JP3176573B2 - ダイボンダ - Google Patents

ダイボンダ

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JP3176573B2 JP25294997A JP25294997A JP3176573B2 JP 3176573 B2 JP3176573 B2 JP 3176573B2 JP 25294997 A JP25294997 A JP 25294997A JP 25294997 A JP25294997 A JP 25294997A JP 3176573 B2 JP3176573 B2 JP 3176573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体ペレットを
組み付けるダイボンダに関し、特にセラミック基板やス
テムのような個別の基材を多数キャリアにならべて送り
ながらペレットを組み付ける場合のように、搬送時は下
方に退避し、ペレット供給時には上昇して基材を支える
ように上下動するバックアップ機構を備えるダイボンダ
の高速化及び品種切り替えの容易化に関する。さらに基
材がリードフレーム状の品種にも切り替え容易で、しか
も、リードフレーム方式専用装置に比較しても遜色ない
速度で組みつけが行なえるダイボンダに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ペレット(以下ペレット)をリー
ドフレームに組み付ける方法はペレットが組み付けられ
るアイランドが長手方向に定間隔で多数設けられたリー
ドフレームを幅方向の両端を支えるレール上をアイラン
ドの間隔で長手方向にピッチ送りしつつ、接着剤供給位
置でアイランド上に例えば銀ペーストのような接着剤を
供給し、それが搬送されペレット供給位置でその接着剤
の上にペレットが供給され、押しつけてペレットを組み
付ける。
【0003】このようにリードフレームのアイランドが
押さえれるのでペレット供給位置(場合により接着剤
供給位置も)にはアイランドを下から支える台座を必要
とし、台座にはペレットや接着剤を供給する際にリード
フレームを安定に支えるために真空吸着機を備える。
そしてリードフレームの搬送の際はアイランドの下面は
この台座の上面を滑って搬送される。
【0004】このような作業を行なうリードフレーム用
のチップボンダは多品種に切り替え使用を容易とするた
めにレールの間隔を可変としている。そしてアイランド
の高さが品種毎に異なるので台座も交換容易にもうけら
れている。このように品種に対応して着脱容易に準備さ
れた台座を以後アダプタプレートと称する。
【0005】このようなリードフレーム方式専用のチッ
プボンダの例を図面を用いて説明する。図3はペレット
供給位置近傍を示す平面図、図5はA−A線での側断面
図、図4は図3におけるB−B線での正面断面図であ
る。図示しない筐体に固定して水平に配置されたベース
板1の手前側端に沿って固定レール2が直線状にベース
板1上に固定配置されている。そして、奥側には可動レ
ール3が固定レール2に平行に固定レール2との間隔を
調節自在に配置され、適用する品種のリードフレームの
幅に対応して調節する。そしてリードフレームはこれら
固定レール2と可動レール3それぞれの搬送面2a,3
a上に幅方向両端を支持されて図示しない送り機構によ
り、図1の左から右へ向けて間欠的に順次搬送される。
【0006】そしてペレット供給位置にはアダプタプレ
ート4が配置される。アダプタプレート4はベース板1
上に置かれその上面の高さ位置が品種に応じてアイラン
ドの下面を支える高さとされる。そして位置決めブロッ
ク5に押し当てることで位置出しされる。そしてレール
の間隔方向は固定、可動両レール間に位置規制される。
アダプタープレート4の側面の内位置決めブロック5と
反対側は上面が狭いテーパ状でその面に重なる様なテー
パ面を備えた押圧ブロック6に押されて位置決めブロッ
ク5に押し当て状に固定される。そして上面にはリード
フレームを吸着固定する為の吸着孔4aを備え、それに
つながり後述する位置決めブロック5の通気路5bにつ
ながる通気路4bを備えている。
【0007】位置決めブロック5はベース板1に固定さ
れ、外から接続された吸気管5aからアダプタプレート
4の通気路4aに通ずる通気路5bを備える。図6は図
4におけるC部の拡大図である。図6のように位置決め
ブロック5のアダプタプレート4に当たる端面に開いた
通気孔5bの口にはOリング5cが配置され、アダプタ
プレート4の側面に圧接して気密に通気路4b,5bを
接続する。
【0008】押圧ブロック6はベース板1に固定された
1対のスライドガイド6a,6bにに支持されてレール
2,3ののびる方向に摺動自在に設けられ、ベース板1
