む燃料を燃焼させる流動床焼却炉に
関する。
【0002】
【従来の技術】大型不燃物を含む燃料を燃焼させる流動
床炉は、例えば可燃性粗大ごみ焼却炉、産業廃棄物焼却
炉に利用されている。都市ごみにおいても、ごみを排出
する住民のモラルにもよるが、予期しない大型の不燃物
が含まれる場合がある。数少ない大型の不燃物が炉床に
堆積するとそれが核になり、不燃物が堆積していく場合
があるので大型の不燃物が排出できることは都市ごみを
対象とした場合も重要である。燃料中に含まれる大型不
燃物は炉底より排出されるが、不燃物を炉底の排出口に
集める方法には、大きく分けると不燃物の重力による方
法と、流動砂の移動による方法がある。どちらの方法に
よっても不燃物排出口付近は、シュートになっており、
投入される不燃物の大きさによって決定されるシュート
の大きさにまで、炉床の大きさから絞られる。例えば、
炉床を分散板で構成しそこから流動空気を吹き出し流動
層を形成する炉の形状、又は分散ノズルを炉床に取り付
けそこから流動空気を吹き出し流動層を形成する炉の形
状においては、流動砂の移動に不燃物の移動を依存し、
分散板の傾斜を不燃物の安息角よりも少なくして、大型
の不燃物の移動を砂の動きに期待しているものが多い。
その理由は分散板の角度を急にすると、流動層の高さが
高くなり、流動化に必要な圧力が増し流動ブロアの昇圧
が増加し、電力使用量が過大になるからである。不燃物
の移動を砂の動きに期待する例は例えば、特開昭57−
124608号公報の流動層燃焼方法及び流動層燃焼に
見受けられる。
床炉は、例えば可燃性粗大ごみ焼却炉、産業廃棄物焼却
炉に利用されている。都市ごみにおいても、ごみを排出
する住民のモラルにもよるが、予期しない大型の不燃物
が含まれる場合がある。数少ない大型の不燃物が炉床に
堆積するとそれが核になり、不燃物が堆積していく場合
があるので大型の不燃物が排出できることは都市ごみを
対象とした場合も重要である。燃料中に含まれる大型不
燃物は炉底より排出されるが、不燃物を炉底の排出口に
集める方法には、大きく分けると不燃物の重力による方
法と、流動砂の移動による方法がある。どちらの方法に
よっても不燃物排出口付近は、シュートになっており、
投入される不燃物の大きさによって決定されるシュート
の大きさにまで、炉床の大きさから絞られる。例えば、
炉床を分散板で構成しそこから流動空気を吹き出し流動
層を形成する炉の形状、又は分散ノズルを炉床に取り付
けそこから流動空気を吹き出し流動層を形成する炉の形
状においては、流動砂の移動に不燃物の移動を依存し、
分散板の傾斜を不燃物の安息角よりも少なくして、大型
の不燃物の移動を砂の動きに期待しているものが多い。
その理由は分散板の角度を急にすると、流動層の高さが
高くなり、流動化に必要な圧力が増し流動ブロアの昇圧
が増加し、電力使用量が過大になるからである。不燃物
の移動を砂の動きに期待する例は例えば、特開昭57−
124608号公報の流動層燃焼方法及び流動層燃焼に
見受けられる。
【0003】これらの炉においては、大型の不燃物は砂
の動きにのって炉床部を不燃物排出口まで移動する。そ
の後、不燃物はシュート出口に設置されている砂の排出
装置により砂が抜き出されることによりその流れにのっ
てシュート内を移動する。流動床炉に於いては、流動し
ている部分は流動している砂が、あたかも沸騰している
ように動いている。しかし、シュート部は流動空気が供
給されず砂が停止して、固定層になっている。流動して
いる部分においては先に述べたように不燃物は砂の流動
する流れに乗ったり、軽いものは、流動砂と同様に流動
しながら、また重たいものは重力により、移動してい
く。しかし、固定層になると、砂が排出される流れに乗
る方法のみが不燃物が移動していく方法となってしま
う。特に大型で重量のある不燃物の量が多い燃料を燃焼
させるとき、砂の流動する力により不燃物がシュート入
口部まで移動してきても移動速度の遅いシュート入口部
固定層で不燃物の移動が停止して、ここでの不燃物濃度
が濃くなり過ぎブリッジを起こしたり、炉床部に不燃物
が堆積したりする等の問題を生じることがあった。
の動きにのって炉床部を不燃物排出口まで移動する。そ
の後、不燃物はシュート出口に設置されている砂の排出
装置により砂が抜き出されることによりその流れにのっ
てシュート内を移動する。流動床炉に於いては、流動し
ている部分は流動している砂が、あたかも沸騰している
ように動いている。しかし、シュート部は流動空気が供
給されず砂が停止して、固定層になっている。流動して
いる部分においては先に述べたように不燃物は砂の流動
する流れに乗ったり、軽いものは、流動砂と同様に流動
しながら、また重たいものは重力により、移動してい
く。しかし、固定層になると、砂が排出される流れに乗
る方法のみが不燃物が移動していく方法となってしま
う。特に大型で重量のある不燃物の量が多い燃料を燃焼
させるとき、砂の流動する力により不燃物がシュート入
口部まで移動してきても移動速度の遅いシュート入口部
固定層で不燃物の移動が停止して、ここでの不燃物濃度
が濃くなり過ぎブリッジを起こしたり、炉床部に不燃物
が堆積したりする等の問題を生じることがあった。
【0004】流動層における先に述べた大型の不燃物の
移動を砂の動きに期待しているものの砂の移動速度は1
