JP3176024B2 - データ通信方法 - Google Patents

データ通信方法

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JP3176024B2
JP3176024B2 JP16393095A JP16393095A JP3176024B2 JP 3176024 B2 JP3176024 B2 JP 3176024B2 JP 16393095 A JP16393095 A JP 16393095A JP 16393095 A JP16393095 A JP 16393095A JP 3176024 B2 JP3176024 B2 JP 3176024B2
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  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はローカルエリア・ネッ
トワークからワイドエリア・ネットワークまでのあらゆ
る通信システムに関し、特に電子手帳、パソコン、ワー
クステーション、オフィスプロセッサ、大型コンピュー
タ、POS(Point Of Sales)、ECR(Electronic C
ash Register)、シーケンサなどに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャラクタ同期方式の通信とビッ
ト同期方式の通信を1つのデータ通信装置によって行な
う通信方法としては、たとえば特開昭62−36935
号公報に示されているものがある。この公報に示された
ものは、キャラクタ同期回路とフレーム同期回路とを両
方持つ装置において、同期コード検出回路と同期方式指
示レジスタを具備させ、同期コード検出回路により受信
信号から相手装置がいずれの同期方式により送信したか
を判別して同期方式指示レジスタにより、対応する同期
方式の受信回路に自動切換を行なうものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
キャラクタ同期方式の通信とビット同期方式の通信とを
1つのデータ通信装置によって行なう通信方法において
は、キャラクタ同期回路とビット同期回路との双方が必
要となるという問題があった。
【0004】それゆえに請求項1に記載のデータ通信方
法は、ビット同期回路(フレーム同期回路と同義)のみ
を有する通信装置であってもビット同期の通信データの
みならず調歩同期およびキャラクタ同期の通信データも
高速に送受信することができるデータ通信方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】請求項2に記載のデータ通信方法は、請求
項1に記載のデータ通信方法において、アイドル区間に
おけるビット同期のデータを調歩同期のデータまたはキ
ャラクタ同期のデータとして受信したときに、調歩同期
のデータまたはキャラクタ同期のデータのパケットの終
りを知ることができるデータ通信方法を提供することを
目的とする。
【0006】請求項3に記載のデータ通信方法は、請求
項1に記載のデータ通信方法において、アイドル区間に
おけるビット同期のデータを調歩同期のデータとして受
信した場合に、調歩同期では各データがスタートビット
から始まるけれども、これを除去することにより、ビッ
ト同期として受信したデータから調歩同期のデータを簡
単に解読できるデータ通信方法を提供することを目的と
する。
【0007】請求項4に記載のデータ通信方法は、請求
項1に記載のデータ通信方法において、アイドル区間に
おけるビット同期のデータを調歩同期のデータまたはキ
ャラクタ同期のデータとして受信した場合に、受信した
ビット同期のデータのキャラクタ長が、調歩同期のキャ
ラクタ長またはキャラクタ同期のキャラクタ長と異なる
場合でも、受信した調歩同期のデータまたはキャラクタ
同期のデータを簡単に解読できるデータ通信方法を提供
することを目的とする。
【0008】請求項5に記載のデータ通信方法は、請求
項4に記載のデータ通信方法において、アイドル区間に
おけるビット同期のデータを調歩同期のデータとして受
信した場合に、調歩同期のデータとして受信したビット
同期のデータのキャラクタ長が調歩同期のキャラクタ長
と異なる場合でも、スタートビットの検出を行なうこと
により、受信した調歩同期のデータを簡単に解読できる
データ通信方法を提供することを目的とする。
【0009】請求項6に記載のデータ通信方法は、請求
項4に記載のデータ通信方法において、アイドル区間に
おけるビット同期のデータを調歩同期のデータとして受
信した場合に調歩同期のデータとして受信したビット同
期のデータのキャラクタ長が調歩同期のキャラクタ長と
異なる場合でも、同期キャラクタの検出を行なうことに
より、受信したキャラクタ同期のデータを簡単に解読で
きるデータ通信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
データ通信方法は、ビット同期回路のみを有する通信装
置で調歩同期またはキャラクタ同期の通信データを送受
信する通信方法であって、送信側において、調歩同期の
データまたはキャラクタ同期のデータの先頭にダミーの
ビット同期のパケットを付加して送信するステップと、
受信側において、ビット同期のパケットを検出するステ
ップと、ビット同期のパケットを検出したときには以降
のアイドル区間におけるビット同期のデータを調歩同期
のデータまたはキャラクタ同期のデータとして受信する
ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載のデータ通信方法は請求項
1に記載のデータ通信方法であって、送信側において、
調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータの後に
もダミーのビット同期のパケットを付加して送信するス
テップと、受信側において、前記調歩同期のデータまた
はキャラクタ同期のデータの後に付加された前記ダミー
のビット同期のパケットを検出し、前記調歩同期のデー
タまたはキャラクタ同期のデータの終端を判別するステ
ップとをさらに含むことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載のデータ通信方法は請求項
1に記載のデータ通信方法であって、調歩同期の通信デ
ータを送受信するときの送信側において、前記ダミーの
ビット同期のパケットと前記調歩同期のデータとの間
に、((ビット同期のキャラクタ長)−1)ビットのダ
ミーデータを付加して送信するステップと、調歩同期の
通信データを送受信するときの受信側において、前記
((ビット同期のキャラクタ長)−1)ビットのダミー
データおよびその後に続く調歩同期のスタートビットに
相当するデータ以降のビット同期のデータを調歩同期の
データとして受信するステップとをさらに含むことを特
徴とする。
【0013】請求項4に記載のデータ通信方法は、請求
項1に記載のデータ通信方法であって、受信側におい
て、調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータと
して受信したビット同期のデータのキャラクタ長が、調
歩同期のキャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラク
タ長と異なるときは、ビット同期の各受信データをビッ
ト単位で分解/合成することにより、前記調歩同期のキ
ャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラクタ長と等し
い所定のキャラクタ長のキャラクタに再構成するステッ
プとをさらに含むことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載のデータ通信方法は、請求
項4に記載のデータ通信方法であって、調歩同期の通信
データを送受信するときの受信側において、ビット同期
の各受信データをビット単位で分解/合成することによ
り、調歩同期のキャラクタ長と等しい所定のキャラクタ
長の調歩同期のキャラクタに再構成し、調歩同期のデー
タのスタートビットを検出した後、調歩同期のデータを
解読するステップとをさらに含むことを特徴とする。
【0015】請求項6に記載のデータ通信方法は、請求
項4に記載のデータ通信方法であって、キャラクタ同期
の通信データを送受信するときの受信側において、ビッ
ト同期の各受信データをビット単位で分解/合成するこ
とにより、キャラクタ同期のキャラクタ長と等しい所定
のキャラクタ長のキャラクタ同期のキャラクタに再構成
し、キャラクタ同期のデータの同期キャラクタを検出し
た後、キャラクタ同期のデータを解読するステップとを
さらに含むことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載のデータ通信方法においては、
送信側において、調歩同期またはキャラクタ同期のデー
タの先頭にダミーのビット同期のパケットを付加し、受
信側において、ビット同期のパケットを検出し、ビット
同期のパケットを検出したときには以降のアイドル区間
におけるビット同期のデータを調歩同期のデータまたは
キャラクタ同期のデータとして受信する。
【0017】したがってビット同期の回路のみを有する
通信装置で、ビット同期の通信データのみならず、調歩
同期およびキャラクタ同期の通信データも高速に送受信
することができる。
【0018】請求項2に記載のデータ通信方法において