に固定しているピン6cとの間に配置したバネ6dによ
って付勢されてアダプタプレート4を位置決めブロック
5とベース板1に押しつけている。アダプタプレートの
着脱に際しては押圧ブロック6をバネ6dに抗して引き
戻して行なう。
【0009】そして、図示しないが接着剤供給位置にも
同様なアダプタプレートを備える。
【0010】このアダプタプレート4はこの装置に適用
するリードフレームに対応して準備し、品種の切り替え
毎にレール2と3の間隔の変更を伴って交換をワンタッ
チで行なう。
【0011】組み付けられるペレットはX,Y,θ方向
に3軸可動なテーブル(図示せず)上に多数略整列状態
で載置され、順次所定のピックアップ点(図示せず)に
位置合わせして、真空吸着ノズル(図示せず)がピック
アップしてペレット供給位置に下面がアダプタプレート
4で支えられた状態で停止しているリードフレームのア
イランド上に搬送して組み付ける。その際の搬送距離を
なるべく小さくして高速な動作とするために、ピックア
ップ点(図示せず)はペレット供給位置のすぐ脇で固定
レール2の外側のなるべく近い点に設けられる。従って
ペレットを載置するテーブル(図示せず)はベース板1
の下側に潜り込むようにX,Y移動する。そこで、ベー
ス板1、レール2,3の厚みはなるべく薄くして、テー
ブルの上面位置をなるべく高くして真空吸着ノズル(図
示せず)の上下方向の移動距離を少なくする。
【0012】ところが個別基板を多数定ピッチに並べた
キャリアで送りつつペレットを組み付ける場合とか、ペ
レット搭載面に垂直方向裏面側に向けリード線が出てい
るパッケイジに組み付ける場合には上述のように固定し
た台座では不可能で、搬送時には下方に退避し、ペレッ
ト供給時には上方に進出して基材裏面を支える様な構成
を必要とする。例えば個別基板を多数定ピッチに並べた
キャリアで送る方式の場合を説明する。図7はキャリア
7にセラミック基板8を並べた状況を示し、(A)はそ
の平面図、(B)はそのD−D線での断面図である。キ
ャリア7はセラミック基板8を定ピッチに位置規制して
収容するポケット7aを備えている。そして、ポケット
7aの底はセラミック基板8を支持するための周辺部分
を除き抜き穴7bとなっている。さらに、定ピッチ搬送
するための送り穴7cも備えている。
【0013】このようなキャリア7に詰めたセラミック
基板8にペレットを組み付けるチップボンダは、前述し
たリードフレームに組み付けるものと同様に、キャリア
7を幅方向の両端を支えるレール上をポケットの間隔で
長手方向にピッチ送りしつつ、接着剤供給位置でセラミ
ック基板上に例えば銀ペーストのような接着剤を供給
し、それが搬送されペレット供給位置でその接着剤の上
にペレットが供給され、押しつけてペレットを組み付け
る。しかしながら、ペレット供給位置や接着剤供給位置
でセラミック基板8を下から支える台座はリードフレー
ム用の様に上面がただ平らで固定された板では役に立た
ない。
【0014】そこで図8に示す要部縦断面図のようにレ
ール3の搬送面3a上を搬送されるキャリア7に詰めら
れたセラミック基板8がペレット供給位置に停止してい
る時キャリア7の底の穴7bを通って上昇してセラミッ
ク基板8の裏面に接して支え、ペレット組み付け後キャ
リアの搬送に際しては下方に退避するバックアップヘッ
ド9を備える。バックアップヘッド9は頂面にセラミッ
ク基板8を真空吸着する吸着孔10及び外部から接続さ
れたフレキシブルな吸気管11とその吸着孔10をつな
ぐ通気路12を備える。そして、カム13の回転により
上下駆動される。この例の場合バックアップヘッド9が
レール3を支えるベース板101に設けた穴101aを
通って進退する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の説明のようにキ
ャリア方式に対応したダイボンダは上下動作するバック
アップヘッドを備えるので構造が複雑であるため広い範
囲の品種に対応して簡単に切り替えることが難しいので
専用機的な使われ方をしている。この装置をリ−ドフレ
ームへ組み付ける方式に使用するにはピックアップヘッ
ド9を所定の高さのものに変えて上下動作をせず固定し
ておけばよい。しかしながらバックアップヘッド9やそ
れを駆動する例えばカム13のような機構が嵩張り、ペ
レットを整列状態で配置して順次所定のピックアップ点
に移動して位置合わせするステージ(図示せず)はペレ
ット供給位置の下方にも潜りこむのでその高さ位置をレ
ール3の搬送面3aから距離L1の様にかなり低い位置
としなければならず、図4に示す様にリードフレーム方
式のみに対応した装置の場合には距離L2の様にベース
板に近接して配置できるのに比較してピックアップした
ペレットを真空吸着ノズル(図示せず)がペレット供給