0cm/s程度であり、この速度をシュート部に期待す
ると砂の抜き出し量は、炉幅2m不燃物抜き出し口の幅
0.8mとすると576m3 /hとなり、見かけ比重
1.3として749ton /hとなる。これは炉の中の砂
が10m3 程度とすると過大な量であり、流動層からの
熱の損失が多すぎ、運転を継続することができないこと
が考えられる。これに対して不燃物排出口の周囲から流
動空気を吹き込み流動化させ、シュート部の砂の動きを
活発にさせる方案もある。例えば、特開平3−1224
11号公報に示される。これに於いてもシュート部を流
動化させても砂は上下に動くだけで砂の移動はおこらな
い。炉床が形成される部分よりも活発な流動をさせ、砂
の移動を起こさなければならない。また、シュート内部
に空気ノズルを差し込むと不燃物の排出時にそこに不燃
物が引っ掛かってしまうのでシュートの周囲から空気を
吹き込む方法しかない。したがって流動化が確保される
のはシュート縁端からわずかの距離でしかない。縁端部
の砂の移動は砂が流動している範囲の端部になるので移
動する力が弱く、大型の不燃物を移動する力を持たな
い。
移動を砂の動きに期待しているものの砂の移動速度は1
0cm/s程度であり、この速度をシュート部に期待す
ると砂の抜き出し量は、炉幅2m不燃物抜き出し口の幅
0.8mとすると576m3 /hとなり、見かけ比重
1.3として749ton /hとなる。これは炉の中の砂
が10m3 程度とすると過大な量であり、流動層からの
熱の損失が多すぎ、運転を継続することができないこと
が考えられる。これに対して不燃物排出口の周囲から流
動空気を吹き込み流動化させ、シュート部の砂の動きを
活発にさせる方案もある。例えば、特開平3−1224
11号公報に示される。これに於いてもシュート部を流
動化させても砂は上下に動くだけで砂の移動はおこらな
い。炉床が形成される部分よりも活発な流動をさせ、砂
の移動を起こさなければならない。また、シュート内部
に空気ノズルを差し込むと不燃物の排出時にそこに不燃
物が引っ掛かってしまうのでシュートの周囲から空気を
吹き込む方法しかない。したがって流動化が確保される
のはシュート縁端からわずかの距離でしかない。縁端部
の砂の移動は砂が流動している範囲の端部になるので移
動する力が弱く、大型の不燃物を移動する力を持たな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】流動床炉に於いて、砂
の排出量は熱の放散等の問題からできるだけ少ないこと
が望ましく、また、流動層における不燃物の移動速度と
同じ速度で、固定層であるシュート部でも移動させよう
とすると非常に大量の砂を抜き出さなければならなくな
る。そこで、本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決し、不燃物が炉床部をすみやかに移動してシュート
部から排出することのできる流動床焼却炉を提供するこ
とを課題とする。
の排出量は熱の放散等の問題からできるだけ少ないこと
が望ましく、また、流動層における不燃物の移動速度と
同じ速度で、固定層であるシュート部でも移動させよう
とすると非常に大量の砂を抜き出さなければならなくな
る。そこで、本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決し、不燃物が炉床部をすみやかに移動してシュート
部から排出することのできる流動床焼却炉を提供するこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では不燃物を含む燃料を燃焼させる流動床焼
却炉において、炉床部に分散ノズルを設置すると共に、
該分散ノズルを設置した炉床部の角度に緩急2段階を設
け、不燃物排出口付近における該炉床部を不燃物の安息
角以上の急角度としたことを特徴とする流動床焼却炉と
したものである。上記流動床焼却炉において、前記炉床
部の急角度の部分は、長さが400mm以下で炉床全体
の30%以下にするのがよく、炉床の端部を流動化でき
るだけの長さがあればよい。全てを急角度とすると必要
な砂高さが増加し、流動ブロアの動力が増加することに
なり好ましくない。また、該急角度の部分は、不燃物の
安息角以上の角度にするのがよい。不燃物の安息角は不
燃物が傾斜面をすべり出す際の水平面との傾斜角である
が、対象とする不燃物によって異なり都市ごみを対象と
した場合は35度以上の急角度とするのがよいし、さら
に、この部分は、風箱を独立して形成し、この風箱に供
給する流動空気は流動ブロアの空気を昇圧するか独立の
ブロアを設置して供給するのがよい。本発明の炉床部に
設置する分散ノズルは、炉床部の急角度の部分は水平に
設け、他の部分は垂直に設けるのがよい。
に、本発明では不燃物を含む燃料を燃焼させる流動床焼
却炉において、炉床部に分散ノズルを設置すると共に、
該分散ノズルを設置した炉床部の角度に緩急2段階を設
け、不燃物排出口付近における該炉床部を不燃物の安息
角以上の急角度としたことを特徴とする流動床焼却炉と
したものである。上記流動床焼却炉において、前記炉床
部の急角度の部分は、長さが400mm以下で炉床全体
の30%以下にするのがよく、炉床の端部を流動化でき
るだけの長さがあればよい。全てを急角度とすると必要