は、請求項1に記載の発明の作用に加え、送信側におい
て、調歩同期またはキャラクタ同期のデータの後にもダ
ミーのビット同期のパケットを付加し、受信側におい
て、調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータの
後に付加されたダミーのビット同期のパケットを検出
し、調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータの
終端を判別する。
【0019】したがって請求項1においてアイドル区間
におけるビット同期のデータを調歩同期のデータまたは
キャラクタ同期のデータとして受信した場合に、調歩同
期のデータまたはキャラクタ同期のデータのパケットの
終りを知ることができる。
【0020】請求項3に記載のデータ通信方法において
は、請求項1に記載の発明の作用に加え、調歩同期の通
信データを送受信するときの送信側において、ダミーの
ビット同期のパケットと前記調歩同期のデータとの間に
((ビット同期のキャラクタ長)−1)ビットのダミー
データを付加して送信し、受信側において、((ビット
同期のキャラクタ長)−1)ビットのダミーデータおよ
びその後に続く調歩同期のスタートビットに相当するデ
ータとが読み捨てられ、以降のビット同期のデータを調
歩同期のデータとして受信する。
【0021】したがって請求項1においてアイドル区間
におけるビット同期のデータを調歩同期のデータとして
受信した場合に、調歩同期では各データがスタートビッ
トから始まるので、これを除去することによってビット
同期として受信したデータから調歩同期のデータを簡単
に解読することができる。
【0022】請求項4に記載のデータ通信方法において
は、請求項1に記載の発明の作用に加え、受信側におい
て、調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータと
して受信したビット同期のデータのキャラクタ長が、調
歩同期のキャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラク
タ長と異なるときは、各受信データをビット単位で分解
/合成することによりビット同期のデータを調歩同期の
キャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラクタ長と等
しい所定のキャラクタ長に再構成する。
【0023】したがって請求項1において、アイドル区
間におけるビット同期のデータを調歩同期のデータまた
はキャラクタ同期のデータとして受信した場合に、調歩
同期のデータまたはキャラクタ同期のデータとして受信
したビット同期のデータのキャラクタ長が、調歩同期の
キャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラクタ長と異
なる場合でも、受信した調歩同期のデータまたはキャラ
クタ同期のデータを簡単に解読することができる。
【0024】請求項5に記載のデータ通信方法において
は、請求項4に記載の発明の作用に加え、調歩同期の通
信データを送受信するときの受信側において、各受信デ
ータをビット単位で分解/合成することにより調歩同期
のキャラクタ長と等しい所定のキャラクタ長の調歩同期
のキャラクタに再構成し、調歩同期のデータのスタート
ビットを検出した後、調歩同期のデータを解読する。
【0025】したがって請求項4においてアイドル区間
におけるビット同期のデータを調歩同期のデータとして
受信した場合に、調歩同期のデータとして受信したビッ
ト同期のデータのキャラクタ長が調歩同期のキャラクタ
長と異なる場合でも、スタートビットの検出を行なうこ
とにより受信した調歩同期のデータを簡単に解読するこ
とができる。
【0026】請求項6に記載のデータ通信方法において
は、請求項4に記載の発明の作用に加え、キャラクタ同
期の通信データを送受信するときの受信側において、各
受信データをビット単位で分解/合成することによりキ
ャラクタ同期のキャラクタ長と等しい所定のキャラクタ
長のキャラクタ同期のキャラクタに再構成し、キャラク
タ同期のデータの同期キャラクタを検出した後、キャラ
クタ同期のデータを解読する。
【0027】したがって請求項4においてアイドル区間
におけるビット同期のデータをキャラクタ同期のデータ
として受信した場合に、キャラクタ同期のデータとして
受信したビット同期のデータのキャラクタ長がキャラク
タ同期のキャラクタ長と異なる場合でも、同期キャラク
タの検出を行なうことにより受信したキャラクタ同期の
データを簡単に解読することができる。
【0028】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0029】[第1の実施例]請求項1の実施例を図
1、図2、図3、図4および図10で説明する。
【0030】まず図10で、装置1001は、制御装置
1002と、それに接続される記憶装置1003と、一
時記憶装置1004と、入力装置1005と、出力装置
1006と、送信装置1007と、受信装置1008
と、この送信装置1007と受信装置1008に接続さ
れる回線インタフェース1009とを含む。そして回線
インタフェース1009は回線1014に接続される。
【0031】まず、送信時には、制御装置1002は、
入力装置1005から入力された情報、または記憶装置
1003もしくは一時記憶装置1004に記録されてい
る情報を、そのまま、あるいは変換して送信データとし
て送信装置1007から回線インタフェース1009を
経由して回線1014へ送出する。このとき制御装置1
002は、入力装置1005からの指示または記憶装置
1003もしくは一時記憶装置1004に記録されてい
る手順によって、場合によっては一時記憶装置1004
を作業場所として動作する。
【0032】次に受信時には、制御装置1002は、回
線1014からのデータを、回線インタフェース100
9を経由して受信装置1008からそのままあるいは変
換して、一時記憶装置1004に記録し、あるいは出力
装置1006に出力し、あるいはこれらの情報をもとに
して何らかの動作を行なう。このとき制御装置1002
は、入力装置1005からの指示、または記憶装置10
03もしくは一時記憶装置1004に記録されている指
示により、一時記憶装置1003または一時記憶装置1
004に記録されている手順によって、場合によっては
一時記憶装置1004を作業場所として上記の記録、出
力、または動作を行なう。
【0033】上記のような装置において、まず調歩同
期、キャラクタ同期、ビット同期の各データについて、
図1で説明する。調歩同期101の場合は、各データ1
10は1ビットの“0”のスタート・ビット104で始
まり、1ビット以上の“1”のストップ・ビット108
で終る。両ビット間には、LSB(最下位ビット)10
5で始まりMSB(最上位ビット)106で終るデータ
・ビット109と、1ビットのパリティビット107と
がある。パリティ・ビット107はない場合もある。そ
して送信時には送信装置1007がデータ・ビット10
9にスタート・ビット104とストップ・ビット108
とパリティ・ビット107とを付加して送信データと
し、受信時には受信装置1008が受信データからスタ
ート・ビット104とストップ・ビット108とパリテ
ィ・ビット107とを削除してデータ・ビット109と
する。
【0034】キャラクタ同期102の場合は、各データ
114、115、116、117はLSB110で始ま
りMSB111で終るデータ・ビット113と、1ビッ
トのパリティ・ビット112とを含む。パリティ・ビッ
ト112はない場合もある。事前に決められたパターン
である1キャラクタまたは2キャラクタ以上のSYNキ
ャラクタ(同期キャラクタと同じ意味)114でデータ
の同期がとられ、STXキャラクタ115でパケットが
始まり、ETXキャラクタ117でパケットが終る。S
TXキャラクタ115とETXキャラクタ117との間
にデータ116が存在する。そして送信時には送信装置
1007がデータ・ビット113にパリティ・ビット1
12を付加して送信データとし、受信時には受信装置1
008が受信データからパリティ・ビット112を削除
してデータ・ビット113とする。
【0035】ビット同期103の場合は、各パケットは
1キャラクタ以上のオープニング・フラグ・キャラクタ
118で始まり、1キャラクタ以上のクロージング・フ
ラグ・キャラクタ119で終る。両キャラクタ間にデー
タ120が存在し、クロージング・フラグ・キャラクタ
119の次には1キャラクタ以上のアボート・キャラク
タ121が存在する。そして送信時には送信装置100
7がデータ120にオープニング・フラグ・キャラクタ
118とクロージング・フラグ・キャラクタ119とア
ボート・キャラクタ121とを付加して送信データと
し、受信時には受信装置1008が受信データからオー
プニング・フラグ・キャラクタ118とクロージング・
フラグ・キャラクタ119とアボート・キャラクタ12
1とを削除してデータ120とする。
【0036】次にビット同期のゼロ挿入とゼロ削除を図
2で説明する。これはオープニング・フラグ・キャラク
タやクロージング・フラグ・キャラクタのビットパター
ンが“01111110”であり、またアボート・キャ
ラクタのビットパターンが“11111111”である
ため、これらと同じビットパターンのデータを送受信す
る方法であり、ゼロ挿入は送信時に、ゼロ削除は受信時
に機能する。まず送信時には“1”が4個以内の連続な
らそのまま送信し(204)、5個の連続なら次に