位置に搬送する距離が長なり、その分生産性が劣るの
であまりそのような共用も行なわれていない。そこでこ
の発明はバックアップヘッドが上下動作する機構を薄型
化して、ピックアップされるペレットを載置するステー
ジの位置を高くしてピックアップされたペレットの搬送
距離を短くし、高速化したダイボンダを提供する。さら
に、そのバックアップ機構を着脱容易にして、品種に対
応して準備すれば上下動作するバックアップヘッドを備
えるものであっても品種切り替えが容易なダイボンダを
提供する。さらに、バックアップ機構装着箇所に着脱容
易で上面平らなアダプタプレートを品種に対応して装着
すればリードフレームに組み付ける品種にも図3、4、
5、6に示す様な従来のリードフレーム方式専用機に遜
色ない処理速度で共用できるダイボンダを提供できる。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにこの発明は基材をペレット供給位置に順次搬送し、
ペレット供給位置に停止している前記基材の下面を基材
の搬送時は下方に退避しペレット供給時には上昇するバ
ックアップ機構で支えた状態でテーブル上に多数載置し
たペレットを順次ピックアップして搬送供給して組み付
けるダイボンダにおいて、前記バックアップ機構はダイ
アフラム型シリンダによりバックアップヘッドが上下動
作すると共に、前記バックアップ機構が基材の搬送方向
に配列された押圧ブロックおよび位置決めブロックによ
って位置決め固定され、その位置決め固定状態で前記バ
ックアップ機構の通気路が前記位置決めブロックの通気
路に接続されることを特徴とするダイボンダを提供す
る。この装置によれば、ダイアフラム型シリンダは薄型
であるのでバックアップ機構を薄型化でき、ペレットを
載置するテーブルの上面を高くするのでペレットの搬送
距離が短くなり、動作速度を高めることが可能となる。
また、バックアップ機構の位置決めと、バックアップ機
構の通気路と位置決めブロックの通気路の接続とが同時
に実施できる。さらに、バックアップ機構が薄く小型化
できるので、その取り付け構造を脱着容易に構成して、
品種に対応して前記バックアップ機構を準備し、それを
取りえることで品種切り替えが容易なダイボンダとす
ることができる。その場合基材が搬送されるレールは品
種に応じて間隔の切り替えが可能に構成して適用品種の
範囲を広くするのが好ましい。このレールの間隔の切り
替えは、前記バックアップ機構の位置決めと、バックア
ップ機構の通気路と位置決めブロックの通気路の接続と
は独立性をもって実施できる。また、基材を搬送するレ
ールを備え、基材がペレット供給位置に順次搬送されペ
レット供給位置に停止している時にテーブル上に多数載
置したペレットを順次ピックアップして搬送供給して組
み付けるダイボンダにおいて、そのレールは品種に応じ
て間隔の切り替えが可能であり、ペレット供給時に前記
基材を下支えする台座が基材の搬送時は下方に退避する
必要のある品種の場合には取り付け機構が脱着容易に構
成され、品種に対応して準備されたダイアフラム型シリ
ンダによりバックアップヘッドが上下動するバックアッ
プ機構を装着し、前記バックアップ機構は基材の搬送方
向に配列された押圧ブロックおよび位置決めブロックに
よって位置決め固定されると共に、位置決め固定状態で
バックアップ機構の通気路が位置決めブロックの通気路
に接続されるように構成され、上下動する必要のない品
種の場合には前記バックアップ機構と装着互換で品種に
対応した高さに準備したアダプタプレートを装着するダ
イボンダを提供する。この装置によればバックアップ機
構がダイアフラム型シリンダを用いて薄型化しているの
でペレットを載置するテーブルの高さ位置を高くできる
ので、基材としてリードフレームを使用する品種に適用
しても、ードフレーム方式専用機に比較して遜色ない
組み付け速度とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面を用い
て説明する。図1はその要部平面図、図2は図1のE−
E線に沿った断面図である。図示しない筐体にベース板
201が水平に固定して配置され、手前側端に沿って固
定レール2が直線状にベース板201上に固定配置さ
れ、奥側には可動レール3が固定レール2に平行に固定
レール2との間隔を調節自在に配置されている点は図3
に示し従来のリードフレーム方式専用の装置に類似す
る。但しベース板201のペレット供給位置部分は後述
するバックアップ機構を取り付けるにじゃまにならない
ように逃げ穴201aを備えている。そして、図7に示
すようにセラミック基板8を詰めたキャリア7の幅に対
応してレール2,3の間隔を調節する。そしてキャリア
はこれら固定レール2と可動レール3それぞれの搬送面