な砂高さが増加し、流動ブロアの動力が増加することに
なり好ましくない。また、該急角度の部分は、不燃物の
安息角以上の角度にするのがよい。不燃物の安息角は不
燃物が傾斜面をすべり出す際の水平面との傾斜角である
が、対象とする不燃物によって異なり都市ごみを対象と
した場合は35度以上の急角度とするのがよいし、さら
に、この部分は、風箱を独立して形成し、この風箱に供
給する流動空気は流動ブロアの空気を昇圧するか独立の
ブロアを設置して供給するのがよい。本発明の炉床部に
設置する分散ノズルは、炉床部の急角度の部分は水平に
設け、他の部分は垂直に設けるのがよい。
【0007】
【作用】本発明の流動する砂が移動する力による不燃物
の移動において、シュート入口部で流動する砂による移
動と固定層での砂の移動による不燃物の移動とをスムー
ズにつなげるよう、シュート部入口の炉床端部を不燃物
の安息角以上(35度以上)に傾斜させその部分を流動
化させる。このようにすると移動してきた不燃物は流動
化している炉床を移動してきて炉床端部の不燃物シュー
トの固定層入り口部分で停止するが、その部分が安息角
よりも大きいので固定層の動きにのって不燃物が移動す
る。炉床の角度が急な範囲を狭くできるので、流動ブロ
アの電力量の増加を最小限に抑えることができる。
の移動において、シュート入口部で流動する砂による移
動と固定層での砂の移動による不燃物の移動とをスムー
ズにつなげるよう、シュート部入口の炉床端部を不燃物
の安息角以上(35度以上)に傾斜させその部分を流動
化させる。このようにすると移動してきた不燃物は流動
化している炉床を移動してきて炉床端部の不燃物シュー
トの固定層入り口部分で停止するが、その部分が安息角
よりも大きいので固定層の動きにのって不燃物が移動す
る。炉床の角度が急な範囲を狭くできるので、流動ブロ
アの電力量の増加を最小限に抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の流動床焼却炉の一例を示す部分拡大図で
ある。図1において、1は焼却炉、2は流動層部、3は
炉床部であり、炉床部3には分散ノズル7が設けられて
おり、流動ブロア8から管9を通って風箱4中に送られ
た空気を流動層中に吹き込んで流動層を形成している。
5は排出シュートで、6は不燃物排出装置である。ま
た、炉床部3には、急角度部3′が設けられ、その下に
風箱4′と分散ノズル7′が設けられている。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の流動床焼却炉の一例を示す部分拡大図で
ある。図1において、1は焼却炉、2は流動層部、3は
炉床部であり、炉床部3には分散ノズル7が設けられて
おり、流動ブロア8から管9を通って風箱4中に送られ
た空気を流動層中に吹き込んで流動層を形成している。
5は排出シュートで、6は不燃物排出装置である。ま
た、炉床部3には、急角度部3′が設けられ、その下に
風箱4′と分散ノズル7′が設けられている。
【0009】次に、図1の流動床焼却炉の操作について
説明する。流動床焼却炉1の下部には流動層2があり、
流動ブロア8により空気が風箱4に供給され、風箱4に
は分散ノズル7が設置され、ここから空気が吹出し、こ
の空気により流動層が形成される。分散ノズルが設置さ
れている平面を炉床部と呼び風箱4の上部にあたる。流
動層2中央部に投入される燃料は一部流動層で燃焼し、
流動層の温度を維持する。燃料中に含まれる不燃物は、
炉の形状もしくは風箱に供給する風量差によって生じる
砂の流れにより、不燃物排出シュート方向に移動する。
この焼却炉の炉床部3には端部に炉床急角度部3′が設
けられており、ここに供給する流動空気は流動ブロアも
の吐出管9から分岐して加圧ブロア8′で昇圧し、急角
度部3′の下に設けた風箱4′に供給する。これにより
流動ブロア8の圧力を増加せずに付加した小型の加圧ブ
ロア8′を設置するだけで対応できる。図中、lは40
0mm以下で、αは35°以上で対応できる。
説明する。流動床焼却炉1の下部には流動層2があり、
流動ブロア8により空気が風箱4に供給され、風箱4に
は分散ノズル7が設置され、ここから空気が吹出し、こ
の空気により流動層が形成される。分散ノズルが設置さ
れている平面を炉床部と呼び風箱4の上部にあたる。流
動層2中央部に投入される燃料は一部流動層で燃焼し、
流動層の温度を維持する。燃料中に含まれる不燃物は、
炉の形状もしくは風箱に供給する風量差によって生じる
砂の流れにより、不燃物排出シュート方向に移動する。
この焼却炉の炉床部3には端部に炉床急角度部3′が設
けられており、ここに供給する流動空気は流動ブロアも
の吐出管9から分岐して加圧ブロア8′で昇圧し、急角
度部3′の下に設けた風箱4′に供給する。これにより
流動ブロア8の圧力を増加せずに付加した小型の加圧ブ
ロア8′を設置するだけで対応できる。図中、lは40
0mm以下で、αは35°以上で対応できる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、不燃物が炉床部に停滞
することがなく、すみやかに移動してシュート部から排
出できる。
することがなく、すみやかに移動してシュート部から排
出できる。
【図1】本発明の流動床焼却炉の一例を示す部分拡大図