“0”を1個挿入して送信する(205、206、20
7)。これで回線上(202)には、データでは5個の
“1”の次には必ず1個の“0”が送出されることにな
り(212)、オープニング・フラグ・キャラクタやク
ロージング・フラグ・キャラクタやアボート・キャラク
タとの識別ができる。受信時には“1”が4個以内の連
続ならそのまま受信し(217)、5個の連続なら次の
“0”を削除して受信する(213、214、215、
216、218、219、220)。そして送信時には
送信装置1007がこのゼロ挿入を行ない、受信時には
受信装置1008がこのゼロ削除を行なう。
【0037】次にビット同期のときに、このゼロ挿入と
ゼロ削除とが機能する区間と機能しない区間について図
3で説明する。オープニング・フラグ・キャラクタ30
2とクロージング・フラグ・キャラクタ304に挟まれ
たデータ303ではゼロ挿入/ゼロ削除が行なわれる
(308)。しかしクロージング・フラグ・キャラクタ
304の後のアボート・キャラクタ305と次のオープ
ニング・フラグ・キャラクタ307の間はアイドル区間
であり、データ306に対してはゼロ挿入/ゼロ削除が
行なわれない(309)。
【0038】以上より、まず送信側の動作を、図4と図
10で説明する。まず送信時には、制御装置1002
は、入力装置1005から入力された情報または記憶装
置1003もしくは一時記憶装置1004に記録されて
いる情報を、そのまま、あるいは変換して送信データと
して送信装置1007から回線インタフェース1009
を経由して回線1014へ送出する。このとき制御装置
1002は、入力装置1005からの指示または記憶装
置1003もしくは一時記憶装置1004に記録されて
いる手順によって、場合によっては一時記憶装置100
4を作業場所として動作する。
【0039】ここで送出される情報はオープニング・フ
ラグ・キャラクタ401、ダミー・キャラクタ402、
クロージング・フラグ・キャラクタ403、アボート・
キャラクタ404に引続く調歩同期式あるいはキャラク
タ同期式のデータフレーム406であり、この後に調歩
同期式あるいはキャラクタ同期式のアイドル区間407
が続く。
【0040】同じく受信側の動作を、図4と図10で説
明する。制御装置1002は、回線1014からのデー
タを、回線インタフェース1009を経由して受信装置
1008からそのままあるいは変換して、一時記憶装置
1004に記録し、あるいは出力装置1006に出力
し、あるいはこれら情報をもとにして何らかの動作を行
なう。このとき制御装置1002は、入力装置1005
からの指示、または記憶装置1003もしくは一時記憶
装置1004に記録されている指示により、記憶装置1
003または一時記憶装置1004に記録されている手
順によって、場合によっては一時記憶装置1004を作
業場所として、上記の記録、出力、または動作を行な
う。
【0041】ここで受信する情報からビット同期のダミ
ー・フレーム405を読み捨てて、アボート・キャラク
タ404に続くその後のビット同期のアイドル区間40
8内に含まれる調歩同期あるいはキャラクタ同期のデー
タ・フレーム406を、ビット同期のアイドル区間40
8のデータとしてゼロ削除なしで受信する。
【0042】以上のように、第1の実施例によれば、ビ
ット同期の回路のみを有する通信装置で、ビット同期の
通信データのみならず、調歩同期およびキャラクタ同期
の通信データも高速に送受信することができる。
【0043】[第2の実施例]請求項2の実施例とし
て、請求項1に記載の発明の実施例と同様に調歩同期ま
たはキャラクタ同期のデータの先頭にダミーのビット同
期のパケットを付加するとともに、調歩同期またはキャ
ラクタ同期のデータの後にもダミーのビット同期のパケ
ットを付加し、受信側において調歩同期またはキャラク
タ同期のデータの終端を判別するデータ通信方法の実施
例を図5および図10で説明する。
【0044】まず送信時には、制御装置1002は、入
力装置1005から入力された情報、または記憶装置1
003もしくは一時記憶装置1004に記録されている
情報を、そのまま、あるいは変換して送信データとして
送信装置1007から回線インタフェース1009を経
由して回線1014へ送出する。このとき制御装置10
02は、入力装置1005からの指示または記憶装置1
003もしくは一時記憶装置1004に記録されている
手順によって、一時記憶装置1004に記録されている
手順によって、場合によっては一時記憶装置1004を
作業場所として動作する。
【0045】ここで送出される情報は、図5におけるオ
ープニング・フラグ・キャラクタ501と、ダミー・キ
ャラクタ502と、クロージング・フラグ・キャラクタ
503と、アボート・キャラクタ504と、それに引続
く調歩同期式またはキャラクタ同期式のデータ・フレー
ム506とであり、この後にオープニング・フラグ・キ
ャラクタ508と、ダミー・キャラクタ509と、クロ
ージング・フラグ・キャラクタ510と、アボート・キ
ャラクタ511とが続く。
【0046】次に受信時には、制御装置1002は、回
線1014からのデータを、回線インタフェース100
9を経由して受信装置1008からそのままあるいは変
換して、一時記憶装置1004に記録し、あるいは出力
装置1006に出力し、あるいはこれらの情報をもとし
て何らかの動作を行なう。このとき制御装置1002
は、入力装置1005からの指示、または記憶装置10
03もしくは一時記憶装置1004に記録されている指
示により、記憶装置1003または一時記憶装置100
4に記録されている手順によって、場合によっては一時
記憶装置1004を作業場所として上記の記録、出力ま
たは動作を行なう。
【0047】ここで図5において受信する情報からビッ
ト同期のオープニング・ダミー・フレーム505を読み
捨て、アボート・キャラクタ504に引続く調歩同期式
あるいはキャラクタ同期式のデータ・フレーム506を
その後のビット同期のクロージング・ダミー・フレーム
512までビット同期のアイドル区間507のデータと
してゼロ削除なしで受信する。
【0048】以上のように第2の実施例によれば、アイ
ドル区間におけるビット同期のデータを調歩同期のデー
タまたはキャラクタ同期のデータとして受信した場合
に、調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータの
パケットの終りを知ることができる。
【0049】[第3の実施例]請求項3の実施例とし
て、請求項1の実施例と同様に調歩同期またはキャラク
タ同期のデータの先頭にダミーのビット同期のパケット
を付加するとともに、調歩同期の通信データを送受信す
るときの送信側において、ダミーのビット同期のパケッ
トと前記調歩同期のデータとの間に(ビット同期のキャ
ラクタ長−1)ビットのダミーデータを付加して送信す
ることによって調歩同期のデータのスタートビットの影
響を除去するデータ通信方法の実施例を図6および図1
0で説明する。
【0050】なお説明を簡単にするため、ビット同期と
調歩同期のキャラクタ長はともに8ビットであるとす
る。
【0051】まず送信時には、制御装置1002は、入
力装置1005から入力された情報、または記憶装置1
003もしくは一時記憶装置1004に記録されている
情報を、そのまま、あるいは変換して送信データとして
送信装置1007から回線インタフェース1009を経
由して回線1014へ送出する。このとき制御装置10
02は、入力装置1005からの指示または記憶装置1
003もしくは一時記憶装置1004に記録されている
手順によって、場合によっては一時記憶装置1004を
作業場所として動作する。
【0052】ここで送出される情報は図6におけるオー
プニング・フラグ・キャラクタ601と、ダミー・キャ
ラクタ602と、クロージング・フラグ・キャラクタ6
03と、アボート・キャラクタ604と、それに引続
く、7ビットのダミー・データ605と、その後に続く
調歩同期式データ606とである。
【0053】次に受信時には、制御装置1002は、回
線1014からのデータを、回線インタフェース100
9を経由して受信装置1008からそのままあるいは変
換して、一時記憶装置1004に記録し、あるいは出力
装置1006に出力し、あるいはこれらの情報をもとに
して何らかの動作を行なう。このとき制御装置1002
は、入力装置1005からの指示、または記憶装置10
03もしくは一時記憶装置1004に記録されている指
示により、記憶装置1003または一時記憶装置100
4に記録されている手順によって、場合によっては一時
記憶装置1004を作業場所として、上記の記録、出
力、または動作を行なう。
【0054】ここで図6において、受信される情報から
ビット同期のオープニング・ダミー・フレーム612が
読み捨てられ、7ビットのダミー・データ605が受信
されるので、この7ビットのダミー・データ605と調
歩同期式データ606の先頭のスタート・ビット607
とで8ビットとなり、これがビット同期の1キャラクタ
とみなされる。このため調歩同期式データ606の1キ
ャラクタはLSB608からビット同期の1キャラクタ
とみなされ、そのままビット同期のデータとして受信す
ることができる。
【0055】以上のように第3の実施例によれば、アイ
ドル区間におけるビット同期のデータを調歩同期のデー
タとして受信した場合に、調歩同期では各データがスタ
ート・ビットから始まるので、これを除去することによ
ってビット同期として受信したデータから調歩同期のデ
ータを簡単に解読することができる。
【0056】[第4の実施例]請求項4の実施例とし