2a,3a上に幅方向両端を支持されて図示しない送り
機構により、図1の左から右へ向けて間欠的に順次搬送
される。
【0018】そしてペレット供給位置には図3の従来装
置におけるアダプタプレート4の代わりに後述するバッ
クアップ機構204が配置される。
【0019】そしてこの装置もベース板201に固定さ
れ、バックアップ機構204の位置決めを行なう位置決
めブロック205を備える。この位置決めブロック20
5は、外から接続された吸気管205aからバックアッ
プ機構204の通気路204aに通ずる通気路205b
を備えると共に外部から接続された高圧空気供給管20
5cからバックアップ機構204の通気路204bに通
ずる通気路205dを備える。
【0020】この装置はまた図3の従来装置と同様な押
圧ブロック6、1対のスライドガイド6a,6b、ピン
6c、バネ6dを備え、バックアップ機構204を位置
決めブロック205とベース板201に着脱容易に押し
つけている。
【0021】バックアップ機構204は図3の従来装置
のアダプタプレート4に似たアダプタプレート224に
組み込んだものである。アダプタプレート224はベー
ス板201上に置かれその上面の高さ位置がこの場合図
7に示すようなキャリア7に対応するためレール2,3
の搬送面2a,3aの高さよりほんの少し低い高さとさ
れる。そして位置決めブロック205に押圧ブロック6
で押し当てることで位置出しされる。そしてレールの間
隔方向は固定、可動両レール2,3に位置規制される。
アダプタープレート224の側面の内押圧ブロック6側
は上面が狭いテーパ状でその面に重なる様なテーパ面を
備えた押圧ブロック6に押されて位置決めブロック5に
押し当て状に固定される。そして下面側から後述する各
部品を組み込むように掘り込みがされている。そして位
置決めブロック側の側面で位置決めブロック205の通
気路205b,205dの口に対応した位置に開口して
掘り込み内に抜ける通気路204a,204bを備え
る。そして、アダプタプレート224のペレット供給位
置には掘り込み部分から上面に貫通するバックアップヘ
ッド用穴224aが設けられている。
【0022】この穴224aから上面が突出する様に円
柱形で下側に鍔部234aを備えるバックアップヘッド
234が設けられている。バックアップヘッド234は
アダプタプレート224の掘り込み内の天井から下方に
むけて設けられた一対の摺動軸244に鍔部234aが
支持されて上下動自在に取り付けられ、アダプタプレー
ト224の掘り込み内の天井と鍔部234aの間に配置
した一対のバネ254により下方に付勢されている。そ
して上面には真空吸着のための吸着孔234bを備え、
吸着孔234bと通気路204aとはアダプタプレート
224の掘り込み内でビニルホースのようなフレキシブ
ルな通気管204cで接続されている。
【0023】バックアップヘッド234の下方にはダイ
アフラムシリンダ264がアダプタプレート224の掘
り込み内に固定して配置され、その軸264aは高圧空
気供給口264bへの高圧空気の供給、非供給により上
下動作する。バックアップヘッド234の下面はバネ2
54によりダイアフラムシリンダの軸264aに押しつ
けられていて、ダイアフラムシリンダは高圧空気の供給
を受けてバネ254に抗してバックアップヘッド234
を押し上げる。そして図示しないストッパにより所定の
高さで止まる。そして、高圧空気供給口264bと通気
路204bとはアダプタプレート224の掘り込み内で
通気管204dで接続されている。
【0024】そして、図3に示す従来の装置同様に位置
決めブロック205のアダプタプレート224に当たる
端面に開いた通気205b,205dの口にはOリング
が配置され、アダプタプレート24の側面に圧接して
気密に通気路205bと204aを接続すると共に通気
路205dと204bを接続する。
【0025】この実施例によれば、キャリア7の搬送の
際は高圧空気供給管205cからの高圧空気の供給を止
め、バックアップヘッド234を下げておき、セラミッ
ク基板8がペレット供給位置に停止すると高圧空気供給
管205cから高圧空気を送りダイアフラムシリンダ2
64がバックアップヘッド234を押上バックアップヘ
ッド234の上面がキャリア7の底の穴7cを通ってセ
ラミック基板8の裏面に接し、吸気管205aから真空
排気すると吸着孔234bによりセラミック基板8を吸
着固定する。その状態でペレットを供給し、押しつけて
組み付ける。
【0026】このバックアップ機構204はダイアフラ
ムシリンダ264を用いてバックアップヘッド234を
上下動作させるので、従来のようにカム等の機構による
ものに比較して非常に薄く出来、ベース板201の下面
からほとんど出ないか出ても図2のように極小さい寸法