である。
である。
1:焼却炉、2:流動層部、3,3′:炉床部、4,
4′:風箱、5:排出シュート、6:不燃物排出装置、
7,7′:分散ノズル、8:流動ブロア、8′:加圧ブ
ロア、9,11:送気管、10,12:ダンパ
4′:風箱、5:排出シュート、6:不燃物排出装置、
7,7′:分散ノズル、8:流動ブロア、8′:加圧ブ
ロア、9,11:送気管、10,12:ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/30 ZAB F23C 10/24
Claims (6)
- 【請求項1】 不燃物を含む燃料を燃焼させる流動床焼
却炉において、炉床部に分散ノズルを設置すると共に、
該分散ノズルを設置した炉床部の角度に緩急2段階を設
け、不燃物排出口付近における該炉床部を不燃物の安息
角以上の急角度としたことを特徴とする流動床焼却炉。 - 【請求項2】 前記炉床部の急角度の部分は、400m
m以下の長さであることを特徴とする請求項1記載の流
動床焼却炉。 - 【請求項3】 前記炉床部の急角度の部分は、35度以
上の角度であることを特徴とする請求項1又は2記載の
流動床焼却炉。 - 【請求項4】 前記炉床部の急角度の部分は、風箱を独
立して形成し、この風箱に供給する流動空気は流動ブロ
アの空気を昇圧したものであることを特徴とする請求項
1,2又は3記載の流動床焼却炉。 - 【請求項5】 前記炉床部に設置する分散ノズルは、炉
床部の急角度の部分は水平に設け、他の部分は垂直に設
けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載
の流動床焼却炉。 - 【請求項6】 前記炉床部の急角度の部分は、風箱を独
立して形成し、この風箱に供給する流動空気は、独立し
たブロアを用いたものであることを特徴とする請求項
1,2又は3記載の流動床焼却炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28937791A JP3176668B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 流動床焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28937791A JP3176668B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 流動床焼却炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599415A JPH0599415A (ja) | 1993-04-20 |
JP3176668B2 true JP3176668B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17742426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28937791A Expired - Fee Related JP3176668B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 流動床焼却炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176668B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102150674B1 (ko) | 2018-10-26 | 2020-09-01 | 주식회사 케이알이엠에스 | 엽채류에서 발생하는 산소와 버섯에서 발생하는 이산화탄소의 상호교환을 이용한 엽채류 및 버섯 재배 시스템 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW270970B (en) * | 1995-04-26 | 1996-02-21 | Ehara Seisakusho Kk | Fluidized bed combustion device |
JP2004212032A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-07-29 | Ebara Corp | 流動層ガス化炉 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP28937791A patent/JP3176668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102150674B1 (ko) | 2018-10-26 | 2020-09-01 | 주식회사 케이알이엠에스 | 엽채류에서 발생하는 산소와 버섯에서 발생하는 이산화탄소의 상호교환을 이용한 엽채류 및 버섯 재배 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0599415A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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