て、請求項1の実施例と同様に調歩同期またはキャラク
タ同期のデータの先頭にダミーのビット同期のパケット
を付加するとともに、調歩同期のデータまたはキャラク
タ同期のデータとして受信したビット同期のデータのキ
ャラクタ長が、調歩同期またはキャラクタ同期のキャラ
クタ長と異なるときでも、受信したデータが解読できる
データ通信方法の実施例を図7、図11、図12、図1
5、図16、図19、図20、および図21で説明す
る。
【0057】まず図19で、装置1901は、制御装置
1902とそれに接続される記憶装置1903と一時記
憶装置1904と入力装置1905と出力装置1906
と送信装置1907と受信装置1908と、この送信装
置1907と受信装置1908に接続される回線インタ
フェース1909とを含む。そして回線インタフェース
1909は、回線1914に接続される。また一時記憶
装置1904は、記憶域A1910と記憶域B1911
と記憶域C1912と記憶域D1913と、変数“i”
を記憶するための領域1915と、変数“j”を記憶す
るための領域1916と、変数“m”を記憶するための
領域1917と、変数“n”を記憶するための領域19
18とを含む。
【0058】このような装置1901において、制御装
置1902は入力装置1905からの指示あるいは記憶
装置1903または一時記憶装置1904に記録されて
いる指示により、記憶装置1903または一時記憶装置
1904に記録されている手順によって、場合によって
は一時記憶装置1904を作業場所として動作する。こ
のとき制御装置1902は、入力装置1905から入力
された情報あるいは記憶装置1903または一時記憶装
置1904に記録されてている情報を、そのままあるい
は変換して送信データとして送信装置1907から回線
インタフェース1909を経由して回線1914へ送出
する。ここで送出される情報は図7におけるオープニン
グ・フラグ・キャラクタ701と、ダミー・キャラクタ
702と、クロージング・フラグ・キャラクタ703
と、アボート・キャラクタ704と、それに引続く調歩
同期またはキャラクタ同期式データ706とである。
【0059】次に図19を参照して、受信側は、制御装
置1902は、回線1914からのデータを、回線イン
タフェース1909を経由して受信装置1908からそ
のままあるいは変換して、一時記憶装置1904に記録
し、あるいは出力装置1906に出力し、あるいはこれ
らの情報をもとして何らかの動作を行なう。このとき制
御装置1902は入力装置1905からの指示あるいは
記憶装置1903または一時記憶装置1904に記録さ
れている指示により、記憶装置1903または一時記憶
装置1904に記録されている手順によって、場合によ
っては一時記憶装置1904を作業場所として、上記の
記録、出力、または動作を行なう。
【0060】ここで図7において、受信される情報か
ら、ビット同期のオープニング・ダミー・フレーム70
9が読み捨てられ、その後に続く調歩同期またはキャラ
クタ同期式データ706を次の方法で処理する。
【0061】まず受信したビット同期のデータのキャラ
クタ長が、調歩同期またはキャラクタ同期のキャラクタ
長より短い場合の処理を説明する。
【0062】図20を参照して、図19における回線1
914から回線インタフェース1909を経由して受信
装置1908よりビット同期のアイドル区間のデータと
して受信したj番目のもとの8ビットのデータ1141
が、n(j+1)−8jビットのデータ1143と(j
+1)・8−n(j+1)ビットのデータ1144とに
分割される。
【0063】ここで“n”1918は調歩同期やキャラ
クタ同期のキャラクタ長とする。分割された前者のデー
タはMSB方向へ8j−njビット1145分シフトさ
れ、分割された後者のデータはLSB方向へn(j+
1)−8jビット1147分シフトされる。このように
してシフトされた前者のデータがデータ1146であ
り、後者のデータがデータ1148である。ここでj番
目の後者のデータ1148とj+1番目の前者のデータ
1146とが合成され、新たなnビットのデータ115
0が作られる。
【0064】具体的には図11を参照して、図19にお
ける回線1914から回線インタフェース1909を経
由して受信装置1908よりビット同期のアイドル区間
のデータとして受信した0番目から4番目のもとの8ビ
ットのデータ1101、1111、1121、および1
131に関し、データ1101についてはnビットのデ
ータ1103と8−nビットのデータ1104とに分割
され、データ1111についてはn−(8−n)=2n
−8ビットのデータ1113と8−(2n−8)=2・
8−2nビットのデータ1114とに分割され、データ
1121についてはn−(2・8−2n)=3n−2・
8ビットのデータ1123と8−(3n−2・8)=3
・8−3nビットのデータ1124とに分割され、デー
タ1131についてはn(3・8−3n)=4n−3・
8ビットのデータ1133と8−(4n−3・8)=4
・8−4nビットのデータ1134とに分割される。
【0065】分割されたデータ1113はMSB方向へ
8−nビット1115分シフトされ、データ1123は
MSB方向へ2・8−2nビット1125分シフトさ
れ、データ1133はMSB方向へ3・8−3nビット
1135分シフトされる。また分割されたデータ110
4はLSB方向へ8−(8−n)=nビット1107分
シフトされ、データ1114はLSB方向へ8−(2・
8−2n)=2n−8ビット1117分シフトされ、デ
ータ1124はLSB方向へ8−(3・8−3n)=3
n−2・8ビット1127分シフトされる。このように
してMSB方向へシフトされた前者のデータがデータ1
116、1126、および1136であり、LSB方向
へシフトされた後者のデータがデータ1108、111
8、および1128である。ここで0番目の後者のデー
タ1108と1番目の前者のデータ1116とが合成さ
れ、(1109)、新たなnビットのデータ1110が
作られる。また1番目の後者のデータ1118と2番目
の前者のデータ1126とが合成され(1119)、新
たなnビットのデータ1120が作られる。さらに2番
目の後者のデータ1128と3番目の前者のデータ11
36とが合成され(1129)、新たなnビットデータ
1130が作られ、以下同様にして分割/合成によりデ
ータが再構成される。
【0066】これを図12のフローチャートで説明す
る。最初にステップ1202で“j”1916が“0”
に初期化され、ステップ1203で記憶域A1910に
回線1914から回線インタフェース1909を経由し
て受信装置1908によりビット同期のアイドル区間の
データとして受信されたj番目のもとの8ビットの入力
データが入力される。ステップ1204で記憶域A19
10のデータに2n (j+ 1 )-8j −1を論理積すること
によって、もとの8ビットのデータのLSB側のn(j
+1)−8jビット分が分割されて記憶域B1912に
入力される。ステップ1205で記憶域A1910のデ
ータに28 −2n (j+1 )-8j を論理積することによっ
てもとの8ビットのデータのMSB側の(j+1)・8
−n(j+1)ビット分が分割されて記憶域C1912
に入力される。ステップ1206で記憶域B1911の
データがMSB側に8j−njビットシフトされ、ステ
ップ1207で記憶域C1912のデータがLSB側に
n(j+1)−8jビットシフトされる。
【0067】ステップ1208で“j”1916が
“0”つまり初回のデータならステップ1209で記憶
域B1911のデータをそのままnビットの出力データ
とし、ステップ1210で記憶域C1912のデータが
記憶域D1913に転送される。
【0068】またステップ1208で“j”1916が
“0”でなければ、つまり初回のデータでなければステ
ップ1211で記憶域B1911のデータと記憶域D1
913のデータとが論理和されてnビットの出力データ
とされ、そしてステップ1212で最終データかどうか
が調べられる。もしも最終データならステップ1213
で処理を終る。もしも最終データでなければステップ1
203で回線1914から回線インタフェース1909
を経由して受信装置1908によりビット同期のアイド
ル区間のデータとして受信された次のもとの8ビットの
データが入力データとして入力される。
【0069】次に受信したビット同期のデータのキャラ
クタ長が、調歩同期またはキャラクタ同期のキャラクタ
長より長い場合の処理を説明する。図21を参照して、
図19における回線1914から回線インタフェース1
909を経由して受信装置1908よりビット同期のア
イドル区間のデータとして受信したj番目のもとの8ビ
ットのデータ1570とj+1番目のもとの8ビットデ
ータ1571とより、16ビットのもとのデータ154
1が作られ、ここで“i”1915にj/2の小数点以
下を切捨てた値が入れられ(1572)、このデータ1
541はn(i+1)−16iビットのデータ1543
と(i+1)・16−n(i+1)ビットのデータ15
44とに分割される。なお図21の1572で“IN
T”は小数点以下を切捨てる処理を意味する。ここで
“n”1918は調歩同期やキャラクタ同期のキャラク
タ長とする。分割された前者のデータはMSB方向へ1
6i−niビット1545分シフトされ、分割された後
者のデータはLSB方向へn(i+1)−16iビット
1547分シフトされる。このようにしてシフトされた
前者のデータが1546であり、後者のデータが154