でおさまり、ペレットを載置するテーブルの高さ位置を
リードフレーム方式専用装置と同様に高くできるのでペ
レットを組み付ける速度が高速化する。さらに、バック
アップ機構204は薄く小型化されるので上記の説明の
ように交換容易な構造とすることが出来るから多品種に
切り替え使用が簡単に行なえる。バックアップ機構20
4の代わりに単に上面が平らなアダプタプレートを装着
してリードフレーム品種に使用してもペレットを載置す
るテーブルの高さはリードフレーム方式専用装置にかわ
らないので同様に高速でペレットの組み付けが行なえ
る。
【0027】なお、説明は略したが同様なバックアップ
機構は接着材供給位置にも設けられているものである。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上のように、バックアップ
機構を薄型化したのでペレットを載置するテーブルの位
置を高くでき、上下動するバックアップ機構を必要とす
る品種であっても高速なペレットの組み付けができる。
さらにバックアップ機構が小型化、薄型化してしかも交
換容易な構成となったので上下動するバックアップ機構
を必要とする品種内での品種切り替えが簡単に行なえ
る。また、リードフレームに組み付ける場合の様に上下
動するバックアップ機構を必要としない品種に適用して
も、リードフレーム方式専用装置に比較して遜色ない速
度でペレットの組み付けが行なえ、品種切り替えも従来
のリードフレーム方式専用装置と同様に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の要部平面図
【図2】 その正面断面図
【図3】 従来装置の要部平面図
【図4】 その正面断面図
【図5】 その側断面図
【図6】 図4の要部拡大図
【図7】 (A) セラミック基板をキャリアに詰めた
状態を示す平面図 (B) その縦断面図
【図8】 他の従来装置の要部縦断面図
【符号の説明】
8 セラミック基板(基材) 204 バックアップ機構 234 バックアップヘッド 264 ダイアフラム型シリンダ 205 位置決めブロック 6 押圧ブロック6 2 固定レール 3 可動レール 4,224 アダプタプレート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材をペレット供給位置に順次搬送し、ペ
    レット供給位置に停止している前記基材の下面を基材の
    搬送時は下方に退避しペレット供給時には上昇するバッ
    クアップ機構で支えた状態でテーブル上に多数載置した
    ペレットを順次ピックアップして搬送供給して組み付け
    るダイボンダにおいて、 前記バックアップ機構はダイアフラム型シリンダにより
    バックアップヘッドが上下動すると共に、 前記バックアップ機構が基材の搬送方向に配列された押
    圧ブロックおよび位置決めブロックによって位置決め固
    定され、 その位置決め固定状態で前記バックアップ機構の通気路
    が前記位置決めブロックの通気路に接続される ようにし
    たことを特徴とするダイボンダ。
  2. 【請求項2】前記バックアップ機構の取り付けは脱着容
    易に構成され、品種に対応して前記バックアップ機構を
    準備し、それを取りえることで品種切り替え容易な請
    求項1のダイボンダ。
  3. 【請求項3】基材が搬送されるレールを備え、そのレー
    ルは品種に応じて間隔の切り替えが可能である請求項2
    のダイボンダ。
  4. 【請求項4】基材が搬送されるレールを備え、基材がペ
    レット供給位置に順次搬送されペレット供給位置に停止
    している時にテーブル上に多数載置したペレットを順次
    ピックアップして搬送供給して組み付けるダイボンダに
    おいて、 そのレールは品種に応じて間隔の切り替えが可能であ
    り、 ペレット供給時に前記基材を下支えする台座が基材の搬
    送時は下方に退避する必要のある品種の場合には取り付
    け構造が脱着容易に構成され、品種に対応して準備され
    たダイアフラム型シリンダによりバックアップヘッドが
    上下動するバックアップ機構を装着し、前記バックアップ機構は基材の搬送方向に配列された押
    圧ブロックおよび位置 決めブロックによって位置決め固
    定されると共に、位置決め固定状態でバックアップ機構
    の通気路が位置決めブロックの通気路に接続されるよう
    に構成され、 上下動する必要のない品種の場合にはバックアップ機構
    と装着互換で品種に対応した高さに準備したアダプタプ
    レートを装着するダイボンダ。
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