8である。ここでi番目の後者のデータ1548とi+
1番目の前者のデータ1546とが合成され(154
9)、新たなnビットのデータ1550が作られる。
【0070】具体的には、図15を参照して、図19に
おける回線1914から回線インタフェース1909を
経由して受信装置1908よりビット同期のアイドル区
間のデータとして受信した0番目のもとの8ビットの入
力データ1561、2番目のもとの8ビットのデータ1
563、4番目のもとの8ビットのデータ1565、お
よび6番目のもとの8ビットのデータ1567と、1番
目のもとの8ビットのデータ1562、3番目のもとの
8ビットのデータ1564、5番目のもとの8ビットの
データ1566、および7番目のもとの8ビットのデー
タ1568とより、16ビットのもとのデータ150
1、1511、1521、および1531が作られる。
ここで“i”1915にj/2の小数点以下を切捨てた
値が入れられ(1572)、前記16ビットのもとのデ
ータ1501はnビットのデータ1503と16−nビ
ットのデータ1504とに分割される。データ1511
は、n−(16−n)=2n−16ビットのデータ15
13と、16−(2n−16)=2・16−2nビット
のデータ1514とに分割され、データ1521は、n
−(2・16−2n)=3n−2・16ビットのデータ
1523と、16−(3n−2・16)=3・16−3
nビットのデータ1524とに分割され、データ153
1は、n−(3・16−3n)=4n−3・16ビット
のデータ1533と、16−(4n−3・16)=4・
16−4nビットのデータ1534とに分割される。
【0071】分割されたデータ1513はMSB方向へ
16−nビット1515シフトされ、データ1523は
MSB方向へ、2・16−nビットシフトされ、データ
1533はMSB方向へ、3・16−3nビットシフト
される。また分割されたデータ1504は、LSB方向
へ、16−(16−n)ビットシフトされ、データ15
14はLSB方向へ、16−(2・16−2n)=2n
−16ビットシフトされ、データ1524はLSB方向
へ16−(3・16−3n)=3n−2・16ビットシ
フトされる。このようにしてMSB方向へシフトされた
前者のデータがデータ1516、1526、および15
36であり、LSB方向へシフトされた後者のデータが
データ1508、1518、および1528である。
【0072】ここで0番目の後者のデータ1508と、
1番目の前者のデータ1516とが合成され(150
9)、新たなnビットのデータ1510が作られる。ま
た1番目の後者のデータ1518と2番目の前者のデー
タ1526とが合成され(1519)、新たなnビット
のデータ1520が作られる。さらに2番目の後者のデ
ータ1528と3番目の前者のデータ1536とが合成
され(1529)、新たなnビットデータ1530が作
られる。以下同様にして分割/合成によりデータが再構
成される。
【0073】これを図16のフローチャートで説明す
る。最初にステップ1602で“j”1916が“0”
に初期化され、ステップ1603で記憶域A1910に
回線1914から回線インタフェース1909を経由し
て受信装置1908によりビット同期のアイドル区間の
データとして受信されたj番目のもとの8ビットの入力
が入力される。次にステップ1604で“j”1916
に“1”が加えられ、ステップ1605で記憶域B19
11に回線1914から回線インタフェース1909を
経由して受信装置1908によりビット同期のアイドル
区間のデータとして受信された次のj番目のもとの8ビ
ットの入力データが入れられる。次にステップ1606
で記憶域B1911のデータがMSB側に8ビットシフ
トされ、ステップ1607で記憶域B1911と記憶域
A1910のデータが論理和されて記憶域A1910に
入れられる。
【0074】ステップ1608で“i”1915にj/
2の小数点以下を切捨てた値が入れられ、ステップ16
09で記憶域A1910のデータに2n (i+1 )-16i
1を論理積することによってもとの8ビットのデータL
SB側のn(i+1)−16iビットが分割されて記憶
域B1911に入れられる。ステップ1610で記憶域
A1910のデータに216−2n (i+1 )-16iが論理積
されることによってもとの8ビットのデータのMSB側
の(i+1)・16−n(i+1)ビット分が分割され
て記憶域C1912に入れられる。ステップ1611で
記憶域B1911のデータがMSB側に16i−niビ
ットシフトされ、ステップ1612で記憶域C1912
のデータがLSB側にn(i+1)−16iビットシフ
トされる。ステップ1613で“i”1915が“0”
つまり初回のデータならステップ1614で記憶域B1
911のデータがそのままnビットの出力データとされ
る。ステップ1615で記憶域C1912のデータが記
憶域D1913に転送される。
【0075】またステップ1613で“i”1915が
“0”でなければ、つまり初回のデータでなければステ
ップ1616で記憶域B1911のデータと記憶域D1
913のデータとか論理和されてnビットの出力データ
とされる。そしてステップ1617で最終データかどう
かが調べられる。もしも最終データならステップ161
8で処理を終る。もしも最終データでなければステップ
1603で回線1914から回線インタフェース190
9を経由して受信装置1908によりビット同期のアイ
ドル区間のデータとして受信された次のもとの8ビット
のデータが入力データとして入力される。なお図16の
1608で“INT”は小数点以下を切捨てる処理を意
味する。
【0076】以上のように第4の実施例によれば、アイ
ドル区間におけるビット同期のデータを調歩同期または
キャラクタ同期のデータとして受信した場合に、調歩同
期またはキャラクタ同期のデータとして受信したビット
同期のデータのキャラクタ長が、調歩同期またはキャラ
クタ同期のキャラクタ長と異なる場合でも、受信した調
歩同期のまたはキャラクタ同期のデータを簡単に解読す
ることができる。
【0077】[第5の実施例]請求項5の実施例とし
て、請求項4の実施例と同様に各受信データをビット単
位で分解/合成してビット同期のデータを調歩同期また
はキャラクタ同期のキャラクタ長と等しい所定のキャラ
クタ長に再構成するとともに、受信した調歩同期データ
を解読することができるデータ通信方法の実施例を、図
8、図13、図17、図19で説明する。
【0078】まず図19で、装置1901は、制御装置
1902と、それに接続される記憶装置1903と、一
時記憶装置1904と、入力装置1905と、出力装置
1906と、送信装置1907と、受信装置1908
と、この送信装置1907と受信装置1908に接続さ
れる回線インタフェース1909とを含む。そして回線
インタフェース1909は回線1914に接続される。
また一時記憶装置1904には記憶域A1910と、記
憶域B1911と、記憶域C1912と、記憶域D19
13と、変数“i”を記憶するための領域1915と、
変数“j”を記憶するための領域1916と、変数
“m”を記憶するための領域1917と、変数“n”を
記憶するための領域1918とを含む。
【0079】このような装置1901において、制御装
置1902は入力装置1905からの指示あるいは記憶
装置1903または一時記憶装置1904に記録されて
いる指示により、記憶装置1903または一時記憶装置
1904に記録されている手順によって、場合によって
は一時記憶装置1904を作業場所として動作する。こ
のとき制御装置1902は、入力装置1905から入力
された情報あるいは記憶装置1903または一時記憶装
置1904に記録されている情報を、そのままあるいは
変換して送信データとして送信装置1907から回線イ
ンタフェース1909を経由して回線1914へ送出す
る。
【0080】ここで図8において、送出する情報はオー
プニング・フラグ・キャラクタ801と、ダミー・キャ
ラクタ802と、クロージング・フラグ・キャラクタ8
03と、アボート・キャラクタ804と、それに引続く
調歩同期データ806とである。またアボート・キャラ
クタ804と調歩同期データ806との間に、xビット
のダミー・データ805を送ってもかまわない。
【0081】次に受信側は、図19において、制御装置
1902は、回線1914からのデータを回線インタフ
ェース1909を経由して受信装置1908からそのま
まあるいは変換して、一時記憶装置1904に記録し、
あるいは出力装置1906に出力し、あるいはこれらの
情報をもとにして何らかの動作を行なう。このとき、制
御装置1902は、入力装置1905からの指示あるい
は記憶装置1903または一時記憶装置1904に記録
されている指示により、記憶装置1903または一時記
憶装置1904に記録されている手順によって、場合に
よっては一時記憶装置1904を作業場所として動作す
る。
【0082】ここで受信する情報からビット同期のオー
プニング・ダミー・フレーム813を読み捨て、その後
に続く調歩同期データ806を次の方法で処理する。
【0083】まず受信したビット同期のデータのキャラ
クタ長が、調歩同期のキャラクタ長より短い場合の処理
を説明する。
【0084】図13において、最初のステップ1302
で“m”1917は“8”に初期化される。ステップ1
303で記憶域A1910に回線1914から回線イン
タフェース1909を経由して受信装置1908により
ビット同期のアイドル区間のデータとして受信されたも
との8ビットの入力データが記録される。
【0085】ステップ1304で記憶域A1910のデ
ータのLSBが調べられる。ステップ1304でLSB
が“1”なら、ステップ1305で記憶域1910のデ
ータがLSBへ1ビットシフトされる。ステップ130
6で“m”1917から“1”が減算され、ステップ1
307で“m”1917が“0”かどうかが調べられ、
もし“0”ならステップ1302へ戻る。もし“0”で
なければステップ1304へ戻る。またステップ130
4でLSBが“0”なら、ステップ1308で“8−
m”の値が調べられる。もし“8−m”が“n”191
8と等しければステップ1309で記憶域A1910の
データがnビットのデータとして出力される。もし“8
−m”が“n”1918より大きければ、ステップ13
10で記憶域A1910のデータに2n −1が論理積さ
れることによってもとの8ビットのデータからLSB側
のnビット分を分割されたnビットのデータが出力され
る。
【0086】ステップ1311で記憶域A1910のデ
ータと28 −2n とが論理積されることによってもとの
8ビットのデータのMSB側の8−nビット分が分割さ
れて記憶域A1910に入れられ、ステップ1312で
記憶域A1910のデータがLSB側にnビットシフト
される。ステップ1313で記憶域A1910のデータ
が記憶域B1911に入れられ、ステップ1314で回
線1914から回線インタフェース1909を経由して
受信装置1908によりビット同期のアイドル区間のデ
ータとして受信された次のもとの8ビットのデータが記
憶域A1910に入れられる。ステップ1315で記憶
域A1910のデータと22n-8+m−1とが論理積される
ことによってもとの8ビットのデータからLSB側の2
n−8+mビット分が分割され、ステップ1316で記
憶域C1912のデータがMSB側に8−m−nビット
シフトされる。ステップ1317で記憶域B1911の
データと記憶域C1912のデータとが論理和されてn
ビットの出力データとされ、ステップ1318で記憶域
A1910のデータと28 −22n-8+mとが論理積されて
MSB側の16−2n−mビットのデータが記憶域A1
910に入れられる。ステップ1319で記憶域A19
10のデータがLSB側に2n−8+mビットシフトさ
れ、ステップ1320で“m”1917に16−2n−
mが入れられ、ステップ1304へ戻る。またステップ
1308で“8−m”が“n”1918より小さけれ
ば、ステップ1313へ進む。
【0087】次に受信したビット同期のデータのキャラ
クタ長が調歩同期のキャラクタ長よりも長い場合の処理
を説明する。
【0088】図17において、最初にステップ1702
で“m”1917が“16”に初期化され、ステップ1
703で記憶域A1910に回線1914から回線イン
タフェース1909を経由して受信装置1908により
ビット同期のアイドル区間のデータとして受信されたも
との16ビットの入力データが入力される。
【0089】ステップ1704で記憶域A1910のデ
ータのLSBが調べられる。ステップ1704でLSB
が“1”なら、ステップ1705で記憶域A1910の
データがLSBへ1ビットシフトされ、ステップ170
6で“m”1917から“1”が引かれ、ステップ17
07で“m”1917が“0”かどうかが調べられる。
もし“0”ならステップ1702へ戻り、もし“0”で
なければステップ1704へ戻る。またステップ170
4でLSBが“0”なら、ステップ1708で“16−
m”が値を調べられる。もし“16−m”が“n”19
18と等しければステップ1709で記憶域A1910
のデータがnビットのデータとして出力される。
【0090】もし“16−m”が“n”1918より大
きければステップ1710で記憶域A1910のデータ
と2n −1とが論理積されることによってもとの8ビッ
トのデータからLSB側のnビット分が分割されてnビ
ットのデータとして出力される。ステップ1711で記
憶域A1910のデータと216−2n とが論理積される
ことによってもとの16ビットのデータのMSB側の1
6−nビット分が分割されて記憶域A1910に入れら
れ、ステップ1712で記憶域A1910のデータがL
SB側にnビットシフトされる。
【0091】ステップ1713で記憶域A1910のデ
ータが記憶域B1911に入れられ、ステップ1714
で回線1914から回線インタフェース1909を経由
して受信装置1908によりビット同期のアイドル区間
のデータとして受信された次のもとの16ビットのデー
タを記憶域A1910に入れられる。ステップ1715
で記憶域A1910のデータと22n-16+m −1とが論理
積されることによってもとの16ビットのデータからL
SB側の2n−16+mビット分が分割され、ステップ
1716で記憶域C1912のデータがMSB側に16
−m−nビットシフトされる。ステップ1717で記憶
域B1911のデータと記憶域C1912のデータとが
論理和されてnビットの出力データとされ、ステップ1
718で記憶域A1910のデータと216−22n-16+m
とが論理積されてMSB側の32−2n−mビットのデ
ータが記憶域A1910に入れられる。ステップ171
9で記憶域A1910のデータがLSB側に2n−16
+mビットシフトされ、ステップ1720で“m”19
17に32−2n−mが入れられ、ステップ1704へ
戻る。またステップ1708で“16−m”が“n”1
918より小さければ、ステップ1713へ進む。
【0092】以上のように第5の実施例によれば、アイ
ドル区間におけるビット同期のデータを調歩同期のデー
タとして受信した場合に、受信したビット同期のデータ
のキャラクタ長が調歩同期のキャラクタ長と異なる場合
でも、スタートビットの検出を行なうことにより受信し
た調歩同期のデータを簡単に解読することができる。 [第6の実施例]請求項6の実施例として、請求項4の
実施例と同様に各受信データをビット単位で分解/合成
してビット同期のデータを調歩同期またはキャラクタ同
期のキャラクタ長と等しい所定のキャラクタ長に再構成
するとともに、受信したキャラクタ同期のデータを解読
することができるデータ通信方法の実施例を図9、図1
4、図18、図19で説明する。
【0093】なお説明を簡単にするためビット同期のキ
ャラクタ長は8ビットとする。まず図19を参照して、
装置1901は、制御装置1902と、それに接続され
る記憶装置1903と、一時記憶装置1904と、入力
装置1905と、出力装置1906と、送信装置190
7と、受信装置1908と、この送信装置1907と受
信装置1908に接続される回線インタフェース190
9とを備える。そして回線インタフェース1909は回
線1914に接続される。また一時記憶装置1904に
は記憶域A1910と、記憶域B1911と、記憶域C
1912と、記憶域D1913と、変数“i”を記憶す
るための領域1915と、変数“j”を記憶するための
領域1916と、変数“m”を記憶するための領域19
17と、変数“n”を記憶するための領域1918とを
備える。
【0094】このような装置1901において、制御装
置1902は、入力装置1905からの指示あるいは記
憶装置1903または一時記憶装置1904に記録され
ている指示により、記憶装置1903または一時記憶装
置1904に記録されている手順によって、場合によっ
ては一時記憶装置1904を作業場所として動作する。
このとき制御装置1902は、入力装置1905から入
力された情報あるいは記憶装置1903または一時記憶
装置1904に記録されている情報を、そのままあるい
は変換して通信データとして送信装置1907から回線
インタフェース1909を経由して回線1914へ送出
する。
【0095】ここで図9において送出する情報はオープ
ニング・フラグ・キャラクタ901、ダミー・キャラク
タ902、クロージング・フラグ・キャラクタ903、
アボート・キャラクタ904に引続いて、キャラクタ同
期データ906が送られる。またアボート・キャラクタ
904とキャラクタ同期データ906の間に、xビット
のダミー・データ905を送ってもかまわない。
【0096】次に、図19において、制御装置1902
は、回線1914から回線インタフェース1909を経
由して受信装置1908からそのままあるいは変換し
て、一時記憶装置1904に記録し、あるいは出力装置
1906に出力し、あるいはこれらの情報をもとにして
何らかの動作を行なう。このとき制御装置1902は、
入力装置1905からの指示あるいは記憶装置1903
または一時記憶装置1904に記録されている指示によ
り、記憶装置1903または一時記憶装置1904に記
録されている手順によって、場合によっては一時記憶装
置1904を作業場所として、動作する。
【0097】ここで受信する情報からオープニング・ダ
ミー・フレーム911を読み捨て、その後に続くキャラ
クタ同期データ906を次の方法で処理する。
【0098】まず受信したビット同期のデータのキャラ
クタ長がキャラクタ同期のキャラクタ長より短い場合の
処理を説明する。
【0099】図14において、ステップ1402で記憶
域A1910に、回線1914から回線インタフェース
1909を経由して受信装置1908によりビット同期
のアイドル区間のデータとし受信されたもとの8ビット
の入力データが入れられる。次にステップ1403で
“m”1917が“8−n”に初期化され、ステップ1
404で記憶域A1910のデータのLSB側のnビッ
トが調べられる。ステップ1404でLSB側のnビッ
トがSYNキャラクタでなければ、ステップ1405で
記憶域A1910のデータがLSB側へ1ビットシフト
され、ステップ1406で“m”1917から“1”が
引かれる。ステップ1407で“m”1917が“0”
かどうかが調べられ、もし“0”ならステップ1413
へ進み、もし“0”でなければステップ1404へ戻
る。またステップ1404でLSB側のnビットがSY
Nキャラクタなら、ステップ1408で“n+m”の値
が調べられる。
【0100】“n+m”の値が“n”1918なら、ス
テップ1409で記憶域A1910のデータがnビット
の出力データとされる。また“n+m”の値が“n”1
918と等しくなければ、ステップ1410で記憶域A
1910のデータに2n −1が論理積されることによっ
てもとの8ビットのデータからLSB側のnビット分が
分割されてnビットのデータとして出力される。ステッ
プ1411で記憶域A1910のデータと28 −2n
が論理積されることよってもとの8ビットのデータのM
SB側の8−nビット分が分割されて記憶域A1910
に入れられ、ステップ1412で記憶域A1910のデ
ータがLSB側にnビットシフトされ、ステップ141
3で記憶域A1910のデータが記憶域B1911に入
れられる。ステップ1414で記憶域D1913のデー
タの有無が調べられ、もしデータがあればステップ14
15で記憶域D1913のデータがNSB側へ(記憶域
B1911の有効ビット数)ビットシフトされ、ステッ
プ1416で記憶域B1911のデータと記憶域D19
13のデータとが論理和されて記憶域B1911に入れ
られ、ステップ1417へ進む。またステップ1414
で記憶域D1913にデータがない場合には、直ちにス
テップ1417へ進む。
【0101】ステップ1417では、回線1914から
回線インタフェース1909を経由して受信装置190
8によりビット同期のアイドル区間のデータとして受信
された次のもとの8ビットのデータが記憶域A1910
に入れられる。ステップ1418で記憶域A1910の
データと2k −1(k=(8−記憶域B1911の有効
ビット数))とが論理積されることによってもとの8ビ
ットのデータからLSB側の(8−記憶域B1911の
有効ビット数)ビットが分割される。ステップ1419
で記憶域C1912のデータがMSB側に(記憶域B1
911の有効ビット数)ビットシフトされ、ステップ1
420で記憶域B1911のデータと記憶域C1912
のデータとが論理和されて記憶域A1910に入れられ
る。ステップ1421で記憶域A1910のデータと2
8 −2k (k=(8−記憶域B1911の有効ビット
数))とが論理積されてMSB側の(記憶域B1911
の有効ビット数)ビットのデータが記憶域D1913に
入れられ、ステップ1403へ戻る。
【0102】次に受信したビット同期のデータのキャラ
クタ長がキャラクタ同期のキャラクタ長より長い場合の
処理を説明する。
【0103】図18を参照して、ステップ1802で記
憶域A1910に回線1914から回線インタフェース
1909を経由して受信装置1908によりビット同期
のアイドル区間のデータとして受信されたもとの16ビ
ットの入力データが入れられ、ステップ1803で
“m”1917が“16−n”に初期化される。ステッ
プ1804で記憶域A1910のデータのLSB側のn
ビットが調べられる。ステップ1804でLSB側のn
ビットがSYNキャラクタでなければ、ステップ180
5で記憶域A1910のデータがLSBへ1ビットシフ
トされ、ステップ1806で“m”1917から“1”
が引かれる。ステップ1807で“m”1917が
“0”かどうかが調べられ、もし“0”ならステップ1
813へ進み、もし“0”でなければステップ1804
へ戻る。またステップ1804でLSB側のnビットが
SYNキャラクタなら、ステップ1808で“n+m”
の値が調べられる。
【0104】“n+m”の値が“n”1918なら、ス
テップ1809で記憶域A1910のデータがnビット
の出力データとされる。また“n+m”の値が“n”1
918と等しくなければ、ステップ1810で記憶域A
1910のデータと2n −1とが論理積されることによ
ってもとの8ビットのデータからLSB側のnビット分
が分割されてnビットのデータとして出力される。ステ
ップ1811で記憶域A1910のデータと216−2n
とが論理積されることによってもとの16ビットのデー
タのMSB側の16−nビット分が分割されて記憶域A
1910に入れられ、ステップ1812で記憶域A19
10のデータがLSB側にnビットシフトされる。ステ
ップ1813で記憶域A1910のデータが記憶域B1
911に入れられ、ステップ1814で記憶域D191
3のデータの有無が調べられる。もしデータがあればス
テップ1815で記憶域D1913のデータがMSBへ
(記憶域B1911の有効ビット数)ビットシフトさ
れ、ステップ1816で記憶域B1911のデータと記
憶域D1913のデータとが論理和されて記憶域B19
11に入れられ、ステップ1817へ進む。またステッ
プ1814で記憶域D1913にデータがない場合に
は、直ちにステップ1817へ進む。
【0105】ステップ1817では、回線1914から
回線インタフェース1909を経由して受信装置190
8によりビット同期のアイドル区間のデータとして受信
された次のもとの16ビットのデータが記憶域A191
0に入れられる。ステップ1818で記憶域A1910
のデータと2k −1(k=(16−記憶域B1911の
有効ビット数))とが論理積されることによってもとの
16ビットのデータからLSB側の(16−記憶域B1
911の有効ビット数)ビットが分割される。ステップ
1819で記憶域C1912のデータがMSB側に(記
憶域B1911の有効ビット数)ビットシフトされ、ス
テップ1820で記憶域B1911のデータと記憶域C
1912のデータとが論理和されて記憶域A1910に
入れられる。ステップ1821で記憶域A1910のデ
ータと216−2k (k=(16−記憶域B1911の有
効ビット数))とが論理積されてMSB側の(記憶域B
1911の有効ビット数)ビットのデータが記憶域D1
913に入れられ、ステップ1803へ戻る。
【0106】以上のように第6の実施例によれば、アイ
ドル区間におけるビット同期のデータをキャラクタ同期
のデータとして受信した場合に、ビット同期のデータの
キャラクタ長がキャラクタ同期のキャラクタ長と異なる
場合でも、同期キャラクタの検出を行なうことにより、
受信したキャラクタ同期のデータを簡単に解読すること
ができる。
【0107】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1の記載
のデータ通信方法によれば、送信側において調歩同期の
データまたはキャラクタ同期のデータの先頭にダミーの
ビット同期のパケットを付加し、受信側においてビット
同期のパケットを検出し、ビット同期のパケットを検出
したときには以降のアイドル区間におけるビット同期の
データを調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデー
タとして受信するので、ビット同期回路のみを有する通
信装置であっても、これを用いてビット同期の通信デー
タのみならず調歩同期およびキャラクタ同期の通信デー
タも高速に送受信できるデータ通信方法を提供すること
ができる。
【0108】また請求項2に記載のデータ通信方法によ
れば、請求項1に記載の発明の効果に加え、送信側にお
いて調歩同期またはキャラクタ同期のデータの後にダミ
ーのビット同期のパケットを付加し、受信側において調
歩同期またはキャラクタ同期のデータの後に付加された
ダミーのビット同期のパケットを検出し、調歩同期のデ
ータまたはキャラクタ同期のデータの終端を判別するの
で、請求項1においてアイドル区間におけるビット同期
のデータを調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデ
ータとして受信したときに、調歩同期のデータまたはキ
ャラクタ同期のデータのパケットの終りを知ることがで
きるデータ通信方法を提供することができる。
【0109】また請求項3に記載のデータ通信方法によ
れば、請求項1に記載の発明の効果に加え、調歩同期の
通信データを送受信するときの送信側において、ダミー
のビット同期のパケットと調歩同期のデータとの間に、
((ビット同期のキャラクタ長)−1)ビットのダミー
データを付加して送信し、その調歩同期の通信データの
受信側において、((ビット同期のキャラクタ長)−
1)ビットのダミーデータおよびその後に続く調歩同期
のスタートビットに相当するデータ以降のビット同期の
データを調歩同期のデータとして受信するので、請求項
1においてアイドル区間におけるビット同期のデータを
調歩同期のデータとして受信した場合に、調歩同期では
各データがスタートビットから始まるけれども、これを
除去することにより、ビット同期として受信したデータ
から調歩同期のデータを簡単に解読できるデータ通信方
法を提供することができる。
【0110】また請求項4に記載のデータ通信方法によ
れば、請求項1に記載の発明の効果に加え、受信側にお
いて、調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータ
として受信したビット同期のデータのキャラクタ長が、
調歩同期のキャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラ
クタ長と異なるときは、ビット同期の各受信データをビ
ット単位で分解/合成することにより、前記調歩同期の
キャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラクタ長と等
しい所定のキャラクタ長のキャラクタに再構成するの
で、請求項1においてアイドル区間におけるビット同期
のデータを調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデ
ータして受信した場合に、調歩同期のデータまたはキャ
ラクタ同期のデータとして受信したビット同期のデータ
のキャラクタ長が、調歩同期のキャラクタ長またはキャ
ラクタ同期のキャラクタ長と異なる場合でも、受信した
調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータを簡単
に解読できるデータ通信方法を提供することができる。
【0111】また請求項5に記載のデータ通信方法によ
れば、請求項4に記載の発明の効果に加え、調歩同期の
通信データを送受信するときの受信側において、各受信
データをビット単位で合成/分解することにより調歩同
期のキャラクタ長と等しい所定のキャラクタ長の調歩同
期のキャラクタに再構成し、調歩同期のデータのスター
トビットを検出した後、調歩同期のデータを解読するの
で、請求項4においてアイドル区間におけるビット同期
のデータを調歩同期のデータとして受信した場合に調歩
同期のデータとして受信したビット同期のデータのキャ
ラクタ長が調歩同期のキャラクタ長と異なる場合でも、
スタートビットの検出を行なうことにより、受信した調
歩同期のデータを簡単に解読できるデータ通信方法を提
供することができる。
【0112】また請求項6に記載のデータ通信方法によ
れば、請求項4に記載の発明の効果に加え、キャラクタ
同期の通信データを送受信するときの受信側において、
各受信データをビット単位で分解/合成することにより
キャラクタ同期のキャラクタ長と等しい所定のキャラク
タ長のキャラクタ同期のキャラクタに再構成し、キャラ
クタ同期のデータの同期キャラクタを検出した後、キャ
ラクタ同期のデータを解読するので、請求項4において
アイドル区間におけるビット同期のデータを調歩同期の
データとして受信した場合に調歩同期のデータとして受
信したビット同期のデータのキャラクタ長が調歩同期の
キャラクタ長と異なる場合でも、同期キャラクタの検出
を行なうことにより、受信したキャラクタ同期のデータ
を簡単に解読できるデータ通信方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調歩同期、キャラクタ同期、ビット同期の各通
信方式の説明図である。
【図2】ビット同期のゼロ挿入/ゼロ削除の説明図であ
る。
【図3】ビット同期のゼロ挿入/ゼロ削除が行なわれる
区間とゼロ挿入/ゼロ削除が行なわれない区間との説明
図である。
【図4】請求項1に係る第1の実施例の通信データの図
である。
【図5】請求項2に係る第2の実施例の通信データの図
である。
【図6】請求項3に係る第3の実施例の通信データの図
である。
【図7】請求項4に係る第4の実施例の通信データの図
である。
【図8】請求項5に係る第5の実施例の通信データの図
である。
【図9】請求項6に係る第6の実施例の通信データの図
である。
【図10】請求項1、請求項2および請求項3に係る第
1の実施例,第2の実施例および第3の実施例の装置例
を示すブロック図である。
【図11】請求項4に係る第4の実施例における受信デ
ータのキャラクタ長が短い場合の受信データの分解/合
成の具体的説明図である。
【図12】請求項4に係る第4の実施例における受信デ
ータのキャラクタ長が短い場合の受信データの分解/合
成のフローチャートである。
【図13】請求項5に係る第5の実施例における受信デ
ータの処理のフローチャートである。
【図14】請求項6に係る第6の実施例における受信デ
ータの処理のフローチャートである。
【図15】請求項4に係る第4の実施例における受信デ
ータのキャラクタ長が長い場合の受信データの分解/合
成の具体的説明図である。
【図16】請求項4に係る第4の実施例における受信デ
ータのキャラクタ長が長い場合の受信データの分解/合
成のフローチャートである。
【図17】請求項5に係る第5の実施例における受信デ
ータの処理のフローチャートである。
【図18】請求項6に係る第6の実施例における受信デ
ータの処理のフローチャートである。
【図19】請求項4、請求項5および請求項6に係る第
4の実施例,第5の実施例および第6の実施例の装置例
を示すブロック図である。
【図20】請求項4に係る第4の実施例における受信デ
ータのキャラクタ長が短い場合の受信データの分解/合
成の一般的説明図である。
【図21】請求項4に係る第4の実施例における受信デ
ータのキャラクタ長が長い場合の受信データの分解/合
成の一般的説明図である。
【符号の説明】
101 調歩同期 102 キャラクタ同期 103,301 ビット同期 104,607,807 スタート・ビット 405 ビット同期のダミー・フレーム 408,507 ビット同期のアイドル区間 406,506,706 調歩同期あるいはキャラクタ
同期のデータ・フレーム 606,806 調歩同期のデータ・フレーム 906 キャラクタ同期のデータ・フレーム 407 調歩同期あるいはキャラクタ同期のアイドル区
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 7/04 H04L 29/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット同期回路のみを有する通信装置で
    調歩同期またはキャラクタ同期の通信データを送受信す
    る通信方法であって、 送信側において、 調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータの先頭
    にダミーのビット同期のパケットを付加して送信するス
    テップと、 受信側において、 ビット同期のパケットを検出するステップと、 ビット同期のパケットを検出したときには以降のアイド
    ル区間におけるビット同期のデータを調歩同期のデータ
    またはキャラクタ同期のデータとして受信するステップ
    とを含むデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 送信側において、 調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータの後に
    もダミーのビット同期のパケットを付加して送信するス
    テップと、 受信側において、 前記調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータの
    後に付加された前記ダミーのビット同期のパケットを検
    出し、前記調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデ
    ータの終端を判別するステップとをさらに含む請求項1
    に記載のデータ通信方法。
  3. 【請求項3】 調歩同期の通信データを送受信するとき
    の送信側において、 前記ダミーのビット同期のパケットと前記調歩同期のデ
    ータとの間に、((ビット同期のキャラクタ長)−1)
    ビットのダミーデータを付加して送信するステップと、 受信側において、 前記((ビット同期のキャラクタ長)−1)ビットのダ
    ミーデータおよびその後に続く調歩同期のスタートビッ
    トに相当するデータ以降のビット同期のデータを調歩同
    期のデータとして受信するステップとをさらに含む請求
    項1に記載のデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 受信側において、 調歩同期のデータまたはキャラクタ同期のデータとして
    受信したビット同期のデータのキャラクタ長が、調歩同
    期のキャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラクタ長
    と異なるときには、各受信データをビット単位で分解/
    合成することによりビット同期のデータを前記調歩同期
    のキャラクタ長またはキャラクタ同期のキャラクタ長と
    等しい所定のキャラクタ長のキャラクタに再構成するス
    テップとをさらに含む請求項1に記載のデータ通信方
    法。
  5. 【請求項5】 調歩同期の通信データを送受信する通信
    方法であって、受信側において、 各受信データをビット単位で分解/合成することにより
    調歩同期のキャラクタ長と等しい所定のキャラクタ長の
    調歩同期のキャラクタに再構成し、調歩同期のデータの
    スタートビットを検出した後、調歩同期のデータを解読
    するステップをさらに含む請求項4に記載のデータ通信
    方法。
  6. 【請求項6】 キャラクタ同期の通信データを送受信す
    る通信方法であって、受信側において、 各受信データをビット単位で分解/合成することにより
    キャラクタ同期のキャラクタ長と等しい所定のキャラク
    タ長のキャラクタ同期のキャラクタに再構成し、キャラ
    クタ同期のデータの同期キャラクタを検出した後、キャ
    ラクタ同期のデータを解読するステップをさらに含む請
    求項4に記載のデータ通信方法。
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